JPH0629027Y2 - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
- Publication number
- JPH0629027Y2 JPH0629027Y2 JP1986052958U JP5295886U JPH0629027Y2 JP H0629027 Y2 JPH0629027 Y2 JP H0629027Y2 JP 1986052958 U JP1986052958 U JP 1986052958U JP 5295886 U JP5295886 U JP 5295886U JP H0629027 Y2 JPH0629027 Y2 JP H0629027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle shaft
- spool
- support plate
- shaft
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0192—Frame details
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、両軸受型の魚釣用リールに係り、特にスプー
ルを駆動するハンドル軸の支持構造の改良に関するもの
である。
ルを駆動するハンドル軸の支持構造の改良に関するもの
である。
典型的な魚釣用リールのスプール駆動用ハンドル軸は、
一般に中空軸から構成され、この中空軸はリール本体フ
レームの支持板に片持ち状態に固着した固定軸に回転可
能な嵌合されており、そして固定軸の先端に係合したE
ワッシャにより中空軸の抜止めを行なうと共に、中空軸
の外方突出端にハンドルを固着し、更に中空軸にはスプ
ールに回転を伝達するドライブギア,このドライブギア
と中空軸間を摩擦結合するドラグ機構及びそのドラグ力
調整用つまみが組み込まれている。
一般に中空軸から構成され、この中空軸はリール本体フ
レームの支持板に片持ち状態に固着した固定軸に回転可
能な嵌合されており、そして固定軸の先端に係合したE
ワッシャにより中空軸の抜止めを行なうと共に、中空軸
の外方突出端にハンドルを固着し、更に中空軸にはスプ
ールに回転を伝達するドライブギア,このドライブギア
と中空軸間を摩擦結合するドラグ機構及びそのドラグ力
調整用つまみが組み込まれている。
然し、この種のハンドル軸支持機構は、片持支持のた
め、支持強度が十分でなく、スプール軸との平行度に狂
いが生じ易く、これに伴いハンドル軸側のドライブギア
とスプール軸側のピニオンとの噛合いに支障を来すほ
か、部品数が多くなり、且つコスト高になる問題があ
る。
め、支持強度が十分でなく、スプール軸との平行度に狂
いが生じ易く、これに伴いハンドル軸側のドライブギア
とスプール軸側のピニオンとの噛合いに支障を来すほ
か、部品数が多くなり、且つコスト高になる問題があ
る。
そこで、従来に於ては、特開昭59−85241号等で
知られるように、ハンドル軸を本体フレームの支持板と
外側板で両持ち状態に回転可能に支持する方式のものが
提案されてきており、そしてハンドル軸の軸方向の動き
を、ハンドル軸に装着したドラグ機構の摩擦板と押圧部
材間に介在したフランジ部材を外側板の内側面に係合す
ることで抑制する構成になっている。
知られるように、ハンドル軸を本体フレームの支持板と
外側板で両持ち状態に回転可能に支持する方式のものが
提案されてきており、そしてハンドル軸の軸方向の動き
を、ハンドル軸に装着したドラグ機構の摩擦板と押圧部
材間に介在したフランジ部材を外側板の内側面に係合す
ることで抑制する構成になっている。
上記のような従来のハンドル軸支持方式では、ドラグ機
構を構成する摩擦板と押圧部材間に介在したフランジ部
材を外側板の内側面に係合することでハンドル軸の軸方
向の動きを規制するものであるため、ドラグ力を大きく
するためにドラグ力調整用つまみを操作して摩擦板等が
ドライブギアに圧接される方向に押圧すると、フランジ
部材と外側板の内側面間に隙間が生じ、これがハンドル
軸の軸方向の動きによるガタを大きくし、ドライブギア
とピニオンとの噛合いに支障を来すほか、逆転止め用ラ
チェット歯車とラチェット爪との係合にも支障を来すこ
とになる。特に、摩擦板等が摩耗すると、上記のような
ハンドル軸のガタが大きくなる問題がある。
構を構成する摩擦板と押圧部材間に介在したフランジ部
材を外側板の内側面に係合することでハンドル軸の軸方
向の動きを規制するものであるため、ドラグ力を大きく
するためにドラグ力調整用つまみを操作して摩擦板等が
ドライブギアに圧接される方向に押圧すると、フランジ
部材と外側板の内側面間に隙間が生じ、これがハンドル
軸の軸方向の動きによるガタを大きくし、ドライブギア
とピニオンとの噛合いに支障を来すほか、逆転止め用ラ
チェット歯車とラチェット爪との係合にも支障を来すこ
とになる。特に、摩擦板等が摩耗すると、上記のような
ハンドル軸のガタが大きくなる問題がある。
又、支持板に対するハンドル軸は、単に支持板に形成し
