JP2598125B2 - 出力制御装置 - Google Patents

出力制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部装置から入力した入力データに基づい
て出力データを生成し、出力部で出力させる出力制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、アウトラインフオント等のドツトパターン以外
で表現される文字フオントを扱うプリンタは、上記アウ
トラインフオントをドツトフオントに変換した際の蓄積
部と、さらにプリントアウトすべき用紙1ページ分以上
のドツトパターンメモリを有していた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
第2図にアウトラインフオントの1例を示す。アウト
ラインフオントとは、フオント(文字)を第2図の様に
各点の(X,Y)座標で記憶しておき、実際に使用する時
に前記(X,Y)情報をもとに文字の輪郭を作成し、これ
を第3図の様にドツトに置きかえる方法である。文字の
輪郭のみを記憶しているので、必要に応じて文字の中を
塗りつぶす作業も行なわれる。
第2図の例では、(X,Y)座標を16進法で記憶してあ
る。本方式の利点の1つは、文字を拡大しても、文字品
位が落ない点である。例えば第3図のパターンをドツト
で表わしたドツトフオントを2倍拡大すると、第4図の
如く、ギザギザの目立つ品位の落ちた文字になってしま
う。これに対し、第2図のアウトラインフオントの場合
は、各ポイントの(X,Y)座標をそれぞれ2倍すれば、
第5図の様に2倍の輪郭文字が得られ、これをドツトに
置き換えれば第6図の様に文字品位の優れたドツトフオ
ントが得られる。そのため、本実施例で述べる様なレー
ザプリンタの如き高解像度で品位の高い印刷出力が得ら
れる印刷装置用としては、アウトラインフオントは非常
に適しているといえる。しかしながら、アウトラインフ
オントの欠点として、アウトラインフオントからドツト
フオントへの変換に非常に時間がかかる点があげられ
る。このため、あらかじめ使われそうなフオントをドツ
トに変換してメモリのある領域にたくわえておく(キヤ
ツシング)という手法が通常とられている。この目的の
ために必要とされるメモリ容量は通常数百キロバイト程
度である(この目的で使用されるメモリをフオントキヤ
ツシユと称する)。上記メモリに加えて、通常300DPI
(300ドツト・パー・インチすなわち1インチあたり300
ドツトの解像度)のプリンタの場合、A4サイズの用紙1
枚分のフルビツトマツプメモリ、すなわちプリントすべ
き画像ドツトデータ1枚分をストアするのに必要なメモ
リとして約1メガバイト必要である。
フルビツトマツプメモリを必要とする理由としては、
本実施例に述べるレーザープリンタの様な高解像度の出
力を有するプリンタは、公知の電子写真方式を利用する
関係からいったん印刷動作を始めると、印刷すべきデー
タが用意されていようがいまいが、給紙開始から終了ま
で一定の流れのプロセスで動作しなければならない。す
なわち文章データをページ単位でしか扱えないため、従
来は1ページ分のフルビツトマツプメモリに文章データ
を完全に展開してから印刷動作を開始していた事よる。
また、さらにホストコンピユータから送られて来るコー
ド情報より構成される文章情報をストアする分を加える
と、総計で1.5メガ〜1メガバイト程度のメモリが必要
である。フルビツトマツプメモリをやめて、いわゆるバ
ンドメモリすなわち1ページの中の数十走査分のビツト
マツプメモリを持ち、プリンタ出力に同期して順次内容
を更新していくという「自転車操業」の如き方法もあ
る。しかしながらどうしてもアウトラインフオントから
ドツトフオントへの変換に時間がかかるため、バンド方
式では複雑なデータを入力した場合に、プリンタがレー
ザープリンタの様な高速でしかもページ単位でしか止ま
れない場合に、プリントできなくなってしまる恐れが出
て来る。
そのため、従来のアウトラインフオントを使用するプ
リンタは、フルビツトマツプを有し、それに加えたフオ
ントキヤツシユ用のメモリを有するという事で大容量の
メモリを必要とし、従って高価であるという欠点があっ
た。
本発明は上記従来例に鑑みてなされもので、出力デー
タの生成処理が出力データの読出処理に間に合わないと
判断された場合にビットマップメモリを拡大することで
オーバーランの発生を防止できる出力制御装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の出力制御装置は以
下のような構成を備える。即ち、 外部装置から入力した入力データに基づいて出力デー
タを生成し、出力部で出力させる出力制御装置であっ
て、 前記外部装置から入力した入力データに基づいて出力
