JP2007164248A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷指定された画像の利便性を損なわず、印刷指定された画像を確認して印刷することができる印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】メモリカードMC内に記録されている複数の画像ファイルの幾つかは、印刷対象としての指定を示す印刷識別子が設定されている。こうした画像を複数枚、液晶ディスプレイ上に表示し、表示された画像に対して表示識別子を設定する。こうした状態で印刷を実行すると、印刷識別子,表示識別子が設定されている画像についてのみ印刷を行なう。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数枚の画像を表示可能な表示部を有し、複数の画像ファイルを取り扱う印刷装置に関する。
従来から、パーソナルコンピュータを介さず、直接画像データを印刷できる印刷装置がある。かかる印刷装置は液晶ディスプレイを備えており、メモリカードやデジタルスチルカメラから入力した画像を、液晶ディスプレイで閲覧することができる。
こうした印刷装置が有する液晶ディスプレイは小型のものが多く、表示された画像の手ブレやピントのボヤケなどを判断することが難しい。こうした問題に対し、例えば、下記特許文献1では、画像の手ブレやピントのボヤケを判断する画像印刷装置が提案され、印刷対象とする画像の選択を容易とする技術が開示されている。
特開2002−187329号公報
ところで、こうした印刷装置は、上記特許文献1の手法により手ブレ等がないと判断されて自動的に印刷対象に指定された画像や、デジタルスチルカメラ側で印刷対象として指定された画像を、一括して印刷することができ、利便性が高い。
しかしながら、こうした一括での印刷は、画像の表示等とは無関係に印刷指定された画像をまとめて印刷してしまうため、不所望の画像の印刷が行なわれてしまう場合があった。すなわち、印刷指定がされている画像であっても、印刷前にもう一度確認し、場合によっては印刷対象を変更したいという要求があった。
勿論、印刷装置の液晶ディスプレイ上で、メモリカード内の画像を一枚一枚確認し、印刷対象とするか否かの選択、印刷枚数等の設定を行ない、まとめて印刷することもできるが、近年大容量化が進み大量の画像を記憶するメモリカード内の全ての画像を処理するのは煩雑に耐えない。
本発明は、こうした問題を踏まえて、印刷指定された画像の利便性を損なわず、印刷指定された画像を確認して印刷することができる印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の印刷装置を次のように構成した。すなわち、
複数枚の画像を表示可能な表示部を有し、複数の画像ファイルを取り扱う印刷装置であって、
前記複数の画像ファイルを入力する入力手段と、
前記入力した画像ファイルのうち、所定の画像ファイルを印刷対象として指定し、当該画像ファイルに対し、印刷対象であることを示す印刷識別子を設定する印刷対象指定手段と、
前記入力した画像を前記表示部に表示し、当該表示部に表示されている画像の画像ファイルに対し、表示中であることを示す表示識別子を設定する表示識別子設定手段と、
印刷の指示を受け取ったとき、前記印刷識別子を有し、かつ、前記表示識別子を有する画像ファイルを、印刷対象として抽出し、当該抽出した画像ファイルの印刷を行なう表示画像印刷手段と
を備えることを要旨とする。
また、本発明の印刷装置に対応した印刷方法は、
複数枚の画像を表示可能な表示部を有し、複数の画像ファイルを取り扱う印刷装置の印刷方法であって、
前記複数の画像ファイルを入力し、
前記入力した画像ファイルのうち、所定の画像ファイルを印刷対象として指定し、当該画像ファイルに対し、印刷対象であることを示す印刷識別子を設定し、
前記入力した画像を前記表示部に表示し、当該表示部に表示されている画像の画像ファイルに対し、表示中であることを示す表示識別子を設定し、
印刷の指示を受け取ったとき、前記印刷識別子を有し、かつ、前記表示識別子を有する画像ファイルを、印刷対象として抽出し、当該抽出した画像ファイルの印刷を行なう
ことを要旨としている。
本発明の印刷装置および印刷方法によれば、印刷対象として指定された画像ファイルに印刷識別子を設定し、表示部に表示されている画像の画像ファイルに表示識別子を設定する。そして、両識別子を有する画像ファイルの印刷を行なう。つまり、印刷対象として指定されても、表示されていない画像については印刷されない。また、両識別子を有する画像ファイルを印刷するため、特に印刷対象を変更する必要がなければ、印刷対象の選択、変更等の処理を行なう必要もない。したがって、印刷指定された画像の利便性を損なうことなく、表示部上で画像を確認して印刷することができる。
上記の構成を有する印刷装置の印刷対象指定手段は、前記入力した画像ファイルの画像情報に基づいて、当該画像の理想的な条件で撮影された画像からの逸脱の程度を評価し、該評価が予め設定された所定閾値よりも低いものを失敗画像と判定し、該失敗画像に当らない画像の画像ファイルを印刷対象として、前記印刷識別子の設定を行なうものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、画像毎に、理想的な条件で撮影された画像からの逸脱の程度を評価して、失敗画像に当らない画像の画像ファイルを印刷対象に指定する。すなわち、所定閾値を設定することで、自動的に、失敗画像に当らない画像を印刷対象に指定することができる。こうして印刷対象に指定された画像を、表示部上で確認して印刷できるため、ユーザの利便性を向上することができる。
