JPH07183769A - ラッチ回路 - Google Patents

ラッチ回路

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JPH07183769A
JPH07183769A JP5322967A JP32296793A JPH07183769A JP H07183769 A JPH07183769 A JP H07183769A JP 5322967 A JP5322967 A JP 5322967A JP 32296793 A JP32296793 A JP 32296793A JP H07183769 A JPH07183769 A JP H07183769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
collector
emitter
base
latch circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5322967A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sato
満 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5322967A priority Critical patent/JPH07183769A/ja
Publication of JPH07183769A publication Critical patent/JPH07183769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐ノイズ性を向上する。 【構成】電源端子Vとトランジスタ21のベース間に直
列に接続された定電流回路13、そのベースが出力端子
Oに接続されたトランジスタ23のコレクタ・エミッ
タ、およびそのベースが基準電圧端子Rに接続されたト
ランジスタ24のコレクタ・エミッタからなる第1の制
御回路31、および電源端子Vとトランジスタ22のベ
ース間に直列接続された定電流回路14、そのベースが
入力端子Iに接続されたトランジスタ25のコレクタ・
エミッタ、およびそのベースが基準電圧端子Rに接続さ
れたトランジスタ26のコレクタ・エミッタからなる第
2の制御回路32を設け、基準電圧端子Rにノイズより
高い基準電圧を印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路に広く用いられ
るラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のラッチ回路の一例を示す回
路図である。図4に示すラッチ回路は、一般によく知ら
れたフリップフロップ回路であり、コレクタが入力端子
Iに接続されると共に負荷としての定電流回路11を介
して電源端子Vに接続され、エミッタが接地端子Gに接
続されたNPNトランジスタ21と、コレクタが出力端
子Oに接続されると共に負荷としての定電流回路12を
介して電源端子Vに接続され、エミッタが接地端子Gに
接続されたNPNトランジスタ22とを備え、トランジ
スタ21および22の相互のベースとコレクタとをそれ
ぞれ接続して構成される。
【0003】このラッチ回路の動作は次の通りである。
入力端子Iにトランジスタ22のベース・エミッタ間電
圧より低い「L」レベルの信号を入力すると、トランジ
スタ22はオフし出力端子Oは「H」レベルの信号に切
り換わる。同時にこのトランジスタ22のオフによって
トランジスタ21はオンし、このトランジスタ21のコ
レクタはトランジスタ22のベースに接続されているの
で、トランジスタ22のベースは「L」レベルの信号に
保持され、出力端子は「H」レベルの信号にラッチされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のラッチ回路は、
図4に示すように、トランジスタ22のオフあるいはオ
ンの動作によってトランジスタ21をオンあるいはオフ
に切り換え、トランジスタ22のオフあるいはオンの動
作を保持するようになっており、このトランジスタ21
はベースにこのトランジスタ21のベース・エミッタ間
電圧以上の制御信号が入力されるとオンする。ところ
で、トランジスタのベース・エミッタ間電圧は0.6V
程度の低い電圧であるので、このトランジスタ21はノ
イズによって誤動作を生じやすい問題がある。また、ト
ランジスタ22は0.6V程度のトランジスタのベース
・エミッタ間電圧より低い「L」レベルの入力信号でオ
フするようになっているので、同様にノイズによって誤
動作を生じやすい問題がある。
【0005】本発明の目的は前述の問題点を解決し、耐
ノイズ性を高めたラッチ回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のラッチ回路は、コレクタが入力端子に接
続されると共に負荷を介して電源端子に接続され、エミ
ッタが接地端子に接続された一導電形の第1のトランジ
スタと、コレクタが出力端子に接続されると共に負荷を
介して電源端子に接続され、エミッタが接地端子に接続
された一導電形の第2のトランジスタとを備え、前記第
1および第2のトランジスタの相互のベースとコレクタ
とをそれぞれ接続してなるラッチ回路において、該相互
に接続されるベースとコレクタの間の少なくとも一方の
間に、エミッタが当該コレクタに接続され、コレクタが
当該ベースに接続される他導電形トランジスタを設け、
該他導電形トランジスタのベースに基準電圧を印加す
る。また、前記他導電形トランジスタのエミッタが接続
されるコレクタと当該エミッタとの間に、ベースが当該
コレクタに接続され、エミッタが当該他導電形トランジ
スタのエミッタに接続された一導電形トランジスタを設
け、該一導電形トランジスタのコレクタを負荷を介して
電源端子に接続するのが好ましい。さらに、前記負荷が
定電流回路であるのがより好ましい。
【0007】
【作用】本発明においては、相互に接続される一導電形
の第1および第2のトランジスタのベースとコレクタの
間に、他導電形トランジスタを設けたので、一方の一導
電形トランジスタがオフして他方の一導電形トランジス
タがオンに切り換わるときの電圧レベルを、他導電形ト
ランジスタのベースに印加する基準電圧により制御する
ことができる。従って、基準電圧をノイズレベルより高
く設定することにより耐ノイズ性が高まる。
【0008】
【実施例】図1は本発明のラッチ回路の一実施例を示す
回路図である。図1に示す実施例が図4に示す従来のラ
ッチ回路と異なるところは、図4に示すラッチ回路のト
ランジスタ21のベースとトランジスタ22のコレクタ
の間に、ベースが基準電圧端子Rに接続されたPNP形
の第4のトランジスタ24を設けた点にあり、この第4
のトランジスタ24のコレクタは第1のトランジスタ2
1のべースに接続され、エミッタはNPN形の第3のト
ランジスタ23のエミッタ・ベースを介して第2のトラ
ンジスタ22のコレクタに接続されている。この第3の
トランジスタ23のコレクタを負荷としての定電流回路
13を介して電源端子Vに接続することにより、第1の
制御回路31を構成している。