た枢支穴に回転可能に嵌合され、何等の抜止め支持する
構造になっていないため、支持板へのハンドル軸等の組
付け時、ハンドル軸の取付け状態が安定せず、且つハン
ドル軸へのドライブギア,ドラグ機構等の組付けが煩雑
になって、その作業性が悪い問題があった。
た枢支穴に回転可能に嵌合され、何等の抜止め支持する
構造になっていないため、支持板へのハンドル軸等の組
付け時、ハンドル軸の取付け状態が安定せず、且つハン
ドル軸へのドライブギア,ドラグ機構等の組付けが煩雑
になって、その作業性が悪い問題があった。
本考案は上記のような問題点を解決するために為された
もので、ハンドル軸の軸方向の動きをなくし、且つ組立
時の支持板へのハンドル軸を安定に保持できるようにし
た魚釣用リールを提供することを目的とする。
もので、ハンドル軸の軸方向の動きをなくし、且つ組立
時の支持板へのハンドル軸を安定に保持できるようにし
た魚釣用リールを提供することを目的とする。
本考案に係る魚釣用リールは、本体フレームと、この本
体フレームの両支持板間にスプール軸を介して回転可能
に支承したスプールと、このスプールにピニオン及びド
ライブギアを介してハンドル軸からの回転を伝達するよ
うにした両軸受型の魚釣用リールに於て、上記ハンドル
軸の一端部をスプール側の支持板外側に露出しないよう
に該支持板の内側で回転可能に支持すると共に、上記ハ
ンドル軸の他端部側を支持板に取り付けられる外側板に
支持し、上記ハンドル軸の支持板側端部外周に係止部を
形成し、この係止部と係合してハンドル軸の軸方向の動
きを規制する抜止部材を上記支持板の内側に固定したも
のである。
体フレームの両支持板間にスプール軸を介して回転可能
に支承したスプールと、このスプールにピニオン及びド
ライブギアを介してハンドル軸からの回転を伝達するよ
うにした両軸受型の魚釣用リールに於て、上記ハンドル
軸の一端部をスプール側の支持板外側に露出しないよう
に該支持板の内側で回転可能に支持すると共に、上記ハ
ンドル軸の他端部側を支持板に取り付けられる外側板に
支持し、上記ハンドル軸の支持板側端部外周に係止部を
形成し、この係止部と係合してハンドル軸の軸方向の動
きを規制する抜止部材を上記支持板の内側に固定したも
のである。
本考案に於ては、ハンドル軸の一端部がスプール側の支
持板外側に露出しないように支持板の内側で回転可能に
支持されているから、スプール近傍に巻き取られる釣糸
により海水,水等が、スプール側の支持板に侵入付着し
ても、ハンドル軸の一端部に付着しない。また、抜止め
部材がハンドル軸の係止部に係合しているから、ハンド
ル軸の軸方向の動きが規制され、これによりハンドル軸
の軸方向のガタをなくし、安定した保持及びドライブギ
アとピニオンとの噛合いを安定に維持し得る。
持板外側に露出しないように支持板の内側で回転可能に
支持されているから、スプール近傍に巻き取られる釣糸
により海水,水等が、スプール側の支持板に侵入付着し
ても、ハンドル軸の一端部に付着しない。また、抜止め
部材がハンドル軸の係止部に係合しているから、ハンド
ル軸の軸方向の動きが規制され、これによりハンドル軸
の軸方向のガタをなくし、安定した保持及びドライブギ
アとピニオンとの噛合いを安定に維持し得る。
以下、本考案の実施例を図面について説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る両軸受型魚釣用リール
の一例を示すものである。図に於て、1は両端に支持板
1a,1bを有する本体フレームで、両支持板1a,1
bはこれに横架された複数の支柱1dによって平行に且
つ一体に結合され、更に本体フレーム1の下面側支柱1
cには釣竿への取付脚2が設けてある。3は上記支持板
1aにその外側面を取り囲むよう取り付けた右外側板、
4は上記支持板1bにその外側面を取り囲むよう取り付
けた左外側板であり、又、5は本体フレーム1内に配置
したスプールで、このスプール5は両支持板1a,1b
間に軸受6を介して回転可能に枢着したスプール軸7に
同軸に固着されている。8は上記支持板1aを貫通して
右外側板3内に突出するスプール軸7の突出部に回転可
能に取り付けたピニオンで、このピニオン8はスプール
軸7の突出部に形成したクラッチ部9に係脱可能になっ
ていると共に、この係脱は公知の如く両支持板間に横架
された操作部材により行なわれるようになっている。1
0はスプール5に機械的制動をかけるため、右外側板3
の外側に設けた制動機構である。
の一例を示すものである。図に於て、1は両端に支持板
1a,1bを有する本体フレームで、両支持板1a,1
bはこれに横架された複数の支柱1dによって平行に且
つ一体に結合され、更に本体フレーム1の下面側支柱1
cには釣竿への取付脚2が設けてある。3は上記支持板
1aにその外側面を取り囲むよう取り付けた右外側板、
4は上記支持板1bにその外側面を取り囲むよう取り付
けた左外側板であり、又、5は本体フレーム1内に配置
したスプールで、このスプール5は両支持板1a,1b
間に軸受6を介して回転可能に枢着したスプール軸7に
