JP2755130B2 - 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構 - Google Patents

射出成形機の樹脂吐出口開閉機構

Info

Publication number
JP2755130B2
JP2755130B2 JP5288760A JP28876093A JP2755130B2 JP 2755130 B2 JP2755130 B2 JP 2755130B2 JP 5288760 A JP5288760 A JP 5288760A JP 28876093 A JP28876093 A JP 28876093A JP 2755130 B2 JP2755130 B2 JP 2755130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
opening
resin
valve member
molding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5288760A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07117079A (ja
Inventor
洋二 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIIGATA TETSUKOSHO KK
Original Assignee
NIIGATA TETSUKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIIGATA TETSUKOSHO KK filed Critical NIIGATA TETSUKOSHO KK
Priority to JP5288760A priority Critical patent/JP2755130B2/ja
Publication of JPH07117079A publication Critical patent/JPH07117079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2755130B2 publication Critical patent/JP2755130B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
    • B29C45/23Feed stopping equipment
    • B29C45/232Feed stopping equipment comprising closing means disposed outside the nozzle

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機に於て発泡
性材料や、低粘度材料が射出時以外にノズル口から流出
することを防止する射出成形機の樹脂吐出口開閉機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機の樹脂吐出口開閉機構
として、図6に示す構造のものが知られている(実開平
1−30213号公報参照)。この開閉機構は、不図示
の駆動手段によりレバ−Aが駆動され、ニ−ドルピンB
はノズル穴に押しつけられ、樹脂通路を閉鎖する。ま
た、レバ−Aの解放に依り樹脂通路を開放する事が可能
となり、この機能により射出成形に於て射出時以外にノ
ズル口から樹脂が外部に流出することを防止している。
この射出成形機のノズル口径Cは、3〜6mm程度であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形機
のノズル口径を大きくする必要がある場合、例えば、水
を発泡剤とした発泡成形(膨化成形)に於て、大径な発
泡吐出体を得る場合には、ノズル口径は30〜60mm
を必要とする。かような場合、従来の開閉機構のノズル
口径Cを30〜60mmと大径化すると、 、図7に示すごとく、当然ニ−ドルピンBの径はこれ
以上の径であることを要する。更に、ニ−ドルピンBの
外側にニ−ドルピンBのガイド機構、更に外側に樹脂流
路、その外側に外壁部を設けることとなり、全体構造と
して従来のものに比してはなはだ大きな構造になってし
まうという問題点があった。 、樹脂Dは、図8に示すごとくノズル口Eとニ−ドル
ピンBとの間のリング状のスキマから射出される為、吐
出される発泡体断面もリング状となり中実な発泡体が得
られないという問題点があった。 、ノズル口内面面積は、図9に示すごとく、ノズル口
径d、ノズル口長さl共に大幅に大きいことから相乗的
に大きなものとなる。したがって、この内面に対する固
化樹脂の付着面積は大きなものとなる。この為、成形品
部Fをノズル口内樹脂Gと共に取り外す場合に大きな力
を要するだけでなく、成形品部Fとノズル口内樹脂Gと
の間がちぎれたりするという問題点があった。 本発明は、上記のような、、の問題点を解消する
ためになされたものであって、軽量、小型の構造でもっ
て、しかも樹脂が中実状で吐出され、成形品部をノズル
口から容易に取り外すことのできる射出成形機の樹脂吐
出口開閉機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の射出成形機の樹脂吐出口開閉機構において
は、加熱筒先端に保持されたノズルと、ノズル先端に設
けられたノズル押当板と、ノズル押当板が取り付けられ
ている型取付盤と、型取付盤に設けられている案内板に
よってガイドされる開口部を有する弁部材とから構成
し、上記弁部材を移動させることによってノズル口を開
閉する駆動手段を設けたものである。
【0005】また、上記開口部の外縁に刃物部を形成し
たものである。
【0006】さらに、上記弁部材を射出完了後、若干切
断方向と逆方向に移動させるとより効果的である。
【0007】
【作用】本発明によると、弁部材を油圧シリンダ−等で
移動させ、弁部材に設けられた開口部の位置とノズル口
の位置関係を合致させることによって、熔融樹脂の射出
を行ない、上記位置関係を完全にずらすことによって、
ノズル口を閉鎖するようにしたので、射出時以外樹脂が
