JPH07179306A - 殺菌組成物 - Google Patents
殺菌組成物Info
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- JPH07179306A JPH07179306A JP4223189A JP22318992A JPH07179306A JP H07179306 A JPH07179306 A JP H07179306A JP 4223189 A JP4223189 A JP 4223189A JP 22318992 A JP22318992 A JP 22318992A JP H07179306 A JPH07179306 A JP H07179306A
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Abstract
キル基または水素原子を示し;Xはハロゲン原子、C
1-5 アルキル基またはフェニル基を示し;nは0、1も
しくは2であり;Aは窒素原子またはCHを示す〕の化
合物またはその酸付加塩もしくは金属錯体と、アジュバ
ントとしてのC9-15脂肪族アルコールの脂肪族アルコー
ルアルコキシレート等からなる殺菌組成物が提供され
る。 【効果】アルコキシレートの存在は殺菌効果を特に穀類
作物に関し病原性である菌類に対し葉上噴霧施用にて著
しく向上させる。
Description
生物の撲滅におけるその使用、およびその製造方法に関
するものである。特に本発明は、GB−A−21802
36号およびEP−A−267778号に開示されたベ
ンジルトリアゾリルシクロペンタン化合物を混入した新
規な殺菌組成物に関するものである。今回、上記化合物
の殺菌活性は処理すべき植物に対し特定種類から選択さ
れるアジュバント(すなわち脂肪族アルコールアルコキ
シレート)を同時に施すことにより驚異的かつ顕著な程
度に増大することが突き止められた。試験が示したとこ
ろでは、各種のアジュバントが或る程度の活性増大をも
たらすが、脂肪族アルコールアルコキシレートによって
生ずる活性増大は特に興味がある。分類として脂肪族ア
ルコールアルコキシレートは、驚ろくことに他のアジュ
バントとは異なり常に広範囲のアジュバントおよび活性
成分の施用割合にわたり極めて高い活性増大をもたらす
が、実質的に植物無毒性である。さらに、これらは実用
的な組成物の開発に極めて適している。
キル基または水素原子を示し、Xはハロゲン原子、C
1-5 アルキル基またはフェニル基を示し、nは0、1も
しくは2であり、Aは窒素原子またはCHを示す〕の化
合物またはその酸付加塩もしくは金属錯体と脂肪族アル
コールのアルコキシレートとからなる殺菌組成物が提供
される。
で生息地を処理することからなる生息地における菌類の
撲滅方法が提供される。本発明の方法において、生息地
は農業もしくは園芸生息地、たとえば菌浸食を受ける植
物、この種の植物の種子、または植物が成長している或
いは成長させるべき媒体とすることができる。この方法
は、生息地に既に存在している菌類の撲滅および/また
は生息地における予防的な菌処理で構成することができ
る。好ましくは、本発明による方法はこの組成物による
植物の葉上処理を含む。組成物を使用して、植物におけ
る多数の黴病を抑制することができる。これについては
EP−267778号(これを参考のためここに引用す
る)の第36〜37頁を参照することができる。特に、
好適には植物は穀類、特に小麦もしくは大麦植物とする
ことができる。何故なら、菌類Erysiphe qr
aminis(ウドンコ病)およびLeptospha
eria nodorum(斑点病)の浸食に対し本発
明の方法により高レベルの抑制が達成されるからであ
る。
合物と脂肪族アルコールのアルコキシレートとからなる
水性組成物で生息地を処理することからなっている。好
適な脂肪族アルコールのアルコキシレートは2個の炭素
原子を有するアルコキシ単位に基づくもの(すなわちエ
トキシレート)または2個および3個の炭素原子を有す
るもの(すなわち混合エトキシレート/プロポキシレー
ト)である。エトキシレートが好適である。この種のア
ルコールアルコキシレートは種々の供給源から入手で
き、或いは公知の条件下で適する脂肪族アルコールをア
ルコキシル化して製造することができる。本発明に使用
するのに好適な脂肪族アルコールアルコキシレートにお
いて、アルコキシレート連鎖は少なくとも5個のアルコ
キシ部分、好適には5〜25個のアルコキシ部分、好ま
しくは5〜15個、最も好ましくは5〜9個のアルコキ
