JP3326042B2 - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP3326042B2
JP3326042B2 JP06683595A JP6683595A JP3326042B2 JP 3326042 B2 JP3326042 B2 JP 3326042B2 JP 06683595 A JP06683595 A JP 06683595A JP 6683595 A JP6683595 A JP 6683595A JP 3326042 B2 JP3326042 B2 JP 3326042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーバを含むネットワ
ーク側より受信した印刷データに基づいて用紙上に1ペ
ージ分の印刷を行う印刷装置を備える印刷システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介してパーソナルコンピ
ュータ等の上位制御装置に接続されているページプリン
タはネットワーク側から順次送られてくる印刷データが
1ページ分揃った時点で、一度に1ページ分を印刷す
る。
【0003】この種の印刷装置としてはサーマルヘッ
ド、インクジェット等を用いたものがあるが、ここでは
電子写真プリンタについて説明する。電子写真プリンタ
は、コントローラ、エンジン部及びエンジンコントロー
ラから構成される。コントローラは、ワークステーショ
ンやパーソナルコンピュータ等の上位制御装置にネット
ワークを介して接続され、この上位制御装置から印刷デ
ータを受け取り、この印刷データを編集して編集印刷デ
ータを作成し、更にエンジン部で印刷が可能となる画像
データ形式に展開処理する。編集印刷データはキャラク
タコードデータと制御データ等から成るデータ構成を有
し、展開処理によって、所定の分解能のドットから成る
画素マトリクスで表した画像データに変換される。
【0004】エンジンコントローラは、コントローラで
展開された画像データに基づいてエンジン部を制御す
る。エンジン部は印刷ドラム等を含み、エンジンコント
ローラから入力した画像データに基づき印刷用紙に印刷
を行う。エンジン部の発光方式としてはレーザ方式、L
ED方式、液晶シャッタ方式、プラズマディスプレイ方
式等が知られている。
【0005】ところで、図2は印刷装置の用紙走行説明
図である。この図2において、用紙カセット1内には印
刷用紙2が収納され、最上位の用紙2は装置の内部のピ
ックアップローラ3にてカセット1より取り出され、セ
パレーションローラ4,4にて密着している他の用紙が
分離される。次に、用紙2はレジストレーションローラ
5,5及びバイアス転送ローラ6にて印字ドラム7まで
搬送される。印字ドラム7はレーザービーム等の光源に
て感光され、トナーにて現像されているので、用紙2に
はトナーが転写され、かつ定着ローラ8にて定着されて
印刷される。印刷の終了した用紙2は転送ローラ9にて
転送され、排出センサ10を通過して排出ローラ11に
よりフェイスダウン排出用紙トレイ12に排出される。
【0006】また、両面印刷方式の印刷装置では、用紙
の一方の面に印刷を行った後、両面印刷ピックアップロ
ーラにより用紙をスイッチバック動作させ、他方の面に
も印刷を行って排出させる。
【0007】さて、この種の印刷装置では印刷中にジャ
ム、トナー切れ、簡易な機構的故障等の印刷障害を起こ
すことがある。この場合、印刷装置ではページバッファ
メモリ等に格納した印刷データが消却されてしまってい
るので、印刷データを予めメモリに保存しておき、障害
復旧後にこの保存データに基づいて印刷を再開するリカ
バリ方式が採用され、これにより上位制御装置より再度
印刷データを受信せずに印刷を可能としている。
【0008】第1のリカバリ方式としては、従来、展開
して得られるドット単位の画像データを格納するラスタ
バッファメモリに、用紙が完全に排出されるまで1ペー
ジ分の画像データを保存する方式が知られている。ま
た、第2のリカバリ方式としては、編集して作成した編
集印刷データを格納するページバッファメモリに、同一
の編集印刷データを復旧用データとして個別に保存する
方式が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した第1
のリカバリ方式では、少なくとも用紙1ページ分の面バ
ッファが必要なため、1面分のみのラスタバッファメモ
リを有する印刷装置では用紙が完全に排出されるまで次
ページの編集印刷データの展開処理を実行することがで
きない。このため高速印刷を行う際には印刷装置に複数
ページ分の大メモリ容量のラスタバッファメモリを設け
なければならず、非常に高価となる欠点があった。
【0010】また、上記した第2のリカバリ方式では両
面印刷を高速で行う印刷装置の場合用紙走行路内に複数
の用紙が存在するため、この複数の用紙に対応させた複
数ページ分の編集印刷データを二重に格納するページバ
ッファメモリが必要となり、従って、同様にメモリ容量
の大きなページバッファメモリを用いるため非常に高価
となる欠点があった。特に、イメージデータ量が多い場
