JPH07172001A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07172001A
JPH07172001A JP6284374A JP28437494A JPH07172001A JP H07172001 A JPH07172001 A JP H07172001A JP 6284374 A JP6284374 A JP 6284374A JP 28437494 A JP28437494 A JP 28437494A JP H07172001 A JPH07172001 A JP H07172001A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ容量を有効利用し得るとともに、各種
利用形態に適合したデータの保存処理を行ない、優れた
機能を容易に実現することができる印刷装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 データ源から入力されるデータに対応する文
字や画像を印刷する印刷装置において、各種データを記
憶する記憶手段を有し、この記憶手段内に、上記入力デ
ータ上の印刷データを抽出し、ページ編集を施して得ら
れたページデータを複数保存する保存領域を設けるとと
もに、この保存領域の保存容量を可変設定する設定手段
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷すべきデータをペ
ージ単位に編集して印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の印刷装置において
は、印刷速度を上げるため、印刷処理の合間をぬって、
次々に次ページのページ編集処理を実行し、複数ページ
分の情報を記憶手段に保持するようになっている。
【0003】また一方で、ジャム(紙づまり)が発生し
た場合、ホストコンピュータ等のデータ源から既に入力
されている印刷データを再送する必要性を無くすため、
この入力済のページデータを上記記憶手段に一時保持す
るようにしたものがある。
【0004】このような印刷装置においては、記憶媒体
の搬送路の長さ等に応じて、最大限必要と予想されるメ
モリ容量をページデータの保存に割当てていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の装置においては、記録媒体として各種サイズのも
のを利用できる場合、最大のサイズに合わせてページデ
ータのメモリ保存容量を決定していた。したがって、小
さなサイズの記録媒体を利用する場合においても、大き
なメモリ保存容量が用意されていることになり、無駄な
メモリ容量がとられるという問題があった。特に、扱う
ページデータがビットマップイメージデータである場
合、その無駄が膨大なものとなってしまう。さらに、印
刷装置が両面印刷機である場合、保存すべきデータ量が
片面印刷機に対して2倍となり、その影響は多大であっ
た。
【0006】また、定められたメモリ領域の一部をペー
ジデータの保存に使用し、他の一部をデータ源からのフ
ォントダウンロード等の登録データ等の記憶に使用する
場合、上記従来技術では、ページデータの保存領域が固
定的に設定されていたため、ある利用形態では、ページ
データの保存量を絞って、その分フォントダウンロード
量を増加し、印字の多様化を図り、他の利用態様では、
ページデータの保存量を大きくして印字速度を向上させ
るといった様々な利用形態に対する適用ができないとい
う問題があった。
【0007】本発明は、メモリ容量を有効利用し得ると
ともに、各種利用形態に適合したデータの保存処理を行
ない、優れた機能を容易に実現することができる印刷装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ源から
入力されるデータに対応する文字や画像を印刷する印刷
装置において、各種データを記憶する記憶手段を有し、
この記憶手段内に、上記入力データ上の印刷データを抽
出し、ページ編集を施して得られたページデータを複数
保存する保存領域を設けるとともに、この保存領域の保
存容量を可変設定する設定手段を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明では、設定手段によってページデータを
保存する領域の保存容量を適宜設定することにより、残
りの保存領域を他の情報の記憶に使用でき、保存領域の