シ部分を有することができる。
ルコキシレートにおいて、アルコール部分はC9-18脂肪
族アルコール、好ましくはC9-15脂肪族アルコールから
誘導される。周知のように、この種のアルコールは一般
に混合物の形態で入手できる。しかしながら、本発明の
意味において好適アルコールは第一級または主として第
一級の直鎖または主として直鎖のアルコールであり、1
個のヒドロキシ基または主として1個のヒドロキシ基を
有するものであると言うことができる。これらは飽和も
しくは不飽和としうるが、最大活性は飽和アルコールア
ルコキシレート(すなわち飽和アルコール部分を主体と
するアルコールアルコキシレート)によって示された。
「主体」および「主として」という用語は「50重量%
より大」、好ましくは「少なくとも80重量%」を意味
する。アルコールが植物油または動物油に由来するアル
コールアルコキシレートを用いて良好な結果が得られ
た。さらに、アルコールが鉱油に由来するアルコールア
ルコキシレートを用いても良好な結果が得られた。
のアルコキシレートの存在は、所定レベルの活性を得る
べく生息地に施す必要がある一般式Iの化合物の量を相
当に減少させうる。実際上、一般式Iの化合物は好適に
は20〜600g/ha、好ましくは50〜300g/
haの範囲の量で生息地に施すことができる。アジュバ
ントは好ましくは80〜2000g/ha、好ましくは
300〜1500g/haの範囲の量で生息地に施すこ
とができる。脂肪族アルコールアルコキシレートと一般
式Iの化合物とからなる組成物は他の殺菌特性をも示し
うるが、治療的な葉上施用に主たる利点を有すると思わ
れる。活性は他の殺菌性化合物の同時使用によって増大
させ或いは拡大させることができ、適する例はジチアノ
ン、クロルタロニルおよびフェンプロピモーフである。
予備試験が示したところでは、アルコキシレートアジュ
バントが一般式Iの化合物に対して示す活性増強作用
は、この種の化合物をも施した際にも維持される。同時
に施す場合、この種の化合物は好適には20〜1200
g/ha、好ましくは100〜800g/haの範囲の
量で施すことができる。
ば殺昆虫剤、殺ダニ剤、除草剤もしくは殺線虫剤または
肥料をも同時に施すことが望ましい。本発明の他面によ
れば、前記生息地に施すための本発明の方法に使用する
水性組成物が提供される。この種の組成物は、脂肪族ア
ルコールエトキシレートと一般式Iの化合物を含有する
組成物とを別々の原料から入手してタンク内で水中に混
合して製造することができ、或いは好ましくはタンク内
の水に脂肪族アルコールアルコキシレートと一般式Iの
化合物との両者を含有するプレミックスの「1−パッ
ク」組成物を添加して作成することもできる。この種の
プレミックス組成物は最も便利には液体または水和性粉
末とすることができ、そのそれぞれの製造は全く標準的
なものである。
を用いることもできる。消泡剤は「1−パック」組成物
の1成分とすることができる。脂肪族アルコールエトキ
シレートと一般式Iの化合物を含有する組成物とをタン
ク内で混合して水性組成物を作成すると共に消泡剤が望
ましければ、この消泡剤は便利にはエトキシレート成分
と一緒に処方することができる。通常、消泡剤は作成す
べき組成物に対する適合性に基づいて選択される。たと
えば、組成物における消泡剤の可溶性を検査せねばなら
ない。このような基準に基づく選択は処方技術において
全く日常的である。必要に応じ本発明の組成物、特に
「1−パック」組成物には、シリコーン系製品を包含す
る通常の適合性消泡剤が適していると予想される。しか
しながら、たとえばシリコーン系製品のような慣用の薬
剤は実際には本発明の組成物と共に使用するには適して
いないことが判明した。
る種のパラフィン油が本発明の組成物に対し適合性であ
るだけでなく、必要に応じ有用な消泡特性をも与えるこ
とが判明した。したがって、本発明の組成物を消泡剤と
しての(たとえば組成物の成分としての)パラフィン油
と組合せて或いは水とのタンクミックスで作成する場合
には処方成分と共に添加して使用するのが好適である。
通常、パラフィン油は石油原料から得られ、パラフィン
系および芳香族(一般にナフテン系)の炭化水素で構成
される。本発明の組成物と共に消泡剤として使用するの
に適するパラフィン油は140〜180の範囲の分子量
を有し、45〜100%、好ましくは50〜100%の
範囲のパラフィン系炭化水素を含有する。水性組成物に
おける各成分の濃度は、一般式Iの化合物および供給す
