JP3056869B2 - 移動無線通信装置 - Google Patents

移動無線通信装置

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JP3056869B2
JP3056869B2 JP4722192A JP4722192A JP3056869B2 JP 3056869 B2 JP3056869 B2 JP 3056869B2 JP 4722192 A JP4722192 A JP 4722192A JP 4722192 A JP4722192 A JP 4722192A JP 3056869 B2 JP3056869 B2 JP 3056869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車無線電話
システムや携帯無線電話システムなどの移動無線通信シ
ステムで使用される移動無線通信装置に係わり、特に装
置が自身のサービスエリア内に存在するか否かを表示す
る機能を備えた移動無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信システムの一つとして、例
えばセルラ方式を採用した自動車無線電話システムが知
られている。この種のシステムは、例えば図10に示す
如く有線電話網NWに接続された制御局CSと、この制
御局CSに対しそれぞれ有線回線CL1〜CLnを介し
て接続された複数の基地局BS1〜BSnと、移動局と
しての複数の自動車電話装置MS1〜MSmとから構成
されている。上記各基地局BS1〜BSnは、それぞれ
異なるエリアにセルと呼ばれる無線ゾーンE1〜Enを
形成する。自動車電話装置MS1〜MSmは、自局が位
置している無線ゾーンの基地局に対し無線チャネルを介
して接続され、さらにこの基地局から制御局CSを介し
て有線電話網NWに接続される。そして、この状態で有
線電話網NWに接続された有線電話機と通話が可能とな
る。また、通話中に自動車電話装置MS1〜MSmが他
の無線ゾーンに移動した場合には、制御局CSの制御に
より無線チャネルが移動先の基地局の無線チャネルに切
換えられ、通話は継続される。すなわち、各自動車電話
装置MS1〜MSmは、自局が属するシステムが形成す
るサービスエリア内に存在している限り、近接する基地
局を介して他の電話機との間で通話が可能である。
【0003】ところで、近年この種の自動車無線電話シ
ステムは、首都圏やその他の大都市圏に限らず地方の都
市を中心とした地域にも構築されるようになってきてい
る。すなわち、同様の規格を有する複数のシステムが各
々異なる地域にサービスエリアを形成して無線通信サー
ビスを提供するようになっている。このような状況下に
あって、各システムの自動車電話装置は、それぞれ他の
システムのサービスエリア内では通話を行なえないか、
または通話できたとしても料金が割高になるのが一般的
である。したがって加入者にとっては、自局が自己の属
するシステムが形成するサービスエリア、つまりホーム
エリア内に存在しているか否かを把握できるようにする
ことが望ましく、そのために自動車電話装置にサービス
エリアの確認表示機能を設けることが考えられている。
【0004】以下、このサービスエリアの確認表示機能
を備えた自動車電話装置の動作例を簡単に説明する。装
置の電源を投入すると、装置は先ず装置内の各回路の動
作状態をイニシャライズし、次に着呼信号などの制御信
号を受信するためのページングチャネル(以後Pチャネ
ルと称する)と呼ばれる制御チャネルを選択する。この
Pチャネルの選択は、複数のPチャネルを順次受信して
その受信電界強度を測定し、受信電界強度が最も大きい
ものを検出することにより行なう。Pチャネルの選択が
終了すると、このPチャネルを受信機に設定してワード
同期を確立し、以後待受動作状態となる。なお、待受状
態においてこのPチャネルはおよそ5分間隔毎に再設定
される。
【0005】また、このとき上記Pチャネルにより送ら
れてくる制御信号からシステム情報を検出し、このシス
テム情報に含まれるシステム識別情報SIDpを記憶す
る。そして、この受信されたシステム識別情報SIDp
を、識別情報メモリ(ID−ROM)に予め記憶してあ
る自局が属するシステムの識別情報SIDHと比較す
る。そして、両識別情報SIDp,SIDHが一致した
場合には、この装置はホームエリア内に存在していると
判断する。一方、両識別情報SIDp,SIDHが一致
しなかった場合には、この装置は他のシステムのサービ
スエリア内に存在するものと判断し、LCD表示器にサ
ービスエリアが外れている旨、例えば“ROAM”を表
示させる。したがって、話者はこの“ROAM”表示を
見ることにより、自局が自身の属するシステムのサービ
スエリア内に位置しているか否かを確認することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の自動車電話装置には次のような解決すべき課題があ
