JP2007041836A - 画像選択装置および画像選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の画像データの中から、ユーザの印刷の目的に沿った画像を自動的に選択する。
【解決手段】 操作画面OS上に用意されたユーザインタフェースを用いてユーザが印刷の目的に応じて自動印刷モードを選択すると、印刷装置100は、そのモードに応じて設定された評価基準および荷重を適用して各画像の評価を行う。そして、その評価の結果算出された総合評価値と所定の閾値とを比較して、閾値以上の総合評価値を有する画像を印刷対象の画像として選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の画像データの中から出力対象とする画像データを選択する画像選択技術に関する。
デジタルカメラで撮影した画像データは、通常、デジタルカメラの内部にセットされたメモリカードに記録される。メモリカードの容量は年々増加しており、1枚のメモリカードの中に100枚以上の大量の画像データを記録することもできる。
大量の画像データの中から印刷対象の画像をユーザ自身で選択する作業は、非常に煩わしい作業である。下記特許文献1には、画像データを解析することにより、手ブレの少ない画像や適切な明度を有する画像を自動的に選択して、ユーザに印刷対象として勧める技術が開示されている。
特開2002−10179号公報
上述した特許文献1によれば、手ブレや明度の程度に応じて画像が選択されるので、撮影に失敗した画像等が選択対象から排除され、ユーザの選択範囲をある程度絞ることはできる。しかし、ユーザは、メモリカードに記録された大量の画像データの中から、旅行中に撮影した画像のみを選択して印刷を行いたいといった所定の目的を持って画像を選択する場合があり、上述した従来の技術では、このような印刷目的に応じた画像の選択はできなかった。例えば、従来の技術では、全ての画像に手ブレが発生しておらず適切な露出で撮影されていれば、メモリカード内に記録された数百枚の画像が全て選択されてしまうことになり、結局ユーザは、その中から改めて、自分の印刷目的に合致した画像を選択する必要があった。
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、複数の画像データの中から、ユーザの印刷目的に応じた画像を自動的に選択することにある。
上記課題に鑑み、本発明を画像選択装置として次のように構成した。すなわち、
入力した複数の画像データの中から出力対象とする画像データを選択する画像選択装置であって、
前記各画像データの特徴を評価するための複数の評価項目と、該各評価項目の評価の指標となる評価基準と、該評価項目間の重み付けを表す荷重とを対応付けて記憶した記憶部と、
前記入力した各画像データに対して、前記記憶部に記憶された前記評価項目毎に、前記評価基準に基づく評価を行って該評価項目毎の評価値を求め、該評価値と、前記評価項目に対応付けられた前記荷重とに基づき、前記画像データの総合的な評価値である総合評価値を求める評価値算出部と、
前記入力した複数の画像データ毎に算出された前記総合評価値の大きさに基づき、該複数の画像データの中から出力対象とする画像データの選択を行う画像選択部と
を備えることを要旨とする。
本発明の画像選択装置によれば、入力した各画像データについて様々な評価項目に従い評価を行う。評価に当たっては、各評価項目の指標となる評価基準が用いられ、更に、評価項目間の重み付けを表す荷重が用いられる。そのため、ユーザの嗜好を反映させた評価基準と荷重とを用いることにより、ユーザの印刷の目的に沿った画像を自動的に選択することができる。
上記構成の画像選択装置において、
前記評価項目毎に前記評価基準および前記荷重を入力するパラメータ入力部を備え、
前記記憶部は、前記パラメータ入力部によって入力した評価基準および荷重を記憶するものとしてもよい。
このような構成であれば、ユーザの嗜好を反映させた評価基準や荷重をユーザから入力することにより、印刷の目的に応じた画像を精度よく選択することができる。
上記構成の画像選択装置において、
前記記憶部は、予め用意された複数の画像選択モードに応じて、前記複数の評価項目と前記評価基準と前記荷重とを対応付けて記憶しており、
前記画像選択モードの選択を受け付けるモード選択部を備え、
前記評価値算出部は、前記モード選択部によって選択された画像選択モードに対応付けられた前記評価基準と前記荷重とを用いて前記総合評価値を求めるものとしてもよい。
このような構成であれば、印刷の目的に合致する画像選択モードをユーザが選択するだけで、その目的に応じた画像を自動的に選択することが可能になる。
上記構成の画像選択装置において、
前記記憶部は、前記各評価項目についての評価結果と評価値との対応関係を前記評価基準毎に記憶しており、
前記評価値算出部は、前記評価項目毎に評価を行い、該評価結果に対応付けられた評価値を、前記評価基準に応じて前記記憶部から取得するものとしてもよい。
このような構成であれば、各評価項目についての評価値を容易に求めることができるため、処理速度を向上させることができる。評価結果と評価値との対応関係は、例えば、テーブルによって定義してもよいし、関数によって定義してもよい。
上記構成の画像選択装置において、
前記画像選択部は、前記総合評価値が所定の閾値よりも大きい画像データを出力対象として選択するものとしてもよい。