上記の構成を有する印刷装置は、さらに、前記表示部に表示した画像から、印刷対象とする画像を選択する操作を行なう操作手段を備え、前記印刷対象指定手段は、前記失敗画像に当らないとして印刷対象に指定されていると否とに関わらず、前記画像の選択操作に応じて、選択された画像ファイルを印刷対象として、前記印刷識別子の設定を行なうものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、失敗画像に当らないとして印刷対象に指定された画像を、表示部上で確認できると共に、印刷対象を変更することができる。したがって、不所望な画像の印刷を行なうことが無く、利便性を向上することができる。
上記の構成を有する印刷装置の印刷識別子は、デジタルスチルカメラ用の所定の記録フォーマットに準拠した形式であるものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、印刷識別子の取扱が容易となり、汎用性のある印刷装置を構築することができる。なお、デジタルスチルカメラ用の所定の記録フォーマットとは、例えば、Exif(Exchangeable image file),CIFF(Camera Image File Format)や、デジタルスチルカメラの画像の印刷用のフォーマットであるDPOF(Digital Print Order Format)などである。
上記の構成を有する印刷装置において、さらに、前記表示画像印刷手段は、前記印刷対象として設定された画像ファイルに対して、当該画像の印刷終了の際に印刷終了を示す印刷終了識別子を設定するものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、印刷した画像ファイルに印刷終了識別子を設定する。こうした識別子を読み取ることで、印刷済みか否かを判断でき、印刷対象として指定された画像の印刷を適切に行なうことができる。
上記の構成を有する印刷装置は、さらに、前記表示識別子の有無に関わらず、前記印刷識別子を有する画像ファイルを印刷対象として、当該画像ファイルの印刷を実行する印刷手段と、所定の操作に応じて、前記表示画像印刷手段による印刷と、前記印刷手段による印刷とを切り換える切換手段とを備えるものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、所定の操作に応じて、表示画像印刷手段による印刷と、印刷手段による印刷とを切り換える。換言すると、印刷対象として指定され、かつ、表示されている画像のみを印刷する手法と、印刷対象として指定されている画像すべてを印刷する手法とを、所定操作で切り換えることができる。こうすることで、印刷態様が増え、ユーザの利便性を向上することができる。
上記の構成を有する印刷装置の切換手段は、さらに、前記入力した画像の表示に先立って、前記表示印刷実行手段による印刷と前記印刷手段による印刷とのいずれかの選択を促すメッセージを、前記表示部に表示する手段であり、当該切換手段が切り換えを行なう所定の操作は、前記メッセージに従った操作であるものとしても良い。
かかる印刷装置によれば、画像表示を行なう前に、メッセージを表示し、そのメッセージに従った操作により、印刷手法を切り換えることができる。
なお、本発明は、上述した印刷装置としての構成のほか、コンピュータプログラムとしても構成することができる。かかるコンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
以下、上述した本発明の作用・効果を一層明らかにするため、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.印刷装置の構成:
B.印刷処理の概要:
C.失敗写真判定処理:
D.印刷処理:
E.DPOF形式の印刷処理:
F.変形例:
A.印刷装置の構成:
図1は、実施例としての印刷装置100の外観図である。印刷装置100は、いわゆる複合機タイプの印刷装置であり、光学的に画像を読み込むスキャナ110や、画像データの記録されたメモリカードMCを挿入するためのメモリカードスロット120、デジタルカメラ等の機器を接続するUSBインタフェース130等を備えている。印刷装置100は、スキャナ110によって取り込んだ画像や、メモリカードMCから読み取った画像、USBインタフェース130を介してデジタルカメラから読み取った画像を印刷用紙Pに印刷することができる。また、プリンタケーブル等によって接続された図示していないパーソナルコンピュータから入力した画像の印刷も行うことができる。
印刷装置100は、印刷に関する種々の操作を行うための操作パネル140を備えている。操作パネル140の中央部には、液晶ディスプレイ150が備えられている。この液晶ディスプレイ150には、メモリカードMCやデジタルスチルカメラなどから読み取った画像や、印刷装置100の各種機能を利用する際のメニュー画面が表示される。
図2は、印刷装置100の内部構成を示す説明図である。図示するように、印刷装置100は、印刷用紙Pに印刷を行う機構として、インクカートリッジ212を搭載したキャリッジ210、キャリッジ210を主走査方向に駆動するキャリッジモータ220、印刷用紙Pを副走査方向に搬送する紙送りモータ230等を備えている。