合にはラスタバッファメモリとほぼ同一メモリ容量のペ
ージバッファメモリが必要となってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点を解決
するために次の構成を有する。本発明は、サーバを含む
ネットワークに印刷装置が接続され、この印刷装置がネ
ットワーク側から受信した印刷データを編集して作成し
た編集印刷データを格納するページバッファメモリを有
する印刷システムにおいて、編集印刷データに識別デー
タを付加して印刷装置よりサーバへ送信して、サーバ側
のメモリへ格納し、ページバッファメモリの編集印刷デ
ータに基づいて印刷が終了した場合印刷装置よりサーバ
へデータ消去信号を送信し、印刷障害が発生した場合印
刷装置がサーバより対応する編集印刷データを取り込
み、障害の復旧で印刷を再開することを特徴とする。
【0012】また、他の発明の印刷システムは、複数ペ
ージ分の編集印刷データをページバッファメモリに格納
した場合所定データ量の編集印刷データに識別データを
付加して印刷装置内のメモリに格納し、残りの編集印刷
データに識別データを付加してサーバ側に送信してサー
バ側メモリに格納し、いずれかの編集印刷データに基づ
く印刷が終了した場合対応するメモリ内の編集印刷デー
タを消去し、印刷障害が発生した場合対応するメモリよ
り編集印刷データを取り込み、障害の復旧で印刷を再開
することを特徴とする。
【0013】
【作用】編集印刷データの全部又は一部を復旧用データ
としてサーバ側のメモリに一時的に格納し、印刷障害の
発生した場合識別データを利用してサーバ側よりこの保
存データを印刷装置側で取り込むので、印刷装置にメモ
リ容量の大きなページバッファメモリ等を設けなくても
高速印刷が可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す印
刷システムのブロック図である。図1において、この印
刷システムはネットワーク20及び印刷装置30を有
し、ネットワーク20にはサーバ21、クライアントワ
ークステーション22,23…が接続されている。印刷
装置30は、コントローラ31を有し、このコントロー
ラ31はネットワーク20に接続されているインタフェ
ース部32、受信バッファメモリ33、編集部34、ペ
ージバッファメモリ35、フォントメモリ36、展開部
37、ラスタバッファメモリ38、印刷起動制御部3
9、送信バッファメモリ40、ページバッファ管理メモ
リ41とから構成されている。また、この印刷装置30
はエンジンコントローラ42及びエンジン部46を有し
ている。
【0015】上位制御装置であるサーバ21、クライア
ントワークステーション22,23は、印刷データを作
成するコンピュータ、ワークステーション、ワードプロ
セッサ、画像読取装置等の装置であり、インタフェース
13を介して印刷装置30に接続されている。インタフ
ェース13は、いわゆるRS232C等のシリアルイン
タフェースや双方向パラレルインタフェース、IEEE
802.3又はIEEE802.5等のLANインタフ
ェースである。インタフェース部32はインタフェース
13と接続され、データの受信を行う機能を有する回路
から構成される受信部である。
【0016】受信バッファメモリ33は、インタフェー
ス部32が受信した印刷データを一時的に格納するメモ
リであり、上位制御装置から受信する印刷データの受信
速度と、編集部34で処理される印刷データの処理速度
の違いを調整する。編集部34は、受信バッファメモリ
33から印刷データとして送られてくるキャラクタコー
ド及び印刷位置、文章の改行を示すキャリッジリター
ン、ページの終わりを示すフォームフィード信号等の制
御コマンド等の情報により1ページ分の印刷データを編
集し、得られた編集印刷データをページバッファメモリ
35に格納する処理部である。ページの終わりは、例え
ばフォームフィードコマンドにより識別することができ
る。
【0017】ページバッファメモリ35は、編集部34
から送られてくる編集印刷データのキャラクタコード、
キャラクタの種類、キャラクタの大きさ、及びキャラク
タの位置を数ページ分格納するメモリである。フォント
メモリ36は、編集印刷データを構成する各キャラクタ
コードに対応したキャラクタフォント及び各キャラクタ
フォントの属性値が格納されているメモリである。キャ
ラクタフォントは、各書体、キャラクタ毎に各々格納さ
れている。属性値は、各キャラクタフォント毎に縦方向
ビット数、横方向ビット数、キャラクタ移動量等の各値
を含むものである。
【0018】展開部37は、ページバッファメモリ35
から入力したキャラクタコード及び印刷位置、文章の改
行を示すキャリッジリターン等の制御コマンド等の情報
から成る編集印刷データと、フォントメモリ36に格納
されているキャラクタフォントによりラスタバッファメ
モリ38に印刷するドットに1対1で対応させるビット
マップに展開を行って画像データを作成する処理部であ
る。ラスタバッファメモリ38は、展開部37により展
開して作成された各画素の集合体より構成される画像デ
ータを格納するメモリである。
【0019】印刷起動制御部39は、編集部34が出力
