JPS6262007B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6262007B2
JPS6262007B2 JP2438580A JP2438580A JPS6262007B2 JP S6262007 B2 JPS6262007 B2 JP S6262007B2 JP 2438580 A JP2438580 A JP 2438580A JP 2438580 A JP2438580 A JP 2438580A JP S6262007 B2 JPS6262007 B2 JP S6262007B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
lever
operating
closing
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2438580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56120030A (en
Inventor
Masayuki Ooshita
Toshiaki Horiuchi
Mitsumasa Yorita
Takashi Yamanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2438580A priority Critical patent/JPS56120030A/ja
Publication of JPS56120030A publication Critical patent/JPS56120030A/ja
Publication of JPS6262007B2 publication Critical patent/JPS6262007B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、開閉器の操作機構に関する。
第1図はこの発明に係る開閉器の操作機構によ
つて開閉操作される開閉器の開閉部の構成の一例
を示す。
第1図において、1は真空スイツチ管であり、
その固定電極と可動電極にはそれぞれ外部へ引出
リードが接続されている。2は可動スタツド、3
は絶縁モールド、4はワイプバネ、5はレバー、
5aは軸であり、可動スタツド2による取付付法
の調整、絶縁モールド3による電気的絶縁、ワイ
プバネ4による接点加圧力、レバー5による回転
方向の運動を直線運動へ変換する等それぞれの機
能を通して、主軸6における回転方向の運動によ
り可動電極をうごかして真空スイツチ管1を開閉
するようにしている。なお主軸6は筐体10に主
軸ピン0610によつて回転自在に支持されてい
る。また主軸6にはクランク7とその先端部にク
ランクピン12が設けられており、このクランク
ピン12は筐体10に設けられたクランク窓10
12を通して第1図に示すような構造に配置され
ており、クランクピン12をうごかすことにより
クランク7を経て主軸6を回転方向に運動させ真
空スイツチ管1を開閉する。
なお、クランク窓1012はクランクピン12
が真空スイツチ管1を開閉するのに必要な運動が
できる所要の広さをもつている。
以上のように構成されているので開閉器はクラ
ンクピン12を所要の方向に所要のストローク駆
動してやれば開閉できるわけであるが、開閉器の
開閉においては、一般に投入時及び遮断時に接点
部でアークが出るので操作者の投入、遮断操作の
ちがいに関係なく、開閉器接点部の開閉動作は一
定の速度で行われる必要がある。また非常時に、
手動操作の如何にかゝわらず一定の速度で切離を
行えるようにするトリツプ機能も要請されている
ので、通常は上記クランクピン12を直接手動等
により操作することはなく、手動等の駆動力を一
定速度の投入切離操作力に変換してクランクピン
12を駆動すると共に、必要によりトリツプ操作
もできるようにした操作機構部を介して駆動する
ようになつている。
この発明は以上のような要求をみたす操作機構
部の構造に関するものであり、簡単な構造で前記
迅速な投入及び遮断と、トリツプ機能をもつた遮
断器操作機構を提供するものである。
以下この発明の実施例を図面にもとずいて説明
する。
第2図、第3図、第4図はこの発明の実施例の
装置の1部である開閉器操作機構部を示す図で、
開閉動作としては第2図は投入状態を、第3図は
遮断状態を、第4図は遮断が投入に至る過程の状
態を、示している。第2図において11は操作杆
でその一端が前記クランクピン12と回動自在に
連結すると共に、その中央部付近に設けられたピ
ン1112にバネ13がかけられ図面上上方に付
勢されている。14はバネで操作杆11上のクラ
ンクピン12とピン1112の中間位置に設けら
