JP6957997B2 - 制御プログラム、情報処理装置、印刷装置、および通信システム - Google Patents

制御プログラム、情報処理装置、印刷装置、および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラム等に関する。
印刷装置と通信可能な情報処理装置では、下記特許文献に記載されているように、印刷用の画像データを作成し、その印刷用画像データを印刷装置に送信する。そして、印刷装置において、受信した印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される。
特開平10−63447号公報 特開2001−260493号公報 特許第2739293号公報
情報処理装置で作成された印刷用画像データが印刷装置に送信される場合において、印刷装置では、記憶領域の容量等を考慮すると、受信した印刷用画像データを早期に削除することが好ましい。一方で、ジャム等の発生により印刷処理が中断する場合があり、印刷処理を再開することを考慮すると、受信した印刷用画像データを維持する必要もある。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、印刷装置の記憶領域の容量に関する懸念と、印刷処理中断後の印刷処理の再開に関する懸念とを解消することである。
上記課題を解決するために、本発明の制御プログラムは、印刷装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記コンピュータを、用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、して機能させることを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、印刷装置と通信可能な通信部と、制御部と、を備える情報処理装置であって、前記制御部は、用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は、情報処理装置と通信可能な通信部と、制御部と、を備える印刷装置であって、前記制御部は、用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを前記情報処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信した可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行し、所定のバンドの印刷処理が実行される毎に、前記可逆圧縮データのうちの前記所定のバンドに相当するデータを削除する第1印刷処理実行手段と、前記第1印刷処理実行手段による印刷処理が中断された場合に、前記受信手段により受信した不可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行する第2印刷処理実行手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、印刷装置と通信可能な第1通信部と、第1制御部とを有する情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な第2通信部と、第2制御部とを有する印刷装置と、を備える通信システムであって、前記第1制御部は、用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを作成するデータ作成手段と、前記データ作成手段により作成された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを前記印刷装置に送信する送信手段と、を有し、前記第2制御部は、前記送信手段により送信された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行し、所定のバンドの印刷処理が実行される毎に、前記可逆圧縮データのうちの前記所定のバンドに相当するデータを削除する第1印刷処理実行手段と、前記第1印刷処理実行手段による印刷処理が中断された場合に、前記受信手段により受信した不可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行する第2印刷処理実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明では、情報処理装置において、用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとが印刷用画像データとして作成され、印刷装置に送信される。そして、印刷装置では、受信した可逆圧縮データに基づく印刷処理が実行され、所定のバンドの印刷処理が実行される毎に、可逆圧縮データのうちのその所定のバンドに相当するデータが削除される。このように、印刷処理時に、印刷処理と並行して、可逆圧縮データが削除されることで、データ量を印刷処理に伴って低減することが可能となる。また、可逆圧縮データに基づく印刷処理が中断された場合に、受信した不可逆圧縮データに基づく印刷処理が実行される。つまり、印刷処理と並行して可逆圧縮データが削除される印刷処理が中断された場合であっても、不可逆圧縮データに基づく印刷処理が実行される。これにより、印刷装置の記憶領域の容量に関する懸念を解消するとともに、印刷処理中断後の印刷処理の再開に関する懸念を解消することが可能となる。
通信システム1のブロック図である。 可逆圧縮印刷用画像データの概念図である。 不可逆圧縮印刷用画像データの概念図である。 不可逆・可逆圧縮印刷用画像データの概念図である。 文書72と写真74とが記された用紙70を示す図である。 PC10の制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 プリンタ50の制御プログラム66のフローチャートを示す図である。 プリンタ50の制御プログラム66のフローチャートを示す図である。 プリンタ50の制御プログラム66のフローチャートを示す図である。
<通信システムの構成>
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム(本発明の通信システムの一例)1のブロック図を示す。通信システム1は、PC(Personal Computerの略)(本発明の情報処理装置の一例)10、プリンタ(本発明の印刷装置の一例)50を備える。
PC10は、(Central Processing Unitの略)(本発明のコンピュータ、制御部及び第1制御部の一例)12、記憶部14、ディスプレイ16、入力I/F18、ネットワークI/F(本発明の通信部及び第1通信部の一例)20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、記憶部14内の制御プログラム(本発明の制御プログラムの一例)30に従って処理を実行する。制御プログラム30は、印刷用画像データを作成するためのプログラムである。なお、制御プログラム30を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム30が」という記載は、「制御プログラム30を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
