JP4596278B2 - 画像処理装置およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記憶メディアに記憶されている画像データを処理する画像処理装置、およびそのプログラムに関するものである。
デジタルカメラ等で撮影され、記憶媒体に記憶されている画像データ(以下、元画像データと称す)の内容をユーザが確認するために、まず記憶されている元画像データに基づき、それを縮小した縮小画像(以下、サムネイル画像ともいう)データを生成する。次に、生成したサムネイル画像データを用いた表示(以下、サムネイル表示ともいう)をLCDに行う。LCDに表示された画像の中からユーザが任意の画像を選択する操作を行うと、そのサムネイル表示に対応する元画像データが取得されるといった構成は従来から知られている。取得された元画像データは、例えば、プリンタに送られ印字出力される。
特開2002−44506号公報
また、記憶媒体に記憶されている所定数の元画像データの各々に対応する所定数の縮小画像を所定のレイアウトで配置して一覧印刷するインデックスプリントという手法についても従来から知られている。ユーザは、このインデックスプリントを参照して、本来のプリント(例えば、写真プリント)を行うべき元画像データを選択し、所望とする写真プリントを出力することができる。
特開2004−082605号公報
しかし、上記したような従来の構成では、元画像のデータの状態を何ら確認しないまま、サムネイル画像表示や、インデックスプリントのための縮小画像データを生成している。そのため、元画像データそのものに異常が発生している場合でも、ユーザはサムネイル画像表示や、インデックスプリントに基づいて、異常が発生している元画像データであるにも関わらず、選択してプリント出力してしまうという問題があった。
一般的に、デジタルカメラ等では、写真撮影時に元画像データが生成され、そのタイミングで縮小画像データを生成し、2つの画像データを対応付けて管理しているものが多い。例えば、何らかの事情により元画像データの方に異常が発生した場合でも、縮小画像データの方に特に影響が無ければ、そのまま縮小画像データがサムネイル画像表示、あるいはインデックスプリントされる。そのため、ユーザは、元画像データの異常に気が付かずに選択して無駄なプリント出力をしてしまう可能性があった。
本発明は、ユーザに異常な画像データの情報を伝える、もしくは自動的に異常が発生している画像データを判別することによって、異常な画像データの印刷を防ぐ画像処理装置およびその制御プログラムを提供すること目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記の課題を解決する為に、請求項1の画像処理装置は、画像データと前記画像データの縮小画像データとを含む画像ファイルが記憶された記憶メディアと接続する接続部と、前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている画像ファイルから出力対象とする対象画像ファイルを特定する対象画像ファイル特定手段と、前記対象画像ファイル特定手段が前記対象画像ファイルを特定する都度前記対象画像ファイルに含まれる画像データが壊れているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により壊れていないと判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行わないように制御をする縮小画像出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
この特徴により、請求項1に記載の画像処理装置は、記憶メディアに記憶されている画像データの中から異常が発生している画像データを検出し、異常が検出されなかった画像データについてのみ縮小画像を出力する。そのため、ユーザが、縮小画像に基づいて画像データを選択する際に、異常のある画像データを誤って選択する不具合を防止する効果を奏する。
請求項2の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、記憶部と、前記対象画像ファイルを前記記憶部へ記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記判断手段は、前記記憶部に記憶されている前記対象画像ファイルに含まれる前記画像データが壊れているか否かを判断することを特徴とする。
この特徴により、請求項2に記載の画像処理装置は、前記記憶メディアに記憶されている画像データを装置内部の記憶部に記憶してから画像データの異常を検出するため、記憶メディアに対してアクセスを繰り返して画像データの異常を検出する場合に比較して、効率よく画像データの異常を検出することができるという効果を奏する。
請求項3の画像処理装置は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記画像データの縮小画像データが出力される出力部と、前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている前記画像ファイルに含まれる前記縮小画像データ前記出力部への出力を指示する画像出力指示手段と、を備え、前記対象画像ファイル特定手段は、前記画像出力指示手段による指示があった場合に前記対象画像ファイルを特定し、前記判断手段は、前記画像出力指示手段により、縮小画像データの出力が指示されてから、前記縮小画像出力制御手段により前記出力部を介して縮小画像データの出力が行われるまでに、前記対象画像ファイルに含まれている画像データが壊れているか否かを判断することを特徴とする。
この特徴により、請求項3に記載の画像処理装置は、縮小画像が出力され、ユーザが確認できる状態となる前に画像データ中の異常を検出するため、画像データに異常が発生しているにも関わらず縮小画像が表示されることを防止する効果を奏する。