れた連結ピン1121にかけられており、バネ1
3を補助付勢する。また操作杆11の他端は筐体
10に固定して設けられているストツパ41に当
たり、図面上上方における運動範囲を制限するよ
うになつている。
21はラツチアームで、その一端が操作杆11
と連結ピン1121と回動自在に連結されてい
る。22は扇形レバーでその一端が筐体に固定さ
れた回転軸1022に回動自在に取付けられかつ
ラツチアーム21とは連結ピン2122によつて
回動自在に連結されている。23はL形ラツチで
筐体10に固定された回転軸1023に回動自在
に取付られ、L形ラツチ23に設けられたローラ
2223が扇形レバー22の肩部2201にスラ
イド自在に係合できるようになつている。24は
トリツプラツチで、筐体10に固定された回転軸
1024に回動自在に取付られその切欠部204
1がL形ラツチ23に設けられたローラ2324
にスライド自在に係合している。
31は投入アームで、操作杆11とは、その一
端が連結ピン1131により回動自在に連結され
ている。32は投入リンクで、投入アーム31と
はその一端が連結ピン3132により回動自在に
連結されている。33は投入レバーで、投入リン
ク32とはその一端が連結ピン3233により回
動自在に連結され、他端は外部から操作力を加え
るハンドル軸34に接合されると共に、筐体10
に対して軸受3334により回動自在に保持され
ている。
なお、バネ14はしや断の時にバネ13を補助
付勢するために設けられたもので、これによつて
バネ13の大きさを小さくすることができる。
33は補助リンクで、操作杆11に連結ピン1
131を経て回動自在に連結されている。36は
補助レバーで補助リンク36に連結ピン3536
を経て、回動自在に連結されており、他端は、ス
トツパ41に衝合するストツプレバ38に設けら
れている連結ピン3638に回動自在に連結され
ている。また、40は補助バネで、一端は筐体1
0に固定され他端は補助レバー36に固定されて
いて、補助レバー36を押すように作動する。
第3図は第2図と同じ開閉器操作機構部の遮断
状態における図を示している。第4図は同じくそ
の投入状態に入る前のバネ13、バネ14を蓄勢
した状態における図を示す。なお、この時、前記
補助バネ40の放勢力は、前記補助リンク35を
介して、前記操作杆11を下方へ押し下げる様作
用しており、結果的に前記バネ13に抗する方向
に作用している。
第5図は、前記開閉器の操作機構部のハンドル
軸34を操作する為のハンドル軸操作機構部の分
解斜視図である。このハンドル軸操作機構部は大
別すると、ハンドル軸34を回動投入する投入機
構と、ハンドル軸34を、投入状態でロツク保
持するロツク保持機構とから成つている。
第6図、第7図は上記投入機構の、第8図、
第9図は上記ロツク保持機構のそれぞれ別の動
作状態を示す動作説明図である。
先づこのハンドル軸操作機構部の投入機構に
ついて説明する。第6図、第7図に於いて、34
はハンドル軸であつて、前記第2図〜第4図に示
したハンドル軸そのものである。このハンドル軸
34は筐体101aに軸受102を介して回転自
在に支承されている。103はこのハンドル軸3
4に固定された投入カムであり、手動ハンドル挿
入部103aを有している。104は投入歯車で
所定の間隔を介してプレート104aと一体結合
され、これは筐体101a、筐体101b間に、
回動自在に支持されている。105は上記投入歯
車104とプレート104aとの間に、ピン10
5aを介して回動自在に支承された投入ローラ
で、投入歯車104が回転する事により投入カム
103に係合するよう配置されている。106は
モータMにより駆動され上記投入歯車104を駆
動する駆動歯車、107は上記モータMを駆動又
は停止する為のリミツトスイツチ操作用レバー
で、投入歯車104と一体に設けられたプレート
104aに固定された前記ピン105aの突出部
により操作される。このリミツトスイツチ操作用
レバー107の一端107aはリミツトスイツチ
108を操作するよう構成されているが、他端は
ピン107bにより、筐体101bに回動自在に
支持されている。なお上記操作用レバー107
は、リミツトスイツチ108に内設されているバ
ネ作用により、端部107aを介して、ピン10
7bを中心として常時時計方向に付勢されてい
る。又、上記レバー107には、ピン105aの
突出部に係合し得る為の係合部107cと、筐体
101bと係合して、時計方向への位置決めをす
る為の折曲部107dを有している。
筐体101bは、上記投入機構の各部品を収
納支持して、筐体101aに固定されている。
尚、トリツプフリーに対する制御機構A、投入