するフォームフィードコマンドを検知したことを示す信
号が入力されると、エンジンコントローラ42を介して
エンジン部46に印刷起動信号を送ると同時に、展開部
37に対して展開開始の信号を出力し、ラスタバッファ
メモリ38に展開された画像データを読み出してビデオ
信号に変換し、エンジンコントローラ42を介してエン
ジン部46に伝送する処理を行う制御部である。尚、こ
の制御部39はエンジンコントローラ42に対し、制御
コマンド及びアラーム等のやり取りもつかさどる。
【0020】エンジンコントローラ42は上記印刷起動
制御部39に接続されているモータ速度信号受信部4
3、モータ速度制御部44及び上記ラスタバッファメモ
リ38に接続されている発光コントローラ45を有して
いる。
【0021】エンジン部46は、上記ラスタバッファメ
モリ38に格納された画像データに基づいて、印刷用の
用紙へ印刷を実行する機構部であり、印刷ドラム47及
びその駆動用のモータ48、印刷ドラム47の感光用の
発光器49を有し、その他、用紙走行系等を含んでい
る。
【0022】ページバッファ管理メモリ41は、編集部
34がページバッファメモリ35に編集作成して格納し
た編集印刷データをページ毎に管理するために設けら
れ、現在のステータス及び、当該編集印刷データを送信
バッファメモリ40及びインタフェース部32、インタ
フェース13を介し、サーバ21のバッファメモリ21
Aへ保存送信するため、識別データとしてのファイル名
等の管理データを保存するテーブルが後述のように作成
される。
【0023】送信バッファメモリ40は、編集部34及
びページバッファ管理メモリ41から送信されるデータ
を一時的に格納するメモリであり、編集部34及びペー
ジバッファ管理メモリ41から送信されるデータの速度
と、サーバ21、クライアントワークステーション2
2,23が受信する速度との調整を行う。
【0024】ここで、上記したラスタバッファメモリ3
8のバンドバッファ構造について説明する。図3は、ラ
スタバッファメモリ38のバンドバッファ構造を説明す
る図であり、このバンドバッファ構造は用紙2に対して
展開部37によって展開される仮想的な画像データの用
紙1ページ分の副走査(Y)方向を、例えば64ドット
(300DPIの印刷装置では、1ドットは1/300
インチ)毎に分割し、対応するバンドバッファ38a,
38b,38cの3バンドで構成されたメモリ構成とし
ている。このようなラスタバッファメモリ38は1ペー
ジ分の画像メモリを必要としないので、少ないメモリ容
量で形成できる。
【0025】編集部34は上記バンド単位に印刷データ
をグループ化して編集し、得られた編集印刷データをペ
ージバッファメモリ35に格納する。一方、展開部37
はこのバンド単位にページバッファメモリ35から編集
印刷データを読み出し、画像データに展開して、画像デ
ータ1バンド分をラスタバッファメモリ38の上記バン
ドバッファの1つのバンドに格納する。印刷時は、当該
バンドバッファから順次画像データをバンド単位でラス
タバッファメモリ38よりエンジンコントローラ42の
発光コントローラ45に出力し、印刷する。
【0026】即ち、バンドバッファ構造を有するラスタ
バッファメモリ38は、バンドバッファ38aにおいて
順次、画像データの書き込み、その画像データの抽出、
画像データの消去の一連の動作が繰り返される。
【0027】次に、ラスタバッファメモリ38のバンド
バッファ構造に対応したページバッファメモリ35の構
造を説明する。図4は、ページバッファメモリ35のバ
ンド編集テーブルを示す図である。図4において、この
バンド編集テーブル50は、バンド番号51、バッファ
サイズ52、X座標53、Y座標54、データ属性5
5、フォント番号56、フォント属性57、キャラクタ
サイズ58、キャラクタコード59、及びチェーンアド
レス60の各要素で構成されている。このバンド編集テ
ーブル50はラスタバッファメモリ38の1バンド分に
対応する編集印刷データを格納して構成され、バンド番
号51は、自己のテーブル50のバンドが用紙1ページ
の副走査(Y)方向の何番目に該当するかを表す番号で
ある。バッファサイズ52は、自己のテーブルのメモリ
容量である。X座標53及びY座標54は、自己のバン
ドバッファにおいて最初に印刷されるデータのバンド内
での相対座標である。以後この座標は、印刷されるデー
タが固定量より変化したときに、両方又は片方が順次格
納される。データ属性55は、以後の印刷すべきデータ
がキャラクタ、イメージデータ、罫線、マクロ等のデー
タの種別を区別するデータである。
【0028】フォント番号56は、フォントメモリ36
に対応するフォント種情報である。フォント属性57
は、フォントメモリ36に対応するフォント種の印字ピ
ッチ等情報である。キャラクタサイズ58は、印字する
文字の文字サイズ情報である。キャラクタコード59
は、印字する文字のキャラクタコードである。チェーン
アドレス60は、自己のバンド編集テーブルの次のバン
ド編集テーブルの格納位置を示す最初のアドレスであ
る。編集部34は、編集の際に、受信した印刷データを
各バンド毎に、上記各要素を当該バンド編集テーブル5