データを生成しビットマップメモリに記憶する生成手段
と、 前記出力部の動作に応じて、前記ビットマップメモリ
に記憶されている出力データを読み出して前記出力部へ
転送する読出手段と、 前記外部装置から入力した入力データに基づいて出力
データを生成するまでの過程で、前記入力データに基づ
いて前記生成処理が前記読出処理に間に合うか否かを判
断する判断手段と、 前記判別手段で間に合わないと判断された場合に、前
記ビットマップメモリを拡大し、前記入力データに基づ
いて出力データを生成して当該拡大したビットマップメ
モリに記憶する制御手段とを有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下図面を参照し、本発明の実施例について詳細に説
明する。尚、本発明でいう装置はホストに接続された機
器であっても、1つの機器単体であっても良い。
本実施例の目的は、大容量のメモリを必要とし、高価
であるというアウトラインフオントを使用するプリンタ
の欠点を、必要とするメモリ容量を低減する事によって
改善する事にあり、そのため (1)ビツトマツプメモリとアウトラインフオントをド
ツトフオントに変換したパターンを記憶するメモリ(以
下フオントキヤツシユと称す)とを統合し、前記統合し
たメモリ容量を本プリンタがプリントアウトする用紙の
最大サイズ分のビツトマツプメモリ分にする。
(2)通常はバンドメモリ+フオントキヤツシユで動作
し、バンドメモリではプリンタのプリント速度に間に合
わなくなった時点で、プリントアウトをキヤンセルす
る。
この場合、実際プリントアウト動作をしてみて間に合
わなくなった時点でキヤンセルしても良いが、用紙を節
約するため、あらかじめホストコンピユータから入力す
る文章データの複雑度、フオントキヤツシユへのヒツト
率をもとに間に合うかどうかを見積ってもよい。
バンドメモリで間に合わない事がわかった時点で、ビ
ツトマツプメモリへのドツトパターンの展開方法を、バ
ンドメモリ方式からフルビツトメモリ方式に換える。フ
ルビットマップメモリの容量にもよるが、メモリが増え
た分、フオントキヤツシユから優先順位の低いフオント
から先に消していく。この方法をとる事により、通常は
フオントキヤツシユを最大限にとる事により、入力文章
データを高速に処理し、プリントアウトする事ができ、
しかも複雑なデータでもフルビツトマツプメモリに切り
換える事により、やはりプリントアウトする事ができる
ようになる。従って、より少ないメモリ容量でアウトラ
インフオントを使用するプリンタを実現できるわけであ
る。
第1図は、本発明の一実施例の印刷装置のブロツク図
である。第1図おいて、121は図示しないホストコンピ
ユータから送られた来る文字コード等よりなる文章情
報、101は入力データレジスタ、102は入力データをペー
ジ単位で記憶するページメモリ、103はアウトラインフ
オントを記憶してある文字フオントメモリ、104はドツ
トメモリで、その内容はフオントキヤツシユ105とビツ
トマツプメモリ106より構成される。尚、これらは機能
的に説明しているので105,106は1つのメモリ内の別の
領域であっても良いことは言うまでもない。ビツトマツ
プメモリ106は、印刷部107へ送るための1ページ分、又
はその1部分のドツトデータをストアするためのメモリ
である。
108はスキヤンバツフアー部、109は並直列変換器で、
110と111は1つのプロセツサによって構成され機能的に
分けられたものと考えても良い。110は主制御部で、第
9図以降のフローチヤートで示されるプログラムを格納
しているROMを有している。又、後述の2番目のトライ
か否か等を識別する為のフラグ等の情報を記憶するRAM
をも有していることは言うまでもない。111は読み出し
制御部、112は操作パネル部である。
また、第7図は107の印刷部を更に詳細に説明するも
のである。第7図において201はレーザー発振器、202は
反射ミラー、203は変調器である。205は多面体回転鏡で
あって、モーター206の駆動により定速に回転するもの
である。207は結像レンズである。また208はレーザース
ポツトでもって静電潜像を形成する感光ドラムであり、
以下、209は帯電器、210はクリーナ、212は現像器、205
は転写器、216は記録紙、218は定着器である。尚、印刷
部107はレーザビームプリンタに限るものではなく、LED
プリンタ、液晶プリンタ等であっても良いことは言うま
でもない。
以下、本発明の実施例の動作について第9図を参考に
しながら説明する。図示しないホストコンピユータ等か
ら送られて来た文章情報121は、入力データレジスタ101
を介してページメモリ102に格納される(S1,S2)と、主
制御部110は、入力文章情報に対する文字記号パターン
