JPH07162935A - 移動通信システム及びそれに使用する移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信システム及びそれに使用する移動通信端末装置

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JPH07162935A
JPH07162935A JP5307975A JP30797593A JPH07162935A JP H07162935 A JPH07162935 A JP H07162935A JP 5307975 A JP5307975 A JP 5307975A JP 30797593 A JP30797593 A JP 30797593A JP H07162935 A JPH07162935 A JP H07162935A
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JP
Japan
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mobile communication
call
channel
relay
communication terminal
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Application number
JP5307975A
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English (en)
Inventor
Hisao Tanabe
尚男 田邊
Arata Nakakoshi
新 中越
Hideya Suzuki
秀哉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動通信端末装置が通信相手の電話番号を知る
こと無く直接他の移動通信端末装置と通信できるように
する。 【構成】無線基地局21のサービスエリア外にいる移動
通信端末装置11(13)は、特殊の通信種別(中継)
であることを示す識別記号を付加して送信する。移動通
信端末装置13から通信可能範囲かつサービスエリア内
にいる移動通信端末装置12は、上記識別記号に基づい
て、上記識別記号の内容(中継)のに基づいて無線基地
局21或は移動通信端末装置11に通信を行なう。 【効果】識別記号が中継依頼のときは、移動通信端末装
置13が無線基地局のサービスエリア外であっても、移
動通信端末装置12が通話を中継することができ、ま
た、識別記号が同報通信のきは、電波の届く範囲内に他
の移動体通信装置が存在すれば多数の移動体通信装置1
1、12、13による同時通話ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信システム及び
それに使用する移動通信端末装置(以下移動端末と略
称)、更に詳しくいえば、通信可能な地域内に配置され
た複数の無線基地局と移動端末との通信のために割り当
てられた複数の無線チャネルのうち、特定のチャネルを
使用して無線基地局を経ずに他の移動端末と通信できる
移動端末及びそれを用いて移動端末相互間又は無線基地
局のサービスエリア外の移動端末が無線基地局と交信す
る移動通信システム及び移動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信方式は、例えば特開平4
−1378315号公報に示されるように、無線基地局
が多数集められてサービスエリアが構成され、サービス
エリア毎に無線回線制御局が設けられる。更に無線回線
制御局を複数個たばねて、携帯電話等の移動端末用の交
換局が設けられ、一般公衆網とも接続されている。無線
基地局と複数の移動端末は無線基地局から移動端末へは
下りチャネルを使用して送信し、移動端末から無線基地
局へは上りチャネルを使用して送信する。下りチャネル
及び上りチャネルは1フレーム中に複数個あり、その中
の特定のチャネルは、発着呼制御のために割り当てられ
ている。上記移動通信方式の移動端末は、全て無線基地
局を介してのみ他の電話器や他の移動端末と通話でき
る。また、移動端末が無線基地局を介さずに通話できる
コードレス電話器が知られている。この種の技術に関す
る文献として、特開平4−213933号公報「ディジ
タルコードレス電話器」がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移動通信方
式は、移動端末が無線基地局のサービスエリア内にある
ときで、送信相手の電話番号が分かっていいるときは有
効であるが、小都市や山岳地帯など居住者が少ない地域
や海上では、無線基地局や特定の無線中継装置のサービ
スエリアに入らない場所が存在する。このような場所で
は、例え緊急事態が発生したとしても、病院及び警察な
どに連絡することは不可能である。また、山岳地帯で従
事する人や登山者及び海で従事する人やレジャーをする
人等が、緊急事態が発生した際に、携帯している移動端
末から無線基地局を介さず直接他の移動端末に向けて緊
急通信信号を発信することにより、無線基地局のサービ
スエリア外であっても、電波の届く範囲内に存在する他
の移動体通信装置の電話番号を知らないと、通話はでき
ない。
【0004】本発明の目的は、無線基地局のサービスエ
リア外であっても無線基地局を介して通信できる通信シ
ステム及び移動端末を実現することである。本発明の他
の目的は、従来の移動通信方式の移動通信端末して利用
できると共に、無線基地局を介すること無く、かつ送信
相手の電話番号(識別番号)が分かっていないときも、
他の単一又は複数の移動端末と相互に交信できる通信シ
ステム及び移動端末を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動端末は従来の通信システムに使用する
移動端末に他の移動通信端末と直接通信する通信手段を
付加して構成した。上記通信手段は、他の移動通信端末
と直接通信する時は、送信部に上記他の移動通信端末が
受信可能な特定チャネルを設定する手段と、そのチャネ
ル介して接続のための発呼側の識別番号及び通信種別の
識別番号を含む発着呼制御信号を発生する信号発生手段
を設けた。「上記他の移動通信端末が受信可能なチャネ
ル」は無線基地局から移動通信端末への通信に割り当て
られた下りチャンネルの中の特定のチャネルでもよい。
受信部には他の移動通信端末から上記発着呼制御信号を
受信したとき、上記通信種別の識別番号に応じて、他の
移動端末又は上記無線基地局との送受信チャネルの制御
を行なう制御手段を設けた。上チャネルを2チャネル以
