JP5517602B2 - ファイル管理装置、ファイル管理方法、およびプログラム - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファイルを管理するファイル管理装置に関する。
従来、画像ファイルが記憶されているSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等のメディアをプリンタに挿入して、そのメディアから画像ファイルを読み出して印刷する方法がある。そのためにプリンタは、このようなメディアが挿入されるとメディアが挿入されたことを検知して、画像ファイルのファイルリストを作成する。そして、ユーザよる操作がされるとその操作に応じて画像ファイルを選択し、作成したファイルリストに基づいて選択された画像ファイルをメディアから読み出して印刷することができる。なお、そのような画像ファイルとしてJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式のファイルがある。
また、プリンタには原稿を読み取るスキャナ機能を搭載した所謂複合機と呼ばれる装置がある。そしてこのような装置において、スキャナで原稿を読み取って得られた画像データに基づいて電子データファイルを生成し、装置に装着されたメモリカード等の記憶媒体に記憶する機能がある。このように原稿を読み取って電子データファイルを生成する場合に、関連する複数原稿を1つのファイルにまとめて管理することができるように、複数の画像の画像データを1つの電子データファイルに格納することが考えられる。このような電子データファイルの形式としては、複数ページの文書を格納する文書ファイルであるPDF(Portable Document Format)形式がある。
このように複数種類のファイルが記憶されている記憶媒体が印刷装置に挿入された場合に、それぞれの種類のファイルに対応して印刷することが求められている。そこで、例えば特許文献1には、印刷装置で取扱いが可能なファイル形式のリストを表示し、ユーザがそのリストの中から印刷対象のファイル形式として所望のファイル形式を選択することが記載されている。また更に、ファイル形式毎のファイルの個数や、全ファイルの総数に対する個数の割合に応じて、ファイル形式を自動で選択することが記載されている。
特許第4135408号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、ユーザが印刷対象のファイル形式を選択する場合に、記憶媒体の内容に関わらず印刷装置で取扱い可能なファイル形式が表示される。従って、選択されたファイル形式のファイルが記憶媒体に記憶されていない場合が起こりうる。
また、自動で印刷対象のファイル形式を決定する場合には、ユーザが任意にファイル形式を選択できないという課題がある。さらに、記憶媒体に記憶されている各ファイル形式のファイルの個数や割合を検出するために、記憶されている全てのファイルについてファイル形式を調べる必要があるため、ファイル形式を選択するまでに時間を要するという課題がある。
そこで本発明は、処理対象のファイルを適切に決定することができるファイル管理装置、ファイル管理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を鑑みて本発明のファイル管理装置は、ファイルを管理するファイル管理装置であって、メモリに記憶されているファイルの種類を判別する判別手段と、前記判別手段により前記メモリに複数の種類のファイルが記憶されていると判別された場合に、前記複数の種類から処理対象のファイルの種類をユーザに選択させるための画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により前記表示装置に表示された画面に対するユーザによる指示に応じて前記複数の種類から処理対象のファイルの種類を決定する決定手段と、を有し、前記判別手段は、複数のファイルが前記メモリに記憶されている場合に、当該複数のファイルに対してファイルの種類を順次判別し、前記表示制御手段は、前記判別手段による当該複数のファイルに対する判別が完了する前であっても、前記メモリに複数の種類のファイルが記憶されていると判別された場合、前記画面を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、処理対象のファイルを適切に決定することができる。
MFP装置100の構成を示すブロック図である。 MFP装置100の機能ブロック図である。 実施例1において、メモリカードが挿入された際のMFP装置100の処理手順を示す図である。 ファイル種類判別処理の処理手順の一例を示す図である。 実施例2において、メモリカードが挿入された際のMFP装置100の処理手順を示す図である。 MFP装置100の動作モードの一例を示す図である。