ミスに対する制御機構Bについては後述する。
次にロツク保持機構について説明する。
第5図及び第8図、第9図に於いて、121は
ほぼZ形をしたロツクレバーで、軸122により
筐体101cに回動自在に支持されている。この
ロツクレバー121は、一端が筐体101cに係
止され、他端はロツクレバー121に固着設置さ
れたピン121aに係止されたひねりバネ123
により、軸122を中心として常時時計方向に付
勢されている。又、上記ロツクレバー121は、
第1図に示す軸5aに係合する為のアーム部12
1bを有している。129は、前記ハンドル軸3
4に所定の位置関係に固着配設されたロツクカム
で、上記ロツクレバー121に係合し得るように
設けられており、一端を筐体101cに係止さ
れ、他端がロツクカム129に係止されたひねり
バネ130により、軸受102を中心として、常
時時計方向に付勢されている。筐体101cは上
記ロツク保持機構の各部品を収納支持して筐体
101bに固定されている。
第10図は、モータMを制御する制御機構部の
分解斜視図である。この制御機構部は大別する
と、トリツプフリーに対する制御機構Aと投入ミ
スに対する制御機構Bとから構成されている。
第11図、第12図は、上記制御機構Aの、第
13図、は上記制御機構Bのそれぞれ別の動作状
態を示す動作説明図である。
先づこの制御機構部Aについて説明する。又、
第14図はモータMの制御回路である。第10
図、第11図、第12図及び第14図に於いて、
107はリミツトスイツチ操作用レバーであり、
前記第5図〜第7図に示したリミツトスイツチ操
作用レバー107そのものである。151はこの
操作用レバー107の一端107aに係合するよ
うに配設されたロツク用腕であり、軸152を介
して、スイツチ保持金具153に回動自在に保持
されている。さらにロツク用腕151には、マイ
クロスイツチ154のレバー部154aと係合し
てロツク操作する為の窓部151a、前記リミツ
トスイツチ操作用レバー107の一端107aと
係合する係合部151bを有しており、モータM
の停止用リミツトスイツチ108のレバー部10
8aと共にリミツトスイツチ操作用レバー107
の一端107aに当接し、ひねりバネ155によ
り軸152を中心として反時計方向に付勢されて
いる。
156はマイクロスイツチ154の操作用レバ
ーであり、スイツチ保持金具153に軸156a
を介して回動自在に保持され、マイクロスイツチ
154に内設するバネ作用により、軸156aを
中心として反時計方向に付勢されている。又、操
作用レバー156にはマイクロスイツチ154の
レバー部154aと係合する屈曲部156d、マ
イクロスイツチ操作用レバー157と係合する屈
曲部156cを有している。101aは前記ハン
ドル軸操作機構部(第5図参照)の筐体であり、
軸部157aを介して操作用レバー157は回動
自在に保持されると共に、ひねりバネ158によ
り、軸部157aを中心として、時計方向に付勢
されており、先端部157bと主軸6との当接に
より保持されている。さらに他端部157cは、
前記投入機構のピン105aの他端突出部に係
合するように配設されている。
159はマイクロスイツチ154操作用腕であ
り、主軸6に固着設置されており、マイクロスイ
ツチ154のレバー部154aとの係合曲部15
9aを有している。
モータMの制御回路は第14図aのように構成
されている。
即ち、第14図に於て、Mはモータ、X,Yは
リレー、X1,X2はリレーXのa接点、Y1はリレ
ーYの接点で附勢されると破線の位置に切り換わ
る。154は前記マイクロスイツチの接点で、そ
のレバー部154aが押下されると破線の位置に
切り換わる。108は前記リミツトスイツチの接
点でそのレバー部108aが押下されると図示の
如く開状態となり、レバー部108aが復帰する
と閉じるよう構成されている。Sは投入指令用ス
イツチである。また、トリツプ指令用回路は第1
4図bに示す如く、トリツプ指令スイツチZ、ス
イツチ160(第10図参照)、及びトリツプ用
コイルTが直列接続されており、このトリツプ用
コイルTが励磁される事により、トリツプラツチ
24を反時計方向に回動させ開閉器接点を開かせ
るものである。
尚、上記スイツチ160は、開閉器1の接点が
投入状態にあるときのみON状態となつている。
次に動作を説明する。
真空開閉器の接点の投入状態では、開閉器操作
機構部は第2図に示す如くであり、操作杆11は
バネ13によつて上方に付勢されているが、L型
ラツチ23のローラ2324がトリツプラツチ2
4の切欠部2401に係合して抑えられているた
めローラ2223が扇形レバー22の肩部220
1をおさえている。この結果連結ピン1121と
