JP6767651B2 - 情報処理システムとその処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、解像度変換したプレビューデータを生成する情報処理装置とその処理方法及びプログラムに関する。
近年、サーバ等で管理している文書を複合機の画面で指定し、オンデマンド印刷したいといったニーズが増えてきている。
例えば学習塾の環境においては、通常、学習用教材が各校舎に在庫されているといった状況がある。教材が大量に必要となるシーズンにおいては、校舎のスペースを圧迫するようになり、教材を在庫しないペーパーレス化が望まれている。
そこで、教材が電子データとして学習塾の社内システムのサーバで管理され、この電子データをPCでダウンロードして印刷するといった運用が部分的にされている。環境によっては、1人1台のPCが確保できない(アルバイト講師にはPCを手配しないこともある)こともあり、運用が難しい場合がある。また、PC操作に不慣れで印刷体裁を間違えて(例えば製本印刷がしたいのに中とじホチキスを忘れてしまう等)ミスプリントになってしまう場合がある。
こういった状況を解決するために、複合機の画面で簡単な操作で教材を印刷できるシステム(オンデマンド印刷システム)が望まれている。
オンデマンド印刷システムは、サーバに保管されている教材の電子データを検索して、プレビューして内容確認を行った後、印刷体裁(製本など)を指定して印刷指示をすると、操作した複合機で印刷が実行されるものである。このシステムによって、都度印刷すればよい教材については在庫する必要がなくなりペーパーレスが実現でき、PCを用いないでも複合機が存在すれば教材を印刷できる環境が提供できる。
このオンデマンド印刷システムを実現するには、プリントミスをしないようにプレビュー表示や、プレ印刷を行うことが一般的に行われている。また、これらのプレビューのための技術が種々存在している(例えば、特許文献1)。
特開2014−123794号公報
昨今、複合機の表示性能も高まり、プレビューも高画質で見ることができるようになってきており、また複合機も高度になっており、PCと同様にサーバに登録されている文書(例えば、PDFファイル)を表示することができるようになってきている。
そのため、印刷前のプレビュー用として、教材として登録されたPDFファイルを用いてプレビューをさせるが、教材は学習塾を運営する上で重要なコンテンツであるため、データの流出を避ける手段が必要となっている。
例えば、プレビューさせる際に「無断転載禁止」などの透かしを埋め込み、印刷・コピー・変更禁止のセキュリティを付与することが考えられる。
しかしながら、セキュリティホールからセキュリティが解除されるリスクもあり、データが取得され再利用されることが考えられる。
また、PCでのプレビューを行った場合には、プレビューデータがPCにダウンロードされるため画面キャプチャー機能を用いて再利用されることが考えられる。
よって、別の手段でセキュリティを高め、再利用されないようにすることが望まれる。例えば、画像を粗くしたプレビューデータを作成することも考えられるが、一律で画像を粗くすることによりプレビューの効果が薄くなり、使い勝手が悪くなるという課題があった。特に教材などは、一見すると似たようなコンテンツにみえるため、サムネイル画像など一律の画像変換ではコンテンツの識別が困難となる。
そこで、本発明の目的は、管理されている電子ファイルを、当該電子ファイルのオブジェクトの属性に応じ画像処理により、要求元に応じた画像データとして閲覧可能とする仕組みを提供することである。
本発明の目的を達成するための電子ファイルを管理する情報処理システムであって、前記電子ファイルから得られるオブジェクトの属性を取得する取得手段と、前記取得した属性に応じた画像処理レベルに従って、前記オブジェクトを画像処理する画像処理手段と、前記電子ファイルの内容を要求元に応じてプレビュー表示させるべく、当該電子ファイルを所定の方法で変換した第1画像データと、当該電子ファイルのうち前記オブジェクトが画像処理された第2画像データとを管理する管理手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、管理されている電子ファイルを、当該電子ファイルのオブジェクトの属性に応じ画像処理により、要求元に応じた画像データとして閲覧可能とすることができる。
本発明の実施形態における、画像形成システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、画像処理サーバ101、クライアント端末102のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、プレビューデータ生成処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、プレビュー処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、クライアント端末での登録画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、複合機での検索画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、コンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態における、テキストの解像度判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態における、図・表の解像度判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態における、クライアント端末のプレビュー表示のイメージ図である。 