(実施例1)
以下、本発明を実施形態に基づき具体的に説明する。
図1は、ファイル管理装置の一例としてのMFP装置(マルチファンクションプリンタ装置)の構成を示すブロック図ある。図1のようにMFP装置100は、CPU10、ROM11、RAM12、カードスロット13、液晶表示部14、操作部15、スキャナエンジン16、プリンタエンジン17を有する。
CPU10は、MFP装置100の全体の制御する制御部である。ROM11は、MFP装置100の後述する各部を制御するためプログラムが記憶されている。またRAM12は、表示や印刷する画像、またROM11に記憶されている各種のプログラムが展開されるメモリである。つまり、CPU10がROM11に記憶されている各種のプログラムをRAM12に展開して実行することにより、MFP装置100の各部を制御することができる。
カードスロット13には画像ファイルや文書ファイルといった複数種類のファイルが記憶可能なメモリカードが挿入され、挿入されたメモリカードに記憶されているそれらのファイルが読み出される。
液晶表示部14は、MFP装置100のコピー時の倍率、コピー濃度等の各種設定や、メモリカードからの画像ファイルや文書ファイルの印刷時の、用紙サイズ、用紙種類、品位等の各種設定や、装置のメンテナンス機能等を操作するための画面を表示する。さらに、MFP装置100に何らかの異常が発生した場合、MFP装置100の状態を示す画面や、禁止されている操作が行われた際に、操作のガイダンスを示す画面等を表示する。
操作部15は、ユーザが操作してMFP装置100に指示を与えるための操作部であり、上下左右キーや、コピーモードキー、印刷開始キー等の操作するためのキーやホイールデバイス等を備える。この操作部15がユーザにより操作されると、その操作に応じた指示がCPU10に入力される。
スキャナエンジン16は、原稿を読み取って画像データを生成する。このスキャナエンジン16で読み取られた画像データがRAM12に入力される。またプリンタエンジン17は、RAM12に展開された画像データを用紙に印刷することができる。
なおMFP装置100は不図示のコネクタを介してホストコンピュータ(PC)やデジタルカメラ等のデバイスと接続可能であり、これらの装置と通信して、印刷する画像や各種の指示を受信することができる。
以上の構成によりMFP装置100は、接続されたホストコンピュータ(PC)からデータを受信し、印刷する通常のPCプリンタとしての機能を実現する。また、PCまたは操作部15からの動作指示によって、原稿台に置かれている原稿を読み取るスキャン機能を有する。そして、読み取った画像データをカードスロット13に装着されたメモリカードに記憶するスキャンTOメモリ機能や、読み取った画像データを印刷するコピー機能を実行することができる。
さらに、カードスロット13に装着されたメモリカードに記憶されているファイルを読み取り、印刷する機能や、接続されたデジタルカメラからの画像ファイルを受信し、印刷する機能を有する。
図2は、MFP装置100の機能ブロック図である。図2で示される機能はCPU10により実行されるタスクであり、CPU10がROM11に記憶されている各種のプログラムを実行することにより実現される。
通信制御部21は、USBや有線LANなどの通信方式で接続されているPCや各種サーバとの間でデータ通信を制御する。なお、通信方式に関しては、公知の方法を使用するものとし、説明を省略する。操作制御部22は、MFP装置100の操作部15の各種キーの押下を検出し、論理的なキー操作メッセージに変換し各機能ブロックへ送信する。表示制御部23は、例えば操作制御部22から送信されたキー操作メッセージに応じて、プリントする画像や、スキャンTOメモリで記憶する際に必要な読み取りサイズ設定等の各種設定を示す表示を液晶表示部14に表示させる。
ドキュメント生成部24は、後述のスキャンエンジン制御部25によりデータ化された原稿上のドキュメントの画像データを適切なフォーマットに変換し、例えばスキャンTOメモリ機能において実行される。スキャンエンジン制御部25は、コピーやスキャンTOメモリ機能、またPCスキャンを実現するためにスキャンエンジンの制御を行う。
システム制御部26は、各種制御部の調停を行い、物理的リソースの排他制御、シーケンス制御、各種エラー、インク残量等、MFP装置100の状態管理を行う。プリントエンジン制御部27は、インク滴の吐出制御、用紙の給紙、排紙、プリントヘッドの制御、コピー印刷、フォトプリント、PC印刷等、プリント処理に関する制御を行う。画像処理部28は、PCから送信された印刷データを変換してプリントエンジン制御部27へ送信し、また、フォトプリントにおける画像のデコード処理、トリミング処理等を行う。また、画像処理部28は、印刷レイアウトの領域情報を保持し、レイアウト位置に画像データ等を配置する処理や、スケーリング処理や色処理、2値化処理、明るさや彩度、赤目補正処理等の画像処理も行う。さらに、画像処理部28は、ドキュメント生成部24で必要とする画像データの生成も行う。
