JP2905322B2 - ページプリンタの印字制御方法 - Google Patents

ページプリンタの印字制御方法

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JP2905322B2
JP2905322B2 JP27961891A JP27961891A JP2905322B2 JP 2905322 B2 JP2905322 B2 JP 2905322B2 JP 27961891 A JP27961891 A JP 27961891A JP 27961891 A JP27961891 A JP 27961891A JP 2905322 B2 JP2905322 B2 JP 2905322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページプリンタの印字
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタにおいては、帯
電させた印字ドラムを光源により照射してその表面に静
電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させて現像
を行った後にトナー像を用紙に転写させるようになって
いる。図2はカールソン方式による電子写真記録方法を
用いた電子写真プリンタの概念図である。
【0003】図において、まずコロナ放電器1のコロナ
放電によって帯電された印字ドラム2の表面が露光装置
3によって露光され、光学手段によって読み取られた原
稿上の像は静電潜像として形成される。該静電潜像は、
現像装置4によって現像された後、転写装置5によって
用紙8上に転写され、定着装置6によって定着されて画
像が形成されるようになっている。
【0004】上記印字ドラム2を繰り返し使用するた
め、転写後の残留トナーはクリーニング装置7によって
清掃される。そして、上記電子写真記録方法を利用した
ページプリンタにおいては、上位装置からビデオ信号を
受信すると、該ビデオ信号を1ページごとに編集し、ペ
ージバッファに展開して印字を行うようになっている。
【0005】図3は従来のページプリンタのブロック図
である。図において、11はコンピュータなどの情報出
力部、12は該情報出力部11から送られたデータを制
御するコントローラ部、13は該コントローラ部12か
ら送られたビデオ信号によって印字を行うエンジン部で
ある。該エンジン部13はレーザ方式、LED方式、液
晶シャッタ方式等の各種方式がある。
【0006】また、14は情報出力部11に接続される
インタフェース、15は受信バッファ、16は編集部で
ある。該編集部16で受信バッファ15から送られてく
る文字、印字位置、1ページの終わりを示すフォームフ
ィード等の情報によって1ページ分の印字内容が編集さ
れる。17はページバッファであり、例えば上記編集部
16から送られてくるデータに対して既にセットしてあ
る文字コードから文字を特定し、更に文字の種類や大き
さを決め、また、文字の印字位置決めなどを施し、その
情報を1ページ分格納するメモリである。18は展開部
であり、上記ページバッファ17内のデータを読み出
し、キャラクタジェネレータとしてのROM19内の実
際のイメージデータをキャラクタセル(1文字分の記憶
域)として引き出し、該イメージデータをラスタバッフ
ァ20に送って展開し、実際に印字する1ページ分の状
態を構成する。
【0007】そして、21は印字起動制御部であり、上
記編集部16がフォームフィードの信号を受けると、該
印字起動制御部21に信号を送るようになっている。ま
た、23は上記印字起動制御部21からの信号を受けて
駆動されて上記印字ドラム2を回転させるモータ、24
はエンジンコントローラ部、25は上記ラスタバッファ
20内の印字データをビデオ信号として受けて上記露光
装置3を露光する発光コントロール部である。
【0008】次に、上記構成のページプリンタのコント
ローラ部12における動作について図4を併用して説明
する。図4は従来のページプリンタにおけるコントロー
ラ部のフローチャートである。 ステップS1 受信バッファ15からデータを1バイト
ずつ読み出す。 ステップS2 データの種別の判断を行い、データが制
御データの場合はステップS3に、印字データの場合は
ステップS4に進む。 ステップS3 各制御データについてフォームフィード
などの処理を行いステップS1に戻る。 ステップS4〜S6 判断したデータが印字データの場
合、印字データの種別の判断を行う。グラフィックスの
場合はステップS5においてグラフィックス処理を行
い、けい線の場合はステップS6に進んでけい線処理を
行いステップS1に戻る。 ステップS7 判断した印字データの種別が文字の場合
は、文字のサイズ、移動量等の属性情報を読み出す。 ステップS8,S9 現在のカーソル位置、用紙の印字
領域、文字の移動量等から文字が印字領域に入っている
か否かの判断をする。入っていればステップS10に、