キャリッジ210は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)、ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)の色を現すインク毎に計6個のインクヘッド211を備えている。キャリッジ210には、これらのインクが収容されたインクカートリッジ212が装着されており、インクカートリッジ212からインクヘッド211に供給されたインクは、図示しないピエゾ素子を駆動することで印刷用紙Pに吐出される。
キャリッジ210は、プラテン270の軸方向と並行に設置された摺動軸280に移動自在に保持されている。キャリッジモータ220は、制御回路250からの指令に応じて駆動ベルト260を回転させることで、プラテン270の軸方向と平行に、すなわち、主走査方向にキャリッジ210を往復運動させる。
紙送りモータ230は、プラテン270を回転させることで、プラテン270の軸方向と垂直に印刷用紙Pを搬送する。つまり、紙送りモータ230は、キャリッジ210を相対的に副走査方向に移動させることができる。
印刷装置100は、上述したインクヘッド211やキャリッジモータ220、紙送りモータ230の動作を制御するための制御回路250を備えている。制御回路250には、図1に示したスキャナ110やメモリカードスロット120、USBインタフェース130、操作パネル140、液晶ディスプレイ150が接続されている。
制御回路250は、CPU251とROM252とメモリ253とEEPROM254とによって構成されている。ROM252には、印刷装置100の動作を全般的に制御するための制御プログラムが記憶されている。CPU251は、かかる制御プログラムをメモリ253に展開して実行することで、液晶ディスプレイ150に対する表示制御や画像の印刷制御を行う。EEPROM254には、ユーザから設定を受けた種々のパラメータが記憶される。本実施例のCPU251は、本願の「入力手段」、「失敗判定手段」、「表示制御手段」、「選択設定処理手段」、「印刷実行手段」に相当する。
B.印刷処理の概要:
図3は、本実施例の印刷装置における印刷処理の概要を示した説明図である。印刷装置100における印刷処理では、図示するように、複数の画像ファイル(画像a、b、c・・・)を取り扱う。こうした複数の画像ファイルは、メモリカードMC内に記録されている。
例えば、複数の画像ファイルのうち、画像a,c,d,e,f,hに対して、その画像が印刷対象であることを示す印刷識別子「1」が設定され、表示されているものとする。こうした複数の画像を順次表示する印刷装置100の液晶ディスプレイ150は、複数枚の画像を表示することができる。図3の説明では3枚の画像を表示するものとする。なお、印刷対象とされない画像b,g,iに対しては、印刷識別子が設定されていないことを示す「0」が表示されている。
本実施例の印刷装置100は、液晶ディスプレイ150上に現在表示している画像に対して、表示中であることを示す表示識別子を設定する。図3(A)であれば表示中の画像a,b,cに対して、図3(B)であれば画像d,e,fに対して、図3(C)であれば画像g,h,iに対して、それぞれ表示識別子が設定される。つまり、図3の例では、3つずつ、順次、表示される画像に表示識別子が設定されてゆく。
図3(A)に示すように、画像a,b,cが液晶ディスプレイ150上に表示されている状態で、操作パネル140上の印刷ボタン(図6参照)を押下すると、画像a,cの印刷が行なわれる。
また、図3(B)に示すように、画像d,e,fが液晶ディスプレイ150上に表示されている状態で、印刷ボタンを押下すると、画像d,e,fの印刷が行なわれる。
さらに、図3(C)に示すように、画像g,h,iが液晶ディスプレイ150上に表示されている状態で、印刷ボタンを押下すると、画像hの印刷が行なわれる。
すなわち、液晶ディスプレイ150上で確認された画像のうち、印刷対象として指定された画像についてのみの印刷を行なう。言い換えると、印刷識別子と表示識別子との両方を有する画像についてのみ印刷を実行する。
かかる手法で印刷を行なうことで、印刷対象として指定された画像を確認しながら印刷することができる。なお、ここでは印刷枚数の設定の説明は省略したが、後述するように、表示された画像に対して印刷枚数を一括設定することができるし、また、個々に設定することもできる。
こうした印刷処理における印刷対象の指定、つまり、印刷識別子の設定には、種々の手法がある。例えば、デジタルスチルカメラの印刷用のフォーマットであるDPOF形式により、デジタルスチルカメラ側で印刷対象となる画像を指定し、印刷識別子をメモリカードMC内に書き込んでおくものとしても良い。また、入力した画像ファイルの画像情報から、手ブレなどを含む画像であるか否かを判定し、手ブレ等のない画像を自動的に印刷対象として指定し、印刷識別子を画像データに書き込むものとしても良い。勿論、ユーザが液晶ディスプレイ150上に表示された画像に対して、印刷対象とするか否かの判断を行なうことで、印刷識別子を設定するものとしても良い。
以下、本実施例の印刷処理の説明に先立って、印刷対象を指定し、印刷識別子を設定する一手法としての失敗写真判定処理について説明する。
C.失敗写真判定処理:
図4は、CPU251が制御プログラムを実行することによって実現される失敗写真判定処理のフローチャートである。この処理は、液晶ディスプレイ150のメニュー画面で、メモリカードMC内の画像の印刷実行が選択されることで実行される。
処理を開始すると、CPU251は、画像ファイルを入力する(ステップS500)。具体的には、メモリカードスロット120を介して、メモリカードMC内の画像ファイルを1枚入力する。
CPU251は、入力された画像ファイルの画像データに対して手ブレの有無を判断する(ステップS510)。具体的には、画像データを構成する各画像の輝度値を一次微分してエッジを抽出し、エッジの方向およびその方向へのエッジの幅を算出する。そして、その方向へのエッジの幅が所定の閾値以上であれば、手ブレがあると検出している。
ステップS510で手ブレがある(Yes)と判断した場合には、その画像データは失敗写真であると判定し、判定結果として「手ブレ」画像である旨を示すフラグを立てて、メモリ253内の所定領域に一時的に記憶する(ステップS540)。こうしてメモリ253に記憶後、リターンに抜け、次の画像ファイルに対して一連の処理を繰り返す。
他方、ステップS510で手ブレがない(No)と判断した場合には、ピントのボヤケの有無を判断する(ステップS520)。具体的には、画像データを構成する各画像の輝度値を一次微分してエッジを抽出し、全方向へエッジの幅を求める。そして、その幅が所定の閾値以上であれば、ピントのボヤケがあると検出している。
ステップS520でピントのボヤケがある(Yes)と判断した場合には、その画像データは失敗写真であると判定し、判定結果として「ボヤケ」画像の旨のフラグを立て、メモリ253内の所定領域に一時的に記憶し(ステップS540)、リターンに抜け、次の画像ファイルに対して一連の処理を繰り返す。
他方、ステップS520でボヤケがない(No)と判断した場合には、露出不良の有無を判断する(ステップS530)。具体的には、画像データを構成する各画像の輝度値が一定値(例えば、240)以上、あるいは一定値(例えば、16)以下となる領域を画像データから抽出し、その領域の画像全体の面積に占める割合が所定の閾値以上(例えば、40%)であれば、その画像データの露出が不良であると検出している。
ステップS530で露出不良がある(Yes)と判断した場合には、その画像データは失敗写真であると判定し、判定結果として「露出不良」画像の旨のフラグを立て、メモリ253内の所定領域に一時的に記憶し(ステップS540)、リターンに抜け、次の画像ファイルに対して一連の処理を繰り返す。
他方、ステップS530で露出不良がない(No)と判断した場合には、失敗写真には当らないと判定し、その画像に対して印刷識別子(フラグ)を設定する(ステップS550)。具体的には、画像ファイルの所定領域に印刷識別子を書き込む処理を行なっている。印刷識別子の初期状態は「0」が記載されており、印刷識別子を設定することで「1」が書き込まれる。画像ファイルに印刷識別子を書き込むことで、後日、印刷を実行する場合にも対応することができる。また、後述する印刷処理機能を備えた別の印刷装置を用いて印刷を行なう場合にも有効である。こうして印刷対象を指定した後、リターンに抜け、次の画像ファイルに対して一連の処理を繰り返す。
以上の処理をメモリカードMC内の全画像ファイルに対して実行することで、印刷識別子を設定する。こうした一般的に失敗写真と判断される項目についての評価を自動的に行なうことで、ユーザが一枚一枚、印刷対象を設定する手間が省け、利便性を向上することができる。
図5は、失敗写真判定処理を経た画像の表示態様の一例である。図示するように、液晶ディスプレイ150上には、失敗写真判定処理を行なった画像1から画像6の6枚の画像が表示されている。
液晶ディスプレイ150に表示された6枚の画像に対しては、表示と共に、表示識別子が設定される。具体的には、印刷装置100のメモリ253に表示識別子が一時的に設定される。なお、表示される画像を別の画像に変更すると、画像1〜画像6の表示識別子の設定は解除され、新たに表示された画像について表示識別子が設定される。また、この表示識別子は、印刷装置100の電源OFFによりクリアされる。
図5に示すように、表示される6枚の画像のうち、画像2は「ボヤケ」画像であると判定され、そのメッセージMSが画像2の下方に表示されている。同様に、画像4,画像5は「手ブレ」画像であると判定され、そのメッセージMSが各画像の下方に表示されている。こうしたメッセージMSは、メモリ253内に記憶されたフラグを読み取ることで表示されている。
他方、画像1,画像3,画像6は、失敗写真には当らないと判定されたため、メッセージMSの表示はない。図示する太枠SGに囲まれた画像は、印刷対象として指定された画像を意味している。デフォルト状態では、失敗写真には当らないと判断された全ての画像に太枠SGが表示される。これを確認したユーザは、場合によっては印刷対象を変更する。なお、太枠SGで表示する画像は、画像ファイルの所定領域に書き込まれた印刷識別子の有無によって判断されているが、メモリ253に記憶されたフラグを参考に判断するものとしても良い。
図6は、操作パネル140の一部を拡大した拡大図である。図示するように、操作パネル140には、ページ送りボタンFBやページ戻しボタンBB、図5に示した画像を選択するためのカーソルCUを移動させる方向ボタンCUR、印刷対象として指定された画像の印刷枚数を増加させる印刷枚数増加ボタンIBや印刷枚数を低減させる印刷枚数低減ボタンDB、印刷対象の変更を行なうための選択/解除ボタンCB、印刷を実行するための印刷ボタンPB等が備えられている。