また、記憶部14は、データ記憶領域32を備える。データ記憶領域32は、制御プログラム30の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(Hard Disk・Driveの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
ディスプレイ16は、画像データに基づく画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Displayの略)、有機EL(Electro・Luminescenceの略)ディスプレイ等が例示されるが、特にこれらに限定されない。入力I/F18は、キーボード,マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのI/Fである。また、ネットワークI/F20は、ルータ34を介して、プリンタ50に接続されている。これにより、PC10は、プリンタ50とデータの送受信を行うことが可能とされている。
また、プリンタ50は、CPU(本発明の制御部及び第2制御部の一例)52、記憶部54、ディスプレイ56、入力I/F58、記録部60、ネットワークI/F(本発明の通信部及び第2通信部の一例)62を主に備えている。これらの構成要素は、バス64を介して互いに通信可能とされている。
CPU52は、記憶部54内の制御プログラム66に従って処理を実行する。制御プログラム66は、印刷処理を実行するためのプログラムである。以降、制御プログラム66を実行するCPU52のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム66が」という記載は、「制御プログラム66を実行するCPU52が」ということを意味する場合がある。
また、記憶部54は、データ記憶領域68を備える。データ記憶領域68は、制御プログラム66の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、記憶部54は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU52が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
ディスプレイ56は、画像データに基づく画面を表示するものであり、LCD、有機ELディスプレイ等が例示されるが、特にこれらに限定されない。入力I/F58は、プリンタ50の各機能を実行するためのキーであり、例えば、ディスプレイ56と一体的に構成されているタッチパネルであってよく、ディスプレイ56上に表示されたアイコンへのユーザ操作を受け付ける。また、タッチパネル以外にも、ハードキー等であってもよい。
記録部60は、印刷機構であり、例えば、インクジェットヘッドが挙げられる。CPU52は、記録部60へ駆動信号を入力し、記録部60がインクジェットヘッドである場合は入力された駆動信号に応じて、ノズルからインクを吐出する。これにより、用紙に画像が印刷される。なお、プリンタ50では、A4サイズの用紙が、用紙の長手方向に直行する方向、つまり、短手方向を進行方向に延ばした状態で搬送され、インクジェットヘッドが用紙の長手方向に移動することで、印刷処理が実行される。このような構造により、A3サイズの用紙は、用紙の長手方向を進行方向に延ばした状態で搬送され、インクジェットヘッドが用紙の短手方向に移動することで、印刷処理が実行される。つまり、プリンタ50では、A4及びA3サイズの用紙への印刷処理が可能となっている。
また、ネットワークI/F62は、ルータ34を介して、PC10に接続されている。これにより、プリンタ50は、PC10とデータの送受信を行うことが可能とされている。
<通信システムの動作>
通信システム1では、PC10において印刷用画像データが作成され、その印刷用画像データがPC10からプリンタ50に送信されることで、プリンタ50において印刷処理が実行される。詳しくは、PC10で作成された文書等の画像の画像データ,PC10がスキャナ,サーバ等のデバイスから取得した画像の画像データが、印刷対象の画像(以下、「印刷対象画像」と記載する)(本発明の印刷対象画像の一例)の画像データとして、印刷用の画像データに変換される。
この際、例えば、印刷対象画像の画像データが、印刷用画像データとして、可逆圧縮データに圧縮される。可逆圧縮データは、圧縮前のデータと、圧縮・展開後のデータとが完全に一致するデータ圧縮方法により圧縮されたデータであり、可逆圧縮データとして、PNGデータ,GIFデータ等が挙げられる。
このように印刷対象画像の画像データが可逆圧縮されることで作成された印刷用画像データ(以下、「可逆圧縮印刷用画像データ」と記載する)を、図2に概念的に示す。図2に示す可逆圧縮印刷用画像データでは、可逆圧縮データとして、PNGデータが用いられており、可逆圧縮印刷用画像データに、3ページ分のPNGデータが含まれる。また、1ページ毎のPNGデータの先頭に、印刷情報が付加されている。印刷情報は、用紙サイズ,用紙種類(普通紙,インクジェット紙等),印刷品質,印刷色(カラー,モノクロ),用紙の給紙方法(給紙トレイ等)などの印刷処理時の設定情報を含む。つまり、1ページ毎のPNGデータに、印刷処理時の設定情報が付加されている。また、可逆圧縮印刷用画像データの先頭に、開始コマンドが付加され、可逆圧縮印刷用画像データの末尾に、終了コマンドが付加されている。
なお、プリンタ50では、上述したように、A4サイズの用紙に画像が印刷される際に、A4サイズの用紙は、用紙の短手方向を進行方向に延ばした状態で搬送され、インクジェットヘッドが用紙の長手方向に移動することで、印刷処理が実行される。つまり、インクジェットヘッドが、用紙の長手方向に沿って、往復移動することで、印刷処理が実行される。このため、可逆圧縮印刷用画像データに含まれるPNGデータは、用紙の角部に相当するピクセルから、用紙の長手方向に沿って並ぶピクセルの順番のデータとなっている。
そして、図2に示す可逆圧縮印刷用画像データが、PC10により作成されると、その可逆圧縮印刷用画像データは、プリンタ50に送信される。なお、印刷対象画像が写真,イラストなどである場合には、1ページ分のPNGデータのデータ量は、100メガバイト以上となる場合があるが、100メガバイト以上のPNGデータは一度に纏めて送信されず、PNGデータの先頭から順次、数メガバイト、例えば、4メガバイト毎のPNGデータが送信される。
