JPH0317338B2 - - Google Patents

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JPH0317338B2
JPH0317338B2 JP24182283A JP24182283A JPH0317338B2 JP H0317338 B2 JPH0317338 B2 JP H0317338B2 JP 24182283 A JP24182283 A JP 24182283A JP 24182283 A JP24182283 A JP 24182283A JP H0317338 B2 JPH0317338 B2 JP H0317338B2
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JP
Japan
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lever
tripping
transmission member
contactor device
slider
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JP24182283A
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JPS59119635A (ja
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Baroo Patoritsuku
Fuafuaaru Andore
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RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
Original Assignee
RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
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Publication date
Application filed by RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA filed Critical RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
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Publication of JPH0317338B2 publication Critical patent/JPH0317338B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/50Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
    • H01H71/56Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by rotatable knob or wheel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/02Housings; Casings; Bases; Mountings
    • H01H71/0264Mountings or coverplates for complete assembled circuit breakers, e.g. snap mounting in panel
    • H01H71/0271Mounting several complete assembled circuit breakers together
    • H01H2071/0278Mounting several complete assembled circuit breakers together with at least one of juxtaposed casings dedicated to an auxiliary device, e.g. for undervoltage or shunt trip
    • HELECTRICITY
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    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/04Means for indicating condition of the switching device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
    • H01H71/46Automatic release mechanisms with or without manual release having means for operating auxiliary contacts additional to the main contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H89/00Combinations of two or more different basic types of electric switches, relays, selectors and emergency protective devices, not covered by any single one of the other main groups of this subclass
    • H01H89/06Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device