本発明の実施形態における、複合機のプレビュー表示のイメージ図である。 本発明の実施形態における、ブロック情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置のモジュール構成(機能構成)の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず図1を参照して、本発明の実施形態における、画像形成システム(管理システム)の構成の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態における、画像形成システム(管理システム)の構成の一例を示す図である。
101は画像処理サーバであり、本件における、コンテンツのページ並び替え処理機能、コンテンツ保管・管理機能、ユーザからのリクエストに応答する機能などを有している。なお、画像処理サーバ101は、サーバ装置でなくサーバ機能を有するコンピュータであればよい。画像処理サーバ101は、本実施形態の処理の主体となる情報処理装置である。また、画像処理サーバ101は、登録するコンテンツとなる電子ファイルを管理する情報処理装置の一例を示す装置である。
102はクライアント端末であり、本件における、印刷対象コンテンツの選択機能、印刷体裁選択機能などを有している。画像処理サーバ101で管理しているコンテンツをプレビューする、印刷指示することが可能な装置である。
103は複合機やプリンタなどのオフィスデバイスであり、クライアント端末102と同等の印刷対象コンテンツの選択機能、印刷体裁選択機能などを有することに加え、本件における、画像処理サーバ101からの印刷指示に基づきコンテンツを印刷する機能を提供する。また、複合機の表示パネルでコンテンツのプレビューをすることが可能な装置である。複合機を画像形成装置と言い換えることも可能である。
104はLANであり、画像処理サーバ101、クライアント端末102、複合機103が全てネットワークで接続されている。LANの形態にとらわれず、技術的にはWANの形態でも構成が可能である。
以下、図2を用いて、図1に示した画像処理サーバ101、クライアント端末102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した画像処理サーバ101、クライアント端末102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN600)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機103のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN104)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(キーボード)308とのインタフェース部である。また、操作部I/F307は、操作部308から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU301に伝える役割をする。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN104)に接続する。また、無線通信も可能な構成となっており、赤外線やBluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)を用いた通信にて他の装置と接続する。データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部はプリンタによって表示性能が異なり、タッチパネルを介して操作をできるプリンタ、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけのプリンタによって本発明は構成されている。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(ICチップとして携帯端末内に備えられていてもよい)に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。また、カードリーダ319はNFCの通信規格に対応しており、ICカードや携帯端末のICチップへの読み書きを行うことが可能な構成となっている。なお、NFC規格対応のカードリーダに、NFC規格対応の携帯端末をかざすと、認証を行い、携帯端末とプリンタ(複合機)とのペアリングを行う。そして、かざされた携帯端末とプリンタ(複合機)で通信(P2P)を確立してデータの通信を行うことが可能である。その他、高速通信規格である、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)に通信を引き継ぎ(ハンドオーバー)、携帯端末とプリンタ(複合機)間で通信を行わせることも可能である。例えば、携帯端末をカードリーダにかざすことで、携帯端末に記憶されている画像をプリンタ(複合機)へ送信することが可能となる。なお、NFCの通信規格の詳細は、従来技術であるため、説明を省略するものとする。
