JP2003266882A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003266882A
JP2003266882A JP2002068596A JP2002068596A JP2003266882A JP 2003266882 A JP2003266882 A JP 2003266882A JP 2002068596 A JP2002068596 A JP 2002068596A JP 2002068596 A JP2002068596 A JP 2002068596A JP 2003266882 A JP2003266882 A JP 2003266882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キューイングされた複数の印刷ジョブに基づい
て印刷をする際、印刷媒体の相違に基づく印刷不具合を
なくすことができるプリンタを提供する。 【解決手段】 CPU19aは、新たな印刷ジョブをキ
ューイングする際、既にRAM19dにキューイングさ
れた印刷ジョブがあるかどうか判断する。先にキューイ
ングされた印刷ジョブがある場合、CPU19aはキュ
ーイングされた印刷ジョブを読み出す。一つ前の印刷ジ
ョブと新たな記印刷ジョブの録紙の種類が一致していな
い場合、CPU19aは記録紙の種類の変更に同意する
操作をすると、新たな印刷ジョブの記録紙の種類を一つ
前の印刷ジョブの記録紙の種類に変更してRAM19d
にキューイングする。記録紙の種類の変更に同意しない
場合、CPU19aは新たな印刷ジョブをキューイング
することなく終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに係り、詳
しくは、いわゆるスタンドアロンタイプのシリアルイン
クジェットプリンタに好適なプリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、PCカードやICメモリ等の可搬
性の記憶媒体に記憶した画像データ(RGBデータ)を
パソコンを介さずに直接プリンタに取り込んでプリンタ
内部で印刷データ(CMYKデータ)に編集し印刷媒体
としての記録紙に印刷するようにしたスタンドアロンタ
イプのプリンタが提案されている。
【0003】ところで、この種のプリンタは、内蔵され
たCPUによって、印刷すべき画像データの格納されて
いるアドレス情報(画像ファイルが格納されるパス)と
その画像データを印刷する記録紙の種類を指定する印刷
媒体情報を少なくとも含む印刷ジョブを作成することも
可能になっている。印刷ジョブに含まれる印刷媒体情報
としては、記録紙の材質や用紙サイズがある。記録紙の
材質には、写真用紙、普通紙等がある。又、用紙サイズ
には、カット紙においてはA4サイズ、ハガキサイズ、
L判、2L判等があり、ロール紙においては4種類の幅
サイズがある。そして、これら記録紙の種類を、操作画
面を見ながらプリンタに設けたキーを操作して設定す
る。
【0004】CPUはその作成した印刷ジョブをRAM
にキューイングすることができるようになっている。R
AMにキューイングされた印刷ジョブを実行するとき、
CPUはそのRAMから印刷ジョブを読み出し、その印
刷ジョブ中のアドレス情報に基づいて記憶媒体から画像
データを読み出す。CPUは、その読み出した画像デー
タ(RGBデータ)から印刷データ(CMYKデータ)
を作成する。このとき、CPUは、印刷ジョブ中の印刷
媒体情報を考慮、例えば、用紙サイズを考慮して画像デ
ータの画像が該用紙サイズの記録紙に印刷されるための
印刷データを作成するようになっている。そして、CP
Uは、その印刷データに基づいて、印刷エンジンを駆動
させて記録紙に画像を印刷する。
【0005】プリンタは、この印刷ジョブを事前に又は
印刷中に複数作成することができる。CPUは、作成し
た印刷ジョブをRAMにキューイングする。そして、C
PUは、一つの印刷ジョブに基づく印刷が終了するごと
に、RAMに記憶した複数の印刷ジョブをキューイング
した順番に読み出す。CPUは読み出した印刷ジョブを
解析し記憶媒体から画像データを読み出し、該画像デー
タと記録紙の印刷媒体情報(用紙サイズ等)とに基づい
て印刷データを作成し、その作成した印刷データに基づ
いて記録紙に画像を印刷する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のプ
リンタにおいては、記録紙を一種類のものしかセットで
きないプリンタが多く、引き続いて他の種類の記録紙を
使って印刷をしたい場合には、その都度記録紙を交換し
なければならなかった。従って、複数の印刷ジョブがR
AMにキューイングされていて、その各印刷ジョブにお
ける記録紙の種類が相違する場合に問題となる。つま
り、一つの印刷ジョブに基づく印刷が終了して次の印刷
ジョブに基づく印刷が行われるとき、その印刷に供され
る記録紙が先の印刷ジョブに基づく印刷で使用された記
録紙の種類が相違することがある。このような場合、先
の記録紙がそのまま間違って印刷に供されることにな
る。その結果、例えば、用紙サイズの大きい記録紙から
用紙サイズの小さい記録紙に変更された場合、プリンタ
がインクによって汚れるといった問題が生ずる。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、キューイングされた
複数の印刷ジョブに基づいて印刷をする際、印刷媒体の
種類が相違することに基づく不具合をなくし効率のよい