請求項の画像処理装置は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記縮小画像出力制御手段は、前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その画像データに対応する縮小画像データの出力に代えて、壊れている画像データである旨を報知する出力を行うように制御することを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、異常が検出された画像データについては、縮小画像の出力の代わりに、画像データに異常がある旨の表示を行うため、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうことを防止する効果を奏する。
請求項の画像処理装置は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その画像データに対して、壊れている画像データであることを識別するための識別情報を付与する識別情報付与手段を備えたことを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、異常が検出された画像データについては、それを識別可能な識別情報が付与されるため、一度記憶メディアが取り外され、再度接続された場合においても、識別情報を参照することで異常な画像データかどうかを容易に判別することができ、同じ記憶メディアを再接続した際に検出手段により同じ検出処理を行わなくてよいという効果を奏する。
請求項6の画像処理装置は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その壊れている画像データを専用のフォルダへ格納する格納手段を備えたことを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、異常が検出された画像データについては、専用のフォルダに格納されるため、例えば、その専用のフォルダ、あるいはフォルダ内の画像データに対して表示、印刷を行わないように設定することで、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうことを防止する効果を奏する。
請求項の画像処理装置は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記出力部は、前記画像データの縮小画像データが表示される表示部であることを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、異常が検出された画像データについては、その画像データに基づく縮小画像の表示を行わないため、表示部に表示された縮小画像に基づいて、任意の画像データを選択する構成において、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうといった不具合を防止する効果を奏する。
請求項の画像処理装置における前記縮小画像出力制御手段は、請求項に記載の画像処理装置において、前記対象画像ファイルが複数存在する場合に、その対象画像ファイルに含まれる縮小画像データを所定数単位で一覧表示する、もしくは、一画像毎に切替て表示するものであり、その際に、前記判断手段により壊れていないと判断された画像データの縮小画像データの表示を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データの縮小画像データの表示を行わないように制御をすることを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、複数の画像データを一覧表示させて、あるいは一画像毎に切替えて表示し、その表示を参照しながら任意の画像を選択する構成において、特に、画像データに基づく縮小画像の一覧表示を行う際には、異常のある画像データについては、一覧表示に含まれないようにする。また、画像データに基づく縮小画像を一画像毎に切替えて表示される際には、異常のある画像データについては、縮小画像の表示を行わずに、次ぎの正常な画像データの縮小画像の表示に移行することで、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうといった不具合を防止する効果を奏する。
請求項の画像処理装置は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記出力部は、前記画像データの縮小画像データが印刷される印刷部であることを特徴とする。
この特徴により、請求項に記載の画像処理装置は、異常が検出された画像データについては、その画像データに基づく縮小画像の印刷を行わないため、印刷された縮小画像に基づいて、任意の画像データを選択する構成において、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうといった不具合を防止する効果を奏する。
請求項10の画像処理装置における前記縮小画像出力制御手段は、請求項に記載の画像処理装置において、前記対象画像ファイルが複数存在する場合に、その対象画像ファイルに含まれる縮小画像データを所定数単位で一覧印刷するものであり、その際に、前記判断手段により壊れていないと判断された画像データの縮小画像データの印刷を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データの縮小画像データの印刷を行わないように制御をすることを特徴とする。
この特徴により、請求項10に記載の画像処理装置は、複数の画像データを所定数単位で一覧印刷させて、その印刷結果を参照しながら任意の画像を選択する構成において、異常のある画像データについては、一覧印刷に含まれないようにする。これにより、ユーザが誤って異常のある画像データを選択してしまうといった不具合を防止する効果を奏する。
