JP2002283397A - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP2002283397A
JP2002283397A JP2001087937A JP2001087937A JP2002283397A JP 2002283397 A JP2002283397 A JP 2002283397A JP 2001087937 A JP2001087937 A JP 2001087937A JP 2001087937 A JP2001087937 A JP 2001087937A JP 2002283397 A JP2002283397 A JP 2002283397A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルを成形品の表面に正確に貼(ちょう)着
することができ、成形品の品質を向上させることができ
るようにする。 【解決手段】本体部の下端に脚部が一体に形成された成
形品を成形するようになっている。ボトムキャビティ2
3と、スプリットユニット25と、スプリットユニット
25に隣接させて配設されたキャビティ26と、キャビ
ティ26に対して進退自在に配設され、スプリットユニ
ット25及びキャビティ26との間に、本体部に対応す
る第2の空間C2を形成するコア36とを有する。スピ
リットユニット25を貫通させてランナ38が形成さ
れ、ランナ38の前端に第2の空間C2に臨ませてゲー
ト39が形成される。ランナ38の前端に第2の空間C
2に臨ませてゲート39が形成されるので、キャビティ
空間Cにおいて、ラベルが挿入された部分に、樹脂を均
等に充填(てん)することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた成形材料として
の樹脂を、高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に
充填(てん)し、該キャビティ空間内において冷却して
固化させることによって成形品を得ることができるよう
になっている。
【0003】前記射出成形機は金型装置、型締装置及び
射出装置を有し、前記金型装置は、固定金型及び可動金
型を備え、前記型締装置は、前記固定金型を取り付ける
ための固定プラテン、前記可動金型を取り付けるための
可動プラテン、該可動プラテンを進退させるための型締
シリンダ等を備え、型締シリンダを駆動し、可動プラテ
ンを進退させることによって金型装置の型閉じ、型締め
及び型開きを行うことができ、型締めが行われた状態
で、固定金型と可動金型との間にキャビティ空間が形成
される。
【0004】一方、前記射出装置は、樹脂を加熱して溶
融させる加熱シリンダ、及び溶融させられた樹脂を射出
する射出ノズルを備え、前記加熱シリンダ内にスクリュ
ーが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。そし
て、計量工程において、前記スクリューを、後端に配設
された駆動部によって回転させ、それに伴って後退さ
せ、射出工程において、前記スクリューを前進させるこ
とによって、射出ノズルから樹脂を射出し、キャビティ
空間に充填するようにしている。
【0005】ところで、インモールドラベル成形におい
ては、前記キャビティ空間にあらかじめラベルを挿入
し、キャビティ空間に樹脂を充填するのに伴って、前記
ラベルを成形品の表面に一体に貼(ちょう)着するよう
になっている。ところが、成形品が次に述べるような片
持ち足付きの容器である場合、ラベルを良好に貼着する
ことができない。
【0006】図2は従来の片持ち足付きの容器の概略図
である。
【0007】図において、11は成形品としての片持ち
足付きの容器であり、該容器11は、本体部12、該本
体部12の上端に一体に形成されるフランジ部13、前
記本体部12の下端に一体に形成される脚部14から成
る。該脚部14は、円板状のベース15、及び該ベース
15の外周縁上における所定の箇所において、前記本体
部12とベース15とを連結する連結部16を備える。
前記容器11の本体部12の表面にラベル17が一体に
貼着される。
【0008】次に、前記容器11を成形するための金型
装置について説明する。
【0009】図3は従来の金型装置の断面図である。
【0010】図において、21は図示されない固定プラ
テンに取り付けられた固定金型、22は図示されない可
動プラテンに取り付けられた可動金型であり、前記可動
プラテンを進退させることによって、前記可動金型22
を固定金型21に対して接離させることができる。
【0011】そして、前記固定金型21は、ボトムキャ
ビティ23、該ボトムキャビティ23を支持する支持ブ
ロック24、該支持ブロック24の前端(図における左
端)に隣接させて配設されたスプリットユニット25、
該スプリットユニット25の前端に隣接させて配設され
たキャビティ26、該キャビティ26を支持する支持ブ
ロック27、及び二つのランナプレート28、29から
成る。前記スプリットユニット25は、第1、第2のス
プリット31、32から成る。また、前記キャビティ2
6は、前端にリング状のブロック33を備える。そし
て、前記ランナプレート28及びボトムキャビティ23
を貫通させてランナ38が形成され、該ランナ38の前
端にゲート39が形成される。
【0012】一方、前記可動金型22は、図示されない
可動プラテンに取り付けられたコアプレート35、及び
該コアプレート35に取り付けられたコア36から成
り、図示されない型締装置を作動させることによって進