ノズル口から流出することはない。
【0008】また、弁部材に設けられた開口部外縁に形
成されている刃物部は、連結樹脂の切断を容易にする。
【0009】更に、射出完了後、弁部材を若干切断方向
と逆方向に移動させると連結樹脂に切れ目が入り、より
切断が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1において、射出成形機の加熱筒1には
不図示のスクリュが内蔵され、樹脂の熔融、射出が行な
われる。ノズル2には口径が30〜60mmの大径のノ
ズル口2aが開口している。型取付盤3にはノズル押当
板4が取り付けてあり、ノズル2先端がこの押当板4内
に挿入されると共に、ノズル2の前進力に依りノズル2
先端部と押当板4が密着し、この部分から樹脂が外部に
漏れることを防いでいる。また、型取付盤3には溝構造
5が刻設されており、凹型に溝が形成された案内板6
が、溝構造5に挿入、固着されている。案内板6のノズ
ル口2aに対向する位置には開口部6aが設けられてい
る。
【0011】弁部材7は1枚の板として形成され、案内
板6の凹型に形成された溝中を滑動する様挿入されてい
る。油圧シリンダ−8は連結棒9を経由して弁部材7に
接続されており、弁部材7を上昇位置(開位置)(図
3)と下降位置(閉位置)(図2)の2位置間で動作さ
せる。弁部材7の上昇位置に於けるノズル口2aに対向
する位置には、開口部7aが設けられている。この開口
部7aは下降位置に於てはノズル口2a部とは一致しな
くなり、結果としてノズル口2aは閉鎖される事とな
る。弁部材7に設けられたこの開口部7aの外縁は角度
を持った形状とされ、刃物として機能する様になってい
る。
【0012】以上のように構成された本発明の一実施例
の動作を図面を用いて説明する。図2は可塑化工程図を
示す。具体的には、熔融した樹脂10は加熱筒1先端部
に貯められていくが、弁部材7は閉位置にあるのでノズ
ル口2aは閉鎖されており、熔融した樹脂10がノズル
口2aから外部に流出する事はない。
【0013】図3は射出工程図を示す。具体的には、先
ず弁部材7は油圧シリンダ−8によって上昇され開位置
となる。同時に不図示のスクリュは前進し熔融した樹脂
10はノズル口2a外に射出される。この時樹脂10の
流出断面はリング状ではなく射出口2a全面積から樹脂
10が吐出されるので、中実な発泡体10aとなって流
出される。
【0014】図4は射出完了工程図を示す。具体的に
は、射出が完了すると樹脂10の流出は停止し、弁部材
7は下降位置(閉位置)へ下降される。この時ノズル口
2a内部と成形品部11とを連結していた樹脂10は、
弁部材7の開口部7a外縁に設けられた刃物部7bで切
断され成形品部11を楽に取り出すことができる。この
時の弁部材7の位置は図2の状態と同じになり、引き続
いて可塑化工程に移る事ができる。このようにして成形
サイクルを繰り返す。
【0015】図5は樹脂10の切断をより容易にするた
めの工程図である。先の実施例では、弁部材7を開位置
と閉位置の2位置間を動作させるものであるが、この実
施例では、開位置より更に若干上昇した第3の位置を設
定し、これら3つの位置の間を弁部材7を動作させるも
のである。詳述すると、可塑化工程(図2)、射出工程
(図3)については先の実施例と同一の動作をさせる
が、射出完了工程においては、先ず、弁部材7を上記第
3の位置に移動させる。これによって、ノズル口2a部
において、弁部材7の開口部7a外縁に形成された刃物
部7bによつて成形品部11と連結していた樹脂10下
側に切れ目が入れられる。次いで、弁部材7を閉位置に
移動させる(図4)と、成形品部11と連結していた樹
脂10は上方より完全に切断される。この2つの動作を
行なわせることによって、1つの動作を行わせた場合、
切り終り付近で発生しがちな切りクズやヒゲ状残渣の発
生を完全に防止できる。
【0016】なお、前記実施例では、弁部材7を移動さ
せる駆動手段として油圧シリンダ−8を用いたが、空圧
シリンダ−や電動シリンダ−や、その他を用いても良
く、特に手段を特定するものでは無い。また、前記実施
例では、弁部材7を上下に移動させたが、何等これに限
定されるものでなく、左右等に移動させても良いことは
勿論である。また、前記実施例では、大径のノズル口2
aを有する射出成形機の樹脂吐出口開閉機構について詳
述したが、本発明の趣意とするところは何等これに限定
するものではなく、大径の場合に比し効果は低いとはい
え、小径のノズル口を有する射出成形機にも適用でき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、弁部材を油圧シリンダ−等で
移動させ、弁部材に設けられた開口部の位置とノズル口
の位置関係を合致させることによって熔融樹脂の射出を
行ない、上記位置関係を完全にずらすことによって、ノ
ズル口を弁部材で閉鎖する構成としたので、射出時以
外、樹脂がノズル口から流出することを防止し得るだけ
でなく、ニ−ドルピン、ニ−ドルピンを作動させる機構
等が不要となり、ノズルの構造はノズル口のみを持つ単
純、軽量なものでよく、それに伴ってノズルを保持する
加熱筒も軽量、小型化し得る。
【0018】更に、ニ−ドルピンを用いないので、吐出
される発泡体断面もリング状ではなく、中実な発泡吐出
体が得られる。
【0019】また、弁部材の開口部外縁に刃物部を形成
したので、ノズル口内部と成形品部を連結する樹脂は切
断されるので、成形品取り出しが極めて容易になると共
に、成形品部とノズル口内樹脂との間がちぎれることは
ない。この場合、射出完了後、弁部材を若干切断方向と
逆方向に移動させることによって連結樹脂に予め切れ目
を入れるとより効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例を示す樹脂吐出口開閉
機構の正面図である。(b)は図1のX−X線断面図で
ある。
【図2】本発明の実施例を示す可塑化工程図である。
【図3】本発明の実施例を示す射出工程図である。
【図4】本発明の実施例を示す射出完了工程図である。
【図5】本発明の実施例を示す樹脂の切断をより容易に
するための工程図である。
