JPH0716843A - インサート成形用金型装置 - Google Patents

インサート成形用金型装置

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JPH0716843A
JPH0716843A JP18716293A JP18716293A JPH0716843A JP H0716843 A JPH0716843 A JP H0716843A JP 18716293 A JP18716293 A JP 18716293A JP 18716293 A JP18716293 A JP 18716293A JP H0716843 A JPH0716843 A JP H0716843A
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JP
Japan
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mold
plate
work holding
insert
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JP18716293A
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English (en)
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JP3312209B2 (ja
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Terumasa Osaki
輝正 大崎
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、インサートワークを金型内のワー
ク保持孔にインサートワーク及びワーク保持孔を傷つけ
ることなく容易に挿入できるようにすることを目的とし
ている。 【構成】 インサートワークを金型内に予め配置し、成
形と同時に該インサートワークをキャビテイ成形品と一
体に固着するようにしたインサート成形用金型装置にお
いて、ワーク保持プレートを配設し、該ワーク挿着プレ
ートにワーク保持孔を貫通し、キャビテイプレートと反
対側端部に拡開案内部を形成したことを特徴とするイン
サート成形用金型装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサートワークを金
型内に配置し、成形と同時にそのインサートワークを成
形品に固着してなるインサート成形用金型装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9、図10に示すようなインサ
ート成形用金型装置が知られている。成形機101の固
定側には固定側型板102が固定されており、その固定
側型板102にはスプルー孔103が形成されたプレー
ト104が固定されている。又、そのプレート104の
固定側型板102とは反対側の端面にはインサートワー
ク105が挿着保持されるワーク保持孔106が形成さ
れている。そして、射出成形した際、出来上がった成形
品にバリなどが発生しないように、そのワーク保持孔1
06の内径とインサートワーク外径とのクリアランスは
非常に少なく(約0.01〜0.02mm)設定されてい
る。更に、ワーク保持孔106の端面は鋭いエッジ部1
06aとなっている。
【0003】前記プレート104と対向した位置には成
形品が成形される成形品となるキャビテイ107が形成
されたキャビテイプレート108が配置されている。な
お、そのキャビテイプレート108にはスプルー孔10
3とキャビテイ107とを連結するランナー孔109も
形成されている。110は金型が開いた際、成形品を突
き出すためのエジェクターピンであり、111はランナ
ーを突き出すためのランナーエジェクターピンである。
【0004】次に動作について説明する。金型を拡開し
た状態でインサートワーク105をワーク保持孔106
に人手或いは正確なロボットなどにより挿入する。ワー
ク挿入後、金型を閉じ射出成形を行う。成形終了後、再
び金型を拡開しエジェクターピン110とランナーエジ
ェクターピン111とにより成形された成形品を金型よ
り突き出す。その突き出された成形品には図11に示す
ようにインサートワーク105が固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
ように、ワーク保持孔106とインサートワーク105
のクリアランスが非常に小さく、又、エッジ106aが
形成されているため挿入が困難であり、よってインサー
トワークを人手により挿入しなければならず、生産性が
悪いものであった。又、ロボットの使用なども考えられ
るが、インサートワークでエッジ部106a或いはワー
ク自体などに傷をつけてしまう場合があり、正確に作動
する精度の高い高価なロボットを使用せねばならなかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、インサートワークを金型内に予
め配置し、成形と同時に該インサートワークをキャビテ
イ成形品と一体に固着するようにしたインサート成形用
金型装置において、ワーク保持プレートを配設し、該ワ
ーク挿着プレートにワーク保持孔を貫通し、キャビテイ
プレートと反対側端部に拡開案内部を形成したことを特
徴とする。
【0007】
【実施例】図1乃至図5に示した本発明の第1実施例に
ついて詳細に説明する。成形機1の固定側に取り付けら
れている固定側型板2にはスプルー孔3の一部分が形成
されたスプループレート4が固定されている。又、その
スプループレート4には後述するインサートワーク5の
位置決めを行う位置決めピン6が固定されているが、ワ
ークの位置決め高さが後述するワーク保持プレート7と
同一高さ(厚さ)の場合にはこの位置決めピン6は必要
ではない。
【0008】更に、そのスプループレート4と対峙した
位置にはワーク保持プレート7が配置されており、スト
ップボルト8によりスプループレート4と連結されてい
る。なお、そのワーク保持プレート7はストップボルト
8を摺動し移動する。又、ワーク保持プレート7には前
記スプループレート4のスプルー孔3と連通するスプル
ー孔3が同様に形成されている。
【0009】更に、ワーク保持プレート7にはインサー
トワーク5が挿着保持されるワーク保持孔9が貫通され
た状態で形成されており、そのワーク保持孔9の固定側
型板2側はワーク5が挿入しやすいようにテーパー面