退(図における左右方向に移動)させられる。そして、
前記容器11(図2)をコア36から離型させるため
に、該コア36に隣接させてセパレータ37が配設さ
れ、該セパレータ37をコア36に対して進退させるた
めに、図示されないエジェクタ装置が配設される。
【0013】そして、型締め時に、ボトムキャビティ2
3及びスプリットユニット25によって脚部14に対応
する第1の空間C1が、前記スプリットユニット25、
キャビティ26、コア36及びセパレータ37によっ
て、本体部12及びフランジ部13に対応する第2の空
間C2が形成され、前記第1、第2の空間C1、C2に
よってキャビティ空間Cが形成される。
【0014】なお、インモールドラベル成形において
は、前記キャビティ空間Cにあらかじめラベル17が挿
入され、キャビティ空間Cに樹脂を充填するのに伴っ
て、前記ラベル17が容器11の表面に貼着される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の金型装置においては、前記ベース15の中心に対応
する箇所にゲート39が形成されるので、ゲート39か
ら第1の空間C1に進入した樹脂は、前記第1の空間C
1におけるベース15に対応する部分を流れた後、連結
部16に対応する部分を流れ、連結部16に対応する部
分の頂点p1から第2の空間C2に進入することにな
る。したがって、ラベル17が挿入された部分に、樹脂
を均等に充填することができず、ラベル17に曲り、し
わ等が発生したり、キャビティ26とラベル17との間
に樹脂が進入して樹脂かぶりが発生したりして、ラベル
17を容器11の表面に正確に貼着することができな
い。したがって、容器11の品質が低下してしまう。
【0016】そこで、コア36側に図示されないランナ
及びゲートを形成し、第2の空間C2側から充填を行
い、第2の空間C2に進入した樹脂を第1の空間C1に
進入させるようにした裏ゲート方式の金型装置が考えら
れる。ところが、この種の金型装置においては、本体部
12の内周面における底部に、ひげ状のゲートかす等が
発生することがあるので、容器11を食品容器として使
用するのに適さない。
【0017】本発明は、前記従来の金型装置の問題点を
解決して、ラベルを成形品の表面に正確に貼着すること
ができ、成形品の品質を向上させることができる金型装
置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の金
型装置においては、本体部の下端に、ベース及び連結部
から成る脚部が一体に形成された成形品を成形するよう
になっている。
【0019】そして、ボトムキャビティと、該ボトムキ
ャビティに隣接させて配設され、ボトムキャビティとの
間に、前記脚部に対応する第1の空間を形成するための
スプリットユニットと、該スプリットユニットに隣接さ
せて配設されたキャビティと、該キャビティに対して進
退自在に配設され、前記スプリットユニット及びキャビ
ティとの間に、前記本体部に対応する第2の空間を形成
するコアとを有する。
【0020】また、前記スプリットユニットを貫通させ
てランナが形成され、該ランナの前端に前記第2の空間
に臨ませてゲートが形成される。
【0021】本発明の他の金型装置においては、さら
に、前記スプリットユニットは、それぞれ前進位置及び
退避位置を採る第1、第2のスプリットから成る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】図4は本発明の実施の形態における片持ち
足付きの容器の斜視図である。
【0024】図において、51は成形品としての片持ち
足付きの容器であり、該容器51は、本体部52、該本
体部52の上端に一体に形成されるフランジ部53、前
記本体部52の下端に一体に形成される脚部54から成
る。該脚部54は、円板状のベース55、及び該ベース
55の外周縁上における所定の箇所において、前記本体
部52とベース55とを連結する連結部56を備える。
前記本体部52は、胴部61及び底部62から成る。ま
た、前記ベース55に貫通穴63が形成され、連結部5
6に中抜き69が形成される。そして、前記容器51の
胴部61の表面にラベル57が一体に貼着される。
【0025】次に、前記容器51を成形するための金型
装置について説明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態における金型装
置の型締状態を示す断面図、図5は本発明の実施の形態
における金型装置の型開状態の第1の工程を示す断面
図、図6は本発明の実施の形態における金型装置の型開
状態の第2の工程を示す断面図、図7は本発明の実施の
形態における金型装置の型開状態の第3の工程を示す断
面図、図8は本発明の実施の形態における金型装置の型
開状態の第4の工程を示す断面図、図9は本発明の実施
の形態における金型装置の型開状態の第5の工程を示す
断面図である。
【0027】図において、21は図示されない固定プラ
テンに取り付けられた固定金型、22は図示されない可
動プラテンに取り付けられた可動金型であり、前記可動
プラテンを図示されない型締装置によって進退させるこ
とにより、前記可動金型22を固定金型21に対して接
離させることができる。
【0028】そして、前記固定金型21は、ボトムキャ
ビティ23、該ボトムキャビティ23を支持する支持ブ
ロック24、該支持ブロック24の前端(図における左
端)に隣接させて配設されたスプリットユニット25、
該スプリットユニット25の前端に隣接させて配設され
