JPH0687704A - 殺菌組成物 - Google Patents

殺菌組成物

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JPH0687704A
JPH0687704A JP20562093A JP20562093A JPH0687704A JP H0687704 A JPH0687704 A JP H0687704A JP 20562093 A JP20562093 A JP 20562093A JP 20562093 A JP20562093 A JP 20562093A JP H0687704 A JPH0687704 A JP H0687704A
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JP20562093A
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Basil Terence Grayson
ベイジル・テレンス・グレイソン
Alan John Sampson
アラン・ジヨン・サンプソン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/501,3-Diazoles; Hydrogenated 1,3-diazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/647Triazoles; Hydrogenated triazoles
    • A01N43/6531,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な殺菌組成物、その使用及びその製造 【構成】 一般式: 【化1】 [式中、Rは好ましくはt−ブチル基を示し;Xは好ま
しくは窒素原子を示し;Yは好ましくは基−CH2 CH
2 −を示し;Zm は好ましくは4−ハロゲン置換基を示
す]の化合物とアジュバントとしての脂肪族アルコール
アルコキシレート、たとえば平均して1分子当り5〜9
個の酸化エチレン単位を有するC9-15脂肪族アルコール
のエトキシレートとからなる殺菌組成物が提供される。
アルコキシレートの存在は、特に穀類作物に対し病原性
である菌類に対し葉上噴霧での施用において一般式Iの
化合物の殺菌効果を著しく増大させることが判明した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な殺菌組成物、その
使用およびその製造に関するものである。詳細には本発
明は、米国特許第4723984号に開示されたような
1−ヒドロキシエチルアゾール化合物を混入した新規な
殺菌組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今回、処理すべき植物に対し特定の種類
すなわち脂肪族アルコールアルコキシレートから選択さ
れるアジュバントを同時使用することにより、上記化合
物の殺菌活性は驚異的かつ顕著な程度まで増大すること
が突き止められた。この種のアルコキシレートは実質的
に植物無毒性である。さらに、これらは実用的組成物の
開発に極めて適している。
【0003】
【発明の要点】本発明の第1面によれば、一般式:
【化2】 [式中、Rはアルキル基、適宜置換されたシクロアルキ
ル基、または適宜置換されたフェニル基を示し;Xは窒
素原子またはCH基を示し;Yは基−OCH2 −、−C
2 CH2 −もしくは−CH=CH−を示し;Zはハロ
ゲン原子、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、ア
ルキルチオ、ハロアルキル、ハロアルコキシもしくはハ
ロアルキルチオ基、適宜置換されたフェニル基、適宜置
換されたフェノキシ基、適宜置換されたフェニルアルキ
ル基または適宜置換されたフェニルアルコキシ基を示
し;mは0、1、2もしくは3である]の化合物または
その酸付加塩もしくは金属塩錯体と脂肪族アルコールの
アルコキシレートとからなる殺菌組成物が提供される。
【0004】本発明の第2面によれば、生息地を第1面
の組成物で処理することからなる生息地における菌類の
撲滅方法が提供される。生息地は農業もしくは園芸区域
とすることができる。生息地は菌侵蝕を受ける植物、こ
の種の植物の種子、または植物が成長している或いは生
長させるべき媒体とすることができる。この方法は、生
息地に既に存在する菌類の撲滅および/または生息地に
おける予防的殺菌処理とすることができる。組成物は多
数の植物カビ病、たとえばウドン粉病(Erysiphe)、赤
銹病(Puccinia)、リンコスポリウム(Rhynchosporiu
m)、ベト病(Pyrenophora )および褐斑病(Septori
a)を抑制すべく使用することができる。特に植物は、
菌類エリシフェ・グラミニス(ウドン粉病)およびレプ
トスフェリア・ノドルム(斑点病)の侵蝕に対し本発明