上述した複合機103では、複合機103を制御するためのプラットフォームが存在し、このプラットフォーム上で、認証サーバと通信するための認証アプリケーションが動作している。認証アプリケーションはHDD304に記憶されている。プラットフォームが管理する、ログイン時にユーザ情報を格納するログインコンテキストや、各種設定情報は、HDD304上に領域が確保されている。
また、プラットフォーム上には、複合機103の本体機能を拡張したアプリケーションがインストールされ、動作している。これらアプリケーションは、プラットフォームのAPIを用いて実行される。
このプラットフォームを介して、プリンタの各機能を制御することが可能な構成となっている。
また、複合機103には、Webブラウザも記憶されており、Webシステムと連携することも可能である。この場合、Webアプリケーションサーバから受信した画面をWebブラウザを用いて表示する。Webブラウザ上で指示した命令は、Webアプリケーションサーバへ要求がなされ、Webアプリケーションサーバからの命令を受け付けることによって、複合機103により動作(スキャンやプリント処理)を実行することが可能である。
以上のような構成によって、複合機103は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN104上に送信したり、LAN104から受信した印刷データをプリンタ部312により印刷出力することができる。
また、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力することできる。
次に図14を参照して、本発明の実施形態における各種装置のモジュール構成(機能構成)の一例について説明する。図14は、本発明の実施形態における、各種装置のモジュール構成の一例を示す図である。
リクエスト処理部1411は、クライアント端末102や複合機103など各種システムからのリクエストを処理する機能を担当する。登録アプリケーション部1412は、コンテンツを登録する機能を提供する。印刷アプリケーション部1413は、コンテンツを複合機103等の印刷端末に印刷する機能を提供する。コンテンツ管理部1414は、登録アプリケーション部1412によって登録されたコンテンツを管理する機能を提供する。コンテンツの管理には、コンテンツの実体とメタデータが含まれる。具体的には、図8のコンテンツ管理テーブルに、各コンテンツのメタデータが記憶されている。
認証管理部1415は、101に搭載する各種アプリケーションを使うためのユーザ認証の機能を提供する。採番処理部1416は、図8のコンテンツID列に記載の値を採番するための機能を提供する。コンテンツIDは、コンテンツが登録される際に採番される。
画像処理サーバ101は、アダプタ部を有しており、外部システム、外部装置との連携できるようにモジュールが追加できる構成となっている。
イメージング処理部1417−1は、コンテンツのページ並び替え機能や、コンテンツの結合処理機能などのイメージング処理機能を提供する。複合機連携部1417−2は、印刷アプリケーション部1413から印刷パラメータの指示を受け、複合機103への印刷処理を実行する機能を提供する。
管理アプリケーション部1418は、画像処理サーバ101に搭載する各種アプリケーションの設定、登録・削除、状態確認などの管理機能を提供する。ログ管理部1419は、画像処理サーバ101に搭載する各種アプリケーションが記録するログを管理する機能を提供する。
Webブラウザ部1421は、登録アプリケーション部1412や印刷アプリケーション部1413の機能を利用するためのWebブラウザの機能を提供する。コンテンツプレビュー部1422は、印刷対象のコンテンツをプレビューするための機能を提供する。
Webブラウザ部1431は、印刷アプリケーション部1413の機能を利用するためのWebブラウザの機能を提供する。登録アプリケーション部1412の機能を利用することに応用することも可能である。コンテンツプレビュー部1432は、印刷対象のコンテンツをプレビューするための機能を提供する。印刷制御部1433は、複合機連携部1417−2より印刷指示された内容で排紙処理を制御する機能を提供する。
次に図4を参照して、本発明の実施形態における、プレビューデータ生成処理について説明する。図4は、本発明の実施形態における、プレビューデータ生成処理の流れを示すフローチャートである。
S401において、コンテンツを登録する管理者はクライアント端末102により、登録する文書(PDFファイル等のコンテンツ)作成する。
S402において、Webブラウザを用いて、画像処理サーバ101へ登録処理を行う。この時に利用する登録画面を図6に示す。図6の登録画面では、登録するコンテンツを指定し、登録情報として、コンテンツの設定(コンテンツ状態)、コンテンツの印刷設定(デフォルト印刷体裁)、コンテンツを検索する際のカテゴリ(検索条件)、コンテンツカテゴリ(教材)を指定する。なお、コンテンツカテゴリは、教材、生徒に配布する案内・パンフレットなどの一般文書の区分けがされている。