上使用して、通話用チャネル及び中継用チャネルとして
使用する手段を設ける。
【0006】上記本発明の移動端末を用いた好ましい通
信システムの第1の形態として、第1の移動端末が無線
基地局のサービスエリア外のとき、無線基地局サービス
エリア内にある第2の移動端末に無線基地局への中継の
依頼を上記通信種別の識別信号を中継希望信号として送
信し、第2の移動端末が上記中継希望信号の発着呼制御
信号を受信し、第1の移動端末と無線基地局の中継を行
なう。この場合第2の移動端末の制御手段は、中継希望
信号を受信の際に通話中継のモードに入る手段と、上記
通話中継のモードに入った際に通話中継のための発呼を
行なう発着呼制御信号を発生する発生手段を設ける。他
の移動端末からの中継希望信号を受信の際に通話中継を
許可するための通話中継許可のモードを設定する手段
と、上記中継希望信号を受信の際に通話中継許可が設定
されていれば通話中継モードに入る手段を設ける。通話
中継のための発呼を行なう際に、無線基地局のサービス
エリア外であれば更に他の移動端末に向けて中継希望信
号を発信する手段を設ける。
【0007】また、中継希望信号を受信の際に通話中継
を許可するか判断するための通話中継許可のモードを設
定する手段と、上記通話中継許可のモードのときに無線
基地局のサービスエリア外であれば、連続または間歇的
に通話中継チャネル確保のためのキャリアを出力する手
段と、上記通話中継許可のモードのときに無線基地局の
サービスエリア内であれば、位置登録により通話中継チ
ャネルを確保する手段を設ける。
【0008】また、中継希望信号を受信の際に通話中継
を許可するか判断するための通話中継許可のモードを設
定する手段と、上記通話中継許可のモードが設定されて
いる場合で通話中継チャネル確保のためのキャリアを受
信した場合に、無線基地局のサービスエリア外であれば
連続または間歇的に通話中継チャネル確保のためのキャ
リアを出力する手段と、上記通話中継許可のモードが設
定されている場合で上記通話中継チャネル確保のための
キャリアを受信した場合に、無線基地局のサービスエリ
ア内であれば位置登録により通話中継チャネルを確保す
る手段を設ける。 上記本発明の移動端末を用いた好ま
しい通信システムの第2の形態として、あらかじめ決め
られた特定のチャネルを緊急通信用として使用し、複数
の移動端末間で直接相互に通信する。この場合、上記通
信種別の識別番号を緊急通信信号とする。
【0009】上記特定のチャネルは、無線基地局から移
動体通信装置へは下りチャネルを使用して送信し、移動
体通信装置から無線基地局へは上りチャネルを使用して
送信するが、無線基地局から移動端末への通信に割り当
てられた下りチャネルと移動体通信装置から無線基地局
への通信に割り当てられた上りチャネルのどちらでも使
用して送信することを可能とする手段と、呼出し接続時
の制御チャネルに緊急通信信号であることを示すあらか
じめ決められた特定の識別符号を設定する手段を設け
る。
【0010】本発明の移動端末を用いた好ましい通信シ
ステムの第3の形態として、3以上の移動端末間で同時
通話を行なう。この場合は3以上の各移動端末に予め同
じ通話を行なうためのグループ登録を行なう手段を設け
る。グループ登録を行った場合は、予め決められた特定
のチャネルを使用して、通信チャネル確保のための制御
信号を連続または間歇的に出力する手段を設ける。更に
上記グループ登録を行った場合で、どれか不特定の移動
体通信装置より緊急通信を開始した場合は、予め決めら
れたチャネルを時分割で使用して、前記グループ登録を
行った各移動体通信装置が同時通話できる手段を設け
る。
【0011】
【作用】本発明の移動端末は、中継などの特殊の通信を
行う場合、本来の無線基地局との間に設定されるチャン
ネルの割当てを変更して、他の移動端末が受信可能なチ
ャネルを介して、直接他の移動端末と直接交信する。即
ち移動端末が、中継や移動端末間の直接通話などの特殊
の通信を行うときは、本来無線基地局の送信チャネルと
して割り当てられているチャネル等を使用するために、
他の移動端末が受信可能となる。
【0012】また、発呼の接続要求の制御信号には、相
手の番号を特定することなく特殊通信の種別を示す識別
信号を含む信号を送信すれば良いので、相手の電話番号
を特定することなく他の移動端末と直接交信できる。交
信の形態は、特殊通信の種別により、無線基地局のサー
ビスエリア内外ににある他の1又は複数の移動端末を中
継機として、無線基地局と接続する場合、緊急時に電波
の届く範囲内に存在する複数の移動端末が相互に通信行
ったり、同時通話をおこなう場合等がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を使用して説明
する。
【0014】図1は、本発明による移動端末の通信形態
を説明する図である。従来の移動通信システムでは、図
の点線Aに示すように、移動端末12が無線基地局21
からサービスエリア内にある時のみ通話が可能であり、
他の場合、即ち、移動端末11、13のように、サービ
スエリア外にあるときは、基地局21との交信及び、移
動端末11、12、13相互間の通信はできなかった。
【0015】本発明はサービスエリア外にある移動端末
13がサービスエリア内にある移動端末12を中継器と
して基地局21との交信(点線B)、移動端末11がサ
ービスエリア内外の複数の移動端末12、13を介して
基地局21との交信(点線D)、サービスエリア内外に
係らず、移動端末11、12、13相互間(点線E、
C)の直接通信ができるようにした。なお、無線基地局
21は、公衆網につながり、複数の無線基地局によりサ
ービスエリア通信可能な地域を形成する点は従来と同じ
である。
【0016】例えば、移動端末13がサービスエリア内
にある移動端末12を介して基地局21との交信(点線
B)する場合、移動端末13は無線基地局21のサービ
スエリア外にいるので、キャリアセンスによりサービス
エリア外と判断されるので、電波の届く範囲内に他の移
動端末が存在するか、通話中継チャネル確保のためのキ
ャリアを連続又は間歇的に出力する。移動端末12は移
動端末13の電波の届く範囲内にいるので、一旦応答の
ためのキャリアを出力し、無線基地局21からのキャリ
アセンスによりサービスエリア内にいることが判断でき
るので、無線基地局21へ向けて通常の位置登録と同時
に、通話中継チャネル確保の要求を出力する。無線基地
局21より通話中継チャネルを確保したことを受信した
ら、移動端末13へは通話中継のためのチャネルが確保
できたことを知らせる。これにより、無線基地局のサー
ビスエリア外であってもいつでも希望する相手と通話が