プリンタ50は、可逆圧縮印刷用画像データを受信すると、その可逆圧縮印刷用画像データの先頭に付加されている開始コマンドに従って、印刷処理を開始する。この際、1ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行されるが、その印刷処理は、1ページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて実行される。そして、その1ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了すると、その1ページ目のPNGデータが削除される。次に、2ページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて、2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。そして、その2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了すると、その2ページ目のPNGデータが削除される。さらに、3ページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて、3ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。そして、3ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了すると、可逆圧縮印刷用画像データの末尾に付加されている終了コマンドに従って、印刷処理を終了する。
つまり、可逆圧縮印刷用画像データを受信したプリンタ50では、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータは削除されず、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了した後に、その1ページ分のPNGデータが削除される。このように、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを削除しないことで、ジャム等の発生により印刷処理が中断された際に、その1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理を再開することができる。
具体的には、例えば、2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理実行時に、ジャム等が発生し、印刷処理が中断されると、2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理は完了していないため、その2ページ目のPNGデータは削除されず、保持されている。そして、ジャム等が解除され、スタートボタン等が操作されると、2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。このように、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを削除しないことで、ジャム等の発生により印刷処理が中断された際に、その1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理を再開することができる。
しかしながら、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを削除せずに、保持するためには、大容量のメモリが必要となり、望ましくない。このため、印刷用画像データを、可逆圧縮データで作成せずに、不可逆圧縮データで作成することが考えられる。つまり、印刷対象画像の画像データを、印刷用画像データとして、不可逆圧縮データに圧縮することが考えられる。不可逆圧縮データは、圧縮前のデータと、圧縮・展開後のデータとが完全に一致しないデータ圧縮方法により圧縮されたデータであり、不可逆圧縮を行うことで、可逆圧縮と比較して、データの圧縮率を非常に高くすることが可能となる。つまり、同じ印刷対象画像の画像データを圧縮した場合において、不可逆圧縮データのデータ量は、可逆圧縮データのデータ量より格段に少なくなる。なお、不可逆圧縮データとして、JPEGデータ等が挙げられる。
このように印刷対象画像の画像データが不可逆圧縮されることで作成された印刷用画像データ(以下、「不可逆圧縮印刷用画像データ」と記載する)を、図3に概念的に示す。図3に示す不可逆圧縮印刷用画像データでは、不可逆圧縮データとして、JPEGデータが用いられており、不可逆圧縮印刷用画像データに、3ページ分のJPEGデータが含まれる。また、1ページ毎のJPEGデータの先頭に、印刷情報が付加されている。さらに、不可逆圧縮印刷用画像データの先頭に、開始コマンドが付加され、不可逆圧縮印刷用画像データの末尾に、終了コマンドが付加されている。
なお、図2の可逆圧縮印刷用画像データと、図3の不可逆圧縮印刷用画像データとを比較すると、図でのJPEGデータのデータ量は、図でのPNGデータのデータ量の1/4程度とされているが、実際のJPEGデータのデータ量は、実際のPNGデータのデータ量の1/100程度である。つまり、PNGデータのデータ量が100メガバイト程度である場合に、JPEGデータのデータ量は、1メガバイト程度となる。
このように、JPEGデータのデータ量は少ないため、ジャム等による印刷処理の中断に対処するべく、不可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が、可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理と同様に実行されても、大容量のメモリは不要となる。詳しくは、プリンタ50は、不可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理時に、不可逆圧縮印刷用画像データに含まれる1ページ分のJPEGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のJPEGデータを削除せずに、1ページ分のJPEGデータに基づく印刷処理が完了した後に、その1ページ分のJPEGデータを削除する。これにより、ジャム等の発生により印刷処理が中断された際に、その1ページ分のJPEGデータに基づく印刷処理を再開することができる。また、JPEGデータのデータ量は少ないため、1ページ分のJPEGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のJPEGデータを削除せずに、保持しても、大容量のメモリは不要である。
このように、印刷対象画像の画像データを、印刷用画像データとして、不可逆圧縮データに圧縮することで、大容量のメモリは不要となる。しかしながら、不可逆圧縮データは、圧縮率が高いデータであるため、印刷画像の品質が低下する虞がある。つまり、可逆圧縮印刷用画像データでは、メモリの容量に問題があり、不可逆圧縮印刷用画像データでは、印刷画像の品質に問題がある。
このようなことに鑑みて、PC10では、印刷用画像データとして、印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとの両方が作成されている。具体的に、図4に、印刷対象画像の画像データが不可逆圧縮及び可逆圧縮されることで作成された印刷用画像データ(以下、「不可逆・可逆圧縮印刷用画像データ」と記載する)を概念的に示す。図4に示す不可逆・可逆圧縮印刷用画像データでは、不可逆圧縮データとして、JPEGデータが用いられ、可逆圧縮データとして、PNGデータが用いられている。そして、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに、3ページ分のJPEGデータ及びPNGデータが含まれており、1ページ毎のJPEGデータとPNGデータとが紐付けされている。つまり、1ページ分の印刷対象画像の画像データが、JPEGデータとPNGデータとの各々に圧縮され、1ページ分の印刷対象画像のJPEGデータの先頭に、その1ページ分の印刷対象画像のPNGデータが付加されている。また、1ページ毎のPNGデータの先頭に、印刷情報が付加されている。さらに、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データの先頭に、開始コマンドが付加され、不可逆圧縮印刷用画像データの末尾に、終了コマンドが付加されている。