登録ボタンが押下されると、この登録画面で指定された文書(実体)と、各種指定された設定情報とを含む登録要求が画像処理サーバ101に送信される。
S403において、画像処理サーバ101は文書と設定情報とを含む登録要求とを受信する。
S404において、画像処理サーバ101のコンテンツ管理部で文書を登録する。また、設定情報などのメタデータは、図8のコンテンツ管理テーブルで管理される。コンテンツIDにより、登録された文書と対応付いているものとする。
S405において、登録要求のあった文書が、プレビュー用のプレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)の生成を必要とするかを判定する(教材かの判定)。教材であり、プレビューデータを生成すると判定した場合には、S406へ処理を移し、教材でない場合には、処理を終了する。なお教材かの判定は、具体的には、図6の画面で教材としての指定により判定する。本実施形態では、ユーザに教材か否かを設定させる構成としたが、文書内に教材IDを入れる構成として、この教材IDを読み取り、教材としての登録でプレビューデータ作成するか否かを判定してもよい。
なお、教材でない文書であっても、プレビューデータを作成することも可能であるが、本実施形態では、教材でない文書をプレビューさせる場合は、登録された文書をプレビューさせる構成とする。
S406において、登録された文書を等解像度で画像化処理を実施する。等解像度とは、文書に予め設定されている解像度、或いは画像処理サーバ101で予め設定されている解像度であり、その解像度のまま画像化するものである。
なお、本実施形態では文書をPDFファイルとして説明するため、文書から画像ファイルを作成するように構成しているが、登録される文書が画像ファイル(例えば、Multi−TIFF形式のファイル)の場合には、S406の処理を省略してもよい。
S407において、複合機用のプレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)を生成する。この複合機用のプレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)は、S406にて画像化したものから生成する。なお、上述したように文書が画像ファイルである場合には、該文書から複合機用のプレビューデータを生成してもよい。すなわち、画像形成装置で用いるプレビュー用の電子ファイルを生成する生成処理の一例を示すステップである。
なお、複合機103は、クライアント端末102と異なり、複合機側で表示後の制御(印刷を許可するか否かを制御)できるため、印刷物の持ち出しがされない。よって、閲覧がしやすいようにクライアント端末102でプレビューするデータより高解像度のデータを生成する。これにより、プレビューの利便性をあげることができる。
複合機用のプレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)は、画像処理サーバ101であらかじめ設定されている解像度(例えば、300dpi、600dpi)を用いて変換する。なお、もともとの画像が300dpiの場合には、高解像度により画像を変換して、プレビューデータを生成する処理を省略してもよい。すなわち、ももとの画像を複合機用のプレビューデータとして用いることが可能である。
S408において、生成した複合機用のプレビューデータをコンテンツ管理部により登録する。この時、図8に示す通り、複合機用のプレビューデータのIDを複合機プレビュー用コンテンツID812に登録する。これによりオリジナルの文書に関連付けて複合機用のプレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)が登録される。
S409において、PC用プレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)を生成するため、解像度変換する変換対象ページを特定する。解像度変換するページを特定するため、表紙となる画像ファイルを保存しておき画像マッチングによって、表紙を特定して、表紙以外のページを変換対象とする。すなわち、オリジナルの文書(コンテンツ)である電子ファイルは複数ページのファイルである。また、S409は、電子ファイルから種別に応じて解像度を変更するページを特定する特定処理の一例を示すステップである。
各ページをOCR処理し、言語解析処理により、問題文のあるページを特定して変換対象ページを特定してもよい。また変換対象ページは、S402において文書を登録する際に利用者がページ指定することも可能であり、後にS411で利用するブロックセレクション機能を用いて自動的に変換対象ページを特定することも可能である。なお、変換対象ページが特定できればよく、特定方法はこれらに限定されず、他の手法を用いてもよい。
なお、表紙ページは登録する文書の特性上、解像度コントロールを実施する必要がない(機密性の高い情報を記載していない)としているが、表紙ページも対象としてもよい。