できる。
【0017】図2は、本発明による移動端末の一実施例
の要部構成を示す図である。
【0018】1はアンテナ、2は変調部を含む無線送信
部、3は復調部を含む無線受信部、4は送受信の周波数
及びタイミング制御する周波数シンセサイザ、5は通信
制御部でマイクロプロセッサで構成される。6は音声符
号化復号化部、8、9はそれぞれ音声入力及び出力端
子、7は種々のキー入力操作部である。通信制御部5
は、チャネルの切換制御を行ない、発呼時や着信時に
は、入力操作部7からの入力や受信部の出力を受けて、
種々のコマンド信号の形成及び発呼制御及び着信制御を
行なう。以上の基本構成は従来の移動端末の構成と同じ
である。本実施例は、更に、従来の移動端末に前記、中
継や移動端末間の直接通信を行なう機能を持たせた。
【0019】本実施例は、キー入力操作部7に通信種別
を入力するキー22、上記通信種別を検出器27で検出
して特殊通信を行なうための接続要求信号形成手段25
に加える。図7に接続要求信号形成手段25で形成され
るのための呼出し接続時の制御用物理スロットのデータ
部分を示す。このデータ部分は、発番号71、着番号7
2と、通信種別制御信号73とで構成している。例え
ば、中継を依頼するときには、発番号71に自分の番号
を、着番号72に相手の番号を、制御信号73に通信種
別として、中継希望信号である識別符号をセットする。
また、通信制御部5は、他の移動端末から送信された上
記通信種別を検出したとき、他の移動端末が受信するこ
とができるチャネルをチャネル設定手段26で設定し、
周波数シンセサイザー4に加える。他の移動端末が受信
することができるチャネルは、無線基地局から移動端末
へ送る公衆用制御専用キャリアの下りのチャネルを設定
する。
【0020】また、キー入力操作部7には、他の移動端
末からの特殊通信希望信号(例えば中継希望信号)を受
信した場合で、その旨を知らせる告知部24を設ける。
受信部3で受信した信号はデコーダ20でデコードさ
れ、特殊通信種別検出部19は、通信種別制御信号73
を検出し、1部は告知部24に加え、一部は無線制御部
18に加えられる。無線制御部18は通信種別制御信号
73が加えられた時。通信種別に応じた送受信ができる
ように各部を制御する。例えば、通信種別が中継希望信
号であるとき、移動端末が通話中継のモードにいるよう
に各部の制御を行ない、中継のための発呼接続制御信号
を無線基地局に送信する。また、キー入力操作部7から
の指示により、他の移動端末からの中継希望信号を受信
した際に中継を許可するか否かの判断するための中継許
可のモードを設定する手段をもつ。無線基地局又は他の
移動端末に送信可能のとき、中継許可の信号を発番号7
1の移動端末に送信する制御を行なう。なお、23は通
信を開始の発呼の際に、移動端末が無線基地のサービス
エリア内か否かの結果を表示する表示部である。通信制
御部5は各ブロックで示す機能をもつマイクロプロセッ
サで構成してもよい。
【0021】図3は、本発明による移動端末の一実施例
の発呼動作を開始するときの処理フロー図を示す。本実
施例は図1のサービスエリア外にある移動端末13がサ
ービスエリア内にある移動端末12を中継器として基地
局21との交信(点線B)する場合である。通信を開始
の発呼の際に、キャリアセンスによりサービスエリア内
か判断し(ステップ31)、サービスエリア内であれば
移動端末13より発呼信号の発信を行い(ステップ3
2)、無線基地局21からの発呼応答信号待ちとなる
(ステップ33)。また、サービスエリア外であれば中
継希望信号を発信(ステップ34)する。無線基地局2
1からの発呼応答信号待ちは、予め決められた一定時間
以内に無線基地局からの応答が無いと、移動端末13は
サービスエリア外と判断し、従来の無線基地局から移動
端末へ送信する下り制御チャネルを使用して、中継希望
信号の発信を行い(ステップ34)、他の移動端末12
からの中継応答信号を待つ(ステップ35)。この時、
予め決められた一定時間以内に中継応答信号が来ない場
合は、他の移動端末12が移動端末13の電波の届く範
囲内に存在しないと判断し、通話不可動作へと進む(ス
テップ36)。また中継応答信号を受信した場合は、通
話動作へと進む(ステップ37)。
【0022】図4は、移動端末12が中継希望信号を受
信したときの動作説明のための流れ図である。移動端末
12が待機状態(ステップ41)のときに、移動端末1
3からの中継希望信号を受信したとする。移動端末12
は、移動端末13からの中継希望信号を含む制御信号を
受信すると(ステップ42)、通常の自分の呼出しであ
るか判断を行ない(ステップ43)、次に中継希望信号
であるかを制御信号73に含まれる通信種別信号から判
断する(ステップ44)。ここでは移動端末13からの
中継希望信号であるので、移動端末12は無線基地局2
1へ向けて通話中継の発呼動作を開始する(ステップ4
5)。
【0023】図5は、移動端末12が通話中継のための
発呼動作を行うときの処理フロー図図である。通話中継
の発呼動作の際に、キャリアセンスによりサービスエリ
ア内か判断し(ステップ51)、サービスエリア内であ
れば移動端末12より通話中継のための発呼信号の発信
を行い(ステップ52)、無線基地局21からの発呼応
答信号待ちとなる(ステップ53)。サービスエリア外
であれば、更に通話中継のための中継希望信号の発信
(ステップ54)となる。
【0024】図1では、移動端末12は無線基地局21
のサービスエリア内にいるので無線基地局21が発呼応
等動作を開始し、移動端末12は通話中継動作となる
(ステップ57)。これにより移動端末12は、移動端
末13から無線基地局21を中継して公衆回線網に接続
され、希望する相手と通話することができる。移動端末
11が発呼動作をするときは、移動端末12及び13で
は中継(点線D)を行なう。即ち、端末13はキャリア
センスによりサービスエリア外と判断できるので、移動
端末13も通話中継のための中継希望信号の発信(ステ
ップ54)を行い、他の移動端末12からの中継応答信
号を待つ(ステップ55)。この時も、予め決められた
一定時間以内に中継応答が無いと、他の移動端末が移動
端末12の電波の届く範囲内に存在しないと判断し、中
継不可動作へと進み(ステップ56)、中継応答を受信
した場合は、通話動作へと進む(ステップ57)。
【0025】図1に示す移動端末13が移動端末11か
らの通話中継希望信号を受信すると、移動端末13も図
5に示す通話中継の動作となり、移動端末12と同様
に、通話を中継しようとする発呼の際にキャリアセンス
によりサービスエリア内か判断し(ステップ51)、サ
ービスエリア内であれば移動端末13より通話中継のた