有効利用を図ることができる。また、これによって利用
形態等に適合したデータの保存処理を行なうことがで
き、優れた機能を容易に実現することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるレーザビー
ムプリンタ(以下、LBPという)の制御回路の構成を
示すブロック図である。
【0011】この制御回路は、CPU101と、入力イ
ンタフェース回路103と、ROM104と、ワークメ
モリ105と、保存メモリ106と、ページメモリ10
7と、ページ保存量選択スイッチ108と、タイマ回路
109と、画像信号発生器110と、出力インタフェー
ス回路111とを具えている。
【0012】CPU101は、LBP全体の制御および
入力データの解析等を行なうものである。入力インタフ
ェース回路103は、データ源となるホストコンピュー
タ102から送信されるデータを受信し、CPU101
へ伝える。ROM104には、図5〜図7に示すLBP
の制御プログラムやホストコンピュータ102から送信
されるデータ中の文字コードに対応する文字のドットパ
ターン情報等が格納されている。
【0013】ワークメモリ105、保存メモリ106、
ページメモリ107は、一般のRAMにより構成されて
いる。そして、ワークメモリ105は、図4に示すよう
な制御プログラム用のカウンタ類やテーブル類を格納し
ている。保存メモリ106は、ホストコンピュータ10
2から入力される各種登録情報(ダウンロードフォン
ト、オーバーレイページ情報)を格納したり、ページメ
モリ107の印字後の圧縮データを格納するものであ
る。ページメモリ107は、ホストコンピュータ102
からの入力データを基にして、1ページ分のビットマッ
プ化された画像を保存しておくものである。
【0014】このLBPで扱う用紙サイズは、A4サイ
ズに固定され、したがってこのページメモリ107のメ
モリ容量も、一定の値となる。以後、このページメモリ
107の容量をページメモリサイズという。
【0015】ページ保存量選択スイッチ108は、保存
メモリ106に保存するページの圧縮データの容量の上
限を選択するものであり、たとえばロータリスイッチで
構成されている。このページ保存量選択スイッチ108
により、上記ページメモリサイズ×1(A4用紙1ペー
ジ分)、×2(A4用紙2ページ分)、×3(A4用紙
3ページ分)、×4(A4用紙4ページ分)の4つのポ
ジションが設定されるようになっている。
【0016】タイマ回路109は、100ms毎にCP
U101へタイマ割込み信号を出力するものであり、こ
のタイマ割込み信号によって、図7に示すタイマ割込み
処理ルーチンを起動するようになっている。
【0017】画像信号発生器110は、ページメモリ1
07に用意した画像データを、画像信号に変換するもの
であり、印字機構部112からの同期信号によって出力
インタフェース回路111を介して画像信号を印字機構
部112に送り込むようになっている。出力インタフェ
ース回路111は、CPU101および画像発生器11
0と印字機構部112間の各種制御信号や画像信号の授
受を制御するものである。
【0018】また、印字機構部112は、用紙の給紙、
レーザ光の発生、画像の用紙への転写、定着といったL
BPの一連の印字プロセスを実現するものである。な
お、ジャムが発生すると、印字機構部112は、紙の滞
留を検知し、この検知信号をステータス信号として出力
インタフェース回路111を介してCPU101に伝え
るようになっている。
【0019】図2は、印字機構部112の内部構成を示
す省略側面図である。
【0020】LBPの本体200内には、上記制御回路
を含む回路基板201が設けられている。また、レーザ
ドライバ202は、半導体レーザ203を駆動制御する
ための回路であり、入力された画像信号に応じて半導体
レーザ203から出射されるレーザ光204をオン・オ
フする。
【0021】レーザ光204は、回転多面鏡205で左
右方向に振られて静電ドラム206上に照射され、静電
ドラム206上には文字パターンやイメージ情報の潜像
が形成される。この潜像は、静電ドラム206の周囲の
現像ユニット207により現像された後、用紙に転写さ
れる。用紙にはA4サイズのカットシート紙が用いら
れ、このカットシート紙は、LBP本体200に装着し
た用紙カセット208に収納されている。そして、給紙
ローラ209および搬送ローラ210、211により装
置内に取込まれて静電ドラム206に供給される。