連結ピン2122を結ぶ線が回転軸1022より
図面上で左側にあるためバネ13より操作杆11
を経て扇形レバー22を時計方向に回転させよう
する力が加わるが、前記ローラ2223と肩部2
201の係合により第2図に示す状態に係止され
た形で保持されている。
一方、この接点投入状態に於て、ハンドル軸操
作機構部の投入機構は第6図に示す一点鎖線の
状態、ロツク保持機構は第8図の状態となつて
いる。
即ち、第6図に示す投入機構に於て、ハンド
ル軸34に固定された投入カム103は、モータ
Mの駆動により駆動歯車106、投入歯車104
ピン105a、投入ローラ105を介して、ハン
ドル軸34を中心として反時計方向に回動し、実
線位置にて接点投入を完了するが、投入歯車10
4は回動を続け、ピン105aの突出部、レバー
107を介して、リミツトスイツチ108を操作
させ一点鎖線の位置で停止し投入機構の動作が
完了している。又、第8図に示すロツク保持機構
に於て、ハンドル軸34に固定されたロツクカ
ム129は図示の一点鎖線の位置で接点投入を完
了し、そして軸5aにアーム部121bが当接し
て保持されているロツクレバー121のピン12
1aと当接してロツク保持され図の実線の位置に
ある。
この接点投入状態では、モータ制御回路は第1
4図aの実線に示す状態にあり、モータMは停止
している。
次にこの状態でトリツプする場合の動作を説明
する。
今、第14図bに示すトリツプ指令スイツチを
閉じると、スイツチ160を介してトリツプ用コ
イルTが励磁され、第2図に於て、トリツプラツ
チ24が矢印Aの方向に引かれ、バネ13及びバ
ネ14による付勢力によつてローラ2324はト
リツプラツチ24の切欠部2401をすべつて行
きその後係合状態から外れ、ローラ2223によ
る扇形レバー22の肩部2201の押えが外れて
扇形レバー22が時計方向に回転し、クランクピ
ン12の位置が遮断状態に移動し、真空スイツチ
1の接点を開く。この状態を第3図に示す。
この動作で、クランクピン12が遮断位置へ移
動する事により、主軸6は時計方向に回動し、レ
バー5は第8図の位置から第9図の位置へ移動す
る。これによつてロツクレバー121は軸5aに
押されて軸122を中心として反時計方向に回動
するので、ロツクカム129はピン121aから
解放され、ハンドル軸34はひねりバネ130の
付勢力により時計方向に回動する。これにより投
入機構及びロツク保持機構は夫々第7図及び
第9図の状態となつて、次の投入動作に待機す
る。
このとき、モータ制御回路は第14図aの実線
の状態のままにある。今、この状態において投入
指令用スイツチSを閉じれば、リレーXが励磁さ
れそのa接点X1,X2が閉じる。接点X1が閉じる
事によりモータMは回転を開始し、また接点X2
が閉じる事によつてリレーXは自己保持される。
さて、上記のようにしてモータMが回転を始め
れば、投入歯車104は第6図の位置から時計方
向に回転を始め、従つて投入ローラ105と操作
レバー107との係合が外れる。その結果操作レ
バー107の一端107aに当接したリミツトス
イツチ108、ロツク用腕151のバネ作用によ
り、操作レバー107はピン107bを中心とし
て時計方向に回動し、筐体101bと折曲部10
7dが当接し停止する。又ロツク用腕151は、
軸152を中心として反時計方向に回動し、マイ
クロスイツチ154のレバー部154aの先端に
当接して停止する。この動作により、リミツトス
イツチ108のレバー部108aは復帰するの
で、その接点を閉じる。モータMはリレーXの接
点X1を通じて更に付勢され、投入歯車104が
回転し続け、従つて投入ローラ105が投入カム
103と係合してこれを反時計方向に回動させ
る。これによつてハンドル軸34は反時計方向に
回動され、第3図の状態にあつた操作杆11は投
入リンク32、投入アーム33を介してクランク
ピン12の位置を支点として下方へ押し下げら
れ、これに伴つてバネ13が付勢される。これと
共にラツチアーム21も下方押し下げられ扇形ラ
ツチ22が反時計方向に回転しローラ2223は
扇形レバー22のロール部2202をすべつてゆ
く。L型ラツチ23は回転軸1023を中心とし
てバネ(図示せず)により時計方向に軽く付勢さ
れているので扇形レバー22の反時計方向への回
転によつて、その肩部2201にローラ2223
が係合する。
一方、トリツプラツチ24は時計方向へバネ
(図示せず)で軽く付勢されているので前記肩部
2201とローラ2223の係合時点に、ローラ
2324はトリツプラツチ24の切欠部2401
によつて係止される。
この一連のバネ13を付勢する過程において、
クランクピン12、連結ピン1131、連結ピン
3536が一直線に並ぶ迄は、補助バネ40も付
