JP2007228630A - 公衆無線lanサービスエリア内通知装置および方法 - Google Patents

公衆無線lanサービスエリア内通知装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホットスポットサービスのサービスエリア内か否かを表示する手段および装置の提供。
【解決手段】ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の認証手段に関する情報、及び、それぞれの認証に必要な情報を記憶する記憶手段(108)と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて認証を行う認証手段と、前記認証手段で行った認証が成功した場合に、サービスエリアは認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを表示する表示手段(105)と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、公衆無線LANサービスエリア内通知技術に関し、特に、ホットスポットサービスのサービスエリア内か否かを表示する際に、当該サービスエリアユーザが契約しているホットスポット事業者のサービスエリアなのか、もしくはその事業者とローミング契約関係にある事業者のサービスエリア内なのかを明示的に表示する装置及び方法に関する。
現在、IEEE802.11b方式の無線LANを用いたホットスポットサービスが脚光を浴びつつある。
ホットスポットサービスとは、通信事業者や店舗・飲食店の経営者などが、空港の待合ロビー、店舗内、飲食店内、および人の多く集まる屋外に、無線LANのアクセスポイントを設置し、高速な無線データ通信サービスを提供するものである。利用者は、本サービスにより、無線LAN(Local Area Network)カードを装着したパソコンやPDA(Personal Digital Assistants)を用いて、WWW(World Wide Web)ブラウジングや電子メールの送受信をすることが可能である。
ユーザは、このサービスを享受するために、ホットスポットサービス事業者と契約することで、該サービスを受けることができる。ホットスポットサービスは、さまざまな場所で、種々の事業者によって立ち上がりつつあるが、無線LANのアクセスポイント(AP)がカバーするエリアは、屋外で百数十m、屋内で数十m(IEEE802.11bでは従来の2.4GHz帯を用いた伝送方に新たな変調方式を加え、最大11Mbpsの通信を可能としている)であり、指向性の強い2.4GHz帯の周波数を用いていることから、一事業者で日本全国の主要部分をカバーするのは膨大な財務的負担となる。したがってホットスポット事業者は、他の同業者とローミング契約を結ぶことにより、カバーエリアを広げるものと考えられる。このとき、ユーザが契約しているホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者のエリアにおいてサービスを享受するとき、ユーザは割増の通信料金を支払う必要があると考えられる。
一方、ユーザが今サービスエリア内にいるかどうかを知るためには、ホットスポット事業者が通知するサービスエリアの地図と、無線LAN製品に一般的に付属される電界強度を示すソフトウェアによって、おおよそ知ることが出来る。このソフトウェアは、ユーザが指定したESS(Extended Service Set)IDを送信する無線LANチャネルの電界強度を表すものである。なお、アクセスポイント(AP)とステーション(STA)間のネットワークセキュリティ対策として、アクセスポイント(AP)は、ステーション(STA)間で認証(authentication)手順を行い、アクセスポイント(AP)とステーション(STA)間でIDを2ステップでやりとりするオープンシステム認証と、IDを暗号化して4ステップで認証を行う共通鍵認証等が用いられる。実製品では「ESS ID」等の名称でグループの設定が行われる。
このESSIDがホットスポット事業者によって指定された場合、該ESSIDを電界強度を示すソフトウェアに設定すれば、その事業者のサービスエリア内にいるかどうか、おおよそわかる。
以上のような背景のもと、ユーザがホットスポットサービスを享受する上で、次のような問題点がある。
ESSIDがホットスポット事業者を識別するように与えられた場合、上記のインジケータを用いたときには、ユーザは、契約しているホットスポット事業者のサービスエリア内にいるか否かしか判断することができず、ローミング契約関係にある事業者のサービスエリアか否かまでを判断することができない。
一方、ローミング契約関係にあるホットスポット事業者も同じESSIDを使用した場合、今現在、ユーザは、自分が契約している事業者のエリアにいるのか、ローミング契約関係にある事業者のエリアにいるのか区別することが出来ない。
ユーザの立場に立った場合、ユーザが契約したホットスポット事業者のサービスエリア内にいるかどうかの表示のみならず、該事業者とローミング契約関係にある事業者のサービスエリア内にいるかどうかについても表示される方が便利である。
また、ローミング契約関係にある事業者のエリア内でサービスを享受すると割増料金を払う必要があることを勘案すると、両者を同じ形態で表示するのではなく、ユーザの直接契約した事業者のエリアなのか、もしくはローミング契約関係にある事業者のエリアなのかを明確に区別できるように表示されると更に便利である。
なお、例えば特開平10−145833号公報には、移動端末の発着信時にローミング呼の検出を行い、ローミング呼制御テーブルを参照し重複エリア内に移動端末の加入している事業者の無線基地局があるかどうかチェックし、該当する無線基地局がある場合、ハンドオーバ要求を行うことで、ローミング呼が許容される場合であっても、なるべく事業者の無線基地局を介して通信できるようにしたシステムが開示されている。また特開平11−004482号公報には、各サービス会社の基地局の状況で発呼できる基地局を検索するステップと、発呼可能基地局の電界強度を測定するステップと、一番良好な基地局を選択するステップと、から発呼する処理によって構成され、使用者が加入しているサービス会社の基地局の電波状況と空き状況をもとに、ユーザが指定することなく、自動的に電波状況のよいサービス会社のIDで発信する機能を有する移動電話機が開示されている。さらに、ホットスポットの識別として、例えば特表2001−508245号公報も参照される。