請求項11の画像処理装置プログラムは、画像データと前記画像データの縮小画像データとを含む画像ファイルが記憶された記憶メディアと接続する接続部を備えている画像処理装置において実行される画像処理装置プログラムであって、前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている画像ファイルから出力対象とする対象画像ファイルを特定する対象画像ファイル特定ステップと、前記対象画像ファイル特定ステップで前記対象画像ファイルを特定する都度前記対象画像ファイルに含まれる画像データが壊れているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより壊れていないと判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行うように制御する一方、前記判断ステップにより壊れていると判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行わないように制御をする縮小画像出力制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
この特徴により、請求項11の画像処理装置プログラムを画像処理装置にインストールして実行させることにより、上記請求項1において奏する効果と同様の効果を奏する。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の画像処理装置を具体化した実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置80の外観斜視図である。前記画像処理装置80は、いわゆる多機能装置(MFP:Multi Function Peripheral)であり、マルチリーダライタ2をプリンタに組み込んだプリンタ複合機として構成されている。具体的には、操作部84、表示部83、装置前面にメディア接続用スロット(以下、単に「スロット」ともいう)16〜19が露出するように配設されたマルチリーダライタ2とを一体的に備えてなり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能などを有する。
なお、メディア接続用スロットに代えて、あるいは併設して、USB接続部を備え、記憶メディアとしてのUSBメモリが接続できる構成でもよいし、無線接続部を備え、記憶メディアとしての無線機能を持ったメモリーカードを接続できる構成でもよい。
画像処理装置80のマルチリーダライタ2は、図1に示すように、メディア接続用スロット16〜19として、第1メモリーカード11を挿入するための第1スロット16と、第2メモリーカード12を挿入するための第2スロット17と、第3メモリーカード13を挿入するための第3スロット18と、第4メモリーカード14を挿入するための第4スロット19とを備えている。また、その他のメモリーカードのスロットを備える構成としてもよい。
図2は、上記画像処理装置80の電気的構成を示すブロック図である。画像処理装置80は、その内部に、各構成部を制御するCPU34と、制御プログラムや種々のデータ等を格納するROM35(本実施形態では、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにて構成している)と、CPU34による演算の作業領域となるRAM37と、がバス33を介して相互にデータ転送が可能なように接続されている。また、バス33には、フラッシュメモリ制御用LSIを介して各スロット16〜19が接続されている。これらスロット16〜19に着脱可能に接続される各第1〜第4メモリーカード11〜14は、例えば、CF、SM、MS、SDなど、データの書込み、書き換え、消去、読出しなどが可能なフラッシュメモリを搭載したカード型記憶メディアである。なお、上記のスロット16〜19は、いずれかの種類のメモリーカードを択一的に接続可能である。
バス33には、印刷部82、スキャナ部132、電話線I/F133、キーボード及びカーソル移動キーなどからなる操作部84と、LCDなどからなる表示部83が繋がれている。さらに、バス33には、LANI/F24が接続されている。LANI/F24は、ネットワーク410を介してモニタ3Mが接続されたPC3と接続している。
ROM35には、マルチリーダライタ2の動作制御プログラム及び、印刷制御、スキャン制御、FAX通信制御などを司る各々の制御プログラムが格納され、CPU34は、これらプログラムを、RAM37を実行エリアとして実行することで、プリンタ複合機としての総合的な動作制御を行なう。
ROM35にはさらに、画像データの異常を検出する画像データ検出プログラムが格納されている。さらに、画像表示指示プログラムと、画像表示指示プログラムの指示に従い、画像の表示を制御する画像表示制御プログラムもROM35に記憶されている。
画像処理装置80は、PC3から送信された印刷データに基づき、印刷部82により画像や文書を所定の用紙に印刷する。また、マルチリーダライタ2によってメモリーカード(記憶メディア)から読み取られた印刷データに基づいても、同様に印刷部82により画像や文書を所定の用紙に印刷する(直接印刷)。また、スキャナ部132により読み取られた画像データをPC3へ送信したり、スキャナ部132で読み取った画像を、印刷部82を用いてコピーしたりすることも可能である。
以下、フローチャート等を参照して、本発明の処理を説明する。
図3は本発明の実施形態に係る画像処理装置80が実行する処理(全体処理)を示すフローチャートである。なお、本処理は、画像処理装置80の電源が投入されている間、繰り返し実行される処理である。