印刷作業ができるプリンタを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像データを印刷する印刷媒体の種類を指定する印
刷媒体情報を含む印刷ジョブをジョブ記憶手段にキュー
イングするとともに、印刷ジョブ実行時には前記ジョブ
記憶手段に記憶した印刷ジョブを解析し、前記画像デー
タから印刷データを作成し、その印刷データに基づいて
前記印刷媒体情報で指定される印刷媒体に印刷するプリ
ンタにおいて、前記印刷ジョブがキューイングされてい
るときにその印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される
印刷媒体と同じ印刷媒体を有する印刷ジョブのみをキュ
ーイングさせる制御手段を備えたことをその要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、印刷ジョブが新たに入力されると
き、その新たな印刷ジョブで指定される印刷媒体が先に
キューイングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定
される印刷媒体と異なる場合、前記制御手段はその印刷
ジョブをキューイングさせないことをその要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、印刷ジョブが新たに入力されると
き、その新たな印刷ジョブで指定される印刷媒体が先に
キューイングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定
される印刷媒体と異なる場合、前記制御手段は新たな印
刷ジョブで指定される印刷媒体を先にキューイングされ
た印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体に
変更することをその要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、印刷ジョブが新たに入力されると
き、前記制御手段は先にキューイングされた印刷ジョブ
中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と同じ印刷媒体
のみユーザに指定可能にすることをその要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、外部装置からデータを受け付ける
受信手段を備え、前記外部装置によって生成された印刷
ジョブを前記受信手段で受け付けることをその要旨とす
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、印刷ジョブを入力するための入力
手段を備え、外部装置によって生成された印刷媒体情報
を含む印刷設定に関する所定データと印刷すべき画像と
を前記入力手段に関連付けることをその要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、画像データを印
刷する印刷媒体の種類を指定する印刷媒体情報を含む印
刷ジョブをジョブ記憶手段にキューイングするととも
に、印刷ジョブ実行時には前記ジョブ記憶手段に記憶し
た印刷ジョブを解析し、前記画像データから印刷データ
を作成し、その印刷データに基づいて前記印刷媒体情報
で指定される印刷媒体に印刷するプリンタにおいて、異
なる印刷媒体を指定する印刷ジョブがキューイングされ
ているときに印刷ジョブが新たに入力されるとき、その
新たな印刷ジョブで指定される印刷ジョブが先のキュー
イングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される
印刷媒体のいずれかと同じ場合はその印刷ジョブを同じ
印刷媒体のジョブが連続する位置にキューイングさせる
ことをその要旨とする。
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
画像データを印刷する印刷媒体の種類を指定する印刷媒
体情報を含む印刷ジョブがジョブ記憶手段にキューイン
グされているとき、制御手段はジョブ記憶手段にキュー
イングされている印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定さ
れる印刷媒体と同じ印刷媒体を有する印刷ジョブのみを
キューイングさせる。
【0016】従って、ジョブ記憶手段にキューイングさ
れている印刷ジョブは、各印刷ジョブで指定される印刷
媒体は同じとなる。その結果、例えば、一つの印刷ジョ
ブに基づく印刷が終了し、次の印刷ジョブに基づいて印
刷に供される印刷媒体が変わらないため、印刷媒体をそ
のたびに交換したり、インクによる汚れ等の印刷の不具
合の発生を未然に防止でき効率のよい印刷作業ができ
る。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、制御手段
は印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と
異なる場合、その印刷ジョブをキューイングさせないた
め、ジョブ記憶手段にキューイングされている印刷ジョ
ブは、印刷媒体は同じとなる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、制御手段
は新たな印刷ジョブで指定される印刷媒体を先にキュー
イングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される