った。すなわち、従来の装置は、自装置がホームエリア
エリア内に存在しているか否かの判定を、待受動作状態
のときに設定されるPチャネルを介して基地局から送ら
れるシステム識別情報を基に行ない、以後この判定結果
に応じたエリア表示を次のPチャネルの再設定によりシ
ステム識別情報SIDpが取得されるまで保持するよう
にしている。このため、自装置が短時間の間にホームエ
リアから他のシステムのサービスエリア(ロームエリ
ア)に移動しても、エリア表示の内容は依然として移動
前の内容になっている。つまり、自装置はホームエリア
内に存在していることを表わす表示内容となっている。
したがって話者は、装置が実際には他のシステムのサー
ビスエリア内に移動しているにも拘らず、装置がホーム
エリア内にいると判断してそのまま発呼を行なってしま
うことになり、この結果通話を行なえなかったり、また
知らないうちに割高な料金を請求されることになり、非
常に好ましくなかった。
【0007】また、上記の場合とは逆に、自装置が待受
動作状態においてシステム識別情報SIDpを取得した
時点では他のサービスエリアに位置し、発呼時にホーム
エリアに戻ってしまった場合にも、エリア表示は移動前
の内容のままになっている。つまり、この場合には自装
置はホームエリアに存在しているにも拘らず、依然とし
て他のシステムのサービスエリアに存在していることを
表わす表示内容になっている。このため、話者は実際に
は自装置がホームエリア内でシステムに対し通話してい
る状態にあるにも拘らず、ホームエリア外に存在する旨
を表示してしまい、極めて不適切だった。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、自装置が存在するエリア
がホームエリアか否かを、話者が発呼時において正確に
把握できるようにし、これにより接続先のシステムを必
ず知った上で通話できるようにして、発呼接続に係わる
種々のトラブルを確実に防止することができる移動無線
通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の移動無線通信システムが形成する複
数のサービスエリアで選択的に使用される移動無線通信
装置において、自装置が加入登録されたシステムのサー
ビスエリア内に自装置が存在しているか否かを表わす情
報を表示するためのエリア表示手段と、発呼時に、その
発呼制御手順中に設定される所定の制御チャネルを介し
て基地局から送られる第1のシステム識別情報を検出
し、この検出された第1のシステム識別情報を予め記憶
してある自装置が加入登録されたシステムの第2のシス
テム識別情報と比較する比較手段と、表示制御手段と備
えている。そして、上記比較手段による比較の結果上記
第1のシステム識別情報が第2のシステム識別情報と一
致した場合には、自装置は自装置が加入登録されたシス
テムのサービスエリアに存在するものと判断してその旨
を前記エリア表示手段に表示させ、一方上記比較手段に
よる比較の結果上記第1のシステム識別情報が第2のシ
ステム識別情報と不一致となった場合には、自装置は自
装置が加入登録されたシステムのサービスエリア以外の
サービスエリアに存在するものと判断してその旨を上記
エリア表示手段に表示させるようにしたものである。
【0010】また他の発明は、複数の移動無線通信シス
テムが形成する複数のサービスエリアで選択的に使用さ
れる移動無線通信装置において、自装置が加入登録され
たシステムのサービスエリア内に自装置が存在している
か否かを表わす情報を表示するためのエリア表示手段
と、第1の表示制御手段と、第2の表示制御手段とを備
えている。そして、第1の表示制御手段により、待受状
態において設定される所定の制御チャネルを介して基地
局から送られる第1のシステム識別情報を検出して記憶
するとともに、この検出された第1のシステム識別情報
を、予め記憶してある自装置が加入登録されたシステム
の第2のシステム識別情報と比較し、上記第1のシステ
ム識別情報が第2のシステム識別情報と一致した場合に
は、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサービ
スエリアに存在するものと判断してその旨を上記エリア
表示手段に表示させ、第1のシステム識別情報が第2の
システム識別情報と不一致となった場合には、自装置は
自装置が加入登録されたシステムのサービスエリア以外
のサービスエリアに存在するものと判断してその旨を前
記エリア表示手段に表示させる。またそれと共に、上記
第2の表示制御手段により、発呼時に、その発呼制御手
順中に設定される所定の制御チャネルを介して基地局か
ら送られる第3のシステム識別情報を検出し、この検出
された第3のシステム識別情報を上記第2のシステム識
別情報と比較して、その比較結果に応じて上記第3のシ
ステム識別情報が第2のシステム識別情報と一致した場
合には、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサ
ービスエリアに存在するものと判断してその旨を上記エ
リア表示手段に表示させ、一方上記第3のシステム識別
情報が第2のシステム識別情報と不一致となった場合に
は、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサービ
スエリア以外のサービスエリアに存在するものと判断し
てその旨を上記エリア表示手段に表示させるようにした
ものである。
【0011】
【作用】この結果本発明によれば、発呼制御時におい
て、この制御手順中に基地局から到来する第3のシステ
ム識別情報を基に自装置の位置が判定し直され、その結
果に応じてエリア表示手段の表示内容が更新されること
になる。このため、発呼時に、例えば自装置がホームエ
リアから他のシステムのサービスエリアに移動したとし
ても、また他のシステムのサービスエリアからホームエ
リアに移動したとしても、通話状態となった時点では必
ず現時点での自装置の位置に対応するエリア情報が表示
されることになる。したがって、話者はこの更新された
最新の表示内容から、自装置がホームエリアに存在して
いるか否かを正確に判断することが可能となる。このた
め、従来の装置のように、装置が実際には他のシステム
のサービスエリア内にいるにも拘らず、自装置がホーム
エリア内にいると判断して、話者がそのまま発呼を行な
ってしまい、その結果通話を行なえなかったり、また知
らないうちに割高な料金を請求されるといった不具合は
低減される。また、自装置が実際にはホームエリアに位
置しているにも拘らず、これを知らずに発呼を諦めてし
まうといった不具合も防止される。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例における自動車電話装置の構成を
示す回路ブロック図である。この自動車電話装置は、送
信系、受信系および制御系に大別される。尚、40は電
源回路であり、バッテリ41の出力を基に装置に必要な
動作電圧Vccを生成する。
【0013】送信系は、送話器としてのマイクロホン1
1と、音声符号器(SPCOD)12と、誤り訂正符号
器(CHCOD)13と、ディジタル変調器(MOD)
14と、乗算器15と、電力増幅器(PA)16と、高
周波スイッチ回路(SW)17と、アンテナ18とから
構成される。音声符号器12では、マイクロホン11か
ら出力された送話信号の符号化が行なわれる。また誤り
訂正符号器13では、上記音声符号器12から出力され
たディジタル化送話信号および後述する制御回路30か
ら出力されるディジタル化制御信号の誤り訂正符号化が
行なわれる。ディジタル変調器14では、上記誤り訂正
符号器13から出力されたディジタル化送信信号に応じ
た変調信号が発生される。乗算器15では、この変調信
号が周波数シンセサイザ31から出力された局部発振信
号とミキシングされ、これにより無線周波信号に周波数
変換される。そして電力増幅器16では、上記乗算器1
5から出力された無線送信信号が所定の送信電力に増幅
される。高周波スイッチ17は、制御回路30から指定
された送信タイムスロットの期間だけ導通状態となり、
この期間に上記電力増幅器16から出力された無線送信
信号をアンテナ18に供給してこのアンテナ18から図
示しない基地局に向けて送出する。
【0014】これに対し受信系は、受信機(RX)21
と、ディジタル復調器(DEM)22と、誤り訂正復号
器(CHDEC)23と、音声復号器(SPDEC)2
4と、受話器としてのスピーカ25とから構成される。
【0015】受信機21では、上記アンテナ18および
高周波スイッチ17により受信された受信高周波信号
を、中間周波信号またはベースバンド信号に直接周波数
変換するためのミキシング動作が行なわれる。ディジタ
ル復調器22では、上記受信機21から出力された受信
ディジタル信号に対するビット同期およびフレーム同
期、つまりワード同期がとられるとともに、ディジタル
復調が行なわれる。そして、上記ワード同期により得ら
れた同期信号は制御回路30に供給される。誤り訂正復
号器23では、上記ディジタル復調器22から出力され
たディジタル復調信号の誤り訂正復号化が行なわれる。
この誤り訂正復号化により得られる信号は、ディジタル
受話信号とディジタル制御情報とからなり、このうちデ
ィジタル受話信号は音声復号器24に入力され、またデ
ィジタル制御情報はチャネル設定や通話などの種々制御
のために制御回路30に取り込まれる。上記音声復号器
24では、上記ディジタル通話信号の復号化処理が行な
われる。そして、この復号化処理により元に戻されたア
ナログの受話信号は、スピーカ25から拡声出力され
る。
【0016】一方制御系は、制御回路(CONT)30
と、周波数シンセサイザ(SYN)31と、システム識
別情報メモリ(ID−ROM)33と、制御データメモ
リ(RAM)34と、コンソールユニット(CU)35
と、表示駆動回路36と、液晶表示器(LCD)37と
から構成される。周波数シンセサイザ31は、制御回路
