JP3240605B2 - インサート成形方法 - Google Patents

インサート成形方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C2045/5695Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding using a movable mould part for continuously increasing the volume of the mould cavity to its final dimension during the whole injection step

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金型内において
金属製品などのインサートワークと樹脂とを一体成形す
るインサート成形方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般にインサート成形
では型閉じに先立って、キャビティ内の所定位置にイン
サートワークをセットする必要がある。成形品の底面な
どを金属で覆うインサート成形では、キャビティの最奥
部に板状のインサートワークを挿入して固定しなければ
ならぬため手数を要し、インサート成形品の長短にかか
わらず特別仕様のインサート装置を採用する場合が多
い。
【0003】また長尺のインサート成形品では、キャビ
ティの奥深くまでインサートワークの挿入を行う関係
上、インサートアームの長いインサート装置が必要とな
り、このため型開閉ストロークも大きく要求される結
果、通常成形の場合よりも1クラス上の仕様の成形機を
使用しなければならないという不都合が起こる場合すら
ある。
【0004】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は、インサートワークを樹脂圧により
キャビティ内を移動させるという手段の採用により、イ
ンサート成形品の長短に関係なくインサートワークのセ
ットと支持とが容易に行える新たなインサート成形方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、可動型のパーティング面に凹設したキャビティに、
インサートワークの支持を兼ねる操作ピンを進退自在に
挿入し、その操作ピンに可動盤内に設けた操作シリンダ
のピストンロッドを当接して、該操作シリンダにより操
作ピンの樹脂圧による後退を制御可能となし、上記キャ
ビティにインサートワークを嵌挿して操作ピンにより支
持したのち、樹脂の射出によりインサートワークを押圧
するとともに、上記操作シリンダにより樹脂圧を受けつ
つ操作ピンと一緒にインサートワークを所定位置まで後
退させながらキャビティに樹脂を充填してインサート成
形品を成形し、そのインサート成形品の離型は操作シリ
ンダにより操作ピンを開口端まで再前進して行う、とい
うものである。
【0006】またこの発明の上記キャビティに充填する
樹脂は、発泡剤又はガスを含み、その発泡圧力を樹脂圧
として受けつつ操作ピンと一緒にインサートワークを所
定位置まで後退させながらキャビティに樹脂を充填す
る、というものでもある。
【0007】このようなインサート成形では、インサー
ト成形品の長短にかかわらずキャビティへのインサート
ワークのセットが確実に行われ、セット後のインサート
ワークの倒れによる成形不良も解決されるので、高品質
のインサート成形品が得られる。また長尺のものであつ
てもキャビティの最奥部までインサートを行う必要はな
いので、インサート装置を使用する場合でも長いインサ
ートアームは不要となり、したがって型開ストロークの
関係から1クラス上の成形機を採用しなければならない
という不都合も解決されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図中1は固定型、2は可動型でパ
ーティング面にて開口した短柱状の成形品のキャビテイ
3が前部内に凹設してあり、そのキャビティ3が臨む固
定型1のパーティング面の中央に穿設したスプル4に、
射出装置5のノズル5aが固定盤6を通して当接してあ
る。
【0009】上記キャビティ3の中央部には操作ピン7
が可動型後部の中空部8から進退自在に挿入位置してい
る。この操作ピン7の後端には可動盤9に内設した油圧
作動の操作シリンダ10のピストンロッド11が操作板
12を介して当接され、その操作シリンダ10により樹
脂圧による操作ピン7の後退が制御できるようにしてあ