入っていなければステップS9に進み、上記文字を捨て
てステップS1に戻る。 ステップS10,S11 印字領域に入っていれば、ペ
ージバッファ17へ格納するデータを作成し、ページバ
ッファ17へ格納してステップS1に戻る。
【0009】ところで、上記編集部16は、1ページの
終わりを示すフォームフィードの信号を受けると、印字
起動制御部21に信号を送り、該印字起動制御部21か
らの信号によってモータ23の駆動を開始させ、印字ド
ラム2を一定の速度で回転させて用紙を一定の速度で走
行させる。一方、ラスタバッファ20からの情報はビデ
オ信号としてエンジンコントローラ部24の発光コント
ロール部25に送られ、上記露光装置3によって印字ド
ラム2に静電潜像を形成し、その後該静電潜像を現像し
て用紙に転写、定着し、印字が行われる。
【0010】この場合、上記ビデオ信号の送信と用紙の
走行速度とは同期するように制御されており、用紙の正
しい位置に正確に印字ができるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のページプリンタの印字制御方法においては、印字ド
ラム2は、ページプリンタが使用される環境や条件を想
定し、また、コントローラ部12の処理能力、コスト等
の条件からほぼ適切な回転速度が設定されるが、該回転
速度はページプリンタ固有の速度であり、可変ではな
い。また、用紙全面分のメモリ容量を持たないバンドバ
ッファ方式のラスタバッファ20の場合、用紙の走行中
に、印字ドラム2の回転速度に同期して、エンジン部1
3にビデオ信号を送出済みのラスタバッファ20の再利
用を行うようにしている。この場合、再利用できるよう
になるのは、エンジン部13へのビデオ信号の送出、消
去が完了してからである。
【0012】ここで、ラスタバッファ20への印字デー
タの書込み及びエンジン部13へのビデオ信号の送出、
消去は、展開部18において印字ドラム2の回転速度に
同期して行われるため、これらは印字起動をかけた後の
用紙走行との平行処理となる。したがって、情報出力部
11から送られたデータが、例えば細かい文字で書かれ
た行が続くようなものの場合とか、細かい文字と細かい
図形が重なるなど1箇所に大量のデータが集中するよう
なものである場合、展開部18は上記データの処理を完
了するのにデータの量に比例した時間がかかり、該デー
タの量がある設定量を超えると、それらの処理を完了す
る前に用紙が印字部分を通り過ぎてしまうことになる。
この状態をオーバランと言う。この場合、白抜きの部分
が生じた印字が行われたり、印字を行うことができなか
ったりする。
【0013】本発明は、上記従来のページプリンタの印
字制御方法の問題点を解決して、データ処理が用紙の走
行より遅れることがなく、正しい印字を行うことができ
るページプリンタの印字制御方法を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のペ
ージプリンタの印字制御方法においては、エンジン部に
おいて、ビデオ信号に基づいて印字ドラムに静電潜像を
形成し、該静電潜像を現像して用紙に転写し、定着する
とともに、該用紙の走行を静電潜像の形成と同期させて
印字するようになっている。そして、受信バッファから
送られてくる印字データを編集部において編集し、上記
用紙の1ページを仮想的に複数の層に分割し、各層ごと
に印字される印字量を演算して層管理メモリに格納し、
上記各層ごとの印字量があらかじめ設定された最大値を
超えるかどうかを判断する。
【0015】そして、上記印字量が最大値を超えたとき
に、印字起動制御部において、対応する層の印字データ
を一時バッファ内に展開してイメージデータとして格納
し、かつ、その格納アドレスをページバッファに格納
し、上記印字量が最大値を超えないときに、対応する層
の印字データをページバッファに格納し、展開部におい
て上記ページバッファの印字データをラスタバッファ内
に展開してイメージデータとして格納する。
【0016】また、上記ページバッファに格納された格
納アドレスに基づいて上記一時バッファからイメージデ
ータを読み出してラスタバッファに格納し、該ラスタバ
ッファ内の各イメージデータをビデオ信号としてエンジ
ン部に送る。
【0017】
【作用】本発明によれば、上記のようにページプリンタ
の印字制御方法においては、エンジン部において、ビデ
オ信号に基づいて印字ドラムに静電潜像を形成し、該静
電潜像を現像して用紙に転写し、定着するとともに、該
用紙の走行を静電潜像の形成と同期させて印字するよう
になっている。そして、受信バッファから送られてくる
印字データを編集部において編集し、上記用紙の1ペー
ジを仮想的に複数の層に分割し、各層ごとに印字される
印字量を演算して層管理メモリに格納し、上記各層ごと
の印字量があらかじめ設定された最大値を超えるかどう
かを判断する。
【0018】そして、上記印字量が最大値を超えたとき
に、印字起動制御部において、対応する層の印字データ