まずCPU34は、メディアが装着されたかどうかの確認を行う(S100)。このS100においては、画像処理装置80が備えている、第1スロット〜第4スロットに対してそれぞれ対応するメディアが装着されたか否かを順次確認する。第1スロット〜第4スロットのいずれかに対してメディアが装着されている場合(S100:YES)、CPU34はその装着が確認されたメディアに応じたユーザーインターフェース(U/I)選択画面を表示する(S110)。例えば、装着が検出されたスロットが第4スロットであれば、装着されたメディアはSDカードであり、そのSDカードについてのユーザーインターフェース(U/I)選択画面を表示する。一方、メディアが装着されていない場合(S100:NO)、再度、S100に移行し、CPU34はメディアが装着さたかかどうかの確認を継続して行うことになる。
次に、S110においてユーザーインターフェース(U/I)選択画面を表示した後、CPU34は、ユーザによりどのユーザーインターフェースが選択されたかの判別を行う(S120)。具体的には、選択画面(図示せず)には、装着が確認されたメディアに記憶されている画像データに対して、どのような処理を実行させるかをユーザ自身が指定可能なメニュー項目が表示される。本実施形態では、画像データの「インデックスプリント」を指定するためのメニュー項目と、画像データの表示部83への「画像表示」を指定するためのメニュー項目とが表示される。
ここで、「画像表示」が選択された場合(S120:画像表示)、CPU34は後述する画像表示処理を行い(S130)、全体処理を終了する。
また、「インデックスプリント」が選択された場合(S120:インデックスプリント)、CPU34は後述するインデックスプリント処理を行い(S140)、全体処理を終了する。
図4は、図3のフローチャート中のS130において実行される画像表示処理を示すフローチャートである。まず、CPU34は、装着が確認されたメディアに画像データが存在するかどうかの判断を行う(S200)。画像データが存在する場合(S200:YES)、CPU34はユーザが選択した画像データの解析を行う(S210)。なお、画像表示処理において、最初に表示される画像データは通常はユーザにより選択されるものでなく、装置側あるいはメディア側の設定に基づいて自動的に選択される画像データである。例えば、メディア側において画像データが記憶された日時を管理しており、その日時の古いものから順に装置が画像データを読み出すような構成においては、S210において最初に選択され、表示される画像データは記憶された日時の一番古い画像データとなる。従って、本画像表示処理の開始直後のS210においては、メディアに記憶されている画像データの中で、日時の一番古い画像データに対して解析が行われることになる。
S210において実施される画像データの解析方法としては、例えば、データサイズや圧縮率などに予め基準値を設けておき、その基準値と画像データを比較し、大きく外れた場合、画像データに異常が発生していると判断する手法を用いることができる。上記の手法は先行技術として以下の特許文献3に挙げられている。
特開2001−339565号公報
続いて、CPU34はS210で得られた解析結果を元に選択された画像データが壊れているかどうかの判別を行う(S220)。画像データが壊れていない、すなわち画像データに異常が無い場合(S220:NO)、CPU34は表示部83に画像データに対応する縮小画像を表示する命令を出し、それを受けた表示部83は縮小画像を表示する(S230)。表示部83の表示例を図8に示す。この表示例では、メディアに20個の画像データが存在しており、それらの画像データを記憶された日時の古いものから順に装置が読み出すような構成であれば、3番目に古い画像データに対する縮小画像が表示されている状態を示している。
なお、縮小画像を表示するための縮小画像データは、画像データが記憶される時点で予め生成されてメディアに記憶されるものであっても、画像データの表示が選択されてから縮小画像データが生成されるものであってもよい。そして、この表示画面において、選択されている画像データの印刷設定(カラー設定、解像度、枚数等)、さらに印刷実行を指示することができる。
続いて、CPU34は次の画像を表示するかどうかの判別を行う(S240)。図8に示すような縮小画像の表示が行われている状態で、表示画面の左右矢印キーを指示することにより、現在表示されている画像の前の画像データ(例えば、記憶された日時が古い順に画像データを選択して表示させる構成であれば、表示中の画像データよりも記憶された順番が一つ前の画像データ)、もしくは後ろの画像データ(表示中の画像データよりも記憶された順番が一つ後の画像データ)を適宜選択できる。そして、そのような指示がユーザにより操作部84を介して入力されたどうかに基づいて判別される。従って、上記した最初の画像データに対する縮小画像の表示が行われた後は、左右矢印キーを介してユーザによる画像データの選択が可能となる。
次の画像データの表示が選択された場合(S240:YES)、CPU34はS210へ戻り、次の画像データに対する処理を行う。次の画像が無い、もしくはユーザが画像データの表示をキャンセルするための所定の操作を行ったことが検出された場合(S240:NO)、CPU34は画像表示処理を終了する。
一方、装着が確認されたメディアに画像データが存在しない場合(S200:NO)、CPU34は画像表示処理を終了する。なお、装着されたメディアに画像データが存在しないことをユーザに報知するためのメッセージ表示を表示部83に行ってもよい。
また、S220において、選択された画像データが壊れているかどうかの判別を行った結果、画像データが壊れている、すなわち画像データに異常がある場合(S220:YES)、CPU34は後述する、壊れた画像処理(画像表示)を実行し(S250)、上記と同様に、次の画像を表示するかどうかの判別を行う(S240)。
図6は、図4のフローチャート中のS250において実行される、壊れた画像処理(画像表示)を示すフローチャートである。
