JPH0431962Y2 - - Google Patents

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JPH0431962Y2
JPH0431962Y2 JP20014186U JP20014186U JPH0431962Y2 JP H0431962 Y2 JPH0431962 Y2 JP H0431962Y2 JP 20014186 U JP20014186 U JP 20014186U JP 20014186 U JP20014186 U JP 20014186U JP H0431962 Y2 JPH0431962 Y2 JP H0431962Y2
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JP20014186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、窓枠の高さ中間部で障子を室内側
へ転倒し得るように軸支した横軸回転窓に関する
もので、より詳細には、障子を反転した裏返し状
態に保持することが可能な装置に関する。
(従来の技術) この種の横軸回転窓は、室内側へ少し転倒して
開いた角度に回転窓を位置させると、風雨の吹き
込みを阻止して換気ができるので、その角度の範
囲で開閉できるようにするとともに、開閉いずれ
の角度にも障子が静止するように、障子の下端部
と窓枠の下端部との間に障子開閉保持具を介在さ
せ、それに設けられた持手の操作により、障子を
開閉いずれにも操作し保持できるようになされて
いる(実開昭61−95876号公報参照)。
障子開閉保持具は、障子の下端に第1アーム
を、また窓枠の下端に第2アームを、それぞれベ
ース金具を介して室内外方向および横方向へ回動
できるように取り付けたもので、第1アームと第
2アームとをピン連結してなる屈伸自在な構造で
あつて、第1アームに持手が取り付けられてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような回転窓では、障子を僅かな角度の
範囲では都合良く開閉できるが、それ以上に開く
にはピンを抜き取る等の手順で第1アームと第2
アームを分離するとこを要するため、例えば裏側
をガラス抜きするために障子を反転したいときに
極めて不都合である。
また、障子を反転したときには、第1アームが
上方へ移動して第2アームとの結合が不可能であ
るため、障子開閉保持具により障子を反転状態に
保持することはできない。もつとも、その状態で
障子を固定できれば、裏側のガラス抜きを容易に
なし得るばかりでなく、高所を抜くために身体を
乗り出したときに、万一の場合に障子で身体が受
けられるので、外へ障子とともに転倒する恐れが
なく安全である。
そこで、この考案は、障子開閉保持具におい
て、第1アームと第2アームとのピン連結を容易
に解除できるよにするとともに、第2アームを利
用する安価な構造で障子を反転状態に保持できる
障子の反転開き保持装置を提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案は、窓枠の
高さ中間部で障子を室内側へ転倒可能に軸支し、
障子の下端と窓枠の下端との間に第1アームと第
アームがピン連結してなる屈伸自在な障子開閉保
持具を介在させ、第1アームが障子に、第2アー
ムが窓枠にそれぞれベース金具を介して取り付け
られた横軸回転窓において、第2アームの先端部
に、前記第1アーム先端のピンに対する連結部を
切欠き状に形成し、障子の上端部には、掛止金具
を取り付けて構成され、障子及び第2アームの室
内側への反転により、掛止金具が前記切欠き状連
結部と係着可能に設けられていることを内容とす
る。
(作用) 回転窓における障子の反転開き保持装置の上記
のような構成によれば、第2アーム先端のピンと
の連結部が切欠き状であるため、第1アームと第
2アームとの結合を容易に解除でき、その解除を
なしてから障子を反転すると、上端の掛止金具が
下へ移転するので、第2アームの切欠き状連結部
を掛止金具に掛けることにより障子を反転開きに
保持できる。
(実施例) 図面は一実施例を示したもので、横軸回転窓
は、窓枠Fの高さ中間部に障子Sを回転可能に軸
支したもので、その回転窓における障子の反転開
き装置は、障子開閉保持具1と、掛止金具2とを
備えた構造となつている(第1図)。
障子開閉保持具1は、第1アーム3と、第2ア
ーム4、第1ベース金具5、及び第2ベース金具