勢され操作杆11を押上げる方向に作用するが、
それ以後は前記補助バネ40は放勢され、操作杆
11を押下げる方向に作用する。以上の過程を経
て第4図に示す状態になる。
さらにハンドル軸34が反時計方向にまわる
と、係止ストツパ42に投入リンク32のローラ
3201が当り、連結ピン3132の位置が連結
ピン1131と連結ピン3233とを結ぶ線より
図面上右側から左側に移るので、バネ13の引張
力による力と、補助バネ40の拡張力による力と
の差によつて決まる力により、操作杆11は図面
上、上方向に駆動され、連結ピン1211を支点
として操作杆11が回転しクランクピン12が、
投入位置へ移転する。なお、バネ13と補助バネ
40の大きさの選択により、この投入時の速度を
所定の速度に設定することができる。
以上の結果第2図の投入状態に戻る。
投入状態では、連結ピンC1131の位置が、
クランクピン12と連結ピン3536を結ぶ線よ
り図面上、上にあるのでバネ13の引張力による
力と補助バネ40の拡張力による力は加算される
ように働き連結ピン1121を支点として、操作
杆11を、反時計方向へ回転させるので、クラン
クピン12には大きな投入保持力が働く。
以上の投入動作は、投入カム103及び投入ロ
ーラ105が第11図の状態で完了するが、開閉
器1の接点が投入された状態では主軸6は第7図
の位置から第11図の位置へ反時計方向に回動し
ているので、主軸6に固定された操作用腕159
により第11図に示す如くマイクロスイツチ15
4のレバー部154aが押下され、その接点が第
14図aの破線の位置に切り換わる。また、マイ
クロスイツチ154のレバー部が押下される事に
より、それまでそのレバー部154aに当接して
停止していたローラ用腕151は、その窓部15
1aに上記レバー部154aが係合する事とな
り、軸152を中心として反時計方向に回動す
る。このレバー部154aと窓部151aの係合
により、マイクロスイツチ154は第14図aの
破線の接続位置を維持される。この時の状態は第
11図に示される。一方、モータ制御回路は第1
4図aにおいて、マイクロスイツチ154が破線
の位置に切換わる事により、リレーXは消勢され
その接点X1,X2は開かれるが、モータMはマイ
クロスイツチ154及びオン状態にあるリミツト
スイツチ108を介して附勢され続ける。また、
マイクロスイツチ154が破線位置となる事によ
り、リレーYが付勢され、その接点Y1が破線位
置に切り替わる。
さて、この状態に於いてトリツプ指令がなされ
ると、前記開閉器の操作機構のトリツプ動作によ
り、主軸ピン0610を中心として主軸6が反時
計方向に回動し開閉器が遮断され第12図に示す
状態となるが、ロツク用腕151の窓部151a
と、マイクロスイツチ154のレバー部が係合し
ているので、マイクロスイツチ154は破線位置
のままであり、モータMは回転を続け、投入歯車
104はさらに軸部104bを中心として時計方
向に回動される。そしてピン105aの突出部が
レバー107と係合してこれを反時計方向に回動
させその端部107aにより、リミツトスイツチ
108のレバー部108aを押し下げると共に、
ロツク用腕151を時計方向に回動させる。ロツ
ク用腕151が第12図の状態から時計方向に回
動すれば、マイクロスイツチ154のレバー部1
54aとロツク用腕151の窓部151aとの係
合が外れ、マイクロスイツチ154は再び第14
図aの実線位置となる。またこのときリミツトス
イツチ108のレバー部108aはレバー107
により押し下げられているので、モータMは消勢
され、投入歯車104は第7図の位置で停止す
る。
このとき、仮に投入指令用スイツチSがオン状
態であつても、前記した如くリレーYが附勢され
その接点Y1を第14図aの破線位置に接続され
ているので、リレーXは附勢されず、モータMは
附勢されない。
尚、上記は開閉器1が投入された直後にトリツ
プ指令が出された場合であるが、トリツプ指令が
なければ、第11図の投入状態によりマイクロス
イツチ154は第14図aの破線位置にあるの
で、オン状態のリミツトスイツチ108を通じて
モータMが附勢され続け、投入歯車104は第1
1図の位置から更に回転する。そして投入ローラ
105が第6図の破線の位置に達し、操作レバー
107と係合してこれを反時計方向に回動させ、
リミツトスイツチ108及びロツク用腕151を
押下げる。これによつてリミツトスイツチ108
は開かれ、モータMはその位置で停止する。また
マイクロスイツチ154は、そのレバー部154
aがロツク用腕151の窓部151aから開放さ
れるが、操作用腕159により押下げられてお
り、第14図aの破線位置にある。
また、操作杆11の上記の動作によつて主軸5