このような構成であれば、ユーザの印刷目的に合致すると判断されたすべての画像を選択することができる。
上記構成の画像選択装置において、
前記画像選択部は、前記総合評価値の高い画像データから、予め設定された枚数分の画像データを出力対象として選択するものとしてもよい。
このような構成であれば、ユーザが印刷枚数を制限している場合などに、その枚数に応じた画像を選択することができる。
上記構成の画像選択装置において、
前記画像選択部は、前記複数の画像データのうち前記総合評価値の高い画像データから、予め設定された枚数以内の画像データであり、かつ、前記総合評価値が所定の閾値よりも大きい画像データを出力対象として選択するものとしてもよい。
このような構成であれば、印刷枚数が設定されている場合であっても、総合評価値が低い画像データは、その枚数から排除されるため、ユーザの意図しない画像データが選択されることを抑制することができる。
上記構成の画像選択装置において、
前記評価項目には、少なくとも、ピントずれの程度、ブレの程度、露出の適正度、被写体の顔の大きさ、被写体の顔の位置、撮影位置までの距離、のいずれか1つが含まれるものとしてもよい。
上記構成の画像選択装置において、
更に、前記画像選択部によって選択された画像データを印刷用紙に印刷する印刷機構を備えるものとしてもよい。
このような構成であれば、自動的に選択した画像を画像選択装置単体で容易に印刷することが可能になる。
なお、本発明は、上述した画像選択装置としての構成のほか、コンピュータによる画像選択方法や、画像を選択するためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムをコンピュータが読取可能に記録した記録媒体としても構成することができる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
以下、上述した本発明の作用・効果を一層明らかにするため、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.印刷装置の構成:
B.自動選択アルゴリズム:
C.各評価項目について:
D.印刷処理:
E.自動選択処理:
F.実施例の効果:
G.変形例:
A.印刷装置の構成:
図1は、本願の画像選択装置の実施例としての印刷装置100の概要を示す説明図である。印刷装置100は、いわゆる複合機タイプの印刷装置であり、光学的に画像を読み込むスキャナ110や、画像データの記録されたメモリカードMCを挿入するためのメモリカードスロット120、デジタルカメラ等の機器を接続するUSBインタフェース130等を備えている。印刷装置100は、スキャナ110によって取り込んだ画像や、メモリカードMCから読み取った画像、USBインタフェース130を介してデジタルカメラから読み取った画像を印刷用紙Pに印刷することができる。また、プリンタケーブル等によって接続された図示していないパーソナルコンピュータから入力した画像の印刷も行うことができる。印刷装置100は、印刷に関する種々の操作を行うための操作パネル140を備えており、その中央部には、操作画面を表示するための表示部として液晶ディスプレイ150を備えている。
図の下部には、液晶ディスプレイ150に表示される操作画面OSの一例を示している。操作画面OSの左側には、印刷装置100がメモリカードMC等から入力した画像のサムネイル画像TIが、1画面につき9枚まで表示される。かかるサムネイル画像TIは、画面の下部に表示された「前ページ」ボタンBBや「次ページ」ボタンFBの操作によって、ページを切り換えることができる。操作画面OS上に表示されたこれらのボタンは、操作パネル140に設けられた種々のボタンによってその操作を行うことができる。
本実施例の印刷装置100は、ユーザの印刷目的に応じて、入力した各画像の評価を行い、評価を行った画像の中から、印刷を推奨する画像を自動的に選択する機能を有している。操作画面OSの右側には、画像を自動的に選択するための種々のユーザインタフェースが備えられている。「自動選択モード」と表示されたドロップダウンリストDLは、ユーザが印刷の目的を選択するためのインタフェースであり、選択肢として「旅行アルバム」や「携帯式アルバム」、「結婚式アルバム」といったモード名が表示される。
「携帯式アルバムモード」は、被写体の顔の大きさが画像選択の判断に大きく影響するモードであり、「旅行アルバムモード」は、撮影位置および、人物と背景の配置バランスを重視したモードである。また、「結婚式アルバムモード」は、画質の良さを重視したモードである。ユーザは、これらのモードの中から印刷の目的に合致したモードを選択し、「自動選択」ボタンSBを押すと、そのモードに応じた画像が所定のアルゴリズムによって印刷装置100によって自動的に選択される。選択された画像については、操作画面OS左側の各画像の下部に表示されている印刷枚数が「0枚」から「1枚」に設定される。こうして印刷枚数が設定された後に、「印刷」ボタンPBを押すと、選択された画像の印刷が行われる。印刷装置100が画像を選択するアルゴリズムについては後述する。
なお、本実施例では、操作画面OS上のユーザインタフェースの操作は操作パネル140上のボタンによって行うものとしたが、その他にも、タッチパネル方式により操作するものとしてもよいし、印刷装置100にマウス等のポインティングデバイスを接続して操作するものとしてもよい。