メモリカード検出部18は、カードスロット13にメモリカードが挿入されたことを検出し、メモリカード制御部29に通知する。メモリカード制御部29は、メモリカードに記憶されているファイルに基づき表示や印刷等を行う場合に、カードスロット13に装着されているメモリカードからファイルを読み出す処理を行う処理する。さらに、例えばスキャンTOメモリ機能で生成されたファイルを記憶させる場合など、ファイルをメモリカードに記憶させる場合に、カードスロット13に装着されたメモリカードに対してデータを書き込む処理を行う。
ファイル種類判別部19は、ファイルに含まれる情報を解析することでファイル形式等のファイルの種類を判別する。例えばメモリカード検出部18からメモリカードが挿入されたことの通知を受けると、カードスロット13に挿入されたメモリカードに記憶されているファイルのファイル種類を判別する。
ファイルリスト作成部20は、指定された種類のファイルについてファイルリストをRAM12に作成し、ディレクトリを管理する。このファイルリスト作成部20は、メモリカード検出部18からメモリカードが挿入されたことの通知を受けると、カードスロット13に挿入されたメモリカードに記憶されているファイルの詳細情報を解析する。そして、ファイルに対して一対一になるファイル番号を割り振ったファイルリストを作成する。なお、このファイルリストは、1つのファイル形式について、各ファイルのファイル番号・ファイルサイズ・日付情報・ファイル名や、ファイルが格納されているフォルダ等のファイルへのパス情報などによって構成されている。
システム制御部26は、ファイルリスト作成部20が作成したファイルリストに従ってメモリカードに記憶されているファイルの処理を実行する。例えば、メモリカードに記憶されているファイルの処理を実行する際にパス情報を参照することで、複雑な検索を行わなくとも、メモリカードに記憶されているファイルにアクセスをすることができる。他にも例えば、ユーザの指示により処理を実行するファイルを絞り込む場合に、ファイルリストに含まれる日付情報を参照することで、メモリカードにアクセスしなくてもファイルの絞込を行うことができる。
またMFP装置100は、CPU10による制御により各種のモードからモードが決定され、決定されたモードにより制御内容が変更される。図6は、MFP装置100の動作モードの一例を示す図である。
MFP装置100は電源が入れられると、まず初期モードであるホームモード60に移行する。このあと、ユーザによる操作部15の操作や、カードスロット13にメモリカードが挿入されることによって、各種モードに遷移する。
写真印刷モード61は、カードスロット13に挿入されたメモリカード内のJPEG形式等の画像ファイルに基づいてプリンタエンジン17に印刷を実行させる動作モードである。また文書印刷モード62は、カードスロット13に挿入されたメモリカード内のPDF等の文書ファイルに基づいてプリンタエンジン17に印刷を実行させる動作モードである。
スキャンTOメモリモード63は、原稿台に置かれた原稿をスキャナエンジン16に読み取らせ、画像ファイルや文書ファイルとしてカードスロット13に挿入されたメモリカードの特定のフォルダに記憶する動作モードである。またコピーモード64は、原稿台に置かれた原稿をスキャナエンジン16に読み取らせて、プリンタエンジン17に印刷を実行させる動作モードである。
本実施例のMFP装置100は、カードスロット13にメモリカードが挿入されると、ファイルの種類を決定してそのファイルの種類に対応したファイルリストを作成し、そのファイルの種類に応じた動作モードに遷移する。このときのMFP装置100の処理手順を、図3を用いて説明する。
図3は、メモリカードが挿入された際のMFP装置100の処理手順を示す図である。なお、この図3に示す処理手順は、ROM11に記憶されているプログラムをCPU10が実行することによって実現される。
まずS301において、ファイル種類判別部19がメモリカードに記憶されているファイルの種類を判別する処理を行う。なお、本実施例では、S301においてメモリカードに記憶されているファイルの形式がJPEG形式等の画像ファイルか、またはPDF形式等の文書ファイルかを判別するものとする。この処理の詳細については、図4を用いて後述する。
続いて、S302において、S301における判別の結果、メモリカードにどの種類のファイルが記憶されているかを判定する。S302の判定により、メモリカードに文書ファイルが存在せず、画像ファイルのみが存在すると判定された場合、S303に進み、MFP装置100は写真印刷モード61へと遷移する。そして、この写真印刷モード61においては、画像ファイルの表示や印刷を行うために、ファイルリスト作成部20が画像ファイルのファイルリストを作成する。この時、ファイルリストを作成している間に、画像ファイルのファイルリストを作成していることを示す表示を液晶表示部14に行って、ユーザに作成中のファイルリストの種類が「画像ファイルリスト」であることを通知してもよい。