ることが望ましいアルコキシレートの量、並びに組成物
の施用割合(すなわち施用量)から計算することができ
る。典型的には、組成物の施用割合は100〜1000
リットル/haの範囲とすることができる。たとえば、
組成物の施用割合を1000リットル/haにすると共
に一般式Iの化合物およびアルコキシレートの施用割合
をそれぞれ100g/haおよび400g/haとする
場合、水性組成物は0.1g/リットルの一般式Iの化
合物と0.4g/リットルのアルコキシレートとを含有
する。一般に、水性組成物は0.02〜6.0g/リッ
トルの一般式Iの化合物と0.08〜20g/リットル
のアルコキシレートとを含有することができる。
コールのアルコキシレートと一般式Iの化合物とを含有
する濃厚組成物、たとえば水中の分散物もしくは溶解物
も提供される。この種の濃厚組成物は好適には5〜20
0g/kg、好ましくは30〜120g/kgの一般式
Iの化合物と100〜1000g/kg、好ましくは4
00〜700g/kgのアジュバントとを含有すること
ができ、濃厚組成物の残部は通常の種類の他の物質であ
る。有用な組成物は5:1〜20:1、好ましくは5:
1〜10:1の範囲のアルコキシレートアジュバントと
一般式Iの化合物との重量比から得られる。一般式Iの
化合物を参照して、これらは光学異性体を有することも
了解され、3個の光学中心が存在し、或いはR1 とR2
とが同一であれば2個の光学中心が存在する。本発明の
方法は一般式Iの化合物を単一の異性体として或いはラ
セミ混合物として或いは他の任意の光学異性体の混合物
として使用することができる。
次の異性体が存在しうる:
体と称する。以下、式IcおよびIdを「trans」
異性体と称する。「cis」および「trans」の用
語を用いる際、ヒドロキシ基およびハロベンジル基の相
対位置を参照すべきである。最も好適には、一般式Iの
化合物は「cis」異性体または「cis」異性体と
「trans」異性体との混合物(「cis」異性体を
主体とする)である。その製造については、それぞれE
P−A−357404号およびEP−A−267778
号が参照される。好ましくは一般式Iの化合物における
R1 は水素原子またはC1-4 アルキル基を示し、R2 は
水素原子またはC1-4 アルキル基を示す。最も好ましく
は、R1およびR2 のそれぞれはメチル基を示す。好ま
しくは一般式Iの化合物におけるAは窒素原子を示す。
好ましくは一般式Iの化合物におけるXn はベンゼン環
の4−位置におけるハロゲン原子を示す。好ましくは一
般式Iの化合物におけるXは弗素、塩素もしくは臭素原
子、特に好ましくは塩素原子を示す。nは好ましくは1
である。本発明は、ここに説明した組成物の製造方法に
も拡大される。以下、実施例を参照して本発明をさらに
説明する。
よび懸濁濃厚物(SC)組成物を作成し、ECについて
は各成分を配合し、またSCについては各成分を配合す
ると共にビードミルで粉砕した。実施例1における後記
試験1〜5に使用した活性成分(a.i.)は、化合物
1−(4−クロルベンジル)−3,3−ジメチル−2−
ヒドロキシ−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)メチルシクロペンタン(すなわちR1 =R2=CH
3 、Xn =4−Cl、A=Nである一般式Iの化合物)
の「cis」異性体と「trans」異性体との80/
20混合物(すなわち式Ia、Ib、IcおよびIdの
40/40/10/10混合物であると思われる)とし
た。実施例1における後記試験6〜7に使用した活性成
分(a.i.)は、同じ化合物の実質的に「cis」異
性体(式IaおよびIbの50/50混合物であると思
われる)とした。
ム・ベルギー社からの乳化剤である。サーファドンLP
100はGAFリミテッド社からのn−オクチルピロリ
ドン溶剤である。シェルソールAはシェル社からの溶剤
トリメチルベンゼンである。バニスパースはトラフォ
ード・ケミカルス社からの分散剤、すなわちオキシリグ
ニンの分画ナトリウム塩である。ケルザンはメルク・ア
ンド・カンパニー社またはケルコ・インターナショナル
社からの工業級キサンタンガムである。ベバロイド64
2はベバロイド・リミテッド社からの消泡剤である。プ
ロキセルGXLはICI社からの保存料1,2−ベンズ
イソチアゾリン−3−オンのジプロピレングリコール水
溶液である。
C−050,C−080,C−100およびC−20
0:アルコール部分がココ椰子油から誘導されかつエト