たキャビティ26、該キャビティ26を支持する支持ブ
ロック27、及び二つのランナプレート28、29から
成る。前記スプリットユニット25は、第1、第2のス
プリット31、32から成る。また、前記キャビティ2
6は、前端にリング状のブロック33を備える。そし
て、前記ランナプレート28、ボトムキャビティ23及
び第2のスプリット32を貫通させてランナ38が形成
され、該ランナ38の前端にゲート39が形成される。
なお、前記第1、第2のスプリット31、32は、図1
に示される前進位置、及び図7に示される退避位置を採
る。
【0029】一方、前記可動金型22は、図示されない
可動プラテンに取り付けられたコアプレート35、及び
該コアプレート35に取り付けられたコア36から成
り、前記型締装置を作動させることによって進退(図に
おける左右方向に移動)させられる。そして、前記容器
51をコア36から離型させるために、該コア36に隣
接させてセパレータ37が配設され、該セパレータ37
をコア36に対して進退させるために、図示されないエ
ジェクタ装置が配設される。なお、前記フランジ部53
(図4)とセパレータ37とが当接させられる。
【0030】また、前記型締装置には、型締装置駆動部
としての図示されない型締シリンダが配設され、該型締
シリンダを駆動することによって型締装置を作動させ、
金型装置の型閉じ、型締め及び型開きを行うことができ
る。また、前記エジェクタ装置は、クロスヘッド、及び
該クロスヘッドに取り付けられ、前端に前記セパレータ
37が取り付けられたエジェクタロッド、及び該エジェ
クタロッドを介して前記セパレータ37を進退させる駆
動部としてのエジェクタシリンダを備える。
【0031】そして、前記型締装置が作動させられ、型
閉じが行われ、続いて、型締めが行われると、ボトムキ
ャビティ23及びスプリットユニット25によって脚部
14に対応する第1の空間C1が、前記スプリットユニ
ット25、キャビティ26、コア36及びセパレータ3
7によって、本体部12及びフランジ部13に対応する
第2の空間C2が形成され、前記第1、第2の空間C
1、C2によってキャビティ空間Cが形成される。
【0032】なお、インモールドラベル成形において
は、型閉じが行われる前に、前記キャビティ空間Cにあ
らかじめラベル57が挿入される。
【0033】そして、図示されない射出装置の射出ノズ
ルから成形材料としての樹脂が射出されると、射出され
た樹脂は、ランナ38を通り、ゲート39を介して第2
の空間C2に進入し、続いて、第1の空間C1に進入す
る。前記第2の空間C2に進入した樹脂は、前記ラベル
57をキャビティ26及びブロック33の内周面に押し
付けて第2の空間C2内を流れる。このように、キャビ
ティ空間Cに樹脂を充填するのに伴って、前記ラベル5
7が容器51の表面に貼着される。
【0034】ところで、本実施の形態においては、ま
ず、第2の空間C2に樹脂を進入させるために、前記ゲ
ート39は第2の空間C2の中央に臨ませて形成され、
前記ランナ38は、ランナプレート28、ボトムキャビ
ティ23及び第2のスプリット32を貫通させて形成さ
れる。また、前記ランナ38内を流れる樹脂が、第1の
空間C1に進入することがないように、前記ボトムキャ
ビティ23の前端面(図における左端面)に、前記ベー
ス55に貫通穴63を形成するために円形の突部によっ
て喰(くい)切り部65が形成され、該喰切り部65内
を前記ランナ38が貫通させられる。そして、前記第1
のスプリット31における第2のスプリット32と対向
する面に、連結部56に中抜き69を形成するために、
円形の突部によって喰切り部66が形成される。
【0035】続いて、型開きが開始され、図示されない
駆動機構が作動させられ、図5に示されるように、ラン
ナプレート29が後退(図における右方に移動)させら
れ、それに伴って、ランナ38も後退させられる。な
お、本実施の形態において、該ランナ38は管構造を有
し、内部に樹脂が流れるようになっている。それに伴っ
て、前記ランナプレート28、ボトムキャビティ23及
び第2のスプリット32内を貫通し、前記ランナ38に
対応する形状の穴68が形成される。
【0036】次に、前記駆動機構が作動させられ、図6
に示されるように、ランナプレート28、ボトムキャビ
ティ23及び支持ブロック24が後退させられた後、図
7に示されるように、第1のスプリット31が矢印A方
向に、第2のスプリット32が矢印B方向に移動させら
れて退避位置に置かれる。
【0037】続いて、型締装置が作動させられ、図8に
示されるように、可動金型22が後退(図における左方
に移動)させられると、キャビティ26からコア36が
出され、このとき、容器51はコア36に付着した状態
で、可動金型22側に残される。
【0038】そして、図9に示されるように、前記コア
36に形成された図示されないエア吹出口から空気が吹
き出されるとともに、前記エジェクタ装置が作動させら
れてエジェクタロッドを介してセパレータ37が前進
(図における右方に移動)させられ、それに伴って、フ
ランジ部53が押され、容器51が可動金型22から離
型させられる。このようにして、型開きが行われるとと
もに、容器51の離型が行われる。
【0039】このように、スプリットユニット25のう
ちの所定のスプリット、本実施の形態おいては、第2の
スプリット32を貫通させてランナ38が形成されるの
で、第2の空間C2に臨ませてゲート39を形成するこ
とができる。したがって、キャビティ空間Cにおいて、
ラベル57が挿入された部分に、樹脂を均等に充填する
