JPH07183133A - 変圧器等の電気機器用放熱器弁 - Google Patents

変圧器等の電気機器用放熱器弁

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JPH07183133A
JPH07183133A JP34534193A JP34534193A JPH07183133A JP H07183133 A JPH07183133 A JP H07183133A JP 34534193 A JP34534193 A JP 34534193A JP 34534193 A JP34534193 A JP 34534193A JP H07183133 A JPH07183133 A JP H07183133A
Authority
JP
Japan
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valve
axis
disc
shaft
auxiliary opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP34534193A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Iwade
和義 岩出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Koki KK
Original Assignee
Hanshin Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁の誤操作による破損を未然に防止する。 【構成】 弁板2を設けた主開閉軸と、この弁板2を弁
体1との密着を解除するための補助開閉用軸を有する大
口径の電気機器用放熱器弁において、内端に弁板2を弁
体1から離間させるカム機構5を一体に設けた補助開用
軸4に復帰用のばね6を付設する。これにより開弁操作
後、補助開用軸の工具による拘束を解除することによ
り、カム機構5及び補助開用軸4を元の位置に戻るよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器、リアクトルなど
の油入又はガス入の電気機器用として用いる大口径の放
熱器弁において、開弁操作を容易に行うため、主開閉軸
と別に補助開用軸を設けて、この補助開用軸に自動復帰
用のばねを付加し、開弁操作後、操作工具を離すと補助
開用軸を自動的に元の位置に戻るようにして閉弁時等の
破損などを未然に防止するようになした変圧器等の電気
機器用放熱器弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大口径のバタフライ形放
熱器弁では弁体と弁板の円周部接触摩擦力が大きいの
で、主開閉軸だけでは開操作が困難なため、補助開用軸
を主開閉軸と直角円周部に配置し、この補助開用軸にカ
ムを設け、弁を開く場合は、まず補助開軸を操作して、
弁板を弁体から少し離し、しかる後、主開閉軸操作ハン
ドルにより弁板が開口部と直角になるまで開くにように
なす。次に弁を閉じる場合は補助開用軸のカムが弁閉の
位置になっていることを確認した後、主開閉軸操作ハン
ドルにより、弁板が弁体に密着するまで閉じるように構
成されている。この方式は例えば、実用新案登録第12
67590号(実公昭53ー18586号)に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って従来方式のもの
においては、補助開用軸を操作した後、手動にて補助開
用軸を元の状態に戻すようにしていたため、戻し忘れた
まま主開閉軸により弁を閉じようとした場合、補助開用
軸のカムが弁開の位置になっているため、弁板が弁体に
密着するまで閉じることができず、弁が完全に閉まりき
らないことがある。また、無理に閉弁せんとすると弁体
等を破損する欠点をがある。
【0004】本発明は、主開閉軸と補助開用軸を有する
大口径放熱器用弁において、補助開用軸操作後、必ず補
助開用軸のカムの状態が弁閉の目的に合致するよう自動
的に設定されるようにして、確実な閉弁動作が行え、前
述の如き欠点を除去しようとすることを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するためになしたもので、弁板を設けた主開閉軸と、
この弁板を弁体との密着を解除するための補助開閉用軸
を有する大口径の電気機器用放熱器弁において、内端に
弁板を弁体から離間させるカム機構を一体に設けた補助
開用軸に復帰用のばねを付設し、開弁操作後、補助開用
軸の工具による拘束を解除することにより、カム機構及
び補助開用軸を元の位置に戻るようにしたことを要旨と
する。
【0006】
【作用】本発明放熱器用弁において、弁閉の状態から弁
を開く場合、まず補助開用軸を左へ90゜回転するとカ
ム機構により弁板の端部を押し、弁体と弁板の円周部接
触摩擦力を解除する。ここで補助開用軸を操作した工具
を外すと、渦巻ばねの反作用により補助開用軸は90゜
反転して元の状態に戻り、従ってカムも弁閉の目的に合
致するよう自動的に再設定される。次に主軸を回転させ
ると弁板が平行になり、弁が閉じた状態になる。これに
より、弁の誤操作がなくなるなり、弁操作の確実性が保
証される。
【0007】
【実施例】以下本発明変圧器等の電気機器用放熱器弁に
ついて図示の実施例に基づき説明する。図に於いて1
は、変圧器リアクトルなどの油入又はガス入の電気機器
用として用いる大口径の放熱器用弁の弁体で、2はこの
弁体1内に回動自在に収納され開閉する弁板、3はこの
弁板2に固定され弁板を回転させる主軸、4は弁体1と
弁板2の円周部接触摩擦力を解除するためのカム機構5
を有する補助開用軸、6は一端を弁体1に他端を補助開
用軸4に固定した復帰用の渦巻ばね、7は弁体に固定さ
れたストッパーである。
【0008】前記補助開用軸4は主軸と交わる方向にし
て、しかも弁体1に気密的にして回動自在に貫通するよ
うに設けると共に、この補助開用軸4の弁体外端部には
工具等にて回動可能とし、弁体内には弁板2を、弁体1
の円周部接触摩擦力から解除するためのカム機構5を一