が、フオントキヤツシユ105にある場合はフオントキヤ
ツシユ105からドツトパターン取り出し(S3,S4,S6)、
無い場合は文字フオントメモリ103にあるアウトライン
フオントから(S3,S4,S5)ドツトパターンフオントを作
成し、ビツトマツプメモリ106に展開する(S5,S7,S8,S
6)。ビツトマツプメモリ106の容量は場合に応じて可変
であるが、通常は数十走査分の容量を有する。
この様にして主制御部110は、ページの最初の数十走
査分の文章情報をビツトマツプメモリ106に展開する(S
6)。この時主制御部110は、各走査線分に対応してビツ
トマツプメモリ106内に第8図の如くフラグを設け、展
開し終わった走査部の展開フラグを1にしておく(S
9)。数十走査分の文章情報ビツトマツプメモリ106に展
開し終ると(S10でYesの場合)、ビツトマツプメモリ10
6に展開された文字記号パターンは、次に読み出し制御
部111により読み出され、スキヤンバツフア109に送られ
る(S11)。この時、読み出し制御部111は、ビツトマツ
プメモリ106内の読み出した走査単位のメモリの展開フ
ラグを0にリセツトする(S12)。
一方、主制御部110は前記ビツトマツプメモリ106内の
フラグが0になっている部分に対して、文章の次の走査
分のパターンを展開し、展開し終えた時点で前記フラグ
を1に戻す(S13)。
前記スキヤンバツフア109は、いわゆるダブルバツフ
アを構成しており、夫々のバツフアは数走査線分のデー
タを記憶するものである。
従って、一方のデータが制御部107へのドツトデータ
の転送のために読み出されている間、他方はビツトマツ
プメモリ106から次の数走査分のデータがロードされる
ことになり、プリンタのプリント速度の高速化をはかる
ものである。上記スキヤンバツフア109へのドツトデー
タのストアが終了すると、制御部110は図示しない印刷
制御部へプリント開始命令122を出力する(S14)。この
命令を受けてドラム208が回転を始め、ドラム208と同軸
に固定された円板上の磁石220がホール素子214の上を通
過する事により、垂直同期信号123が、主制御部110へ送
られる(S15)。この垂直同期信号123はその信号が来て
から印刷部107に対してドツトデータ124を出力した場合
に、用紙216の先端から印字が行われるタイミングで出
力される。主制御部110は垂直同期信号123を受けて読み
出し制御部111へスキヤンバツフア読み出し命令125を出
力する(S16)。
読み出し制御部111は、印刷部のセンサ211から送られ
て来る水平同期信号126に同期してスキヤンバツフア108
からデータの読み出しを行う。この読み出しが行われた
場合は、読み出し制御部111、主制御部110によってスキ
ヤンバツフアから読み出された走査部分に対応するビツ
トマツプメモリ106上のフラグを0にする。並直列変換
器109を介して印刷部107へドツトデータ124として送り
出す。
印刷部107へ送られたドツトデータ124は、変調器203
によってレーザーのON−OFF信号に変換され、多面鏡206
によって感光ドラム208上に走査され、静電潜像を生成
する。
感光ドラム208上に生成された静電潜像は、公知の電
子写真プロセスに従って現像器212により顕像化された
後、転写器215により記録紙218により定着されて、ハー
ドコピーとして出力される。
さて、このような電子写真方式のプリンタは、いった
ん感光ドラムが回り出すと、出力するまで途中でプロセ
スを止める事ができない。従って、各走査線分のデータ
は、感光ドラム上に走査するまでに必ず用意されていな
ければならない。
ビツトマツプメモリ106の容量が1ページ分の走査分
の容量が有る、すなわちフルビツトマツプメモリであれ
ば良いが、それで大容量のメモリが必要になり、プリン
タが高価になってしまう。
従って本発明ではメモリ容量を少なくするため、ビツ
トマツプメモリとして、数十走査線分の容量しか有さな
い。
入力データの文字コードの文字パターンがほとんど前
記フオントキヤツシユ105の中に有り、しかも入力デー
タがそれほど複雑でなければ、本方式、すなわちバンド
メモリ方式で十分である。というのは、一般的には単な
るパソコンのプログラムリスト出力とか、ワードプロセ
ツサで作成した文章データの出力といった使用方法がほ
とんどであり、この程度の情報量ならばほとんどの文字
パターンがフオントキヤツシユにヒツトするため、従来
のドツトパターンフオントを使用するプリンタと処理速
度がほとんどかわらないからである。
現在パソコン用の出力として市販されているドツトパ
ターンフオントを使用するページプリンタは、ほとんど
バンドメモリ方式を採用している。(HP社レーザージエ
ツトシリーズ等) さて、そういうわけで、読み出し制御部111が、ビツ
トマツプメモリ106から印刷すべき走査部のドツトデー