図2は、印刷装置100の内部構成を示す説明図である。図示するように、印刷装置100は、印刷用紙Pに印刷を行う機構として、インクカートリッジ212を搭載したキャリッジ210、キャリッジ210を主走査方向に駆動するキャリッジモータ220、印刷用紙Pを副走査方向に搬送する紙送りモータ230等を備えている。
キャリッジ210は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)、ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)の色を現すインク毎に計6個のインクヘッド211を備えている。キャリッジ210には、これらのインクが収容されたインクカートリッジ212が装着されており、インクカートリッジ212からインクヘッド211に供給されたインクは、図示しないピエゾ素子を駆動することで印刷用紙Pに吐出される。
キャリッジ210は、プラテン270と並行に設置された摺動軸280に移動自在に保持されている。キャリッジモータ220は、制御回路250からの指令に応じて駆動ベルト260を回転させることで、プラテン270の軸方向と平行に、すなわち、主走査方向にキャリッジ210を往復運動させる。
紙送りモータ230は、プラテン270を回転させることで、プラテン270の軸方向と垂直に印刷用紙Pを搬送する。つまり、紙送りモータ230は、キャリッジ210を相対的に副走査方向に移動させることができる。
印刷装置100は、上述したインクヘッド211やキャリッジモータ220、紙送りモータ230の動作を制御するための制御回路250を備えている。制御回路250には、図1に示したスキャナ110やメモリカードスロット120、USBインタフェース130、操作パネル140、液晶ディスプレイ150が接続されている。
制御回路250は、CPU251とROM252とメモリ253とEEPROM254とによって構成されている。ROM252には、印刷装置100の動作を全般的に制御するための制御プログラムが記憶されている。この制御プログラムには、入力した複数の画像データの中からユーザの印刷目的に応じて自動的に画像を選択する自動選択プログラムが含まれている。CPU251は、かかる制御プログラムをメモリ253に展開して実行することで、画像の自動選択および選択した画像の印刷制御を行う。EEPROM254には、例えば、ユーザの自宅等の位置を表す位置情報が記憶される。本実施例のROM252、メモリ253およびEEPROM254は、本願の「記憶部」に相当し、CPU251は、本願の「評価値算出部」、「画像選択部」、「パラメータ入力部」、「モード選択部」に相当する。
B.自動選択アルゴリズム:
図3は、CPU251が自動選択プログラムを実行することによって実現される画像の自動選択のアルゴリズムを概念的に示す説明図である。まず、印刷装置100は、図の左側に示すように、メモリカードMC等から画像ファイルを1つ入力する。
図4は、印刷装置100が入力する画像ファイルのデータ形式を示す説明図である。図示するように、画像ファイルは、ヘッダ情報と画像データとからなり、ヘッダ情報には画像ファイルを生成した機器(例えば、デジタルカメラ)によって種々のパラメータが記録されている。ヘッダ情報には、例えば、画像タイトル、撮影日時、色空間情報、画像サイズ、シャッタスピード、撮影位置の緯度経度を表すGPS情報などが含まれる。また、ヘッダ情報には、画像データを所定のサイズに縮小したサムネイル画像データも含まれている。
説明を図3に戻す。印刷装置100は、画像ファイルを入力すると、その画像データの種々の特徴を、予め用意された複数の評価項目に従って評価し、評価項目毎に評価値を求める。図示するように、本実施例では、(1)ピントずれ・ブレ、(2)露出適正度、(3)顔の大きさ、(4)顔の位置、(5)撮影位置、の5項目についてそれぞれ評価を行う。各項目についての評価は、自動選択モード(図1参照)毎に設定された「評価基準」に従って行われる。「評価基準」とは、各評価項目の評価の指標となる基準であって、本実施例では、後述する評価値テーブルに定義されている。
印刷装置100は、各評価項目について評価を行うと、その結果得られた評価値に、「荷重」を乗ずる。「荷重」とは、各評価項目間の相対的な重み付けを表す値である。この荷重が大きいほど、他の評価項目に対してその評価項目の重要度が高くなることを表す。この荷重も、図1に示した自動選択モードに応じてそれぞれ設定されている。
印刷装置100は、最終的に、荷重が乗ぜられた各評価値を全て加算することで、総合評価値を算出する。そして、この総合評価値と所定の閾値とを比較して、入力した画像データを、印刷対象の画像データとして選択するか否かを決定する。
C.各評価項目について:
図5は、各評価項目と評価基準と荷重との対応関係を定義した評価テーブルの例を示す説明図である。この評価テーブルは、制御回路250内のROM252に予め記憶されており、自動選択プログラムの実行の際に参照される。図5(a)には、「携帯式アルバムモード」の評価テーブルを、図5(b)には、「旅行アルバムモード」の評価テーブルを、図5(c)には、「結婚式アルバムモード」の評価テーブルを示した。
(C−1)ピントずれ・ブレ評価:
図5に示した「ピントずれ・ブレ」の評価において、「携帯式アルバムモード」では、評価基準は「シールサイズ基準」に設定されている。これに対して、「旅行アルバムモード」と「結婚式アルバムモード」では、「L判基準」に設定されている。「シールサイズ基準」とは、印刷時の画像の大きさがシールサイズ(例えば、横17mm×縦24mm)であり、それほど画質が問われることがなく、ピントずれ・ブレの評価が甘いことを表す。これに対して、「L判基準」とは、印刷時の画像の大きさが通常の写真サイズであるため、観賞用に耐え得るようにピントずれ・ブレの評価を厳密に行うことを表す。
図6は、ピントずれ・ブレ評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。この評価値テーブルは、予めROM252に記憶されている。図示するように、この評価値テーブルには、ピントずれ・ブレ量に応じて、シールサイズ基準とL判基準の2つの評価基準についてそれぞれ評価値が対応付けられている。ピントずれ・ブレ量は、例えば、入力した画像に対してエッジ抽出フィルタを適用することにより、画像からエッジ部分を抽出し、抽出されたエッジの太さの平均(ピクセル)を求め、この太さの平均の、画像データの横幅(ピクセル)に対する割合(%)を算出することで求めることができる。
図7は、図6の評価値テーブルをグラフ化した図である。図示するように、この評価値テーブルは、ピントずれ・ブレ量が大きくなるほど、両評価基準とも評価値が低下していくように設定されている。しかし、シールサイズ基準では、ピントずれ・ブレの量が大きくなっても評価値はそれほど低下せず、L判基準では、大きく低下している。そのため、シールサイズ基準では、ピントずれ・ブレ量が大きくなっても、印刷対象として選択される確率はそれほど低下せず、L判基準では、ピントずれ・ブレ量が大きくなれば、印刷対象として選択される確率は大きく低下することになる。
(C−2)露出適正度評価:
図5に示した露出適正度については、本実施例では、印刷の目的に応じてその評価基準は変動せず、一意に評価値を求めることができるものとし、どのモードに対しても評価基準は設定されていないものとした。つまり、露出適正度の評価値は、自動選択モードに関係なく、単一の評価基準によって評価されることになる。もちろん、自動選択モードに応じて異なる評価基準を適用してもよい。
図8は、露出適正度評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。この評価値テーブルは、予めROM252に記憶されている。図示するように、この評価値テーブルには、露出適正度の評価結果が高くなるほど、評価値も高くなるように評価結果と評価値とが対応付けられている。
図9は、露出適正度の求め方の概念を示す説明図である。本実施例では、露出適正度は、画像中の白領域および黒領域の面積を求めて、これらのうち面積の大きい方の領域の画像全体に対す割合(%)を算出し、その値を100(%)から減算することで求めるものとした。つまり、図9に示すように、白飛び(露出過剰)、あるいは、黒つぶれ(露出不足)のある画像ほど、評価値が低くなることになる。
(C−3)顔の大きさ評価:
図5に示した評価項目のうち、顔の大きさ評価では、例えば、「携帯式アルバムモード」では、評価基準は「大きめ好み」に設定されているのに対して、「旅行アルバムモード」では、「小さめ好み」に設定されている。一般的に、携帯式アルバムでは、顔が大きく撮影されていることが重要であり、旅行アルバムでは、人物と共に旅行先の景観が撮影されていることが好まれるからである。
図10は、顔の大きさ評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。図示するように、この評価値テーブルには、顔の大きさに応じて、「大きめ好み」と「小さめ好み」の2つの評価基準についてそれぞれ評価値が対応付けられている。顔の大きさの評価結果は、画像の縦方向のサイズに対して、撮像された顔の縦方向のサイズが占める割合(%)を表している。画像中の顔部分は、例えば、画像から肌色部分を抽出して、その肌色部分と顔の形状を表す所定のパターンとのパターンマッチングを行うことで検出することができる。もちろん、既存の顔検出技術を適用して顔部分を検出することができる。
図11は、図10の評価値テーブルをグラフ化した図である。図示するように、「大きめ好み」の評価基準では、顔の大きさが80%程度のところで評価値がピークとなるように評価値テーブルが設定されている。これに対して、「小さめ好み」の評価基準では、顔の大きさが20%程度のところで評価値がピークとなるように評価値テーブルが設定されている。従って、評価基準が「大きめ好み」のモードでは、撮影されている顔が大きければ、印刷対象として選択される確率が高くなり、評価基準が「小さめ好み」のモードでは、撮影されている顔が小さければ、印刷対象として選択される確率が高くなることになる。
(C−4)顔の位置評価:
図5に示した評価項目のうち、顔の位置評価では、携帯式アルバムモードでは、評価基準が「中央」に設定されており、旅行アルバムモードでは、「三分割好み」に設定されている。また、結婚式アルバムモードでは、「上」に設定されている。
図12は、顔の位置評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。図示するように、この評価値テーブルには、上述した3つの評価基準「中央」、「三分割好み」、「上」についてそれぞれ評価値が対応づけられている。顔の評価結果は、既述した顔検出方法によって画像から顔部分の検出を行い、その顔部分が、画像上でどの場所に位置しているかを表している。本実施例では、図の下部に示すように、画像を9つの領域に分割して、抽出された顔の面積の中心がどの分割領域に属するかによって評価結果を求める。