(状)10に形成されている。なお、テーパー面10と
反対側の端面内径部11は従来技術と同様にワーク5の
外径と端面内径部11とのクリアランスが約0.01〜
0.02mmに設定され形成されている。
【0010】更に、前記ワーク保持プレート7と対峙し
た位置には成形品が成形させる成形部であるキャビテイ
12が形成されたキャビテイプレート13が配置されて
いる。又、前記スプルー孔3とキャビテイプレート13
とを連通するランナー孔14も形成されている。前記ワ
ーク保持プレート7は成形機1の可動側に固定されてお
り、又、従来技術と同様に成形終了後、成形品を突き出
すエジェクターピン15とランナーエジェクターピン1
6とが内設されている。17は金型が閉鎖した際にスト
ップボルト8が挿入する逃げ孔である。
【0011】次に動作について説明する。金型が拡開し
た状態でワーク保持プレート7のワーク保持孔9にはイ
ンサートワーク5をスプループレート4とワーク保持プ
レート7の間より挿着する。つまり、インサートワーク
5をワーク保持孔9のテーパー面10の方向から挿着す
る(図1参照)。このワーク挿着作業はワーク保持孔9
の挿入面がテーパー面10になっているため、多少ずれ
てもテーパー面により導かれる。よって、高価で高精度
なロボットでなくても一般的なロボットなどで挿着する
ことができる。次いで、金型を閉鎖させるが、その閉鎖
過程で位置決めピン6がインサートワーク5を押圧し
(図2参照)、金型が完全に閉鎖した状態でインサート
ワーク5が正確に位置決めされる(図3参照)。次い
で、金型が閉鎖した状態で樹脂をキャビテイ12に流し
込み、射出成形を行う。成形終了後金型を拡開するが、
その拡開動作の過程でワーク保持プレート7が連結棒に
より中間部で停止する(図4参照)。この過程で成形品
はキャビテイ12に固定されている。更に金型を拡開す
るが、キャビテイプレート13が移動しエジェクターピ
ン15とランナーエジェクターピン16とにより成形品
並びにランナーが突き出され成形が終了する(図5参
照)。
【0012】なお、金型の閉鎖過程でワーク保持孔9か
らインサートワーク5が脱落しないように図6の如くワ
ーク保持孔9にボールプランジャー18や図7に示す如
くOリングなどを取り付けると良い。
【0013】図8は本発明の第2実施例で、ワーク保持
プレート7を金型自体にストップボルト8により取り付
けたが、ワーク保持プレート7を着脱自在となし、イン
サートワーク挿着後、金型を閉鎖する前に金型に取り付
けても良い。なお、この場合に於てはキャビテイプレー
ト13にガイドピン20を固定し、ワーク保持プレート
7にそのガイドピン20と係合するガイド孔21を形成
すると位置決めが容易となる。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、インサートワークを金
型内に予め配置し、成形と同時に該インサートワークを
キャビテイ成形品と一体に固着するようにしたインサー
ト成形用金型装置において、ワーク保持プレートを配設
し、該ワーク挿着プレートにワーク保持孔を貫通し、キ
ャビテイプレートと反対側端部に拡開案内部を形成して
あるので、ワーク保持孔並びにインサートワーク自体に
傷つけることなく、しかも生産性の良い金型装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で型開きしインサートワー
ク挿入時の正面図である。
【図2】図1のインサートワーク挿入後型締途中の正面
図である。
【図3】図2の型締め完了後の正面図である。
【図4】図3の型開き途中の正面図である。
【図5】図4の成形品突き出し時の正面図である。
【図6】本発明のインサートワークを保持部の他の実施
例正断面図である。
【図7】本発明のインサートワーク保持部の更に他の正
断面図である。
【図8】本発明の第2実施例で型開きしインサートワー
ク挿入時の正面図である。
【図9】従来装置の閉型時正面図である。
【図10】図9にインサートワーク挿入時正面図であ
る。
【図11】従来装置の成形品の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 成形機 2 固定側型板 3 スプルー孔 4 スプループレート 5 インサートワーク 6 位置決めピン 7 ワーク保持プレート 9 ワーク保持孔 10 テーパー面 12 キャビテイ 13 キャビテイプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサートワークを金型内に予め配置
    し、成形と同時に該インサートワークをキャビテイ成形
    品と一体に固着するようにしたインサート成形用金型装
    置において、ワーク保持プレートを配設し、該ワーク挿
    着プレートにワーク保持孔を貫通し、キャビテイプレー
    トと反対側端部に拡開案内部を形成したことを特徴とす
    るインサート成形用金型装置。
JP18716293A 1993-06-30 1993-06-30 インサート成形用金型装置 Expired - Fee Related JP3312209B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7727456B2 (en) 2005-09-08 2010-06-01 Tokai Kogyo Co., Ltd. Method of manufacturing composite molded article and manufacturing apparatus of composite molded article
JP2018154104A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 キヤノン株式会社 成形品の製造方法、成形品、カートリッジ及び画像形成装置
CN112208055A (zh) * 2019-07-11 2021-01-12 发那科株式会社 注射成型系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018154104A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 キヤノン株式会社 成形品の製造方法、成形品、カートリッジ及び画像形成装置
CN112208055A (zh) * 2019-07-11 2021-01-12 发那科株式会社 注射成型系统

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