同様に、S303において画像ファイルが存在せずに文書ファイルのみが存在すると判定された場合、S304に進み、MFP装置100は文書印刷モード62へと遷移する。そしてこの文書印刷モード62においては、文書ファイルの表示や印刷を行うために、ファイルリスト作成部20が文書ファイルのファイルリストを作成する。この時、ファイルリストを作成している間に、文書ファイルのファイルリストを作成していることを示す表示を液晶表示部14に行って、ユーザに作成中のファイルリストの種類が「文書ファイルリスト」であることを通知してもよい。
一方、S302において、メモリカードに画像ファイルも文書ファイルも存在しないと判定された場合、S305に進む。このS305では、印刷対象のファイルがメモリカードに存在しない旨を示す表示を液晶表示部14に行って、ユーザに印刷対象のファイルがないことを通知する。または、印刷対象の存在しないメモリカードを挿入されたことに基づき、ユーザは印刷ではなく、スキャンTOメモリ機能の実行を希望するものと判断して、スキャンTOメモリモード63へと遷移するようにしてもよい。
また一方、S302において、メモリカードに画像ファイルと文書ファイルとの両方が存在すると判別された場合、S306に進む。このS306においては、画像ファイルと文書ファイルのどちらを印刷するかをユーザに問い合わせるための選択メニューを液晶表示部14に表示する。この選択メニューには、ファイルの種類に応じたモードが選択可能に表示される。例えば、複数のファイルの種類を示す文字列や画像、またモードを示す文字列や画像がユーザが選択できるよう表示される。この表示の後にユーザは、操作部15の操作により指示を与えることで、ファイルの種類またはモードの選択を行うことができる。
例えば操作部15の操作など、ユーザによる選択指示を入力するとS307に進み、S306でユーザが選択したファイルの種類を判定する。S307において、ユーザが画像ファイルを選択したと判定された場合、S303に進み、写真印刷モードに遷移する。また、S307において、ユーザが文書ファイルを選択したと判定された場合、S304に進み、文書印刷モードに遷移する。
以上の処理により、メモリカード等の記憶媒体に記憶されているファイルの種類に応じて、作成するファイルリストの種類や、装置の動作モードを決定することができる。
次に、図3のS301におけるファイル種類判別部19によるファイル種類判別処理の詳細を説明する。図4は、ファイル種類判別処理の処理手順の一例を示す図である。
まず、S402において、「N=1」と変数Nを初期化して、S403に進む。続いて、S403において、N番目のファイルが画像ファイルかを判定する。なお、初期状態では、S402においてNの値が初期化されているため、1番目のファイルが画像ファイルかを判定する。なお、この画像ファイルであるかの判定は、例えばファイルの拡張子に基づいて「.jpg」、「.tif」等の画像ファイルの拡張子であるかにより判断してもよいし、ヘッダ等のファイルの内容により判断してもよい。
また、ファイル種類判別処理においてファイルを判別する順序や範囲については、ファイルの種類に応じて異ならせてもよい。例えば、画像ファイルは一般的に、デジタルカメラ等で撮影した場合にはDCIMフォルダと呼ばれるフォルダ内に記憶される。そのため、このフォルダを優先的に判別処理を行うことにより、画像ファイルが見つかる可能性が高くなる。一方、文書ファイルについては、スキャンTOメモリ機能で記憶する特定のフォルダ内に記憶されるため、このフォルダを優先的に判別処理を行うことによって、文書ファイルが見つかる可能性が高くなる。このように、ファイルの種類毎に、ファイルが見つかる可能性の高いフォルダから判別処理を行ってもよい。
S403においてN番目のファイルが画像ファイルでなかった場合、S404に進み、画像ファイルの判別処理対象であるファイルを全てチェックしたかどうかを判定する。全てチェックしていない場合、S405において、Nの値を「N=N+1」と、Nの値を再設定して、再びS403の処理を行う。
一方、S403において、N番目のファイルが画像ファイルであった場合や、S404の判定の結果、判別処理対象ファイルの全てに対して判別処理を行ったと判定された場合には、S406に進み、画像ファイルの判別処理を終了する。