図12に示すように、例えば、評価基準が「中央」であれば、評価結果が「5」の場合に、最も評価値が高くなるように設定されている。また、評価基準が「三分割好み」であれば、評価結果が「2」,「5」,「8」の場合に、最も評価値が高くなるように設定されている。また、評価基準が「上」であれば、評価結果が、「1」,「2」,「3」の場合に、最も評価値が高くなるように設定されている。
(C−5)撮影位置評価:
図5に示した評価項目のうち、撮影位置の評価では、例えば、「携帯式アルバム」モードでは、評価基準が「日常」に設定されているのに対して、「旅行アルバム」モードでは、「非日常」に設定されている。携帯式アルバムに掲載する画像は、一般的に、日常的な場所で撮影した画像が多いと考えられ、旅行中に撮影された画像は、通常、自宅よりも遠方の非日常的な場所で撮影されていることが多いと考えられるからである。
図13は、撮影位置評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。図示するように、この評価値テーブルには、画像が撮影された位置までの距離(km)に応じて、「非日常」と「日常」の2つの評価基準についてそれぞれ評価値が対応付けられている。評価結果である距離は、図4に示した画像ファイルのヘッダ情報に記録されたGPS情報と、制御回路250のEEPROM254に予めユーザによって設定された位置情報とから2点間の距離を算出することで求めることができる。
図14は、図13に示した評価値テーブルをグラフ化した図である。図示するように、「日常」の評価基準では、撮影位置までの距離が遠くなるにつれ、評価値が低下するように設定されており、「非日常」の評価基準では、撮影位置までの距離が遠くなるにつれ、評価値が高くなるように設定されている。そのため、評価基準が「日常」のモードでは、撮影位置の近い画像が選択される確率が高くなり、評価基準が「非日常」のモードでは、撮影位置の遠い画像が選択される確率が高くなることになる。
(C−6)荷重について:
図5に示すように、「荷重」については、携帯式アルバムモードでは、顔の大きさ及び顔の位置の荷重が他の項目よりも高く設定されている。これは、画質の出来不出来よりも顔が撮影されていることが重要であるからである。一方、旅行アルバムモードでは、撮影位置の荷重が最も高く設定されている。旅行中に撮影された画像は、非日常的な位置で撮影されていることが多いからである。また、結婚式アルバムモードでは、ピントずれ・ブレ評価や露出適正度の荷重が高く設定されている。これは、結婚式の画像印刷時には、より美しく撮影された画像を印刷することが求められるからである。
D.印刷処理:
図15は、CPU251がROM252に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される印刷処理ルーチンのフローチャートである。以下では、CPU251が、メモリカードMCに記録された画像ファイルを読み込んで印刷する場合について説明する。なお、画像ファイルの入力元はデジタルカメラやパーソナルコンピュータであってもよい。
CPU251は、まず、EEPROM254を参照して、上述した撮影位置の評価に用いる位置情報が既に登録されているか否かを判断する(ステップS100)。位置情報が登録されていれば(ステップS100:Yes)、かかる位置情報を取得する(ステップS110)。登録されていない場合には(ステップS100:No)、操作画面OS上に「ご自宅の位置を登録してください」といった旨のメッセージを表示した上で、ユーザから位置情報の登録を受け付ける(ステップS120)。
本実施例では、ユーザが操作パネル140を操作することにより自宅の位置等を表す緯度経度の数値を入力するものとする。位置情報を受け付けると、CPU251はEEPROM254に、そのパラメータを記録する。なお、位置情報の入力は、CPU251が、液晶ディスプレイ150に都道府県や市町村、あるいは郵便番号を選択するためのインタフェースを表示させ、この中からユーザが自宅等の位置を選択することにより、これに対応付けられた緯度経度を所定のテーブルから取得するものとしてもよい。また、自宅等で撮影した画像ファイルの入力をユーザに要求し、その画像ファイルに付されたGPS情報から位置情報を取得するものとしてもよい。
CPU251は、次に、メモリカードMCに記録された画像ファイルを入力する(ステップS130)。メモリカードMC内にフォルダが作成されている場合には、ユーザから指定を受けたフォルダ内の画像ファイルのみを入力するものとしてもよい。
CPU251は、画像ファイルを入力すると、入力した画像ファイルのヘッダ情報に含まれるサムネイル画像データ(図4参照)を抽出する(ステップS140)。そして、図1に示したように、抽出したサムネイル画像を操作画面OS上に表示する(ステップ150)。
サムネイル画像の表示が完了すると、CPU251は、印刷する画像データを自動的に選択する自動選択処理を行う(ステップS160)。かかる処理の詳細については後述する。
CPU251は、自動選択処理の完了後、印刷ボタンPB(図1参照)が操作されたか否かを判断する(ステップS170)。印刷ボタンPBが操作されれば(ステップS170:Yes)、自動選択処理で選択された画像をインクヘッド211やキャリッジモータ220、紙送りモータ230等を制御して印刷し(ステップS180)、一連の印刷処理ルーチンを完了する。一方、印刷ボタンPBが操作されなければ(ステップS170:No)、処理をステップS160に戻し、再度、自動選択処理を実行する。