S410において、変換対象ページの画像を取得する。S411において、それぞれのページに対してブロックセレクションを実施する。ブロックセレクション処理により、画像から表、文字、絵や図、枠、線の各領域を抽出する。ブロックセレクション処理とは、一頁のイメージデータをオブジェクト毎の塊として認識し、該ブロック各々を文字/図画/写真/線/表等の属性に判定し、異なる属性を持つ領域に分割する処理である。具体的には、先ず、入力画像を白黒に二値化し、輪郭線追跡をおこなって黒画素輪郭で囲まれる画素の塊を抽出する。面積の大きい黒画素の塊については、内部にある白画素に対しても輪郭線追跡をおこない白画素の塊を抽出、さらに一定面積以上の白画素の塊の内部からは再帰的に黒画素の塊を抽出する。このようにして得られた黒画素の塊を、大きさおよび形状で分類し、異なる属性を持つ領域へ分類していく。たとえば、縦横比が1に近く、大きさが一定の範囲のものを文字相当の画素塊とし、さらに近接する文字が整列良くグループ化可能な部分を文字領域、扁平な画素塊を線領域、一定大きさ以上でかつ四角系の白画素塊を整列よく内包する黒画素塊の占める範囲を表領域、不定形の画素塊が散在している領域を写真領域、それ以外の任意形状の画素塊を図画領域、などとする。ブロックセレクション処理で得られた各ブロックに対するブロック情報を図13に示す。ブロック情報は、ページ、ブロックID、種別、領域(座標X、座標Y、幅、高さ)、テキストサイズ(文字サイズ)を有している。
S411は、電子ファイル内を解析し、領域ごとの種別を決定する決定処理の一例を示すステップである。
S412において、解像度変換をページ単位で行うため、処理対象となる変換対象ページ画像を取得する。
S413において、処理対象となる変換対象ページ内のテキスト領域情報を取得する。具体的には、図13に示す通り、テキストの種別を有するブロック2、ブロック3、ブロック4の情報を取得する。
S414において、取得したテキスト領域情報の文字サイズがシステムで定義した値の範囲かどうかを判定する。具体的には、図9に示す文字サイズ(下限)902、文字サイズ(上限)903の何れに該当するかを判定し、解像度を決定する。すなわち、テキストを示す種別の領域のテキストのサイズに基づき解像度を決定する処理の一例である。
ブロック4であれば、文字サイズが10ptであるため、904のレコードに該当する。また、ブロック2であれば、文字サイズが30ptであるため、905のレコードに該当する。すなわち、文字サイズにより変換する解像度が決定される。
このように、文字サイズが大きい場合は見読性(可読性)が高いため、低解像度で変換を行い文字サイズが小さい場合には見読性(可読性)が低いため、文字サイズが大きい領域よりも高い解像度で変換する。また、後述するように、図や表については、見読性(可読性)を高めた解像度変換を行う。これにより、テキストは、人が視認することでどのコンテンツかを想像することができるが、コンピュータで文字解析が困難(再利用が困難)、或いはキャプチャーして再利用が難しいデータとなり、再利用を防止しつつ、プレビューによるコンテンツの判断を行いやすくすることができる。
S415において、文字サイズにより再利用性が高くなるため、再利用を防ぐよう、上述した文字サイズに対応する解像度(低解像度)を取得して、ブロックの範囲(座標、幅
高さ)の画像を取得した解像度を用いて変換を行う。具体的な変換方法については、種々考えられるが、例えば、画像からブロックの範囲の画像を取得し、解像度を変更した画像を生成する。また、解像度を変更するとサイズが縮小されるため、もとの大きさになるように解像度変更した画像を拡大する。この拡大した画像をブロックの範囲に重ねあわせて(合成)、部分的に解像度変換し、画質を低下させた画像を生成する。
S415は、種別に応じた解像度を用いて、領域のデータの画質を変更する変更処理の一例を示すステップである。この変更処理は、表紙など不要なページ(再利用されても影響のないページ)について変更処理を行うことなく、種別に応じて解像度を変更すると特定されたページに対して変更を行う。
これにより最低限の見読性を確保しつつ、そのまま流用できるレベルの内容でないプレビュー用のデータを生成することが可能となる。
S417において、表や図領域の変換用の解像度(図10に示す解像度設定)が取得できたか否かを判定する。取得できた場合には、表や図においても解像度変換するモードであるため、S418へ処理を移す。取得できなかった場合には、表や図は解像度変換しないモードであると判定しS421へ処理を移す。
S418において、表や図の種別を有する情報を取得する。図13の例では、ブロック1の情報を取得する。
S419において、表や図の種別を有する情報の領域(座標、幅高さ)を用いて、画像を取得して、図10に示す解像度を用いて画像を変換する。画像の変換、については、S415と同様の処理とする。S419は、種別に応じた解像度を用いて、領域のデータの画質を変更する変更処理の一例を示すステップである。
本実施形態では、表や図の画像については、テキストよりも解像度が高い解像度で変換される。これにより表や図は視認性が高くなり、コンテンツ全体としてどういったコンテンツかをユーザが判断できる状態となり、再利用性を低くしつつプレビューによる効果を高めることができる。
S420において、変換対象ページの画像を、種別に応じて領域ごとに解像度変換して生成された画像に置き換える。ここまでの処理で1ページの変換処理を完了する。すなわち、クライアント端末で用いるプレビュー用の電子ファイルを生成する生成処理の一例を示すステップである。