【0009】このラッチ回路の動作は次の通りである。
まず、基準電圧端子Rに基準電圧E R を印加しておく。
ここで、入力端子Iにトランジスタ22のベース・エミ
ッタ間電圧より低い「L」レベルの信号を入力するとト
ランジスタ22はオフし、このトランジスタ22のコレ
クタ電圧の上昇によってトランジスタ23はオンし、ト
ランジスタ24のエミッタ電圧が基準電圧ER (厳密に
は基準電圧ER とこのトランジスタ24のエミッタ・ベ
ース間電圧の和)以上に上昇した時点でトランジスタ2
4はオンし、このトランジスタ24のオンによってトラ
ンジスタ21はオンする。このトランジスタ21のコレ
クタはトランジスタ22のベースに接続されているの
で、図4と同様トランジスタ22のベースは「L」レベ
ルの信号に保持される。
【0010】このラッチ回路では、トランジスタ24の
動作点が基準電圧端子Rに印加する基準電圧ER によっ
て定まるので、トランジスタ22がオフしてトランジス
タ21がオンに切り換わるときのトランジスタ21の制
御信号のレベルは、基準電圧ER によって定まるように
なる。従って、基準電圧ER をノイズより高く設定する
ことによって、トランジスタ21の制御信号のレベルが
ノイズより高められるので、耐ノイズ性が高まる。
【0011】図2は本発明のラッチ回路の異なる実施例
を示す回路図である。図2に示す実施例が図4に示す従
来のラッチ回路と異なるところは、図4に示すラッチ回
路のトランジスタ22のベースとトランジスタ21のコ
レクタの間に、ベースが基準電圧端子Rに接続されたP
NP形の第6のトランジスタ26を設けた点にあり、そ
の他は図1の実施例と同様にして第2の制御回路32を
構成している。
【0012】このラッチ回路の動作は次の通りである。
このラッチ回路では、入力端子Iに入力される入力信号
が基準電圧端子Rに印加された基準電圧ER (厳密には
基準電圧ER からトランジスタ25、および26のベー
ス・エミッタ間電圧の和を差し引いた電圧)より低い
「L」レベルの入力信号で、トランジスタ25および2
6はオフし、トランジスタ22がオフする。すなわち、
入力端子Iに入力される入力信号の「L」レベルの上限
値が基準電圧ER によって定まるようになる。従って、
基準電圧ER をノイズより高く設定することによって入
力信号のレベル、すなわち「L」レベルの入力信号の上
限値がノイズより高められるので、耐ノイズ性が高ま
る。
【0013】図3は本発明のラッチ回路の更に異なる実
施例を示す回路図である。図3に示す実施例は図1に示
す実施例の制御回路31、および図2に示す実施例の制
御回路32の両方を設けるようにしたものである。この
ラッチ回路は基準電圧端子Rに入力される基準電圧ER
をノイズ電圧より高く設定することによって、トランジ
スタ21の制御信号および入力信号のレベルの両方が高
められるので、より耐ノイズ性が高まる。
【0014】
【発明の効果】本発明のラッチ回路は耐ノイズ性が高め
られるので、このラッチ回路を用いた電子回路の信頼性
が著るしく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラッチ回路の一実施例を示す回路図
【図2】本発明のラッチ回路の異なる実施例を示す回路
【図3】本発明のラッチ回路の更に異なる実施例を示す
回路図
【図4】従来のラッチ回路の一例を示す回路図
【符号の説明】
11 第1の定電流回路 12 第2の定電流回路 13 第3の定電流回路 14 第4の定電流回路 21 第1のトランジスタ 22 第2のトランジスタ 23 第3のトランジスタ 24 第4のトランジスタ 25 第5のトランジスタ 26 第6のトランジスタ 31 第1の制御回路 32 第2の制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コレクタが入力端子に接続されると共に負
    荷を介して電源端子に接続され、エミッタが接地端子に
    接続された一導電形の第1のトランジスタと、コレクタ
    が出力端子に接続されると共に負荷を介して電源端子に
    接続され、エミッタが接地端子に接続された一導電形の
    第2のトランジスタとを備え、前記第1および第2のト
    ランジスタの相互のベースとコレクタとをそれぞれ接続
    してなるラッチ回路において、該相互に接続されるベー
    スとコレクタの間の少なくとも一方の間に、エミッタが
    当該コレクタに接続され、コレクタが当該ベースに接続
    される他導電形トランジスタを設け、該他導電形トラン
    ジスタのベースに基準電圧を印加することを特徴とする
    ラッチ回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のラッチ回路において、前記
    他導電形トランジスタのエミッタが接続されるコレクタ
    と当該エミッタとの間に、ベースが当該コレクタに接続
    され、エミッタが当該他導電形トランジスタのエミッタ
    に接続された一導電形トランジスタを設け、該一導電形
    トランジスタのコレクタを負荷を介して電源端子に接続
    することを特徴とするラッチ回路。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のラッチ回路におい
    て、前記負荷が定電流回路であることを特徴とするラッ
    チ回路。
JP5322967A 1993-12-22 1993-12-22 ラッチ回路 Pending JPH07183769A (ja)

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JP5322967A JPH07183769A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 ラッチ回路

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ID=18149656

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JP5322967A Pending JPH07183769A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 ラッチ回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018501285A (ja) * 2015-01-09 2018-01-18 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company Rock阻害剤としての環状ウレア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018501285A (ja) * 2015-01-09 2018-01-18 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company Rock阻害剤としての環状ウレア

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