そして、図4に示す不可逆・可逆圧縮印刷用画像データが、PC10により作成されると、その不可逆・可逆圧縮印刷用画像データが、プリンタ50に送信される。プリンタ50は、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを受信すると、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに付加されている開始コマンドに従って、印刷処理を開始する。この際、1ページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて、1ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。そして、1ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了すると、2ページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて、2ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。
つまり、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを受信したプリンタ50では、Nページ目のPNGデータの先頭に付加されている印刷情報に基づいて、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理が実行される。この際、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理が1バンド完了すると、その1バンドに相当するPNGデータが削除される。なお、バンドは、印刷処理時にインクジェットヘッドが所定の方向に向かって移動する単位であり、1バンドは、用紙の両端の一端部から他端部までインクジェットヘッドが移動することを示す。なお、バンドは、パスと呼ばれる場合もある。つまり、1バンドが1パスと呼ばれる場合もある。
このように、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理時に、1バンドの印刷処理が完了すると、その1バンドに相当するPNGデータ、つまり、印刷処理の完了したPNGデータが削除される。そして、複数のバンドの印刷処理が実行されることで、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了する。この際、Nページ目のPNGデータは、1バンド毎のPNGデータの削除によって、すべて削除される。なお、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了すると、Nページ目のJPEGデータが削除される。そして、N+1ページ目のPNGデータに基づく印刷処理が開始する。
また、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理時に、ジャム等の発生により印刷処理が中断した場合には、Nページ目のPNGデータのうちの印刷処理の完了しているPNGデータは削除されている。このため、ジャムなどが解除され、Nページ目の印刷処理が開始されると、Nページ目のJPEGデータに基づく印刷処理が実行される。そして、Nページ目のJPEGデータに基づく印刷処理が完了すると、そのNページ目のJPEGデータは削除される。なお、Nページ目のPNGデータのうちの1バンドの印刷処理により削除されたPNGデータ以外のデータは、削除されず、残存している。このため、その残存しているPNGデータは、Nページ目の印刷処理が開始された後に、削除される。
このように、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを受信したプリンタ50では、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理時に、1バンドの印刷処理が完了すると、その1バンドに相当するPNGデータが削除される。つまり、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、そのNページ目のPNGデータは保持されず、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理と並行して、印刷処理の完了したPNGデータが、順次、削除される。これにより、大容量のPNGデータが順次削除されることで、大容量のメモリが不要となる。また、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理と並行して、印刷処理の完了したPNGデータが、順次、削除されるが、印刷処理がジャム等により中断された場合であっても、Nページ目のJPEGデータに基づく印刷処理が実行される。これにより、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理がジャム等により中断された場合であっても、Nページ目の印刷処理を再開することが可能となる。
なお、上述したように、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データは、可逆圧縮印刷用画像データのデータ量が多いことを考慮して、PC10により作成され、プリンタ50において、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される。ここで、可逆圧縮印刷用画像データに含まれるPNGデータについて考えてみると、PNGデータのデータ量は、上述したように、印刷対象画像が写真などである場合に、100メガバイト以上となる。一方で、印刷対象画像が文書などである場合のPNGデータのデータ量、つまり、テキストデータのPNGデータのデータ量は、比較的、少ない。このため、印刷対象画像が文書などである場合に、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを作成する必要性は低い。
そこで、PC10では、印刷対象画像が写真である場合に、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データが作成され、印刷対象画像が文書である場合に、可逆圧縮印刷用画像データが作成される。詳しくは、PC10では、印刷用画像データが作成される際に、印刷対象画像が写真であるか文書であるかが判断される。具体的には、印刷対象画像が用紙に印刷される際に用紙の長手方向に延びる領域であって、印刷対象画像の印刷時の先頭ラインから500ピクセルの幅の領域(本発明の所定の領域の一例)(以下、「所定領域」と記載する)に含まれる色の数が特定される。つまり、印刷対象画像の用紙サイズがA4サイズである場合に、一方の長辺の縁から他方の長辺に向かって、500ピクセルの幅の所定領域に含まれる色の数が特定される。