の方法で得られる抑制のため好適には穀類、特に小麦も
しくは大麦植物とすることができる。
【0005】好ましくは、本発明による方法は組成物に
よる植物の葉上処理を含む。好ましくは本発明の方法
は、一般式Iの化合物と脂肪族アルコールのアルコキシ
レートとからなる水性組成物で生息地を処理することか
らなっている。脂肪族アルコールの好適アルコキシレー
トは2個の炭素原子を有するアルコキシ単位に基づくも
の、すなわちエトキシレートであるか、或いは2個およ
び3個の炭素原子を有するもの、すなわち混合エトキシ
レート/プロポキシレートであり、エトキシレートが好
適である。この種のアルコールアルコキシレートは種々
の供給源から入手することができ、或いは適する脂肪族
アルコールを公知条件下でアルコキシル化して製造する
こともできる。本発明に使用するための好適脂肪族アル
コールアルコキシレートにおいて、アルコキシレート鎖
は少なくとも5個のアルコキシ部分、好ましくは5〜2
5個のアルコキシ部分、より好ましくは5〜15個、特
に好ましくは5〜9個のアルコキシ部分を有することが
できる。
【0006】本発明に使用するための好適アルコールア
ルコキシレートにおいて、アルコール部分はC9-18脂肪
族アルコール、好ましくはC9-15脂肪族アルコールから
誘導される。周知されているように、この種のアルコー
ルは一般に混合物として入手される。しかしながら、本
発明の意味で好適アルコールは第一もしくは主として第
一の直鎖もしくは主として直鎖アルコールであって、1
個のヒドロキシ基または主として1個のヒドロキシ基を
有すると言うことができる。これらは飽和でも不飽和で
もよいが好ましくは飽和アルコールアルコキシレートで
あり、或いは飽和アルコール部分が主体であるアルコー
ルアルコキシレートである。「主体である」および「主
として」と言う用語は「50重量%より大」、好ましく
は「少なくとも80重量%」を意味する。アルコールが
植物油、動物油もしくは鉱油を原料とするアルコールア
ルコキシレートを使用することができる。
【0007】本発明による殺菌法において、脂肪族アル
コールのアルコキシレートの存在は、生息地に施して所
定レベルの殺菌活性を得るのに要する一般式Iの化合物
の量を相当に減少させることができる。実際上、一般式
Iの化合物は好適には10〜600g/ha、好ましく
は50〜300g/haの範囲の量で生息地に施すこと
ができる。アジュバントは好適には60〜2000g/
ha、好ましくは300〜1500g/haの範囲の量
で生息地に施すことができる。脂肪族アルコールアルコ
キシレートと一般式Iの化合物とからなる組成物は他の
殺菌用途も有するが、治療的葉上施用につき特に有利で
あると思われる。活性は他の殺菌化合物の同時使用によ
り増大させ或いは拡大することもでき、適する例はジチ
アノン、クロロタロニルおよびフェンプロピホーフであ
る。予備試験が示したところでは、アルコキシレートア
ジュバントが一般式Iの化合物に対して示す向上作用は
この種の化合物を施した際にも残存する。同時使用され
る場合この種の化合物は好適には20〜1200g/h
a、好ましくは100〜800g/haの量で同時使用
することができる。たとえば殺昆虫剤、殺ダニ剤、除草
剤もしくは殺線虫剤または肥料のような他の化合物を生
息地に同時使用することが望ましい。
【0008】本発明の他面によれば、生息地に施すべく
本発明の方法に使用する水性組成物が提供される。この
種の組成物は、別々の供給源から得られる脂肪族アルコ
ールアルコキシレートと一般式Iの化合物を含有する組
成物とをタンク内の水中で混合して作成することがで
き、或いは好ましくはタンク内の水に脂肪族アルコール
エトキシレートと一般式Iの化合物との両者を含有する
予備混合された「ワンパック」組成物を添加して製造す
ることもできる。この種の予備混合した組成物は特に便
利には液体または水和性粉末とすることができ、その製
造は全く標準的である。所望に応じ、標準的慣例に従っ
て消泡剤を使用することもできる。消泡剤は「ワンパッ
ク」組成物の成分とすることができる。水性組成物を脂
肪族アルコールエトキシレートと一般式Iの化合物を含
有する組成物とのタンク内での混合により作成すると共
に消泡剤が望ましければ、便利には消泡剤をエトキシレ
ート成分と処方することができる。
【0009】慣例として、消泡剤は作成すべき組成物に
対する適合性に基づいて選択される。たとえば組成物に
おける消泡剤の溶解度を検査せねばならない。この種の
基準に基づく選択は処方技術において全く日常的であ
る。必要ならば、本発明の組成物、特に「ワンパック」
組成物につき、シリコーン系製品を包含する慣用の適合
性消泡剤が適していると予想される。しかしながら、た
とえばシリコーン系製品のような慣用の消泡剤は本発明
の組成物と共に使用するには実際上適していないことが
判明した。驚くことに今回、慣用の消泡剤でない或る種
