JP4080630B2 - 金型装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機においては、射出装置及び金型装置を備え、前記射出装置の加熱シリンダ内において加熱されて溶融させられた樹脂を射出ノズルから射出するようにしている。そして、射出された樹脂は、金型装置のキャビティ空間に充填(てん)され、冷却されて固化させられた後、成形品として取り出されるようになっている。
【0003】
また、前記金型装置は、固定金型、該固定金型に対して接離自在に配設された可動金型、該可動金型を進退させて型閉じ、型締め及び型開きを行う型締装置、可動金型から成形品を突き出すためのエジェクタ装置等を有する。
【0004】
図2は従来の金型装置の断面図である。
【0005】
図において、11はボトムキャビティ、12は該ボトムキャビティ11に取り付けられたキャビティであり、前記ボトムキャビティ11及びキャビティ12によって固定金型21が構成される。そして、前記ボトムキャビティ11の内周面及びキャビティ12の内周面は、成形しようとする成形品20の外周面に対応させて形成される。
【0006】
また、前記固定金型21に対して可動金型22が接離自在に配設され、該可動金型22は、図示されないコアプレート、該コアプレートに取り付けられたコア13、及び前記成形品20を突き出すためのエジェクタ装置19から成り、図示されない型締装置を作動させることによって進退させられる。そして、該型締装置には、図示されない型締装置駆動部としての型締シリンダが配設され、該型締シリンダを駆動することによって型締装置を作動させ、型閉じ、型締め及び型開きを行うことができる。
【0007】
前記エジェクタ装置19は、クロスヘッド31、該クロスヘッド31に取り付けられたエジェクタロッド32、該エジェクタロッド32の前端(図における右端)に固定された環状のエジェクタリング33、及び該エジェクタリング33を進退させる駆動部としてのエジェクタシリンダ34から成り、前記エジェクタロッド32は前記コア13を貫通して延び、後端(図における左端)がクロスヘッド31に、前端がエジェクタリング33に固定される。また、前記エジェクタシリンダ34はシリンダ本体35、及び該シリンダ本体35内において摺(しゅう)動自在に配設されたピストン36を有し、該ピストン36によって前記シリンダ本体35内が区画される。
【0008】
前記ピストン36はヘッド36a及びロッド36bから成り、前記ヘッド36a側に第1の室41が、前記ロッド36b側に第2の室42がそれぞれ形成される。したがって、型開き時に第1の室41に図示されない油、空気等の作動流体を供給することによってピストン36を前進(図における右方に移動)させ、エジェクタリング33を前進させることによって、可動金型22側に残った成形品20を突き出すことができる。また、第2の室42に前記作動流体を供給することによってピストン36を後退(図における左方に移動)させ、エジェクタリング33を後退させることができる。
【0009】
前記コア13は、本体部18、及び該本体部18から前方(図における右方)に突出させて形成された突出部17から成り、該突出部17の外周面は、前記成形品20の内周面に対応させて形成される。
【0010】
ところで、前記型締装置を作動させることによって、前記可動金型22を前進させると、突出部17がキャビティ12内に挿入されて型閉じ及び型締めが行われ、前記可動金型22を後退させると、突出部17がキャビティ12から出されて型開きが行われる。そして、型閉じが終了した時点で固定金型21と可動金型22との間、すなわち、前記固定金型21の内周面と突出部17の外周面との間にキャビティ空間が形成される。
【0011】
また、前記ボトムキャビティ11には、図示されない射出装置の射出ノズルから射出された樹脂を案内するスプルー14が形成され、該スプルー14と前記キャビティ空間との間がゲート15によって連結される。
【0012】
そして、前記コア13を貫通させてエア通路25が形成され、該エア通路25の先端が前記突出部17の外周面において開口し、エア吹出口26を形成するとともに、エア通路25の後端(図における左端)が図示されない空気供給源に接続される。したがって、型開き時にエア吹出口26から空気を吹き出すことによって、成形品20を可動金型22から容易に離型させることができる。
【0013】
次に、前記構成の金型装置の動作について説明する。
【0014】
図3は従来の金型装置において型開きが行われている状態を示す図、図4は従来の金型装置において成形品の突出しが行われている状態を示す図、図5は従来の金型装置において成形品の突出しが終了した状態を示す図である。
【0015】
図示されない型締装置を作動させて、図3に示されるように、可動金型22を後退(図における左方に移動)させると、キャビティ12から突出部17が出されて型開きが行われる。このとき、成形品20はコア13に付着した状態で、可動金型22側に残される。
【0016】
続いて、図4に示されるように、エジェクタシリンダ34の第1の室41に作動流体を供給することによってピストン36を前進(図における右方に移動)させ、エジェクタリング33を前進させることによって、可動金型22側に残った成形品20を突き出す。そのために、該成形品20の先端、すなわち、フランジ部43とエジェクタリング33とが当接させられる。そして、エジェクタリング33が前進させられるのに伴って、フランジ部43が押され、成形品20は可動金型22から離型させられる。なお、この間、エア吹出口26から空気が吹き出されるので、成形品20を可動金型22から容易に離型させることができる。