同軸に固着されている。8は上記支持板1aを貫通して
右外側板3内に突出するスプール軸7の突出部に回転可
能に取り付けたピニオンで、このピニオン8はスプール
軸7の突出部に形成したクラッチ部9に係脱可能になっ
ていると共に、この係脱は公知の如く両支持板間に横架
された操作部材により行なわれるようになっている。1
0はスプール5に機械的制動をかけるため、右外側板3
の外側に設けた制動機構である。
11は上記スプール軸7と平行にして支持板1aと右外
側板3間に差し渡し状態に配置されたハンドル軸で、こ
のハンドル軸11の一端は支持板1aの右外側板3側の
面に設けた凹部に軸受12を介して支持板1aのスプー
ル5側に露出しないように回転可能に支承され、その他
端部は右外側板3に設けた円筒部13内にスライド可能
な軸受14を介して回転可能に支承されている共に、ハ
ンドル軸11の一端部外周にはリング状の溝15を形成
し、この溝15に係合する抜止め部材16をねじ17に
より支持板1aに固着し、これによりハンドル軸11の
軸方向の動きを規制すると同時に、ハンドル軸11の他
端側が軸受14により支承されなくともハンドル軸11
を支持板1aに対し安定して保持できるようにする。
又、上記右外側板3内に位置するハンドル軸11には上
記ピニオン8と噛合するドライブギア18がハンドル軸
11の軸方向に移動可能にかつ相対回転可能に取り付け
られており、更にドライブギア18に隣接して逆回転防
止用のラチェットギア19がハンドル軸11の軸方向に
移動可能に且つ相対回転不能に取り付けられている。
又、20は上記ドライブギア18とハンドル軸11とを
摩擦結合させスプール5への回転トルクを発生させるた
めのドラグ機構で、ハンドル軸11にその軸方向に移動
可能で、且つ相対回転不能に取り付けた押圧板20a
と、この押圧板20aとドライブギア18の側面間に介
在した摩擦板20bと、ドラグ力調整用板ばね20c
と、この板ばね20cと軸受14間に介在したばね受2
0dと、ハンドル軸11の他端ねじ部11aに螺合した
ドラグ力調整用つまみ20eとから構成されている。2
1は上記ハンドル軸11の他端に固着したハンドルであ
る。
側板3間に差し渡し状態に配置されたハンドル軸で、こ
のハンドル軸11の一端は支持板1aの右外側板3側の
面に設けた凹部に軸受12を介して支持板1aのスプー
ル5側に露出しないように回転可能に支承され、その他
端部は右外側板3に設けた円筒部13内にスライド可能
な軸受14を介して回転可能に支承されている共に、ハ
ンドル軸11の一端部外周にはリング状の溝15を形成
し、この溝15に係合する抜止め部材16をねじ17に
より支持板1aに固着し、これによりハンドル軸11の
軸方向の動きを規制すると同時に、ハンドル軸11の他
端側が軸受14により支承されなくともハンドル軸11
を支持板1aに対し安定して保持できるようにする。
又、上記右外側板3内に位置するハンドル軸11には上
記ピニオン8と噛合するドライブギア18がハンドル軸
11の軸方向に移動可能にかつ相対回転可能に取り付け
られており、更にドライブギア18に隣接して逆回転防
止用のラチェットギア19がハンドル軸11の軸方向に
移動可能に且つ相対回転不能に取り付けられている。
又、20は上記ドライブギア18とハンドル軸11とを
摩擦結合させスプール5への回転トルクを発生させるた
めのドラグ機構で、ハンドル軸11にその軸方向に移動
可能で、且つ相対回転不能に取り付けた押圧板20a
と、この押圧板20aとドライブギア18の側面間に介
在した摩擦板20bと、ドラグ力調整用板ばね20c
と、この板ばね20cと軸受14間に介在したばね受2
0dと、ハンドル軸11の他端ねじ部11aに螺合した
ドラグ力調整用つまみ20eとから構成されている。2
1は上記ハンドル軸11の他端に固着したハンドルであ
る。
上記のように構成された魚釣用リールに於て、ハンドル
21を第1図の矢印方向に回転操作すれば、ハンドル軸
11が一体に同一方向へ回転されると共に、ドラグ機構
20を介して摩擦結合されたドライブギア18も同一方
向に回転され、その回転はピニオン8,クラッチ部9及
びスプール軸7を介してスプール5に伝達され、このス
プール5の回転に伴い釣糸がスプール5に巻き取られる
ことになる。
21を第1図の矢印方向に回転操作すれば、ハンドル軸
11が一体に同一方向へ回転されると共に、ドラグ機構
20を介して摩擦結合されたドライブギア18も同一方
向に回転され、その回転はピニオン8,クラッチ部9及
びスプール軸7を介してスプール5に伝達され、このス
プール5の回転に伴い釣糸がスプール5に巻き取られる
ことになる。
又、つまみ20eを締め又は緩め方向に回転操作すれ
ば、つまみ20aの締め,緩め動作に従って軸受14及
びばね受20dがハンドル軸11の軸方向に移動し、板
ばね20cを圧縮又は伸長すると同時に、そのばね圧を
押圧板20aに付与することでドライブギア18と摩擦
板20bとの接触圧を変化させ、これによりドラグ力を
調整する。このとき、ハンドル軸11は抜止め部材16
により保持されているので、軸方向に移動することがな
