JPH088502Y2 - 真空しゃ断器 - Google Patents

真空しゃ断器

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JPH088502Y2
JPH088502Y2 JP8253289U JP8253289U JPH088502Y2 JP H088502 Y2 JPH088502 Y2 JP H088502Y2 JP 8253289 U JP8253289 U JP 8253289U JP 8253289 U JP8253289 U JP 8253289U JP H088502 Y2 JPH088502 Y2 JP H088502Y2
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JP
Japan
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link
lever
rotatably connected
claw
fixed
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JP8253289U
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JPH0322337U (ja
Inventor
浩一 三田
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は真空しゃ断器の操作機構の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の真空しゃ断器の操作機構、特に引外し自由機構
は、リンクを多数、少なくとも3個以上のものを組み合
わせるか、または形状,機構が複雑で、また部品点数も
多くなっている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、かようなものにおいては、 (1)部品点数が大いのでかなり複雑である。
(2)組立時の調整が難儀である。
(3)組立工数がかなりかかり、これに伴ってコストア
ップとなる。
(4)保守が大へんである。
本考案は上述した点に鑑みて創案されたもので、その
目的とするところは、上述した点を改良した真空しゃ断
器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
各相に真空スイッチバルブ2を備えた真空しゃ断器に
おいて、前記真空スイッチバルブ2の可動側に回動自在
に連結するレバー6と、このレバー6の一端を支承し、
別の一端に回動自在に連結する絶縁継手7と、この絶縁
継手7の一方には回動自在に連結し、他方は主軸1に固
着されたレバー8と、一方は主軸1に固着され、他方は
一端を本体に固定したしゃ断用ばね9に回動自在に連結
したレバー10と、一方は主軸1に固着され、他方は第1
のリンク13と回動自在に連結するレバー11と、前記第1
のリンク13のリンクの一方と回動自在に連結する第2の
リンク15と、第1のリンク13と第2のリンク15の連結部
を押圧して死点を若干越えた位置でストッパに係止させ
る投入電磁石18と、第2のリンク15の一端と係合する爪
付きレバー16と、しゃ断時に爪付きレバー16を作動させ
て第2のリンク15の先端と爪付きレバー16の係合を外す
引外し電磁石19と、第2のリンク15の先端にばね14′を
内蔵した摺動部を有する案内機構14から構成したことに
ある。
〔作用〕
その作用は、次に述べる実施例において併せて説明す
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、第2図
はそのリセット状態、第3図は投入時、第4図はしゃ断
時のそれぞれを示す主要部概略図、第5図はバルブ開閉
に関する主軸との構成を示す投入状態図である。
第1図〜第4図において、本装置は、 (1)接点3,4を備えた各相の真空スイッチバルブ(以
下単にバルブという)2と、 (2)バルブ2の可動電極5側に回動自在に連結された
レバー6と、 (3)このレバー6の一端を支承する別の一端に回動自
在に連結する絶縁継手7aと、 (4)この絶縁継手7の一方絶縁継手軸7b回動自在に連
結し、他方は主軸1に溶接などして固着されたレバー8
と、 (5)レバー8と絶縁継手7及び絶縁継手軸7bに挿入さ
れた間に設けられた接点4の加圧用のばね12と、 (6)一方は主軸1に固着され、他方は第1のリンク13
と回動自在に連結するレバー11と、 (7)第1のリンクの一方と回動自在に連結する第2の
リンク15と、 (8)第1のリンク13と第2のリンク15の連結部を押圧
して死点を若干越えた位置でストッパ23に係止させる投
入電磁石18と、 (9)第2のリンク15の一端と係合する爪付きレバー16
と、 (10)しゃ断時に爪16′付きレバー16を作動させて第2
のリンク15の先端と爪付きレバーの係合を外す引外し電
磁石19と、 (11)第2のリンク15の先端にばね14′を内蔵した摺動
部を有する案内機構14と、 (12)一方は主軸1に固着され、他方は一端を本体(図
示せず)に固定したしゃ断用ばね9に回動自在に連結し
たレバー10と、 のそれぞれから構成されている。
次に、かようなごとく構成されたしゃ断器の作用につ
いて、第2図〜第4図を参照して説明する。
一般的に、主軸1を投入コイル吸引力とリンク機構に
より、引き外しばね力に抗してバルブを投入させ、引外
し電磁石19すなわちトリップコイルの付勢によりリンク
機構の投入時の平衡をくずすことにより、しゃ断用ばね
9で接点3,4を開極させる。
このとき、引外し自由機構が条件となるため、一般的
に多数のリンクの組合せ、複雑な形状となる。
本考案はかようなリンクまわりを簡単な形状で且つ信
