JPH0717064U - 魚釣用両軸受型リールのバックラッシュ防止装置 - Google Patents

魚釣用両軸受型リールのバックラッシュ防止装置

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JPH0717064U
JPH0717064U JP054383U JP5438393U JPH0717064U JP H0717064 U JPH0717064 U JP H0717064U JP 054383 U JP054383 U JP 054383U JP 5438393 U JP5438393 U JP 5438393U JP H0717064 U JPH0717064 U JP H0717064U
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JP
Japan
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spool
reel
unit body
conductor
braking device
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Pending
Application number
JP054383U
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English (en)
Inventor
泰 橋本
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00—Reels
    • A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0155—Antibacklash devices
    • A01K89/01555—Antibacklash devices using magnets

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石の渦電流を利用したバックラッシュ防止
装置を備えて両軸受型リールにおいて、スプールの交換
操作とスプール制動力の調節操作とを容易にしてリール
を小型化し操作機能を向上する。 【構成】 リール本体１の側板２・３間に回転可能に支
持したスプール４の一側に導電体１０を設け、該導電体
１０を設けた側の側板２にスプールを着脱できる透孔７
を形成して該透孔７にスプール軸５を支持する軸受部８
を設けたユニット体９を螺着等で着脱自在に嵌着すると
共に該ユニット体９には前記導電体１０に渦電流を発生
するスプール制動装置１３を設け、ユニット体９の外側
部の中央部に前記スプール制動装置１３の磁石の対向位
置を回動調整する調節体２０を回動可能に軸着し、調節
体２０を充分な大きさに保持してその回動調節の操作を
容易にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は魚釣用両軸受型リールにおける磁石を利用したバックラッシュ防止装 置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
魚釣用両軸受型リールの釣糸放出時のスプールの過回転を防止する磁石の渦電 流を利用したバックラッシュ防止装置として、スプールの着脱交換を容易にする ために側板に着脱自在に嵌着されかつスプール軸を支持したユニット体に磁石に よるスプール制動装置を設け、該スプール制動装置の軸方向の位置を調整する調 節体をスプール軸より前方に偏寄して支持することが、特公平４ー７１８０号公 報で知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の方式は、調節体の位置がユニット体のスプール軸より 前方に偏寄して設けられているため、ユニット体を側板に着脱する必要上から調 節体の大きさが制約されることになり調節時の回動操作が円滑容易にできないと 共に操作し易いように調節体を大きくしようとすると側板も大きくなってリール 全体が大型化してリールの握持操作性が悪くなる等の問題点がある。本考案はリ ール本体の側板にスプールを交換できるようにユニット体を着脱自在に嵌着した 魚釣用両軸受型リールにおいて磁石によるスプール制動力の調節操作が容易にで きると共にリールの小型化も図るようにしたバックラッシュ防止装置を提供する ことを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、リール本体の側板間に回転可能に支持し たスプールにこれと連動して回転する導電体を設け、該導電体に渦電流を発生さ せるスプール制動装置をリール本体に設けた魚釣用両軸受型リールにおいて、ハ ンドルと反対側の側板にスプールを着脱できる透孔を形成し、該透孔に前記スプ ール制動装置とスプール軸の一方の端部を支持する軸受部を有するユニット体を 着脱自在に嵌着すると共に前記ユニット体に設けたスプール制動装置の調節体を ユニット体の中央部に回動可能に支持したことを特徴とするものであり、前記ユ ニット体の側板に対する着脱自在の嵌着手段としては、螺着による場合と係止突 起とこれが嵌合する係合凹部による場合とがある。
【０００５】
【作用】
スプール制動装置のスプール制動力の強弱の調節操作は、側板に着脱自在に嵌 着したユニット体の中央部に回動可能に支持された調節体を回動することにより 行ない、スプールの交換はユニット体を側板から着脱することにより行なうもの である。