い。
ば、つまみ20aの締め,緩め動作に従って軸受14及
びばね受20dがハンドル軸11の軸方向に移動し、板
ばね20cを圧縮又は伸長すると同時に、そのばね圧を
押圧板20aに付与することでドライブギア18と摩擦
板20bとの接触圧を変化させ、これによりドラグ力を
調整する。このとき、ハンドル軸11は抜止め部材16
により保持されているので、軸方向に移動することがな
い。
上記のような本実施例に於ては、ハンドル軸11の一端
部がスプール5側の支持板1a外側に露出しないように
支持板1aの内側で回転可能に支持されているから、ス
プール5近傍に巻き取られる釣糸により海水,水等が、
スプール5側の支持板1aに侵入付着しても、ハンドル
軸11の一端部に付着しない。また、ハンドル軸11
は、そのリング溝15に係合する抜止め部材16により
軸方向の動きを規制する方式にしてあるため、ドラグ機
構20の締め及び緩め操作によりハンドル軸11が軸方
向に移動するようなことがなく、摩擦板20b等の摩耗
による影響も全く受けないほか、ドラブギアとピニオン
との噛合状態を常に安定に保持でき、従来のような歯面
の損傷がなくなり、回転性能を一段と向上できると共
に、逆転防止用ラチェット機構にも支障を来すことがな
く、リール機能全体としての性能も向上できる。
部がスプール5側の支持板1a外側に露出しないように
支持板1aの内側で回転可能に支持されているから、ス
プール5近傍に巻き取られる釣糸により海水,水等が、
スプール5側の支持板1aに侵入付着しても、ハンドル
軸11の一端部に付着しない。また、ハンドル軸11
は、そのリング溝15に係合する抜止め部材16により
軸方向の動きを規制する方式にしてあるため、ドラグ機
構20の締め及び緩め操作によりハンドル軸11が軸方
向に移動するようなことがなく、摩擦板20b等の摩耗
による影響も全く受けないほか、ドラブギアとピニオン
との噛合状態を常に安定に保持でき、従来のような歯面
の損傷がなくなり、回転性能を一段と向上できると共
に、逆転防止用ラチェット機構にも支障を来すことがな
く、リール機能全体としての性能も向上できる。
又、ハンドル軸11は抜止め部材16によって支持板1
aに起立して安定に保持できるため、ハンドル軸11へ
のドラブギア18,ラチェットギア19及びドラグ機構
20の組付けが容易となり、その操作性も向上できる。
aに起立して安定に保持できるため、ハンドル軸11へ
のドラブギア18,ラチェットギア19及びドラグ機構
20の組付けが容易となり、その操作性も向上できる。
第3図は本考案に於けるハンドル軸抜止め保持方式の他
の実施例を示す。この実施例では、ハンドル軸11の一
端外周に鍔部22を設け、この鍔部22に抜止め部材1
6を係合したものである。
の実施例を示す。この実施例では、ハンドル軸11の一
端外周に鍔部22を設け、この鍔部22に抜止め部材1
6を係合したものである。
この実施例にあっても上記第1図の実施例と同様な効果
が得られる。
が得られる。
尚、本考案に於けるハンドル軸11の軸方向の動きを規
制するための抜止め部材16との係止部は、上記実施例
のような溝15及び鍔部22に限定されないことは勿論
である。
制するための抜止め部材16との係止部は、上記実施例
のような溝15及び鍔部22に限定されないことは勿論
である。
又、実施例に於てハンドル軸11が支持される支持板1
aを本体フレーム1と一体にした構成で述べたが、支持
板1aを本体フレーム1と別体に構成して支持板1aに
ハンドル軸11を抜止め支持するように構成しても良
い。
aを本体フレーム1と一体にした構成で述べたが、支持
板1aを本体フレーム1と別体に構成して支持板1aに
ハンドル軸11を抜止め支持するように構成しても良
い。
以上のように本考案によれば、スプール側の支持板外側
面よりハンドル軸端部を露出することなく支持板の内側
で回転可能に支承すると共に、抜止部材により軸方向規
制したので、スプール近傍に巻き取られる釣糸により侵
入付着しやすい海水,水等の影響を受けることなく、ハ
ンドル軸の軸方向規制及び軸受端部の回転性を常時高精
度に維持できる。
面よりハンドル軸端部を露出することなく支持板の内側
で回転可能に支承すると共に、抜止部材により軸方向規
制したので、スプール近傍に巻き取られる釣糸により侵
入付着しやすい海水,水等の影響を受けることなく、ハ
ンドル軸の軸方向規制及び軸受端部の回転性を常時高精
度に維持できる。
第1図は本考案に係る魚釣用リールの一例を示す一部切
欠きの平面図、第2図は本考案に於けるハンドル軸抜止
め保持機構部分の側面図、第3図は本考案におけるハン
ドル軸抜止め保持機構部の他の実施例を示す側面図であ
る。 1……本体フレーム、1a,1b……支持板、3……右
外側板、4……左外側板、5……スプール、7……スプ
ール軸、8……ピニオン、11……ハンドル軸、12,
14……軸受、15……溝(係止部)、16……抜止め
部材、18……ドライブギア、19……ラチェットギ
ア、20……ドラグ機構、21……ハンドル、22……
鍔部(係止部)。
