JP2610945B2 - 出力制御装置及び圧縮制御方法 - Google Patents

出力制御装置及び圧縮制御方法

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JP2610945B2 JP63137463A JP13746388A JP2610945B2 JP 2610945 B2 JP2610945 B2 JP 2610945B2 JP 63137463 A JP63137463 A JP 63137463A JP 13746388 A JP13746388 A JP 13746388A JP 2610945 B2 JP2610945 B2 JP 2610945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は出力制御装置及び圧縮制御方法、詳しくはイ
メージデータを圧縮しメモリに格納した後、伸張して出
力部へ出力する出力制御装置及びイメージデータの圧縮
制御方法に関するものである。
[従来の技術] 通常、この種の印刷装置は、データ源(ホストコンピ
ュータ等)から入力したデータを印刷画像に対応させて
ビツトマツプメモリに展開し、これを画像信号化して印
刷機構部に送出することで印刷している。
また、最近の印刷装置、特に静電写真式の印刷装置に
おいては、その構造上、記録媒体(印刷用紙)の搬送路
は長くなり、印刷された記録媒体が装置外に排出される
までには時間を要していた。従つて、印刷速度を上げる
ために、通常は1枚の記録媒体が排出されるのを待つて
次の印刷処理に移るのではなく、1枚の記録媒体が印刷
されたときに、直ちに次の記録媒体に記録するという方
式をとつていることが多い。すなわち、搬送路内に複数
の記録媒体が存在することになる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、印刷中に記録媒体が搬送路内に詰まってし
まうことがある(一般にジャムと呼ばれている)。この
ような事態になると、その記録媒体を取り除くことが必
要になるが、装置内部としてはその先頭のページのビッ
トマップデータの生成から何枚か後のビットマップデー
タの生成処理を行っており、ジャムが発生した先頭ペー
ジの記録媒体に対する印刷データはもはや存在せず、結
局のところ、データ発生源から再度印刷データを送出す
るという作業を行なわなければならない。
従って、受信した印刷データ(コード情報)を或程度
だけ記憶保持するようにし、それでもってビットマップ
イメージを再度生成することが考えられるが、ビットマ
ップイメージの生成という複雑な処理を行なわなければ
ならないので、処理速度が遅くなる。
また、ビットマップイメージを記憶しておけば、上記
の処理速度の問題点は解決できるが、今度は多くのメモ
リが必要になるとという問題を生ずる。特に静電写真方
式では、その解像度が非常に高いので、メモリ容量が膨
大になる。
圧縮符号化して記憶させることも考えられるが、その
符号量はビットマップイメージデータに依存して変動す
るので、その圧縮符号化の最悪の場合に備えた十分なメ
モリ容量を備えることが必要になることには変わりはな
い。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、一
律に同じ圧縮処理で行なうのではなく、第1の圧縮処理
で圧縮したデータを格納できない場合には、それとは異
なる第2の圧縮処理で圧縮することで、有限のメモリを
効率良く活用し、イメージデータを再生させることを可
能ならしめる出力制御装置及びイメージデータの圧縮制
御方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するため、たとえば本発明の出力制御
装置は以下の構成を備える。すなわち、 イメージデータを圧縮しメモリに格納した後、伸張し
て出力部へ出力する出力制御装置であって、 第1の圧縮処理で前記イメージデータを圧縮しても、
前記メモリに格納できない場合に第2の圧縮処理で再度
圧縮して前記メモリに格納する制御手段と、 前記メモリに格納された圧縮イメージデータを伸張し
てイメージデータを再生する再生手段とを有する。
[作用] かかる本発明の構成において、制御手段は、第1の圧
縮処理でイメージデータを圧縮しても、メモリに格納で
きない場合に、第2の圧縮手段で再度圧縮してメモリに