キシレート部分がそれぞれ1分子当り平均5個、8個、
10個もしくは20個の酸化エチレン単位を有するヘキ
スト社からのアルコールエトキシレートアジュバント。
型的には次の成分を含む〔E.W.エッケイ,「植物性
油脂」、ラインホールド、パブリッシング・コーポレー
ション社(1954)、N.Y.参照〕: カプリル (C8 ) − 9.0% カプリン (C10) − 6.8% ラウリン (C12) −46.4% ミリスチン(C14) −18.0% パルミチン(C16) − 9.0%
アジュバント:ゲナポールCシリーズに対応するが、ア
レイル/C16-18 不飽和アルコール部分を有する。 アトラスG−1281:ICI社からのポリオキシエチ
レン脂肪グリセリド。 アルコパールN−060,N−100およびN−23
0:エトキシレート部分がそれぞれ1分子当り平均6
個、10個および23個の酸化エチレン単位を有するヘ
キスト社からのC9 アルキルフェノールアジュバント。 HVI60:ヘキスト社からの100g/リットルのエ
ムルソゲンM(ヒマシ油エトキシレート)を含有するパ
ラフィン油アジュバント。 シェル社からのドバノールアルコールエトキシレート:
ドバノールエトキシレートの名称はドバノール91,2
3,25および45エトキシレートがC9-11、
C12-13 、C12-15 およびC14-15 の第一級アルコール
部分を有するように示され、ハイフンの後の数字は1分
子当りのエトキシ単位の平均個数を意味する。
ルマット種および/ルマン種)を2〜3葉段階まで通常
の温室繁殖条件(頂部より灌水;温度20〜25℃;水
銀蒸気/ナトリウムランプで補強される16時間の日光
の照射時間)の下で成長させた。この植物(ホルネット
種)には発病植物からの乾燥エリシフェ・グラミニス・
fsp・トリチシ(Erysiphe qramini
s fsp tritici)(ウドンコ病)を噴霧の
1日前に接種し、噴霧するまで温室条件下に保った。植
物(ノルマン種)にはレプトスフェリア・ノドルム(L
eptosphaeria nodorum)(斑点
病)を寒天プレートから洗出した胞子の水性懸濁物を用
いて同様に噴霧の1日前に接種した。接種した植物を2
1℃にて高温度条件下に18時間保った。次いで、これ
らを温室条件となし、噴霧する前に乾燥させた。
回の試験で試験した。EC組成物の量(1.25,0.
63,0.32,0.16,0.08,0ml)および
SC組成物の量(1.33,0.66,0.33,0.
16,0.08,0g)をそれぞれ水道水(250m
l)に分散させた。各アジュバントの量(2.5g)を
も水道水(250ml)に分散させた。各処方分散物の
量(20ml)を等量のアジュバント溶液と混合して、
各処方型につき1群の分散物を与えた。これら分散物を
各種類の小麦植物のポット対に対し400リットル/h
aの容量割合で噴霧した。この割合および使用濃度にお
いて、施用はEC組成物につき100,50,25,1
2.5,6.3および0g/haのa.i.に相当し、
SC組成物については200,100,50,25,1
2.5および0g/haに相当する。アジュバントの施
用割合は1kg/haに相当する。
ただし灌水は自動的な地下灌漑を用いた。病気の評価は
噴霧してから6〜8日後(ウドンコ病)または8〜10
日後(斑点病)に肉眼評価で行なった。斑点病について
は、感染の程度を尺度0〜9 (0=感染なし、9=胞子
形成病巣および壊死組織が接種葉を完全に覆う)で評価
した。ウドンコ病の評価は、斑点病と同様に0〜9の尺
度とし、或いは接種葉における胞子形成病巣で覆われる
面積%の推定値とした。尺度0〜9を結果の欄に「感染
尺度」として示す。
1〜17は各処理につき接種および噴霧した葉の2回の
独立した評価の平均結果を含んでいる。試験した全アジ
ュバントは少なくとも1種のアジュバント施用割合と活
性成分施用割合との組合せにおける活性の増大を与えた
が、試験した全組合せにて良好な活性増大を示した唯一
のアジュバントはゲナポールおよびドバノールアルコー
ルエトキシレートとであったことが観察されよう。
を作成した。実施例1に上記したと同様な乳化性濃厚物
(ES)をも作成し、これは次の組成を有した。乳化性濃厚物 a.i. 100 g テンシオフィックス NS 64 g テンシオフィックス GS 16 g サーファドン LP100 70 g N−ブタノール 40 g シェルソール A 1リットルまで それぞれの場合、活性成分は主として実施例1の試験6
〜7で使用したと同じ「cis」異性体で構成した。実