30により指定された制御、通話および同期用の各チャ
ネル周波数に対応する局部発振信号を発生する。ID−
ROM33には、自装置が属するシステムのシステム識
別情報SIDHが予め記憶されている。RAM34は、
ダイヤルキーにより入力された電話番号や、基地局から
各種制御チャネルを介して送られたシステム識別情報な
どの制御情報を必要に応じて記憶するために使用され
る。コンソールユニット35には、ダイヤルキーや発呼
要求キーなどのキーパッドが設けられている。LCD表
示器37は、表示駆動回路36により駆動されるもの
で、ダイヤル番号などとともに、自己の属するシステム
のサービスエリア、つまりホームエリア内に自装置が存
在しているか否かを表わす情報を表示するために使用さ
れる。
【0017】ところで、制御回路30は例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、装置の初
期設定、発着呼および通話に係わる一連の制御などの通
常の制御機能に加えて、第1のエリア表示制御手段30
aと、第2のエリア表示制御手段30bとを備えてい
る。
【0018】第1のエリア表示制御手段30aは、待受
状態において設定されるPチャネルを介して基地局から
送られるシステム識別情報SIDpを検出してRAM3
4に記憶するとともに、この検出されたシステム識別情
報SIDpを、ID−ROM33に予め記憶してある自
装置が属するシステムのシステム識別情報SIDHと比
較する。そして、SIDpとSIDHとが不一致の場合
には、自装置は他のシステムのサービスエリア内に存在
しているものと判断して、LCD表示器37に例えば
“ROAM”を表示させる。また、SIDpとSIDH
とが一致した場合には、自装置はホームエリア内に存在
しているものと判断して、LCD表示器37には上記
“ROAM”を表示させない。
【0019】第2のエリア表示制御手段30bは、発呼
制御手順中に設定されるアクセスチャネル(Aチャネ
ル)を介して基地局から送られるシステム識別情報SI
DAを検出し、この検出されたシステム識別情報SID
Aをシステム識別情報SIDHと比較する。そして、S
IDAがSIDHと不一致になった場合には、自装置が
他のシステムのサービスエリア内に存在していると判断
して、“ROAM”をLCD表示器37に表示させる。
一方上記SIDAがSIDHと一致した場合には、自装
置がホームエリア内に存在していると判断して、LCD
表示器37における“ROAM”の表示を消去させる。
次に、以上のように構成された装置の動作を制御回路3
0の制御手順に従って説明する。図2はそのメインルー
チンを示すフローチャートである。
【0020】図示しない電源スイッチが投入されると、
制御回路30は先ずステップ2aによりリセット動作を
実行する。すなわち、図3に示すごとく先ずステップ3
aで回路各部の状態がリセットされ、続いてステップ3
bによりロック状態の設定監視が行なわれる。ロック状
態とは、第三者による装置の不正使用を防止するための
ものであり、ロック状態の設定操作が行なわれると装置
はロック状態となって、以後特定のキー操作が行なわれ
ない限り使用不可能になる。なお、このロック状態が設
定されている状態でLCD表示器37には「LOCK」
が表示される(ステップ3c)。一方、ロック状態の設
定が行なわれなかった場合には、LCD表示器37には
ステップ3dにて「NOSVC」が表示される。
【0021】そうしてリセットが完了すると、制御回路
30は次にステップ2bによりイニシャライズ動作を実
行する。すなわち、図4に示すごとく先ずステップ4a
でイニシャライズ用の複数の制御チャネル(Dチャネ
ル)をスキャンし、これにより受信電界強度が最も大き
いチャネルと次に大きいチャネルをそれぞれ選択する。
そして、ステップ4bにおいて上記受信電界強度が最も
大きいDチャネルに対するビット同期およびフレーム同
期、つまりワード同期を確立するための制御を行なう。
この制御により一定時間内にワード同期が確立される
と、ステップ4cに移行して、ここで上記Dチャネルを
介して基地局から送られた制御情報中からシステム識別
情報SIDdを検出して、ステップ4eでRAM34に
記憶する。なお、上記ステップ4bおよびステップ4c
において、それぞれ一定時間内にワード同期が確立でき
なかったり、またシステム識別情報が検出できなかった
場合には、ステップ4dに移行してここで受信電界強度
が次に大きいDチャネルを選択し、このDチャネルにつ
いて上記ステップ4b〜4eの制御を行なう。
【0022】そうしてイニシャライズが完了すると、制
御回路30は続いてステップ2cに移行してここで待受
動作を行なうための制御チャネル(Pチャネル)の選択
制御を実行する。すなわち、図5に示すごとく先ずステ
ップ5aで複数のPチャネルをスキャンし、これにより
受信電界強度が最も大きいチャネルと、次に大きいチャ
ネルをそれぞれ選択する。次に、ステップ5bで上記受