【0022】センサ212、216は、一般の光センサ
を応用したジャム検出用のものである。これらのセンサ
211、216により、まず給紙ローラ209によって
装置内に取込まれた用紙が、ある一定時間内にジャムセ
ンサ212に達したか、あるいは搬送ローラ211で現
像ユニット207へ送り込まれた用紙が、ある一定時間
内に定着ローラ213により定着され、排紙ローラ21
4および排紙ベルト215によりジャムセンサ216を
通過して完全に外部の排紙スタッカ217へ排紙された
かどうかをチェックする。そして、どこかで用紙が滞留
した場合、直ちに印字機構を停止し、CPU101に伝
える。このLBPにおいては、ジャムが発生した場合、
給紙ローラ209から排紙スタッカ217までの搬送路
に最大4ページ分の用紙が滞留する可能性がある。そし
て、このジャムが発生した場合に、対応するページの情
報が常に保存メモリ106上に残っているように、制御
プログラム内で処理され、ホストコンピュータ102か
らデータを再送することなく、損なわれた用紙に対する
再印字を可能としている。
【0023】上述のように、印字が終了したページメモ
リ107上のデータは、圧縮処理を受け、保存メモリ1
06に格納される。図3は、このデータ圧縮形式を示す
模式図である。
【0024】この実施例では、データ圧縮形式としてい
わゆるランレングス方式をとり、ページメモリ107上
のビットマップイメージに対し、「0」が続く数と
「1」が続く数とを交互にカウントし記憶していく。図
3中、Wi が「0」すなわち白ビットの数を示し、Bi
が「1」すなわち黒ビットの数を示している。(i=
1、2、…)。ここで、Wi およびBi は、それぞれ1
バイトで構成され、「0」、または「1」の連続が25
5を越える場合には、ダミーの「1」または「0」のバ
イトを挟み込む。つまり、たとえばWi の場合、Wi
255となれば、次にBi =0とおき、Wi+1 =Xとい
う形式をとる。
【0025】図4は、制御プログラムが利用するワーク
メモリ105のデータ構造およびワークメモリ105と
保存メモリ106の関係を示した模式図である。
【0026】このワークメモリには、ページ保存テーブ
ル400と、次ページポインタ410と、圧縮カウンタ
411と、ページ容量カウンタ412、ー容量設定エリ
ア413とを有している。
【0027】ページ保存テーブル400は、ページメモ
リ107上のデータを保存メモリ106に保存するため
の管理テーブルであり、用紙の搬送路に依存するジャム
の最大滞留枚数に合わせて4つのテーブルユニットを有
している。
【0028】そして、各テーブルユニットは、タイムカ
ウンタ401、データ長エリア402、ページポインタ
403とから構成される。
【0029】タイムカウンタ401は、ページメモリ1
07の画像データが印字され、その圧縮データが保存メ
モリ106に保存されたとき、この地点から用紙が排紙
スタッカ217へ完全に排紙されるまでの時間がセット
される。このタイムカウンタ401は、タイマ割込み処
理ルーチンで定期的に減算され、ページ保存終了時期を
知るのに使われる。
【0030】データ長エリア402は、ページメモリ1
07上の画像データを圧縮した場合のデータ容量を記憶
する領域である。
【0031】ページポインタ403は、図3に示す形式
で圧縮され、保存メモリ106上に保存された圧縮デー
タの保存メモリ上の先頭アドレスを示すアドレスポイン
タである。
【0032】一方、保存メモリ106は、決められた単
位のセグメントに分割され、空いているセグメントを自
由に使用できる構造となっており、ページメモリ107
の圧縮データは、保存メモリ106上の空領域の任意の
場所に保存され、上記ページポインタ403でページ保
存テーブル400に接続される。なお、図4中、ページ
メモリ107の圧縮データ420、421、422を斜
線部分で表す。
【0033】次ページポインタ410は、次にセットす
べきページ保存テーブル400のユニットを指示するも
のであり、1ページの印字が終了すると、ページメモリ
107上の画像データは、圧縮処理を受け、この次ペー
ジポインタ410に示されるユニットの各パラメータに
各値がセットされ、次ページポインタ410は、次のユ
ニットへ進む。
【0034】圧縮カウンタ411は、ページメモリ10
7を、圧縮形式に従って圧縮する際のバイトカウンタで
あり、最終結果が圧縮データ長としてデータ長エリア4
02にセットされる。
【0035】ページ容量カウンタ412は、保存メモリ