印刷媒体に変更するため、新たに印刷媒体情報を設定し
直すという面倒な操作を行わなくてもよい。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、異なる印
刷媒体をキューイングさせることはなくなる。請求項5
に記載の発明によれば、外部装置からの印刷ジョブにお
いてもジョブ記憶手段にキューイングされている印刷ジ
ョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と同じ印刷
媒体を有する印刷ジョブのみをキューイングされる。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、外部装置
から入力される印刷設定に関する所定データと印刷すべ
き画像の場合においても、ジョブ記憶手段にキューイン
グされている印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される
印刷媒体と同じ印刷媒体を有する印刷ジョブのみをキュ
ーイングされる。
【0021】請求項7によれば、ジョブ記憶手段には、
印刷媒体情報がそれぞれ一致している印刷ジョブのグル
ープにそれぞれ区分けされた形で印刷ジョブがキューイ
ングされる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
スタンドアロンタイプのカラーインクジェットプリンタ
に具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明す
る。
【0023】図1は、本実施形態のカラーインクジェッ
トプリンタ(以下、プリンタという)1の斜視図を示
す。図1において、プリンタ1は、その装置全体を覆う
ケース2が略四角形状の箱体をなしている。ケース2の
上面右側には、操作パネル3を備え、その操作パネル3
には操作画面4、各種メニューボタン5を備えている。
操作画面4には、プリンタ1のメニュー機能、動作内
容、動作状況、エラー内容等が表示される。メニューボ
タン5は、プリンタ1のメニュー選択を行う時に操作さ
れるようになっている。そして、これら操作画面4及び
各種メニューボタン5によって、各種の印刷ための操作
が行えるようになっている。
【0024】前記ケース2の背面には、給紙装置6が設
けられている。給紙装置6は、印刷媒体としてのロール
紙Rを給紙するロール紙用給紙カセット6aと、印刷媒
体としてのカット紙Kを給紙するカット紙用給紙カセッ
ト6bが装着できるようになっている。ロール紙用給紙
カセット6aは、各種サイズの異なるサイズのロール紙
Rを交換しセットすることができる。カット紙用給紙カ
セット6bは、A4、ハガキサイズ、L判、2L判の各
種サイズのカット紙Kを交換してセットすることができ
る。なお、本実施形態のプリンタ1では、印刷をする
際、両給紙カセット6a,6bのいずれか一方のカセッ
トにセットした紙しか給紙することができないようにな
っている。
【0025】例えば、ロール紙Rで印刷してから、A4
サイズのカット紙Kを使って印刷する場合には、給紙カ
セット6aからロール紙Rを外し、A4サイズのカット
紙Kを給紙カセット6bにセットしてから行う必要があ
る。反対に、A4サイズのカット紙Kで印刷してから、
ロール紙Rを使って印刷する場合には、給紙カセット6
bからA4サイズのカット紙Kを外し、ロール紙Rを給
紙カセット6aにセットしてから行う必要がある。
【0026】因みに、A4サイズのカット紙Kから2L
判サイズのカット紙Kに変更する場合には、給紙カセッ
ト6bからA4サイズのカット紙Kを外し、2L判サイ
ズのカット紙Kを同給紙カセット6bにセットしてから
行う必要がある。又、あるサイズのロール紙Rから異な
るサイズのロール紙Rを使って印刷する場合には、給紙
カセット6aから先のサイズのロール紙Rを外し、新た
なサイズのロール紙Rを同給紙カセット6aにセットし
てから行う必要がある。
【0027】前記ケース2の前面中央部には、排出口2
aを備え、印刷されたロール紙R又はカット紙Kが排出
されるようになっている。又、ケース2の前面右側に
は、カードスロット2bが設けられていて、例えば、デ
ジタルカメラ等によって撮影した画像データを記録した
記憶媒体としてのPCカード8が装着されるとうになっ
ている。
【0028】図2は、プリンタ1の電気的構成を示すブ
ロック回路を示す。図2において、プリンタ1は、入出
力インターフェース11、PCカード駆動装置12、表
示制御装置13、入力装置14、スクリーンメモリ1
5、イメージメモリ16、メモリ17、印刷装置18及
び主制御装置19を備えている。そして、これら各装置
11〜19はバス20を介して接続されている。
【0029】入出力インターフェース11は、パーソナ
ルコンピュータ(以下、パソコンという)21と信号線
L1を介して接続されて、パソコン21からのデータを
前記主制御装置19に出力したり、主制御装置19から
のデータをパソコン21に出力するようになっている。
【0030】画像データ読取手段としてのPCカード駆
動装置12は、前記ケース2に設けたスロット2bに装
着されたPCカード8に記憶された画像データを読み取
る。表示制御装置13は、主制御装置19からの表示制
御信号に基づいて液晶表示装置からなる前記操作画面4
に種々の画面を表示する。また、表示制御装置13は、
操作画面4に表示されたGUI(グラフィックユーザイ
ンターフェース)に基づいて選択された各種の動作の選