    • H01H89/08Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device with both devices using the same contact pair

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、接触器装置に関する。
背景技術 かかる接触器装置としては、(イ)ケース内で、パ
ワー接点を作動させる電磁石を備え、安定な開放
位置及び安定な閉成位置をとり得る制御つまみに
一体に形成された伝動部材に連動する固定レバー
によつて前記電磁石の通電回路が開閉できる安全
スイツチを有し、開閉は前記伝動部材の第1戻り
ばねの作用に抗して前記固定レバーによつて確保
され、(ロ)前記パワー接点を自動開放させるリセツ
ト可能な引外し機構を備えており、前記引外し機
構は、(1)種々の過負荷がパワー回路に生ずると早
急に反応する数個のリセツト可能なスライダのう
ち少なくとも1つの移動に応答する回動ボルト
と、(2)第2戻りばねと連動しかつ前記回動ボルト
によりリセツト位置に保持または解放されて、一
方で、前記固定レバーを打撃しかつ伝動部材と協
働してこれに、開放位置及び閉成位置間にある安
定な引外し位置を与え、他方、前記伝動部材か
ら、前記制御つまみが閉成位置に対向する不安定
なリセツト位置におかれる場合、自体と前記スラ
イダとを共にセツトする手動リセツト作用を受け
るようにした引外しレバーとを備えた接触器装置
がある。
この接触器装置の一例がすでに、本出願人によ
り1981年11月9日に出願されたフランス特許出願
第8120919号の明細書に記載されている。この出
願にかかる接触器装置の実施例によれば、図示さ
れたいくつかの可動片は一方で回転移動を行い、
それら自身の軸線は互いに垂直であり、協働する
他方の協働片の移動は直線移動を行うのである。
このような構成の接触器装置においては、いくつ
かの可動片の協働関係を安定に維持できるように
異なる平面に案内を設けさせる必要があり、実施
者に製造上の分業を増やさせるだけでなく、可動
片の摺動部分の存在のためケース内にかなりの空
間を存在させる必要があり、実施者にその空間の
無駄を考慮させることになるる。
発明の概要 [発明の目的] 従つて、本発明の目的は、後で異常な摩耗を伴
なつて比較的大きい力の伝動を生ずる所に回転部
分を使用しかつ、部品の移動が比較的高い頻度で
行なわれる装置において、部品移動に必要な空間
を減少することであり、これら部品移動空間が必
要であるのは、第一に、作用がユーザにより行な
われかつその達成がユーザが明確に感じられねば
ならないためで、第二に、装置がはつきり目視で
きる状態を作る必要があるためである。さらにま
た、引外し時と部品移動に際し部品を早急にセツ
トするためのエネルギーがすべてであるので、そ
れが小さければ小さい程質量が減じ、かなりの寸
法減少となつて装置の応答時間が改善されること
になる。
[発明の構成] 本発明によれば、その目的を達成するため、前
記接触装置において、前記伝動部材は2つの平行
板間に一連の複数の重合せカム面を有し、これら
カム面は前記固定レバー及び引外しレバーと協働
するようにされ、前記伝動部材と前記固定レバー
と前記引外しレバーとは各々枢軸を有し、これら
枢軸は互いに平行でかつ、枢軸を介在させる前記
平行板に垂直であることを特徴とする。
特に伝動部材すなわち、リセツト・固定用トリ
ガ部材を有する可動回転部分と軸線が互いに平行
に設けられかつ2つの平行板間に枢着されている
自動開放付手動制御スイツチはすでに周知であ
る。けれども、周知装置の目的は、平行板を分離
する距離が小さいために、厚みの薄い多数の装置
群が並べられるよう横寸法を減ずることであり、
これにより平行板の面積を増大させることにな
る。これら周知の装置において、引外し状態に相
当する手動制御部材の位置は、誤つた情報がユー
ザにより感知されるように開閉位置からはつきり
分離されていない。さらにまた、引外し位置を閉
位置から離す距離がリセツトのため必要である距
離としては小さいので、一方で、製造寸法にきわ
めてきびしく左右される。他方、かなりの力を使
用し摩耗を早め元の寸法を修正することになる移
動拡大装置とナツクル継手を使用することにな
る。遠隔リセツト制御を得る一実施例において、
本発明のもう1つの目的は、オペレータになるべ
く近く、一方、種々の作動を使用してこの制御を
確実にする小型モータに直接連動する部分の移動
を少なくするようにした遠隔制御作動を得ること
にあり、このような効果を具体的に得るには手動
制御つまみと直接連動されるリセツト・モータの
伝統的解決法を破棄することである。
[発明の効果] 本発明によれば、伝動部材は2つの平行板間に
一連の複数の重合せカム面を有し、これらカム面
は固定レバー及び引外しレバーと協働するように
され、この伝動部材とこの固定レバーとこの引外
しレバーとは各々枢軸を有し、これら枢軸は互い
に平行でかつ、枢軸を介在させる平行板に垂直で
ある故に、固定レバーと引外しレバーとが小さく
なり、かなりの寸法減少となつて装置の応答時間
が改善されることになる。
実施例 本発明の他の特徴および利益は添付図面につい
ての以下の実施例の説明からさらに明らかとな
る。
第1図に実施例の接触器装置の絶縁ケース20
内の一般的概念図が示されている。この接触器は
従来のものと同様に、開閉が遠隔制御されるパワ
ー接点を有し、さらに、性質が異なる過負荷が負
荷を供給するパワー回路に生じたとき作用する自
動開放手段を有する。
制御回路7にありかつ制御端子5,6間の安全
スイツチ4と直列接続されたコイル3を有する電
磁石1は、戻りばね36の作用に抗して電機子2
9を吸引する。
電機子の移動は保持作用“f”、“”によつ
て、接触圧ばね15により固定接点2c,2bへ
印加されるパワースイツチ2の可動接点2aに伝
達される。
パワー端子9,10間に設けられるスイツチ装
置のパワー回路8は、パワースイツチ2と、磁気