106に現時点で存在する複数の圧縮データの総データ
長をバイト単位でカウントするものである。
【0036】またページ容量設定エリア413は、ペー
ジ保存量選択スイッチ108によって選択された圧縮デ
ータの保存量の上限を記憶していくものであり、ページ
保存量選択スイッチ108の設定をバイト数に変換して
記憶するようになっている。
【0037】次に、以上のような構成のLBPにおける
制御動作を説明する。
【0038】図5は、CPU101の制御プログラムの
メインルーチンを示すフローチャートである。
【0039】まず最初に、LBP全体の初期化を行な
い、ワークメモリ105上のテーブル類やカウンタ類の
リセット並びに保存メモリ106のクリアを行なう(S
1)。
【0040】次に、ページ保存量選択スイッチ108を
参照し、対応する設定値をページ容量設定エリア413
にセットする(S2)。そして、CPU101がS3以
下の定常処理を繰返す。この処理はまず、ホストコンピ
ュータ102からのデータを入力インタフェース回路1
03経由で受取り(S3)、受信データを解析して対応
する文字ドットパターンをROM104から取出し、ペ
ージメモリ107にパターン展開する(S4)。そして
1ページ分のデータを受信し終えるまで、このページ編
集を行ない、1ページ分のビットマップイメージをペー
ジメモリ107上に用意する(S5)。
【0041】ページメモリ107の用意が完了すると、
次にジャムが発生しているか否かを判断する(S6)。
そして、ジャムが発生していなければ、ページメモリ1
07上の画像データを画像信号発生器110に送って、
印字機構部112に画像信号を出力し、印字動作を実行
させる(S7)。そしてこの画像出力の終了により、ペ
ージメモリ圧縮処理を実行し(S8)、ジャムが発生し
ているか否か再度判断し(S9)、ジャムが発生してい
なければS3に戻って次のページの処理を続行する。
【0042】また、S6において、画像出力前にジャム
が発生している場合には、画像出力を行なうことなくペ
ージメモリ圧縮処理を行ない(S8)、画像データの保
存処理に移行し、またS9において、画像出力後ジャム
が発生した場合には、既に圧縮処理された画像データの
保存へ移行する。
【0043】この保存処理は、まずページ保存テーブル
400の各タイマカウンタ401を参照し、一番カウン
ト値の少ないもの、すなわちLBP内に滞留して損なわ
れた複数の用紙の一番古いものに相当するページ保存テ
ーブル400のユニットを見つけ出す(S10)。そし
てこのユニットを起点として、保存メモリ106に残っ
ている過去のページデータをページ保存テーブル400
のユニット順に再印字する。まずページポインタ403
で示される保存メモリ106上の圧縮データをデータ圧
縮形式を解いてページメモリ107に元の形で復元する
(S11)。そして、オペレータが滞留した用紙を取除
くのを待って(S12)、ページメモリ107上の復元
データを印字する(S13)。なお、再度ジャムが発生
した場合(S14)、S10に戻って再度処理を行な
う。
【0044】次に、現時点のページ保存テーブル400
のユニットのタイムカウンタ401を初期値にセットし
直し(S15)、ジャム対象ページを全て印字したこと
を確認し(S16)、S3に戻って新しいページの処理
を続行する。
【0045】図6は、上記S8におけるページメモリ圧
縮処理の詳細を示すフローチャートである。
【0046】まず、圧縮カウンタ411の値を0にリセ
ットする(S21)。そして、ページ容量カウンタ41
2がページ容量設定エリア413の値に達している場合
には(S22)、保存メモリ106の空くのを待ってこ
れ以降の処理を行なう。なお、時間経過により、後述す
るタイマ割込処理ルーチンによって保存メモリ106が
空けられる。
【0047】また、ページ容量カウンタ412がページ
容量設定エリア413の値に達しない場合に(S2
2)、圧縮カウンタ411がページメモリサイズに達し
たか否かを判断する(S23)。圧縮カウンタ411が
ページメモリサイズに達していなければ、そのまま圧縮
処理を続行し、ページメモリ107上の現在位置の白ビ
ット、黒ビットの連続性をカウントし、データ圧縮形式
に従って、Wi 、Bi を保存メモリ106上にセットし
(S24)、圧縮カウンタ411を2バイト分更新し
(S25)、さらにページ容量カウンタ412も2バイ
ト分更新する(S26)。そして、この動作をページメ
モリ107の全ての領域に対して繰返し、1ページ分の