欠きの平面図、第2図は本考案に於けるハンドル軸抜止
め保持機構部分の側面図、第3図は本考案におけるハン
ドル軸抜止め保持機構部の他の実施例を示す側面図であ
る。 1……本体フレーム、1a,1b……支持板、3……右
外側板、4……左外側板、5……スプール、7……スプ
ール軸、8……ピニオン、11……ハンドル軸、12,
14……軸受、15……溝(係止部)、16……抜止め
部材、18……ドライブギア、19……ラチェットギ
ア、20……ドラグ機構、21……ハンドル、22……
鍔部(係止部)。
Claims (1)
- 【請求項1】本体フレームと、この本体フレームの両支
持板間にスプール軸を介して回転可能に支承したスプー
ルと、このスプールにピニオン及びドライブギアを介し
てハンドル軸からの回転を伝達するようにした両軸受型
の魚釣用リールに於て、上記ハンドル軸の一端部をスプ
ール側の支持板外側に露出しないように該支持板の内側
で回転可能に支持すると共に、上記ハンドル軸の他端部
側を支持板に取り付けられる外側板に支持し、上記ハン
ドル軸の支持板側端部外周に係止部を形成し、この係止
部と係合してハンドル軸の軸方向の動きを規制する抜止
部材を上記支持板の内側に固定したことを特徴とする魚
釣用リール。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052958U JPH0629027Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 魚釣用リ−ル |
US07/017,906 US4763856A (en) | 1986-04-09 | 1987-02-24 | Fishing reel |
KR2019870003684U KR910005708Y1 (ko) | 1986-04-09 | 1987-03-23 | 낚시용 릴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052958U JPH0629027Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 魚釣用リ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164771U JPS62164771U (ja) | 1987-10-20 |
JPH0629027Y2 true JPH0629027Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=12929397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986052958U Expired - Lifetime JPH0629027Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4763856A (ja) |
JP (1) | JPH0629027Y2 (ja) |
KR (1) | KR910005708Y1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6216969B1 (en) * | 1987-08-28 | 2001-04-17 | Daiwa Seiko Inc. | Fishing reel with anti-reverse mechanism |
US5020738A (en) * | 1987-08-28 | 1991-06-04 | Daiwa Seiko, Inc. | Fishing reel anti-reverse mechanism |
US5018682A (en) * | 1987-11-24 | 1991-05-28 | Ryobi Ltd. | Fishing reel having a spool shaft supported at both ends thereof |
US4901944A (en) * | 1987-11-24 | 1990-02-20 | Ryobi, Ltd. | Fishing reel having a spool shaft supported at both ends thereof |
US5379957A (en) | 1991-05-14 | 1995-01-10 | Shimano Inc. | Spinning reel having balancer |
US5921491A (en) * | 1997-05-05 | 1999-07-13 | Brunswick Corporation | Anti-reverse drag mechanism |
JP5956741B2 (ja) * | 2011-11-08 | 2016-07-27 | 株式会社シマノ | 釣り用リールのリール本体及び釣り用リール |
CN103734105B (zh) * | 2013-12-31 | 2016-04-06 | 宁波中源欧佳渔具股份有限公司 | 防转主体盖的渔线轮 |