ストライカ28が連動するコイル11と、板34
が連動する磁気コイル13と、バイメタル片14
とを備える。数個、例えば3つのパワー回路が、
多相負荷を供給するためスイツチ装置に配設され
ることは容易に理解できる。パワー回路8に完全
な短絡電流が生ずると、瞬時作用“a”によつて
ストライカ28は可動接点2aを上昇させ、これ
をボルト28aのうしろで開位置に保持されたま
まとなる。このときボルトによる急移動により、
作用“q”を第1引外し機構17に伝達する。
例えば負荷を表わすモータに障害が起きたとき
に生ずる高過負荷電流がパワー回路8に流れる
と、板34は作用“b”を第2引外し機構19に
伝達する。
負荷8aが危険になるような時間、高電流が流
れると、バイメタル片14が変形して作用“c
“を第2引外し機構19に連通させる。
作用“b”または“c”の一方が第2引外し機
構19へ加わると、この装置は作用“r”を第1
引外し機構17に送り出す。
従つて、3つの異常過負荷の1つが回路10,
9,8,8aに生ずると、第1引外し機構17は
解放または引外される。
第1引外し機構17が引外されると、第3引外
し機構31に加えられる作用“p”を生ずる。そ
こで第3引外し機構31は急作用“e”を伝達し
て安全スイツチ4を開いて、電磁石1は脱勢され
る。
それぞれ、j、の作用“m”、“”により、
それぞれ第1及び第3引外し機構17,31は、
“閉成位置F”、“引外し位置D”、“開放位置O”
および“リセツト位置R”の順の4つの位置を示
す目盛33の前で移動可能な局部手動制御つまみ
18と一体をなす回転する伝動部材32と協働す
る。
伝動部材32は、これをK方向に移動させる戻
りばね35と連動する。
制御つまみ18が開放位置Oにあり安全スイツ
チ4が開いている、装置の静止状態において、可
動接点2aは作用“f”を受け開いているが、前
もつて過負荷がなければ、可動接点はボルト28
aにより保持されず;それぞれ第1と第2引外し
機構17,19はセツトされ第3引外し機構31
は引外される。
第3引外し機構31の伝動部材32との協働に
より、制御つまみの開放位置Oから閉成位置F
へ、制御つまみ18に加えられる手動作用は
“m”により第3引外し機構31をセツトし、作
用“e”により制御用安全スイツチ4を閉じるよ
うにされる。ついで、伝動部材32は作用“m”
により安定な閉成位置Fに保持される。
そこで本装置は作動準備ができ、負荷を供給す
るため端子5,6間に適当な電圧が印加されると
パワースイツチ2は閉じる。
伝動部材32と第1引外し機構17の協働によ
り、これに作用“r”または“q”が加わると、
作用“p”と“j”が同時に、伝動部材32と、
作用“m”を送り出す第3引外し機構31とに供
給される。
作用“m”は作用“e”に安全スイツチ4を開
放させ伝動部材32を解放させる一方、作用
“j”はこの伝動部材の前の通路に、障害時にス
イツチの自動開放位置にさせるようにした止め部
をおく。ついで、この障害の発生原因を使用者は
制御つまみ18を任意に安定な開放位置Oにセツ
トしなければならない。障害の場所が分りその原
因を直すと、装置は制御つまみ18に対するオペ
レータの手動操作で作動状態に戻し、まず不安定
なリセツト位置Rとする。
この位置で、又はこの位置にさせるための移動
中、第1引外し機構17への伝動部材32による
作用“”により第1引外し機構17をリセツト
させ、かつ作用“”と“”を生ぜしめる。
作用“”により第2引外し機構19をセツト
させる一方、作用“”によりボルト28aを揺
動させ可動接点2aを自由にする。なお、この作
用は、保持作用“”の存在により固定接点2
b,2cには加えられない。
手動操作を行わなくなると、制御つまみ18と
伝動部材32はその静止する開放位置Oに弾性的
に戻り、本装置は上記と同じ状態となり再び作動
状態になる。符号4,17,18,31,32,
33,35で第1図に示す機能を行う引外し機構
100は、回転制御つまみ18の軸線XX′を通る
断面で第2図に示されている。この制御つまみ
は、例えば方形断面のプリズム軸40に嵌合され
る。この軸の一縁は配向の誤りが生じないよう面
とりされている。伝動部材32を通りこれにより
駆動される軸40は、一方で、下の平行板44の
孔42における一端40′にて、他方で、下の平
行板44と平行な上の平行板43の孔41に枢着
される伝動部材32の円筒状支持面32′を介し
上方部にて、枢着されている。
伝動部材32は、互いに平行で軸線XX′と垂直
な3つの平面P1,P2,P3において、機能は後述
するカム面45,46,47を有する。
伝動部材32と一体な金属片52は、ねじれ作
動する螺旋状のばね35の一端50と協働する指
51を支持し、このばね35の他端49は平行板
44の支持部57と協働する(第3図も参照)。
このばね35は伝動部材32に反時計方向トルク
Kを与える。
2つの平行板間にさらに、XX′に平行な軸線
YY′とZZ′を有する2本の円筒状棒53,54が
設けられ、これら軸線を中心にそれぞれ固定レバ
ー55と引外しレバー56が回動する(第2図、
第3図および第4図参照)。
特に第4図に示すように、この固定レバー55
は2本の対向腕55a,55bを有し、一方の腕
55aは止め部61を支持し、かつトルクK方向
に与える戻りばね58と連動し、他方の腕55b
は、一方でフツク59の腕68と固定レバー55
との間に設けられた圧縮ばね69により供給され
るK方向のトルクをうけるフツク59を枢軸60
を中心に支持しかつ、他方で、衝撃面76を有す
る。
フツク59の他方の腕66は、例えばXX′に平
行で平面P2に設けられる円筒状スタツド67を
有する。最後に、棒53には、可動接点64を固
定接点65から分離する一端63を有する絶縁接
触レバー62が設けられている。これら接点6
4,65は安全スイツチ4に属する。
棒53を中心に巻回された螺旋ばね73は、接
触レバーに箇所74で引留められた一端と自由端
75とを有する。このばねは、箇所74を接触レ
