JPH0542850B2 - - Google Patents

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JPH0542850B2
JPH0542850B2 JP24945885A JP24945885A JPH0542850B2 JP H0542850 B2 JPH0542850 B2 JP H0542850B2 JP 24945885 A JP24945885 A JP 24945885A JP 24945885 A JP24945885 A JP 24945885A JP H0542850 B2 JPH0542850 B2 JP H0542850B2
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JP
Japan
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transistor
emitter
resistor
output terminal
collector
Prior art date
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JP24945885A
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JPS62108615A (ja
Inventor
Takeshi Kuwajima
Naoya Hayashi
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS62108615A publication Critical patent/JPS62108615A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体回路における切換回路に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第2図に従来の切換回路の一例を示す。入力端
子1はバイアス回路13とトランジスタ15のベ
ースに接続され、トランジスタ15のコレクタは
基準電位に接続されトランジスタ15のエミツタ
は抵抗20を介して電源に接続されると共に抵抗
21と抵抗23に接続される。抵抗21の他端は
トランジスタ17のベースとトランジスタ16の
コレクタに接続される。抵抗23の他端はトラン
ジスタ19のベースとトランジスタ18のコレク
タに接続される。トランジスタ17のコレクタは
電源に接続され、トランジスタ17のエミツタは
抵抗22を介して基準電位に接続されると共に出
力端子11に接続される。トランジスタ16のベ
ースは制御端子25に接続され、トランジスタ1
6のエミツタは基準電位に接続される。トランジ
スタ19のコレクタは電源に接続され、トランジ
スタ19のエミツタは抵抗24を介して基準電位
に接続されると共に出力端子12に接続される。
トランジスタ18のベースは制御端子26に接続
され、トランジスタ18のエミツタは基準電位に
接続される。
次に上述した従来の回路の動作を説明する。入
力端子1に加えられた入力信号を出力端子11に
出力し、出力端子12に出力させない場合は、制
御端子25の電位を下げてトランジスタ16をカ
ツトオフ状態にすることによりトランジスタ17
をオン状態にし、一方、制御端子26の電位を上
げてトランジスタ18をオン状態にすることによ
りトランジスタ19をカツトオフ状態にする。逆
に入力信号を出力端子12に出力し、出力端子1
1に出力させない場合は、制御端子25の電位を
上げてトランジスタ16をオン状態にすることに
よりトランジスタ17をカツトオフ状態にし、制
御端子26の電位を下げてトランジスタ18をカ
ツトオフ状態にすることによりトランジスタ19
をオン状態にする。トランジスタ15、トランジ
スタ17、トランジスタ19はいずれもエミツタ
フオロワ形式なので、出力端子11または出力端
子12に現れる信号は入力信号と極性が同じで、
振幅もほとんどかわらない。またトランジスタ1
5はPNP形でトランジスタ17、トランジスタ
19はNPN形なので、出力信号と入力信号の直
流分はPNP形トランジスタとNPN形トランジス
タのベース・エミツタ間電位の差だけ異なるが、
これらはほとんど同じ値なので出力信号と入力信
号の直流分はほとんどかわらず、電源電圧が低い
場合には特に有効である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の切換回路では出力端子の一方の
みに信号を出力するために制御端子25と制御端
子26の2つの端子を制御しなけらばならない。
またトランジスタ17のベース・コレクタ間容量
やこの回路を半導体集積回路で実現する場合に生
じるトランジスタ16のコレクタと基板間の容量
等が抵抗21と低域通過フイルタをつくるので、
トランジスタ17のベースに加えられる信号の高
周波成分が減衰する。したがつて、ビデオ信号等
かなり高い周波数を含む信号をこの回路で切りか
えると、信号の高域が減衰するおそれがある。抵
抗21の値を小さくすれば、この低域通過フイル
タのカツトオフ周波数を高くすることができる
が、信号を出力端子12に切りかえて出力する場
合トランジスタ16をオン状態にするので、抵抗
21の抵抗値が小さいと、抵抗21を流れる電流
が大きくなつてしまう。したがつて消費電流を少
くするためには抵抗21はあまり小さくできな
い。抵抗23も同じ理由によりあまり小さくでき
ない。したがつて、信号の高域が減衰するのは避
けがたいという問題点がある。本発明の目的は、
周波数特性が良好で、且つ低電圧動作に好適な切
換回路を提供する事にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の切換回路は、入力端子がバイアス回路
と第1のトランジスタのベースと第2のトランジ
スタのベースに接続され、前記第1のトランジス
タのエミツタは第1の抵抗を介して電源に接続さ
れると共に第3のトランジスタのベースに接続さ
れ、前記第1のトランジスタのコレクタは基準電
位に接続され、前記第2のトランジスタのエミツ
タは第2の抵抗を介して基準電位に接続されると
共に第4のトランジスタのベースに接続され、前
記第2のトランジスタのコレクタは電源に接続さ
れ、前記第3のトランジスタのエミツタは第3の
抵抗を介して基準電位に接続されると共に第1の
出力端子に接続され、前記第3のトランジスタの
コレクタは前記第4のトランジスタのコレクタと
共通接続されると共に共通接続された前記第3、
第4のトランジスタのコレクタの電位を電源電位
と基準電位に切りかえるスイツチ回路に接続さ
れ、前記第4のトランジスタのエミツタは第4の
抵抗を介して電源に接続されると共に第2の出力
端子に接続され、前記入力端子に加えられた入力
信号を前記スイツチ回路で前記第1の出力端子と