択を制御信号として主制御装置19に出力する。
【0031】入力装置14は、プリンタ1のケース2上
面に設けられた前記各種メニューボタン5や、前記操作
画面4に表示されたGUI等から構成されている。そし
て、これらメニューボタン5及びGUIの選択操作に基
づいて主制御装置19に対して各種の動作を指示するよ
うになっている。
【0032】スクリーンメモリ15は、RAMで構成さ
れ、主制御装置19が作成した前記操作画面4に表示す
るための画像の画像データ(RGBデータ)が記憶され
る。イメージメモリ16は、RAMで構成され、主制御
装置19が作成した印刷データが記憶される。メモリ1
7は、EEPROMで構成され、画像データから印刷デ
ータを作成する際に使用されるRGBデータに対するY
CMKデータに色変換するためのLUTテーブル等が記
憶されている。
【0033】印刷装置18は、前記イメージメモリ16
に記憶された印刷データに基づいて印刷媒体としてのロ
ール紙Rやカット紙Kに画像を印刷する。詳述すると、
印刷装置18は、紙送りモータ等を含む紙送り機構や、
キャリッジモータ、印字ヘッド等を含む印字機構を備え
ている。そして、印刷装置18は、印刷データに基づい
て紙送り機構及び印字機構が制御されて記録紙に画像を
印刷する。
【0034】主制御装置19は、各装置を統括制御する
装置であって、制御手段、受信手段及び入力手段として
のCPU19a、ROM19b、EEPROM19c、
ジョブ記憶手段としてのRAM19dを備えている。C
PU19aは、ROM19b及びEEPROM19cに
記憶された制御プログラム及び各種アプリケーションプ
ログラムに従って印刷のための各種の演算処理動作を実
行する。アプリケーションプログラムには、印刷ジョブ
作成プログラム、キューイングプログラム、印刷データ
作成プログラム、印刷プログラム等がある。
【0035】EEPROM19cは、ユーザのために印
刷媒体としての記録紙に対して1又は複数の画像を所定
の位置に印刷するための印刷レイアウト情報等の各種印
刷のためのデータを記憶する。
【0036】CPU19aは、前記印刷ジョブ作成プロ
グラムに従って印刷ジョブを作成する。CPU19a
は、ユーザに対して入力装置14を操作させてモニタ1
3aに記録紙に印刷したい画像を表示させる。CPU1
9aは、モニタ13aに表示される画像を前記PCカー
ド22に記憶した画像データから読み出しその読み出し
た画像データに基づいて表示する。表示した画像の中か
ら1つ印刷すべき画像を選択すると、CPU19aは、
その選択した画像の画像データのアドレス情報(画像の
ファイルが格納されるパスで指定される)をRAM19
dに一時記憶する。因みに、図3は、そのアドレス情報
の一例を示す。例えば、画像ファイルが「XYZ.JP
G」で示される場合、アドレス情報25は、「¥DCI
M¥100EPSON¥XYZ.JPG」のように示さ
れる。
【0037】画像データの選択が終了すると、CPU1
9aは、印刷媒体情報としての記録紙の種類を前記と同
様に入力装置14を操作して設定し印刷情報作成のため
にRAM19dに一時記憶させる。因みに、本実施形態
では記録紙の種類はサイズと材質とからなる。サイズ
は、前記給紙カセット6aにセットされるロール紙Rの
各種サイズと、前記給紙カセット6bにセットできるカ
ット紙Kの各種サイズ(A4サイズ、はがき、L判、2
L判等)とかなり、いずれか一つのサイズが選択され
る。材質は、写真紙、普通紙とからなり、いずれか一つ
が選択される。
【0038】記録紙の種類が選択されると、CPU19
aはユーザに対して入力装置14を操作させてモニタ1
3aに印刷枚数を設定させるための表示をさせる。ユー
ザがその表示を見て印刷枚数を設定すると、CPU19
aは設定した枚数を印刷指定枚数としてRAM19dに
一時記憶する。
【0039】印刷枚数が設定されると、本実施形態で
は、CPU19aは、その画像データのアドレス情報、
記録紙の種類、印刷指定枚数とからなる印刷ジョブをR
AM19dにキューイングして印刷ジョブ作成プログラ
ムを完了する。
【0040】尚、画像データのアドレス情報と印刷指定
枚数からなる印刷ジョブに、印刷モード、画質、自動調
整等の各種印刷に関連する情報を前記と同様に入力装置
14を操作して設定し、これら関連する情報を属性情報
として加えてもよい。因みに、印刷モードはインデック
ス印刷、1コマ印刷、アルバム印刷等である。画質は最
高画質、高画質、高速等である。自動調整はプリントイ
メージマッチング、オートフォトファイン等である。
【0041】又、CPU19aは、印刷ジョブ作成プロ
グラムに従って前記EEPROM19cに記憶した各種
のレイアウトパターンP1〜P4のパターン情報を利用
して印刷ジョブを作成することができる。
【0042】詳述すると、CPU19aは、ユーザに対
して入力装置14を操作させてモニタ13aに各種のレ
イアウトパターンP1〜P4を表示させる。そして、例
えば、図4に示すレイアウトパターンP2を選択する。
そして、CPU19aは、ユーザに対して該レイアウト
パターンP2の画像配列領域Zとその画像配列領域Zに
印刷する画像データを選択させる。このとき、あわせ
て、背景画像の選択も行われる。CPU19aは、ユー
ザの入力装置14に操作に基づいてPCカード駆動装置
12を介してPCカード22に記憶された及び背景画像
の画像データを読み出しデコードして一旦スクリーンメ
モリ15に記憶する。そして、CPU19aは、表示制