は反時計方向に回動して第9図の位置から第8図
の位置となり、ロツクレバー121は軸5aの移
動に付随してひねりバネ123の力により軸12
2を中心として第9図の位置から時計方向に回動
して第8図の状態となる。これによつてロツクカ
ム129の端部はピン121aに係合しハンドル
軸34の回動をロツクするものである。
以上の投入動作の結果、開閉器操作機構部が第
2図の状態、投入機構が第6図の一点鎖線の状
態、ロツク保持機構が第8図の実線の状態であ
る。この投入状態に於いてトリツプ操作、即ちト
リツプ信号によりトリツプラツチ24を矢印A方
向に操作することにより、開閉器操作機構部は、
第2図から第3図の状態に、投入機構は第6図
の一点鎖線の状態から第7図の状態に、ロツク保
持機構は第8図から第9図の状態に動作し、ト
リツプ状態を形成し、投入信号に待機する。
この投入動作とトリツプ動作が繰り返えすこと
により、第1図に示す真空スイツチの開閉動作が
行なうことが出来る。
次に投入ミスに対する制御機構Bについて、そ
の動作を説明する。まず投入ミスとは、前記遮断
状態(第3図、第7図、第9図)に於て、投入指
令がなされモータMが駆動し、投入動作がなされ
ても開閉器が投入しない現象をいう。
この制御機構Bは、上記の投入ミスが発生した
場合、その投入ミスを1回で阻止し、前記遮断状
態に復帰させる為の機構である。
第13図に於いて、投入指令によりモータMが
駆動され、投入歯車104が回動し、正常時投入
状態になつても投入しない状態を実線で示し、投
入ミスを検知した状態を一点鎖線で示す。即ち、
投入ミスの場合、主軸6の回動がなされず第6図
に示すような操作用腕159とマイクロスイツチ
154の係合がなされず、従つて第14図aにお
いてマイクロスイツチ154が実線位置のままと
なるので、リレーXは附勢され続け、接点X1
通してモータMは附勢され続け、投入歯車104
の回動がいつまでも続けられてしまう事になる
が、本発明によればこの投入歯車104の回動継
続によりピン105aの他端突出部が、操作用レ
バー157の他端部157cに当接し、その軸部
157aを中心として反時計方向に回動され一点
鎖線の状態になる。これによつて操作用レバー1
57の先端部157bに当接する操作用レバー1
56は軸156aを中心として時計方向に回動さ
れ、その端部156bによりマイクロスイツチ1
54を操作し、疑似投入状態を形成する。従つて
第14図aにおいてマイクロスイツチ154は破
線位置に切り換わり、リレーXが消勢されて接点
X1,X2を開く。そしてリミツトスイツチ108
が、前記のようにしてピン105aと操作レバー
107の係合によつて開かれれば、その位置でモ
ータMは停止するものである。即ち、投入ミスが
発生してもモータMは必らず所定位置で停止する
事になる。
以上述べたようにこの発明による開閉器の制御
装置によれば、簡単な構成により確実に開閉器の
投入・遮断操作をすることができるとともに、ロ
ツク用腕により第一のスイツチをロツクし、さら
に投入ミス制御手段により仮の投入状態を形成し
て、開閉器投入後ただちに遮断という事態あるい
は投入ミスがあつても、投入機構は常に所定位置
でつぎの投入指令を待機して停止することができ
るので、安全で確実な装置を得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉器の開閉部の説明図、第2図はこ
の発明に係る開閉器の操作機構部の一実施例の第
1の動作時の状態(投入状態)を示す説明図、第
3図は同じく第2の動作時(遮断状態)の状態を
示す説明図、第4図は同じく第2の動作状態から
第1の動作状態に移る過程における状態を示す説
明図、第5図は前記開閉器の操作機構部のハンド
ル軸を操作する為の一実施例のハンドル軸操作機
構部の分解斜視図、第6図は上記ハンドル軸操作
機構部内の投入機構の投入動作を示す動作説明
図、第7図は同じく遮断状態を示す説明図、第8
図は前記ハンドル軸操作機構部内のロツク保持機
構の投入動作を示す動作説明図、第9図は同じ
く遮断状態を示す説明図、第10図は制御機構部
の分解斜視図、第11図は上記制御機構部内の制
御機構Aの投入瞬時を示す動作説明図、第12図
は同じくトリツプフリー状態を示す動作説明図、
第13図は前記制御機構部内の制御機構Bの投入
ミス状態と、疑似投入状態を示す動作説明図、第
14図は制御回路の一実施例を示す回路図であ
る。 10……筐体、11……操作杆、12……クラ
ンクピン、13……バネ、14……バネ、21…
…ラツチアーム、22……扇形レバー、23……
L型ラツチ、24……トリツプラツチ、31……
投入アーム、32……投入リンク、33……投入
レバー、34……ハンドル軸、41……ストツパ