【０００６】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、リール本体１の側板２・３間には スプール４を固着したスプール軸５が回転可能に支持されると共に該スプール軸 ５は公知のようにハンドル軸６と連動機構及びクラッチ機構を介して連結され、 ハンドル軸６の回動によりスプール４を回転したり、クラッチ機構を分離してス プール４を回転自在にできるように構成されている。
【０００７】 前記側板２にはスプール４をスプール軸５と共に側方に取出し可能に透孔７が 形成されると共に該透孔７には中央部にスプール軸５の一端を支持する軸受部８ を設けたユニット体９が着脱自在に螺着され、更に前記スプール４の側板２側に 固着された環状の導電体１０の内外周側部には対向して磁石１１・１２からなる スプール制動装置１３が配置されている。しかして前記磁石１１は前記軸受部８ の外側に固定され、磁石１２はユニット体９に回動自在に嵌着された回動枠１４ の内側に固着されており、該回動枠１４の外側に突設された回動杆１５がユニッ ト体９の円弧状長孔１６に嵌挿すると共にその外端にはユニット体９の外部に形 成された環状凹陥部１７内において歯車１８が回転可能に支持されている。
【０００８】 ユニット体９の前記環状凹陥部１７における軸受部８の軸線上には止めピン１ ９で調節体２０が回動自在に軸着されると共に該調節体２０の軸着部外周部には 前記歯車１８の噛合する噛合歯２１が形成されていると共にユニット体の環状凹 陥部１７の内周部には歯車１８と噛合する噛合歯２１′が形成され遊星歯車によ る動力伝達機構が構成されている。なお図中２２は調節体２０に形成した回動用 凹部である。
【０００９】 本考案は上記のように構成されているので、調節体２０を回動すると遊星歯車 による動力伝達機構により噛合歯２１・２１′を介して歯車１８は回動しながら 長孔１６内を公転して回動枠１４を回動しその磁石１２は磁石１１との対向位置 が変化し導電体１０に発生する渦電流を調節してスプール４の制動力を強弱に調 整するものであり、スプール４を交換するときには、ユニット体９と側板２との 螺合部を回動してユニット体９を分離し透孔７を介してスプール４を着脱するも のである。
【００１０】 図４乃至図６に示す実施例はユニット体９と側板２との着脱嵌着手段として、 実開平３ー７６４６４号公報に開示された係止突起とこれが嵌合する係合凹部と からなる嵌着手段が示されている。即ち側板２の透孔７の内周面に突設された適 数の係止肩部２３と、径方向中心に向け発条２４′で付勢されて透孔７の内周面 から突出自在の係止ピン２４と、ユニット体９の外周面に突設されかつ透孔７に 嵌着時に前記係止肩部２３の内側に係合する切欠部２５を設けた係合鍔縁２６と 、前記係止ピン２４の係合する係止凹部２７及び非係止凹部２８とで構成し、前 記切欠部２５は係止肩部２３を挿通できるように形成すると共に係止ピン２４が 係止凹部２７に係合しているときには係合鍔縁２６が係止肩部２３に係合し、係 合ピン２４が非係止凹部２８に係合しているときには係合鍔縁２６の切欠部２５ が係止肩部２３と重合する状態になるように構成したものである。
【００１１】
【考案の効果】 本考案はスプールの着脱交換を行なうためリール本体の側板に着脱自在に嵌着 したユニット体の中央部に渦電流によるスプール制動装置の調節体を回動可能に 支持するようにしたので、ユニット体の着脱によるスプールの交換操作と調節体 の回動によるスプール制動力の調節操作とを行なうに際して調節体を充分な大き さに保持して調節体の回動調節操作を円滑に容易にできると共にリール小型化も 図ることができ、リールの握持操作性を向上することができる優れた特徴と実用 性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一部切欠正面図。
【図２】同側面図。
【図３】同スプール交換説明図。
【図４】本考案の別実施例の一部切欠側面図。
【図５】同一部切欠側面図。
【図６】同スプール交換説明図。
【符号の説明】
１ リール本体 ２・３ 側板 ４ スプール ５ スプール軸 ７ 透孔 ８ 軸受部 ９ ユニット体 １０ 導電体 １３ スプール制動装置 ２０ 調節体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 リール本体の側板間に回転可能に支持し
    たスプールにこれと連動して回転する導電体を設け、該
    導電体に渦電流を発生させるスプール制動装置をリール
    本体に設けた魚釣用両軸受型リールにおいて、ハンドル
    と反対側の側板にスプールを着脱できる透孔を形成し、
    該透孔に前記スプール制動装置とスプール軸の一方の端
    部を支持する軸受部を有するユニット体を着脱自在に嵌
    着すると共に前記ユニット体に設けたスプール制動装置
    の調節体をユニット体の中央部に回動可能に支持したこ
    とを特徴とする魚釣用両軸受型リールのバックラッシュ
    防止装置。
JP054383U 1993-09-14 1993-09-14 魚釣用両軸受型リールのバックラッシュ防止装置 Pending JPH0717064U (ja)

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US08/302,425 US5556048A (en) 1993-09-14 1994-09-08 Backlash preventive device for use in a dual bearing type reel for fishing

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