JPH0426114Y2 - - Google Patents

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JPH0426114Y2
JPH0426114Y2 JP4130285U JP4130285U JPH0426114Y2 JP H0426114 Y2 JPH0426114 Y2 JP H0426114Y2 JP 4130285 U JP4130285 U JP 4130285U JP 4130285 U JP4130285 U JP 4130285U JP H0426114 Y2 JPH0426114 Y2 JP H0426114Y2
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JP
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valve
hole
fire extinguisher
shaft
plate
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JP4130285U
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、蓄圧式消火器の胴体口金に装着さ
れる操作装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のこの種の操作装置を示すもの
で、図において1は消火器胴体、2は胴体1の口
金、3は口金2に袋ナツト4により装着される弁
ケースで、弁孔3aとこの弁孔3aに連なる放射
口3bとを有する。5は弁ケース3に進退可能に
挿入した弁軸で、先端に弁孔3aを開閉する弁体
5aを有しかつ基端5bは弁ケース3から外部に
突出する。6は弁ケース3に取付けた固定レバ
ー、7は固定レバー6に対する可動レバーで、弁
軸5の基端5bを復帰ばね8に抗して押圧する。
両レバー6,7を握ると、可動レバー7により
基端5bが復帰ばね8に抗して押圧されて弁軸5
を介して弁体5aが作動し弁孔3aが開放する。
従つて、両レバー6,7を握つている間は弁孔3
aが開放し、この弁孔3aを通して胴体1内の消
火剤がその蓄圧力により放射される。そして両レ
バー6,7を離すと、弁軸5が蓄圧力と復帰ばね
8の復元力とにより元の第5図の状態に戻り、弁
孔3aが弁体5aにより閉塞される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の操作装置では、放射してい
る間(使用時)両レバー6,7を握つていなけれ
ばならないので、両レバー6,7を握つた状態で
の消火作業は行ないにくく、作業性が悪いという
問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、放射中両レバーを握つておく必要が
なく消火作業のし易い極めて作業性の良い蓄圧式
消火器の操作装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る操作装置は、消火器胴体の口金
に装着されかつ弁孔とこの弁孔に連なる放射口と
を有する弁ケースと、この弁ケースに形成される
かあるいは弁ケースの一部として分割構成される
弁蓋に形成される角頭部、前記弁ケースに進退可
能に保持されかつ先端に前記弁孔を開閉する弁体
を有し基端が前記弁ケースから外部に突出する弁
軸と、前記角頭部に側方から挿脱できる板本体と
この板本体の開口一端側に設けた抜け止め片とで
構成されかつ前記角頭部に嵌めた状態で前記弁体
が前記弁孔を閉塞するように前記弁軸の基端と係
合して固定する弁作動板と、この弁作動板を前記
角頭部に側方から挿入したときに前記抜け止め片
とで前記角頭部を両側から挟持できるように前記
板本体に引き抜き可能に挿入した抜け止めピンと
を備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、抜け止めピンを抜いて弁
作動板を弁ケースの角頭部から外すと、消火器胴
体の蓄圧力により弁軸が開放位置に押しやられて
弁孔が開放するので、使用時には抜け止めピンお
よび弁作動板を外すだけで放射が行なえる。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、図において9は消火器胴体、10は胴体9
の口金、11は口金10に袋ナツト12により装
着される弁ケースで、弁孔11aとこの弁孔11
aに連なる放射口11bとを有する。13は外周
ねじ部13aにより弁ケース11に螺着される六
角頭13b付きボルト形状の弁蓋で、その中心部
に弁軸挿通用の孔13cを有する。14は孔13
cから弁ケース11内に挿入される弁軸で、先端
に弁孔11aを開閉する弁体14aを有しかつ基
端に弁閉塞状態で弁蓋13の凹部13d内に嵌入
される鍔14bを有する。15は弁軸14を弁開
放方向に付勢するばね、16は弁蓋13の六角頭
13bに嵌脱可能に被せられる弁作動板で、六角
頭13bに側方から挿脱できる断面〓状の板本体
16aとこの板本体16aの開口一端側に設けた
抜け止め片16bとで構成される。17は板本体
16aに引き抜き可能に挿入した抜け止めピン
で、抜け止め片16bとの間に六角頭13bを挟
持すると共に紐18により弁作動板16に連結さ