信電界強度が最大のPチャネルに対しビット同期および
フレーム同期、つまりワード同期を確立するための制御
を実行する。そして、一定時間内にワード同期が確立さ
れると、ステップ5cに移行して、ここで上記Pチャネ
ルを介して基地局から送られた制御情報の中からシステ
ム識別情報SIDpを検出し、このSIDpをRAM3
4に記憶する。なお、上記ステップ5bおよびステップ
5cにおいて、それぞれ一定時間内にワード同期が確立
されなかった場合や、一定時間内にシステム識別情報が
検出されなかった場合には、ステップ5dで受信電界強
度が次に大きいPチャネルを選択し、このPチャネルに
ついてワード同期の確立およびシステム識別情報の検出
を行なう。また、上記ステップ5cにおいて、Pチャネ
ルから検出したシステム識別情報SIDpが、前記イニ
シャライズ時にDチャネルから検出されたシステム識別
情報SIDdと一致しなかった場合には、そのままイニ
シャライズ制御(ステップ2b)に戻る。
【0023】ところで制御回路30は、上記ステップ5
cにてシステム識別情報SIDpが検出されると、ステ
ップ5eに移行してここで第1のエリア表示制御を次の
ように実行する。図6はその制御手順および制御内容を
示すものである。すなわち、制御回路30は先ずステッ
プ6aにおいて、上記Pチャネルから検出されたシステ
ム識別情報SIDpを、ID−ROM33に予め記憶さ
れている、自装置が属するシステムのシステム識別情報
SIDHと比較する。そして、両識別情報SIDpとS
IDHとが一致すると、自装置はホームエリア内に存在
しているものと判断し、“ROAM”の表示は行なわな
い。これに対し、SIDpとSIDHとが不一致になっ
た場合には、自装置は他のシステムのサービスエリア内
に存在しているものと判断し、ステップ6cに移行して
ここでLCD表示器37に“ROAM”を表示させる。
したがって、使用者はこの“ROAM”表示の有無によ
り、自装置の現在位置がホームエリア内であるか、また
は他のシステムのサービスエリア内であるかを知ること
ができる。そうしてエリアの識別表示を行なうと、制御
回路30は以後待受動作状態(ステップ2d)に移行す
る。
【0024】さて、この待受動作状態において、Pチャ
ネルを介して基地局から着呼信号が到来したとする。そ
うすると、制御回路30はステップ2eに移行し、ここ
で着呼応答制御を実行する。すなわち、制御回路30は
先ず通話チャネルを確立するために使用するアクセスチ
ャネルと呼ばれる複数の制御チャネル(Aチャネル)を
スキャンし、受信電界強度が最も大きいチャネルと、次
に大きいチャネルをそれぞれ選択する。そして、この選
択されたAチャネルに対するワード同期を確立したの
ち、このAチャネルを介して基地局へ着呼応答信号を返
送する。そして、この着呼応答信号の返送後に、基地局
からの通話チャネル指定信号の到来を待ち、通話チャネ
ル指定信号が受信されると、ショーテンドバーストを送
信してタイムアライメントの設定を行なったのち、上記
通話チャネル指定信号により指定された通話チャネル
(SPチャネル)を捕捉し設定する。そして、この状態
で呼出信号の受信待ち状態となる(ステップ2f)。こ
の状態で呼出信号が受信されると、例えば図示しないサ
ウンダからリンガ音が発生され、以後制御回路30は使
用者の応答待ち状態(ステップ2g)になる。そして、
このリンガ音により着呼の発生を認識した使用者がオフ
フック操作して応答すると、制御回路30はステップ2
hに移行して以後通話制御を実行する。
【0025】なお、上記ステップ2fおよびステップ2
gで終話操作が行なわれた場合には、制御回路30はス
テップ2iに移行してここで通話チャネルによる受信状
態を解除し、かつステップ2jで送信系の動作を停止さ
せたのち、イニシャライズ動作に復帰する。また、上記
ステップ2f、2gおよび2hの状態で、フェージング
などの影響により受信電界強度が所定時間以上連続して
所定レベル以下に低下すると、制御回路30はステップ
2jに移行して、ここで送信系の動作を停止させたのち
イニシャライズ動作に復帰する。
【0026】一方、前記待受動作状態(ステップ2d)
において、発呼要求キーが操作されるかまたは音声ダイ
ヤルにより発呼要求が発生したとする。そうすると制御
回路30は、ステップ2kに移行してここで発呼制御を
次のように実行する。図7はその制御手順および制御内
容を示すフローチャート、図9は発呼制御手順中におけ
る基地局と自動車電話装置との間の接続シーケンスを示
す図である。
【0027】すなわち、制御回路30は先ずステップ7
aで発呼受付け時間を計時するためのタイマをスタート
させる。この発呼受付け時間は例えば12秒に設定され
ている。制御回路30は次にステップ7bで複数のAチ
ャネルをスキャンし、これにより受信電界強度が最も大
きいチャネルと、次に大きいチャネルをそれぞれ選択す
る。そして、ステップ7cで発呼意志があるか否かを判
定し、発呼意志があればステップ7dに移行して、ここ