格納する。そして、再生手段は、そのメモリに格納され
た圧縮イメージデータを伸張してイメージデータを再生
する。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
<構成概略の説明(第1図)> 第1図は本実施例におけるレーザ・ビーム・プリンタ
(以下、単にLBPという)の構成とデータ発生源である
ホストコンピユータ102との関係を示す図である。
図示の如く、LBPは印刷機構部112とデータ受信と印刷
機構部112へのデータ出力を制御する制御部100とで構成
されている。
図中、101はLBP全体制御及び入力データの解析を行う
CPUであり、103はホストコンピユータ102からのデータ
を入力するための入力インタフエース回路である。104
は後述する第5図〜第7図に示すフローチヤートに係る
プログラム及び文字コードに対応するフオントパターン
を記憶しているROMである。105はCPU1のワークエリアと
して使用するRAMであつて、その処理中における各種カ
ウタやテーブルを納めるものである。106はホストコン
ピユータ102から入力される各種登録情報(ダウロード
フオント、オーバレイページ情報等)を格納したり、後
述するページメモリの印字後の圧縮データを格納する保
存メモリ(RAMで構成される)である。107はホストコン
ピユータ102からの入力データを基に、1ページ分のビ
ツトマツプ化された画像を保存するページメモリ(RAM
で構成されている)である。尚、本実施例におけるLBP
で扱う記録媒体(印刷用紙)サイズは説明を簡略化する
ため、A4サイズに固定してあると共に、このページメモ
リ107の容量を以下、ページメモリサイズという。108は
保存メモリ106に保存するページの圧縮データの容量の
上限を選択するページ保存量選択スイツチであり、一般
のロータリースイツチで構成され、前述のページメモリ
サイズ×1,×2,×3,×4の4ポジシヨンが設定される。
109は所定周期毎にCPU1に割り込みパルス信号を出力す
るタイマであり、実施例ではこの周期を100msとした。C
PU1はこのパルス信号を入力すると、後述する第7図に
示す割り込み処理ルーチンを実行する。110はページメ
モリ107に展開された画像データを画像信号に変換する
画像信号発生器で、印刷機構部112からの同期信号(例
えばビームデイテクト信号等)によつて出力インタフエ
ース回路111を介して画像信号を印刷機構部112へ送り込
む。また、この出力インタフエース回路111はCPU101及
び画像発生器110と印字機構部112の各種制御信号や画像
信号のインタフエースを司どるものである。
一方、印刷機構部112は用紙の給紙、レーザ光の発
生、画像の用紙への転写、定着といつたLBPの一連の印
刷プロセスを実現する構成要素からなる。尚、印刷機構
部112内で“ジヤム(紙詰まり)”の発生(紙の滞留)
を検知すると、その旨のステイタル信号を出力インタフ
エース111を介してCPU101へ伝える。
第2図はこの印字機構部112の内部構成を示す断面図
である。
図示において、200はLBPの本体、201は前述の制御部1
00を含む回路基板である。
レーザドライバ202は半導体レーザ203を駆動制御する
ための回路であり、入力された画像信号に応じて半導体
レーザ203から発射されるレーザ光204をオン/オフを制
御する。
このレーザ光204は回転多面鏡(ポリゴンミラー)205
で左右方向に振られて静電ドラム206上に照射され、静
電ドラム206上には文字パターンやイメージ情報の潜像
が形成される。この潜像は静電ドラム206の周囲の現像
ユニツト207により現像されたのち用紙に転写される。
用紙にはA4サイズのカツトシート紙を用い、カツトシー
ト紙はLBP本体200に装着した用紙カセツト208に収納さ
れ、給紙ローラ209及び搬送ローラ210と211とにより装
置内に取り込まれて静電ドラム206に供給される。212,2
16は一般の光センサを応用したジヤム(紙づまり)セン
サである。これらのセンサにより、まず給紙ローラ209
により装置内に取り込まれた用紙が、ある一定時間内に
ジヤムセンサ212に達したか、また搬送ローラ211で現像
ユニツト207へ送り込まれた用紙が、ある一定時間内に
定着ローラ213により定着され、排紙ローラ214及び排紙
ベルト215によりジヤムセンサ216を通過して完全に外の
排紙スタツカ217へ排紙されたかをチエツクする。そし