続いて、S406において、文書ファイルの判別処理を行うため、「N=1」と再び変数Nを初期化して、S407に進む。S407においては、N番目のファイルが文書ファイルかどうかを判定する。N番目のファイルが文書ファイルでなかった場合、S408に進み、文書ファイルの判別処理対象であるファイルを全てチェックしたかどうかを判定する。全てチェックしていない場合、S409において、Nの値を「N=N+1」と、Nの値を再設定して、再びS407の処理を行う。
一方、N番目のファイルが文書ファイルであった場合や、S408の判定の結果、判別処理対象ファイルの全てに対して判別処理を行ったと判定された場合には、ファイル判別処理を終了する。
なお、図4の例では初めに画像ファイルの判定処理を行い、続いて文書ファイルの判別処理を行っていたが、文書ファイルの判定を画像ファイルの判定よりも先に行ってもよい。例えば文書ファイルの判定処理を行った結果、文書ファイルがメモリカードに記憶されていないと判定された場合、画像ファイルの判定処理を省略して、画像ファイルのファイルリストの作成を開始してもよい。また、この判別処理を優先的に行う所定のファイルの種類について、ユーザが設定を変更できるようにしてもよい。
以上の処理により、メモリカード等の記憶媒体に記憶されているファイルの種類を判別することができる。特に本実施例では、画像ファイルと文書ファイルがそれぞれ1つでも記憶されているかを判定する判別処理を行っている。つまり、画像ファイルと文書ファイルの両方が記憶媒体に記憶されている場合には、記憶媒体に記憶されているファイルの全てに対してファイル種類の判別を行う前にモードを決定させることが可能となる。
(実施例2)
以下、本発明の実施例2について説明する。なお、ファイル管理装置の構成については実施例1で示したものと同様であるため、説明を省略する。
実施例2では、メモリカードが挿入された際に、ファイルリストを作成しながら、ファイル種類の判別を行う処理について説明する。
図5は、実施例2において、メモリカードが挿入された際のMFP装置100の処理手順を示す図である。なお、この図5に示す処理手順は、ROM11に記憶されているプログラムをCPU10が実行することによって実現される。
まず、始めにS501において、ファイルリスト作成部20がファイルリスト作成の前処理として、各種変数の初期化や既存のファイルリストの削除を行う。その後、S502において、「N=1」と変数Nを初期化して、S503に進む。
続いてS503において、N番目のファイルが文書ファイルかどうかを判定する。S503において、N番目のファイルが文書ファイルでなかった場合、S504で、N番目のファイルが画像ファイルかどうかを判定する。画像ファイルの場合、S505において、N番目のファイルを画像ファイルのファイルリストへ追加する。
続いて、S506において、判別処理対象ファイルを全てチェックしたかどうかを判定する。全てチェックしていない場合、S507において、Nの値を「N=N+1」と、Nの値を再設定し、再び、S503の処理を行う。
そして、S506で判別処理対象のファイルを全てチェックしたと判定された場合、つまりはメモリカードに文書ファイルは記憶されておらず、画像ファイルのファイルリストが完成したことが判定された場合には、S508に進む。S508では、このときメモリカードには文書ファイルは記憶されておらず、画像ファイルのみが記憶されているため、写真印刷モード61へと遷移する。
一方、S503において、N番目のファイルが文書ファイルであった場合にはS509に進む。S509では、メモリカードに印刷対象である画像ファイルと文書ファイルの両方が存在し、そのどちらを印刷するかをユーザに問い合わせるための選択メニューを液晶表示部14に表示する。この選択メニューは、ファイルの種類に応じたモードが選択可能に表示される。例えば、複数のファイルの種類を示す文字列や画像が表示されてもよいし、モードを示す文字列や画像が表示されてもよい。この表示の後にユーザは、例えば操作部15の操作により指示を与えることで、ファイルの種類またはモードの選択を行うことができる。
続いてS510において、ユーザに選択されたファイルの種類を判定する。ユーザが画像ファイルを選択したと判定した場合、S511へと進む。S511では、画像ファイルのファイルリストの作成が完了していない場合、引き続き画像ファイルのファイルリストの作成を行う。またこの時、画像ファイルのファイルリストを作成していることを示す表示を液晶表示部14に行う。これによって、ユーザに、作成中のファイルリストの種類が「画像ファイルリスト」であることを通知する。その後、S508において、動作モードを写真印刷モードに遷移する。
一方、S510においてユーザが文書ファイルを選択したと判定した場合、S512において、画像ファイルのファイルリスト作成を中止して、各種変数の初期化や画像ファイルのファイルリストの削除を行う。また、ファイルリスト作成部20を用いて文書ファイルのファイルリストを作成する。この時、ファイルリストを作成している間に、文書ファイルのファイルリストを作成していることを示す表示を液晶表示部14に行い、ユーザに、作成中のファイルリストの種類が「文書ファイルリスト」であることを通知する。続いて、S513に進み、動作モードを文書印刷モード62へと遷移する。