したがって、本発明の目的は、ホットスポットサービスのサービスエリア内か否かを表示する方法および装置を提供することにある。
前記目的を達成する本発明は、公衆無線LANサービスエリア内通知システムにおいて、単に、無線LANのあるキャリアの電界強度を表示することで、サービスエリア内にいるかどうかを示すだけでなく、該キャリアの電界強度がユーザの契約しているホットスポット事業者の電界強度なのか、もしくはユーザの契約しているホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の電界強度を示しているのかを表示する。
本発明においては、ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報、及び、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の識別情報を記憶する設定情報格納手段と、無線通信手段と、表示手段と、を少なくとも備え、ホットスポットサービスのサービスエリア内か否かを表示する際に、前記無線通信手段より、調査対象のチャネルの電界強度と事業者の識別情報を取得し、前記取得した識別情報が、前記設定情報格納手段に格納されている、前記ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報と一致するものであるか否か判定し、前記取得した識別情報が、前記ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報と一致している場合に、前記ユーザが契約しているホットスポット事業者の電界強度であることを、前記ユーザが判別できるように、前記表示手段に表示出力し、前記取得した識別情報が、前記ローミング契約関係にある事業者の識別情報と一致している場合には、前記ローミング契約関係にある事業者の電界強度であることを、ユーザが判別できるように、前記表示手段に表示出力するように制御する手段を備えている。
本発明の別のアスペクトによれば、ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の認証手段に関する情報、及び、それぞれの認証に必要な情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて認証を行う第1の認証手段(代理認証手段)と、前記第1の認証手段で行った認証が成功した場合に、サービスエリアは認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを表示する表示手段と、を含む、ことを特徴とする公衆無線LANサービスエリア内通知装置が提供される。
本発明のさらに別のアスペクトによれば、ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の認証手段に関する情報、及び、それぞれの認証に必要な情報を公衆無線LANサービスエリア内通知装置の記憶手段に記憶しておき、
前記記憶された情報を用いて認証を行うステップと、
認証が成功した場合に、サービスエリアは認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを表示する表示するステップと、
を含む、ことを特徴とする公衆無線LANサービスエリア内通知方法が提供される。
本発明によれば、ユーザが今自分の契約しているホットスポット事業者のエリア内にいるか、ホットスポット事業者がローミング契約している事業者のエリア内にいるかを一目で区別することができる。
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報、及び前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の識別情報を記憶する設定情報格納手段(108)を備え、無線通信手段(107)より、調査対象のチャネルの電界強度と事業者の識別情報を取得し、取得した識別情報が、設定情報格納手段(107)に格納されている、ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報と一致しているか否かを判定し、ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報と一致している場合、ユーザが契約しているホットスポット事業者の電界強度であることを、ユーザが一目で判別できるように、表示手段(105)に表示出力し、取得した識別情報が、ユーザが契約しているホットスポット事業者の識別情報とは一致していないが、前記ローミング契約関係にある事業者の識別情報と一致している場合には、ローミング契約関係にある事業者の電界強度であることを、ユーザが一目で判別できるように、表示手段(105)に表示するように制御する手段を備えている。かかる構成の本発明の一実施の形態によれば、ホットスポットサービスのサービスエリア内か否かを表示する際に、該サービスエリアはユーザが契約しているホットスポット事業者のサービスエリアであるのか、あるいは前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者のサービスエリア内なのかを、ユーザが判別できるように表示する。
本発明の一実施の形態において、表示手段(105)は、LED(発光ダイオード)等の発光手段を複数有し、ホットスポット事業者のサービスエリア内の場合と、ローミング契約関係にある事業者のサービスエリア内の場合とで、前記発光手段の発光色を変えて通知するように制御する。
また本発明の別の実施の形態において、データリンク層レベルのプロトコルの情報を収集し、サービスエリア内の混雑度合いを取得し、混雑度合いを表示手段に出力するようにしてもよい。この実施の形態においては、前記混雑度合いに応じて発光手段の点滅周期を可変させることで前記混雑度合いを表示する。