て、どこかで用紙が滞つた場合、直ちに印字機構を停止
し、CPU101に伝える。
<処理概要の説明> 実施例のLBPにおいては、給紙ローラ209から排紙スタ
ツカ217までの紙搬送路に最大4ページ分の紙が滞留可
能である。そして、ジヤムが発生した場合には対応する
ページの情報が常に、保存メモリ106上に残つているよ
うにして、ジヤム対策処理を行なつた後には、ホストコ
ンピユータ102からはデータの再送することなしに、損
なわれた紙に対する再印字を可能とするものである。
このため、実施例では、少なくとも印刷処理そのもの
が終了したページメモリ107上のデータに対しては圧縮
処理し、保存メモリ106に一旦保存する様にした。
第3図にデータ圧縮フオーマツトの一例を示す。
実施例における圧縮データ300はいわゆるランレング
ス方式をとり、ページメモリ107上のビツトマツプイメ
ージに対して“0"が続く数“1"が続く数を交互にカウン
トして記憶していくものとした。図中、301で示されるW
iが、“0"すなわち白ビツトの数を示し、302のBiが“1"
すなわち黒ビツトの数を示している。そして、このWi,B
iのペアがi=1,2…と続くものである。尚、Wi,Biはそ
れぞれ1バイトで構成されており、“0"または“1"ビツ
トが連続して255を越える場合はダミーの“1"または
“0"のバイトをはさみ込む。例えば、“0"のビツトが30
0個続く場合には、Wi=255,Bi=0,Wi+1=45という形式
になる。
次にワークメモリ105のデータ構造及びそのワークメ
モリ105と保存メモリ106の関係を第4図に示し、説明す
る。
図中、400はページメモリ107上のデータを保存メモリ
106の保存するための管理テーブルであるところのペー
ジ保存テーブルであり、紙の搬送路に依存するジヤムの
最大滞留枚数に合わせて4つのテーブルユニツトをも
つ、それぞれのユニツトは、タイムカウンタ401、デー
タ長402、ページポインタ403から成る。タイムカウント
401はページメモリ107の画像データが印字され、その圧
縮データが本ページ保存テーブルに保存された時、「こ
の時点から紙が排紙スタツカ217へ完全に排出されるま
での時間」がセツトされる。このタイムカウンタ401は
タイマ割込処理ルーチン700で定期的に減算され、ペー
ジ保存終了時期を知るのに使われる。データ長402はペ
ージメモリ107上の画像データを圧縮した場合のデータ
容量を記憶する領域である。ページポインタ403は第3
図に示した形式で圧縮され、保存メモリ106上に保存さ
れた圧縮データの先頭アドレスを示すアドレスポインタ
である。保存メモリ106は決められた単位のセグメント
に分けられ、空いているセグメントを自由に使用できる
構造になつており、ページメモリ107の圧縮データは保
存メモリ106上の空領域の任意の場所に保存され、全出
力のページポインタ403でページ保存テーブル400につな
げられる。図示の場合、斜線部の420,421,422が保存さ
れたページメモリ107の圧縮データを示している。
また、410は次にセツトすべきページ保存テーブルの
ユニツトを示す次ページポインタであり、1ページの印
字が終了すると、ページメモリ107上の画像データは圧
縮処理をうけ、この次ページポインタ410に示されるユ
ニツトの各パラメータに値がセツトされ、次ページポイ
ンタ410は次のユニツトへ進む。411は、ページメモリ10
7上の画像データを圧縮形式に従つて圧縮する際のバイ
トカウンタであり、最終結果が圧縮データ長としてデー
タ長402にセツトされる。412は保存メモリ106にその時
に存在する複数の圧縮データの総データ長をバイト単位
でカウントしているページ容量カウンタである。413は
ページ保存量選択スイツチ108によつて選択された圧縮
データの保存量の上限を記憶しておくページ容量設定エ
リアであり、ページ保存量選択スイツチ108の設定をバ
イト数に変換して、記憶される。
<処理手順の説明(第5図〜第7図)> 上述した構成及び原理に基づく、本実施例のLBPの制
御処理手順を第5図〜第7図のフローチヤートに従つて
説明する。
第5図はCPU101のメインルーチンの処理を示すフロー
チヤートである。
先ず、ステツプS501でLBP全体の初期化を施し、ワー
クメモリ105上のテーブル類やカウンタ類のリセツトや
保存メモリ106のクリアを行う。次にステツプ502に進ん