を一時バッファ内に展開してイメージデータとして格納
し、かつ、その格納アドレスをページバッファに格納
し、上記印字量が最大値を超えないときに、対応する層
の印字データをページバッファに格納し、展開部におい
て上記ページバッファの印字データをラスタバッファ内
に展開してイメージデータとして格納する。
【0019】また、上記ページバッファに格納された格
納アドレスに基づいて上記一時バッファからイメージデ
ータを読み出してラスタバッファに格納し、該ラスタバ
ッファ内の各イメージデータをビデオ信号としてエンジ
ン部に送る。この場合、印字量があらかじめ設定された
最大値を超えると、展開部における印字データの展開と
は別に、印字起動制御部において一時バッファ内への印
字データの展開が行われる。
【0020】したがって、印字量の多い層については、
印字起動制御部において展開が行われるので、展開部に
おいて行われるデータ処理の量を少なくすることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の印字制御方法が
適用されるページプリンタのブロック図である。本実施
例においては、主走査方向、副走査方向ともに300D
PI(dotper inch)の解像度を有するレー
ザプリンタが使用され、A4版の単票紙に印字する場合
について説明する。なお、用紙の走行方向をY方向、用
紙の走行方向に垂直な方向をX方向とする。
【0022】図において、11はコンピュータなどの情
報出力部、12は該情報出力部11から送られたデータ
を制御するコントローラ部、13は該コントローラ部1
2から送られたビデオ信号によって印字を行うエンジン
部である。該エンジン部13はレーザ方式、LED方
式、液晶シャッタ方式等の各種方式がある。また、14
は情報出力部11に接続されるインタフェース、15は
受信バッファ、16は編集部である。該編集部16で受
信バッファ15から送られてくる文字、印字位置、1ペ
ージの終わりを示すフォームフィード等の情報によって
1ページ分の印字内容が編集される。
【0023】17はページバッファであり、例えば上記
編集部16から送られてくるデータに対して既にセット
してある文字コードから文字を特定し、更に文字の種類
や大きさを決め、また、文字の印字位置決めなどを施
し、その情報を1ページ分格納するメモリである。18
は展開部であり、上記ページバッファ17内のデータを
読み出し、キャラクタジェネレータとしてのROM19
からの実際のイメージデータをキャラクタセル(1文字
分の記憶域)として引き出し、該イメージデータをラス
タバッファ20に送って展開し、実際に印字する1ペー
ジ分の状態を構成する。
【0024】そして、21は印字起動制御部であり、上
記編集部16がフォームフィードの信号を受けると、該
印字起動制御部21に信号を送るようになっている。ま
た、23は上記印字起動制御部21からの信号を受けて
駆動されて上記印字ドラム2を回転させるモータ、24
はエンジンコントローラ部、25は上記ラスタバッファ
20内の印字データをビデオ信号として受けて上記露光
装置3を露光する発光コントロール部である。31は層
管理メモリ、32は一時バッファである。
【0025】次に、上記層管理メモリ31について説明
する。図5は本発明のページプリンタの印字制御方法に
使用される層管理メモリと用紙の対応図、図6は本発明
のページプリンタの印字制御方法に使用される層管理メ
モリのデータ局所集中部分を示す説明図である。図に示
すように、用紙の1ページをY方向に仮想的に64ドッ
ト(1ドットは1/300インチ)ごとの層に分割し、
各層に対応するアドレスを有する層管理メモリ31が編
集部16に連結される。
【0026】そして、キャラクタセルcの左上端が位置
する箇所をその文字の印字位置とし、該印字位置が属す
る層ごとの印字面積(ドット数)を求め、該印字面積と
あらかじめ印字データの種類ごとに設定され、テーブル
に格納された定数Cとを演算した結果(面積に比例する
演算)を印字量として層管理メモリ31の各層に記憶さ
せる。上記定数Cは、文字、けい線、グラフィックス等
の印字データの種類や装置のアーキテクチャに依存する
値である。
【0027】印字データがどの層に属するかの判断は、
編集部16において印字位置のY方向座標の値を64で
割ることによって行われる。編集部16は同時に受信バ
ッファ15から送られてくる文字データ、印字位置、1
ページの終わりを示すフォームフィード等の情報を編集
してページバッファ17に送る。この時、上記層管理メ
モリ31に各層の印字データの印字面積と定数Cとの演
算結果の印字量を記憶させる。
【0028】この層管理メモリ31への演算結果の記憶
手順について説明する。図7は本発明のページプリンタ
の印字制御方法における編集部のフローチャート、図8
は本発明のページプリンタの印字制御方法における層管
理メモリのフローチャート、図9は文字の印字位置の例
を示す図、図10は本発明のページプリンタの印字制御
