JPH07169919A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH07169919A
JPH07169919A JP5317004A JP31700493A JPH07169919A JP H07169919 A JPH07169919 A JP H07169919A JP 5317004 A JP5317004 A JP 5317004A JP 31700493 A JP31700493 A JP 31700493A JP H07169919 A JPH07169919 A JP H07169919A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抵抗値のばらつきが小となり、放熱作用が良好
となり、シリコン基板の高集積化を計れる半導体装置お
よびその製造方法を提供する。 【構成】シリコン基板1の主面に形成された絶縁膜2の
表面にその全ての裏面を被着して形成された島状の多結
晶シリコン膜6を有し、多結晶シリコン膜6の中央部に
所定の不純物を含有した抵抗素子7を形成し、多結晶シ
リコン膜6の中央部を除く周辺部に抵抗素子7の全側面
に被着する実質的に不純物を含有しないノンドープ領域
8を位置させる。また絶縁膜2上のみにノンドープの非
晶質シリコンパターン4を存在させた状態で熱処理する
ことにより、非晶質シリコンパターン4をノンドープの
多結晶シリコンパターン5に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に係わり、特に抵抗素子およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来技術の抵抗素子を示す。
(A)は断面図、(B)は斜視図である。単結晶シリコ
ン基板1上の絶縁膜2の上に多結晶シリコン膜をパター
ニングして抵抗素子27を形成する。この抵抗素子27
は、長さLと幅Wと高さ(厚さ)Tと不純物濃度から抵
抗値を決定する抵抗本体部20とその両側のコンタクト
部21とを有している。
【0003】図6に他の従来技術の抵抗素子を示す。
(A)は断面図、(B)は平面図である。一導電型の単
結晶シリコン基板1内に逆導電型の不純物を拡散して逆
導電型の抵抗素子37を形成する。この抵抗素子37
は、長さLと幅Wと深さTと不純物濃度から抵抗値を決
定する抵抗本体部30とその両側のコンタクト部31と
を有している。
【0004】別の従来技術として図7に示すような抵抗
素子が特開昭2−283058号公報に開示されてい
る。図7において、CVD法で成長されたノンドープの
多結晶シリコン膜をパターニングし、絶縁膜2の上の部
分に不純物を導入して抵抗素子47を形成する。この抵
抗素子47は、抵抗値を決定する抵抗本体部40とその
両側のコンタクト部41とを有している。そしてコンタ
クト部41と連続的に形成された多結晶シリコン膜のノ
ンドープ部42が絶縁膜2に形成された開口43内で単
結晶シリコン基板1に接続されており、このノンドープ
部42を通して単結晶シリコン基板に放熱させて放熱性
の向上を計るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図5乃至図7の抵
抗素子には次のような問題を有する。
【0006】まず図5に示す抵抗素子は絶縁膜上に形成
してあるから他の素子が形成されるシリコン基板の集積
度を向上させることができるが、多結晶シリコン膜をエ
ッチングによりパターニングして抵抗素子27を形状を
形成しているから、エッチングによる寸法のばらつきに
より、抵抗値が大きくばらついてしまう。例えば、Tが
200nmでマスクの幅が0.6μmのとき、Wが0.