御装置13を制御してそのスクリーンメモリ15に記憶
されたデコードされた画像データをモニタ13aに表示
させる。
【0043】そして、レイアウトパターンP2における
画像配列領域Zとその画像配列領域Zに対する画像デー
タと背景画像のデータが選択されると、CPU19a
は、その選択した画像データのファイル名とその画像デ
ータの種類(JPEG等)を印刷情報作成のためにRA
M19dに一時記憶させる。次に、各画像データに選択
が終了すると、CPU19aは、記録紙の種類及び印刷
する枚数を前記と同様に入力装置14を操作して設定し
印刷情報作成のためにRAM19dに一時記憶させる。
【0044】記録紙の種類及び印刷する枚数が設定され
ると、印刷ジョブを作成しRAM19dにキューイング
して印刷ジョブ作成プログラムを完了する。本実施形態
では、CPU19aは、その画像データのアドレス情
報、記録紙の種類、印刷指定枚数とからなる印刷ジョブ
とし、レイアウトパターンP1〜P4における各画像配
列領域Zを定義したレイアウト情報は印刷ジョブの属性
情報として加えられる。尚、この場合にも、画像データ
のアドレス情報、記録紙の種類、印刷指定枚数からなる
印刷ジョブに、印刷モード、画質、自動調整等の各種印
刷に関連する情報を前記と同様に入力装置14を操作し
て設定し、これら関連する情報を属性情報として加えて
もよい。
【0045】CPU19aは、1つの印刷ジョブを作成
すると、入力装置14を操作してキューイングのための
操作を行う。CPU19aは、入力装置14の操作に基
づいて印刷ジョブの作成が完了すると、図5に示すフロ
ーチャートに従って印刷ジョブをRAM19dにキュー
イングするためのキューイングプログラムを実行する。
【0046】図5において、まず、CPU19aは、既
にRAM19dにキューイングされている印刷ジョブが
あるかどうか判断する(ステップS1)。RAM19d
にキューイングされている印刷ジョブがない場合(ステ
ップS1でNO)、CPU19aは、ステップS2に移
る。ステップS2において、CPU19aは、その印刷
ジョブをRAM19dにキューイングしてキューイング
プログラムを終了する。
【0047】RAM19dにキューイングされている印
刷ジョブがある場合(ステップS1でYES)、CPU
19aは、一つ前にキューイングされた印刷ジョブを読
み出す(ステップS3)。
【0048】そして、CPU19aは、一つ前にキュー
イングされた印刷ジョブに含まれている記録紙の種類
(材質・サイズ)と新たにキューイングしようとする印
刷ジョブに含まれている記録紙の種類(材質・サイズ)
が一致しているかどうか比較する(ステップS4)。一
つ前の印刷ジョブと今回の印刷ジョブに含まれている記
録紙の種類がともに同じ場合(ステップS4でYE
S)、CPU19aは、前記ステップS2に移り、その
印刷ジョブをRAM19dにキューイングする。そし
て、CPU19aは、RAM19dに印刷ジョブをキュ
ーイングした後、キューイングプログラムを終了する。
【0049】一つ前の印刷ジョブと今回の印刷ジョブに
含まれる記録紙の種類が一致していない場合(ステップ
S4でNO)、CPU19aは、操作画面4に相違して
いる旨のメッセージする(ステップS5)。詳述する
と、材質とサイズが相違する場合には、その両方が相違
する旨のメッセージと、キューイングするためには一つ
前の印刷ジョブに含まれる記録紙の種類(材質・サイ
ズ)と同じにしなければキューイングできない旨のメッ
セージを表示する。又、材質とサイズのいずれかが相違
する場合には、その相違する方を一つ前の印刷情報30
の材質又はサイズと同じにしなければキューイングでき
ない旨のメッセージを表示する。
【0050】そのメッセージを見てその内容に同意する
場合、入力装置14を使って同意の操作をすると(ステ
ップS6でYES)、CPU19aは新たな印刷ジョブ
に含まれる記録紙の種類の内容を一つ前の印刷ジョブに
含まれる記録紙の種類に変更する(ステップS7)。続
いて、CPU19aは、ステップS8に移り記録紙の種
類(材質・サイズ)が変更された印刷ジョブをRAM1
9dにキューイングした後、キューイングプログラムを
終了する。
【0051】一方、その内容に同意しない場合、入力装
置14を使って同意しない操作をすると(ステップS9
でYES)、CPU19aは、新たな印刷ジョブをRA
M19dにキューイングすることなくキューイングプロ
グラムを終了する。
【0052】プリンタ1は、前記RAM19dにキュー
イングした印刷ジョブを使って印刷することができる。
CPU19aは、まず、印刷データ作成プログラムに従
って前記RAM19dのジョブ情報を解析し印刷データ
を作成し、次に印刷プログラムに従ってその作成した印
刷データに基づいて前記印刷装置18を介して設定した
ロール紙R(又はカット紙K)に印刷を行う。
【0053】詳述すると、CPU19aは、印刷データ
作成プログラムに従ってRAM19dから先頭の印刷ジ
ョブを読み出し、その印刷ジョブを解析する。そして、
CPU19aは、印刷ジョブ中の選択した画像の画像デ
ータのファイルが格納されるアドレス情報25を抽出す
る。そして、CPU19aは、その画像データのアドレ
ス情報25に基づいてPCカード駆動装置12を介して
PCカード22からそのファイル名の画像データ(RG
Bデータ)を読み出す。この読み出された画像データ
は、伸長された後に印刷データ(CMYKデータ)に変
換される。このとき、CPU19aは、前記記録紙の種
類を考慮してその記録紙に選択された画像が印刷される