以上のように、実施例2によれば、画像ファイルのファイルリストを作成しながら、文書のファイルの有無を判別することができる。これにより、例えばメモリカードに画像ファイルのみが記憶されている場合、メモリカードが挿入されてから、ファイルリストを作成して画像ファイルに対応した動作モードに遷移するまでの時間を短縮することができる。また、メモリカードに画像ファイルと文書ファイルとの両方が記憶されていた場合であっても、ユーザが画像ファイルを選択した場合には、その選択が行われるまでに作成された画像ファイルのファイルリストに続けて作成すればよい。
なお、上記S509において、ユーザにファイルリストを作成するファイル種類を問い合わせる表示を行っている間も、未調査のファイルについて画像ファイルを判別し、画像ファイルのファイルリストの作成を進めてもよい。つまり、ユーザによってファイル種類を選択する操作が行われるまでの間も画像ファイルのファイルリストを作成することによって、ユーザが画像ファイルを選択した場合に、S511におけるファイルリスト作成にかかる時間を短縮することができる。
また、上記の図5の例では、画像ファイルのファイルリストを作成しながら、文書のファイルの有無を判別する例を説明した。これは、メモリカードにおいて文書ファイルよりも画像ファイルの方が記憶されている数が多いと予想される場合、またユーザが画像ファイルに対応した動作モードを選択する場合に有効である。文書ファイルのファイルリストを作成しながら、画像のファイルの有無を判別してもよい。また、このファイルリスト作成を優先的に行う所定のファイルの種類について、ユーザが設定を変更できるようにしてもよい。
なお、以上の実施例では画像ファイルの形式としてJPEG形式のファイルを例に挙げた。しかしこれに限らず、例えばPNG(Portable Network Graphics)形式や、GIF(Graphics Interchange Format)形式であってもよい。また以上の実施例では、複数ページに対応したファイルとしてPDF形式の文書ファイルを例に挙げた。しかしこれに限らず、例えばTIFF(Tagged image File Format)形式等の複数ページに対応した画像ファイルであってもよい。さらに、以上の実施例では、画像ファイルと複数ページに対応したファイルとのいずれかのファイルリストを作成する例を示したが、本発明はこれに限らず、複数種類のファイルがあるときに、ファイル種類を選択する場合に有効である。
また以上の実施例では、記憶媒体の装着部としてのカードスロット13にメモリカードが挿入された際にファイルの種類を判別する場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば記憶媒体を用いないモードから、記憶媒体を使用するモードに切り替わった際に、ファイルの種類を判別する場合であってもよい。さらに記憶媒体はメモリカードに限定されるものではなく、例えばコネクタに接続されたUSBメモリでもよいし、装置の内部に備えたハードディスク等の記憶媒体でもよい。
また更に、以上の実施例ではMFP装置において処理を行う例を示したが、本発明はこれに限らず、PCやデジタルカメラ等のファイルを管理する各種の装置に適用できるものである。また、例えばPCにおいて処理を行う場合には、ユーザに対する問い合わせ等の各種の表示は、装置に接続された外部の表示装置に表示してもよい。同様に、ユーザの指示を、装置と接続されたマウスやキーボード等の各種の操作デバイスから入力してもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。さらに、本発明は、CPUやMPU等の複数のプロセッサが連携して処理を実行することによっても実現される。
100 MFP装置
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 メモリカードスロット

Claims (15)

  1. ファイルを管理するファイル管理装置であって、
    メモリに記憶されているファイルの種類を判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記メモリに複数の種類のファイルが記憶されていると判別された場合に、前記複数の種類から処理対象のファイルの種類をユーザに選択させるための画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示装置に表示された画面に対するユーザによる指示に応じて前記複数の種類から処理対象のファイルの種類を決定する決定手段と、
    を有し、