まず、CPU34は、選択された画像データが壊れていることをユーザに報知するためのメッセージを含む、処理選択画面を表示部83に表示する(S400)。処理選択画面の表示例を図9に示す。図9の例では、表示順序が4番目の画像データが壊れていることを、本来ならば縮小画像が表示される位置に表示する。そして、その壊れている画像データに対する処理として、「何もしない」、「壊れた写真フォルダへ移動」、及び「消去」の選択肢が表示される。
続いて、CPU34は表示された選択肢のうち、どれがユーザにより選択されたかを判別する(S410)。
S410において、「消去」の処理が選択された場合(S410:消去)、CPU34は、壊れている画像データのメディアからの消去を行い(S450)、壊れた画像処理(画面表示)を終了する。
一方、S410において、「壊れた写真フォルダへ移動」の処理が選択された場合(S410:壊れた写真フォルダへ移動)、CPU34は、壊れている画像データを入れるためのフォルダ(以下、壊れた写真フォルダともいう)が装着されているメディア内に存在するかどうかの確認を行う(S420)。壊れた写真フォルダが既に存在している場合(S420:YES)、CPU34は、その壊れた写真フォルダへ前記画像データを移動させ(S440)、壊れた画像処理(画面表示)を終了する。ここで、装着されているメディアに格納されているフォルダの内容をPC3のモニタ3Mに表示させた場合の表示例を図10に示す。写真フォルダには、デジタルカメラ等により撮影され、本メディアに記憶された画像データが格納される。画像データの格納時に、縮小画像データを生成する方式であれば、その縮小画像データも対応付けてここに格納される。そして、S430において、「壊れた写真フォルダ」が作成された場合には、それを示す壊れた写真フォルダが表示され、そのフォルダ内に壊れている画像データが格納される。その他のフォルダには、写真データ(画像データ)以外のデータが格納される。
S420において、壊れた写真フォルダが存在しない場合(S420:NO)、CPU34は、壊れた写真フォルダを作成し(S430)、その壊れた写真フォルダへ壊れている画像データを移動させ(S440)、壊れた画像処理(画面表示)を終了する。
また、S410において、「何もしない」が選択された場合(S410:何もしない)、CPU34は、特に処理を行うことなく、壊れた画像処理(画面表示)を終了する。
なお、処理の選択は、上記のように、画像データが壊れていることが判別された時点でその都度ユーザが設定するという方式に限らず、装置のメニュー設定等により、壊れた画像データが存在した場合にどのような処理を行うかが予め設定される方式でもよい。その場合、S410において選択される処理は、装置に予め設定されたものに限定される。
このように、本実施形態の画像表示処理、及び壊れた画像処理(表示処理)によれば、装置により、もしくはユーザにより画像データが選択された場合に、その画像データに対する縮小画像の表示を行う前に、画像データ自身が壊れているか(異常があるか)を解析する。そして、壊れている場合には、縮小画像の表示を行わないため、画像データが壊れているにも拘わらず、ユーザがその画像データを選択し、印刷を行ってしまう不具合を防止できる。
特に、画像データのメディアへの記憶に伴って、縮小画像データを生成してメディアに記憶させる場合、画像データの記憶後に何らかの原因により画像データの方が壊れてしまうことがある。その際、縮小画像データは異常がないため、ユーザにより壊れた画像データが選択された場合でも、正常な縮小画像が表示され、ユーザがその縮小画像を確認して印刷を実行する可能性がある。しかし、本実施形態では、縮小画像を表示する前に、画像データが壊れているかを確認し、壊れている場合には、縮小画像の表示を行わない。そのため、ユーザが画像データが壊れていることを確実に認識することができる。
また、壊れている画像データは、消去されるか、壊れた写真フォルダに移動されることで、再度メディアが装置に対して装着された際には、壊れている画像データの選択が防止されるので、効率よく画像データの選択を行うことができる。
なお、本実施形態では、画像データに対応する縮小画像を一画像データ毎に切替えて表示させる場合を例として説明したが、複数の画像データに対応する縮小画像を表示部に対して一度に表示させる、いわゆるサムネイル表示においても対応可能である。その場合、例えば、一度にサムネイル表示させる縮小画像の数が予め決まっているため、その数分の画像データをメディアから選択し、縮小画像を表示する前に各画像データが壊れているかどうかの解析を行う。そして、壊れている画像データがある場合には、その画像データに対応する縮小画像が表示されるべき位置に、画像データが壊れていることを報知する内容のメッセージを表示すればよい。
続いて、図3のフローチャート中のS140において実行されるインデックスプリント処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、インデックスプリントとは、画像データに対する縮小画像を記録紙に印刷するものであり、一般的に、複数の画像データに対する縮小画像を一枚の記録紙上に並べて印刷するものである。
まず、CPU34は、装着が確認されたメディアに画像データが存在するかどうかの判断を行う(S300)。画像データが存在する場合(S300:YES)、CPU34は画像データの解析を行う(S310)。画像データの解析方法としては、画像表示処理と同様の方式を用いる。また、インデックスプリントでは、一度に複数の画像データの縮小画像を記録紙に印刷するため、その数分の画像データについてS310において解析を行う必要がある。一枚の記録紙に印刷する縮小画像の数(以下、所定数とする)は、装置において予め設定されているものとする。ここでは、例えば、メディアに記憶されている画像データを記憶された日時の古い順に一画像毎に読み出し、所定数の画像データの解析を行う。そして、所定数の画像データの解析を行った結果、壊れていると判別された画像データについては、それを識別するための識別情報を付加しておく。