タを読み出す一方で、主制御部110は、次の走査分のド
ツトデータを読み出しを終えた部分のビツトマツプメモ
リに展開するという、いわゆる「追いかけっこ」を行
う。つまり、S16,S17で0となったフラグに対応する走
査分のドツトパターンを展開するのである(S18)。
このようにして、ページメモリ102に記憶されたその
ページ内の文章データ全てのビツトマツプメモリ106へ
の展開が終了すると(S20)、主制御部110は、読み出し
制御部111へ展開終了信号127を出力する(S21)。
読み出し制御部が、ビツトマツプメモリ106からのド
ツトデータの読み出しを全て終了した時点で、ビツトマ
ツプメモリ106内の展開フラグが全て「0」になるわけ
であるが、この条件の時読み出し制御部111は、前記展
開終了信号127を入力しているかどうかを調べ、入力し
ていればそのページ分のドツトパターンの読み出しを終
了した事を知る。
ビツトマツプメモリ106からのドツトパターンの読み
出しを終了すると、読み出し制御部111は読み出し終了
信号128を主制御部110に出力し、前記信号128を受けて
(S22)、主制御部110は次のページのドツトパターン展
開を開始するべく、読み出し命令125をフオールスに
し、S1に戻り、次の頁の印刷の為の処理に進む。
尚、バンドメモリ方式の欠点は、入力データの量が非
常に多くかつ複雑である場合や、入力データ中の文字コ
ードの文字パターンがほとんどフオントキヤツシユ105
の中に無い場合に、ビツトマツプメモリ106へのパター
ンの展開に時間がかかってしまい、印刷部107に同期で
きなくなってしまうと、入力データのプリントアウトが
できなくなってしまう事である。このような場合におけ
る本実施例の動作について再度第9図を参照し、説明す
る。ビツトマツプメモリ106へのパターンの展開が印刷
部107に同期できなくなったという事は、第1図におい
て読み出し制御部111がビツトマツプ106からプリントア
ウトすべきパターンデータを読み出そうとした時に、ビ
ツトマツプメモリへのパターン展開を終了している事を
示すフラグが1つも「1」になっていなくて、しかもペ
ージ展開終了信号127を入力していない場合である。こ
の時、読み出し制御部111は、主制御部110に対して読み
出しエラー信号129を出力する(S19)。読み出しエラー
信号129を受けると、主制御部110は現在展開中のページ
の展開動作を中断し(S24)、オペレータから再トライ
のモードがあるか否かを判別し(操作パネルからの指示
及びその回数を主制御部110内のRAMで記憶しておくこと
により容易に判別できる)(S25)、NOであればS26に進
み、操作パネル部112に読み出しエラーが発生した事を
表示する(S26)。
ここで操作パネル112からのリトライ指示が有った場
合、もしくはモードにより自動的に主制御部110はS25か
らS27に進み、2度目のリトライかどうか判断する(上
述のRAMのデータにより行う)。YESであれば一度トライ
をしているのでS26に進みエラーを表示する。S27でNOの
場合は、ページメモリ102内のそのページの文章情報を
読みビツトマツプメモリを拡大するのが効果的か、フオ
ントキヤツシユに未展開のそのページのアウトラインフ
オントをドツトに展開してからリトライするのが効果有
るのかを判断する(S28)。もし、フオントキヤツシユ
展開が効果的なら現在のキヤツシユを最大限に活用して
再トライする(S29)。又、ビツトマツプ拡大が効果的
な場合は、現在印刷中の用紙分のフルビツトメモリの容
量を計算し、ビツトマツプメモリ、フオントキヤツシユ
を含むメモリの容量に未だ余裕がある場合はその分をド
ツトメモリ104として確保する。これらの場合分けは、
例えばそのページ内にアウトラインフオントをドツトに
展開するのに非常に時間を要するコードがあって間に合
わなかった場合はそのフオントをあらかじめフオントキ
ヤツシユに展開しておけばビツトマツプメモリを拡大し
なくても印刷動作に間に合うわけである。もし、上記該
当する文字コードが無いのなら、ビツトマツプメモリ10
6拡大し、バツフアの容量を増やすのが効果的であると
いう考えからきている。前記メモリの容量ない場合は、
最大にビツトマツプメモリを拡大した上でリトライする
(S30)。その際フオントキヤツシユ105の容量を減らさ
なければならない場合或いはドツトメモリ104を拡大し
なければならない場合は、使用ひん度の低い文字パター
ンから、あるいは別途設定されている優先順位の低い文
字パターンから順にフオントキヤツシユ105から削除さ
れる。
次に主制御部110は、読み出しエラーを発生したペー
ジをページメモリ102にアクセスする事により先頭から
読み出し、前と同じようにビツトマツプメモリ106に展