ための印刷データを作成する。そして、CPU19aが
その作成した印刷データをイメージメモリ16に記憶さ
せると、印刷データ作成プログラムは完了する。
【0054】イメージメモリ16に1つの印刷ジョブに
基づく印刷データが記憶されると、CPU19aは、印
刷プログラムに従ってその印刷データをラスターデータ
として順番に読み出して印刷装置18を駆動制御してロ
ール紙R(又はカット紙K)に印刷を行う。このとき、
CPU19aは、印刷ジョブ中の印刷指定枚数に基づい
てその枚数だけ印刷を行う。
【0055】イメージメモリ16に1つの印刷ジョブに
基づく印刷データが記憶されると、CPU19aは、印
刷プログラムに従ってその印刷データをラスターデータ
として順番に読み出して印刷装置18を駆動制御してロ
ール紙R(又はカット紙K)に印刷を行う。つまり、ユ
ーザが選択した画像データの画像が選択したロール紙R
(又はカット紙K)に印刷される。
【0056】以上は、プリンタ本体で印刷ジョブの処理
について説明した。次に、パソコン21の間のデータ処
理について説明する。プリンタ1は、前記入出力インタ
ーフェース11(USB、IEEE1284、IEEE
1394等)を介して前記パソコン21が作成した前記
プリンタ1と同様の印刷ジョブも入力可能になってい
る。パソコン21は、プリンタ1が作成した印刷ジョブ
と同様の印刷ジョブを作成することができる。詳述する
と、ユーザは、パソコン21を操作して同コンピュータ
21を介して接続される記憶媒体としてのハードディス
ク、CDROM、MO、又は、フロッピー(登録商標)
ディスク等に保存した画像データを使って、印刷ジョブ
を作成する。そして、パソコン21は、その作成した印
刷ジョブをプリンタ1に転送することができるようにな
っている。
【0057】そして、プリンタ1はパソコン21からこ
の印刷ジョブを印刷に関するデータとして入力する。C
PU19aはパソコン21からのデータを解析し、その
データが前記印刷ジョブを含むデータであるとき、前記
図5に示すフローチャートと同様な動作を実行する。こ
の場合、ステップS5において、メッセージがパソコン
21に対して行う点が相違する。
【0058】CPU19aは、パソコン21からの印刷
に関するデータが、前記アドレス情報でなく画像データ
自体であってそのデータに印刷媒体情報としての記録紙
の種類を含む場合も、前記と同様な処理を実行する。
【0059】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)本実施形態によれば、新たに作成した印刷ジョブ
に含まれる記録紙の種類と先にキューイングされた印刷
ジョブに含まれる記録紙の種類が相違する場合、その新
たな印刷ジョブをキューイングしないようにした。つま
り、その時々において、RAM19dにキューイングさ
れている印刷ジョブは、全て同じ条件のロール紙R(又
はカット紙K)を使って印刷が行われる印刷ジョブにし
た。
【0060】従って、RAM19dにキューイングされ
ている印刷ジョブに基づいて順次印刷が行われても、印
刷するロール紙R(又はカット紙K)の変更はない。そ
の結果、一つの印刷ジョブに基づく印刷が終了し、次の
印刷ジョブに基づいて印刷をする際、ロール紙R(又は
カット紙K)に条件が変わって、先のロール紙R(又は
カット紙K)がそのまま印刷に供されるといった不具合
はなく、効率のよい印刷作業ができる。特に、サイズに
大きいロール紙R(又はカット紙K)からサイズの小さ
いロール紙R(又はカット紙K)に変更された場合、プ
リンタがインクによって汚れるといったことも未然に防
止できる。
【0061】(2)本実施形態によれば、記録紙の種類
が異なるとして印刷ジョブをキューイングしない場合、
その理由とキューイングできない旨のメッセージを操作
画面4に表示するようにした。従って、先にキューイン
グした印刷ジョブと相違する印刷ジョブをユーザが設定
してしまった場合、事前に相違を知ることができ以後の
不具合を未然に防止することができる。
【0062】(3)本実施形態によれば、新たに作成し
た印刷ジョブが先にキューイングされた印刷ジョブに含
まれる記録紙の種類と相違する場合、記録紙の種類を先
にキューイングされた印刷ジョブの記録紙の種類に自動
的に設定変更できるようにした。従って、先にキューイ
ングした印刷ジョブと相違する記録紙の種類を設定して
しまった場合、いちいち新たに記録紙の種類を設定し直
すという面倒な操作を行う必要がない。
【0063】(4)本実施形態によれば、外部装置とし
てのパソコン21などにより予め生成された印刷ジョブ
を受信する場合でも、上記のようにプリンタ1は動作す
るため、効率のよい印刷処理ができる。
【0064】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について説明する、本実施形態は、第1実施形態と相
違する点は新たな印刷ジョブにキューイングの仕方が相
違する。従って、その相違する点を図6に示すフローチ
ャートに従って説明する。
【0065】今、プリンタ本体で一つ印刷ジョブが作成
されたとき、又は、前記パソコン21から印刷に関する
データが入力されたとき、CPU19aは、既にRAM
19dにキューイングされている印刷ジョブがあるかど
うか判断する(ステップS21)。RAM19dにキュ
ーイングされている印刷ジョブがない場合(ステップS
21でNO)、CPU19aは、ステップS22に移
る。ステップS22において、CPU19aは、その印