体に設ける。そしてこの補助開用軸4の外周部には渦巻
状にした復帰用のばね6を配設する。このばね6は弁体
1内に埋設されるか、弁体外に設けるものである。
【0009】渦巻状にした復帰用のばね6は補助開用軸
4の先端に設けたカム5が弁板を完全に閉じた位置では
軽く接触するか又は近接するように補助開用軸4を開弁
時と反対方向に回動復帰するようにしてそのばね圧その
他の条件を定めるものとする。
【0010】従って、上述の如く構成された本発明放熱
器弁において、弁閉の状態から弁体1を開く場合、まず
補助開用軸4をその外端に工具等を用いて左方へ90゜
回転するとこの補助開用軸の内端側に設けたカム機構に
より弁板の端部を押して弁体を弁板の円周部接触面から
離間するようにしてその摩擦力を解除する。この状態を
図4、図5に示す。ここで補助開用軸を回動操作した工
具を外すと、渦巻ばねの反作用により補助開用軸は90
゜反転して元の状態に戻り、カム5がストッパー7に当
接して停止する。この状態を図1の鎖線位置に示す。こ
れにより、補助開用軸に固定されたカムも弁閉の目的に
合致するよう自動的に復帰回動して弁閉の状態の位置に
再設定される。この状態で次に主軸を回転させると弁板
が平行になり、弁体は完全に閉じた状態になる。
【0011】以上の作用により放熱器弁の誤動作による
不具合をすべて解消することができる。なお、本発明品
についてカム及び渦巻ばね機構については摩擦抵抗を最
小限になるようにして操作の円滑性をもたせること、ま
た開口部には雨水の侵入防止対策を施すのは当然であ
る。さらに本発明は変圧器等の電気機器用放熱器弁以外
にも、操作機構を二つ以上有する機器で、操作順序間違
いまたは単独操作をすると、破損したり不完全な状態で
運転される可能性があるものに対して応用することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明変圧器等の電気機器用放熱器弁
は、弁板を設けた主開閉軸と、この弁板を弁体との密着
を解除するための補助開閉用軸を有する大口径の電気機
器用放熱器弁において、内端に弁板を弁体から離間させ
るカム機構を一体に設けた補助開用軸に復帰用のばねを
付設し、開弁操作後、補助開用軸の工具による拘束を解
除することにより、カム機構及び補助開用軸を元の位置
に戻るようにしているので、主開用軸を有する大口径放
熱器用弁の誤操作がなくなり、弁を破損することがなく
なり、弁操作の確実性が保証される等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明変圧器等の電気機器用放熱器弁の一実施
例を示す完全閉弁状態の縦断正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】本発明のカム動作時における弁板が少し開いた
状態を示す作用説明図である。
【図5】同平面図である。
【図6】従来の電気機器用放熱器弁において操作ハンド
ルにより弁開操作をした状態を示す正面図である。
【図7】同平面図である。
【符号の説明】
1 弁体 2 弁板 3 主軸 4 補助開用軸 5 カム 6 復帰用の渦巻ばね 7 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁板を設けた主開閉軸と、この弁板を弁
    体との密着を解除するための補助開閉用軸を有する大口
    径の電気機器用放熱器弁において、内端に弁板を弁体か
    ら離間させるカム機構を一体に設けた補助開用軸に復帰
    用のばねを付設し、開弁操作後、補助開用軸の工具によ
    る拘束を解除することにより、カム機構及び補助開用軸
    を元の位置に戻るようにしたことを特徴とする変圧器等
    の電気機器用放熱器弁。
JP34534193A 1993-12-21 1993-12-21 変圧器等の電気機器用放熱器弁 Pending JPH07183133A (ja)

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JP34534193A JPH07183133A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 変圧器等の電気機器用放熱器弁

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JPH07183133A true JPH07183133A (ja) 1995-07-21

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ID=18375941

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JP34534193A Pending JPH07183133A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 変圧器等の電気機器用放熱器弁

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JP (1) JPH07183133A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPD20090268A1 (it) * 2009-09-16 2011-03-17 Pietro Battistin Dispositivo di azionamento per valvole di radiatori
KR101456010B1 (ko) * 2014-03-31 2014-11-04 박정준 변압기용 버터플라이 밸브

Cited By (2)

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ITPD20090268A1 (it) * 2009-09-16 2011-03-17 Pietro Battistin Dispositivo di azionamento per valvole di radiatori
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