バー上の止め部130間の弾性ねじ応力をうける
結果、接触レバー63と共に棒53を中心にそれ
自身自在に配向する一方、止め部61により移動
が制限され、固定レバー55は接触レバーと協働
する。
伝動部材32のカム面46は、スタツド67に
面する平面において、実質的に半径方向の保持面
70と、円筒状の内側支持面93と円筒状の外側
支持面71とを有する。伝動部材32が閉成位置
Fにある第4図に示される異なる部材の位置にお
いて、固定レバーのボス72はばね58の作用に
より外側支持面71に当接し、保持面70がスタ
ツド67に保持されており、それは、伝動部材3
2に連動するばね35が、フツク59または固定
レバー55を揺動させないほどの力(矢印参照)
をフツクに加えるためである。従つて、接触レバ
ー62はスイツチを閉成させる。
引張りばね79により反時計方向トルクLをう
ける引外しレバー56は、ZZ′に平行な軸線を中
心に揺動する回動ボルト82に属するノーズ81
に対し、周囲に設けた歯80を介し、不活性位層
Iにおいて当接する。
この引外しレバー56はさらに、衝撃面76に
対面する平面P2に設けさハンマー91と、内側
支持面71に対向して設けた当接面92と、停止
面94とを有する。
従つて、第3図に示すように、回動ボルト82
は圧縮ばね84から時計方向トルクLをうけ、さ
らに、(平行板44の下の位置のため破線で一部
示される)第1スライダ87の曲げ後部89と、
第2スライダ88の一端とによつて夫々伝達され
る推力qとrをうける2本の腕85,86を有
し、これら2つの第1及び第2スライダは平面
P1,P2,P3と平行に移動する。
回転ボルト82に加わる推力rまたはqにより
回転ボルトを反時計方向に回転させ回動ボルト8
2のノーズ81を歯80から自由にしかつ、引外
しレバー56をばね79の作用により反時計方向
に回動させる。この移動によりハンマー91を衝
撃面76に衝撃させると共に固定レバー55を時
計方向に回転させ、止め部61は接触レバー62
を同一方向にさせて安全スイツチ4を開く一方、
スタツド67は保持面70から自由となり伝動部
材32を解放する。引外しレバー56は、当接面
92が内側支持面93と一致する動作位置Tで停
止する(第8図、第9図及び第10図参照)。
伝動部材32の回転方向Kにより保持面70を
伝動レバー56の停止面94に一致させ、制御つ
まみ18と共に伝動部材32は、スタツド67が
支持面71に当接する引外し位置Dで停止して、
安全スイツチ4の開きが確認される位置に固定レ
バー55を維持することになる。
さらにまた、性質が異なる過負荷に続いて作用
qまたはrが生ずるときにのみ得られる引外し機
構の引外し状態は、差用qが、軸線XX′を中心に
可動でかつ第1スライダ87の突片97aと戻り
ばね24とに連動する部分25に支持されるマー
カ23の移動により決定された場合に、表示装置
21によつて外側から表示される。この場合、こ
の表示装置21によりマーカ23を装置のケース
20の開口22の反対側において完全な短絡を表
わす。
引外し後すなわち伝動部材32が引外し位置D
で停止した後、開放位置Oは制御つまみ18に対
する同方向の回転によつて手動で得られる。この
移動中、時計方向トルクLは、ばね79の作用に
抗して、引外しレバー56の停止面94に対する
伝動部材の保持面70によつて得られる。(第7
図参照)。
2つの伝動部材32と引外しレバー56がある
角度だけ移動すると、歯80はノーズ81の反対
になり、qとrが作用しなくなると、歯80のう
しろで係合し引外しレーバを位置Iに保持するよ
うになる。ばね35により生じたトルクのため
に、保持面70は、停止面94に当接し続けて制
御つまみ18と伝動部材32を安定な開放位置O
とするようになる。
一方、閉成位置Fから開放位置Oに手で位置決め
すると、過負荷がなければ、引外しレバー56は
すでに回動ボルト82により所定位置に保持され
ているので同様な現象は生じない。しかしこのよ
うな作動は安全スイツチ4を開放させる。その理
由は、K方向に制御つまみ18に加えられる手の
力により、フツク59を保持面70と支持面71
に共通な縁部をこえてわずかに通過したスタツド
67が外側支持面71にわたり急に摺動し、従つ
て固定レバー55を時計方向Lに押圧するときま
で、固定レバー55に対して弾性的に回動させる
ためである(第5a図、第5b図および第6図参
照)。
自動引外し後、伝動部材32と引外しレバー5
6がオペレータによつて装置の引外し機構の開放
位置Oの状態に相当する位置につかせると、部品
88,19および87,28aによる過負荷に応
答する装置をリセツトする作用は行われていない
(第1図参照)。
制御つまみ18の開放位置Oからリセツト位置
Rへの、K方向への制御つまみ18をさらに可動
回転させることにより得られるリセツト作用は、
(第6図参照)、この開放位置Oにおいて、伝動部
材32のカム面47に属し引外しレバー56の延
長部78に対向するリセツト面77がこのレバー
と一致して、引外しレバー56が第10図に示す
位置Aに達するまで引外しレバー56を押すとき
に開始する。それで、開放位置Oを通過し引外し
位置Dからリセツト位置Rへの移動の連続性が確
保され、保持面70、リセツト面77および停止
面94、延長部78は、第5b図に示すように、
第1及び第2所定角度すなわち夫α、β角度だけ
段設され、咬合い効果を生ずる。
さらに回転中、引外しレバー56はまた、2つ
のスタツド95,96が夫々2つの第1及び第2
スライダ87,88に属する部分97b,98を
押すためリセツトレバーの役目を果す(第10図
および第11図参照)。また第1図に、検出装置
28a,19に加えられる対応のリセツト作用が
q、で示されている。引外しレバー56は共通
の引外し、リセツト部分である。
リセツトが終了すると、伝動部材32はそれ自
身、不安定性をリセツト位置Rに与える。ばね3
5の作用によりL方向に開放位置Oに戻る。
しかし、なお高温であるバイメタル片により第