0に格納し、異なる要素に対応したコマンドを受信する
毎に、各要素を追加格納し、図4で示すバンド編集テー
ブル50を作成する。
【0029】図5はページバッファメモリ35のバンド
チェーンアドレステーブルを示す図である。図5におい
て、バンドチェーンアドレステーブル61は、ページ番
号62a,62b、ページチェーンアドレス63a,6
3b、チェーンアドレス64a〜64m、サイズ65a
〜65mの各要素で構成される。ページ番号62a等
は、当該バンドチェーンアドレステーブルの印刷ページ
番号を示すシーケンシャル番号である。ページチェーン
アドレス63a,63bは、自己のバンドチェーンアド
レステーブルの次のページのバンドチェーンアドレステ
ーブルの最初のアドレスを示す相対アドレスであり、図
のページチェーンアドレス63aには、次のページ番号
62bを示す相対アドレスが格納される。チェーンアド
レス64a〜64mには、それぞれのバンドに対応する
図4のバンド編集テーブル50を示す先頭アドレスが格
納され、サイズ65a〜65mには同様に図4のそれぞ
れのバンドに対応するバッファサイズ52が格納され
る。編集部34は、バンド編集テーブル50を作成する
毎に上記バンドチェーンアドレステーブル61をページ
毎に作成する。
【0030】図6はページバッファメモリ35の全体構
造を示す図である。編集部34は、図6に示すように、
上記1ページ分のバンドチェーンアドレステーブル61
A,61B,……を順番にページバッファメモリ35の
先頭アドレスから格納し、又上記1ページ分の各バンド
編集テーブル50A,50B,50C,……をページバ
ッファメモリ35の最後のアドレスから順次格納する。
尚、この格納方式は、逆であっても、ランダムであって
も構わない。
【0031】一方、図7は、ページバッファ管理メモリ
41の構造を示す図である。図7において、ページバッ
ファ管理メモリ41は、シーケンシャル番号66、ステ
ータス67、印刷プライオリティ68、ファイル名6
9、バンドチェーンアドレステーブルのアドレス70の
各要素からなるテーブル構造からなる。シーケンシャル
番号66は、印刷ページの1ページ毎に付けられるシー
ケンシャルな番号である。ステータス67は、当該ペー
ジが現在どのような状態にあるのかを示すステータスで
あり、図8に示すステータス情報00〜FFが存在す
る。印刷プライオリティ68は、当該ページ印刷の順番
を表す番号である。ファイル名69には、当該ページの
各バンド編集テーブル50及びバンドチェーンアドレス
テーブル61で構成されるページバッファメモリ35の
内容をサーバ21に保存させる際のファイルネームf
1,f2,f3が識別データとして格納される。
【0032】バンドチェーンアドレステーブルのアドレ
ス70には、当該ページに対応するページバッファ内の
バンドチェーンアドレステーブル61の先頭アドレスA
1,A2,A3が格納される。このように、編集部34
はページバッファメモリ35に図4乃至図6で示す編集
印刷データを格納すると同時に、ページバッファ管理メ
モリ41には、そのページ毎にシーケンシャル番号6
6、印刷プライオリティ68、サーバ21に格納するフ
ァイル名69を付与し、更に該当するページのバンドチ
ェーンアドレステーブルのアドレス70を格納し、かつ
その時点でのステータス67を格納する。
【0033】次に、図1及び図9,図10を用いて本発
明の具体的なジャムリカバリ動作を説明する。図9及び
図10は、コントローラ31の各処理部の動作を示した
遷移図であり、横軸に時間、縦軸に各処理部の項目と印
刷状況、及び用紙走行を示す。そして、,,,
等の数字は各処理及び用紙走行時の印刷ページ数を示
す。受信処理では、図11のフローチャートで示される
処理で、インタフェース部32を介して上位制御装置か
ら受信した印刷データを、受信バッファメモリ33に格
納する。この受信処理は、インタフェース部32からの
送信データの存在を示す割り込み等の手段によって受信
バッファメモリ33が起動する。展開処理は、図12の
フローチャートで示される展開部37の処理で、ページ
バッファメモリ35の各バンド毎に、編集印刷データを
ラスタバッファメモリ38のバンドバッファ38a等に
ビットマップデータとして展開を行う処理である。この
展開処理では、ページの初めのバンドにおける展開部3
7の起動は、編集部34により印刷起動制御部39を介
して割り込み等の手段によって行われ、それ以後は印刷
起動制御部39により、エンジン部46の印刷速度に合
わせて定期的に割り込み等の手段によって起動される。
【0034】編集処理は、図13のフローチャートで示
される編集部34の処理で、受信処理で受信バッファメ
モリ33に格納された印刷データを制御コードコマンド
と印刷データとに分析して編集し、ページバッファメモ
リ35のバンドチェーンアドレステーブル61(図5参
照)、バンド編集テーブル50(図4参照)を作成する
と同時にページバッファ管理メモリ41(図7参照)を
作成し管理を行う処理である。この編集処理は、一度起
動すると定常的に動作し他の割り込み等の処理にて、中
断されることがある。