開する(S31)。ただし今回はビツトマツプメモリ106は
フルビツトマツプの容量を有するので、そのページ内の
全ての文章パターンを展開し終えるまで図示しない印刷
制御部にプリントスタート命令122を出力しない。プリ
ントスタート命令122を出力してから後の動作は先の説
明と同様である。つまり、次のS32はS11と同じ、S33はS
14、S34はS15、S35はS16と同じである。その後S22に進
む。
尚、S29,S30はキヤツシユメモリを削除してビツトマ
ツプメモリをフルビツトマツプとしたが、前述した様に
これに限るものではなく、キヤツシユ105は元のままで
ビツトマツプメモリ106を可能な限り拡張した場合、キ
ヤツシユメモリ105を前述した様に順次削除し、ビツト
マツプメモリ106をその分拡張する等両者の相互的な領
域の変化の場合を全て含むものである。キヤツシユを増
減しても良いわけである。又、S27における判断も、2
度目に限る必要はなく、1,3,4度目であっても良いこと
は言うまでもない。
1)本実施例においては、バンドメモリで間に合わなく
なった場合は、フルビツトマツプメモリにかえる操作を
行なったが、印刷すべきデータに応じてフルビツトマツ
プメモリにせずに上記バンドメモリを序々に拡大する方
法も第1図と全く同じ構成で実現できる。
2)また、本実施例においては、印刷動作の途中で間に
合うかどうかを判断していたが、印刷する前にページメ
モリ102内のデータの量と文字コードのフオントキヤツ
シユへのヒツト率の具合で間に合うかどうか判断する方
法も第1図と全く同じ構成で実現できる。
3)また、間に合わなくなった場合の削除するフオント
キヤツシユの退避用にハードデイスク等の低速大容量メ
モリを用意してもよい。この場合、フオントキヤツシユ
の内容をフレキシブルに変える事ができるようになるの
で、入力データ毎に最も適したフオントキヤツシユに入
れ換えるという動作も可能になる。
以上説明したように、本発明によれば従来大容量のメ
モリを必要としたアウトラインフオントを使用するペー
ジプリンタのメモリ容量を大幅に低減する事により、そ
の価格を大幅に下げる事ができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、出力データの生
成処理が出力データの読出処理に間に合わないと判断さ
れた場合にビットマップメモリを拡大することでオーバ
ーランの発生を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す印刷装置のブロツク図、 第2図はアウトラインフオントの一例、 第3図はアウトラインフオントをドツトパターンに変換
した例、 第4図は第3図のドツトパターンを2倍拡大した例、 第5図は第2図のアウトラインフオントを2倍拡大した
例、 第6図は第5図のアウトラインフオントをドツトパター
ンに変換した例、 第7図は印刷装置107の詳細図、 第8図はビツトマツプメモリの内部を示す図、 第9図は本実施例の制御フローチヤートである。 104……ドツトメモリ、 105……フオントキヤツシユ、 106……ビツトマツプメモリ、 103……文字フオントメモリ、 110……主制御部、 111……読み出し制御部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置から入力した入力データに基づい
    て出力データを生成し、出力部で出力させる出力制御装
    置であって、 前記外部装置から入力した入力データに基づいて出力デ
    ータを生成しビットマップメモリに記憶する生成手段
    と、 前記出力部の動作に応じて、前記ビットマップメモリに
    記憶されている出力データを読み出して前記出力部へ転
    送する読出手段と、 前記外部装置から入力した入力データに基づいて出力デ
    ータを生成するまでの過程で、前記入力データに基づい
    て前記生成処理が前記読出処理に間に合うか否かを判断
    する判断手段と、 前記判断手段で間に合わないと判断された場合に、前記
    ビットマップメモリを拡大し、前記入力データに基づい
    て出力データを生成して当該拡大したビットマップメモ
    リに記憶する制御手段とを有することを特徴とする出力
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記ビットマップメモリ
    を1頁分に拡大することを特徴とする請求項1に記載の
    出力制御装置。
  3. 【請求項3】前記出力部は、ページプリンタの印刷部で
    あることを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
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