続いて、CPU34はS310で得られた解析結果を元にインデックスプリントの印刷対象となる所定数の画像データが壊れているかどうかの判別を行う(S320)。画像データが壊れていない、すなわち画像データに異常が無い場合(S320:NO)、CPU34は印刷部82に所定数の画像データに対応する縮小画像を所定のレイアウトで配置して一覧印刷を行う(インデックスプリント)命令を出し、それを受けた印刷部82は印刷処理を行う(S330)。印刷例を図11に示す。この印刷例では、メディアに9個の画像データが存在している場合、あるいは所定数として9画像が設定されている場合を示している。例えば、画像データをメディアに記憶された日時の古いものから順に縮小画像が印刷される。
一方、装着が確認されたメディアに画像データが存在しない場合(S300:NO)、CPU34はインデックスプリント処理を終了する。なお、この時に、装着されたメディアに画像データが存在しないことをユーザに報知するためのメッセージ表示を表示部83に行ってもよい。
また、S320において、所定数の画像データに対して壊れているかどうかの判別を行った結果、画像データが壊れている、すなわち画像データに異常があるものが存在した場合(S320:YES)、CPU34は後述する、壊れた画像処理(インデックスプリント)を実行し(S340)、その上で印刷処理を行う(S330)。
図7は、図5のフローチャート中のS340において実行される、壊れた画像処理(インデックスプリント)を示すフローチャートである。
まず、CPU34は、先のS310において解析された所定数の画像データについて、壊れているかどうかの判別を一画像データ毎に行う(S500)。具体的には、壊れていると判別された画像データについては、それを識別するための識別情報を付加されているため、この識別情報に基づいて、壊れている画像データの判別を行う。
S500において、例えば、所定数の画像データのうち、管理されている日時の古いものから順に、画像データに識別情報が付加されているかどうかの確認を行う。識別情報が付加されていなければ(S500:NO)、壊れていない画像データと判別され、S570に移行し、最後の画像データ(所定数のうちの最後の画像データ)でなければ(S570:NO)、次の画像データについて同様の処理を行う(S500)。
一方、識別情報が付加された画像データであれば(S500:YES)、CPU34は画像データが壊れていることを表示し、処理選択画面(図示せず)を表示する(S510)。
処理選択画面では、例えば、所定数の画像データの中に壊れている画像データが存在すること、所定数のうちの何番目の画像データであるか、さらには記憶された日時はいつかといった補足情報を表示する。また、縮小画像データが存在していれば、それを表示して、どのような画像データであったかをユーザに報知してもよい。そして、その壊れている画像データに対する処理として、「何もしない」、「壊れた写真フォルダへ移動」、及び「消去」の選択肢が表示される。この点は、図9の表示例と同じである。
続いて、CPU34は表示された処理のうち、どれが選択されたかを判別する(S520)。
S520において、「消去」の処理が選択された場合(S520:消去)、CPU34は壊れている画像データのメディアからの消去を行い(S590)、S570の処理へ移る。また、「壊れた写真フォルダへ移動」が選択された場合(S520:壊れた写真フォルダへ移動)、S530〜S550の処理を実行するが、この処理は、先の図6のフローチャートにおける、S420〜S440の処理と同様のため、説明を省略する。S550の処理の後は、S570の処理へ移る。
また、S520において「何もしない」が選択された場合(S520:何もしない)、CPU34は、壊れている画像データを印刷可能なデータに置き換え(S600)、S570の処理へ移る。なお、置き換えるデータはテキストやビットマップ等が考えられるが、ユーザにとって画像データが壊れている旨が伝わりやすいものが望ましい。
S570では、上記と同様に、CPU34は処理を行った画像データが最後の画像データであるかどうかの確認を行う(S570)。即ち、所定数の画像データ全てについて、壊れているかどうかの判別を行ったかを確認する。処理を行った画像データが最後の画像データで無い場合(S570:NO)、CPU34はS500の処理に戻り、次の画像データが壊れているかどうかの判別を行う。
一方、処理を行った画像データが最後の画像データである場合(S570:YES)、CPU34は、最新の状態で印刷データを作成し(S580)、壊れた画像処理(インデックスプリント)を終了する。具体的には、印刷データは縮小画像データに基づいて作成されるものであり、所定数の画像データの中で壊れたものがあり、ユーザにより「消去」、あるいは「壊れた写真フォルダへの移動」が指定された場合には、その画像データに対応する縮小画像データを除いて印刷データを作成する。また、壊れた画像データについてユーザにより「何もしない」が指定された場合には、その画像データに対する縮小画像データを印刷可能なデータに置き換えて印刷データを作成する。
このS580において作成された印刷データが、図5のフローチャート中のS330の印刷処理において、印刷される。
図12に壊れた画像データを印刷可能なデータに置き換えた場合の印刷例を示す。この例では、所定数「9」の画像データについて、2番目の画像データが壊れており、ユーザにより「何もしない」が指示されたことを示している。また、「消去」、あるいは「壊れた写真フォルダへ移動」が指示された場合には、所定数「9」に対して、8個の縮小画像が印刷結果として得られることになる。なお、この印刷結果に、壊れた画像データについては、消去したこと、あるいは壊れた写真フォルダに移動したことをユーザに報知するメッセージデータを付加して印刷するようにしてもよい。