【0035】送信処理は、図14のフローチャートで示
される編集部34の処理で、送信バッファメモリ40に
格納されたファイル名を有する編集印刷データを、イン
タフェース部32で使用されているプロトコルに合わせ
て付加情報を付け加えてインタフェース部32に送る処
理である。このプロトコルとは、例えば、IEEE80
2.3における伝送プロトコルであり、付加情報とはパ
ケット伝送のヘッダ情報等である。この送信処理は、割
り込み又はセンス等の手段により起動される。
【0036】モニタ処理は、図15のフローチャートで
示される編集部34等の処理で、タイマ等の定期的な周
期、例えば10ms周期のタイミングで起動する処理であ
り、各処理のジョブケジュール処理や、アラームセンス
及びアラーム処理、各種割り込み処理を含む。印刷処理
は、用紙が印刷ドラム47によりトナーを転写されてい
る期間を示す。用紙走行は、用紙が印刷装置の走行路内
に存在している期間を示す。
【0037】さて、サーバ21又は、クライアントワー
クステーション22,23から送られた印刷データは、
ネットワーク20及びインタフェース13を介して、イ
ンタフェース部32で受信される。このインタフェース
部32の受信起動により、受信処理では、1ページ目
の印刷データを受信する。1ページ目の受信が終わる
と、1ページ目の編集処理が実行される。この編集処
理では、1ページ目内の各バンド編集テーブル50
(図4参照)を作成し、かつこれらのアドレスを管理す
るバンドチェーンアドレステーブル61(図5参照)を
作成する。このバンドチェーンアドレステーブル61の
作成と同時に、ページバッファ管理メモリ41に1ペー
ジ目の管理データ(図7参照)を作成して格納する。
この場合、シーケンシャル番号66には1ページ目で
あるから、[1]を格納し、ステータス67には、1ペ
ージ目の編集が終了していれば編集終了のステータス
である[03](図8参照)を格納する。印刷プライオ
リティ68には、1番目の印刷であるので[1]を格納
する。
【0038】また、ファイル名69には[f1]を格納
し、バンドチェーンアドレステーブルのアドレス70に
は、自己のバンドチェーンアドレステーブルの先頭アド
レス[A1]を格納する。このように、ページバッファ
管理メモリ41を作成した後には、編集部34は更に送
信のための編集処理を実行し、ページファイル管理メモ
リ41のファイル名69の[f1]及びバンドチェーン
アドレステーブルのアドレス70の[A1]で示される
当該バンドチェーンアドレステーブル61の内容と当該
各バンド編集テーブル50の内容、つまり、1ページ目
の編集印刷データを送信バッファメモリ40に格納す
る。同時に、ページバッファ管理メモリ41のステータ
スSに保存送信中のステータスを示す[07]を格納す
る。
【0039】次に、1ページ目の編集印刷データを送
信バッファメモリ40に格納した後には、送信処理が実
行される。1ページ目の送信処理では、送信バッファ
メモリ40に格納されている、当該ページのページバッ
ファの編集印刷データを、ファイル名[f1]として、
伝送プロトコルに変換し、インタフェース部32を介し
てサーバ21に送信し、そのバッファメモリ21Aにフ
ァイルとして記憶させる。伝送処理が終了すると、編集
処理にリターンされる。一方、送信処理が終了すると、
編集部34はページバッファ管理メモリ41の1ページ
目のステータスを保存送信終了[08]に変更して格
納する。
【0040】次いで、既に1ページ目の全ての編集印
刷データがページバッファメモリ35に格納されている
ので、展開処理が実行される。展開処理では、ページバ
ッファ管理メモリ41のバンドチェーンアドレステーブ
ルのアドレスA1により、ページバッファメモリ35の
バンドチェーンテーブル61Aのアドレスを検索する。
更に、当該バンドチェーンアドレステーブル61A(図
6参照)のチェーンアドレス64aを検索することによ
り、ページバッファメモリ35において第1バンド目
の、バンド編集データ50の存在アドレスを得る。
【0041】次に、当該バンド編集テーブル50のバッ
ファサイズ65aにてテーブルの最後を確認し、当該テ
ーブル50の内容に従って、対応するラスタバッファメ
モリ38の第1バンド38aに編集印刷データをバンド
単位の画像データとして展開する。尚、この展開処理時
の展開の各パラメータは、変更がない限り、前に設定さ
れたパラメータを引き継ぐという方法を取ることによ
り、バンド編集テーブルのサイズを小さくして、使用メ
モリ容量を節約できる。また、ページバッファ管理メモ
リ41のステータスSを、展開中[04]に変更して格
納する。
【0042】以上の展開処理では、予め定めてあるバン
ド数、例えば3バンドの展開を当該バンドチェーンアド
レステーブル及び該当するバンド編集テーブル50か
ら、ラスタバッファメモリ38の各バンドバッファ38
a〜38cに展開を行う。ページの最初の展開処理の起
動は編集部34により行われたが、以後の当該ページの
展開処理はエンジン部46からの印刷速度に対応した周
期で定期的に起動が行われている。このように、ページ
の最初の展開処理を編集部34にて行うのは、当該ペー