刷ジョブをRAM19dにキューイングしてキューイン
グプログラムを終了する。
【0066】RAM19dにキューイングされている印
刷ジョブがある場合(ステップS21でYES)、CP
U19aは、そのキューイングされた印刷ジョブを全て
読み出す(ステップS23)。
【0067】そして、CPU19aは、キューイングさ
れた印刷ジョブに含まれている記録紙の種類(材質・サ
イズ)と新たにキューイングしようとする印刷ジョブに
含まれている記録紙の種類(材質・サイズ)が一致して
いる印刷ジョブがあるか否か比較する(ステップS2
4)。
【0068】記録紙の種類が一致している印刷ジョブが
ある場合(ステップS24でYES)、CPU19aは
ステップS25に移る。ステップS25において、CP
U19aは、その新たな印刷ジョブを、キューイングさ
れているその記録紙の種類が一致している印刷ジョブの
後の連続する位置にキューイングする。このとき、複数
同じ記録紙の種類が印刷ジョブが連続してキューイング
されている場合には、最後の印刷ジョブの後にキューイ
ングする。従って、RAM19dには、記録紙の種類が
一致している印刷ジョブのグループにそれぞれ区分けさ
れた形でキューイングされる。
【0069】記録紙の種類が一致している印刷ジョブが
ない場合(ステップS24でNO)、CPU19aは、
前記ステップS22に移る。ステップS22において、
CPU19aは、RAM19dに対してその印刷ジョブ
を最後に読み出され実行される印刷ジョブの後ろにキュ
ーイングしてキューイングプログラムを終了する。
【0070】本発明の第2実施形態によれば、新たに作
成した印刷ジョブはその印刷ジョブに含まれる記録紙の
種類と同じ印刷ジョブと連続するようにRAM19dに
キューイングした。従って、RAM19dにキューイン
グされている印刷ジョブに基づいて順次印刷が行われて
も、印刷するロール紙R(又はカット紙K)の取り換え
る回数が少なくなる。その結果、印刷媒体の相違に基づ
く印刷不具合低減され効率のよい印刷作業ができる。
【0071】尚、この第2実施形態では、一致するもの
がない場合には、自動的に最後の位置にキューイングさ
せるようにしたが、これをユーザにキューイングするか
否か同意を求め、同意のための操作を受けたときのみ最
後の位置にキューイングさせるようにしてもよい。
【0072】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記第1実施形態では、印刷媒体情報が相違した時、
印刷媒体情報の変更をユーザの意思に委ねるようにし
た。これを、ユーザの意思に委ねることなく、印刷媒体
情報を自動的に変更させるように実施してもよい。反対
に、ユーザの意思に委ねることなく、新たな印刷ジョブ
を受け付けないようにしてもよい。
【0073】この場合にも、キューイングされた複数の
印刷ジョブ基づいて印刷をする際、印刷媒体の相違に基
づく印刷不具合をなくすことができる。上記各実施形態
では、印刷媒体情報としての記録紙の種類を材質とサイ
ズとした。これを、材質及びサイズのいずれか一方を印
刷媒体情報として実施してもよい。この場合にも、キュ
ーイングされた複数の印刷情報に基づいて印刷をする
際、印刷媒体の相違に基づく印刷不具合をなくすことが
できる。
【0074】○上記各実施形態では、CPU19aは、
PCカード8の画像データを使って印刷情報30を作成
した。これを、CPU19aは、パソコン21に接続し
た記憶媒体としてのハードディスク、CDROM、M
O、又は、フロッピーディスク等に保存した画像データ
を操作画面4に表示させて、その表示させた画像データ
に基づいて印刷情報30を作成するようにしてもよい。
これにより、利用できる画像データの範囲を広げること
ができる。
【0075】○上記各実施形態では、可搬性の記憶媒体
としてPCカード8を用いたが、メモリカード、CDR
OM、MO、又は、フロッピーディスク等で実施しても
よい。
【0076】○上記各実施形態では、外部装置としてパ
ソコン21を用いたが、画像データを保存している記憶
媒体を備えたデジタルカメラ等を外部装置として実施し
てもよい。
【0077】○上記実施形態では、プリンタ1は信号線
L1を介してパソコン21と接続したが、インターネッ
ト、専用回線、公衆回線、イントラネット、エクストラ
ネット、ブルートゥース等の無線を介して接続して実施
してもよい。
【0078】○上記第1実施形態ではキューイングされ
ている印刷ジョブがある場合、印刷媒体情報としての記
録紙の種類の選択を含む設定を行って印刷ジョブとし、
その印刷ジョブを一つ前の印刷ジョブに含まれている記
録紙の種類と比較したが、既にキューイングされている
印刷ジョブがある場合であって新たに印刷ジョブが入力
されている時は、その既にキューイングされている印刷
ジョブに含まれている記録紙のみをユーザに選択可能に
させても良い。すなわち、入力装置14に表示する選択
用紙種類を既にキューイングされている印刷ジョブに含
まれる記録紙のみとしても良いし、各種用紙種類を表示
するものの既にキューイングされている印刷ジョブに含
まれる記録紙の選択手段以外は操作不能にマスクしても
良い。
【0079】
【発明の効果】請求項1〜7に記載の発明によれば、キ
ューイングされた複数の印刷ジョブに基づいて印刷をす
る際、印刷媒体の相違に基づく印刷不具合をなくすこと
ができるプリンタを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化したスタンドアロンタイプの