こうしたボタンにより、図5に示した態様の表示画像の中から、印刷対象の変更、印刷枚数の設定を行なう。
具体的には、ユーザは表示画像を見て、デフォルトとして太枠SGで囲まれた画像(画像1,画像3,画像6)をそのまま印刷対象とするか否かを判断する。このままで良い場合には、印刷枚数増加ボタンIBや印刷枚数低減ボタンDBを操作して印刷枚数を設定する。なお、デフォルトでは、太枠SGで囲まれ、印刷対象とされている画像に対して、印刷枚数「1」が設定されている。
印刷枚数は、印刷枚数増加ボタンIB、印刷枚数低減ボタンDBを長押しすることで、印刷対象の画像に対して、一括で設定(変更)することもできる。また、方向ボタンCURを操作して対象とする画像にカーソルCUを合わせ、印刷枚数増加ボタンIB、印刷枚数低減ボタンDBを普通に押下することで、画像に対して個々に印刷枚数を設定することもできる。こうして設定した印刷枚数は、図5に示すように、画像の右上の領域NPに表示される。この領域NPに「1」以上の数字が記載されることで、その画像が印刷対象であることを確認することができる。なお、印刷対象とされていない画像に対して、領域NPに「0」を表示するものとしても良い(図3参照)。こうした態様で表示することで、印刷対象がどの画像であるかを一目で理解することができる。
他方、デフォルトとして太枠SGで囲まれた画像(画像1,画像3,画像6)をそのまま印刷対象にしない場合には、選択/解除ボタンCBを操作する。例えば、太枠SGが設定されている画像にカーソルCUを合わせ、選択/解除ボタンCBを押下することで、印刷対象としての指定が解除され、太枠SGが表示されなくなる。また、失敗写真であるとして太枠SGが表示されていない画像にカーソルCUを合わせ、選択/解除ボタンCBを押下することで、その画像が印刷対象として指定され、太枠SGで囲まれる。この選択/解除ボタンCBの操作により、画像ファイル内に書き込まれた印刷識別子が書き換えられる。
印刷対象の確認、あるいは、変更を行ない、印刷枚数を設定した後、ユーザが印刷ボタンPBを長押しすることで、印刷対象として選択された画像(印刷対象を変更していない場合には、画像1,画像3,画像6)の印刷が実行される。この処理は、後の印刷処理にて詳しく説明する。
こうして印刷の実行が行なわれ、メモリカードMC内に次の画像があれば、画像7〜画像12が図5と同様に表示される。かかる表示態様で画像を表示することで、印刷対象として設定されている画像の確認、変更、印刷枚数の設定等を容易に行なうことができる。その結果、不所望な画像の印刷を行なうことが無く、ユーザの利便性を向上することができる。
D.印刷処理:
図7は、CPU251が制御プログラムを実行することによって実現される印刷処理のフローチャートである。この処理は、液晶ディスプレイ150上に表示された画像を確認し、印刷ボタンPBを押下することで実行される。なお、本実施例では、液晶ディスプレイ150上に表示された画像の確認は、図6に示した表示態様で表示される画像について行なうものとするが、印刷対象としての指定、つまり、印刷識別子が付されている画像を確認できる表示態様であれば、どのような表示態様であっても良い。
処理を開始すると、CPU251は、画像ファイルを入力する(ステップS700)。具体的には、CPU251はメモリカードMC内の画像ファイルを最初から一枚読み込む処理を行なっている。
続いて、CPU251は、入力した画像ファイルの所定領域を確認し、印刷識別子の有無を判断する(ステップS710)。印刷識別子は、画像ファイルのヘッダ情報の所定領域に書き込まれている(図8参照)。CPU251は、この領域を確認することで、印刷対象と指定された画像であるか否かを判断している。
ステップS710で、印刷識別子が無い(No)と判断した場合には、印刷を行なうことなく、全ての画像ファイルについて処理済みか否かを判断する(ステップS750)。ステップS750で、未処理の画像ファイルがある(No)場合には、ステップS700へ戻り、次の画像ファイルについて処理を行ない、未処理の画像ファイルがない(Yes)場合には、一連の印刷処理を終了する。
他方、ステップS710で、印刷識別子が有る(Yes)と判断した場合には、CPU251は表示識別子の有無を判断する(ステップS720)。表示識別子は、印刷装置100のメモリ253に一時的に記憶されている。CPU251は、メモリ253を確認することで、液晶ディスプレイ150上に表示されている画像であるか否かを判断している。
ステップS720で、表示識別子が無い(No)と判断した場合には、印刷を行なうことなく、ステップS750へ抜ける。ステップS750で、未処理の画像ファイルがある(No)場合には、ステップS700へ戻り、次の画像ファイルについて処理を行ない、未処理の画像ファイルがない(Yes)場合には、一連の印刷処理を終了する。
他方、ステップS720で、表示識別子が有る(Yes)と判断した場合には、CPU251は、その画像ファイルの画像データの印刷を実行する(ステップS730)。
印刷の終了後、CPU251は印刷を終了した画像であることを示す印刷終了識別子を設定する(ステップS740)。具体的には、画像ファイルのヘッダ情報の所定領域に印刷終了識別子を書き込んでいる。