ジの編集が完全に終了してからではないと、展開処理を
行うことができないためである。上記展開処理が終了す
ると、編集処理にリターンする。
【0043】次に、編集処理は、モニタ処理を介して印
刷起動制御部39に印刷開始の指示を行い、1ページ目
の印刷を開始させる。この場合1ページ目の用紙も
印刷位置で印刷と同期して走行を始める。
【0044】一方、2ページ目の印刷データが送信さ
れてくると、受信処理の割り込みを許可して2ページ目
の受信が行われ、2ページ目の編集処理が行われ
る。従って、前述のようにページバッファメモリ35に
2ページ目のバンド編集テーブルとバンドチェーンア
ドレステーブルが作成され、同時にページバッファ管理
メモリ41に2ページ目の管理データ(図7参照)が
格納される。また、2ページ目のデータ作成時にも定
期的に割り込み処理が行われ、1ページ目の他のバン
ドの編集印刷データの展開処理及び3ページ目の受信
処理、4ページ目の受信処理が前述同様に行われる。
【0045】1ページ目の最後の展開処理が終了する
と、予め送信処理にて、サーバ21に1ページ目の編
集印刷データを保存しているので、ページバッファ管理
メモリ41の1ページ目に対応する管理データをクリ
アして、占有していたメモリ部を開放する。
【0046】つまり、ステータスSを展開終了[05]
にし、バンドチェーンアドレステーブルのアドレスA1
を[0]にする。上記と同様な割り込み処理を続け、モ
ニタ処理において印刷起動制御部39から1ページ目
の用紙走行が終了し、排出完了信号を受け取ると、編集
部34はページバッファ管理メモリ41のファイル名
[f1]を検索し、サーバ21のバッファメモリ21A
に格納してあるファイル[f1]を消去するコマンドを
送信バッファメモリ40に格納し、送信処理を実行さ
せ、サーバ21内の1ページに対応する編集印刷デー
タを消去させる。これと同時に、ページバッファ管理メ
モリ41の1ページ目に対応する管理データをすべて
クリアする。
【0047】さて、同様な処理を続け、モニタ処理にお
いて印刷起動制御部39から2ページ目の用紙走行中
及び3ページ目の用紙走行中に用紙ジャム検出を受け
取ると、図16のフローチャートで図示するように、モ
ニタ処理では編集部34はページバッファ管理メモリ4
1のファイル名よりファイル[f2]及び[f3]を得
て、サーバ21へ対応するデータを要求するために、ロ
ードコマンドを送信バッファメモリ40に格納し、送信
処理を起動する。サーバ21からデータ送信が行われ、
受信処理で2ページ目′及び3ページ目′の編集印
刷データを入手すると、それぞれの相対アドレスを計算
して、該当する2ページ目′と3ページ目′のバン
ド編集テーブル、バンドチェーンアドレステーブル、ペ
ージバッファ管理メモリ41の管理データを作成する。
【0048】モニタ処理にてオペレータ等によりジャム
を排除して復旧させると、サーバ21よりロードして再
構成された各テーブル等により、2ページ目′、3ペ
ージ目′の展開処理を同様に行い印刷を行う。上記実
施例では、受信処理及び送信処理を1ページ毎に行って
いるが、本発明では必ずしもページ単位で送・受信する
必要はなく、ブロック単位、バイト単位であってもなん
ら問題はない。
【0049】次に、各処理動作をフローチャートにより
説明する。図18は本発明の印刷システムの全体的動作
を示すフローチャートである。即ち、最初にシステム全
体の初期設定、例えばハードウェア等の初期設定を行う
(S701)。次に、モニタの設定を行い、定期的に動
作するモニタ処理の起動を開始する(S702)。この
モニタ処理は印刷装置全体を制御する制御部(図示せ
ず)または編集部34が実行する。次に、編集部34の
編集処理を起動させるが、送信処理等の各処理が割り込
み処理されるので、この場合には編集処理が中断され
る。そして、システムの動作が終了するまで編集処理が
動作している(S703)。
【0050】図11は上記した受信処理のフローチャー
トである。インタフェース部32に印刷データが存在す
ると、割り込み処理等にて受信処理が起動され、受信バ
ッファメモリ33に空バッファがあるか否かを調べ(S
101)、空バッファが存在する場合、インタフェース
部32を介して上位制御装置であるサーバ21、クライ
アントワークステーション22,23等から印刷データ
を受信し(S102)、伝送プロトコルを解釈して印刷
データを受信バッファメモリ33へ格納する(S10
3)。データ受信後、受信バッファメモリ33のバッフ
ァが空か否かを示すテーブル及び次の印刷データを格納
する場所を示すポインタを更新する(S104)。更
に、受信すべき印刷データがあればステップS101へ
戻り、データ受信を終了すると受信処理を終了する(S
105)。尚、受信バッファメモリ33は既知のリング
バッファ構造等を有している。
【0051】図13は編集処理のフローチャートであ
る。この編集処理は定常的に実行され、他の各処理の割
り込み等を受付ける。編集部34は受信バッファメモリ
33より1バイトずつ受信した印刷データを読み出す
(S201)。次に読み出した印刷データが制御デー
タ、グラフィックス、文字データのいずれかを判別し