【図6】従来例の一例を示す樹脂吐出口開閉機構の概略
図である。
【図7】従来例の一例を示すノズル口部の概略図であ
る。
【図8】従来例の一例を示す樹脂を射出中の状態を示す
概略図である。
【図9】従来例の一例を示す射出完了後ニ−ドル弁が閉
じられた状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 加熱筒 2 ノズル 3 型取付盤 4 ノズル押当板 6 案内板 7 弁部材 8 油圧シリンダ− 10 樹脂 11 成形品部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/20 - 45/23 B29C 45/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱筒先端に保持されたノズルと、ノズ
    ル先端に設けられたノズル押当板と、ノズル押当板が取
    り付けられている型取付盤と、型取付盤に設けられてい
    る案内板によってガイドされる開口部を有する弁部材と
    から構成され、上記弁部材を移動させることによってノ
    ズル口を開閉する駆動手段を設けたことを特徴とする射
    出成形機の樹脂吐出口開閉機構。
  2. 【請求項2】 上記開口部の外縁に刃物部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の射出成形機の樹脂吐出口
    開閉機構。
  3. 【請求項3】 上記弁部材を射出完了後、若干切断方向
    と逆方向に移動させた後、切断方向に移動させることを
    特徴とする請求項2記載の射出成形機の樹脂吐出口開閉
    機構。
JP5288760A 1993-10-25 1993-10-25 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構 Expired - Lifetime JP2755130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288760A JP2755130B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288760A JP2755130B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07117079A JPH07117079A (ja) 1995-05-09
JP2755130B2 true JP2755130B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=17734359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5288760A Expired - Lifetime JP2755130B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2755130B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1058573A (ja) * 1996-08-20 1998-03-03 Sumitomo Chem Co Ltd 繊維強化熱可塑性樹脂発泡成形体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07117079A (ja) 1995-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4498860A (en) Injection molding apparatus having a sprue holder with an inclined retractable ram
JP3174962B2 (ja) プラスチック成形において表面性向上のためのガス利用方法
AU748547B2 (en) Injection nozzle and method for injection molding
EP0495614A2 (en) Method of injection molding a thermoplastic resin and a mold for injection molding
JPH07108569A (ja) 樹脂成形方法および樹脂成形機
JPH05177667A (ja) 中空射出成形方法及びそれに用いる加圧流体圧入排出装置
JP2755130B2 (ja) 射出成形機の樹脂吐出口開閉機構
JP3427170B2 (ja) 射出成形機
JP3240605B2 (ja) インサート成形方法
USRE38480E1 (en) Injection nozzle and method for injection molding
JPH09262872A (ja) 射出成形金型
JP3299851B2 (ja) 射出成形用ノズル
JP2704605B2 (ja) 熱可塑性樹脂の射出成形装置とその成形方法
US3712777A (en) Apparatus for remelting sprue material
JPS6225026A (ja) 射出成形方法
JPS60220724A (ja) 予備可塑化装置
JP4080630B2 (ja) 金型装置
JPH0752205A (ja) 射出成形用金型
KR100355741B1 (ko) 디스크성형장치의 게이트컷장치 및 게이트컷방법
JP3047383B2 (ja) 射出成形用金型のバルブゲート装置
JPS595417B2 (ja) ホツトランナ金型による射出成形方法
JP2874835B2 (ja) ガス注入射出成形用金型及びそれを用いるガス注入射出成形法
JPH08142122A (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂の成形機
JPH10151641A (ja) ガス注入射出成形用金型のガス注入ノズル部の構造
JPH06834A (ja) 合成樹脂製品の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980203