所定領域の色の数が多い場合には、印刷対象画像は写真である可能性が高く、所定領域の色の数が少ない場合には、印刷対象画像は文書である可能性が高い。このため、所定領域の色の数が設定数以上である場合に、印刷対象画像は写真であると判断され、所定領域の色の数が設定数未満である場合に、印刷対象画像は文書であると判断される。
なお、印刷対象画像に文書と写真とが含まれる場合がある。このような場合には、印刷対象画像に写真が含まれているため、印刷対象画像のPNGデータのデータ量は多くなる。このため、印刷対象画像に文書と写真とが含まれる場合には、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データが作成されることが好ましい。そこで、印刷対象画像が写真であるか文書であるかを判断する基準となる所定領域が、上述したように、A4サイズの用紙の長手方向に延びる領域とされており、この領域の色の数を特定することで、写真を含む印刷対象画像を適切に判断することが可能となる。
詳しくは、印刷対象画像に文書と写真とが含まれる場合には、一般的に、図5に示すように、用紙70の長手方向における一方(図5では上方)に、文書72が記されており、用紙70の長手方向における他方(図5では下方)に、写真74が記されている。このような印刷対象画像において、用紙の短手方向に延びる領域76に含まれる色の数を特定した場合に、その領域76には、文書72のみが記されている。このため、その領域76に含まれる色の数は設定数未満となり、印刷対象画像は文書であると判断される。一方、用紙の長手方向に延びる領域78、つまり、所定領域に含まれる色の数を特定した場合に、その領域78には、文書72だけでなく、写真74も含まれる。このため、その領域78に含まれる色の数は設定数以上となり、印刷対象画像は写真であると判断される。このように、所定領域を、用紙の長手方向に延びる領域に設定することで、写真を含む印刷対象画像を適切に判断することが可能となる。
つまり、所定領域の色の数が設定数以上である場合に、印刷対象画像は写真を含むと判断され、所定領域の色の数が設定数未満である場合に、印刷対象画像は写真を含まず、文書であると判断される。そして、所定領域の色の数が設定数以上である場合に、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データが作成され、所定領域の色の数が設定数未満である場合に、可逆圧縮印刷用画像データが作成される。なお、可逆圧縮印刷用画像データが作成された場合は、その可逆圧縮印刷用画像データがプリンタ50に送信され、可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される。可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理は、先に詳しく説明しているため、ここでの説明は省略する。
ただし、プリンタ50では、可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータが保持される。一方、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理と並行して、印刷処理の完了したPNGデータが削除される。このため、プリンタ50は、印刷処理を実行する際に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを保持するか、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理と並行して、印刷処理の完了したPNGデータを削除してよいかを認識する必要がある。
そこで、PC10は、可逆圧縮印刷用画像データ、若しくは、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを作成する際に、印刷情報に、保持フラグを含める。保持フラグは、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを保持する必要があるか否かを示すフラグである。保持フラグは、ONとされている場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを保持する必要があることを示す。一方、保持フラグが、OFFとされている場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを保持する必要がないことを示す。
このため、PC10は、可逆圧縮印刷用画像データを作成する際に、印刷情報に、ONとされた保持フラグを含め、PC10は、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを作成する際に、印刷情報に、OFFとされた保持フラグを含める。そして、プリンタ50は、印刷情報に含まれる保持フラグがONである場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理が完了するまで、その1ページ分のPNGデータを保持し、印刷情報に含まれる保持フラグがOFFである場合に、1ページ分のPNGデータに基づく印刷処理と並行して、印刷処理の完了したPNGデータを削除する。
また、プリンタ50では、セキュア印刷処理を実行することが可能とされている。セキュア印刷処理とは、PC10からプリンタ50に印刷用の画像データが送信されても、ユーザが所定の操作をプリンタ50に対して実行しない限り、印刷処理を実行しない処理である。つまり、セキュア印刷処理では、ユーザが所定の操作をプリンタ50に対して実行した場合にのみ、印刷処理が実行される。これにより、機密性の高い文書等の印刷処理を適切に行うことが可能となる。
ただし、セキュア印刷処理では、ユーザが所定の操作を行うまで、印刷処理が実行されないため、印刷処理が実行されるまで、PC10から送信された印刷用の画像データを保持する必要がある。このような場合に、印刷用の画像データのデータ量が多いと、プリンタ50のデータ記憶領域68の多くの領域がその画像データで占められるため、望ましくない。このようなことに鑑みて、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、PC10は、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データと異なる印刷用の画像データを作成する。