れる。
次に動作について説明する。第1図〜第3図は
不使用状態を示すもので、この状態では弁作動板
16が弁蓋13の六角頭13bに被せられ、抜け
止めピン17により六角頭13bから抜け出さな
いように固定されている。従つて、この弁作動板
16により弁軸14がばね15に抗して押圧さ
れ、弁体14aが弁孔11aを閉塞する。
次に使用する時には、抜け止めピン17を引き
抜き、弁作動板16も第2図中矢印19の方向に
引き抜いて六角頭13bから外す。弁作動板16
が解放された弁軸14は弁体14aを蓄圧力によ
り押し上げられてばね15の復帰力にも助けられ
て上昇し、第4図に示すように弁孔11aが開放
する。蓄圧力により放射口11bから消火剤が放
射している間はこの蓄圧力により弁体14aが押
し上げられ、弁孔11aが開放したままとなる。
上記実施例のように弁軸14を開放方向に付勢
するばね15を設けると弁軸14の動きがスムー
スになるので弁孔11aの開きが速く確実なもの
となるが、弁軸14はばね15が無くても蓄圧力
により押し上げられるのでばね15は無くてもよ
い。
上記実施例では弁ケース11の一部として分割
構成される弁蓋13を設けてこの弁蓋13の六角
頭13bに弁作動板16を被せるものを示した
が、例えば弁ケース11に六角頭13bを形成し
てこれに弁作動板16を被せるようにすれば弁蓋
13が不要となる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、抜け止めピン
および弁作動板を外すだけで後は自動的に放射さ
れるので、従来装置のように放射中両レバーを握
つておく必要がなく、消火作業がし易く作業性が
良くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図は一部破断の平面図、第3図は左半分を第2
図の線−で破断した状態の背面図、第4図は
使用状態を示す第3図と同じ背面図、第5図は従
来装置の右半分を断面した側面図である。 図において、9は消火器胴体、10は口金、1
1は弁ケース、11aは弁孔、11bは放射口、
13は弁蓋、13aは外周ねじ部、13bは六角
頭、13cは孔、14は弁軸、14aは弁体、1
5はばね、16は弁作動板、16aは板本体、1
6bは抜け止め片、17は抜け止めピンである。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 消火器胴体の口金に装着されかつ弁孔とこの
    弁孔に連なる放射口とを有する弁ケース、この
    弁ケースに形成されるかあるいは弁ケースの一
    部として分割構成される弁蓋に形成される角頭
    部、前記弁ケースに進退可能に保持されかつ先
    端に前記弁孔を開閉する弁体を有し基端が前記
    弁ケースから外部に突出する弁軸、前記角頭部
    に側方から挿脱できる板本体とこの板本体の開
    口一端側に設けた抜け止め片とで構成されかつ
    前記角頭部に嵌めた状態で前記弁体が前記弁孔
    を閉塞するように前記弁軸の基端と係合して固
    定する弁作動板、およびこの弁作動板を前記角
    頭部に側方から挿入したときに前記抜け止め片
    とで前記角頭部を両側から挟持できるように前
    記板本体に引き抜き可能に挿入した抜け止めピ
    ンを備え、 前記抜け止めピンを抜いて前記弁作動板を角
    頭部から外すと、前記消火器胴体の蓄圧力によ
    り前記弁軸が開放位置に押しやられて前記弁孔
    が開放するようにしたことを特徴とする蓄圧式
    消火器の操作装置。 (2) 弁孔を開放する方向に弁軸を付勢するばねを
    設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の蓄
    圧式消火器の操作装置。
JP4130285U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0426114Y2 (ja)

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JP4130285U JPH0426114Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JP4130285U JPH0426114Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61156948U JPS61156948U (ja) 1986-09-29
JPH0426114Y2 true JPH0426114Y2 (ja) 1992-06-23

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ID=30550995

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JP4130285U Expired JPH0426114Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JPS61156948U (ja) 1986-09-29

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