S421において、次の変換対象ページが存在するかを判定し、存在する場合はS412からの処理を繰り返す。全ての対象ページの変換が完了した後、S422においてPC用プレビューコンテンツとしてコンテンツ管理部により登録する。この時、図8に示す通り、PC用のプレビューコンテンツのコンテンツIDをPCプレビュー用コンテンツID811に登録する。これにより、オリジナルのコンテンツとPC用のプレビューコンテンツが対応付いて登録される。
S420〜S422は、変更された領域のデータを用いたプレビュー用の電子ファイルを登録する登録処理の一例を示すステップである。
上述したように、S408とS422において、電子ファイルが登録された場合に、生成された画像形成装置で用いるプレビュー用の電子ファイルと、クライアント端末で用いるプレビュー用の電子ファイルが登録される。
次に図5を参照して、本発明の実施形態における、プレビュー処理について説明する。図5は、本発明の実施形態における、プレビュー処理の流れを示すフローチャートである。
S501において、システム利用者はクライアント端末102において、画像処理サーバ101にアクセスし、プレビュー対象の文書を検索する。検索画面の例が図7である。検索条件を指定して、検索ボタンを押下すると、画像処理サーバ101に検索要求が送信され、図8のコンテンツ管理テーブルでヒットした結果(検索結果)が、画像処理サーバ101にからクライアント端末102に送信される。クライアント端末102では、受信した検索結果に従って、図7の検索画面の下段の表示領域に一覧表示する。
S502において、対象の文書を選択して、プレビューボタンが押下されると、コンテンツIDを含むプレビュー要求を画像処理サーバ101に送信する。
S503において、画像処理サーバ101はクライアント端末102からプレビュー要求を受信する。すなわち、画像形成装置又はクライアント端末からのプレビュー要求を受け付ける受付処理の一例を示すステップである。
S504において、アクセス元がPCか否かを判断する。アクセス元の判定は、アクセス元のIPアドレスをリクエストヘッダーから判定することでも対応可能だが、本件においてはリクエストヘッダーのUserAgentから取得して判定する。UserAgentには複合機からのリクエストの場合とPCからのリクエストの場合で明示的に値が異なるため、画像処理サーバ101が値を取得してリクエスト元を判定することが可能である。この場合はPCとなるので、S505にて、コンテンツIDを基にPC用プレビューデータ(PDFファイルや画像ファイル)を取得する。対象のプレビュー用データは、図8の811よりコンテンツIDを特定し、記憶しているコンテンツを取得する。
S506において、クライアント端末102へプレビューデータを送信する。S507において、クライアント端末102は、プレビューデータを受信し、S508においてプレビューデータの表示を行う。クライアント端末102でプレビュー表示のイメージ図が図11である。
複合機103でのプレビュー処理においては、S511とS512は、S501とS502と同様の処理を行い、S503に処理を移す。
S504において、複合機でのプレビューと判定された場合、S509へ処理を移す。
S509において図8の812から複合機プレビュー用のコンテンツIDを特定して、記憶しているコンテンツを取得する。S510において複合機103にプレビューデータを送信する。S513において複合機103はプレビューデータを受信し、S514において受信したプレビューデータを表示する。複合機103でプレビュー表示のイメージ図が図12である。
上述したように、S505とS509は、クライアント端末からプレビュー要求を受け付けた場合には、クライアント端末で用いるプレビュー用の電子ファイルを取得し、画像形成装置からプレビュー要求を受け付けた場合には、画像形成装置で用いるプレビュー用の電子ファイルを取得する取得処理の一例を示すステップである。
また、S506とS510は、取得された電子ファイルをプレビュー要求元に送信する送信処理の一例を示すステップである。
図6は、文書(コンテンツ)の登録画面であり、登録するコンテンツやメタデータとなる各種設定を入力することが可能である。登録画面はクライアント端末102で表示するものとするが、複合機103で表示させ、複合機103から文書を登録させるようにしてもよい。
図7は、文書(コンテンツ)の検索画面であり、検索条件の設定や検索結果を表示することが可能である。検索画面はクライアント端末102又は複合機103で表示させる画面である。
図8は、コンテンツのメタデータを管理しているコンテンツ管理テーブルである。
コンテンツID801は、各コンテンツを一意に識別するIDである。コンテンツ登録時に図14の採番処理部1416によって採番される。
コンテンツ名称802は、各コンテンツを識別する名称である。登録時に選択するコンテンツに元々付与されているコンテンツ名称がそのままセットされるが、変更することも可能である。
用紙サイズ803は、各コンテンツの用紙サイズである。印刷時に指定される用紙サイズと差異がある場合は、図14のイメージング処理部1417−1にて拡大縮小が実行される。用紙向き804は、各コンテンツの用紙向きである。書き方向805は、各コンテンツの文字の書き方向である。ページ数806は、各コンテンツのページ数である。
検索カテゴリ809、810は、各コンテンツを検索ヒットさせるための検索キーである。