で、ページ保存量選択スイツチ108をチエツクし、対応
する設定値をページ容量設定エリア413にセツトする。
そしてCPU101はステツプ503以下の通常印刷処理を行
う。
ステツプ503においてホストコンピユータ102からのデ
ータを入力インタフエース回路103を介して受取り、ス
テツプ504でその受信データを解析して対応する文字ド
ツトパターンをROM104から取出し、ページメモリ107へ
パターン展開する。そして、この処理を1ページ分のデ
ータに対して行つたか否かをステツプS505で判断し、1
ページ分のデータ受信もしくは文字ドツトパターンの展
開処理が終了するまで、ステツプS503〜505の処理を繰
り返す。さて、1ページ分のページメモリ107上への展
開が終了すると、次にステツプS506で既にジヤムが発生
しているか否かチエツクする。ジヤムが発生していなけ
れば、ステツプ507へ進んで、ページメモリ107上の画像
データを画像信号発生器110に送つて、印刷機構部112に
画像信号として出力し、印刷動作を実行させる。また、
ジヤムが発生していた場合には、ページをさかのぼつて
印刷する必要があるため、ステツプ507の処理をスキツ
プする。いずれにせよ、ステツプS508では、ページメモ
リ107内の画像の圧縮及び保存処理を実行する(詳細は
後述する)。そして、ステツプ509で、再度、ジヤムが
発生しているか否かチエツクし、ジヤムが発生していな
ければステツプ503に戻つて、次のページの処理を続け
る。
一方、ステツプ509でジヤムを検知した場合にはステ
ツプS510以降の処理を実行し、ジヤム処理を実行するこ
とになる。
先ず、ステツプ510においては、ページ保存テーブル4
00の各タイマカウンタ401をチエツクし、一番カウント
値の少ないもの、すなわち搬送路内に滞留して損なわれ
た複数の用紙中の一番古いものに相当するページ保存テ
ーブル400のユニツトを見つけ出す。このユニツトを起
点にして、以下、ステツプ511〜516で、保存メモリ106
に残つている過去のページデータをページ保存テーブル
400のユニツト順に再印字する。
初めに、ステツプ511で、ページポインタ403で示され
る保存メモリ106上の圧縮データ420をデータ圧縮フオー
マットに基づいて伸張し、ページメモリ107に展開しな
おす。そしてステツプ512で操作者が滞留した紙を取り
除くのを待つて、ステツプ513でステツプ507同様、ペー
ジメモリ107上のイメージデータを印刷する。尚、この
ときに再度ジヤムが発生したことをステツプ514でチエ
ツクした場合にはステツプS511に戻ることになる。ま
た、ステツプS513の処理に移るタイミングであるが、通
常はジヤムの場合、装置の蓋を開けて紙を取り出すの
で、この蓋が開いた状態から閉つた状態になることを検
知して実行する様にしたが、これに限定されるものでは
ない。例えば新たなセンサを設け、このセンサで紙詰ま
りを検出しなくなつた時点としても良いからである。
さて、次にステツプ515で現時点のページ保存テーブ
ル400のユニツトのタイムカウンタ401を初期値にセツト
しなおし、ステツプ516でジヤム対象ページを全て印刷
したかチエツクする。全てのページの印刷が終了する
と、ステツプ503へ戻つて新しいページの処理を続行す
る。
上述した処理におけるステツプS508の詳細な手順例を
第6図のフローチヤートに従つて説明する。
先ず、ステツプ601において圧縮カウンタ411を“0"に
セツトする。そして、以下ステツプ602〜607の圧縮処理
を1ページ分繰り返す。最初に、ステツプ602において
ページ容量カウンタ412がページ容量設定エリア413の値
に達したか否かをチエツクし、達していたならば保存メ
モリ602が空くのを待つ。尚、この間にも後述するタイ
マ割り込みルーチンが所定周期毎に実行されるものであ
り、これによつて保存メモリ106に空きエリアが発生す
ることになる。さて、ページ容量カウンタがページ容量
設定カウンタよりも下回ると判断した場合には、次のス
テツプ603で、圧縮カウンタ411が定数であるページメモ
リサイズに達したか否かをチエツクする。ページメモリ
サイズに達していなければそのまま圧縮処理を続行しス
テツプ604へ進む。そして、ステツプ604でページメモリ
107上の現在の位置の“白”画素(“0"ビツト),
“黒”画素(“1"ビツト)の連続性をカウントし、デー