以上で説明した処理により印刷装置100は、メモリカードMCから入力した画像の印刷を行うことができる。
E.自動選択処理:
図16は、前述した印刷処理ルーチンのステップS160で実行される自動選択処理の詳細を示すフローチャートである。この処理が実行されると、CPU251は、まず、操作画面OS上のドロップダウンリストDLによって、ユーザから自動選択モードの選択を受け付ける(ステップS200)。このとき、ユーザは、「携帯式アルバムモード」、「旅行アルバムモード」、「結婚式アルバムモード」のいずれかを選択することができる。
CPU251は、操作画面OS上の詳細設定ボタンDB(図1参照)が操作されたことを受け付けると(ステップS210)、操作画面OSの表示を、図17に示す詳細設定のためのユーザインタフェースに切り替える。そして、かかるユーザインタフェースを介して、自動選択のための詳細な設定を受け付ける(ステップS220)。
図17は、詳細設定を行うための画面を示す説明図である。図示するように、この画面には、評価項目毎に、評価基準と荷重とを設定可能なユーザインタフェースが配置されている。ユーザは、かかるインタフェースを用いて自分の印刷目的に応じた設定を行う。初期表示される評価基準と荷重は、上記ステップS200で選択されたモードの値としてもよい。こうすることにより、既定のモードのパラメータを参照しつつ設定を行うことができる。CPU251は、設定が完了して「OK」ボタンが押されたことを検出すると、設定されたパラメータの反映されたモードとして、自動選択モードの一つに「カスタムモード」を追加し、このカスタムモードが選択された状態とする。カスタムモードに設定された各パラメータは、EEPROM254に記録する。こうすることで、印刷装置100の電源切断後もその値が保持され、再起動後にも利用可能になる。なお、カスタムモードは、「カスタムモード1」、「カスタムモード2」などとモード名を付すことによって、複数登録可能であるものとしてもよい。
CPU251は、ユーザから自動選択ボタンSB(図1参照)が操作されたか否かを判定する(ステップS230)。自動選択ボタンSBが操作されなければ(ステップS230:No)、CPU251は、自動選択ルーチンを抜けて、印刷処理ルーチンのステップS170に戻る。
一方、自動選択ボタンSBが操作されると(ステップS230:Yes)、CPU251は、メモリカードMCから画像ファイルを1つ入力する(ステップS240)。そして、図3を用いて説明したアルゴリズムに従い、ROM252に記憶された評価テーブル(図5参照)および評価値テーブル(図6〜図14参照)を参照して、入力した画像を各評価項目毎に評価し、総合評価値を算出する(ステップS250)。なお、自動選択モードとしてカスタムモードが適用された時には、EEPROM254に記録された評価基準や荷重を用いて総合評価値を求める。
総合評価値を算出すると、CPU251は、算出した総合評価値が、所定の閾値(例えば40)を超えているか否かを判定する(ステップS260)。その結果、総合評価値が閾値以上であれば、その画像を印刷対象の画像として選択する(ステップS270)。閾値は、所定の設定画面においてユーザが任意に変更することができるものとしてもよい。ステップS270において選択された画像については、図1のサムネイル画像の下側に表示された印刷枚数を「1」に設定する。一方、選択されなかった画像については、印刷枚数を「0」に設定する。なお、印刷装置100に対して同時に印刷を行う部数が設定されている場合には、印刷枚数を「1」ではなく、その印刷部数の値に設定するものとしてもよい。
CPU251は全ての画像ファイルの評価が完了したか否かを判断し(ステップS280)、完了していなければ、上記ステップS240に処理を戻して、全ての画像データについて総合評価値を算出し、印刷対象として選択するか否かを決定する。以上の処理により、一連の自動選択処理ルーチンが終了し、上述した印刷処理ルーチンに処理を戻す。
F.実施例の効果:
以上で説明した本実施例の印刷装置100によれば、ユーザは印刷の目的に合致した自動選択モードを選択するだけで、複数の評価項目について、その目的に沿った評価基準および荷重が適用されて画像の評価が行われる。そのため、ユーザの印刷目的を反映させた画像を自動的に選択することが可能になる。この結果、ユーザは、メモリカードMC等に記録された大量の画像の中から印刷を所望する画像を容易に選択することが可能になる。
また、本実施例では、1つの画像データについて複数の評価項目に従った評価を行うため、様々な観点から画像を選択することができる。更に、本実施例では、これらの評価項目毎に荷重が設定されているため、それぞれの項目の重要度を考慮した画像の選択を行うことができる。
また、本実施例の印刷装置100では、図17に示したように、ユーザが、各評価項目に適用される評価基準と荷重とをカスタマイズできるものとした。従って、自動選択モードの中に、ユーザの目的に合致するものがなくても、柔軟に自動選択に用いられるパラメータを設定することが可能になる。
G.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、プログラムの実行によってソフトウェア的に実現した機能はハードウェアによって実現することができる。その他、以下のような変形も可能である。