詳しくは、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、印刷対象画像が写真等を含んでいるか否かが判断される。印刷対象画像が写真等を含んでいるか否かの判断手法は、先に詳しく説明しているため、ここでの説明を省略する。この際、印刷対象画像が写真等を含んでいると判断された場合に、PC10は、不可逆圧縮印刷用画像データを作成する。なお、PC10は、不可逆圧縮印刷用画像データを作成する際に、印刷情報に、ONとされた保持フラグを含める。そして、PC10は、作成した不可逆圧縮印刷用画像データをプリンタ50に送信し、プリンタ50は、ユーザによる所定の操作が実行されるまで、その不可逆圧縮印刷用画像データをデータ記憶領域68に記憶する。不可逆圧縮印刷用画像データのデータ量は、上述したように、比較的少ないため、プリンタ50において、不可逆圧縮印刷用画像データがデータ記憶領域68に記憶される影響を少なくすることが可能となる。そして、プリンタ50で、ユーザによる所定の操作が実行されることで、不可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される。不可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理は、先に詳しく説明しているため、ここでの説明は省略する。
また、印刷対象画像が写真等を含んでいないと判断された場合、つまり、印刷対象画像が文書であると判断された場合に、PC10は、可逆圧縮印刷用画像データを作成する。そして、PC10は、作成した可逆圧縮印刷用画像データをプリンタ50に送信し、プリンタ50は、ユーザによる所定の操作が実行されるまで、その可逆圧縮印刷用画像データをデータ記憶領域68に記憶する。印刷対象画像が文書である場合に、上述したように、可逆圧縮印刷用画像データのデータ量は、比較的少ないため、プリンタ50において、可逆圧縮印刷用画像データがデータ記憶領域68に記憶される影響を少なくすることが可能となる。そして、プリンタ50で、ユーザによる所定の操作が実行されることで、可逆圧縮印刷用画像データに基づく印刷処理が実行される。
上述したように、PC10は、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理であり、印刷対象画像が写真などを含んでいる場合に、不可逆圧縮印刷用画像データを作成し、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理であり、印刷対象画像が写真などを含んでおらず、文書である場合に、可逆圧縮印刷用画像データを作成する。これにより、印刷用の画像データがPC10からプリンタ50に送信されてから、セキュア印刷処理が実行されるまでの間に、印刷用の画像データがデータ記憶領域68に記憶される影響を少なくすることが可能となる。
<制御プログラム>
PC10による印刷用の画像データの作成は、PC10のCPU12において制御プログラム30が実行されることによって行われる。以下に、図6を用いて、この制御プログラム30のフローが実行される際の処理を説明する。
本フローでは、まず、Nが1に設定される(図6参照:S100)。次に、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理であるか否かが判断される(S102)。この際、印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理でない場合(S102:NO)に、Nページ目の印刷対象画像が写真を含むか否かが判断される(S104)。なお、印刷対象画像が写真を含むか否かの判断手法は、先に説明しているため、ここでの説明を省略する。
Nページ目の印刷対象画像が写真を含む場合(S104:YES)に、PC10は、Nページ目の印刷用の画像データをPNGデータとJPEGデータとの各々で作成する(S106)。つまり、PC10は、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データを作成する。そして、S108に進む。
一方、Nページ目の印刷対象画像が写真を含まない場合(S104:NO)に、PC10は、Nページ目の印刷用の画像データをPNGデータで作成する(S110)。つまり、PC10は、可逆圧縮印刷用画像データを作成する。そして、S108に進む。
また、S102で印刷対象画像の印刷処理がセキュア印刷処理である場合(S102:YES)に、Nページ目の印刷対象画像が写真を含むか否かが判断される(S112)。この際、Nページ目の印刷対象画像が写真を含まない場合(S112:NO)に、PC10は、Nページ目の印刷用の画像データをPNGデータで作成する(S110)。つまり、PC10は、可逆圧縮印刷用画像データを作成する。そして、S108に進む。
一方、Nページ目の印刷対象画像が写真を含む場合(S112:YES)に、PC10は、Nページ目の印刷用の画像データをJPEGデータで作成する(S114)。つまり、PC10は、不可逆圧縮印刷用画像データを作成する。そして、S108に進む。
S108において、Nページが最終ページであるか否かが判断される(S108)。この際、Nページが最終ページでない場合(S108:NO)に、Nに1が加算される(S116)。そして、S102に戻る。一方、Nページが最終ページである場合(S108:YES)に、S106,S110,S114で作成された印刷用の画像データがプリンタ50に送信される(S118)。これにより、本フローが終了する。
また、プリンタ50による印刷処理は、プリンタ50のCPU52において制御プログラム66が実行されることによって行われる。以下に、図7乃至図9を用いて、この制御プログラム66のフローが実行される際の処理を説明する。
本フローでは、PC10により送信された印刷用の画像データを、プリンタ50が受信する(図7参照:S200)。次に、Nが1に設定される(S202)。そして、プリンタ50は、受信している印刷用画像データに基づいて、Nページ目の印刷処理を開始する(S204)。つまり、プリンタ50が不可逆・可逆圧縮印刷用画像データ、若しくは、可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理を開始し、プリンタ50が不可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のJPEGデータに基づく印刷処理を開始する。
続いて、ジャムが発生しているか否かが判断される(S206)。この際、ジャムが発生していない場合(S206:NO)に、通常プリント処理実行サブルーチンが実行される(S208)。通常プリント処理実行サブルーチンでは、Nページ目の印刷情報に含まれる保持フラグがONであるか否かが判断される(図8参照:S300)。この際、保持フラグがONである場合(S300:YES)に、Nページ目の印刷処理が完了したか否かが判断される(S302)。
Nページ目の印刷処理が完了していない場合(S302:NO)には、S206に戻る。一方、Nページ目の印刷処理が完了している場合(S302:YES)には、Nページ目の印刷用の画像データが削除される(S304)。つまり、プリンタ50が可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のPNGデータが削除され、プリンタ50が不可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のJPEGデータが削除される。そして、通常プリント処理実行サブルーチンが終了する。