めの発呼信号の発信を行い(ステップ52)、無線基地
局21からの発呼応答信号待ちとなる(ステップ5
3)。サービスエリア外であれば、通話中継のための中
継希望信号の発信(ステップ54)となる。図1では、
移動端末12は無線基地局21のサービスエリア内にあ
るので、キャリアセンスによりサービスエリア内と判断
し、移動端末12の通話中継のための発呼信号の発信に
より無線基地局21が発呼応等動作を開始し、移動端末
12及び移動端末13は通話中継動作となる(ステップ
57)。これにより、図1では移動端末11は、移動端
末12と移動端末13を中継して、無線基地局21から
公衆回線網へと接続され、希望する相手と通話すること
ができる。このように、無線基地局のサービスエリア外
であっても、移動端末の電波の届く範囲内に中継機能を
持つ他の移動端末が存在すれば、次々と中継することに
より公衆回線網へと接続され、希望する相手と通話する
ことができる。
【0026】図6は、移動端末が通話中継の許可を設定
する処理フロー図示す。この動作は、移動端末の各種ス
イッチ類の操作時やモード設定時に、通話中継許可スイ
ッチ状態をチェックし(ステップ61)、ONになって
いれば通話中継許可モード設定を行い(ステップ6
2)、OFFであれば通話中継許可モード解除を行う
(ステップ63)。例えば、移動端末が待機状態(ステ
ップ64)であるときに、制御信号の受信を検知(ステ
ップ65)すると、自分の呼出しであるか判断し(ステ
ップ66)、中継希望信号であるかを判断する(ステッ
プ67)。中継希望信号であれば通話中継許可モードの
判定を行い(ステップ68)、通話中継許可モードが設
定されていれば通話中継のための発呼動作を行なう(ス
テップ69)。
【0027】図8は、移動端末が無線基地局の機能を模
擬して上りチャネル、下りチャネルを制御する2チャネ
ルを使用して中継を行う例を示し、図8(a)は各移動
端末12、13と無線基地局21との信号の伝送方向を
示し、図8(b)は各移動端末と無線基地局の各チャネ
ルの使用状態を示す。図1のサービスエリア外にある移
動端末13が、サービスエリア内にある移動端末12を
中継機として無線基地局21と通信する場合(点線B)
を例に説明する。移動端末13は無線基地局21から移
動端末へ送信する下りチャネル(ch1−B)を使用し
て、移動端末12へ通話データ81を送信し、移動端末
12は通話データ81を一時記憶し、移動端末12から
無線基地局21へ送信する上りチャネル(ch2−M)
を使用して、無線基地局21へ通話データ82を送信
し、公衆網により希望する相手へ通話データを送る。相
手からの通話データは、無線基地局21から移動端末1
2へ送信する下りチャネル(ch2−B)を使用して、
移動端末12へ通話データ83として送られ、移動端末
12はこの通話データ83を一時記憶し、移動端末から
無線基地局21へ送信する上りチャネル(ch1−M)
を使用して、移動端末13へと通話データ84を送信す
る。この場合の中継に使用するチャネルは、2回の繰返
し時間Tで1動作が終了するが、2チャネルを使用する
ことにより連続して処理ができるので、繰返し時間Tの
分の遅れが出るが通常の伝送レートで通話が可能とな
る。
【0028】図9は、移動端末が無線基地局の機能を模
擬して上りチャネル、下りチャネルを制御する一実施例
の1チャネルのみを使用して中継を行う例を示し、図9
(a)は各移動端末12、13と無線基地局21との信
号の伝送方向を示し、図9(b)は各移動端末12、1
3と無線基地局21の各チャネルの使用状態を示す。移
動端末13は、無線基地局21から移動端末へ送信する
下りチャネル(ch1−B)を使用して、移動端末12
へ通話データ91を送信し、移動端末12はこの通話デ
ータ91を一時記憶し、移動端末から無線基地局21へ
送信する上りチャネル(ch1−M)を使用して、無線
基地局21へ通話データ92を送信し、公衆網により希
望する相手へ通話データを送る。相手からの通話データ
は、無線基地局21から移動端末へ送信する下りチャネ
ル(ch1−B)を使用して、移動端末12へ通話デー
タ93として送られ、移動端末12はこの通話データ9
3を一時記憶し、移動端末から無線基地局へ送信する上
りチャネル(ch1−M)を使用して、移動端末13へ
と通話データ94を送信する。この場合の中継に使用す
るチャネルは、1動作に2回の繰返し時間Tを必要とす
るので、伝送レートは半分となる。
【0029】図10は、無線基地局の機能を模擬して上
りチャネル、下りチャネルを制御する一実施例の2チャ
ネルの使用で通話と中継を行う例を示し、図10(a)
は各移動端末12、13と無線基地局21との信号の伝
送方向を示し、図10(b)は各移動端末と無線基地局
の各チャネルの使用状態を示す。無線基地局21は、無
線基地局から移動端末へ送信する下りチャネル(ch2
−B)を使用して、公衆網からの通話データを移動端末
12へ通話データ101として送信し、移動端末12
は、移動端末から無線基地局へ送信する上りチャネル
(ch2−M)を使用して、無線基地局21へ通話デー
タ102を送信することにより通話を行なっているとす
る。中継を希望する移動端末13は、無線基地局から移
動端末へ送信する下りチャネル(ch1−B)を使用し
て、移動端末12へ通話データ103を送信し、移動端
末12はこの通話データ103を一時記憶し、移動端末
から無線基地局へ送信する上りチャネル(ch1−M)
を使用して、無線基地局21へ通話データ104を送信
し、公衆網により希望する相手へ通話データを送る。相
手からの通話データは、無線基地局から移動端末へ送信
する下りチャネル(ch1−B)を使用して、移動端末
12へ通話データ105として送られ、移動端末12は
この通話データ105を一時記憶し、移動端末から無線
基地局へ送信する上りチャネル(ch1−M)を使用し
て、移動端末11へと通話データ106を送信する。こ
の場合は、通話に使用するチャネルは通常の伝送レート
で行なわれ、中継に使用するチャネルは1チャネルのみ
を使用するので、1動作に2回の繰返し時間Tを必要と
するので、伝送レートは半分となる。
【0030】図11は、無線基地局の機能を模擬して上
りチャネル、下りチャネルを制御する一実施例の3チャ
ネルの使用で通話と中継を行う例を示し、図11(a)
は各移動端末12、13と無線基地局21との信号の伝
送方向を示し、図11(b)は各移動端末12、13と
無線基地局21の各チャネルの使用状態を示す。無線基
地局21は、無線基地局から移動端末へ送信する下りチ
ャネル(ch3−B)を使用して、公衆網からの通話デ
ータを移動端末12へ通話データ111として送信し、