処理が終了した場合には(S27)、次ページポインタ
410で示されているページ保存テーブル400のユニ
ットに対して、そのタイムカウンタ401に圧縮処理を
施したページが完全に排紙される時間をセットし、デー
タ長エリア402に圧縮カウンタの値をセットし、さら
にページポインタ403に圧縮データを入れた保存メモ
リ106上の先頭アドレスをセットし、次ページポイン
タ410を次のユニットへ更新し、ページメモリ圧縮処
理を終了する(S33)。
【0048】また、S23において、圧縮カウンタ41
1の値がページメモリサイズに達した場合、これは本L
BPにおけるデータ圧縮形式では現在のページメモリの
画像データの場合に圧縮効果がないことを示すことか
ら、圧縮中止処理を行なう。
【0049】まず、現時点で途中まで保存メモリ106
に作成した圧縮データをクリアし(S28)、圧縮カウ
ンタ411にページメモリサイズを格納し(S29)、
ページ容量カウンタ412にページメモリサイズを加え
る(S30)。そして、保存メモリ106の空きを待ち
(S31)、ページメモリ107の内容をそのまま非圧
縮で保存メモリの空き領域にコピーし(S32)、上記
S33に進んでページメモリ圧縮処理を終了する。
【0050】図7は、上記タイマ割込み信号によって定
期的に実行されるタイマ割込み処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0051】まず、ジャム処理中でないことを確認し
(S41)、ページ保存テーブル400の全ユニットの
タイムカウンタ401の値を1つ減じ(S42)、タイ
ムカウンタ401の値が0に達した場合には(S4
3)、対象となるページが完全にLBP本体の外へ排紙
され、ページの保存が不要になったことを表すことか
ら、保存メモリ106上に占めていた圧縮データ420
に対応するメモリ領域を解放し(S44)、ページ容量
カウンタ412から対応するデータ長エリア402分の
バイト数を減ずる(S45)。
【0052】そして、ページ保存テーブル400の全ユ
ニットをチェックしたことを確認し割込み処理を終了す
る(S46)。
【0053】一方、S43において、タイムカウンタ4
01が0に達しない場合には、そのユニットはそのまま
としてS46に進む。
【0054】以上説明したように、この印刷装置では、
ページ保存量選択スイッチ108により、保存メモリ1
06上に保存するページ圧縮データの上限容量値が使用
者の任意に選択できる。また、保存メモリ106は、空
容量があれば、ページメモリの圧縮データに限らずホス
トコンピュータから入力されるフォントのダウンロード
データやページの重ね合せに用いる罫線情報等を含ペー
ジオーバレイデータ等の登録領域、さらにはダウンロー
ドフォントとしてベクトルフォントを使用するときのフ
ォントキャシュ等に活用できる。
【0055】したがって、保存メモリ106の容量が充
分でないとき、データ登録を優先するかページメモリの
保存を優先して印字速度の向上を図るか、目的に応じた
保存メモリ106の割当を行なうことが可能となる。
【0056】特にフォントキャッシュは、使用頻度等に
応じてベクトルフォントをドットパターンに変換して作
業メモリに用意しておき、ページメモリ上のビットパタ
ーンイメージの作成を迅速化する機能を果たすものであ
る。そしてこの場合、メモリ容量は大きければ大きいほ
どよいが、小さくてもそれに応じて動作できるものであ
る。また、他の目的でメモリを使うために、フォントキ
ャッシュのドットパターンを消去しても、後でまた再生
が可能である。このように、一時的にメモリに存在する
情報や一旦消去してもすぐに再生が可能な情報と、ペー
ジメモリの保存領域を同一メモリ上に設定する場合に、
使用者の印字データの形態に応じてページメモリの保存
領域を大きくした方がよいか、あるいは小さくした方が
よいか、大きく変ってくることになり、この意味から、
ページ保存量選択スイッチの効果は極めて大きいものと
なる。
【0057】なお、以上の実施例では、レーザビームプ
リンタを例にとって説明したが、これに限らずLEDプ
リンタやインクジェットプリンタ等にも同様に適用でき
る。
【0058】また、上記実施例では、用紙サイズをA4
サイズに固定していたが、種々のサイズの用紙カセット
を用いるなどして複数種類の用紙サイズを適用するよう
にしてもよい。そしてこの場合、用紙サイズによって使
用するページサイズが大きく変動することになり、本発
明による使用者の利用形態によって適切なページメモリ