PCプレビュー用コンテンツID811は、PCプレビュー用コンテンツ登録時に採番されるコンテンツIDである。複合機プレビュー用コンテンツIDも、811と同様に登録時に採番されるコンテンツIDである。
図9は、文字サイズにより解像度を決定するためのテキストの解像度判定テーブルである。
本実施形態では、文字サイズが12pt未満の小サイズの文字については高解像度144dpiで変換する設定を定義しており、12pt以上24pt未満の中サイズの文字については中解像度の72dpiで変換する設定を定義しており、24pt以上の大サイズの文字については低解像度36dpiで変換する設定を定義している。
図10は、表や図の解像度を決定するための表・図の解像度判定テーブルである。
本実施形態では、表や図を一律144dpiで変換するための設定を定義している。
以上、本実施形態によれば、プレビューにより利用するコンテンツを識別し易くするとともに、再利用を抑止することができる。
また、プレビュー出力端末によって出力する内容をコントロールすることによって、内容の見読性を最低限確保しながら、無断転載(不正コピー)の抑止することができる。
例えば、複合機の画面でのプレビューは、その画面の小ささが理由で高解像度のプレビューデータを用い、同じプレビューデータをPC画面でのプレビューに用いると無断転載・不正コピーのリスクが高まるため、PC用のプレビューには一定レベル品質を下げた内容にすることが求められており、その要求に対応できるようになる。また、テキストや図、表、或いは、テキストの文字サイズにより解像度を変えているため、プレビューによるコンテンツの識別性を維持しながら、再利用を抑止することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、装置で読み取り実行可能なプログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
101 画像処理サーバ
102 クライアント端末
103 複合機
104 LAN

Claims (8)

  1. 電子ファイルを管理する情報処理システムであって、
    前記電子ファイルから得られるオブジェクトの属性を取得する取得手段と、
    前記取得した属性に応じた画像処理レベルに従って、前記オブジェクトを画像処理する画像処理手段と
    前記電子ファイルの内容を要求元に応じてプレビュー表示させるべく、当該電子ファイルを所定の方法で変換した第1画像データと、当該電子ファイルのうち前記オブジェクトが画像処理された第2画像データとを管理する管理手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記要求元はプレビュー表示させる機器であって、
    前記要求元に応じて、前記第1画像データ、または、前記第2画像データを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記画像処理手段は、前記電子ファイルから得られる複数のオブジェクトそれぞれの画像処理レベルに従って当該オブジェクトを画像処理し、
    前記第2画像データは前記画像処理された複数のオブジェクトを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記属性は、前記オブジェクトがテキストであること、および、当該テキストのサイズを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記属性は、前記オブジェクトが表または図であることを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記画像処理レベルは、前記画像処理手段により変換される解像度を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 電子ファイルを管理する情報処理システムの処理方法であって、
    前記電子ファイルから得られるオブジェクトの属性を取得する取得ステップと、
    前記取得した属性に応じた画像処理レベルに従って、前記オブジェクトを画像処理する画像処理ステップと
    前記電子ファイルの内容を要求元に応じてプレビュー表示させるべく、当該電子ファイルを所定の方法で変換した第1画像データと、当該電子ファイルのうち前記オブジェクトが画像処理された第2画像データとを管理する管理ステップと
    を含むことを特徴とする処理方法。
  8. 電子ファイルを管理する情報処理システムのプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    前記電子ファイルから得られるオブジェクトの属性を取得する取得手段と、
    前記取得した属性に応じた画像処理レベルに従って、前記オブジェクトを画像処理する画像処理手段と、
    前記電子ファイルの内容を要求元に応じてプレビュー表示させるべく、当該電子ファイルを所定の方法で変換した第1画像データと、当該電子ファイルのうち前記オブジェクトが画像処理された第2画像データとを管理する管理手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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