ー、1022〜1024……回転軸、1121,
2122,1131,3132,3233……連
結ピン、2223,2324……ローラ、111
2……ピン、101……ハンドル軸操作機構部筐
体、102……軸受、103……蓄勢カム、10
4……蓄勢歯車、105……蓄勢ローラ、106
……駆動歯車、107……リミツトスイツチ操作
用レバー、108……ピン、109……レバー支
持金具、110……ひねりバネ、121……ラツ
チアーム、122……軸、123……ひねりバ
ネ、124……ラツチ金具、125……ひねりバ
ネ、126……ラツチローラ、127……軸、1
28……操作アーム、129……蓄勢保持カム、
101a,101b,101c……ハンドル軸操
作機構部の筐体、102……ハンドル軸用軸受、
103……投入カム、104……投入歯車、10
5……投入ローラ、106……駆動歯車、107
……リミツトスイツチ操作用レバー、108……
リミツトスイツチ、121……ロツクレバー、1
22……ロツクレバー用軸、123……ロツクレ
バー用ひねりバネ、129……ロツクカム、13
0……ハンドル軸用ひねりバネ、151……ロツ
ク用腕、152……軸、153……スイツチ保持
金具、154……マイクロスイツチ、155……
ひねりバネ、156……操作用レバー、157…
…操作用レバー、158……ひねりバネ、159
……操作用腕、なお、図中、同一符号は同一部分
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開閉器の可動接点に連結され、且つ開閉器の
    開極状態において所定位置に支持されるクランク
    ピンと、このクランクピンに一端が取り付けられ
    た操作杆と、この操作杆の両端間に係合し上記操
    作杆を上記所定位置に支持されるクランクピンを
    支点として第1の方向に付勢するバネと、上記操
    作杆の上記クランクピン取り付け部と上記バネ係
    合部との間に連結され上記バネを蓄勢した状態で
    係止する係止機構と、上記操作杆の他端に投入ア
    ーム、投入リンク、及び投入レバーとからなるリ
    ンク機構を介して連結されたハンドル軸と、電動
    機により駆動されて回転しその回転動作に連動し
    て上記ハンドル軸を回転させて上記操作杆を上記
    支点を中心として上記バネを蓄勢しつつ上記第1
    の方向とは逆の第2の方向へ所定位置まで移動さ
    せる投入歯車と、上記操作杆が所定位置に達した
    とき上記投入リンクの一部と係合して、上記蓄勢
    されたバネの付勢力により上記操作杆が上記係止
    機構との連結部を支点として上記第1の方向であ
    る投入方向へ回動させるのを許す係止ストツパー
    と、上記操作杆が上記係止機構に係止されている
    投入状態のときその係止を解除して上記操作杆が
    上記バネの付勢力により上記リンク機構との連結
    部を支点として遮断方向へ回動されるのを許す係
    止解除部と、上記開閉器の主軸の動作に連動して
    動作し上記開閉器の接点が投入状態になるとき第
    1の動作状態となる第1のスイツチと、投入指令
    が与えられると励磁されて上記電動機の第1の駆
    動回路を形成すると共に上記第1の動作状態とは
    異なる第2の動作状態にある上記第1のスイツチ
    を介してその励磁が維持され、かつ上記第1のス
    イツチが上記第1の動作状態になることにより消
    勢されて上記第1の駆動回路を遮断する第1のリ
    レーと、上記開閉器本体に回動自在に支持され上
    記投入歯車の回転に連動する第1のレバーと、上
    記開閉器本体に第1のバネにより所定の方向へ付
    勢された状態で回動自在に支持され上記投入指令
    待機の状態においては上記第1のレバーと係合し
    所定位置に保持されるとともに上記投入歯車の回
    動動作中は開放されて上記第1のスイツチが上記
    第2の動作状態から第1の動作状態に動作したと
    き上記第1のスイツチの操作レバーと係合し上記
    第1のスイツチを第1の動作状態にロツクするロ
    ツク用腕と、上記電動機の動作開始直後に上記第
    1のレバーの動作に連動して第2の動作状態から
    第1の動作状態を形成する第2のスイツチと、上
    記開閉器本体に第2のバネにより所定の方向へ付
    勢された状態で回動自在に支持され上記ハンドル
    軸が投入方向へ回動した後上記投入歯車の動作に
    連動して上記所定の方向とは反対の方向に動作し
    て上記第1のスイツチの操作レバーと係合し第1
    の動作状態の方向に付勢した後上記第2のバネに