6とからなり(第2図)、第1ベース金具5を障
子Sの下框13の室内側面にビス止めし、第1ア
ーム3をその第1ベース金具5に取り付けてあ
る。また、第2ベース金具6を窓枠Fの下枠14
の室内側面にビス止めし、第2アーム4を第2ベ
ース金具6に取り付け、第1アーム3と第2アー
ム4はピン10で連結されている。
第1ベース金具5には縦軸(図示せず)を設け
るとともに、この縦軸には横軸15を係合し、そ
してこの横軸15で第1アーム3が軸支されてい
るため、第1アーム3が一横方向(水平面方向)
P1と、室内外方向(鉛直面方向)P2へ回動する
ようになつている。
第1アーム3は、下面に幅中央部に沿つて第2
アーム4が納まる溝16を設け(第3図)、先端
部には両側面に溝16へ抜けるねじ孔17,18
を設け、一方のねじ孔17に持手8の支持片19
を、他方のねじ孔18には対応突部片20をそれ
ぞれ螺着し、支持片19に溝16へ抜ける片抜孔
19aを、対応突部片20には溝16と側面に抜
ける両抜孔20aをそれぞれ設け、片抜孔19a
にコイルばね21を内装し、コイルばね21でピ
ン10が持手8とは反対方向に附勢されている。
ピン10は、先端に片抜孔19a内でコイルば
ね21で押されるピストン状の摺動部22を設
け、摺動部22の裏面にそれよりも小径でピン1
0よりも大径の栓部23を形成し、また、ピン1
0の其端には両抜孔20aに嵌まる押しボタン2
4が取り付けられている。
第2ベース金具6は、基部片6aの上面に支柱
6bを軸25を中心に横方向P3へ回転するよう
に立設したもので(第6図)、支柱6bの上端に
は軸26を中心に前後方向P4へ回動するように
第2アーム4を支承している。
第2アーム4は、先端部ピン10との連結部1
1を設けてあつて(第4図)、連結部11をピン
10が掛かる切欠部11aと、栓部23がコイル
ばね21の弾力で落ち込む凹欠部11bとで段形
状に成してある。そして、切欠部11aを、第2
アーム4の室内方向へ回転する側へ開口する溝形
に形成するとともに、その溝幅Wをピン10の径
と略同じ程度に形成し、凹欠部11bを切欠部1
1aの奥端部において溝幅Wよりも大径にして段
形状に形成している。
掛止金具2は、第2アーム4の切欠部11aの
幅Wよりも太い線材をU字形に折り曲げるととも
に、その両端部に直角に屈折する取付け腕部2
a,2aを形成し(第7図)、両腕部2a,2a
の先端部に小径の雄ねじ2b,2bを設けてい
る。また、U字形の中間部には第2アーム4の切
欠部11aが掛かる係合部28を小径に形成して
いる。
掛止金具2は、上框7の室内側面より突設して
下向きに固定され(第1図)、上框7の中に受金
具30を設け、座金31とナツト32とで上框7
の側壁7aと受金具30とを挟むことにより固定
がなされている(第8図)。
次に、障子開閉保持具1の操作について説明す
ると、第1アーム3の溝16内に第2アーム4を
折り込み、屈折した折り畳み状態で共に横に伏せ
ておくことにより障子Sを閉じてロツクでき(第
9図)、室内側へ向けた後(第10図)、室外側へ
反転すれば(第11図)、障子開閉保持具1が伸
長するとともに、障子Sが開き(第2図)、その
伸長状態が保持される。
ピン10は、コイルばね21で附勢されること
により栓部23が第2アーム4の凹欠部11bに
嵌まつているため、ピン10から第2アームが外
れることはなく、この一連の操作中も第1アーム
3と第2アーム4の連結状態が保持される。
他方、押しボタン24でピン10をコイルばね
21の弾力に抗して押すと、凹欠部11bから栓
部23が抜け出ることによつて、ピン10が切欠
部11aから抜け得る状態となる。そこで、障子
開閉保持具1を伸長してから、第2アーム4を押
さえながら押しボタン24を押して、持手8で第
1アーム3を持ち上げることにより、第2アーム
4から第1アーム3を外すことができる。
これで障子Sの室内側への反転が自由となるの
で、反転して障子Sを裏返しにすると、掛止金具
2が下りてくるので、第2アーム4を室内側へ反
転することにより、その切欠部11aを掛止金具
2の係合部28に掛け止めることができる(第8
図)。
第2アーム4をこのように掛止金具2に掛け止
めると、軸26を中心とする切欠部11aの回転
軌道Q2と、障子Sの横軸を中心とする係合部2
8の回転軌道Q1とが異なることから相互に動き
が規制され、これにより、障子Sの裏返し反転開
き状態が保持される。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、第1