施例2で使用したSC組成物およびEC組成物は比較目
的でそのまま使用し、さらにアルコールエトキシレート
を包含するアジュバントと混合した。幾つかの場合、S
CもしくはEC組成物とアジュバントとを別々にスプレ
ータンク内の水に添加して「タンクミックス」組成物を
作成した。他の場合には、SCもしくはEC組成物とア
ジュバントとを混合して、スプレータンク内の水に添加
するプレミックスの「1−パック」組成物を作成した。
次の組成を有する「1−パック」可溶性液体(SL)組
成物を作成した:
トの代りに他のアジュバントを用いた。使用した大部分
のアジュバントについては既に実施例1に記載した通り
である。この実施例2に記載した他のアジュバントは次
の通りである:
7、すなわちアクゾ社からのアルキルアミンエトキシレ
ート/プロポキシレート。第2の活性成分を上記SC組
成物とアルコールエトキシレートアジュバントとを含有
する「タンクミックス」組成物に添加して他の「タンク
ミックス」組成物を作成した。第2活性成分はジチアノ
ン(登録商標デランとしてシェル社から入手)、フェン
プロピモーフ(登録商標コルベルとしてB.A.S.
F.社から入手)およびクロルタロニル(登録商標ブラ
ボとしてB.A.S.F.社から入手)とした。
いた。これは1ポット当り20〜25本の植物を確立し
た。12日間の後、上記の通常の温室条件下にて苗が1
〜2葉段階になった際、これら植物に保蔵感染物からの
エリシフェ・グラミニス・fsp・トリチシを接種し
た。各処理を13日目に一般に接種してから約28時間
後に行なった。次いで植物を温室の調節環境室にランダ
ム化されたダブルブロック設計を用いて配置し、配置に
基づく変動を減少させた。灌水は自動化された地下灌漑
マット系よって行なった。
は2倍のファクターとし、一般に12.5、25、50
および100g/haのa.i.とした。単一量の各生
成物をこの生成物の全投与量につき秤量した。アジュバ
ントを単一のa.i.対アジュバントの比として添加し
た場合、最高投与量につき全バッチを作成し、次いで適
当量を水道水でより低い投与量につき正確な濃度まで希
釈した。全処理につきアジュバントを1ha当り単一の
投与量で添加する場合は、基礎組成物を所要濃度の2倍
で構成し、次いで各投与量をアジュバントの保存溶液に
より正確な濃度まで希釈した。400リットル/haの
スプレーを与えるよう検定された単一の扁平ファンノズ
ルを装着した移動式トラックスプレーヤを用いて全施用
を行なった。4個のポット(反復数)を各処理につき噴
霧した。
でさらに結果に興味があれば約2週間に行なった。一般
に、初期の評価は0〜9の尺度とし、ここで0=感染な
し、9=接種葉の極めて高い感染度である。その後の評
価は一般に、ウドンコ病により感染された葉面積の%と
した。
する情報をその上に示す。
る各アジュバント、すなわちゲナポールC−050、ゲ
ナポールC−080、アトラスG1281およびHVI
60パラフィン油の比較効果を試験する目的の3シリー
ズの試験の平均結果を示している。SCおよびECの線
は、アジュバントなしに上記SCおよびEC組成物から
作成した噴霧組成物の効果に関するものである。第1シ
リーズの試験はSCとの「タンクミックス」を用いた。
第2シリーズの試験はECとの「タンクミックス」を用
いた。第3シリーズの試験は「1−パック」組成物を用
いた。それぞれの場合、アジュバント:活性成分の比は
10:1(w:w)とした。評価は処理の7日後に行な
った。
験の平均結果を示している。噴霧組成物は下記したよう
に「1−パック」組成物から誘導した: a:上記EC b:コーン油アジュバントを含有するEC c:HVI60を含有するEC d:アーモブレン557を含有するEC e:ドバノール91−6を含有するSL f:ゲナポールC−080を含有するSL それぞれの場合、アジュバント:活性成分の比は10:
1(w:w)とした。評価は処理の7日後に行なった。
よびアジュバントの施用割合にわたるHVI−60パラ
フィン油アジュバントおよびドバノール91−6アルコ
ールエトキシレートアジュバントの効果を試験する目的
の一連の試験の平均結果を示している。噴霧のため希釈
すべき組成物を「1−パック」組成物、HVI−60と
ECとの組成物、およびドバノール91−6とSLとの
組成物とした。評価は処理の7日後に行なった。
理の14日後における平均結果をそれぞれ示し、10:
1(W:W)のアジュバント:a.i.比を有するSL
組成物を用いて各種の「タンクミックス」組成物の試験
にしたがった。