US9807991B1 (en) * | 2017-01-04 | 2017-11-07 | Okuma Fishing Tackle Co., Ltd. | Brake mechanism of fishing reel |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3198457A (en) * | 1965-08-03 | Drag for fishing reels | ||
US2553200A (en) * | 1946-03-25 | 1951-05-15 | Henry I Mandolf | Fishing reel |
US3478977A (en) * | 1967-01-03 | 1969-11-18 | Shakespeare Co | Fly reel having primary and secondary drag means |
US3572607A (en) * | 1968-04-22 | 1971-03-30 | Harry D Wilson | Fishing reel |
JPS50592A (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-07 | ||
JPS5985241A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-17 | 株式会社シマノ | 両軸受リ−ル |
JPS59105872U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | 株式会社オリムピック | 釣用リ−ルの駆動機構 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP1986052958U patent/JPH0629027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-02-24 US US07/017,906 patent/US4763856A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-23 KR KR2019870003684U patent/KR910005708Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR870015730U (ko) | 1987-11-23 |
KR910005708Y1 (ko) | 1991-08-02 |
JPS62164771U (ja) | 1987-10-20 |
US4763856A (en) | 1988-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0629027Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
US6530535B2 (en) | Fishing reel | |
JPS6012925A (ja) | 両軸受リ−ル | |
US6199782B1 (en) | Double bearing type fishing reel | |
JP2573084Y2 (ja) | 魚釣用リールの制動装置 | |
JP4913307B2 (ja) | 釣り用リールのための遊星ギアアセンブリ | |
JP2538893Y2 (ja) | スピニングリールのドラグ機構 | |
US6216969B1 (en) | Fishing reel with anti-reverse mechanism | |
KR950002578A (ko) | 낚시용 릴의 역전방지장치 | |
JP2003339283A (ja) | 魚釣用両軸受型リ−ル | |
JPH0510612Y2 (ja) | ||
JPH0639586Y2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP2004514408A5 (ja) | ||
JPH0538618Y2 (ja) | ||
JP2575471Y2 (ja) | 両軸受リールのクラッチ構造 | |
JP2004222559A (ja) | 魚釣り用リールのハンドル装置 | |
JPH0718288Y2 (ja) | スピニングリール | |
KR100987100B1 (ko) | 낚시용 릴의 나사 조작 구조 | |
US5601245A (en) | Brake system for use in double bearing type fishing reel | |
JP3604588B2 (ja) | 魚釣用両軸受型リール | |
JP2535459Y2 (ja) | 両軸受型リール | |
JPH0310860Y2 (ja) | ||
JPH04688Y2 (ja) | ||
JPH06953Y2 (ja) | 魚釣用リールのドラグ機構 | |
JP2502204Y2 (ja) | 両軸受リ―ルのブレ―キ機構 |