JPH0624108Y2 - 遮断器のインタロック機構 - Google Patents

遮断器のインタロック機構

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JPH0624108Y2
JPH0624108Y2 JP11085688U JP11085688U JPH0624108Y2 JP H0624108 Y2 JPH0624108 Y2 JP H0624108Y2 JP 11085688 U JP11085688 U JP 11085688U JP 11085688 U JP11085688 U JP 11085688U JP H0624108 Y2 JPH0624108 Y2 JP H0624108Y2
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JP
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closing
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button
cam
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JP11085688U
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JPH0232632U (ja
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勉 大原
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、遮断器の遮断操作中における誤操作による投
入を防止するための遮断器のインタロック機構に関す
る。
B.考案の概要 本考案は、投入ばねの復元力で投入動作すると共に遮断
ばねの復元力で遮断動作する接点と、前記投入ばねによ
り回転付勢されるカム軸のアームに係脱自在の投入フッ
クと、この投入フックと前記カム軸のアームとの係合を
外すための投入釦と、前記遮断ばねにより回転付勢され
る操作軸のトリップアームに係脱自在のトリップフック
と、このトリップフックと遮断ばねとの係合を外すため
の遮断釦とを備えた遮断器において、 前記遮断釦の押し込みに連動して変位するカムと、この
カムの変位に連動して前記投入フックの投入動作を阻止
するように投入フックに係合するロックピンと、遮断釦
の復帰に従ってロックピンを元位置に復帰させる復帰ば
ねとを備えたインタロック機構を設けることにより、 遮断釦の操作中は、誤って投入指令が出ても機械的イン
タロックにより投入フックの投入動作を阻止し、投入指
令により一旦入動作するのを防止するようにしたもので
ある。
C.従来技術 従来の遮断器を第4図乃至第7図に示す。第4図に示す
ようにこの遮断器の遮断状態において、カム軸1は、蓄
勢された投入ばね2により時計方向に回転付勢されてい
るが、カム軸1のアーム1aに投入フック3が係合して
いるため静止している。一方、遮断ばね4は蓄勢されて
いないため、操作軸5にはばね力が作用しておらず、接
点6は夫々開離している。ここで投入釦7を押すと、作
動軸7aが投入フック3とカム軸1のアーム1aとの係
合を外して、投入ばね2によりカム軸1及びカム軸1上
に固着された投入カム8が時計方向へ回転する。投入カ
ム8には操作軸5の操作アーム5aが当接しているの
で、投入カム8の回転により操作軸5が反時計方向に回
動し、接点6が接触して第5図に示すように投入状態と
なる。この際、同時に操作軸5の回動により遮断ばね4
が蓄勢されて、操作軸5は接点6を開く方向へ回転付勢
されるが、操作軸5のトリップアーム5bがトリップフ
ック9の先端に係合しているので遮断ばね4は蓄勢され
たまま静止する。投入が完了すると、カム軸1は図示し
ないモータ等による蓄勢機構により直ちに時計方向に回
転して投入ばね2が蓄勢され、第6図に示すように、次
の投入動作を開始できる状態に準備される。ここで遮断
釦10を押すと、作動軸10aがトリップフック9を時
計方向に回動させ、トリップフック9と操作軸のトリッ
プアーム5bとの係合を外して、遮断ばね4によるフッ
クアーム5bの時計方向の回動を許し、操作軸5を時計
方向に回動させる。従って、接点6が開離して遮断器は
第4図に示すように遮断状態となる。なお、投入直後、
投入ばね2の蓄勢機構が作動する前であっても第7図に
示すように遮断操作することが可能である。
D.考案が解決しようとする課題 上記従来の遮断器は、遮断釦10を操作すると瞬時にト
リップフック9とトリップアーム5bの係合が外れて遮
断となるが、遮断釦10の操作は、即完了されるとは限
らず、遮断釦を短時間押し続けることがある。この遮断
釦10の操作中に誤って投入指令(電気指令又は釦によ
る操作)が出た場合、遮断操作者の意図に反して一旦は
投入動作してしまうという問題がある。
本考案は、従来のこのような問題を解決すべくなされた
ものであり、その目的とするところは、遮断釦の操作中
に誤って投入指令が出た場合、一旦投入動作することの
ないようにする遮断器のインタロック機構を提供するこ
とにある。
E.課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案においては、投入ばね
の復元力で投入動作すると共に遮断ばねの復元力で遮断
動作する接点と、前記投入ばねにより回転付勢される操
作軸のトリップアームに係脱自在の投入フックと、この
投入フックとの前記カム軸のアームとの係合を外すため
の投入釦と、前記遮断ばねにより回転付勢される操作軸
のトリップアームに係脱自在のトリップフックと、この
トリップフックと遮断ばねとの係合を外すための遮断釦
とを備えた遮断器において、前記遮断釦の押し込みに連
動して変位するカムと、このカムの変位に連動して前記
投入フックの投入動作を阻止するように投入フックに係
合するロックピンと、遮断釦の復帰に従ってロックピン
を元位置に復帰させる復帰ばねとからなるインタロック
機構を設けたことを特徴とする。