    より上記所定の方向にリセツトされる第2のレバ
    ーとを備え、上記第1のスイツチが第1の動作状
    態となることにより上記第2のスイツチと共に上
    記電動機の第2の駆動回路を形成し、上記投入歯
    車が所定角度回転したときこの投入歯車により操
    作された上記第1のレバーの動作により上記第1
    のスイツチを第2の動作状態にして上記第2の駆
    動回路を遮断すると共に上記ロツク用腕をバネの
    付勢力に抗して回動させ上記ロツクを解いて上記
    第1のスイツチを第2の動作状態に復帰せしめる
    開閉器の制御装置。
JP2438580A 1980-02-26 1980-02-26 Control device for switch Granted JPS56120030A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2438580A JPS56120030A (en) 1980-02-26 1980-02-26 Control device for switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2438580A JPS56120030A (en) 1980-02-26 1980-02-26 Control device for switch

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56120030A JPS56120030A (en) 1981-09-21
JPS6262007B2 true JPS6262007B2 (ja) 1987-12-24

Family

ID=12136706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2438580A Granted JPS56120030A (en) 1980-02-26 1980-02-26 Control device for switch

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56120030A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4864566A (en) * 1986-09-26 1989-09-05 Cycomm Corporation Precise multiplexed transmission and reception of analog and digital data through a narrow-band channel
JP4956303B2 (ja) * 2007-07-06 2012-06-20 株式会社クボタ 自脱型コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56120030A (en) 1981-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5504290A (en) Remote controlled circuit breaker with recharging cam
JPH049912B2 (ja)
JPH0644439B2 (ja) 遮断器の制御装置
JPS62105333A (ja) 電気回路遮断器の作動機構
US6348847B1 (en) Control device for breaker
JPS60218727A (ja) しや断器に結合自在な外部付加ブロツク
TW451236B (en) Operating mechanism for a three-position switching device
JPS6262007B2 (ja)
KR910005781Y1 (ko) 회로차단기의 전기조작장치
JPS6262006B2 (ja)
JPS6262008B2 (ja)
JPS6262009B2 (ja)
JPS6260778B2 (ja)
JPS6260777B2 (ja)
JPH0317338B2 (ja)
JPS6260780B2 (ja)
JPS6262005B2 (ja)
JPS6260779B2 (ja)
JPS6136057Y2 (ja)
JPS6226533B2 (ja)
JPH08287791A (ja) 電力用負荷開閉器の操作装置
JP3678545B2 (ja) 開閉装置操作機構のインターロック装置
JPH07105796A (ja) 遮断器
JP2666956B2 (ja) 開閉器の操作装置
JPH064517Y2 (ja) 回路開閉装置の操作装置