また、S300で保持フラグがONでない場合(S300:NO)、つまり、保持フラグがOFFである場合に、1バンドの印刷処理が完了したか否かが判断される(S306)。つまり、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のPNGデータに基づく印刷処理時において、1バンドの印刷処理が完了したか否かが判断される。そして、1バンドの印刷処理が完了していない場合(S306:NO)に、S206に戻る。一方、1バンドの印刷処理が完了している場合(S306:NO)に、その1バンドに相当するPNGデータが削除される(S308)。
続いて、Nページ目の印刷処理が完了したか否かが判断される(S310)。Nページ目の印刷処理が完了していない場合(S310:NO)には、S206に戻る。一方、Nページ目の印刷処理が完了している場合(S310:YES)には、Nページ目のJPEGデータが削除される(S312)。つまり、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のPNGデータに基づく印刷処理の完了に伴って、Nページ目のJPEGデータが削除される。そして、通常プリント処理実行サブルーチンが終了する。
通常プリント処理実行サブルーチンが終了すると、メインルーチン(図7参照)に戻り、Nページが最終ページであるか否かが判断される(S210)。この際、Nページが最終ページでない場合(S210:NO)に、Nに1が加算される(S212)。そして、S204に戻る。一方、Nページが最終ページである場合(S210:YES)に、本フローが終了する。
また、S206でジャムが発生している場合(S206:YES)に、再プリント処理実行サブルーチンが実行される(S214)。再プリント処理実行サブルーチンでは、ジャムが解除されたか否かが判断される(図9参照:S400)。ジャムが解除されていない場合(S400:NO)には、S400の処理が繰り返される。一方、ジャムが解除されている場合(S400:YES)には、Nページ目の印刷情報に含まれる保持フラグがONであるか否かが判断される(S402)。
そして、保持フラグがONである場合(S402:YES)に、プリンタ50は、Nページ目の印刷用画像データに基づく印刷処理を開始する(S404)。つまり、プリンタ50が可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のPNGデータに基づく印刷処理を開始し、プリンタ50が不可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のJPEGデータに基づく印刷処理を開始する。
次に、Nページ目の印刷処理が完了したか否かが判断される(S406)。Nページ目の印刷処理が完了していない場合(S406:NO)には、ジャムが発生しているか否かが判断される(S408)。ジャムが発生していない場合(S408:NO)には、S406に戻る。一方、ジャムが発生している場合(S408:YES)には、S400に戻る。
また、S406でNページ目の印刷処理が完了している場合(S406:YES)には、Nページ目の印刷用の画像データが削除される(S408)。つまり、プリンタ50が可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のPNGデータが削除され、プリンタ50が不可逆圧縮印刷用画像データを受信している場合には、Nページ目のJPEGデータが削除される。そして、再プリント処理実行サブルーチンが終了する。
また、S402で保持フラグがONでない場合(S402:NO)、つまり、保持フラグがOFFである場合に、Nページ分のPNGデータが削除される(S412)。つまり、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のPNGデータが削除される。そして、プリンタ50は、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のJPEGデータに基づく印刷処理を開始する(S414)。
次に、Nページ目の印刷処理が完了したか否かが判断される(S416)。Nページ目の印刷処理が完了していない場合(S416:NO)には、ジャムが発生しているか否かが判断される(S418)。ジャムが発生していない場合(S418:NO)には、S416に戻る。一方、ジャムが発生している場合(S418:YES)には、S400に戻る。
また、S416でNページ目の印刷処理が完了している場合(S416:YES)には、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のJPEGデータが削除される(S418)。そして、再プリント処理実行サブルーチンが終了する。
再プリント処理実行サブルーチンが終了すると、メインルーチン(図7参照)に戻り、Nページが最終ページであるか否かが判断される(S210)。この際、Nページが最終ページでない場合(S210:NO)に、Nに1が加算される(S212)。そして、S204に戻る。一方、Nページが最終ページである場合(S210:YES)に、本フローが終了する。
なお、S104,S112を実行するPC10のCPU12は、判断手段の一例である。S106,S110,S114を実行するPC10のCPU12は、データ作成手段の一例である。S118を実行するPC10のCPU12は、送信手段の一例である。また、S200を実行するプリンタ50のCPU52は、受信手段の一例である。S208を実行するプリンタ50のCPU52は、第1印刷処理実行手段の一例である。S214を実行するプリンタ50のCPU52は、第2印刷処理実行手段の一例である。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、プリンタ50が、不可逆・可逆圧縮印刷用画像データに含まれるNページ目のPNGデータに基づく印刷処理を実行する際に、1バンドの印刷処理が完了する毎に、その1バンドに相当するPNGデータを削除しているが、複数のバンドの印刷処理が完了する毎に、それら複数のバンドに相当するPNGデータを削除してもよい。
また、上記実施例では、ジャムの発生により印刷処理が中断する場合に本発明が適用されているが、種々の状況において印刷処理が中断した場合に本発明を適用することが可能である。具体的には、例えば、インクエンプティにより印刷処理が中断した場合,印刷中のトレイなどの引き出しにより印刷処理が中断した場合などに、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、CPU12,52によって図6乃至図9に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12,52に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
1:通信システム、10:PC、12:CPU、20:ネットワークI/F、30:制御プログラム、50:プリンタ、52:CPU、62:ネットワークI/F

Claims (9)

  1. 印刷装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であると判断された場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    して機能させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記データ作成手段は、