方法における印字起動時のフローチャート、図11は本
発明のページプリンタの印字制御方法におけるオーバラ
ン発生層が発生した時のフローチャートである。 ステップS21 受信バッファ15からデータを1バイ
トずつ読み出す。 ステップS22 データの種別の判断を行い、データが
制御データの場合はステップS23に、印字データの場
合はステップS24に進む。 ステップS23 各制御データについてフォームフィー
ドなどの処理を行いステップS21に戻る。 ステップS24〜S26 判断したデータが印字データ
の場合、印字データの種別の判断を行う。グラフィック
スの場合はステップS25に進みグラフィックス処理を
行い、けい線の場合はステップS26に進んでけい線処
理を行いステップS21に戻る。 ステップS27 判断した印字データの種別が文字の場
合は、文字のサイズ、移動量等の属性情報を読み出す。 ステップS28,S29 現在のカーソル位置、用紙の
印字領域、文字の移動量等から文字が印字領域に入って
いるか否かの判断をする。入っていればステップS30
に、入っていなければステップS29に進み、上記文字
を捨ててステップS21に戻る。 ステップS30,S31 印字領域に入っていれば、ペ
ージバッファ17へ格納するデータを作成する。 ステップS32 層管理メモリ用データを作成し、ペー
ジバッファ17に格納してステップS21に戻る。
【0029】上記層管理メモリ用データを作成し、格納
する手順について図8に基づいて説明する。 ステップS41 データの印字位置からその印字データ
が属する層Nを決定する。 ステップS42,S43 印字位置とY方向のサイズか
ら図9に示すように文字が1つの層に納まるか否かの計
算を行う。納まる場合はステップS44に、納まらない
場合はステップS48に進む。 ステップS44 納まる場合は、文字のX方向、Y方向
のサイズから印字面積を計算する。 ステップS45 印字データが文字の場合の定数Cを読
み出す。 ステップS46 印字面積Aと定数Cとを演算し、層管
理メモリ31に格納する印字量Vを求める。 ステップS47 層管理メモリ31の層Nに対応するア
ドレスに格納された印字量Vの値を更新する。 ステップS48 納まらない場合は、いくつの層にまた
がるかを計算する。 ステップS49 層Nに属する部分の印字面積Anを計
算する。 ステップS50 文字の場合の定数Cを読み出す。 ステップS51 面積Anと定数Cとを演算し、層管理
メモリ31に格納する印字量Vnを求める。 ステップS52 層管理メモリ31の層Nに対応するア
ドレスに格納された印字量Vnの値を更新する。 ステップS53,S54 最後の層か否かを判断し、最
後の層でなければNに1を加えてステップS49に戻
り、最後の層であれば終了する。
【0030】ここで、上記層管理メモリ31に記憶され
た情報は印字起動制御部21に送られる。そして、上記
印字起動制御部21は上記層管理メモリ31から送られ
た情報に基づいて、図10に示すようにオーバラン発生
層の検出が行われる。この時、ラスタバッファ20から
のビデオ信号による発光コントロール部25の発光指示
と、上記印字起動制御部21からの信号による印字ドラ
ム2のモータ23の駆動は同期させられる。 ステップS61 印字起動制御部21でオーバラン発生
層の検出を行う。 ステップS62 エンジン部13へ印字起動指示を行
う。
【0031】次に、オーバラン発生層を検出するための
手順及び検出したときの処理について説明する。ステッ
プS71 Nを0に設定する。ステップS72 オーバ
ランしない層の印字量Vの最大量MAXを決定する。ス
テップS73 層Nの層管理メモリ31の印字量Vを読
み出す。ステップS74 印字量Vと最大量MAXとを
比較し、印字量Vが最大量MAXより小さい場合はステ
ップS77に、印字量Vが最大量MAXより大きいか、
等しい場合はステップS75に進む。ステップS75
層Nの印字データを一時バッファ32内に展開してイメ
ージデータとして格納する。ステップS76 ページバ
ッファ17内の層Nに対応するアドレスには、イメージ
データは格納されず、該イメージデータに代えて、一時
バッファ32内に展開されたイメージデータの格納アド
レスが格納される。ステップS77,S78 最後の層
であるかどうかを判断する。最後の層である場合は処理
を終了し、最後の層でない場合は層Nの値を+1してス
テップS72に戻る。
【0032】このように、層管理メモリ31でオーバラ
ン発生層を事前に検出し、その層の展開を展開部18で
は行わず、印字起動前に一時バッファ32に事前に展開
しておき、さらに、その層のページバッファ17の情報
を一時バッファ32に置き換えて、エンジン部13に印
字起動指示を行う。なお、この場合1単位(例えば1文
字とか1ドットなど)あたりの展開処理時間をあらかじ
め求めておき、上記定数Cを設定するようにしている。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ページプリンタの印字制御方法においては、エン