合にてドバノール91−6の「1−パック」SL組成物
から得られた種々の噴霧組成物を試験した処理の7日後
における平均結果を示している。評価は処理の7日後に
行なった。材料の用語を示すべく本明細書における大文
字の使用は、これら用語が登録商標であり或いは登録商
標であると思われることを示すことに注目すべきであ
る。登録商標で示された種々の物質の化学構成に関して
示した情報は一般的知識および入手しうる場合は製造業
者または販売業者の情報に基づいて示したことに注目す
べきである。
ある。
較効果の平均結果を示す特性曲線図、
の平均結果を示す特性曲線図、
びアジュバントの施用割合および各種のアジュバントの
比較効果を示す一連の試験の平均結果を示す特性曲線
図、
日後における平均結果を示す特性曲線図、
合にて噴霧組成物を試験した処理の7日後における平均
結果を示す特性曲線図。
Claims (13)
- 【請求項1】 一般式; 【化1】 〔式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立してC1-5 アル
キル基または水素原子を示し、 Xはハロゲン原子、C1-5 アルキル基またはフェニル基
を示し、 nは0、1もしくは2であり、 Aは窒素原子またはCHを示す〕の化合物またはその酸
付加塩もしくは金属錯体と脂肪族アルコールのアルコキ
シレートとからなることを特徴とする殺菌組成物。 - 【請求項2】 アルコキシレートが5〜25個のアルコ
キシ部分からなる請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 アルコキシレートが5〜9個のアルコキ
シ部分からなる請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 アルコキシレートがエトキシレートまた
は混合エトキシレート/プロポキシレートである請求項
1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項5】 脂肪族アルコールがC9-18脂肪族アルコ
ールである請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成
物。 - 【請求項6】 (a)アルコール部分が第一級アルコー
ル部分であり、またはアルコール部分の混合物が存在す
ればこれらは主として第一級であり、(b)アルコール
部分が直鎖であり、またはアルコール部分の混合物が存
在すればこれらは主として直鎖であり、(c)アルコー
ル部分が1個のみのヒドロキシ基を有し、またはアルコ
ール部分の混合物が存在すれば1個のみのヒドロキシ基
を有するアルコール部分が主体となり、または(d)ア
ルコール部分が飽和であり、またはアルコール部分の混
合物が存在すれば飽和アルコール部分が主体となる請求
項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項7】 ジチアノン、クロルタロニルおよびフェ
ンプロピモーフから選択される化合物をさらに含む請求
項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項8】 R1 とR2 との両者がメチル基を示し、
Aが窒素原子を示し、Xn が4−クロル原子を示す請求
項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項9】 活性成分はヒドロキシ基とハロベンジル
基とが互いに「cis」で配置された異性体よりなり、
または主としてこれら異性体を含む請求項8に記載の組
成物。 - 【請求項10】 水に添加するための濃厚組成物であ
り、5〜200g/kgの範囲の一般式(I)を有する
化合物と100〜500g/kgの範囲の脂肪族アルコ
ールのアルコキシレートとを含有する請求項1〜9のい
ずれか一項に記載の殺菌組成物。 - 【請求項11】 請求項1に記載の一般式(I)を有す
る化合物と脂肪族アルコールのアルコキシレートとを含
有する組成物で生息地を処理することを特徴とする生息
地における菌類の撲滅方法。 - 【請求項12】 一般式(I)の化合物を生息地に50
〜300g/haの範囲の量で施し、アルコキシレート
を300〜1500g/haの範囲の量で施す請求項1
1に記載の方法。 - 【請求項13】 殺菌剤としての請求項1〜10のいず
れか一項に記載の組成物の使用。
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