4〜0.6μmとなり抵抗値が±20%もばらついてし
まう。さらに、抵抗素子27の抵抗本体部20に発生し
た熱の放熱経路は、コンタクト部21を通してそこに接
続する配線への経路と抵抗本体部20の底面から絶縁膜
2を通しての経路であるから、放熱性に問題を生ずる。
【0007】図6の抵抗素子はフォトレジストをマスク
として不純物を導入して抵抗素子の形状を形成すること
ができるから、形状のばらつきは小なく、したがってこ
れによる抵抗値のばらつきも小ない。また放熱性も良い
構造となる。しかしながら、他の素子が形成されるシリ
コン基板内に形成されているから、シリコン基板の集積
度を向上させる際に制約となる。またシリコン基板との
間で形成されるPN接合による寄生容量が大きくなり高
速動作に支障を生じる。また、絶縁性が悪くなる。
【0008】図7に示す抵抗素子は放熱性は向上する
が、抵抗素子の形状、すなわち幅方向の形状は選択エッ
チングによるから、図5と同様に抵抗値のばらつきが大
きくなる。また基板を露出させる開口43を必要とする
からシリコン基板の集積度の向上に制約を生じる。さら
にこの多結晶シリコン膜はCVD法により堆積したもの
である。CVD法による多結晶シリコンは粒径が0.0
1〜0.05μmと小さいために、不純物をイオン注入
した後の活性化熱処理の前後で抵抗値が大きく変動す
る。例えば、活性化熱処理の前後で抵抗値が50%も大
きく変動し、かつその変動値のばらつきも30%と大き
くなる。したがって最終的な抵抗値が特定しにくいとい
う欠点がある。
【0009】一方、図7を変更して、抵抗素子を形成す
るために非晶質シリコンを堆積し、開口43に露出する
単結晶シリコンの表面部分を種にして熱処理をする方法
にした場合は、開口43から単結晶シリコンが成長し
て、絶縁膜2上の開口に近い非晶質シリコンの部分は単
結晶シリコンに変換され、開口から離れるにしたがって
多結晶シリコンが多く混在する状態となる。したがって
全体的には粒径が大きくなるから活性化熱処理の前後で
抵抗値の変動の問題は生じない。しかしながら、開口4
3からの距離により結晶状態が異なる。単結晶シリコン
に形成した抵抗素子と多結晶シリコンに形成した抵抗素
子とは抵抗特性が異なるから、抵抗素子の配置設計にこ
の距離の要素を考慮する必要があり、設計が煩雑になっ
てしまう。また、上記のように方法を変更しても、幅方
向の形状のばらつきによる抵抗値のばらつきや、開口を
必要とすることによる単結晶シリコン基板の集積度の制
約に関しては図7と同様に問題となる。
【0010】したがって本発明の目的は、抵抗値のばら
つきが小であり、放熱性が改善され、寄生容量の問題を
生じることなく、かつ半導体基板の高集積度の向上が計
れる半導体装置を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、上記半導体装置にお
いて活性化熱処理前後で抵抗値の変動を抑制できる半導
体装置の製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板と、前記半導体基板の主面に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜の表面にその全ての裏面を被着して形成され
た島状の多結晶シリコン膜と、前記多結晶シリコン膜の
中央部に所定の不純物を含有して形成された抵抗素子
と、前記多結晶シリコン膜の前記中央部を除く周辺部に
位置して前記抵抗素子の全側面に被着せる実質的に不純
物がノンドープの多結晶シリコン領域とを有する半導体
装置にある。
【0013】本発明の他の特徴は、半導体基板上の絶縁
膜上に実質的に不純物がノンドープの非晶質シリコンを
堆積する工程と、前記非晶質シリコンをパターニングし
てその全ての裏面が前記絶縁膜の上面に被着された非晶
質シリコンパターンを形成する工程と、しかる後、熱処
理により前記非晶質シリコンパターンから変換された実
質的にノンドープの多結晶シリコンの選択的箇所に不純
物を導入することにより、多結晶シリコンのノンドープ
領域に囲まれた抵抗素子を形成する工程とを有する半導
体装置の製造方法にある。
【0014】上記半導体装置もしくはその製造方法にお
いて、ノンドープの多結晶シリコンもしくは非晶質シリ
コンは、不純物が含有してもその濃度は1×1014at
oms・cm-3以下であることが好ましく、これにより
抵抗率を50Ω・cm以上にすることができ、電気的に
は絶縁体であり熱的には良熱伝導体としての機能を有す
ることができる。また、多結晶シリコンの半分以上の体
積が2μm以上の粒径を有する結晶で占られていること
が好ましく、これにより活性化熱処理前後での抵抗値の
変動は無視できるように小さくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0016】図1および図2は本発明の一実施例を示す
断面図および平面図である。
【0017】まず図1(A)に示すように、他の素子が
形成される単結晶シリコン基板1の主面に二酸化シリコ
ン膜等の絶縁膜2が形成され、全面に膜厚30nm〜
0.5μmの非晶質シリコン3を成長し堆積する。この
成長の際にはP型やN型の不純物を含有させないから非
晶質シリコン3はノンドープの膜である。また不所望に
不純物が存在してもその濃度は1×1014atoms・