タ圧縮フオーマツトに従つてWi,Biを保存メモリ106上に
格納する。そして、ステツプ605で次の圧縮データ保存
に備えて、圧縮カウンタ411を2バイト分更新すると共
に、ステツプS606でページ容量カウンタ412も2バイト
分更新する。ステツプ607では、ページメモリ107全ての
領域に対して、上記圧縮処理が終了したかチエツクす
る。圧縮及び保存処理が終了したならばステツプ613に
進み、次ページポインタで示されているページ保存テー
ブル400のユニツトに対して、タイムカウンタ401に圧縮
処理を施したページが完全に排出される時間をセツトす
ると共に、データ長402には圧縮データを、そして注目
ユニツト中のページポインタ403に圧縮データを格納し
た保存メモリ106上の先頭アドレスをセツトする。そし
て、次ページポインタ410が次のユニツトを指し示す様
に更新し、ページ保存テーブルの更新処理を終える。
一方、ステツプS603で圧縮カウンタ411が定数である
ページメモリサイズに達したと判断した場合、すなわ
ち、ページメモリ107に展開されたデータは、本圧縮方
式では圧縮効果がないと判断されるので、ステツプS608
以降の処理で、圧縮処理を中止する。
具体的には、ステツプS608において、それ以前の処理
(ステツプ602〜607)で途中まで保存メモリ106に作成
した圧縮データをクリアする。そしてステツプS609に進
み、圧縮カウンタ411に次ページメモリサイズ(ページ
メモリ107の容量=展開された画像の大きさ)を格納
し、次のステツプ610でページ容量カウンタ412にそのペ
ージメモリサイズを加える。そして、ステツプ611でス
テツプ602同様に保存メモリ106の空くのを待ちをし、ス
テツプ612でページメモリ107の内容をそのまま(非圧
縮)で、保存メモリ106の空領域にコピーし、前述のス
テツプ613へ進んで、ページメモリ圧縮処理を終える。
尚、圧縮が不成功に終わる要因として、例えばページ
メモリ107に展開された画素が黒白黒白…という具合に
並んでいる場合が考えられる。このとき、第3図の圧縮
フオーマツトでは、各画素(ページメモリ上では1ビツ
ト)に1バイト(8倍になる)が割り当てられることに
なるからである。そこで、ステツプS603で圧縮が不成功
に終つたと判断された場合には、別の圧縮フオーマツト
で行う様にしても良い。例えば、今度は2ビツト以上を
単位とするランレングスを取る様にすることが考れられ
る。このとき、保存メモリ106内に格納された圧縮デー
タがどの形式の圧縮フオーマツトで行われたのかを示す
テーブルを設ければ良い。
次に、第7図のフローチヤートに従つて、実施例にお
けるタイマ割り込み処理を説明する。尚、先に説明した
様に、この処理は100ms毎にCPU101が実行するものであ
る。
先ず、ステツプ701で、現在、ジヤム発生中か、また
はメインルーチン500がステツプ510〜ステツプ516のジ
ヤム処理中かをチエツクする。そして、ジヤム発生中及
びジヤム処理の場合は、この割込処理を終える。
また、ジヤム発生中、或いはジヤム処理中でないと判
断した場合には、ページ保存テーブル40の全ユニツトに
対してステツプ702以下の処理を施す。
ステツプ702において注目のユニツトのタイムカウン
タ401から“1"を減じ、ステツプ703でそのタイムカウン
タ401が“0"に達したかチエツクする。タイムカウンタ4
01が“0"になつた場合、対象のページが完全にLBP本体2
00の外へ排出されたこと(保存している必要がなくなつ
たこと)を示すから、ステツプ704で保存メモリ106上を
占めていた、注目ページの圧縮データに対応するメモリ
領域を開放し、ステツプ705でページ容量カウンタ412か
ら対応するデータ長402分のバイト数を減ずる。また、
タイマカウンタ401が“0"以上であると判断した場合い
は、ステツプS704及びS705の処理をスキツプする。
こうしてステツプS706で、ページ保存テーブル400の
全ユニツトに対するチエツクが終了したことを検出する
まで、上述したステツプS702〜ステツプS205の処理を繰
り返す。
以上、説明した様の本実施例によれば、少なくとも搬
送路内にある印字済み画像に係るデータは圧縮された形
式で保存されているので、万一ジヤム等の予期せぬ事態
が起つても、印刷データを再度受信することなく、良好
な出力画像を得ることが可能となる。また実施例の保存
メモリ106は空きがあれば圧縮データに限らず自由に使