2引外し機構19のリセツトを防止するが、第2
スライダ88は作用rを回動ボルト82に与え続
けることにより、引外しレバー56は位置Iに停
止しないで、伝動部材32がばね79の作用によ
り引外しレバー56によつて押し戻され第7図の
引外し位置Dになる位置Tまで反時計方向Kへ移
動し続ける。
いずれの場合も、引外し位置Dでは安定してお
り、この安定性はそれぞれ引外しレバー56,3
2の停止面94、保持面70に対しばね79,3
5により与えられるトルクの均等性と対向性によ
り生ずる。
ケース20内に収容され以上述べた引外し機構
100に遠隔リセツト装置101(第12図及び
第13図)が連動し、この装置に例えば副ケース
160内に収容されかつ、自動引外しの場合、引
外し機構17,31,19のリセツト作動を行
う。この作動は、一方で、自動引外し後、引外し
装置自身がリセツトされる状態にある場合にのみ
可能であり、このリセツト状態が得られるのは、
第2引外し機構19が、なお高温なバイメタル片
14により生ずる作用“r”を永久的に送り出さ
ない場合である。他方、この作動は、引外し機構
が自動的に引外されず閉成位置Fにある場合には
行うことができないが、それはこの場合、この作
動は無意味であるからである。
引外し機構が装置の近くに居るオペレータによ
り手でなされる任意の開放位置Oにある場合、上
記作動は禁止されるか、少なくとも対応情報を供
給してこれを回避されなければならない。このよ
うな任意の開成は実際上、遠くに居る他の人の知
識なしに本装置により供給される機械を検査する
オペレータにより決定されなければならず、それ
でこの人による遠隔リセツトは、電圧が供給系統
に再度形成されるためまたは本装置のすべての部
分が動作順序でない手順を開示するため、重大な
結果となる。
遠隔リセツト装置は主のとして、第12図およ
び第13図に示すように、小型モータ102と、
減速機103と、螺旋セツト用カム104と、ば
ね105aによりカムに付勢されるセツト用押棒
105と、ケース160内の3つの適切な端子1
07,108,109、2つのスイツチ112,
113および勿論モータ102を有する内部電気
回路106とを備える。完全な制御回路はさら
に、外部遠隔制御スイツチ111と回路網11
4,115に接続される2つの端子とを備える。
それで、遠隔スイツチ111により送り出され
る電流パルスは装置を始動させる大きさを有し、
自己供給スイツチは前記スイツチと並列に設けら
れモータの端子11と回路網114の第1端子と
の間にあり、電流の戻りはモータの第2端子11
7と端子115との間で行われる。このスイツチ
111と交換され、一回転したカム104が、ス
イツチ112が開いてモータを停止させる始動位
置に戻るまで閉じたままである。
それで、引外し機構100が引外し位置にない
と、装置の始動ができなくなり、この引外し位置
でのみ閉成される可能スイツチ113はモータの
端子116とスイツチ111との間になる。この
可能スイツチは、以上のように、引外し機構10
0の特定部分と協働する押棒136によつて作動
される。
リセツト装置と電気回路との静止状態におい
て、スイツチ111と112は開き、スイツチ1
13は引外し機構100が引外し位置にあるとき
のみ閉成される。引外し機構100のリセツト装
置によつて行われるべき多作用のため、第13図
の105で略字するリセツト用押棒だけでは十分
でない。
第3スライダ118としての駆動部は引外し機
構100と連動され、それ自身、部材より成るか
または、この第3スライダと所要の協働させる手
段となる。
装置100の引外し機構が閉成位置Fにある第
14図において、第3スライダ118は、板3
4,44と平行でそれで軸線XX′,YY′,ZZ′に
垂直な軸線QQ′に沿つて可動な部材により形成さ
れることが分る。
同様な移動を行う回動部分と代えうる前記第3
スライダは細長開口119を有し、この開口に、
引外しレバー56の枢軸54と端部120とがわ
ずかな〓間をもつて貫通することにより、並進案
内が得られる。
この第3スライダ118はさらに第1、第2、
および第3支持点121,122,123を有
し、またこれら支持点に対向する第2端部124
を有する。この第3スライダ118は、端部12
4をケース20の開口127の反対側におく戻り
ばね126によつてケースの止め部125に保持
されてセツト用押棒105の端部134と協働で
きるようにする。
平行板43に隣接する平面P1が貫通保持面し
かつスライダ118を含む上方域128におい
て、伝動部材32は、傾斜位置が70に対しプサ
イ角で段設されるカム面45に属するスラスト面
131を有する(第2図および第14図参照)。
このスラスト面は支持点121の反対側におか
れ、伝動部材が引外し位置Dにあるとき、及びス
ライダ118が第15a図の破線で示す静止位置
S0の止め部125にあるときに距離d1だけ支持点
121から離れる。
傾斜ランプ122aに属する第2支持点122
は、ばね73の端部75で示される第2スラスト
面132の反対側におかれている。距離d2は、引
外し位置Dの伝動部材32により、固定レバー5
5が位置Bにあるとき及び接触レバー62が位置
Gにあるとき、支持点122と面132を分離す
る。
第3の支持点123は、突片97の反対側部分
において、共通のセツトおよび引外しレバー56
のスタツド95により設けられる第3支持面13
3の反対側に設けられ(第10図および第11図
参照)、さらに、セツトおよび引外しレバーが動
作位置Tにあるとき第3スライダ118が位置S0
にあるとき(第15a図参照)に、距離d4だけ上
記支持面から分離される。第3スライダ118の
移動すなわち外向き移動の第1部分がカム104
と押棒105の端部134とにより第3スライダ
118に連通し、静止または始動位置S0から、
S1,S2,S3,S4点を通る最端位置S5へ至る間、支
持点121,122,123は夫々対面スラスト
面131,132,133と一致し、一方で、第
1引外し機構17(引外しレバー56)と31