ジン部において、ビデオ信号に基づいて印字ドラムに静
電潜像を形成し、該静電潜像を現像して用紙に転写し、
定着するとともに、該用紙の走行を静電潜像の形成と同
期させて印字するようになっている。そして、受信バッ
ファから送られてくる印字データを編集部において編集
し、上記用紙の1ページを仮想的に複数の層に分割し、
各層ごとに印字される印字量を演算して層管理メモリに
格納し、上記各層ごとの印字量があらかじめ設定された
最大値を超えるかどうかを判断する。
【0035】そして、上記印字量が最大値を超えたとき
に、印字起動制御部において、対応する層の印字データ
を一時バッファ内に展開してイメージデータとして格納
し、かつ、その格納アドレスをページバッファに格納
し、上記印字量が最大値を超えないときに、対応する層
の印字データをページバッファに格納し、展開部におい
て上記ページバッファの印字データをラスタバッファ内
に展開してイメージデータとして格納し、上記ページバ
ッファに格納された格納アドレスに基づいて上記一時バ
ッファからイメージデータを読み出してラスタバッファ
に格納し、該ラスタバッファ内の各イメージデータをビ
デオ信号としてエンジン部に送る。この場合、印字量が
あらかじめ設定された最大値を超えると、展開部におけ
る印字データの展開とは別に、印字起動制御部において
一時バッファ内への印字データの展開が行われる。した
がって、印字量の多い層については、印字起動制御部に
おいて展開が行われるので、展開部において行われるデ
ータ処理の量を少なくすることができる。そして、デー
タ処理が用紙の走行より遅れることがなくなり、オーバ
ランが発生するのを防止することができる。その結果、
正しい印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字制御方法が適用されるページプリ
ンタのブロック図である。
【図2】カールソン方式による電子写真記録方法を用い
た電子写真プリンタの概念図である。
【図3】従来のページプリンタのブロック図である。
【図4】従来のページプリンタにおけるコントローラ部
のフローチャートである。
【図5】本発明のページプリンタの印字制御方法に使用
される層管理メモリと用紙の対応図である。
【図6】本発明のページプリンタの印字制御方法に使用
される層管理メモリのデータ局所集中部分を示す説明図
である。
【図7】本発明のページプリンタの印字制御方法におけ
る編集部のフローチャートである。
【図8】本発明のページプリンタの印字制御方法におけ
る層管理メモリのフローチャートである。
【図9】文字の印字位置の例を示す図である。
【図10】本発明のページプリンタの印字制御方法にお
ける印字起動時のフローチャートである。
【図11】本発明のページプリンタの印字制御方法にお
けるオーバラン発生層が発生した時のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 印字ドラム 13 エンジン部 15 受信バッファ 16 編集部 17 ページバッファ 20 ラスタバッファ 31 層管理メモリ 32 一時バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/38 B41J 5/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ンジン部において、ビデオ信号に基づ
    いて印字ドラムに静電潜像を形成し、該静電潜像を現像
    して用紙に転写し、定着するとともに、該用紙の走行を
    静電潜像の形成と同期させて印字するページプリンタの
    印字制御方法において、 (a)受信バッファから送られてくる印字データを編集
    部において編集し、 (b)上記用紙の1ページを仮想的に複数の層に分割
    し、各層ごとに印字される印字量を演算して層管理メモ
    リに格納し、 (c)上記各層ごとの印字量があらかじめ設定された最
    大値を超えるかどうかを判断し、 (d)上記印字量が最大値を超えたときに、印字起動制
    御部において、対応する層の印字データを一時バッファ
    展開してイメージデータとして格納し、かつ、その
    格納アドレスをページバッファに格納し、(e)上記印字量が最大値を超えないときに、対応する
    層の印字データをページバッファに格納し、展開部にお
    いて上記ページバッファの印字データをラスタバッファ
    内に展開してイメージデータとして格納し、 (f) 上記ページバッファに格納された格納アドレスに
    基づいて上記一時バッファからイメージデータを読み出
    してラスタバッファに格納し、 (g)該ラスタバッファ内の各イメージデータをビデオ
    信号としてエンジン部に送る ことを特徴とするページプ
    リンタの印字制御方法。
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