F.作用 本考案の遮断器のインタロック機構においては、遮断操
作するために遮断釦を押すと、遮断釦の移動にロックピ
ンが連動し、投入フックの投入動作を阻止する。従っ
て、遮断状態において投入操作してもロックピンによる
機械的インタロックによって投入動作が阻止される。そ
して、ロックピンは復帰ばねにより付勢されているの
で、遮断後遮断釦の復帰に伴って、投入フックの動作を
妨げることのない元位置に復帰し、投入操作が行えるよ
うになる。
G.実施例 本考案の実施例を第1図乃至第3図に示す。第1図は遮
断器の投入状態の概略図、第2図は遮断状態の概略図、
第3図は投入直後の遮断状態の概略図である。なお、図
中第4図乃至第7図における従来のものと同一の構成部
分には同一の符号を付して説明を省略する。
第1図において、投入フック3の近傍には、それの時計
方向への回転を阻止するためのロックピン11が配置さ
れている。このロックピン11は、支持部材に軸線方向
へ摺動自在に保持されており、投入フック3の脚部へ進
入したときにそれの時計方向の移動を阻止し、また復帰
したときにその移動を妨げないようになっている。ロッ
クピン11は、復帰ばね12を備えている。遮断釦10
の作動軸10a上には、押し込みに伴いロックピン11
を突出させるカム13が設けられている。
次に上記実施例の作用を説明する。この遮断器を第1図
に示すように投入設定した状態から遮断するために遮断
釦10を押すと、トリップフック9と操作軸5のトリッ
プアーム5bとの係合が外され、遮断ばね4により接点
6が開離する。このとき、作動軸10a上のカム13が
移動して第2図に示すように復帰ばね12を圧縮しつつ
ロックピン11を投入フック3の回転途上へ突出させ
る。従って、この状態では、たとえ投入釦7が押されて
も投入フック3の回転が阻止されるため投入することは
できない。また、第3図に示すように投入ばね2の蓄勢
の有無に関係なく遮断釦10が押されている限り遮断器
が投入することはない。遮断器を投入するときには、必
ず遮断釦10を引き出さなければならない。遮断釦10
を引き出すと、カム13の移動にロックピン11が連動
し、投入フック3の回転が妨げられず、投入動作を起こ
すことができる状態になる。
H.考案の効果 以上のように本考案は、投入ばねの復元力で投入動作す
ると共に遮断ばねの復元力で遮断動作する接点と、前記
投入ばねにより回転付勢されるカム軸のアームに係脱自
在の投入フックと、この投入フックと前記カム軸のアー
ムとの係合を外すための投入釦と、前記遮断ばねにより
回転付勢される操作軸のトリップアームに係脱自在のト
リップフックと、このトリップフックと前記操作軸のト
リップアームの係合を外すための遮断釦とを備えた遮断
器において、前記遮断釦の押し込みに連動して変位する
カムと、このカムの変位に連動して前記投入フックの投
入動作を阻止するように投入フックに係合するロックピ
ンと、遮断釦の復帰に従ってロックピンを元位置に復帰
させる復帰ばねとからなるインタロック機構を設けたた
め、遮断操作に連動して投入動作が鎖錠されるので、遮
断操作中に誤って投入操作をしても投入動作することが
ないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すものであり、
第1図は遮断器の投入状態の概略図、第2図は遮断状態
の概略図、第3図は投入直後に遮断した状態の概略図で
ある。第4図は従来の遮断器の遮断状態の概略図、第5
図は投入直後の概略図、第6図は投入状態の概略図、第
7図は投入直後に遮断した状態の概略図である。 2……投入ばね、3……投入フック、4……遮断ばね、
7……投入釦、9……トリップフック、10……遮断
釦、10a……作動軸、11……ロックピン、12……
復帰ばね、13……カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入ばねの復元力で投入動作すると共に遮
    断ばねの復元力で遮断動作する接点と、前記投入ばねに
    より回転付勢されるカム軸のアームに係脱自在の投入フ
    ックと、この投入フックと前記カム軸のアームとの係合
    を外すための投入釦と、前記遮断ばねにより回転付勢さ
    れる操作軸のトリップアームに係脱自在のトリップフッ
    クと、このトリップフックと前記操作軸のトリップアー
    ムとの係合を外すための遮断釦とを備えた遮断器におい
    て、 前記遮断釦の押し込みに連動して変位するカムと、この
    カムの変位に連動して前記投入フックの投入動作を阻止
    するように投入フックに係合するロックピンと、遮断釦
    の復帰に従ってロックピンを元位置に復帰させる復帰ば
    ねとが設けられていることを特徴とする遮断器のインタ
    ロック機構。
JP11085688U 1988-08-24 1988-08-24 遮断器のインタロック機構 Expired - Lifetime JPH0624108Y2 (ja)

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JP11085688U JPH0624108Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24 遮断器のインタロック機構

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JP11085688U JPH0624108Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24 遮断器のインタロック機構

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Publication Number Publication Date
JPH0232632U JPH0232632U (ja) 1990-02-28
JPH0624108Y2 true JPH0624108Y2 (ja) 1994-06-22

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