(固定レバー55)をリセツトする準備を行い、
他方で、安全スイツチ4を開放位置にさせる。
この準備段階で、伝動部材32と引外しレバー
56は同一方向に回転する。このように選択され
た構成により、支持点と回転する伝動部材32、
引外しレバー56、固定レバー55の軸線XX′,
YY′,ZZ′との夫々構成のため、伝動部材32は
手動リセツト中のように移動することが回避され
るので、安価でしかも効率のよい遠隔制御装置が
得られる。
それぞれ支持面、支持点121,131,12
3,133が接触すると、第3スライダ118は
伝動部材32を直接閉成位置Fへ、引外しレバー
56を位置Aに移動させ、この位置は、歯80が
回動ボルト82の前を通る位置Iよりも位置Tか
らはるかに離れている。この移動中、第3スライ
ダ118は例えば、まず、引外しレバー56の止
め部であるスダツド95,96が第1スライダ8
7の一部97b及び第2スライダ88の一部98
と一致すると位置S1等の地点を通りそれらを押し
戻し第2引外し機構19,28aをリセツトして
から、引外しレバー56の歯80がノーズ81の
反対側にあるとき地点S3を通り、その後、外側支
持面71に対する摺動後、スタツド67が保持面
70の反対側にあるとき地点S4を通り、最後に引
外しレバー56が位置Aにある地点S5を通る。地
点S4における第3スライダ118の位置により、
ハンマー91はAに近い位置にあり衝撃面76に
当接しないので、固定レバー55はしばしば第4
図に示す位置Cを占める。しかし安全スイツチ4
を閉成することなく、なぜならばこの閉成により
電磁石1が瞬時的に、過負荷により開いていた接
点2を閉じるからであり、ここでパワー回路8に
再び電力が正しく供給されているかは確かでな
い。
以上述べた引外し機構において、この閉成は、
支持点、支持面132,122の協働のため不可
能とされる。早期に、例えば第3スライダ118
の移動地点S2で始まるこの協働は、ばね73の弾
性のためおよびケース20上の12a,12b等
の止め部の存在のために得られる接触レバー62
の移動を制限する性質がある(第15e図参照)。
この弾性およびこれら止め部により可動接点64
の過度の変形を防止すると共に、第3スライダ1
18の全移動とは別にレバー63を位置Hに停止
させる。
第3スライダ118の外向き移動中、第3スラ
イダは、伝動部材32が閉成位置Fを越えかつ引
外しレバー56が位置Aに達する最端地点S5に達
する(第15c図参照)。
準備段階が地点S5で終了したとき、および障害
または過負荷の原因が解消すると(低温バイメタ
ル片)、帰点S11への第3スライダ118の帰路
は、地点S4と実質的に同位置にあり、伝動部材3
2が固定レバー55によつて所定位置に保持され
ている地点S6を通る。しかし安全スイツチ4の接
点はなお開いたままで、第3スライダは例えば図
示せざる手段によつて地点S7で正しいリセツト位
置に保持される。
すると、第3スライダ118の帰路は、歯80
がノーズ81に対向しているS3と実質的に同一に
ある地点S8を通過する。それで、引外しレバー5
6を保持することができ、第1及び第2スライダ
87,88が保持されているから、回動ボルト8
2に作用しなくなる。第3スライダが帰点S11
停止すると、リセツト作動は終了し、制御つまみ
18は閉成位置Fとなる。
過負荷の原因が長い間、解消されない場合、お
よび、例えば、高温バイメタル片14が第2引外
し機構19をリセツトさせない場合、なお存在す
る作用rにより第3スライダ88を回動ボルト8
2に当接させ、歯80が地点S8のノーズの前を通
ると、引外しレバー56を保持しなくなり、それ
により、第3スライダ118の移動の地点S9で、
ハンマー91が、スタツド67を保持面70から
解放し伝動部材32を自由にする固定レバー55
の衝撃面76に一致するときまで、位置Tの方へ
移動させ続ける。
その時、スライダ118は、なお開いていた安
全スイツチ4がその開放を固定レバー55の揺動
により確認した地点S9にある一方、伝動部材32
はその対応する引外し位置Dへ戻る。この場合、
リセツトの目的は果せられず、第3スライダは再
び、第3スライダにより付勢されていない接触レ
バー62により、安全スイツチ4が再び閉じる地
点S10を通過後、第3スライダは帰点S11に戻る。
危険を伴う可能性のあるこのリセツト中に、安全
スイツチ4は常時開いて電磁石1が付勢されない
ようにする。(第17図参照)。
引外しの原因が、バイメタル片の過熱ではなく
全短絡または妨害短絡である場合、および原因が
修正されない場合には、リセツトは目的通り達成
できる。しかし、安全スイツチ4を入れたとき、
従つて電磁石1を付勢したときには、接点2が閉
じて磁気装置13,43または11,28のパワ
ー回路にかなり高い電流が生じ、第2引外し機構
19,17,31によつて再び解放する。それで
装置が引外し位置にある場合のみリセツトが行
え、引外しレバー56により支持されるスダツド
96等の指部により、その対応位置において、ラ
ンプ151aが113等可能スイツチを直接また
は間接作動させる小さい第4スライダ151を引
き上げる(第7図、第13図参照)。
自動開放および遠隔リセツト付接触器の多くの
産業上の使用において、装置の状態や、その開放
の理由を、保守要因を現場に送ることなく、知つ
ておくことが望ましい。
そのため、第16図に示すように、接触器装置
C0、シグナルモジユールSiおよび遠隔リセツトモ
ジユールRDを有するケース20を連動させ、こ
こで、接触器C0の横面139とモジユールRDの
横平行面138間に種々のスイツチを含むケース
140が配設される。
ケース20と160間の移動の伝達は、例え
ば、電動化リセツト移動を伝える押棒145等ケ
ース140内に設けた押棒と、可能スイツチ11
3を作動させる押棒152,143とによつて行
われる。スイツチは閉路されるよう作動されるの
で、接触器がその引外し位置Dにあると、例えば
小さい第4スライダ151のランプに当接する押