のパラフィン油は本発明の組成物に対し適合性であるだ
けでなく、必要に応じ有用な消泡特性をも与えることが
判明した。したがって本発明の組成物は消泡剤として
の、たとえば組成物の成分としてのパラフィン油と組合
せて、或いは水とのタンクミックスとして処方成分を添
加することにより使用するのが好適である。一般にパラ
フィン油は石油原料から得られ、パラフィン系および芳
香族、一般にナフテン系の炭化水素で構成される。本発
明の組成物と共に消泡剤として使用するのに適するパラ
フィン油は140〜180の範囲の分子量を有し、45
〜100%、好ましくは50〜100%の範囲のパラフ
ィン系炭化水素を含有する。
【0010】水性組成物における各成分の濃度は、供給
することが望ましい一般式Iの化合物およびアルコキシ
レートの量、並びに組成物の施用割合(すなわち施す容
量)から計算することができる。典型的には、組成物の
施用割合は100〜1000リットル/haとすること
ができる。たとえば組成物の施用割合を1000リット
ル/haにすると共に一般式Iの化合物およびエトキシ
レートの施用割合をそれぞれ100g/haおよび40
0g/haとする場合、水性組成物は0.1g/リット
ルの一般式Iの化合物と0.4g/リットルのアルコキ
シレートとを含有する。一般に、水性組成物は0.02
〜6.0g/リットルの一般式Iの化合物と0.08〜
20g/リットルのアルコキシレートとを含有する。本
発明の他面によれば、水中に分散もしくは溶解させるた
めの脂肪族アルコールのアルコキシレートと一般式Iの
化合物とを含有する濃厚組成物が提供される。この種の
濃厚組成物は好適には5〜200g/kg、好ましくは
30〜120g/kgの一般式Iの化合物と100〜1
000g/kg、好ましくは400〜700g/kgの
アジュバントとを含有することができ、濃厚組成物の残
部は通常の種類の他の物質である。
【0011】一般式Iの化合物を参照して、これらは光
学中心の存在により光学異性体を有することが了解され
よう。本発明の方法は、一般式Iの化合物を単一の光学
異性体として或いはラセミ混合物として或いは他の任意
の光学異性体の混合物として使用することができる。同
様にYが基−CH=CH−を示せば一般式Iの化合物は
さらに2種の幾何異性体型で存在することもでき、本発
明の方法は同等に個々の幾何異性体につき或いは任意の
幾何異性体混合物につき適用することができる。
【0012】本発明の組成物および方法に使用する好適
な1−ヒドロキシエチルアゾール誘導体は、Rが1〜4
個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、
3〜7個の炭素原子を有すると共に必要に応じ1個もし
くは2個の炭素原子を有するアルキルで置換されたシク
ロアルキル基、または同一もしくは異なる置換基により
1置換もしくは多置換されたフェニル基を示し(好適置
換基はハロゲン、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
および1個もしくは2個の炭素原子と1〜5個の同一も
しくは異なるハロゲン原子(たとえば特に弗素および塩
素原子)とを有するハロアルキルである)、Zがハロゲ
ン原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
鎖のアルキル基、5〜7個の炭素原子を有するシクロア
ルキル基、それぞれの場合1〜4個の炭素原子を有する
アルコキシもしくはアルキルチオ基、それぞれの場合1
個もしくは2個の炭素原子と1〜5個の同一もしくは異
なるハロゲン原子(たとえば特に弗素および塩素原子)
とを有するハロアルキル、ハロアルコキシもしくはハロ
アルキルチオ基、またはそれぞれの場合必要に応じ置換
されたフェニル、フェノキシ、フェニルアルキルもしく
はフェニルアルコキシ基を示し(フェニルアルキルおよ
びフェニルアルコキシ基はアルキル部分もしくはアルコ
キシ部分に1個もしくは2個の炭素原子を有し、挙げう
る好適置換基はハロゲンおよび1〜4個の炭素原子を有
するアルキルである)、X、Yおよびmが上記の意味を
有するものである。
【0013】式Iの特に好適な化合物は、Rがt−ブチ
ル、イソプロピルもしくはメチル基またはシクロプロピ
ル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル基(それぞ
れの場合、適宜メチルにより置換される)または弗素、
塩素、メチルおよびトリフルオロメチルから選択される
同一もしくは異なる置換基により適宜1置換もしくは2
置換されたフェニルを示し、Zが弗素、塩素もしくは臭
素原子、メチル、t−ブチル、シクロヘキシル、メトキ
シ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメ
トキシもしくはトリフルオロメチルチオ基またはフェニ
ル、フェノキシ、ベンジルもしくはベンジルオキシ基
(それぞれの場合、弗素、塩素およびメチルから選択さ