で上記Aチャネルに対しワード同期を確立するための制
御を行なう。発呼意志があるか否かの判定は、発呼フラ
グが“1”であるか“0”であるかにより行なわれる。
発呼フラグは、相手先の電話番号が入力されたのちに
「SEND」キーが押された場合に“1”にセットされ
る。なお、発呼意志がないと判定された場合にはイニシ
ャライズ動作に戻る。
【0028】上記ステップ7dでワード同期が確立され
ると、制御回路30はステップ7fで再度発呼意志の確
認を行ない、意志があればステップ7gで発信制御チャ
ネル(Aチャネル)を捕捉して設定する。このとき、捕
捉した発信制御チャネルを介して基地局から送られる制
御情報中からシステム識別情報SIDAを検出する。そ
して、上記捕捉された発信制御チャネルを使用して、先
に使用者が入力した相手先の電話番号に対応する情報を
含む発呼信号を基地局に向けて送出する(ステップ7
h)。なお、一定時間以内に発信制御チャネルが捕捉で
きない場合には、ステップ7iで捕捉失敗と判断してス
テップ7fに戻る。
【0029】ところで、上記発呼信号の送出を終了する
と制御回路30は、続いてステップ7jに移行し、ここ
で第2のエリア表示制御を実行する。すなわち、図8に
示すごとく先ずステップ8aにおいて、制御回路30
は、発信制御チャネルから検出されるシステム識別情報
SIDAと、ID−ROM33に予め記憶されている自
装置が属するシステムのシステム識別情報SIDHとを
比較する。そして、SIDAとSIDHとが不一致であ
ると、ステップ8cにおいてLCD表示器37に“RO
AM”を表示させる。一方、SIDAとSIDHとが一
致した場合には、ステップ8cに移行してここでLCD
表示器37に表示中の“ROAM”を消去させる。
【0030】そうしてエリア表示制御が終了すると、制
御回路30はステップ7kに移行してここで発呼応答信
号の返送監視を行なう。そして、基地局から発呼応答信
号が返送されると、制御回路30は図9に示すごとくA
チャネルのスロット同期を確立したのち、ショーテンド
バーストを送信してタイムアライメントを設定し、しか
るのちステップ7lに移行する。そして、このステップ
7lにおいて、上記発呼応答信号により指定された通話
チャネル(SPチャネル)を捕捉するための制御を行な
い、このSPチャネルの捕捉に成功すれば、以後通話状
態(ステップ2h)に移行する。なお、上記ステップ7
kおよびステップ7lにおいて、それぞれ一定時間内に
発呼応答信号の返送が検出されなかったり、またSPチ
ャネルの捕捉に失敗すると、イニシャライズ動作に復帰
する。
【0031】このように本実施例の装置では、発呼制御
手順中において、発信制御用のアクセスチャネルを介し
て基地局から送られたシステム識別情報SIDAを検出
して、このSIDAをID−ROM33に予め記憶され
ている自装置が属するシステムのシステム識別情報SI
DHと比較し、その比較結果に応じてLCD表示器37
における“ROAM”の表示を更新するようにしてい
る。このため、待受動作中に自装置があるエリアから他
のエリアに移動して、その結果LCD表示器37に表示
中のエリア情報の内容(“ROAM”のオンオフ)が、
自装置が実際に位置するエリアに対応しない内容になっ
ても、LCD表示器37に表示中のエリア情報の内容
は、発呼制御時において自装置の実際の位置に対応する
内容に修正される。したがって、使用者は、自装置がホ
ームエリア内に存在するのかあるいは他のシステムのエ
リア内に存在するのかを、発呼時点で正確に把握するこ
とが可能となり、これにより接続先のシステムを必ず知
った上で通話を行なうことができる。このため、通話を
行なえなかったり、また知らないうちに割高な料金を請
求されるといった不具合を確実に防止される。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では自装置が他のシス
テムのエリアに存在しているときにその旨を“ROA
M”と表示し、ホームエリア内に存在しているときには
何も表示しないようにしたが、自装置がホームエリア内
に存在しているときに例えば“HOME”と表示し、他
のシステムのエリアに存在するときには無表示とするよ
うに構成してもよい。また、自装置が存在するエリアに
応じて“ROAM”および“HOME”を各々表示する
ように構成してもよい。さらに、“ROAM”の場合の
表示形態を、例えば点滅させたり、表示色を異ならせた
り、また同時にアラーム音を発生させることにより、ホ
ームエリアの場合と異ならせるようにしてもよい。
【0033】また、前記実施例では自動車電話装置を例
にとって説明したが、携帯無線電話装置やコードレス電
話機、さらにはMCAシステムなどの他の移動無線通信
システムで使用される移動端末装置に適用してもよい。
【0034】その他、装置の構成や制御回路の制御手順
および制御内容、表示手段の種類や構成、表示形態等に
ついても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、複数