(S202,204)、制御データ及びグラフィックス
の場合にはそれぞれの処理を行う(S203,S21
2)。次いで、文字の属性の読み出しをフォントメモリ
36から行い(S205)、印字座標、文字サイズ、文
字ピッチ等から印刷エリア内か否かの判別を行う(S2
06)。
【0052】エリア外の場合には、受け捨て処理を行い
(S207)、ステップS201に戻る。エリア内の場
合には、印刷データを分析、編集し、得られたバンド単
位の編集印刷データをページバッファメモリ35の該当
するバンド編集テーブルに格納し、必要に応じてバンド
チェーンアドレステーブルを更新する。一方、編集部3
4はページバッファ管理メモリ41の管理データを作成
し(S210)、割り込み処理等によって変化したステ
ータス等を更新し格納する(S211)。その後はステ
ップS201へ戻り処理を続行する。
【0053】一方、編集部34はページバッファメモリ
35に1ページ分の編集印刷データが格納されると、こ
の編集印刷データにファイル名を付し、送信バッファメ
モリ40へ供給する(S213)。
【0054】図14は送信処理のフローチャートであ
る。割り込み等にて送信処理が起動されると、送信バッ
ファメモリ40から編集印刷データを識別データとして
のファイル名と共に取り出し(S301)、伝送プロト
コルにあった付加情報と共に、伝送プロトコルに翻訳し
てサーバ21へ送信する(S302,S303)。以上
の動作を送信バッファメモリ40が空になるまで続ける
(S304)。尚、送信バッファメモリ40は既知のリ
ングバッファ構造等を有している。
【0055】図12は展開処理フローチャートである。
展開処理は上記したように割り込み等にて起動される。
展開部37はページバッファ管理メモリ41の管理デー
タ及びページバッファメモリ35のバンドチェーンアド
レステーブルから該当するバンド編集テーブルの格納場
所を検索し、このバンド編集テーブルの編集印刷データ
を対応するラスタバッファメモリ38のバンドバッファ
に画像データとして展開する(S1001,S100
2)。
【0056】次に、バンド編集テーブルの最後のデータ
であるか否かを判別し(S1003)、データの読み取
りが未終了ならばバンド編集テーブルの検索ポインタを
更新し(S1004)、ステップS1001へ戻る。当
該バンド編集テーブルのデータ読み取りが終了したなら
ば、バンドチェーンアドレステーブルを検索し、定めら
れた数のバンド数(バンド編集テーブル数)を展開した
か否かを調べる(S1005)。最後のバンドでなけれ
ば、次のバンド編集テーブルを得るために、バンドチェ
ーンアドレステーブルを検索し、次のバンド編集テーブ
ルを検知して、索引ポインタを更新する(S100
7)。最後のバンド編集テーブルならば、次の展開処理
のためにバンド索引データを更新し、終了する(S10
06)。
【0057】図15はモニタ処理のフローチャートであ
る。モニタ処理は全体処理で初めに起動された後、タイ
マ割り込み等の手段やアラーム等の割り込みで起動され
る。先ず、ハードウェア等を管理するタイマ管理処理を
行い(S401)、各種処理のジョブスケジュール管理
を行う(S402)。次に、割り込み処理があるか否か
を判別し、なければ終了する(S403)。割り込み処
理がある場合その処理がアラームか否かを判別し(S4
04)、アラームならばそのアラームの種類を判別し、
当該アラーム処理を行う(S405,S406)。一
方、アラームでない場合は印刷起動制御部39との通信
を含めた各種割り込み処理を実行する(S407)。次
に、ハードウェア等のステータス判別処理及びそのステ
ータス付随処理を行い終了する(S408,S40
9)。
【0058】図16は、ページジャム処理フローチャー
トである。このページジャム処理はモニタ処理のアラー
ム処理の一つとして実行されている。先ず、ページジャ
ムを検出すると、安全を図るためエンジン部46のヒー
タ等の電源を切断する等のアラーム処理を行う(S50
1)。次に、当該ページの編集印刷データがページバッ
ファメモリ34に存在するか否かを判別し、存在するな
らばステップS505に進む。存在しない場合、対応す
る編集印刷データをサーバ21へ要求する(S50
3)。次いで、サーバ21より所定の編集印刷データを
受信すると、このデータをページバッファメモリ35の
対応するバンド編集テーブルに書き込む(S504)。
ひき続き、現在までの印刷状態を検知し、ページバッフ
ァメモリ35及びページバッファ管理メモリ41の内容
を更新し、整理して終了する(S505)。これによっ
て印刷の再開が可能となる。
【0059】図17は正常処理のフローチャートであ
る。1ページ分の印刷がすべて終了し、印刷起動制御部
39より排出完了信号を受けると(S601)、編集部
34はページに対応するファイル名に基づいて消去コマ
ンドを送信バッファメモリ40に供給する(S60
2)。これによって、インタフェース部32を介してサ
ーバ21へ消去コマンドが送信されるので、サーバ21
内の対応する編集印刷データが消去される。一方、編集
部34はページバッファ管理メモリ41の印刷の終了し
たページに対応する管理データをクリアする(S60