図8は、一の画像ファイルの構成を示す説明図である。図示するように、画像ファイルの書式はデジタルスチルカメラ用の所定の記録フォーマットであり、本実施例では、Exif(Exchangeable image file)形式のファイルである。Exif形式の画像ファイルは、ヘッダ情報(付加情報ともいう)と画像データとから構成されている。ヘッダ情報には、撮影日時やシャッタースピードなど、画像の撮影時の情報や、サムネイル画像、さらには、ユーザが自由に使用できる領域としてのメーカノートなど、種々のパラメータの記憶領域を備えている。
本実施例では、こうした記憶領域のうち、メーカノートに、印刷識別子や印刷終了識別子を書き込んでいる。図8に示す印刷識別子「1」は、印刷対象として設定されていることを示している。印刷対象として設定されていない場合には「0」が設定されている。また、印刷終了識別子「0」は、この画像が印刷されていないことを示している。印刷が実行された場合には「1」が設定される。なお、こうしたメーカノートに印刷枚数の識別子を追加するものとしても良い。
図7に戻り、印刷終了識別子の設定後、CPU251は、ステップS750へ進み、全ての画像ファイルについて処理済みか否かを判断する。ステップS750で、未処理の画像ファイルがある(No)場合には、ステップS700へ戻り、次の画像ファイルについて処理を行ない、未処理の画像ファイルがない(Yes)場合には、一連の印刷処理を終了する。
以上の印刷処理によれば、印刷識別子が設定され、表示識別子が設定された画像ファイルに対して、印刷を実行する。つまり、印刷対象として指定されても、表示されていない画像については印刷されない。また、両識別子を有する画像ファイルを印刷するため、特に印刷対象を変更する必要がなければ、印刷対象の選択、変更等の処理を行なう必要もない。したがって、印刷指定された画像の利便性を損なうことなく、表示部上で画像を確認して印刷することができる。
印刷対象とされた画像のうち、表示されている画像だけを印刷する構成を採ることで、例えば、印刷対象としての設定を行なってから印刷までに時間が経ち、設定した画像を忘れてしまった場合や、大量の画像に対して印刷指定を行なったため、どの画像を指定したか忘れてしまったような場合に、予想外の画像の印刷を防ぐことができ、特に有効である。
また、失敗画像には当らないと判断され、自動的に印刷対象として指定された画像であっても、個々のユーザの画像に対する感覚によって評価が異なる。本印刷処理によれば、自動的に印刷対象に指定された画像の印刷の前に、画像を表示し、ユーザが確認した画像を印刷することとなるため、印刷の際に不所望の画像の印刷を解除することができ、用紙やインクの無駄を抑制し、所望する画像の効率的な印刷を行なうことができる。
こうした印刷処理を応用することで、ユーザの利便性を向上した印刷装置を構築することができる。例えば、一度、液晶ディスプレイ150上で確認し、印刷した画像について、後から、さらにもう一枚印刷したいと考えた場合などには、ページ戻しボタンBBを操作することで、対象とする画像に再度、表示識別子が設定され、印刷を実行することができる。
さらに、本実施例の印刷処理では、印刷した画像ファイルに印刷終了識別子を設定する。こうした識別子を読み取ることで、印刷済みか否かを判断でき、印刷対象として指定された画像の印刷を適切に行なうことができる。例えば、複数の画像の印刷を途中で一旦終了し、後日、続きの印刷を行なう場合に有効であるし、本実施例と同じ処理機能を備えた別の印刷装置で印刷する場合にも有効である。また、上記対象の画像について、「印刷出力済み」といった文字列や、印刷済みを連想させるアイコンやマーク、等の表示させることも可能である。
なお、上記の印刷処理では、ステップS700で画像ファイル全体を読み込むのもとして説明したが、ステップS700では、画像ファイルのヘッダ情報のみを読み込むものとしても良い。この場合、ヘッダ情報から印刷対象の画像であると判断された後、ステップS730の前に画像ファイル全体、若しくは、画像データを読み込み、印刷を行なうものとしても良い。こうすることで、迅速な処理を実行することができる。
E.DPOF形式の印刷処理:
失敗写真判定処理に代えて、デジタルスチルカメラの画像の印刷用のフォーマットであるDPOF形式により設定された印刷対象を印刷する際にも、本印刷処理を応用できる。この場合、まず、デジタルスチルカメラ側でユーザが撮影画像のうち、印刷対象とする画像を指定し、DPOF形式専用のファイル内に印刷識別子を設定する。この専用ファイルはメモリカードMC内に書き込まれている。なお、印刷対象とする画像の指定と共に、その画像の印刷枚数も設定され、専用ファイルに書き込まれる。
印刷装置100は、DPOF印刷のモードを備えており、メモリカードMCが装着され、DPOF印刷が選択されると、図9に示す処理が実行される。
図9は、DPOF形式の画像ファイルの印刷処理を示すフローチャートである。この処理は、上述の印刷処理と同様、CPU251が制御プログラムを実行することによって実現される。
処理を開始すると、CPU251は、液晶ディスプレイ150上に、画像表示を伴うDPOF印刷を行なうか否かを選択するメッセージを表示する(ステップS900)。具体的には、「印刷対象の画像を確認していから印刷を実行しますか」等のメッセージを表示する。