れる同一もしくは異なる置換基により適宜1置換もしく
は2置換される)を示し、X、Yおよびmが上記の意味
を有するものである。好ましくはmは1を示す。好まし
くはZm は4−位置に位置する単一の置換基を示す。最
も好ましくはZm は4−クロル置換基を示す。
【0014】本発明の組成物および方法に使用しうる一
般式Iの特定化合物は、参考のためここに引用する米国
特許第4723984号に示されている。本発明の組成
物および方法に使用する特に好適な一般式Iの化合物に
おいて、Zm は4−クロル部分を示し、Yは基−CH2
−CH2 −を示し、Xは窒素原子を示し、Rはt−ブチ
ル基を示す。この化合物は一般的化学名テブコナゾール
として知られる。本発明は、ここに記載した組成物の製
造方法にも拡張される。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。実施例1 (a)材料 ホリゾン(登録商標)として販売されかつ250g/リ
ットルの濃度で活性成分テブコナゾール(CAS RN
[107534−96−3])を含有する一般式Iの化
合物の市販供給される乳化性濃厚(EC)組成物を得
た。用いた材料はEC組成物ホリゾン、脂肪族アルコー
ルエトキシレートおよび水道水とした。選択した特定の
アルコールエトキシレートはシェル社から入手しうるド
バノール91−6(登録商標)とした。これは鉱油から
得られ、主としてC9-11第一アルコール部分と平均して
1分子当り6個のエトキシ単位とを有する脂肪族アルコ
ールエトキシレートである。
【0016】(b)植物 冬小麦(ホルネット種)を7cm平方のポットに播い
た。これにより1ポット当り20〜25本の植物が生育
した。12日間の後、通常の温室条件(最初に頂部灌
水、次いで自動的地下灌漑;20〜25℃の温度;必要
に応じ水銀蒸気ランプおよび/またはナトリウムランプ
を補充した16時間の光周期)の下で苗を1〜2枚段階
となし、これら植物に保存感染物からのエリシフェ・グ
ラミニス・fsp・トリチシを接種した。処理は13日
目に、一般に接種してから約28時間後に行なった。次
いで、植物を温室の制御環境室に入れ、その際乱塊法の
実験計画を用いて配置による変動を減少させた。自動化
された地下灌漑マット系を用いて灌水を行なった。
【0017】(c)噴霧溶液の作成および施用 全試験溶液を4回に分けて噴霧し、各投入量の差は×2
のファクターとし、施用割合を25g、50g、100
gおよび200g/haの活性成分(a.i.)テブコ
ナゾールとした。この物質の全投入につき物質の単一量
を秤量した。アジュバントを単一のa.i.:アジュバ
ントの比として添加する場合、全バッチを最高投入量に
つき作成し、適する量を水道水によりそれ以下の投入量
のための正確な濃度まで希釈した。全処理につきアジュ
バントを1ha当りの単一投入量で添加する場合は、基
礎組成物を所要濃度の2倍で作成し、次いで各投入量を
アジュバントの保存溶液により正確な濃度まで希釈し
た。全施用は、400リットル/haのスプレーを与え
るよう検量された単一のフラットファンノズルを装着し
た移動トラック噴霧器を用いて行なった。各処理につき
4ポット(反復)を噴霧した。この実施例1において、
アルコールエトキシレートアジュバントは全処理につき
1ha当り単一の投入量(1kg/ha)を与えるよう
添加した。
【0018】(d)評価 感染の評価を最初に約1週間後に行ない、次いで約2週
間後に行なった。一般に初期評価は0〜9の尺度とし、
0は感染なしであり、9は接種葉における極めて高い感
染である。後の評価は一般にウドン粉病により感染した
葉面積の%である。 (e)結果 結果を添付の図面に示す。ED90値、すなわち菌の90
%抑制を与えるのに要する活性成分の施用割合、および
95%信頼限界を得るためのプロビット分析を用い、1
週間後の結果を標準法で分析した。これら数値を下表1
に示す。
【0019】
【表1】
【0020】実施例2 実施例1に記載した方法にしたがってさらに一連の試験
を行ない、その際同様に市販入手しうるものとしてホリ
ゾンを用いたが6.25、12.5、25および50/
haのa.i.の投与割合を用いた。しかしながら、こ
れら試験においては上記したようにドバノールを1kg
/haの割合で用い、さらに10:1重量部の比率で活
性成分を用いた。結果から計算したED90の結果を下表
2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】アルコールエトキシレートは活性成分の市
販処方試料に添加したことに注目すべきである。この点
に関し、アルコールエトキシレートの使用により得られ
る予備処方したテブコナゾール原料の活性に関する高レ
ベルの増大は驚異的である。各物質の名称を示す本明細
書における大文字の使用は、これら名称が登録商標であ
り或いは登録商標と思われることに注目すべきである。