3)。
【0060】ところで、他の実施例として、ページバッ
ファメモリ35に数ページ分の編集印刷データを格納し
た場合1ページ分等のデータ量の比較的少ない編集印刷
データを、ラスタバッファメモリ38の画像データ展開
用メモリ部以外のメモリ部に格納し、他の数ページ分の
編集印刷データをサーバ21に送信して格納する。この
実施例ではページバッファ管理メモリ41のラスタバッ
ファメモリ38に対応するバンドチェーンアドレステー
ブルのアドレスを、ラスタバッファメモリ38のアドレ
スと定義し、各ラスタバッファの先頭アドレスを管理デ
ータとして利用する。従って、印刷障害が発生した場合
には対応する編集印刷データをサーバ21又はラスタバ
ッファメモリ38のいずれかより読み取り、印刷処理の
展開に利用する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ページバッファメモリに格納した編集印刷データをサー
バに送信して一時的に保存し、若しくは編集印刷データ
の一部を印刷装置内のメモリに一時的に保存し、残りの
編集印刷データをサーバに送信して一時的に保存するよ
うにしたので、印刷障害が発生した場合にはサーバより
編集印刷データを取り込み、又は一部の編集印刷データ
のみを印刷装置内部のメモリより読み込むだけで、その
後に印刷処理を行うことができる。従って、印刷装置内
のメモリ容量が少なくても印刷障害のリカバリを確実に
行うことができるので、安価で高速に印刷を行い得る印
刷システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムのブロック図であ
る。
【図2】用紙の走行説明図である。
【図3】ラスタバッファメモリのバンドバッファ構造の
説明図である。
【図4】ページバッファメモリのバンド編集テーブルで
ある。
【図5】ページバッファメモリのバンドチェーンアドレ
ステーブルである。
【図6】ページバッファ管理メモリの全体構造図であ
る。
【図7】ステータス情報の説明図である。
【図8】ステータス情報の説明図である。
【図9】本発明に係る動作遷移図(その1)である。
【図10】本発明に係る動作遷移図(その2)である。
【図11】受信処理のフローチャートである。
【図12】展開処理のフローチャートである。
【図13】編集処理のフローチャートである。
【図14】送信処理のフローチャートである。
【図15】モニタ処理のフローチャートである。
【図16】ページジャム処理のフローチャートである。
【図17】正常処理のフローチャートである。
【図18】印刷システムの全体的動作フローチャートで
ある。
【符号の説明】
20 ネットワーク 21 サーバ 33 受信バッファメモリ 34 編集部 35 ページバッファメモリ 37 展開部 38 ラスタバッファメモリ 40 送信バッファメモリ 41 ページバッファ管理メモリ 50 バンド編集テーブル 61 バンドチェーンアドレステーブル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバを含むネットワークに印刷装置が
    接続され、該印刷装置が前記ネットワーク側から受信し
    た印刷データを編集して作成した編集印刷データを格納
    するページバッファメモリを有する印刷システムにおい
    て、 前記ページバッファメモリに格納した編集印刷データに
    識別データを付加し、 該識別データの付加された編集印刷データを復旧用デー
    タとして印刷装置より前記サーバへ送信してサーバ側の
    メモリへ格納し、 前記編集印刷データに基づく印刷が終了した場合前記印
    刷装置より前記サーバへデータ消却信号を送信し、 前記編集印刷データに基づく印刷中に障害が発生した場
    合前記印刷装置が前記サーバより対応する編集印刷デー
    タを取り込み、前記障害の復旧で印刷を再開することを
    特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 サーバを含むネットワークに印刷装置が
    接続され、該印刷装置が前記ネットワーク側から受信し
    た印刷データを編集して作成した編集印刷データを格納
    するページバッファメモリを有する印刷システムにおい
    て、 前記ページバッファメモリに複数ページ分の編集印刷デ
    ータが格納された場合所定データ量の編集印刷データに
    識別データを付加して復旧用データとして前記印刷装置
    内のメモリに格納し、 前記残りの編集印刷データに識別データを付加して復旧
    用データとして前記印刷装置より前記サーバへ送信して
    サーバ側のメモリへ格納し、 いずれかの編集印刷データに基づく印刷が終了した場合
    対応するメモリ内の編集印刷データを消去し、 いずれかの編集印刷データに基づく印刷中に障害が発生
    した場合対応するメモリより編集印刷データを取り込
    み、前記障害の復旧で印刷を再開することを特徴とする
    印刷システム。
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