続いて、CPU251は、操作パネル140を介したユーザからの操作指示を待ち、ユーザ操作を受けて、画像表示を伴うDPOF印刷を行なうか否かの判断を行なう(ステップS910)。具体的には、液晶ディスプレイ150上にはメッセージと共に、「Yes」,「No」が表示されており、ユーザは方向ボタンCURでカーソルを「Yes」または「No」に移動させて、選択/解除ボタンCBを押下する。CPU251は、こうしたユーザ操作を受け付けて、画像表示を伴うDPOF印刷を行なうか否かの判断を行なう。
ステップS910で、画像表示を伴うDPOF印刷を行なわない(No)と判断された場合には、通常のDPOF印刷を実行し(ステップS920)、一連の処理を終了する。具体的には、メモリカードMC内の専用ファイルを参照して、印刷対象の画像ファイルを読み込み、設定されている印刷枚数に従って印刷を実行し、指定された画像ファイルを全部印刷して一連の処理を終了する。なお、印刷を終了すると、DPOF形式専用のファイル内に設定されていた印刷識別子をクリアする。
他方、ステップS910で、画像表示を伴うDPOF印刷を行なう(Yes)と判断された場合には、液晶ディスプレイ150上に表示可能な枚数の画像ファイルを読み込む(ステップS930)。本実施例では、印刷対象に指定された6枚の画像を読み込んでいる。
CPU251は、読み込んだ画像を液晶ディスプレイ150上に表示すると共に、表示識別子をDPOF形式専用のファイル内に書き込む(ステップS940)。
続いて、CPU251は、液晶ディスプレイ150上の画像を確認し、印刷対象の指定を解除、あるいは、印刷枚数の変更等、必要に応じた印刷設定処理を行なう(ステップS950)。印刷対象の指定の解除や、印刷枚数の変更等は、図6に示した各種ボタンのユーザ操作により行なう。印刷対象の指定の解除がなされた画像ファイルについては、専用ファイル内の印刷識別子の設定が解除される。
CPU251は、印刷設定処理の後、専用ファイルを参照し、印刷識別子および表示識別子が、共に設定されている画像ファイルについての印刷を実行し、印刷終了後、印刷終了識別子を専用ファイルに書き込む(ステップS960)。
続いて、CPU251は、全画像ファイルについて処理が終了したか否かを判断する(ステップS970)。ステップS970で、DPOF形式で印刷対象とされている全画像ファイルについて、処理が終了していない(No)と判断した場合には、ステップS930へ戻り、次の画像を表示する。他方、ステップS970で、DPOF形式で印刷対象とされている全画像ファイルについて、処理が終了した(Yes)と判断した場合には、一連の処理を終了する。
以上、DPOF形式の画像ファイルの印刷処理によれば、印刷対象として指定され、かつ、表示されている画像のみを印刷する手法と、印刷対象として指定されている画像すべてを印刷する手法とを、所定操作で切り換えることができる。こうすることで、印刷態様が増え、ユーザの利便性を向上することができる。さらに、所定のメッセージを表示し、そのメッセージに従った容易な操作により、印刷手法を切り換えることができる。
なお、本実施例では、表示画像を確認してDPOF印刷を行なう場合に、印刷終了後、印刷終了識別子を設定するものとしたが、これに代えて、専用ファイルに設定されていた印刷識別子をクリアするものとしても良い。こうした処理であっても、印刷済みの画像ファイルを容易に認識することができる。
F.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。そのほか、以下の変形が可能である。
本実施例では、Exif形式だが、CIFF(Camera Image File Format)など、その他のデジタルスチルカメラ用の所定の記録フォーマットであっても良い。
本実施例では、失敗写真判定処理やDPOF形式の設定に基づいて、印刷対象の画像の指定が行なわれるものとして説明したが、表示中の複数の画像の中から、ユーザが印刷対象とする画像を指定するものとしても良い。
例えば、液晶ディスプレイ150に6枚の画像を順次表示し、表示された画像に対して、ユーザが印刷対象を設定する。この設定で、印刷対象とされた画像に対して、印刷識別子の設定がなされ、印刷ボタンPBの操作により、表示識別子、印刷識別子が設定されている画像の印刷が実行される。こうすることで、利便性を向上した印刷装置を構築できる。
本実施例では、液晶ディスプレイ150を備えた印刷装置100を例に説明したが、プリンタとデジタルスチルカメラからなる印刷システムを本発明の印刷装置としても良い。この場合、画像を表示する表示部、表示された画像に対して表示識別子を設定する機能を、デジタルスチルカメラ側に備え、印刷識別子,表示識別子を有する画像を入力して印刷する機能をプリンタ側に備える。こうした印刷装置であっても、画像を確認して印刷を実行することができる。
実施例としての印刷装置の外観図である。 印刷装置の内部構成を示す説明図である。 本実施例の印刷装置における印刷処理の概要を示した説明図である。 失敗写真判定処理のフローチャートである。 失敗写真判定処理を経た画像の表示態様の一例を示す説明図である。 操作パネルの一部を拡大した拡大図である。 印刷処理のフローチャートである。 画像ファイルの構成の一例を示す説明図である。 DPOF形式の画像ファイルの印刷処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100…印刷装置
110…スキャナ
120…メモリカードスロット
130…USBインタフェース
140…操作パネル
150…液晶ディスプレイ
210…キャリッジ
211…インクヘッド
212…インクカートリッジ
220…キャリッジモータ
230…モータ
250…制御回路