移動端末12は、移動端末から無線基地局へ送信する上
りチャネル(ch3−M)を使用して、無線基地局21
へ通話データ112を送信することにより通話を行なっ
ているとする。中継を希望する移動端末13は、無線基
地局から移動端末へ送信する下りチャネル(ch1−
B)を使用して、移動端末12へ通話データ113を送
信し、移動端末12はこの通話データ113を一時記憶
し、移動端末から無線基地局へ送信する上りチャネル
(ch2−M)を使用して、無線基地局21へ通話デー
タ114を送信し、公衆網により希望する相手へ通話デ
ータを送る。相手からの通話データは、無線基地局から
移動端末へ送信する下りチャネル(ch2−B)を使用
して、移動端末12へ通話データ115として送られ、
移動端末12はこの通話データ115を一時記憶し、移
動端末から無線基地局へ送信する上りチャネル(ch1
−M)を使用して、移動端末13へと通話データ116
を送信する。この場合は、通話に使用するチャネルは通
常の伝送レートで行なわれ、中継に使用するチャネル
は、2回の繰返し時間Tで1動作が終了するが、2チャ
ネルを使用することにより連続して処理ができるので、
繰返し時間Tの分の遅れが出るが中継動作も通常の伝送
レートで通話が可能となる。
【0031】このように移動端末12は、通話用チャネ
ルを1チャネル、中継用チャネルを1チャネルの合計2
チャネルの使用と、通話用チャネルを1チャネル、中継
用チャネルを2チャネルの合計3チャネルを使用するこ
とにより、通話中であっても他の移動端末からの通話を
中継し、同様に中継中であっても他の希望する相手と通
話できる。
【0032】図12は、本発明による移動端末の他の実
施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、図1
の点線E、C、Fように、予め決められた特定のチャネ
ルで、直接電波の届く範囲内に存在する移動端末11、
12、13相互間で基地局を介すること無く直接交信す
ることができる移動端末を構成する。以下、緊急通信を
行なう場合を例に説明する。移動端末11(12)は、
緊急通信信号を受信した際は通話中であっても受信者に
緊急通信を報知する移動端末の構成を示すもので、緊急
通信のモードにするスイッチ手段121(122)と、
移動端末11(12)を制御する制御手段123(12
4)と、移動端末11(12)の送受信を行なう送受信
手段125(126)と、緊急通信受信表示手段127
(128)とで構成されている。移動端末12が通話中
のときに移動端末11側で緊急事態が発生した場合、移
動端末11のスイッチ手段121を操作して、制御手段
123により緊急通信のモードとし、移動端末11の送
受信手段125から緊急通信信号を発信させ、緊急通信
信号を受信した移動端末12は、送受信手段126から
制御手段124により緊急通信信号を検知し、緊急通信
着信動作となって緊急通信受信表示手段128により表
示又は音で移動端末12の携帯者に知らせる。
【0033】図13は、図12の移動端末11の動作を
示す処理フロー図である。図は緊急通信時には下りチャ
ネルと上りチャネルのどちらでも使用して送信すること
を可能とする場合の、緊急通信信号発信動作を示し、無
線基地局21が使用する下りチャネルの周波数を周波数
シンセサイザにセットして(ステップ131)、次に、
通信の最初に行う呼出し接続動作で使用する制御チャネ
ル用のデータをセットし(ステップ132)、次の呼出
し接続動作へと進む(ステップ133)。
【0034】図14は、図13に示す呼出し接続動作で
使用する制御チャネル用の制御用物理スロットのデータ
構成を示す。データは、発番号141、着番号142、
制御信号143とで構成されている。これは、緊急通信
信号を発信した移動端末11が、従来は無線基地局21
から移動端末へ送る公衆用制御専用キャリア下りの構成
である無線基地局機能を模擬して、制御信号143に、
緊急通信信号であることの通信種別を示す特定の識別符
号をセットしている。ただし、着番号142は、送信相
手の番号が不明(不特定)であるため、無信号か特種の
符号信号となる。
【0035】図15は、図12に示す移動端末12が緊
急通信信号を受信したときの動作を示す処理フロー図で
ある。移動端末12が待機状態のときに(ステップ15
1)、制御信号を受信すると待機ループから抜け出し
(ステップ152)、上記制御信号が無線基地局からの
自分の呼出しであるか判定し(ステップ153)、次に
他の移動端末からの緊急通信信号であるか判定を行い
(ステップ154)、他の移動端末11からの緊急通信
信号であれば、緊急通信受信表示を行ない(ステップ1
55)、緊急通信動作と進む(ステップ156)。
【0036】図16は、本発明による複数の移動端末が
緊急通信を行なうためのグループ登録を行なう通信形態
を示す図である。図17は、上記グループ登録を行うと
きの処理フロー図を、図18は、上記グループ登録を行
うときに使用する制御チャネルの状態を示す図である。
上記グループ登録の手順は、図16に示す移動端末11
の操作板にあるグループ登録開始/追加スイッチを最初
に押したとすると、移動端末11は図17に示すグルー
プ登録開始/追加のモードになり、予め決められた特定
のチャネルを受信して、他の移動端末からの制御信号の
有無のチェックを行う(ステップ701)。この時点で
は、まだどの移動端末からも制御信号が出力されていな
いので、移動端末11は自分自身を基準局に設定し(ス
テップ702)、制御信号の出力チャネルをCH1に設
定して(ステップ703)、グループ登録開始の制御信
号をCH1のタイミングで出力する(ステップ70
4)。
【0037】次にグループ登録開始/追加スイッチが押
されたか判定を行い(ステップ705)、図18に示す
予め決められた設定時間Tの終了を判定して(ステップ
706)、設定時間が終了でなければグループ登録開始
/追加スイッチが押されたか判定(ステップ705)へ
行き、設定時間が終了であれば制御信号の出力(ステッ
プ704)へと進む。このときのグループ登録を行うと
きに使用する制御チャネルの状態は図18(a)とな
り、予め決められた設定時間TごとにCH1の制御信号
が出力される。次に移動端末12がグループ登録開始/
追加スイッチを押したとすると、移動端末12も図17
に示すグループ登録開始/追加のモードとなり、緊急チ
ャネルを受信して、他の移動端末からの制御信号の有無
をチェックする(ステップ701)。この時点では、移
動端末11がグループ登録開始の制御信号を出力してい
るので、空きチャネルのチェック(ステップ711)の
方に分岐し、ここではCH2に出力チャネルの設定を行