(G−1)変形例1:
上記自動選択処理ルーチンでは、総合評価値が所定の閾値を超えた画像を印刷対象の画像であると選択するものとした。これに対して、例えば、印刷する枚数を予め設定しておき、総合評価値の高い画像から、その枚数分だけ選択するものとしてもよい。こうすることにより、印刷枚数を制限したい場合などに、その枚数に応じた画像を選択することができる。
また、入力した複数の画像データのうち、総合評価値の高い画像データから、予め設定された枚数以内の画像データであり、かつ、総合評価値が所定の閾値よりも大きい画像データを出力対象として選択するものとしてもよい。このような構成であれば、印刷枚数が設定されている場合であっても、総合評価値が低い画像データは、その枚数から排除されるため、ユーザの意図しない画像が選択されることを抑制することができる。
(G−2)変形例2:
上記自動選択処理ルーチンの実行後、ユーザが操作パネル140を操作することで、自動的に選択された画像、あるいは選択されなかった画像の印刷枚数を再設定可能であるものとしてもよい。こうすることにより、自動的に選択された画像のうち不要な画像を印刷対象から取り除くことができ、また、選択されなかった画像でも必要に応じて印刷を行うことが可能になる。
(G−3)変形例3:
上記実施例の自動選択アルゴリズムでは、評価値テーブルを参照することで、評価結果に応じた評価値を取得するものとした。これに対して、例えば、評価結果に対する評価値を導き出すことが可能な関数を評価基準毎に予めROM252内に定義しておき、かかる関数を用いて評価値を求めるものとしてもよい。
(G−4)変形例4:
上記実施例では、印刷装置100が備える液晶ディスプレイ150上にユーザインタフェースの表示を行い、画像の自動選択を行うものとした。これに対して、これらの処理は、印刷装置100に接続されたパーソナルコンピュータが行うものとしてもよい。つまり、パーソナルコンピュータが所定のアプリケーションを実行することで、モニタ上に図1に示したような操作画面OSを表示し、図15および図16に示した印刷処理や自動選択処理を実行するものとしてもよい。自動的に選択された画像については、プリンタドライバによって印刷データを生成し、これをプリンタケーブル等を介して印刷装置100に転送すれば、印刷を行うことができる。
(G−5)変形例5:
上記実施例では、画像の選択を行う自動選択モードとして、「携帯式アルバムモード」、「旅行アルバムモード」、「結婚式アルバムモード」の3つのモードを例示した。しかし、これ以外にも様々なモードを適用してもよい。例えば、被写体のブレに対して背景部分のブレが大きい画像を選択する「運動会アルバムモード」や、黒領域が大きく、かつ、ブレの少ない画像を選択する「夜景アルバムモード」、肌色領域が少なく、緑や青領域の多い画像を選択する「風景アルバムモード」、彩度の低い画像を選択する「モノクロアルバムモード」など、様々なモードを予め用意しておくことができる。
印刷装置100の概要を示す説明図である。 印刷装置100の内部構成を示す説明図である。 画像の自動選択のアルゴリズムを概念的に示す説明図である。 画像ファイルのデータ形式を示す説明図である。 各評価項目と評価基準と荷重との対応関係を定義した評価テーブルの例を示す説明図である。 ピントずれ・ブレ評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図6の評価値テーブルをグラフ化した図である。 露出適正度評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。 露出適正度の求め方の概念を示す説明図である。 顔の大きさ評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図10の評価値テーブルをグラフ化した図である。 顔の位置評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。 撮影位置評価における評価結果と評価値との関係を定義した評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図13に示した評価値テーブルをグラフ化した図である。 印刷処理ルーチンのフローチャートである。 自動選択処理の詳細を示すフローチャートである。 詳細設定を行うための画面を示す説明図である。
符号の説明
100...印刷装置
110...スキャナ
120...メモリカードスロット
140...操作パネル
150...液晶ディスプレイ
210...キャリッジ
211...インクヘッド
212...インクカートリッジ
220...キャリッジモータ
230...モータ
250...制御回路
251...CPU
252...ROM
253...メモリ
254...EEPROM
260...駆動ベルト
270...プラテン
280...摺動軸

Claims (12)

  1. 入力した複数の画像データの中から出力対象とする画像データを選択する画像選択装置であって、
    前記各画像データの特徴を評価するための複数の評価項目と、該各評価項目の評価の指標となる評価基準と、該評価項目間の重み付けを表す荷重とを対応付けて記憶した記憶部と、