棒152は同時に、対応状態を遠隔作動するスイ
ツチ142を閉成する。
同様に、ケース140のスイツチ146は第1
スライダ87の一端150によつて作動され短絡
を知らせるようにする一方、スイツチ144は第
2スライダ88によつて作動されて、妨害短絡ま
たは、重要性は少ないが長期過負荷による障害を
知らせる。最後に、装置の遠隔始動を避ける一
方、いくつかの接触器を制御つまみ18の任意作
用により開放位置にさせるように、過負荷になら
ないように図示せざるケース140に設けたスイ
ツチは、局部制御つまみ18が手動によつて開放
位置Oにあるときに作動されるように、ケース1
00に設けた押棒または小さいスライダと協働し
てケース140内に配設される。
ケース140内のこれらスイツチの位置は、そ
れらを作動する引外し機構の可動部分に対向して
有利に位置されているので、このケースの残留空
間154を使用して、接触器C0の可動電磁石2
9と一体な部分により制御されうる補助スイツチ
141を受け入れることができる。
最後に、シグナル・モジユールSiのケース14
0には、内部スイツチを外部装置と接続させる端
子147等を備える一方、固定手段155,15
6等を使用してケース20,140,160を互
いに保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動開放局部制御付接触器装置の構造
を説明する概念図、第2図は手動制御部材の軸線
を貫通する平面についての装置の引外し機構の一
部断面正面図、第3図は第2図の平面P4につい
ての引外し機構の断面平面図、第4図は閉路位置
にあり平面P2についての引外し機構の断面平面
図、第5a図および第5b図は装置の手動開放す
る作動の2つの工程を示す第4図と同様な断面平
面図、第6図は第5b図の詳細を示す平面図、第
7図は装置の自動引外しの発生時における可動部
分の位置を示す第4図と同様な断面平面図、第8
図は装置が閉路位置にあるときにおける引外し機
構の部分の位置を示す第4図と同様な断面平面
図、第9図と自動引外し作動を生ぜしめる引外し
機構の1部の部分平面図、第10図は手動リセツ
ト作動および制御つまみの対応位置における協働
する2つの部分の平面図、第11図は第10図の
いくつかの部分の一部断面正面図、第12図は接
触器装置の遠隔リセツトを作動するようにした取
りはずし可能なモジユールの電気回路図、第13
図は第12図に示すような遠隔リセツトモジユー
ルの内部構造を簡略にした図、第14図は閉路位
置にある前記各図に示すような引外し機構と遠隔
リセツトするために必要な部分とを示す平面図、
第15a,15b,15c,15dおよび15e
図は遠隔制御リセツト作動の諸工程を示す第14
図のような引外し機構を示す平面図、第16図は
接触器装置、シグナルモジユールおよび遠隔制御
モジユールを含む3つのケースを連動させた簡略
にした図、第17図はリセツトの試み中スライダ
により移動する地点の線図である。 主要部分の符号の説明、1……電磁石、4……
安全スイツチ、12a……止め部、20,14
0,160……ケース、32……伝動部材、4
3,44……平行板、45,46,47……カム
面、56……引外しレバー、65……固定接点、
82……回動ボルト、102……モータ、118
……スライダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) ケース20内で、パワー接点2を作動さ
    せる電磁石1を備え、安定な開放位置O及び安
    定な閉成位置Fをとり得る制御つまみ18に一
    体に形成された伝動部材32に連動する固定レ
    バー55によつて前記電磁石の通電回路7が開
    閉できる安全スイツチ4を有し、開閉は前記伝
    動部材の第1戻りばね35の作用に抗して前記
    固定レバーによつて確保され、 (ロ) 前記パワー接点を自動開放させるリセツト可
    能な引外し機構を備えており、前記引外し機構
    は、 (1) 種々の過負荷がパワー回路8に生ずると早
    急に反応する数個のリセツト可能なスライダ
    のうち少なくとも1つ88の移動に応答する
    回動ボルト82と、 (2) 第2戻りばね79と連動しかつ前記回動ボ
    ルトによりセツト位置に保持または解放され
    て、一方で、前記固定レバーを打撃しかつ伝
    動部材と協働してこれに、開放位置O及び閉
    成位置F間にある安定な引外し位置Dを与
    え、他方、前記伝動部材から、前記制御つま
    みが閉成位置Fに対向する不安定なリセツト
    位置Rにおかれる場合、自体と前記スライダ
    88とを共にセツトする手動リセツト作用を
    受けるようにした引外しレバー56とを備え
    た接触器装置において、 前記伝動部材は、2つの平行板43,44間
    において位置する一連の複数の重合せカム面4
    5,46,47を有し、前記カム面は前記固定
    レバー及び前記引外しレバーと協働するように
    され、前記伝動部材と前記固定レバーと前記引
    外しレバーとは各々枢軸XX′,YY′,ZZ′を有
    し、前記枢軸は互いに平行でかつ前記枢軸を介
    在させる前記平行板に垂直であることを特徴と
    する接触器装置。 2 閉成位置Fから引外し位置Dまでの自動引外
    し作動中に伝動部材32と引外しレバー56とに
    より行われる回転と、リセツト位置Rから閉成位
    置Fまでの手動リセツト作動中に行われる回転と
    は反対方向であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の接触器装置。 3 固定レバー55は伝動部材32と協働するフ
    ツク59を備え、前記伝動部材は、引外しレバー
    56の打撃中レバーに対するその位置を保つと共
    に、伝動部材が閉成位置Fから開放位置Oまで手
    で移動されるとレバーを押し戻すように急激に後