う(ステップ712)。
【0038】グループ登録追加の制御信号の出力タイミ
ングをチェックし(ステップ713)、CH2の出力タ
イミングで制御信号を出力して(ステップ714)、C
H1の制御信号が登録終了の制御信号であるか判定を行
い(ステップ715)、登録終了でなければ制御信号の
出力タイミングのチェック(ステップ713)へ行き、
登録終了であればグループ登録開始/追加のモードを終
了する。このときのグループ登録を行うときに使用する
制御チャネルの状態は図18(b)となり、予め決めら
れた設定時間TごとにCH1、CH2の制御信号が出力
される。
【0039】同様にして、移動端末13から移動端末1
6とグループ登録を行い、最後に移動端末11のグルー
プ登録開始/追加スイッチを押すことにより、移動端末
11はグループ登録終了の制御信号を1回又は数回出力
して(ステップ707)、グループ登録開始/追加のモ
ードを終了し、このグループ登録終了の制御信号を受信
した各移動端末もグループ登録開始/追加のモードを終
了し、緊急通信チャネル確保のモードとなる。このとき
のグループ登録を行うときに使用する制御チャネルの状
態は図18(c)となり、予め決められた設定時間Tご
とにCH1からCH6までの制御信号が出力される。
【0040】図19は、予め緊急通信のグループ登録を
行った場合は、予め決められた特定のチャネルを使用し
て、緊急通信チャネル確保のための制御信号を連続又は
間歇的に出力する一実施例の、予め決められた特定の無
線チャネルの時分割による使用チャネル割り付けを示
し、図20は上記緊急通信チャネル確保動作の処理フロ
ー図を示す。移動端末11は、最初に自分が基準局であ
るか判定を行い(ステップ2001)、図16から図1
8で説明したように移動端末11はCH1で基準局とな
っているので、移動端末11の制御信号出力タイミング
191で緊急通信チャネル確保用制御信号を出力し(ス
テップ2002)、自分の緊急通信スイッチが押された
か判定を行い(ステップ2003)、次に、次の移動端
末12から制御信号を受信したかの判定と、受信した制
御信号は緊急通信チャネル確保用制御信号であるか、緊
急通信信号であるかの判定を行い(ステップ200
4)、制御信号を受信しなかった場合は該当する移動端
末が電波の届く範囲内から外れたと判断して緊急通信チ
ャネル確保不良の表示を行い、前記受信した制御信号が
緊急通信チャネル確保用制御信号であれば、予め登録さ
れたグループの全チャネルをチェックしたかの判定を行
い(ステップ2005)、判定が全チャネル分終了した
ら、CH1の出力タイミング191で緊急通信チャネル
確保用制御信号の出力(ステップ2002)に戻る。こ
のようにして、緊急通信スイッチが押されるか、他の移
動端末からの緊急通信信号を受信するまでこの動作を繰
り返す。緊急通信スイッチが押された場合は緊急通信信
号を出力(ステップ2006)してから緊急通信動作へ
進み、他の移動端末からの緊急通信信号を受信した場合
はそのまま緊急通信動作へ進む(ステップ2007)。
【0041】次に、移動端末12は、最初に自分が基準
局であるか判定を行い(ステップ2001)、移動端末
12は基準局ではないので、自分の出力タイミングを判
定し(ステップ2010)、移動端末12の制御信号出
力タイミング192で緊急通信チャネル確保用制御信号
を出力し(ステップ2011)、自分の緊急通信スイッ
チが押されたか判定を行い(ステップ2012)、次
に、次の移動端末から制御信号を受信したかの判定と、
受信した制御信号は緊急通信チャネル確保用制御信号で
あるか、緊急通信信号であるかの判定を行い(ステップ
2013)、制御信号を受信しなかった場合は該当する
移動端末が電波の届く範囲内から外れたと判断して緊急
通信チャネル確保不良の表示を行い、前記受信した制御
信号が緊急通信チャネル確保用制御信号であれば、自分
の出力タイミングを判定するほうへ進む(ステップ20
14)。このようにして自分の出力タイミングになるま
でステップ2012からステップ2014を繰返し、自
分の出力タイミングになったら移動端末12の出力タイ
ミング192で緊急通信チャネル確保用制御信号の出力
(ステップ2011)に戻る。このように移動端末12
も移動端末11と同様に、緊急通信スイッチが押される
か、他の移動端末からの緊急通信信号を受信するまでル
ープを繰り返す動作となる。移動端末13からn台目の
移動端末nまでも、移動端末12と同様の動作を行な
う。
【0042】予め決められた設定時間Tごとに各移動端
末が、各々に割り付けられたチャネルCH1〜CHnの
出力タイミングで緊急通信チャネル確保用制御信号を出
力し、予めグループ登録を行った移動端末の全制御信号
が受信できていることを確認することにより、各移動端
末が電波の届く範囲内にいることを確認できる。
【0043】図21は、予め緊急通信のグループ登録を
行った場合で、いずれかの移動端末より緊急通信を開始
した場合は、予め決められたチャネルを時分割で使用し
て、上記グループ登録を行った各移動端末が同時通話で
きる一実施例の、符号化して圧縮した音声データを各タ
イミングで出力する図を示すもので、いずれかの移動端
末より緊急通信を開始した場合は、符号化して圧縮した
音声データを、移動端末11はチャネル1の音声データ
出力タイミング211で出力し、移動端末12はチャネ
ル2の音声データ出力タイミング212で出力するとい
うように、n台目の移動端末nまで同様に出力される。
【0044】図22は、上記各移動端末が同時通話でき
る一実施例の、予めグループ登録を行った移動端末か
ら、各々に割り付けられたチャネルCH1〜CHnのタ
イミングで受信した圧縮した音声データを、ハードウェ
ア又はソフトウェアにて合成し、音声再生するイメージ
を示し、図23に上記音声データをソフトウェアで合成
するときの処理フロー図を示し、図24に合成された音
声データを再生するときの処理フロー図を示す。
【0045】各移動端末の音声データ合成動作は、最初
に予め決められた緊急通信用チャネルを受信し、チャネ
ル1の符号化して圧縮した音声データの先頭を判定し
(ステップ2301)、先頭の位置から受信したチャネ
ル1のデータを演算メモリに格納しておき(ステップ2
302)、次に、次のチャネルのデータを受信して、順
次演算メモリと符号化したデータのまま演算を行い、再
度演算メモリへ格納し(ステップ2303)、予めグル
ープ登録を行った移動端末の全チャネルの演算を終了し
たか判定を行い(ステップ2304)、チャネル1から
チャネルnまでの全チャネルの演算が終了後、演算メモ
リに格納されている全チャネルの演算した音声データ