頼性を向上せしめたもので、まず投入時から説明する。
第2図に示す状態、すなわち開極状態から投入を行う
場合、投入電磁石18を付勢し、投入電磁石18の吸引レバ
ーと一体化したリンク17を上部に引き上げる。(このリ
ンク17は第1のリンク13と第2のリンク15の連結部qを
持ち上げている。) このことにより、第2のリンク15は爪16′で一端を止
められていることから、第3図に示す投入時のように、
第1のリンク13と第2のリンク15とは一直線上になる。
バルブ2を投入するこのとき、第1のリンク13と第2
のリンク15は死点よりgだけ反対側へ移動可能な部分に
ストッパ23が設けられている。
加圧用のばね12およびしゃ断用ばね9により押付けら
れ、「へ」の字状になって固定され、投入状態を保つ。
引外し時は、引外し電磁石19によりレバー16をたた
き、このレバー16と一体の爪16′を外し、第2のリンク
15の先端に設けられているローラ21との掛りが解ける。
このことにより、バルブ2の接点3,4は第4図に示す
ように、しゃ断用ばね9により開極状態となる。すなわ
ち、第2のリンク15の先端に設けられたローラ21は、上
下に設けられた案内機構14の隔壁のため、一方向のみ移
動が可能となる。
次に、第3図に示すように、第1のリンク13と第2の
リンク15の中央の「へ」の字部のローラ23は右側へ移動
するとき隔壁とわずか下側へ移動し、自重と重なって2
つのリンクはgのギャップはなくなり、逆「へ」の字と
なり、レバー16を支持するばね20およびばね14′によ
り、それぞれのリンクは第1図に示すように再投入に備
える。第2のリンク15の先端のローラ21は爪16′により
固定される。このローラ21は案内機構14を摺動する連結
部のローラと同心に設けられた別のローラ22である。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案によれば、第2のリンク15
の先端のローラ22を一方向のみ摺動可能な隔壁を設けた
案内機構14により、2組のリンクで良く、構造が至って
簡素なものである。
従って、信頼性は増し、低コスト化され、さらに小形
化されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、第2図〜
第4図は第1図のA-A線矢視方向説明図であり、第2図
はそのリセット状態、第3図は投入時、第4図はしゃ断
時のそれぞれの状態を示す主要部概略図である。また第
5図は絶縁継手とレバーとの詳細説明図である。 1……主軸、2……バルブ、3,4……接点、5……可動
電極、6……レバー、7……絶縁継手、8……レバー、
9……しゃ断用ばね、10……レバー、11……レバー、12
……ばね、13……第1のリンク、14……案内機構、14′
……ばね、15……第2のリンク、16……爪付きレバー、
16′……爪、17……リンク、18……投入電磁石、19……
引外し電磁石、20……ばね、21……ローラ、22……ロー
ラ、23……ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各相に真空スイッチバルブ(2)を備えた
    真空しゃ断器において、前記真空スイッチバルブ(2)
    の可動側に回動自在に連結するレバー(6)と、このレ
    バー(6)の一端を支承し、別の一端に回動自在に連結
    する絶縁継手(7)と、この絶縁継手(7)の一方には
    回動自在に連結し、他方は主軸(1)に固着されたレバ
    ー(8)と、一方は主軸(1)に固着され、他方は一端
    を本体に固定したしゃ断用ばね(9)に回動自在に連結
    したレバー(10)と、一方は主軸(1)に固着され、他
    方は第1のリンク(13)と回動自在に連結するレバー
    (11)と、前記第1のリンク(13)のリンクの一方と回
    動自在に連結する第2のリンク(15)と、第1のリンク
    (13)と第2のリンク(15)の連結部を押圧して死点を
    若干越えた位置でストッパに係止させる投入電磁石(1
    8)と、第2のリンク(15)の一端と係合する爪付きレ
    バー(16)と、しゃ断時に爪付きレバー(16)を作動さ
    せて第2のリンク(15)の先端と爪付きレバー(16)の
    係合を外す引外し電磁石(19)と、第2のリンク(15)
    の先端にばね(14′)を内蔵した摺動部を有する案内機
    構(14)から構成したことを特徴とする真空しゃ断器。
JP8253289U 1989-07-13 1989-07-13 真空しゃ断器 Expired - Lifetime JPH088502Y2 (ja)

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JP8253289U JPH088502Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 真空しゃ断器

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JPH0322337U JPH0322337U (ja) 1991-03-07
JPH088502Y2 true JPH088502Y2 (ja) 1996-03-06

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JP4827890B2 (ja) * 2008-06-17 2011-11-30 株式会社三和工業 舗装路面上への図柄形成方法および図柄表示構造
JP5763957B2 (ja) * 2011-04-06 2015-08-12 株式会社東芝 真空遮断器

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