このように、本実施形態のインデックスプリント処理、及び壊れた画像処理(インデックスプリント)によれば、インデックスプリントがユーザにより選択された場合に、インデックスプリントの対象となる所定数の画像データに対する縮小画像の印刷を行う前に、画像データ自身が壊れているか(異常があるか)を解析する。そして、壊れている場合には、縮小画像の印刷を行わない、もしくは画像データが壊れていることを報知するデータに置き換えて印刷するため、画像データが壊れているにも拘わらず、ユーザがその画像データを選択し、印刷を行ってしまう不具合を防止できる。
特に、画像データのメディアへの記憶に伴って、縮小画像データを生成してメディアに記憶させる場合、画像データの記憶後に何らかの原因により画像データの方が壊れてしまうことがある。その際、縮小画像データは異常がないため、ユーザによりインデックスプリントが選択された場合には、正常な縮小画像が印刷され、ユーザがその縮小画像を確認して印刷を実行する可能性がある。しかし、本実施形態では、インデックスプリントを実行する前に、画像データが壊れているかを確認し、壊れている場合には、その画像データに対応する縮小画像の印刷を行わない。そのため、ユーザが画像データが壊れていることを確実に認識することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各種の態様を取りうるものである。
例えば、上記実施形態においては、メディアに記憶されている画像データを記憶された日時の古い順に読み出して、壊れているかの解析処理を行ったり、表示や印刷の順序を決定した。これに対し、画像データの管理は日時の古い順に限定されるものではなく、新しい順に管理されるものであってもよく、さらには、データサイズ順に管理されるようなものであってもよい。
また、特に、画像表示処理においては、縮小画像を表示しようとする一画像データ毎に壊れているかどうかの確認を行い、壊れていれば、壊れた画像処理に移行する場合について説明した。これに対し、予め、複数の画像データに対して、壊れているかどうかを確認しておき、縮小画像を表示する場合には、その確認結果に基づいて、壊れている画像データであれば、壊れた画像処理を行うように構成してもよい。
さらには、メディアが装着された時点で、全ての画像データに対して、壊れているかの確認を行い、その確認結果をメディアに記憶しておき、縮小画像を表示する際に、参照するように構成してもよい。また、壊れているかの確認中であることを報知する画面を表示させたり、確認の結果、壊れている画像があること、その数、といった内容を表示してもよい。
また、画像表示処理においては、左右矢印キーの操作により画像データが選択され、縮小画像の表示が切り替わる例を説明したが、ユーザの操作を介さず、自動的に、例えば数秒単位で画像データの表示が切り替わるものであってもよい。その場合は、縮小画像の表示が切り替わる前に、次に表示される予定の縮小画像に対応する画像データが壊れているかの判別を行い、壊れていることが判別された場合には、図9に示すような表示を行う。
また、インデックスプリント処理では、所定数の画像データの中に壊れている画像データが存在する場合に、その都度、選択肢を表示して、ユーザの指示により壊れている画像データに対する対処を行う例を説明した。これに対し、壊れている画像データに対する処理を予め設定しておき、その設定に基づいて、自動的にインデックスプリントの印刷データを作成するまでの処理が実行されるものであってもよい。
さらに、本実施形態では、接続部に接続された外部記憶部であるメディアから画像データを個別に読み出して、画像データが壊れているかの判別等を行う場合について説明した。これに対し、メディアに記憶されている画像データを一旦、装置内部の記憶部(RAM37)に取り込み、記憶部に記憶されている画像データを用いて、同様の処理を行ってもよい。これにより、メディアに対してアクセスを繰り返して画像データが壊れているかを検出する場合に比較して、効率よく画像データの異常を検出することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の外観斜視図。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の回路ブロック図。 本発明の実施形態に係る全体処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る画像表示処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るインデックスプリント処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る壊れた画像処理(画像表示)を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る壊れた画像処理(インデックスプリント)を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る通常時の表示部における表示例。 本発明の実施形態に係る画像が壊れている場合の表示部における表示例。 本発明の実施形態に係る壊れた写真フォルダのPC3における表示例。 本発明の実施形態に係るインデックスプリントの出力結果例。 本発明の実施形態に係る画像が壊れている場合のインデックスプリントの出力結果例。
符号の説明
2 マルチリーダライタ
3 パーソナルコンピュータ
3M モニタ
11 第1メモリーカード(CF)
12 第2メモリーカード(SM)
13 第3メモリーカード(MS)
14 第4メモリーカード(SD)
16 メディア接続用スロット(第1スロット)
17 メディア接続用スロット(第2スロット)
18 メディア接続用スロット(第3スロット)
19 メディア接続用スロット(第4スロット)
24 LANI/F
33 バス
34 CPU
35 ROM
37 RAM
80 画像処理装置