を、音声データの再生動作を行う側で使用する再生メモ
リへ転送し(ステップ2305)、音声データ合成動作
が終了したか判定を行う(ステップ2306)。このよ
うにして、緊急通信のモードが終了して音声データ合成
動作が終了するまで、この動作を繰り返す。
【0046】音声データの再生動作を行う側では、予め
決められたタイミングで再生メモリの先頭番地をセット
して(ステップ2401)、符号化された音声データを
複合化する回路等の再生タイミングをチェックして(ス
テップ2402)、前記再生タイミングにあわせて再生
メモリから読出した全チャネルの演算した音声データ
を、前記複合化する回路にセットして(ステップ240
3)、書き込まれた音声データを全部読み出したか判定
を行い(ステップ2404)、読み出しが終了した場合
は再生メモリの先頭番地のセット(ステップ2401)
へ戻る。このように、予め緊急通信のグループ登録を行
った各移動端末の全チャネルを同時に聞くことができる
ので、全部の移動端末の同時通話が可能となる効果が得
られる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、従来の移動通信システ
ムは従来のの移動端末として機能するほかに、無線基地
局のサービスエリア外であっても、電波の届く範囲内に
存在する他の移動端末を中継器として利用することによ
り、基地局を介して希望する相手との通話が可能とな
る。また、無線基地局のサービスエリア内外に係らず、
緊急通信信号等の特殊の識別信号を発信すれば、移動端
末の電波の届く範囲内に、他の移動端末が存在すれば、
その相手の電話番号を知らなくても直接通話ができる。
また、予めグループ登録を行うことにより、互いが電波
の届く範囲内であることが確認でき、いつでも緊急事態
に備えることが可能となり、緊急時にはグループ全員の
同時通話ができる。もちろん緊急時以外のの場合におい
ても、直接移動端末間でも通話ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動端末によってできる通信形態を説
明する図
【図2】本発明による移動端末の1実施例の要部構成を
示すブロック図
【図3】発呼動作開始時の流れ図の一実施例
【図4】中継希望信号受信時の流れ図の一実施例
【図5】通話中継発呼動作時の流れ図の一実施例
【図6】移動端末が通話中継の許可を設定する処理フロ
ー図
【図7】制御チャネルに中継希望信号の特定識別符号を
使用する一実施例の信号
【図8】本発明による移動端末の実施例における2チャ
ンネルを使用して中継する説明図
【図9】本発明による移動端末の実施例における1チャ
ンネルのみを使用して中継する説明図
【図10】本発明による移動端末の実施例における2チ
ャンネルを使用して通話と中継をする説明図
【図11】本発明による移動端末の実施例における3チ
ャンネルを使用して通話と中継をする説明図
【図12】本発明による移動端末の他の実施例の構成を
示すブロック図
【図13】図12の移動端末11の動作を示す処理フロ
ー図
【図14】図13に示す呼出し接続動作で使用する制御
チャネル用の制御用物理スロットのデータ構成図
【図15】図12に示す移動端末12が緊急通信信号を
受信したときの動作を示す処理フロー図
【図16】本発明による複数の移動端末が緊急通信を行
なうためのグループ登録を行なう通信形態を示す図
【図17】図16のグループ登録を行うときの処理フロ
ー図
【図18】図16のグループ登録を行うときに使用する
制御チャネルの状態を示す図
【図19】本発明の実施例における特定の無線チャネル
の時分割による使用チャネル割り付けを示す図
【図20】本発明の実施例における無線チャネルの時分
割による使用チャネル割り付けを示す図
【図21】本発明による通信システムの一実施例による
同時通話時の音声データのタイミング図
【図22】本発明による通信システムの一実施例におけ
る受信した圧縮した音声データを音声再生する説明図
【図23】図22の音声データをソフトウェアで合成す
るときの処理フロー図
【図24】図23の合成された音声データを再生すると
きの処理フロー図
【符号の説明】
2…無線送信部 3…無線受信部 4…周波数シンセサイザー部 5…通信制御部で 6…音声符号化復号化部 7…キー入力操作部 11〜16…移動通信端末装置 18…無線制御部 19…特殊通信種別検出部 20…デコーダ 21…無線基地局 22…通信種別を入力するキー 23…サービスエリア内外の表示部 24…告知部 25…接続要求信号形成手段 26…チャネル設定手段 27…通信種別の検出器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信端末装置が無線基地局を介して他
    の通信端末と通信する移動通信システムにおいて、第1
    の移動通信端末装置が発呼の際上記無線基地局のサービ
    スエリア外にあるとき又はサービスエリア内で直接無線
    基地局と交信できないとき、第2の移動通信端末装置が
    受信可能なチャネルを使用して中継希望信号を第2の移
    動通信端末装置に送信し、上記第2の移動通信端末装置
    が上記中継希望信号を受信したとき、中継許可信号を上
    記第1の移動通信端末装置が受信可能なチャネル使用し
    て上記第1の移動通信端末装置に送信し、上記第1の移
    動通信端末装置が上記中継許可信号を受信したとき、上
    記第2の移動通信端末装置を中継機として上記無線基地
    局に信号を送信することを特徴とする移動通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動通信システムにおい
    て、上記第2の移動通信端末装置が中継希望信号を受信
    し、通話中継のための発呼を行なう際に上記無線基地局
    のサービスエリア外にあれば、更に第3の移動通信端末
    装置に第3の移動通信端末装置が受信可能なチャネルを
    介して中継希望信号を送信し、上記第1の移動通信端末
    装置が上記第2、第3の移動通信端末装置を中継機とし
    て上記無線基地局に信号を送信することを特徴とする移
    動通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の移動通信システムに
    使用される移動通信端末装置であって、発呼を行なう際
    に上記無線基地局のサービスエリア外にあるとき、上記
    第2の移動通信端末装置が受信可能なチャネルを使用し
    て中継希望信号を送信する手段と、上記中継許可信号を
    受信したとき上記第2の移動通信端末装置に通話信号を