前記第2の出力端子に切りかえて出力することを
特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例を示す。入力端子1はバ
イアス回路13とトランジスタ2のベースとトラ
ンジスタ3のベースに接続される。トランジスタ
2のコレクタは基準電位に接続され、トランジス
タ2のエミツタは抵抗6を介して電源に接続され
ると共にトランジスタ5のベースに接続される。
トランジスタ3のコレクタは電源に接続され、ト
ランジスタ3のエミツタは抵抗7を介して基準電
位に接続されると共にトランジスタ4のベースに
接続される。トランジスタ4のエミツタは抵抗8
を介して電源に接続されると共に出力端子11に
接続される。トランジスタ4のコレクタはトラン
ジスタ5のコレクタと共通接続され、制御端子1
0に接続される。トランジスタ5のエミツタは抵
抗9を介して基準電位に接続されると共に出力端
子12に接続される。制御端子10は電源と基準
電位に切りかわるスイツチ回路14に接続され
る。
この切換回路ではスイツチ回路14を基準電位
側に接続するとトランジスタ4がオン状態になり
信号は出力端子11に現れる。一方トランジスタ
5のコレクタが基準電位となり、ベース−コレク
タ接合が順バイアスになるので導通し、トランジ
スタ2のエミツタの電位はほぼ0.7Vになる。し
たがつてトランジスタ2はカツトオフ状態になり
出力端子12に信号は現れない。またスイツチ回
路14を電源側に接続するとトランジスタ5がオ
ン状態になり出力端子12に信号が現れる。一方
トランジスタ4のコレクタ−ベース接合が順バイ
アスになるので導通し、トランジスタ3のエミツ
タの電位は電源の電位からほぼ0.7V低い電位に
なる。したがつてトランジスタ3がカツトオフ状
態になり出力端子11に信号は現れない。出力端
子11に現れる信号はトランジスタ3とトランジ
スタ4の2段のエミツタフオロワ回路を通つてく
るので、入力端子1に加えられた入力信号と極性
が同じで振幅もほとんど等しく、トランジスタ3
がNPN形でトランジスタ4がPNP形なので、直
流分もほとんど等しい。また第2図の従来の回路
とは違つてトランジスタ3のエミツタとトランジ
スタ4のベースの間に抵抗が入らないので、入力
信号の高周波成分も減衰しない。出力端子12に
現れる信号も同様に入力信号と極性が同じで、振
幅、直流分もほとんど等しく、高周波成分も減衰
しない。さらにトランジスタ4、トランジスタ5
がエミツタフオロワ形式なので、抵抗6、抵抗7
の値を大きくできる。このようにすると、スイツ
チ回路14を電源側に接続した場合の抵抗7を流
れる電流と、スイツチ回路14を基準電位側に接
続した場合の抵抗6を流れる電流を小さく抑える
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の切換回路はスイツ
チ回路1つで信号の出力端子を切りかえることが
でき、消費電流が少く、信号の高周波成分が減衰
しないという特徴がある。これらの特徴は電源電
圧が低く、ビデオ信号等の高周波を含む信号を切
りかえる場合に特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は従
来の回路図である。 1……入力端子、11,12……出力端子、1
0,25,26……制御端子、2〜5,15〜1
9……トランジスタ、6〜9,20〜24……抵
抗、13……バイアス回路、14……スイツチ回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子がバイアス回路と第1のトランジス
    タのベースと第2のトランジスタのベースに接続
    され、前記第1のトランジスタのエミツタは第1
    の抵抗を介して電源に接続されると共に第3のト
    ランジスタのベースに接続され、前記第1のトラ
    ンジスタのコレクタは基準電位に接続され、前記
    第2のトランジスタのエミツタは第2の抵抗を介
    して基準電位に接続されると共に第4のトランジ
    スタのベースに接続され、前記第2のトランジス
    タのコレクタは電源に接続され、前記第3のトラ
    ンジスタのエミツタは第3の抵抗を介して基準電
    位に接続されると共に第1の出力端子に接続さ
    れ、前記第3のトランジスタのコレクタは前記第
    4のトランジスタのコレクタと共通接続されると
    共に共通接続された前記第3、第4のトランジス
    タのコレクタの電位を電源電位と基準電位に切り
    かえるスイツチ回路に接続され、前記第4のトラ
    ンジスタのエミツタは第4の抵抗を介して電源に
    接続されると共に第2の出力端子に接続され、前
    記入力端子に加えられた入力信号を前記スイツチ
    回路で前記第1の出力端子と前記第2の出力端子
    に切りかえて出力することを特徴とする切換回
    路。
JP24945885A 1985-11-06 1985-11-06 切換回路 Granted JPS62108615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24945885A JPS62108615A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 切換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24945885A JPS62108615A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS62108615A JPS62108615A (ja) 1987-05-19
JPH0542850B2 true JPH0542850B2 (ja) 1993-06-29

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ID=17193258

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JP24945885A Granted JPS62108615A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 切換回路

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JP2674518B2 (ja) * 1994-08-24 1997-11-12 日本電気株式会社 切換回路

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JPS62108615A (ja) 1987-05-19

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