用できるため、ホストコンピユータ102からのフオント
のダウンロードパターンの保存やベクトルダウンロード
フオントのパターン展開用のフオントキヤツシユとし
て、ダイナミツクに利用できるようになる。
尚、実施例はレーザービームプリンタへの適用例で説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、LE
Dプリンタやインクジエツトプリンタなど種々の印刷装
置に適用できるからである。また、本実施例ではデータ
圧縮の方式をランラングス方式に基づいたが、圧縮方式
はこれに限らずMH方式など種々の方式が適用できる。
また、本実施例ではジヤム発生時の再印字のためにペ
ージ情報の圧縮保存を行つたわけであるが、例えば、ペ
ージメモリ上に展開したビツトマツプ情報を印字する前
であつても次々に圧縮保存しておき、印字機構部の紙の
給紙速度に合わせて、圧縮データの伸長及び画像出力を
行つてもよい。これによつて印字機構部に比べ、制御部
の能力が比較的高い装置においては比較的少ないメモリ
上に予めページ情報を多数用意しておけるので、印字の
実行スピードの向上が望める。特に、本実施例のように
作成したページの画像信号を画像発生器などの別ユニツ
トで処置させる場合、もう1ページ分のページメモリを
バツフアとして用意しておき、印字中に先のページを次
々に作つて、圧縮保存しておくと全体の印字効率が向上
する。
また本実施例では片面印刷の場合における本発明の実
施例であつたが、両面印刷の装置にも適用できることは
いうまでもない。特に両面印刷の場合、ジヤムの再送枚
数の2倍(表面、裏面)のページを保存する必要があり
データ圧縮してメモリ効率を上げる効果は大きい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、一律に同じ圧縮
処理で行なうのでは無く、第1の圧縮処理で圧縮したデ
ータを格納できない場合には、それとは異なる第2の圧
縮処理で圧縮することで、有限のメモリを効率良く活用
し、イメージデータを再生させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における印刷装置の制御系を構成を示す
ブロツク図、 第2図は実施例における印刷装置の印刷機能部の構造を
示す断面図、 第3図は実施例における圧縮フオーマツトを示す図、 第4図は実施例におけるワークメモリと保存メモリとの
データの格納の状態を示す概念図、 第5図は実施例におけるメインルーチンにかかるフロー
チヤート、 第6図は第5図におけるページメモリ圧縮処理ルーチン
内部を示すフローチヤート、第7図は実施例におけるタ
イマ割込処理ルーチンのフローチヤートである。 図中、100……制御部、101……制御部のCPU、102……ホ
ストコンピユータ、103……入力インタフエース回路、1
04……ROM、105……ワークメモリ、106……保存メモ
リ、107……ページメモリ、108……ページ保存量選択ス
イツチ、109……タイマ回路、110……画像信号発生器、
111……出力インタフエース回路、112……印字機構部、
400……ページ保存テーブルである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージデータを圧縮しメモリに格納した
    後、伸張して出力部へ出力する出力制御装置であって、 第1の圧縮処理で前記イメージデータを圧縮しても、前
    記メモリに格納できない場合に第2の圧縮処理で再度圧
    縮して前記メモリに格納する制御手段と、 前記メモリに格納された圧縮イメージデータを伸張して
    イメージデータを再生する再生手段と を有することを特徴とする出力制御装置。
  2. 【請求項2】前記再生手段は、前記制御手段で施された
    第1の圧縮処理或いは第2の圧縮処理に基づいて圧縮イ
    メージを伸張してイメージデータを再生することを特徴
    とする請求項第1項に記載の出力制御装置。
  3. 【請求項3】イメージデータの圧縮制御方法であって、 第1の圧縮処理で前記イメージデータを圧縮してもメモ
    リに格納できない場合に、第2の圧縮処理で再度圧縮し
    て前記メモリに格納することを特徴とする圧縮制御方
    法。
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