251…CPU
252…ROM
253…メモリ
254…EEPROM
260…駆動ベルト
270…プラテン
280…摺動軸
FB…ページ送りボタン
BB…ページ戻しボタン
CUR…方向ボタン
IB…印刷枚数増加ボタン
DB…印刷枚数低減ボタン
CB…選択/解除ボタン
PB…印刷ボタン

Claims (10)

  1. 複数枚の画像を表示可能な表示部を有し、複数の画像ファイルを取り扱う印刷装置であって、
    前記複数の画像ファイルを入力する入力手段と、
    前記入力した画像ファイルのうち、所定の画像ファイルを印刷対象として指定し、当該画像ファイルに対し、印刷対象であることを示す印刷識別子を設定する印刷対象指定手段と、
    前記入力した画像を前記表示部に表示し、当該表示部に表示されている画像の画像ファイルに対し、表示中であることを示す表示識別子を設定する表示識別子設定手段と、
    印刷の指示を受け取ったとき、前記印刷識別子を有し、かつ、前記表示識別子を有する画像ファイルを、印刷対象として抽出し、当該抽出した画像ファイルの印刷を行なう表示画像印刷手段と
    を備える印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記印刷対象指定手段は、前記入力した画像ファイルの画像情報に基づいて、当該画像の理想的な条件で撮影された画像からの逸脱の程度を評価し、該評価が予め設定された所定閾値よりも低いものを失敗画像と判定し、該失敗画像に当らない画像の画像ファイルを印刷対象として、前記印刷識別子の設定を行なう
    印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置であって、さらに、
    前記表示部に表示した画像から、印刷対象とする画像を選択する操作を行なう操作手段を備え、
    前記印刷対象指定手段は、前記失敗画像に当らないとして印刷対象に指定されていると否とに関わらず、前記画像の選択操作に応じて、選択された画像ファイルを印刷対象として、前記印刷識別子の設定を行なう
    印刷装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記印刷識別子は、デジタルスチルカメラ用の所定の記録フォーマットに準拠した形式である印刷装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷装置であって、さらに、
    前記表示画像印刷手段は、前記印刷対象として設定された画像ファイルに対して、当該画像の印刷終了の際に印刷終了を示す印刷終了識別子を設定する
    印刷装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷装置であって、さらに、
    前記表示識別子の有無に関わらず、前記印刷識別子を有する画像ファイルを印刷対象として、当該画像ファイルの印刷を実行する印刷手段と、
    所定の操作に応じて、前記表示画像印刷手段による印刷と、前記印刷手段による印刷とを切り換える切換手段と
    を備える印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置であって、
    前記切換手段は、さらに、
    前記入力した画像の表示に先立って、前記表示印刷実行手段による印刷と前記印刷手段による印刷とのいずれかの選択を促すメッセージを、前記表示部に表示する手段であり、
    当該切換手段が切り換えを行なう所定の操作は、前記メッセージに従った操作である
    印刷装置。
  8. 複数枚の画像を表示可能な表示部を有し、複数の画像ファイルを取り扱う印刷装置の印刷方法であって、
    前記複数の画像ファイルを入力し、
    前記入力した画像ファイルのうち、所定の画像ファイルを印刷対象として指定し、当該画像ファイルに対し、印刷対象であることを示す印刷識別子を設定し、
    前記入力した画像を前記表示部に表示し、当該表示部に表示されている画像の画像ファイルに対し、表示中であることを示す表示識別子を設定し、
    印刷の指示を受け取ったとき、前記印刷識別子を有し、かつ、前記表示識別子を有する画像ファイルを、印刷対象として抽出し、当該抽出した画像ファイルの印刷を行なう
    印刷方法。
  9. 複数枚の画像を表示可能な表示部を有するコンピュータが印刷を行なうためのコンピュータプログラムであって、
    前記複数の画像ファイルを入力する機能と、
    前記入力した画像ファイルのうち、所定の画像ファイルを印刷対象として指定し、当該画像ファイルに対し、印刷対象であることを示す印刷識別子を設定する機能と、
    前記入力した画像を前記表示部に表示し、当該表示部に表示されている画像の画像ファイルに対し、表示中であることを示す表示識別子を設定する機能と、
    印刷の指示を受け取ったとき、前記印刷識別子を有し、かつ、前記表示識別子を有する画像ファイルを、印刷対象として抽出し、当該抽出した画像ファイルの印刷を行なう機能と
    をコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
  10. 請求項9に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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