カラーインクジェットプリンタの全体斜視図である。
【図2】 カラーインクジェットプリンタの電気的構成
を示すブロック回路図である。
【図3】 画像データのアドレス情報を説明するための
図である。
【図4】 レイアウトパターンを説明するための図であ
る。
【図5】 カラーインクジェットプリンタのキューイン
グ処理動作を説明するためのフローチャート図である。
【図6】 第2実施形態のキューイング処理動作を説明
するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 プリンタとしてのカラーインクジェットプリンタ 4 操作画面 6 給紙装置 6a ロール紙用給紙カセット 6b カット紙用給紙カセット 8 可搬性の記憶媒体としてのPCカード 11 入出力インターフェース 12 画像データ読取手段としてのPCカード駆動装置 13 表示制御装置 14 入力装置 15 スクリーンメモリ 16 イメージメモリ 17 メモリ 18 印刷制御装置 19 主制御装置 19a 制御手段、受信手段、入力手段としてのCPU 19b ROM 19c EEPROM 19d ジョブ情報記憶手段としてのRAM 25 アドレス情報 R 印刷媒体としてのロール紙 K 印刷媒体としてのカット紙 P1〜P4 印刷レイアウト情報としてのレイアウトパ
ターン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを印刷する印刷媒体の種類を
    指定する印刷媒体情報を含む印刷ジョブをジョブ記憶手
    段にキューイングするとともに、印刷ジョブ実行時には
    前記ジョブ記憶手段に記憶した印刷ジョブを解析し、前
    記画像データから印刷データを作成し、その印刷データ
    に基づいて前記印刷媒体情報で指定される印刷媒体に印
    刷するプリンタにおいて、 前記印刷ジョブがキューイングされているときにその印
    刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と同じ
    印刷媒体を有する印刷ジョブのみをキューイングさせる
    制御手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 印刷ジョブが新たに入力されるとき、その新たな印刷ジ
    ョブで指定される印刷媒体が先にキューイングされた印
    刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と異な
    る場合、前記制御手段はその印刷ジョブをキューイング
    させないことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 印刷ジョブが新たに入力されるとき、その新たな印刷ジ
    ョブで指定される印刷媒体が先にキューイングされた印
    刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定される印刷媒体と異な
    る場合、前記制御手段は新たな印刷ジョブで指定される
    印刷媒体を先にキューイングされた印刷ジョブ中の印刷
    媒体情報で指定される印刷媒体に変更することを特徴と
    するプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 印刷ジョブが新たに入力されるとき、前記制御手段は先
    にキューイングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指
    定される印刷媒体と同じ印刷媒体のみユーザに指定可能
    にすることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプリンタにおいて、外
    部装置からデータを受け付ける受信手段を備え、前記外
    部装置によって生成された印刷ジョブを前記受信手段で
    受け付けることを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のプリンタにおいて、印
    刷ジョブを入力するための入力手段を備え、外部装置に
    よって生成された印刷媒体情報を含む印刷設定に関する
    所定データと印刷すべき画像とを前記入力手段に関連付
    けることを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 画像データを印刷する印刷媒体の種類を
    指定する印刷媒体情報を含む印刷ジョブをジョブ記憶手
    段にキューイングするとともに、印刷ジョブ実行時には
    前記ジョブ記憶手段に記憶した印刷ジョブを解析し、前
    記画像データから印刷データを作成し、その印刷データ
    に基づいて前記印刷媒体情報で指定される印刷媒体に印
    刷するプリンタにおいて、 異なる印刷媒体を指定する印刷ジョブがキューイングさ
    れているときに印刷ジョブが新たに入力されるとき、そ
    の新たな印刷ジョブで指定される印刷ジョブが先のキュ
    ーイングされた印刷ジョブ中の印刷媒体情報で指定され
    る印刷媒体のいずれかと同じ場合はその印刷ジョブを同
    じ印刷媒体のジョブが連続する位置にキューイングさせ
    ることを特徴とするプリンタ。
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