【0017】
そして、図5に示されるように、前記成形品20が可動金型22から完全に離型させられると、成形品20を取り出すことができる。このとき、第2の室42に作動流体が供給することによってピストン36を後退させ、エジェクタリング33を後退させる。なお、11はボトムキャビティ、31はクロスヘッドである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の金型装置においては、薄く、かつ、底が深い成形品20を可動金型22から離型させようとするとき、フランジ部43がエジェクタリング33によって押されるのに伴って、成形品20が変形してしまうので、離型を円滑に行うことができないだけでなく、成形品20に皺(しわ)が形成されて成形不良が発生してしまう。
【0019】
本発明は前記従来の金型装置の問題点を解決して、離型を円滑に行うことができるとともに、成形品に成形不良が発生するのを防止することができる金型装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の金型装置においては、凹部を備えた第1の金型と、該第1の金型と接離自在に配設され、凸部を備え、第1の金型の凹部との間にキャビティ空間を形成する第2の金型と、該第2の金型を進退させて、型閉じ、型締め及び型開きを行う型締装置と、型開きに伴って、成形品の周縁を押すことによって、前記キャビティ空間内の成形品を第2の金型の凸部から離型させるとともに、第1の金型側に残す第1の離型部材と、型開きが終了した後に、前記成形品の周縁を押すことによって、成形品を第1の金型の凹部から離型させる第2の離型部材とを有する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の実施の形態における金型装置の断面図である。
【0024】
図において、11はボトムキャビティ、12は該ボトムキャビティ11に取り付けられたキャビティであり、前記ボトムキャビティ11、キャビティ12及び後述されるエジェクタ装置50によって第1の金型としての固定金型21が構成される。そして、前記ボトムキャビティ11の内周面及びキャビティ12の内周面は、成形しようとする成形品20の外周面に対応させて形成される。
【0025】
また、前記固定金型21に対して第2の金型としての可動金型22が接離自在に配設され、該可動金型22は、図示されないコアプレート、該コアプレートに取り付けられたコア13、及び前記成形品20を離型させるための離型装置79から成り、図示されない型締装置を作動させることによって進退させられる。そして、該型締装置には、図示されない型締用駆動部としての型締シリンダが配設され、該型締シリンダを駆動することによって型締装置を作動させ、型閉じ、型締め及び型開きを行うことができる。なお、前記型締シリンダに代えて電動機等を使用することもできる。
【0026】
前記離型装置79は、クロスヘッド81、該クロスヘッド81に取り付けられた離型ロッド82、該離型ロッド82の前端(図における右端)に固定された第1の離型部材としての環状の支持プレート83、及び該支持プレート83を進退させる離型用駆動部としての離型シリンダ84から成り、前記離型ロッド82は、前記コア13を貫通して延び、後端(図における左端)がクロスヘッド81に、前端が支持プレート83に固定される。また、前記離型シリンダ84はシリンダ本体85、及び該シリンダ本体85内において摺動自在に配設されたピストン86を有し、該ピストン86によって前記シリンダ本体85内が区画される。
【0027】
前記ピストン86はヘッド86a及びロッド86bから成り、前記ヘッド86a側に第1の室91が、前記ロッド86b側に第2の室92が形成される。したがって、型開き時に第1の室91に図示されない油、空気等の作動流体を供給することによってピストン86を前進(図における右方に移動)させ、支持プレート83を前進させることによって、成形品20を可動金型22から離型させることができる。また、第2の室92に作動流体を供給することによってピストン86を後退(図における左方に移動)させ、支持プレート83を後退させることができる。なお、前記離型シリンダ84に代えて電動機等を使用することもできる。また、必要に応じてスクリュー・ジャッキユニット、ラック・ピニオン等の機構を使用することもできる。そして、前記離型シリンダ84の作動を制御するために図示されない制御装置が配設される。
【0028】
また、前記コア13は、本体部18、及び該本体部18から前方(図における右方)に突出させて形成された突出部17から成り、該突出部17の外周面は、前記成形品20の内周面に対応させて形成される。
【0029】
ところで、前記型締装置を作動させることによって、前記可動金型22を前進させると、突出部17がキャビティ12内に挿入されて型閉じ及び型締めが行われ、前記可動金型22を後退させると、突出部17がキャビティ12から出されて型開きが行われる。そして、型閉じが終了した時点で固定金型21と可動金型22との間、すなわち、前記固定金型21の内周面、及び後述される第2の離型部材としての支持プレート53の内周面と突出部17の外周面との間にキャビティ空間が形成される。