cm-3以下となるようにすることができる。
【0018】次に図1(B)に示すように、非晶質シリ
コン3をパターニングして絶縁膜2の表面にその全ての
裏面を被着した非晶質シリコンパターン4の形状に形成
する。
【0019】次に図1(C)に示すように、例えば60
0℃で12〜24時間の熱処理を行う。これにより非晶
質シリコンパターン4の内部の各所で結晶を生じ、これ
を種として非晶質シリコンパターン4が多結晶シリコン
パターン5に変換する。この多結晶シリコンパターン5
の大部分は2〜5μmの大きな粒径で示められ、それよ
り小さい結晶はこの大きな結晶間の界面に存在するだけ
の状態となる。すなわち、半分以上の体積が2μm以上
の粒径を有する結晶で占られた多結晶シリコンパターン
5が得られる。
【0020】また、結晶化の熱処理の際に絶縁膜2上に
のみに非晶質シリコンパターン4が膜を存在させてあ
り、この非晶質シリコンパターン4は単結晶シリコン基
板1にに被着していないから、熱処理により得られた多
結晶シリコンパターン5の各所において同じ結晶状態と
なる。
【0021】次に図1(D)に示すように、多結晶シリ
コンパターン5を素子配置設計に必要な大きさにパター
ニングして、ノンドープで絶縁膜2上のみに位置した平
面形状が島状の多結晶シリコン膜6を形状形成する。
【0022】次に図1(E)に示すように、フォトレジ
スト9をマスクにひ素、アンチモン等の不純物を、例え
ば10keV程度の低エネルギーのイオン注入法によ
り、多結晶シリコン膜6の周辺部8を除く中央部7に導
入する。なおイオン注入のマスクはフォトレジスト9に
代えて、別の膜にフォトレジストで開口を形成しこの開
口に多結晶シリコン膜6の周辺部8をマスクする側壁
(サイドウォール)を形成しる方法を用いてもよい。
【0023】次にフォトレジスト9を除去し、イオン注
入した不純物を活性化する熱処理を行う。この熱処理に
は低温短時間のラピッドサーマルアニール(RTA)ま
たは低温のファーネスアニールが好ましい。また半分以
上の体積が2μm以上の粒径を有する結晶で占られた多
結晶シリコンを用いているから、この活性化熱処理によ
る抵抗値の変動や抵抗値のばらつきは無視できる程度に
小さい。
【0024】この工程により図2(A)の平面図に示す
ように、島状の多結晶シリコン膜6の中央部に、例えば
不純物濃度が5×1017atoms・cm-3の抵抗素子
7が形成され、この中央部を除く周辺部に位置して、実
質的に不純物が含有しない多結晶シリコンのノンドープ
領域8が抵抗素子で発生する熱を放熱するために抵抗素
子7の全側面に被着して位置した構造が得られる。そし
て抵抗素子7は長さLと幅Wと高さ(厚さ)Tと不純物
濃度から抵抗値を決定する抵抗本体部10とその両側の
コンタクト部11とを有している。
【0025】そして図2(B)に示すように、層間絶縁
膜(図示省略)に形成されたコンタクト孔12を通して
アルミ配線13がコンタクト部11に接続される。尚、
コンタクト部11の3方向は絶縁性のノンドープの多結
晶シリコン領域8であるから、コンタクト部11上から
多結晶シリコン領域8上にかけてコンタクト部11より
大きい面積のコンタクト孔12にすることもできる。
【0026】図3は図1の工程の一部を変更した実施例
を示す断面図である。図1および図2に示す実施例と異
なるプロセスは、この実施例ではノンドープの非晶質シ
リコン3を最終的な形状にパターニングして非晶質シリ
コン膜16を形状形成し(図3(B))、この非晶質シ
リコン膜16を熱処理して最終的な形状の多結晶シリコ
ン膜6を形成することである。多結晶シリコン膜6の最
終的な形状が確定している時にはこのプロセスの方がパ
ターニングの工程が一回少なくなる。
【0027】図は省略するが他の変更した実施例とし
て、図1(C)の工程の後、図1(D)の工程を行わな
いで図1(E)および図2(A)の工程で不純物を含有
した抵抗素子7を形成し、その後でその周囲のノンドー
プの多結晶シリコン領域8が所定の外形形状となるよう
に、図1(D)のパターニング工程を行って多結晶シリ
コン膜6を形状形成してもよい。この実施例のプロセス
によれば、抵抗素子を形成した後で他の素子を含めた配
置設計を変更することができる。
【0028】図1および図2に示す実施例では多結晶シ
リコン膜6の全膜厚(T)にわたって不純物を含有させ
て抵抗素子7を形成させていた(図1(E))。しかし
図4に示すように、多結晶シリコン膜6の多結晶シリコ
ン膜の中央部の上部分のみに不純物を含有させて抵抗素
子17を形成し、多結晶シリコン膜の周辺部と中央部の
下部分にノンドープ領域18を位置させることもでき
る。このような構造により、他の条件が同一の場合に高
抵抗値が得られ、また抵抗本体部からの発熱はその側面
からだけでなくその底面からも有効に放熱することがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体装置によれ
ば、抵抗素子の形状はエッチングによらずマスクパター
ンによる不純物の選択的導入により形成することができ
るから、抵抗素子の形状のばらつきが小となり、これに
より抵抗値のばらつきが小となる。また、放熱作用を行
うノンドープの多結晶シリコン領域が抵抗素子の抵抗本
体部の側面とも連続的に形成されているから、抵抗本体
部で発生した熱を効率よく放散することができる。ま