82 印刷部
83 表示部
84 操作部
132 スキャナ部
133 電話線I/F
410 ネットワーク

Claims (11)

  1. 画像データと前記画像データの縮小画像データとを含む画像ファイルが記憶された記憶メディアと接続する接続部と、
    前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている画像ファイルから出力対象とする対象画像ファイルを特定する対象画像ファイル特定手段と、
    前記対象画像ファイル特定手段が前記対象画像ファイルを特定する都度前記対象画像ファイルに含まれる画像データが壊れているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により壊れていないと判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行わないように制御をする縮小画像出力制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 記憶部と、
    前記対象画像ファイルを前記記憶部へ記憶させる記憶制御手段と、を備え、
    前記判断手段は、前記記憶部に記憶されている前記対象画像ファイルに含まれる前記画像データが壊れているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像データの縮小画像データが出力される出力部と、
    前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている前記画像ファイルに含まれる前記縮小画像データの前記出力部への出力を指示する画像出力指示手段と、を備え、
    前記対象画像ファイル特定手段は、前記画像出力指示手段による指示があった場合に前記対象画像ファイルを特定し、
    前記判断手段は、前記画像出力指示手段により、縮小画像データの出力が指示されてから、前記縮小画像出力制御手段により前記出力部を介して縮小画像データの出力が行われるまでに、前記対象画像ファイルに含まれている画像データが壊れているか否かを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記縮小画像出力制御手段は、前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その画像データに対応する縮小画像データの出力に代えて、壊れている画像データである旨を報知する出力を行うように制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その画像データに対して、壊れている画像データであることを識別するための識別情報を付与する識別情報付与手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記判断手段により、前記画像データが壊れていると判断された場合に、その壊れている画像データを専用のフォルダへ格納する格納手段を備えたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力部は、前記画像データの縮小画像データが表示される表示部であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  8. 前記縮小画像出力制御手段は、前記対象画像ファイルが複数存在する場合に、その対象画像ファイルに含まれる縮小画像データを所定数単位で一覧表示する、もしくは、一画像毎に切替て表示するものであり、その際に、前記判断手段により壊れていないと判断された画像データの縮小画像データの表示を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データの縮小画像データの表示を行わないように制御をすることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記出力部は、前記画像データの縮小画像データが印刷される印刷部であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  10. 前記縮小画像出力制御手段は、前記対象画像ファイルが複数存在する場合に、その対象画像ファイルに含まれる縮小画像データを所定数単位で一覧印刷するものであり、その際に、前記判断手段により壊れていないと判断された画像データの縮小画像データの印刷を行うように制御する一方、前記判断手段により壊れていると判断された画像データの縮小画像データの印刷を行わないように制御をすることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 画像データと前記画像データの縮小画像データとを含む画像ファイルが記憶された記憶メディアと接続する接続部を備えている画像処理装置において実行される画像処理装置プログラムであって、
    前記接続部に接続された記憶メディアに記憶されている画像ファイルから出力対象とする対象画像ファイルを特定する対象画像ファイル特定ステップと、
    前記対象画像ファイル特定ステップで前記対象画像ファイルを特定する都度前記対象画像ファイルに含まれる画像データが壊れているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより壊れていないと判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行うように制御する一方、前記判断ステップにより壊れていると判断された画像データとともに画像ファイルに含まれる縮小画像データの出力を行わないように制御をする縮小画像出力制御ステップと、を実行させることを特徴とする画像処理装置プログラム。
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