【0030】
また、前記ボトムキャビティ11には、図示されない射出装置の射出ノズルから射出された樹脂を案内するスプルー14が形成され、該スプルー14と前記キャビティ空間との間がゲート15によって連結される。したがって、射出ノズルから射出された樹脂は、スプルー14によって案内され、ゲート15を通って前記キャビティ空間に充填される。
【0031】
そして、前記コア13を貫通させてエア通路25が形成され、該エア通路25の先端が前記突出部17の外周面において開口し、気体吹出手段としてのエア吹出口26を形成するとともに、エア通路25の後端(図における左端)が図示されない空気供給源に接続される。したがって、離型時にエア吹出口26から気体としての空気を成形品20に向けて吹き出すことによって、成形品20を可動金型22から容易に離型させることができる。なお、空気に代えて不活性ガス等を使用することもできる。また、前記空気供給源から空気を選択的に供給するために図示されない切換弁が配設され、該切換弁の制御は前記制御装置によって行われる。
【0032】
そして、型開き、及び成形品20の可動金型22からの離型が終了した後に、成形品20を突き出すとともに、固定金型21から離型させるために、エジェクタ装置50が配設される。
【0033】
該エジェクタ装置50は、エジェクタロッド52、該エジェクタロッド52の前端に固定されたエジェクタ部材としての環状の支持プレート53、及び該支持プレート53を進退させるエジェクタ用駆動部としてのエジェクタシリンダ51から成り、前記エジェクタロッド52は前記キャビティ12を貫通して延び、後端(図における右端)がエジェクタシリンダ51に、前端(図における左端)が支持プレート53に固定される。該支持プレート53は、前記支持プレート83と対向する面の内周縁部に環状の溝を備え、型締め時に、支持プレート53と支持プレート83との間に、前記キャビティ空間の一部が形成される。また、前記支持プレート53の内径は、前記突出部17に対応する部分の外径よりわずかに大きく、型締め時に支持プレート53の内周面と突出部17の外周面との間に、前記キャビティ空間の一部が形成される。なお、前記エジェクタシリンダ51の制御は、前記制御装置によって行われる。
【0034】
また、前記エジェクタシリンダ51は、シリンダ本体54、及び該シリンダ本体54内において摺動自在に配設されたピストン55を有し、該ピストン55によって前記シリンダ本体54内が区画される。前記ピストン55はヘッド55a及びロッド55bから成り、前記ヘッド55a側に第1の室56が、前記ロッド55b側に第2の室57が形成される。したがって、突出し時に第1の室56に前記作動流体を供給することによってピストン55を前進(図における左方に移動)させ、支持プレート53を前進させることによって、固定金型21側に残った成形品20を突き出すことができる。また、第2の室57に前記作動流体を供給することによってピストン55を後退させ、支持プレート53を後退(図における右方に移動)させることができる。なお、前記エジェクタシリンダ51に代えて電動機等を使用することもできる。また、必要に応じてスクリュー・ジャッキユニット、ラック・ピニオン等の機構を使用することもできる。
【0035】
本実施の形態においては、成形品20にフランジ部43を形成する必要があるので、第1、第2の離型部材として環状の支持プレート83、53を使用し、該支持プレート83、53によってフランジ部43を挟むようにしているが、成形品20を可動金型22から離型させた後、固定金型21から離型させることができればよいので、支持プレート83、53に代えて各種の形状の部材、ピン等を使用することができる。
【0036】
次に、前記構成の金型装置の動作について説明する。
【0037】
図6は本発明の実施の形態における金型装置において型開きが行われている状態を示す図、図7は本発明の実施の形態における金型装置において型開きが終了した状態を示す図、図8は本発明の実施の形態における金型装置において成形品の突出しが行われている状態を示す図、図9は本発明の実施の形態における金型装置において成形品の突出しが終了した状態を示す図である。
【0038】
図示されない型締装置を作動させて、図6に示されるように、可動金型22を後退(図における左方に移動)させると、キャビティ12から突出部17が出されて型開きが行われる。このとき、第1の室91に図示されない油、空気等の作動流体を供給することによって、ピストン86を前進(図における右方に移動)させ、支持プレート83を、可動金型22の後退量と等しい量だけ前進させると、支持プレート53、83によって成形品20のフランジ部43が挟まれるので、成形品20は固定金型21側に残り、成形品20の可動金型22からの離型が同時に行われる。この場合、フランジ部43が支持プレート83によって押し付けられることになるが、成形品20の周囲がキャビティ12によって包囲され、保持されるとともに、支持プレート53、83によってフランジ部43が挟まれているので、成形品20が変形することがない。
【0039】
したがって、薄く、かつ、底が深い成形品20を可動金型22から離型させる場合でも、離型を円滑に行うことができるだけでなく、成形品20に皺が形成されることがない。その結果、成形品20に成形不良が発生するのを防止することができる。