登録商標により示された各物質の化学構成につき与えら
れた情報は、一般的知識および入手しうる場合は製造業
者または販売業者の情報に基づいて示されたものである
ことに注目すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に記載した実験の結果を示すグラフの
図面。
【図2】 図1と同じ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベイジル・テレンス・グレイソン イギリス国 ケント州シー・テイー2 7 ビー・ビー、カンタベリー、ハツキングト ン・クローズ、ハイランズ(番地なし) (72)発明者 アラン・ジヨン・サンプソン イギリス国 ケント州エム・イー10 1イ ー・エツクス、シツテイングボーン、ウフ トン・レーン 171

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 [式中、Rはアルキル基、適宜置換されたシクロアルキ
    ル基、または適宜置換されたフェニル基を示し;Xは窒
    素原子またはCH基を示し;Yは基−OCH2 −、−C
    2 CH2 −もしくは−CH=CH−を示し;Zはハロ
    ゲン原子、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、ア
    ルキルチオ、ハロアルキル、ハロアルコキシもしくはハ
    ロアルキルチオ基、適宜置換されたフェニル基、適宜置
    換されたフェノキシ基、適宜置換されたフェニルアルキ
    ル基または適宜置換されたフェニルアルコキシ基を示
    し;mは0、1、2もしくは3である]の化合物または
    その酸付加塩もしくは金属塩錯体と脂肪族アルコールの
    アルコキシレートとからなることを特徴とする殺菌組成
    物。
  2. 【請求項2】 アルコキシレートが5〜25個のアルコ
    キシ部分を含む請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 アルコキシレートがエトキシレートまた
    は混合エトキシレート/プロポキシレートである請求項
    1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 脂肪族アルコールがC9-18脂肪族アルコ
    ールである請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 アルコール部分が第一アルコール部分で
    あり、またはアルコール部分の混合物が存在すればこれ
    らは主として第一である請求項1〜4のいずれか一項に
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】 アルコール部分が直鎖であり、またはア
    ルコール部分の混合物が存在すればこれらは主として直
    鎖である請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 アルコール部分が1個のみのヒドロキシ
    基を有し、またはアルコール部分の混合物が存在すれば
    1個のみのヒドロキシ基を有するアルコール部分が主体
    である請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 アルコール部分が飽和であり、またはア
    ルコール部分の混合物が存在すれば飽和アルコール部分
    が主体である請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】 Zm が4−クロル部分を示し、Yが基−
    CH2 −CH2 −を示し、Xが窒素原子を示し、Rがt
    −ブチル基を示す請求項1〜8のいずれか一項に記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】 水に添加するための濃厚組成物であっ
    て、5〜200g/kgの一般式Iの化合物と100〜
    1000g/kgの脂肪族アルコールのアルコキシレー
    トとを含有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
    組成物で生息地を処理することを特徴とする生息地にお
    ける菌類の撲滅方法。
  12. 【請求項12】 殺菌剤としての請求項1〜9のいずれ
    か一項に記載の組成物の使用。
JP20562093A 1992-07-31 1993-07-29 殺菌組成物 Pending JPH0687704A (ja)

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EP92307035 1992-07-31

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