    退することを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の接触器装置。 4 固定レバー55の軸線YY′と、引外しレバー
    の軸線ZZ′と、これらと協働するカム面45,4
    6,47とは、伝動部材32の軸線XX′に対し同
    じ側におかれることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のうち1つに記載の接触器装
    置。 5 閉成位置Fのフツク59に当接しかつ、引外
    し位置Dの引外しレバー56の停止面94と協働
    する伝動部材32の第1カム面46の保持面70
    は、伝動部材のリセツト面77が保持面70に対
    し第1所定角で段設される地点Iに前記第1カム
    面を押し戻し、さらに停止面94に対して第1所
    定角で段設される引外しレバーの延長部78を押
    し戻して伝動部材をリセツト位置Rにさせること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のうち1項に記載の接触器装置。 6 ケース100内にスライダ118が配設さ
    れ、前記スライダ118は、固定レバー55とは
    別に安全スイツチ4と、伝動部材32が閉成位置
    Fから引外し位置Dまでの間にあるとき伝動部材
    32のカム面131と、引外しレバー56が回動
    ボルト82により保持されないとき引外しレバー
    56と協働するようにされ、さらにスライダ11
    8は平行板43,44に平行な出向き戻り通路
    (S0−S5−S11)の近辺かつそれに沿つて設けられ
    た電気遠隔セツト用モータ102により移動さ
    れ、さらに、始動点S0と、伝動部材32を閉成位
    置Fに保持する地点S4と、最端点S5と、引外しレ
    バー56が回動ボルト82により保持される地点
    S8と、帰点とを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のうち1項に記載の接
    触器装置。 7 安全スイツチ4は、これとスライダ118と
    の間に設けた移動制御手段によつて開放保持さ
    れ、それで前記安全スイツチの作動移動は実際に
    スライダー118の移動の振幅とは独立してお
    り、前記安全スイツチはスライダの移動または固
    定レバー55の回動によつて開放できることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載の接触器装
    置。 8 これら制限手段はスライダ118と固定レバ
    ー55に取り付けられる接触レバー62間に設け
    られる弾性部材75,132よりなり、前記固定
    レバーまたは前記弾性部材のいずれかにより移動
    され得るようにされ、止め部12aは夫々安全ス
    イツチ4、可動接点64または接触レバーの部分
    63をうけ入れることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項に記載の接触器装置。 9 モータ102は、回転軸線VV′が平行板4
    3,44に平行している螺旋カム104を介して
    スライダ118を駆動し、さらに、その電源回路
    106には、自己供給スイツチ112と、接触器
    装置G0が、伝動部材32を解放させる位置Iに
    あるとき該接触器装置の引外し機構100の一部
    によつて閉路される可能スイツチ113とを備え
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項ないし
    第8項のうち1つに記載の接触器装置。 10 スライダ118の外向き移動S0からS5中、
    伝動部材32と引外しレバー56は同一方向Lに
    回転することを特徴とする特許請求の範囲第6項
    ないし第9項のうち1つに記載の接触器装置。 11 可能スイツチ113は、引外しレバー56
    がそれが回動ボルト82により保持される位置T
    と引外し位置Iとの間にあるとき、引外しレバー
    56の位置によつて制御されることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項または第10項に記載の接
    触器装置。 12 モータ102と、可能および自己供給スイ
    ツチ113,112と、螺旋カム104と、モー
    タの回路106を電気的に接続する端子107,
    108,109とは、接触器装置G0の他の要素
    を含む第2ケース20と着脱可能に連動する第1
    ケース160内に配設されることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項ないし第11項のうちの1項
    に記載の接触器装置。 13 自動開放付接触器装置G0の第2ケース2
    0と着脱可能な遠隔リセツトモジユールRDの第
    1ケース160との間に、第3シグナル(Si)ケ
    ース140が設けられ、前記ケースは接触器装置
    の閉成位置F、引外し位置D及び開放位置Oの障
    害状態を合図する第1ケースの部分151,15
    0,154により作動されるスイツチ142,1
    44,146を含みかつ、第1と第2ケース間を
    協働可能にする手段143,145を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の接
    触器装置。 14 第3ケース140は接触器の制御電磁石1
    の電機子29の移動に連動する補助スイツチ14
    1を含むことを特徴とする特許請求の範囲第13
    項に記載の接触器装置。
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