    上記第2の移動通信端末装置が受信可能なチャネルを使
    用して送信する手段とを持つことを特徴とする移動通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の移動通信システムに
    使用される移動通信端末装置であって、上記中継希望信
    号を受信した際に通話中継を許可するか判断するための
    通話中継許可のモードを設定する手段と、通話中継のた
    めの発呼を行なう手段と、基地局又は他の移動通信端末
    装置との通話中継が可能となったとき通話中継モードに
    入る手段と、通話中継モードに入るとき上記中継許可信
    を上記中継希望信号を送信した移動通信端末装置に送信
    する送信手段とを持つことを特徴とする移動通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の移動通信端末装置におい
    て、上記第2の移動通信端末装置が受信可能なチャネル
    として上記無線基地局からの下りチャネルに設定し、上
    記中継希望信号の中に中継希望信号であることを示す特
    定の識別符号を設定する手段を持つことを特徴とする移
    動通信端末装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の移動通信端末装置におい
    て、無線チャネルを2チャネル以上使用して、一部を通
    話用チャネル、他を中継用チャネルとして使用する手段
    を有することを特徴とする移動通信端末装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の移動通信端末装置におい
    て、上記中継希望信号を受信の際に通話中継を許可する
    か判断するための通話中継許可のモードを設定する手段
    と、上記通話中継許可のモードのときに無線基地局のサ
    ービスエリア外であれば通話中継チャネル確保のための
    キャリアを出力する手段と、上記通話中継許可のモード
    のときに無線基地局のサービスエリア内であれば位置登
    録により通話中継チャネルを確保する手段を有すること
    を特徴とする移動通信端末装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の移動通信端末装置におい
    て、上記中継希望信号を受信の際に通話中継を許可する
    か判断するための通話中継許可のモードを設定する手段
    と、上記通話中継許可のモードが設定されている場合で
    通話中継チャネル確保のためのキャリアを受信した場合
    に、無線基地局のサービスエリア外であれば通話中継チ
    ャネル確保のためのキャリアを出力する手段と、上記通
    話中継許可のモードが設定されている場合で上記通話中
    継チャネル確保のためのキャリアを受信した場合に、上
    記無線基地局のサービスエリア内であれば位置登録によ
    り通話中継チャネルを確保する手段を有することを特徴
    とする移動通信端末装置。
  9. 【請求項9】複数の無線基地局と、複数の移動体通信装
    置からなり、上記無線基地局と上記移動体通信装置との
    通信のために割り当てられた複数の無線チャネルのう
    ち、任意のチャネルを使用して無線基地局を介して通信
    を行なう移動体通信システムにおいて、特定のチャネル
    で上記移動体通信装置から直接他の移動体通信装置に向
    けて通信の種別を示す識別信号を付して発信し、上記他
    の移動体通信装置は上記識別信号を受信したとき、上記
    識別信号の示す信号の種別に応じて直接移動体通信装置
    と交信することを特徴とする移動体通信システム。
  10. 【請求項10】請求項9記載の移動体通信システムに使
    用される移動体通信装置であって、発呼を行なう際に他
    の移動通信端末装置が受信可能なチャネルを使用して直
    接通信希望を示す識別信号と自己の識別番号を送信する
    手段と、上記他の移動通信端末装置に通話信号を上記他
    の移動通信端末装置が受信可能なチャネルを使用して送
    信する手段とを持つことを特徴とする移動通信端末装
    置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の移動体通信システムに使
    用される移動体通信装置であって、上記識別信号を付し
    た信号を受信したとき、受信者に報知する手段と、上記
    自己の識別番号の移動体通信装置とのチャネル設定する
    手段と備えることを特徴とする移動体通信装置。
  12. 【請求項12】請求項9記載の移動体通信システムに使
    用される移動体通信装置であって、無線基地局から移動
    体通信装置へは下りチャネルを使用して送信し、移動体
    通信装置から無線基地局へは上りチャネルを使用して送
    信する移動体通信装置において、特定の場合には上記下
    りチャネルと上りチャネルのどちらでも使用して送信す
    ることを可能とする手段と、呼出し接続時の制御チャネ
    ルに特殊通信であることを示す通信種別を示す特定の識
    別符号を設定する手段を備えることを特徴とする移動体
    通信装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の移動体通信装置におい
    て、上記特殊通信が複数の移動体通信装置間で同時に通
    話する同時通信であって、上記同時通信を行なうための
    グループ登録を行なう手段を備えることを特徴とする移
    動体通信装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の移動体通信装置におい
    て、上記グループ登録を行った場合に、予め定められた
    特定のチャネルを使用して、同時通信のチャネルを確保
    のための制御信号を連続又は間歇的に出力する手段を備
    えることを特徴とする移動体通信装置。
  15. 【請求項15】請求項13記載の移動体通信装置におい
    て、上記グループ登録を行った場合に、上記複数の移動
    体通信装置のいずれかの移動体通信装置より上記特殊通
    信を開始した場合に、予め定められたチャネルを時分割
    で使用して、上記グループ登録を行った複の移動体通信
    装置と同時通話を行なう手段を備えることを特徴とする
    移動体通信装置。
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