た、抵抗素子およびノンドープ領域からなる多結晶シリ
コン膜はその全裏面が絶縁膜の表面に被着形成したもの
であり、熱放散用のノンドープ領域はシリコン基板に接
続するものではないから、他の素子を形成するシリコン
基板の高集積化に支障を生じない。
【0030】さらに上記半導体装置を製造する本発明の
半導体装置の製造方法によれば、非晶質シリコンを熱処
理して多結晶シリコン膜に変換するものであるから、活
性化熱処理前後の抵抗値の変動を無視することができ
る。また、単結晶シリコン基板の表面部分に非晶質シリ
コンを被着しこの表面部分を種にして熱処理により結晶
化をするものではなく、非晶質シリコンパターンを絶縁
膜上のみに存在させてから熱処理により結晶化するから
パターン各部の結晶化の状態が均一となり、さらに単結
晶シリコン基板の表面部分に依存しないからこの点から
もシリコン基板の高集積化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の半導体装置の製造方法を工程
順に示した断面図である。
【図2】図1の続きの工程の製造方法および本発明の実
施例の半導体装置を示した平面図である。
【図3】図1の工程の一部を変更した実施例を示す断面
図である。
【図4】図1の不純物の導入深さを変更した実施例を示
す断面図である。
【図5】従来技術の抵抗素子を示す図であり、(A)は
断面図、(B)は斜視図である。
【図6】他の従来技術の抵抗素子を示す図であり、
(A)は断面図、(B)は平面図である。
【図7】別の従来技術の抵抗素子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 単結晶シリコン基板 2 絶縁膜 3 非晶質シリコン 4 非晶質シリコンパターン 5 多結晶シリコンパターン 6 多結晶シリコン膜 7 抵抗素子(多結晶シリコン膜の中央部) 8 多結晶シリコンのノンドープ領域(多結晶シリコ
ン膜の周辺部) 9 フォトレジスト 10 抵抗素子の抵抗本体部 11 抵抗素子のコンタクト部 12 コンタクト孔 13 アルミ配線 16 非晶質シリコン膜 17 多結晶シリコン膜の中央部の上部分に形成され
た抵抗素子 18 多結晶シリコン膜の周辺部と中央部の下部分に
位置するノンドープ領域 20,30,40 抵抗素子の抵抗本体部 21,31,41 抵抗素子のコンタクト部 27,37,47 抵抗素子 42 多結晶シリコン膜のノンドープ部 43 開口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、前記半導体基板の主面に
    形成された絶縁膜と、前記絶縁膜の表面にその全ての裏
    面を被着して形成された多結晶シリコン膜と、前記多結
    晶シリコン膜の中央部に所定の不純物を含有して形成さ
    れた抵抗素子と、前記多結晶シリコン膜の前記中央部を
    除く周辺部に位置して前記抵抗素子の全側面に被着せる
    実質的に不純物がノンドープの多結晶シリコン領域とを
    有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン領域の不純物濃度は
    1×1014atoms・cm-3以下であることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記多結晶シリコン膜の半分以上の体積
    が2μm以上の粒径を有する結晶で占られていることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗素子は抵抗値を決定する抵抗本
    体部とその両側のコンタクト部とを有して構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上の絶縁膜上に実質的に不純
    物がノンドープの非晶質シリコンを堆積する工程と、前
    記非晶質シリコンをパターニングしてその全ての裏面が
    前記絶縁膜の上面に被着された非晶質シリコンパターン
    を形成する工程と、しかる後、熱処理により前記非晶質
    シリコンパターンから変換された実質的にノンドープの
    多結晶シリコンの選択的箇所に不純物を導入することに
    より、多結晶シリコンのノンドープ領域に囲まれた抵抗
    素子を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記実質的に不純物がノンドープとは、
    不純物濃度が1×1014atoms・cm-3以下である
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理により得られた前記多結晶シ
    リコンの半分以上の体積が2μm以上の粒径を有する結
    晶で占られていることを特徴とする請求項5に記載の半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記抵抗素子は抵抗値を決定する抵抗本
    体部とその両側のコンタクト部とを有して構成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造
    方法。
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