保存量を選択する機能がより有効なものになる。
【0059】また、上記実施例では、ページメモリ保存
量を選択するのにページ保存量選択スイッチを用いた
が、ホストコンピュータ等のデータ源からのコマンドデ
ータによって設定するようにしてもよい。この場合、デ
ータ源側で発生する印刷データや登録データの状態に応
じて適切な設定値を印刷装置に与えることも可能であ
る。
【0060】また、上記実施例では、ジャム発生時の再
印字のためのページデータの保存を行なったが、前ペー
ジ、前々ページの画像出力中に、その合い間をぬってデ
ータ解析を行ない、次々にページデータを保存しておく
ことも可能である。これによって印字機構部に比べて制
御部の能力が比較的高い装置では印字の実行スピードの
向上が望める。
【0061】また、上記実施例では、ページメモリのデ
ータ圧縮を施してページデータを保存したが、簡単な処
理系でメモリ容量が充分である場合、ビットマップイメ
ージをそのままの形で保存するようにしてもよい。
【0062】さらに上記実施例では、ページ編集したペ
ージデータが1ページ分のビットマップイメージであっ
たが、本発明はこれに限らず、コード情報としてページ
単位に編集されたものでもよい。この場合、上記実施例
のようなイメージデータが記憶されるページメモリはな
くてもよく、保存メモリ上に直接複数のコードベースの
ページデータを保存することも可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、設定手段によってペー
ジデータを保存する領域の保存容量を適宜設定すること
により、残りの保存領域を他の情報の記憶に使用でき、
保存領域の有効利用を図ることができる効果がある。
【0064】また、ページデータの保存容量を適宜設定
することにより、利用形態等に適合したデータの保存処
理を行なうことができ、優れた機能を容易に実現するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるレーザビームプリンタ
の制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の印字機構部の内部構成を示す省略側
面図である。
【図3】図3は、同実施例におけるデータ圧縮形式を示
す模式図である。
【図4】同実施例における制御プログラムが利用するワ
ークメモリのデータ構造およびワークメモリと保存メモ
リの関係を示した模式図である。
【図5】同実施例における制御プログラムのメインルー
チンを示すフローチャートである。
【図6】同実施例におけるページメモリ圧縮処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図7】同実施例において、タイマ割込み信号によって
定期的に実行されるタイマ割込み処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101…CPU、 102…ホストコンピュータ、 105…ワークメモリ、 106…保存メモリ、 107…ページメモリ、 108…ページ保存量選択スイッチ、 112…印字機構部、 400…ページ保存テーブル、 401…タイムカウンタ、 402…データ長エリア、 403…ページポインタ、 410…次ページポインタ、 411…圧縮カウンタ、 412…ページ容量カウンタ、 413…ページ容量設定エリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ源から入力されるデータに対応す
    る文字や画像を印刷する印刷装置において、 各種データを記憶する記憶手段を有し、この記憶手段内
    に、上記入力データ上の印刷データを抽出し、ページ編
    集を施して得られたページデータを複数保存する保存領
    域を設けるとともに、この保存領域の保存容量を可変設
    定する設定手段を設けたことを特徴とする印刷装置。
JP6284374A 1994-10-24 1994-10-24 印刷装置 Expired - Lifetime JP2739293B2 (ja)

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JP6284374A JP2739293B2 (ja) 1994-10-24 1994-10-24 印刷装置

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