の移動無線通信システムが形成する複数のサービスエリ
アで選択的に使用される移動無線通信装置において、自
装置が加入登録されたシステムのサービスエリア内に自
装置が存在しているか否かを表わす情報を表示するため
のエリア表示手段と、発呼時に、その発呼制御手順中に
設定される所定の制御チャネルを介して基地局から送ら
れる第1のシステム識別情報を検出し、この検出された
第1のシステム識別情報を予め記憶してある自装置が加
入登録されたシステムの第2のシステム識別情報と比較
する比較手段と、表示制御手段と備えている。そして、
上記比較手段による比較の結果上記第1のシステム識別
情報が第2のシステム識別情報と一致した場合には、自
装置は自装置が加入登録されたシステムのサービスエリ
アに存在するものと判断してその旨を前記エリア表示手
段に表示させ、一方上記比較手段による比較の結果上記
第1のシステム識別情報が第2のシステム識別情報と不
一致となった場合には、自装置は自装置が加入登録され
たシステムのサービスエリア以外のサービスエリアに存
在するものと判断してその旨を上記エリア表示手段に表
示させるようにしている。
【0036】また他の発明では、複数の移動無線通信シ
ステムが形成する複数のサービスエリアで選択的に使用
される移動無線通信装置において、自装置が加入登録さ
れたシステムのサービスエリア内に自装置が存在してい
るか否かを表わす情報を表示するためのエリア表示手段
と、第1の表示制御手段と、第2の表示制御手段とを備
えている。そして、第1の表示制御手段により、待受状
態において設定される所定の制御チャネルを介して基地
局から送られる第1のシステム識別情報を検出して記憶
するとともに、この検出された第1のシステム識別情報
を、予め記憶してある自装置が加入登録されたシステム
の第2のシステム識別情報と比較し、上記第1のシステ
ム識別情報が第2のシステム識別情報と一致した場合に
は、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサービ
スエリアに存在するものと判断してその旨を上記エリア
表示手段に表示させ、第1のシステム識別情報が第2の
システム識別情報と不一致となった場合には、自装置は
自装置が加入登録されたシステムのサービスエリア以外
のサービスエリアに存在するものと判断してその旨を前
記エリア表示手段に表示させる。またそれと共に、上記
第2の表示制御手段により、発呼時に、その発呼制御手
順中に設定される所定の制御チャネルを介して基地局か
ら送られる第3のシステム識別情報を検出し、この検出
された第3のシステム識別情報を上記第2のシステム識
別情報と比較して、その比較結果に応じて上記第3のシ
ステム識別情報が第2のシステム識別情報と一致した場
合には、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサ
ービスエリアに存在するものと判断してその旨を上記エ
リア表示手段に表示させ、一方上記第3のシステム識別
情報が第2のシステム識別情報と不一致となった場合に
は、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサービ
スエリア以外のサービスエリアに存在するものと判断し
てその旨を上記エリア表示手段に表示させるようにして
いる。
【0037】したがってこれらの発明によれば、自装置
が存在するエリアがホームエリアか否かを話者が発呼時
において正確に把握でき、これにより接続先のシステム
を必ず知った上で通話できるようにして、発呼接続に係
わる種々のトラブルを確実に防止することができる移動
無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動車電話装置の構
成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の制御回路におけるメインル
ーチンを示すフローチャート。
【図3】図2に示したフローチャート中のリセット動作
の手順およびその内容を示すフローチャート。
【図4】図2に示したフローチャート中のイニシャライ
ズ動作の手順およびその内容を示すフローチャート。
【図5】図2に示したフローチャート中のPチャネルの
選択動作に係わる制御手順およびその内容を示すフロー
チャート。
【図6】図5に示したフローチャート中の第1のエリア
表示制御の手順およびその内容を示すフローチャート。
【図7】図2に示したフローチャート中の発生制御の手
順およびその内容を示すフローチャート。
【図8】図7に示したフローチャート中の第2のエリア
表示制御の手順およびその内容を示すフローチャート。
【図9】発呼制御手順中における基地局と自動車電話装
置との間の接続シーケンスを示す図。
【図10】セルラ方式を採用した自動車電話システムの
概略構成図。
【符号の説明】 NW…有線電話網、CS…制御局、CL,CL1〜CL
n…有線回線、BS1,BS2,…基地局、MS1,M