    前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数未満であると判断された場合に、前記可逆圧縮データを、印刷用画像データとして作成することを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記所定の領域は、
    前記印刷対象画像が用紙に印刷される際に当該用紙の長手方向に延びる領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御プログラム。
  4. 印刷装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であると判断された場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 印刷装置と通信可能な第1通信部と、第1制御部とを有する情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信可能な第2通信部と、第2制御部とを有する印刷装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記第1制御部は、
    用紙への印刷対象の画像である印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であると判断された場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記第2制御部は、
    前記送信手段により送信された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行し、所定のバンドの印刷処理が実行される毎に、前記可逆圧縮データのうちの前記所定のバンドに相当するデータを削除する第1印刷処理実行手段と、
    前記第1印刷処理実行手段による印刷処理が中断された場合に、前記受信手段により受信した不可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行する第2印刷処理実行手段と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  6. 印刷装置と通信可能な通信部を有する情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    印刷対象の画像である印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理でない場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成し、前記印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、前記不可逆圧縮データと可逆圧縮データとのいずれか一方を、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    して機能させることを特徴とする制御プログラム。
  7. 前記コンピュータを、
    前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であるか否かを判断する判断手段として機能させ、
    前記データ作成手段は、
    前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数以上であると判断され、かつ、前記印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、前記不可逆圧縮データを、印刷用画像データとして作成し、前記判断手段により前記印刷対象画像の所定の領域に含まれる色の数が設定数未満であると判断され、かつ、前記印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、前記可逆圧縮データを、印刷用画像データとして作成することを特徴とする請求項6に記載の制御プログラム。
  8. 印刷装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    印刷対象の画像である印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理でない場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを、印刷用画像データとして作成し、前記印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、前記不可逆圧縮データと可逆圧縮データとのいずれか一方を、印刷用画像データとして作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された印刷用画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 印刷装置と通信可能な第1通信部と、第1制御部とを有する情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信可能な第2通信部と、第2制御部とを有する印刷装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記第1制御部は、
    印刷対象の画像である印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理でない場合に、前記印刷対象画像の不可逆圧縮データと可逆圧縮データとを作成し、前記印刷対象画像の用紙への印刷処理がセキュア印刷処理である場合に、前記不可逆圧縮データと可逆圧縮データとのいずれか一方を作成するデータ作成手段と、
    前記データ作成手段により作成された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記第2制御部は、
    前記送信手段により送信された前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとの少なくとも一方を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記不可逆圧縮データと前記可逆圧縮データとを受信した場合には、可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行し、所定のバンドの印刷処理が実行される毎に、前記可逆圧縮データのうちの前記所定のバンドに相当するデータを削除する第1印刷処理実行手段と、
    前記第1印刷処理実行手段による印刷処理が中断された場合に、前記受信手段により受信した不可逆圧縮データに基づく印刷処理を実行する第2印刷処理実行手段と、
    を有することを特徴とする通信システム。
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