    前記入力した各画像データに対して、前記記憶部に記憶された前記評価項目毎に、前記評価基準に基づく評価を行って該評価項目毎の評価値を求め、該評価値と、前記評価項目に対応付けられた前記荷重とに基づき、前記画像データの総合的な評価値である総合評価値を求める評価値算出部と、
    前記入力した複数の画像データ毎に算出された前記総合評価値の大きさに基づき、該複数の画像データの中から出力対象とする画像データの選択を行う画像選択部と
    を備える画像選択装置。
  2. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記評価項目毎に前記評価基準および前記荷重を入力するパラメータ入力部を備え、
    前記記憶部は、前記パラメータ入力部によって入力した評価基準および荷重を記憶する
    画像選択装置。
  3. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記記憶部は、予め用意された複数の画像選択モードに応じて、前記複数の評価項目と前記評価基準と前記荷重とを対応付けて記憶しており、
    前記画像選択モードの選択を受け付けるモード選択部を備え、
    前記評価値算出部は、前記モード選択部によって選択された画像選択モードに対応付けられた前記評価基準と前記荷重とを用いて前記総合評価値を求める
    画像選択装置。
  4. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記記憶部は、前記各評価項目についての評価結果と評価値との対応関係を前記評価基準毎に記憶しており、
    前記評価値算出部は、前記評価項目毎に評価を行い、該評価結果に対応付けられた評価値を、前記評価基準に応じて前記記憶部から取得する
    画像選択装置。
  5. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記画像選択部は、前記総合評価値が所定の閾値よりも大きい画像データを出力対象として選択する
    画像選択装置。
  6. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記画像選択部は、前記総合評価値の高い画像データから、予め設定された枚数分の画像データを出力対象として選択する
    画像選択装置。
  7. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記画像選択部は、前記複数の画像データのうち前記総合評価値の高い画像データから、予め設定された枚数以内の画像データであり、かつ、前記総合評価値が所定の閾値よりも大きい画像データを出力対象として選択する
    画像選択装置。
  8. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記評価項目には、少なくとも、ピントずれの程度、ブレの程度、露出の適正度、被写体の顔の大きさ、被写体の顔の位置、撮影位置までの距離、のいずれか1つが含まれる
    画像選択装置。
  9. 請求項1に記載の画像選択装置であって、
    前記画像選択部によって選択された画像データを印刷用紙に印刷する印刷機構を備える
    画像選択装置。
  10. コンピュータが、入力した複数の画像データの中から出力対象とする画像データを選択する画像選択方法であって、
    前記各画像データの特徴を評価するための複数の評価項目と、該各評価項目の評価の指標となる評価基準と、該評価項目間の重み付けを表す荷重とを対応付けて記憶し、
    前記入力した各画像データに対して、前記評価項目毎に、前記評価基準に基づく評価を行って該評価項目毎の評価値を求め、該評価値と、前記評価項目に対応付けられた前記荷重とに基づき、前記画像データの総合的な評価値である総合評価値を求め、
    前記入力した複数の画像データ毎に算出された前記総合評価値の大きさに基づき、該複数の画像データの中から出力対象とする画像データの選択を行う
    画像選択方法。
  11. 入力した複数の画像データの中から出力対象とする画像データを選択するためのコンピュータプログラムであって、
    前記各画像データの特徴を評価するための複数の評価項目と、該各評価項目の評価の指標となる評価基準と、該評価項目間の重み付けを表す荷重とを対応付けて記憶する機能と、
    前記入力した各画像データに対して、前記記憶された前記評価項目毎に、前記評価基準に基づく評価を行って該評価項目毎の評価値を求め、該評価値と、前記評価項目に対応付けられた前記荷重とに基づき、前記画像データの総合的な評価値である総合評価値を求める機能と、
    前記入力した複数の画像データ毎に算出された前記総合評価値の大きさに基づき、該複数の画像データの中から出力対象とする画像データの選択を行う機能と
    をコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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JP2010087971A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Olympus Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び撮像装置
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