S2,…移動局、E1,E2,…無線ゾーン、11…マ
イクロホン、12…音声符号器(SPCOD)、13…
誤り訂正符号器(CHCOD)、14…ディジタル変調
器(MOD)、15…乗算器、16…送信電力増幅器
(PA)、17…高周波スイッチ(SW)、18…アン
テナ、21…受信機(RX)、22…ディジタル復調器
(DEMOD)、23…誤り訂正復号器(CHDE
C)、24…音声復号器(SPDEC)、25…スピー
カ、30…制御回路(CONT)、31…周波数シンセ
サイザ(SYN)、33…システム識別情報メモリ(I
D−ROM)、34…制御データメモリ(RAM)、3
5…コンソールユニット(CU)、36…表示駆動回
路、37…LCD表示器、40…電源回路、41…バッ
テリ、30a…第1のエリア表示制御手段、30b…第
2のエリア表示制御手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−235831(JP,A) 特開 平1−300723(JP,A) 特開 平3−242048(JP,A) 特開 平2−75231(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動無線通信システムが形成する
    複数のサービスエリアで選択的に使用される移動無線通
    信装置において、 自装置が加入登録されたシステムのサービスエリア内に
    自装置が存在しているか否かを表わす情報を表示するた
    めのエリア表示手段と、発呼時に、その 発呼制御手順中に設定される所定の制御
    チャネルを介して基地局から送られる第1のシステム識
    別情報を検出し、この検出された第1のシステム識別情
    報を予め記憶してある自装置が加入登録されたシステム
    の第2のシステム識別情報と比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果前記第1のシステム識別
    情報が第2のシステム識別情報と一致した場合には、自
    装置は自装置が加入登録されたシステムのサービスエリ
    アに存在するものと判断してその旨を前記エリア表示手
    段に表示させ、一方前記比較手段による比較の結果前記
    第1のシステム識別情報が第2のシステム識別情報と不
    一致となった場合には、自装置は自装置が加入登録され
    たシステムのサービスエリア以外のサービスエリアに存
    在するものと判断してその旨を前記エリア表示手段に表
    示させる 表示制御手段とを具備したことを特徴とする移
    動無線通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の移動無線通信システムが形成する
    複数のサービスエリアで選択的に使用される移動無線通
    信装置において、 自装置が加入登録されたシステムのサービスエリア内に
    自装置が存在しているか否かを表わす情報を表示するた
    めのエリア表示手段と、 待受状態において設定される所定の制御チャネルを介し
    て基地局から送られる第1のシステム識別情報を検出し
    て記憶するとともに、この検出された第1のシステム識
    別情報を、予め記憶してある自装置が加入登録された
    ステムの第2のシステム識別情報と比較し、前記第1の
    システム識別情報が第2のシステム識別情報と一致した
    場合には、自装置は自装置が加入登録されたシステムの
    サービスエリアに存在するものと判断してその旨を前記
    エリア表示手段に表示させ、一方前記第1のシステム識
    別情報が第2のシステム識別情報と不一致となった場合
    には、自装置は自装置が加入登録されたシステムのサー
    ビスエリア以外のサービス エリアに存在するものと判断
    してその旨を前記エリア表示手段に表示させる第1の表
    示制御手段と、発呼時に、その 発呼制御手順中に設定される所定の制御
    チャネルを介して基地局から送られる第3のシステム識
    別情報を検出し、この検出された第3のシステム識別情
    報を前記第2のシステム識別情報と比較して、その比較
    結果に応じて前記第3のシステム識別情報が第2のシス
    テム識別情報と一致した場合には、自装置は自装置が加
    入登録されたシステムのサービスエリアに存在するもの
    と判断してその旨を前記エリア表示手段に表示させ、一
    方前記第3のシステム識別情報が第2のシステム識別情
    報と不一致となった場合には、自装置は自装置が加入登
    録されたシステムのサービスエリア以外のサービスエリ
    アに存在するものと判断してその旨を前記エリア表示手
    段に表示させる第2の表示制御手段とを具備したことを
    特徴とする移動無線通信装置。
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