    前記判別手段は、複数のファイルが前記メモリに記憶されている場合に、当該複数のファイルに対してファイルの種類を順次判別し、前記表示制御手段は、前記判別手段による当該複数のファイルに対する判別が完了する前であっても、前記メモリに複数の種類のファイルが記憶されていると判別された場合、前記画面を表示させることを特徴とするファイル管理装置。
  2. 前記判別手段により前記メモリに記憶されている複数のファイルが共通の種類と判別された場合に、前記表示制御手段は前記画面を表示させず、前記決定手段は当該共通の種類を処理対象として決定することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記メモリに記憶されている前記決定手段により決定された種類のファイルのファイルリストを作成する作成手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のファイル管理装置。
  4. 前記作成手段は、前記判別手段による判別に基づいて前記決定手段により処理対象のファイルの種類が決定されたことに応じて、当該決定された種類のファイルのファイルリストを作成することを特徴とする請求項3に記載のファイル管理装置。
  5. 前記作成手段は、前記複数のファイルのうちの前記判別手段により種類が判別されたファイルに応じてファイルリストを順次更新することを特徴とする請求項3に記載のファイル管理装置。
  6. 前記作成手段は、前記複数のファイルのうちの前記判別手段により所定の第1の種類と判別されたファイルに応じてファイルリストを順次更新し、
    前記表示制御手段は、前記複数のファイルに前記第1の種類とは異なる第2の種類のファイルが含まれることが前記判別手段により判別された場合に、前記画面を表示させることを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  7. 前記判別手段により前記複数のファイルに対して共通の前記第1の種類が判別された場合、前記作成手段は前記更新により当該第1の種類のファイルのファイルリストを作成することを特徴とする請求項6に記載のファイル管理装置。
  8. 前記表示制御手段により表示された画面に対するユーザの指示に応じて前記決定手段により前記第1の種類が決定された場合、前記作成手段は、前記更新により作成したファイルリストと、前記複数のファイルのうち前記判別手段により未だ種類が判別されていないファイルに基づいて、当該第1の種類に対応するファイルリストを作成することを特徴とする請求項6または7に記載のファイル管理装置。
  9. 前記複数の種類は、画像ファイルと文書ファイルを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  10. 前記判別手段は、前記メモリに記憶されているファイルの拡張子に基づき、ファイルの種類を判別することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  11. 外部のメモリを装着する装着部を有し、
    前記判別手段は、前記装着部にメモリが装着されたことに応じて、前記メモリに記憶されているファイルの種類を判別することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  12. 印刷対象のファイルに基づく画像を印刷装置に印刷させる印刷制御手段を有し、
    前記決定手段は、前記印刷制御手段による印刷対象のファイルの種類を決定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  13. 前記印刷装置を備えることを特徴とする請求項12に記載のファイル管理装置。
  14. ファイルを管理するファイル管理方法であって、
    メモリに複数のファイルが記憶されている場合に、当該複数のファイルに対してファイルの種類を順次判別し、
    前記メモリに複数の種類のファイルが記憶されていると判別された場合、前記複数のファイルに対する判別が完了する前であっても、前記複数の種類から処理対象のファイルの種類をユーザに選択させるための画面を表示装置に表示させ、
    前記表示装置に表示された前記画面に対するユーザによる指示に応じて前記複数の種類から処理対象のファイルの種類を決定することを特徴とするファイル管理方法。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載のファイル管理装置の各手段としてコンピュータを機能させるための、または請求項14に記載のファイル管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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