【0040】
また、エア吹出口26から成形品20に向けて空気が吹き出されるので、離型が容易になる。
【0041】
そして、可動金型22からの離型が行われている間に、成形品20は、前記エア吹出口26から吹き出された空気、及び金型装置の周囲の空気に触れ、冷却されて収縮するので、固定金型21からの離型が開始される。
【0042】
続いて、前記型締装置を作動させて、図7に示されるように、前記可動金型22を更に後退させると、型開き及び可動金型22からの離型が終了する。このとき、前記第2の室92に前記作動流体を供給することによってピストン86を後退させ、支持プレート83を後退させる。
【0043】
次に、第1の室56に前記作動流体を供給することによって、図8に示されるように、ピストン55及びエジェクタロッド52を前進させ、支持プレート53を前進させる。このとき、フランジ部43が支持プレート53の内周縁に係止させられるので、支持プレート53の前進(図における左方に移動)に伴って固定金型21側に残った成形品20が突き出される。
【0044】
そして、図9に示されるように、前記成形品20が完全に突き出され、固定金型21からの離型が終了すると、成形品20を取り出すことができる。このとき、第2の室57に前記作動流体を供給することによってピストン55を後退させ、支持プレート53を後退させる。
【0045】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、金型装置においては、凹部を備えた第1の金型と、該第1の金型と接離自在に配設され、凸部を備え、第1の金型の凹部との間にキャビティ空間を形成する第2の金型と、該第2の金型を進退させて、型閉じ、型締め及び型開きを行う型締装置と、型開きに伴って、成形品の周縁を押すことによって、前記キャビティ空間内の成形品を第2の金型の凸部から離型させるとともに、第1の金型側に残す第1の離型部材と、型開きが終了した後に、前記成形品の周縁を押すことによって、成形品を第1の金型の凹部から離型させる第2の離型部材とを有する。
【0047】
この場合、型開きが行われるときに、第1の離型部材を前進させることによって、成形品を、第2の金型から離型させ、第1の金型側に残すことができる。続いて、第2の離型部材を前進させることによって、成形品を第1の金型から離型させることができる。
【0048】
したがって、成形品が第2の金型から離型させられるときに、成形品の周囲が第1の金型によって包囲され、保持されるので、成形品が変形することがない。
【0049】
その結果、薄く、かつ、底が深い成形品を第2の金型から離型させる場合でも、離型を円滑に行うことができるだけでなく、成形品に皺が形成されることがない。また、成形品に成形不良が発生するのを防止することができる。
【0050】
本発明の他の金型装置においては、さらに、前記第2の金型は、成形品に向けて気体を吹き出す気体吹出手段を備える。
【0051】
この場合、成形品に向けて気体が吹き出されるので、離型が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における金型装置の断面図である。
【図2】従来の金型装置の断面図である。
【図3】従来の金型装置において型開きが行われている状態を示す図である。
【図4】従来の金型装置において成形品の突出しが行われている状態を示す図である。
【図5】従来の金型装置において成形品の突出しが終了した状態を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における金型装置において型開きが行われている状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における金型装置において型開きが終了した状態を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における金型装置において成形品の突出しが行われている状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における金型装置において成形品の突出しが終了した状態を示す図である。
【符号の説明】
20 成形品
21 固定金型
22 可動金型
26 エア吹出口
53、83 支持プレート

Claims (2)

  1. (a)凹部を備えた第1の金型と、
    (b)該第1の金型と接離自在に配設され、凸部を備え、第1の金型の凹部との間にキャビティ空間を形成する第2の金型と、
    (c)該第2の金型を進退させて、型閉じ、型締め及び型開きを行う型締装置と、
    (d)型開きに伴って、成形品の周縁を押すことによって、前記キャビティ空間内の成形品を第2の金型の凸部から離型させるとともに、第1の金型側に残す第1の離型部材と、
    (e)型開きが終了した後に、前記成形品の周縁を押すことによって、成形品を第1の金型の凹部から離型させる第2の離型部材とを有することを特徴とする金型装置。
  2. 前記第2の金型は、成形品に向けて気体を吹き出す気体吹出手段を備える請求項1に記載の金型装置。
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