ことができるので、ラベル57に曲り、しわ等が発生し
たり、キャビティ26とラベル57との間に樹脂が進入
して樹脂かぶりが発生したりすることがなくなる。その
結果、ラベル57を容器51の表面に正確に貼着するこ
とができ、容器51の品質を向上させることができる。
【0040】また、コア36側にゲートを配設する必要
がないので、底部62にひげ状のゲートかす等が発生す
ることがない。したがって、容器51を食品容器として
使用するのに適する。
【0041】本実施の形態においては、前記第2のスプ
リット32にランナ38を貫通させるために、ボトムキ
ャビティ23に円形の喰切り部65が形成され、ベース
55に円形の貫通穴63が形成されるようになっている
が、ボトムキャビティ23に他の形状の喰切り部を形成
することもでき、その場合、喰切り部の形状に対応する
貫通穴がベース55に形成される。また、ベース55に
穴ではなく、切欠きを形成することもできる。
【0042】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、金型装置においては、本体部の下端に、ベース及
び連結部から成る脚部が一体に形成された成形品を成形
するようになっている。
【0044】そして、ボトムキャビティと、該ボトムキ
ャビティに隣接させて配設され、ボトムキャビティとの
間に、前記脚部に対応する第1の空間を形成するための
スプリットユニットと、該スプリットユニットに隣接さ
せて配設されたキャビティと、該キャビティに対して進
退自在に配設され、前記スプリットユニット及びキャビ
ティとの間に、前記本体部に対応する第2の空間を形成
するコアとを有する。
【0045】また、前記スプリットユニットを貫通させ
てランナが形成され、該ランナの前端に前記第2の空間
に臨ませてゲートが形成される。
【0046】この場合、スプリットユニットを貫通させ
てランナが形成され、該ランナの前端に前記第2の空間
に臨ませてゲートが形成されるので、キャビティ空間に
おいて、ラベルが挿入された部分に、樹脂を均等に充填
することができる。したがって、ラベルに曲り、しわ等
が発生したり、キャビティとラベルとの間に樹脂が進入
して樹脂かぶりが発生したりすることがなくなるので、
ラベルを成形品の表面に正確に貼着することができ、成
形品の品質を向上させることができる。
【0047】また、コア側にゲートを配設する必要がな
いので、底部にひげ状のゲートかす等が発生することが
ない。したがって、成形品を食品容器として使用するの
に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における金型装置の型締状
態を示す断面図である。
【図2】従来の片持ち足付きの容器の概略図である。
【図3】従来の金型装置の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態における片持ち足付きの容
器の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態における金型装置の型開状
態の第1の工程を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態における金型装置の型開状
態の第2の工程を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態における金型装置の型開状
態の第3の工程を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態における金型装置の型開状
態の第4の工程を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態における金型装置の型開状
態の第5の工程を示す断面図である。
【符号の説明】
23 ボトムキャビティ 25 スプリットユニット 26 キャビティ 31、32 第1、第2のスプリット 36 コア 38 ランナ 39 ゲート 52 本体部 54 脚部 55 ベース 56 連結部 C1、C2 第1、第2の空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の下端に、ベース及び連結部から
    成る脚部が一体に形成された成形品を成形するための金
    型装置において、(a)ボトムキャビティと、(b)該
    ボトムキャビティに隣接させて配設され、ボトムキャビ
    ティとの間に、前記脚部に対応する第1の空間を形成す
    るためのスプリットユニットと、(c)該スプリットユ
    ニットに隣接させて配設されたキャビティと、(d)該
    キャビティに対して進退自在に配設され、前記スプリッ
    トユニット及びキャビティとの間に、前記本体部に対応
    する第2の空間を形成するコアとを有するとともに、
    (e)前記スプリットユニットを貫通させてランナが形
    成され、該ランナの前端に前記第2の空間に臨ませてゲ
    ートが形成されることを特徴とする金型装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリットユニットは、それぞれ前
    進位置及び退避位置を採る第1、第2のスプリットから
    成る請求項1に記載の金型装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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