アーム3先端のピン10から第2アーム4を取り
外し得るように、第2アーム4の先端部にピン1
0との連結部11を切欠き状に形成したので、障
子開閉保持具1を素早く解除して障子Sを裏返し
に反転でき、また、障子Sの上端部には、障子及
び第2アーム4の室内側への反転により、切欠き
状連結部11と係合する掛止金具2を取り付けた
ので、障子Sは裏返しの反転開き状に安定して保
持される。したがつて、障子の裏側をガラス拭き
する際に、障子を反転開きしてその作業を安全且
つ能率的にすることができ、そしてこの場合も障
子を煽られないよう安定して止めておくことがで
きる。
また、従来から使用されている障子開放保持具
の一部を利用するので、装置を安価に提供するこ
とができ、さらに窓枠の下端において第2アーム
を掛止金具に掛ける操作をするので、手が届きや
すく操作が容易である等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は横軸
反転窓を通常の開き状態で示す斜視図、第2図は
第1図のA部の拡大斜視図、第3図は同A部を平
面から見た断面図、第4図は第2アームの先端部
側面図、第5図は横軸反転窓を反転状態で示す斜
視図、第6図は第5図のB部の拡大斜視図、第7
図は掛止金具の斜視図、第8図は反転開き状態で
要部を示す断面図、第9図乃至第11図は障子開
閉保持具の操作手順を示す斜視図である。 F……窓枠、S……障子、W……切欠部の幅、
1……障子開閉保持具、2……掛止金具、3……
第1アーム、4……第2アーム、5,6……ベー
ス金具、10……ピン、11……連結部、11a
……切欠部、11b……凹欠部、21……ばね、
23……栓部、24……押しボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 窓枠Fの高さ中間部で障子Sを室内側へ転倒
    可能に軸支し、障子の下端と窓枠の下端との間
    に第1アーム3と第2アーム4がピン連結して
    なる屈伸自在な障子開閉保持具1を介在させ、
    第1アームが障子に、第2アームが窓枠にそれ
    ぞれベース金具5,6を介して取り付けられた
    横軸回転窓において、第2アームの先端部に、
    前記第1アーム先端のピン10に対する連結部
    11を切欠き状に形成し、障子の上端部には、
    掛止金具2を取り付けて構成され、障子及び第
    2アームの室内側への反転により、掛止金具2
    が前記切欠き状連結部11と係着可能に設けら
    れていることを特徴とする障子の反転開き保持
    装置。 (2) 第2アーム4先端の連結部11を、溝状切欠
    部11aと、溝状切欠部の奥端にその幅W寸法
    よりも大径に形成した凹欠部11bとで段形状
    に構成し、第1アーム3先端にはピン10の他
    にそれを一軸方向へ附勢するばね21を設け、
    前記ピンには、一端に第2アームの凹欠部11
    bにばねの弾力で常時落ち込んでいる大径の栓
    部23を、また他端には凹欠部11bから栓部
    をばねの弾力に抗して外す押しボタン24を、
    それぞれ設けてある実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の障子の反転開き保持装置。
JP20014186U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0431962Y2 (ja)

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JP20014186U JPH0431962Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP20014186U JPH0431962Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JPS63174281U JPS63174281U (ja) 1988-11-11
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JP20014186U Expired JPH0431962Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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