る。
【0010】上記金型によるインサート成形では、まず
型開状態において、操作ピン7を操作シリンダ10によ
り前進移動させ、キャビティ3の開口部にインサートワ
ーク支えとして先端面を固定する。次にキャビティ3と
略同径で周縁をプレス成形した金属板によるインサート
ワーク13を、操作ピン7の先端面に接するところまで
開口部に嵌挿する。インサートワーク13は周辺の厚み
と操作ピン7とによりキャビティ3の内外に倒れること
がないように開口部内にセットされる。
【0011】次に、固定型1に向け可動型2を前進移動
して型閉及び型締を行ったのち、上記操作シリンダ10
により操作ピン7に樹脂圧を下回る圧力を付与する。し
かるのち、固定型1に当接した射出装置5のノズル5a
から、スプル4を経てキャビティ3の開口部の隙間に溶
融した樹脂14を射出する。この射出によりインサート
ワーク13は操作ピン7と一緒に樹脂圧を受けつつキャ
ビティ3の最奥部の端壁まで後退移動してゆく。この後
退に伴い拡大されたキャビティ3には樹脂14が順に満
たされ、インサートワーク13が上記端壁に接して後退
不能となったときに射出充填が完了し、一側面にインサ
ートワーク13が密着したインサート成形品が成形され
る。
【0012】所定量の溶融樹脂の射出完了またはインサ
ートワーク13が上記端壁まで後退したら、操作シリン
ダ10による加圧を止めて保圧、冷却に移行し型開とな
る。型開後に離型が行われるのであるが、この離型は操
作シリンダ10により操作ピン7を開口端まで再前進さ
せることにより容易に行え、したがつて、操作ピン7及
び操作シリンダ10は、突出装置として兼用することが
できる。
【0013】上記キャビティ3に充填する樹脂14が、
発泡剤又はガスを含む場合には、その発泡圧力を樹脂圧
として受けつつ操作ピン7と一緒にインサートワーク1
3をキャビティ3の端壁まで後退させながら、キャビテ
ィ3に樹脂14を充填することができる。したがつて、
この発明によるインサート成形は発泡成形にもそのまま
採用することが可能である。
【0014】このように、キャビティ3に嵌挿したイン
サートワーク13を操作ピン7により支持し、操作シリ
ンダ10により樹脂圧を受けつつ操作ピン7と一緒にイ
ンサートワーク13をキャビティ端壁まで後退させなが
ら樹脂14の射出充填を行うインサート成形では、キャ
ビティ3へのインサートワーク13のセットが確実で
き、またセット後のインサートワーク13の倒れによる
成形不良もなくなり、キャビティ3の最奥部までインサ
ートを行う必要はないので、インサート作業も容易とな
り、インサート成形品の品質も向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のインサート成形方法の実施に用い
られる金型の略図で、キャビティに樹脂を射出した初期
段階の説明図である。
【図2】 同じく射出充填完了時の説明図である。
【符号の説明】 1 固定型 2 可動型 3 キャビティ 4 スプル 5 射出装置 5a ノズル 7 操作ピン 10 操作シリンダ 11 ピストンロッド 12 操作板 13 インサートワーク 14 樹脂

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動型のパーティング面に凹設したキャ
    ビティに、インサートワークの支持を兼ねる操作ピンを
    進退自在に挿入し、その操作ピンに可動盤内に設けた操
    作シリンダのピストンロッドを当接して、該操作シリン
    ダにより操作ピンの樹脂圧による後退を制御可能とな
    し、上記キャビティにインサートワークを嵌挿して操作
    ピンにより支持したのち、樹脂の射出によりインサート
    ワークを押圧するとともに、上記操作シリンダにより樹
    脂圧を受けつつ操作ピンと一緒にインサートワークを所
    定位置まで後退させながらキャビティに樹脂を充填して
    インサート成形品を成形し、そのインサート成形品の離
    型は操作シリンダにより操作ピンを開口端まで再前進し
    て行うことを特徴とするインサート成形方法。
  2. 【請求項2】 上記キャビティに充填する樹脂は発泡剤
    又はガスを含み、その発泡圧力を樹脂圧として受けつつ
    操作ピンと一緒にインサートワークを所定位置まで後退
    させながらキャビティに樹脂を充填することを特徴とす
    る請求項1記載のインサート成形方法。
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