あるいは、前記表示手段が、ホットスポット事業者のサービスエリア内の場合と、ローミング契約関係にある事業者のサービスエリア内なのかを示す際に、発光手段の発光色を変え、さらに、前記混雑度合いに応じて発光手段の点滅周期を可変させることで、前記混雑度合いを表示するように制御するようにしてもよい。
また本発明の実施の形態において、ホットスポット事業者の識別情報として、無線LANのESS IDを用いる。
また本発明の別の実施の形態において、ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者のそれぞれの認証手段、及び認証に必要な情報を予め記憶手段に設定しておき、代理認証手段でユーザに設定された情報を用いて認証を行い、認証が成功した場合、サービスエリアは、認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを、表示手段に表示する構成としてもよい。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の装置の構成を示す図である。図1を参照すると、この実施例の装置は、CPU(中央演算装置)(101)と、ROM(リードオンリ−メモリ)(102)と、RAM(ランダムアクセスメモリ)(103)と、入力手段(104)と、表示手段(105)と、I/F(インタフェース)(106)と、無線通信手段(107)と、設定情報格納手段(108)と、バス(109)と、を備えて構成されている。
CPU(101)は、ROM(102)あるいはRAM(103)に格納されたソフトウェアを実行する。
ROM(102)は、CPU(101)で実行されるソフトウェアが格納されている。
RAM(103)は、読み込み・書き込みが可能なメモリであり、CPU(101)で実行されるソフトウェアを格納し、ソフトウェアの実行上一時的に記憶する必要があるデータなどを格納する。
入力手段(104)は、キーボード等からなり、ユーザが設定情報を入力するために用いられる。
表示手段(105)は、ディスプレイやLED(発光ダイオード)を有し、電界強度情報をユーザに提示する。
I/F(106)は、PCMCIAなどの無線通信手段(107)とバス(109)間に存在するインタフェースである。
無線通信手段(107)は、無線LANカード等の無線LANのアクセスポイント(AP)と通信を行い、例えば、アンテナ、RF送受信器、ベースバンドモデムLSI、DSP(信号処理プロセッサ)、CPU等から構成されるものである。
設定情報格納手段(108)は、ハードディスク装置等の記憶装置からなり、ユーザの設定したホットスポット事業者の発行したESSID等を格納する。
上記手段101〜108の間で交換されるデータは、バス(109)を介して転送される。
図2及び図3は、本実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
各々のホットスポット事業者の識別に関して、当該事業者がそれぞれ設置するアクセスポイントが送信するビーコン内に格納されるESSIDを用いて識別することが可能とされる。あらかじめユーザは、入力手段(104)を用いてローミング契約関係にある事業者のESSIDを設定情報格納手段(108)に入力しておく。
表示手段105に電界強度を表示するタイミングになったとする。このタイミングは、実装に依存する。
まず、ROM(102)やRAM(103)に格納されているプログラムを実行しているCPU(101)は、設定情報格納手段(108)より、ユーザが契約しているホットスポット事業者のESSID(=「essid」)を取得する(ステップ201)。
次に調査するチャネルの値chを初期化する。本実施例では、最初のチャネルを「1」とし、最終のチャネルを「14」として説明する。
chに1を代入する(ステップ202)。
次に、CPU(101)は無線通信手段(107)から、調査するチャネルchの電界強度とESSIDを取得する(ステップ203)。
次に、受け取ったESSIDとessidが一致するか調べる(ステップ204)。
もし一致した場合、同時に取得した電界強度を、表示手段105に表示する(ステップ205)。
このとき、この電界強度の結果がユーザが契約しているホットスポットの事業者の電界強度であることを、ユーザが一目で分かるように、表示する。
一方、ステップ204において、一致しなかった場合、現在調べているチャネルが調査すべきチャネルの最終のチャネルであるか否かを調べる(ステップ206)。
最終のチャネルでない場合は、調査するチャネル値chに「1」を加え、ステップ203に分岐し、再び、無線通信手段107から、調査したいチャネルchの電界強度とESSIDを取得する。
ステップ206において、最終チャネルであった場合には、図3の処理が移る。
図3を参照すると、始めに、設定情報格納手段(108)より、ユーザが契約したホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者のESSID(=「essid」)を取得する(ステップ301)。
次に、調査するチャネルの値chを初期化する(ステップ302)。
次に、CPU(101)は無線通信手段(107)から、調査するチャネルchの電界強度とESSIDを取得する(ステップ303)。
次に、受け取ったESSIDとessid’が一致するか調べる(ステップ304)。
一致した場合、同時に取得した電界強度を、表示手段105に表示する(ステップ305)。
このとき、この電界強度の結果が、ユーザの契約しているホットスポット事業者のローミング契約している事業者の電界強度であることを、ユーザが一目で分かるように表示する。
一方、ステップ304においてESSIDとessid’が一致しなかった場合、現在調べているチャネルが調査すべきチャネルの最終チャネルかどうかを調べる(ステップ306)。
最終チャネルでない場合は、調査するチャネル値chに「1」を加え、ステップ303に分岐し、再び無線通信手段107から、調査したいチャネルchの電界強度とESSIDを取得する。
ステップ306において、最終チャネルであった場合、次に未調査のローミング契約関係にある事業者のESSIDが存在するかどうか調べる(ステップ308)。
未調査のローミング関係にある事業者のESSIDが存在する場合、essid’にその未調査のESSIDをセットし、ステップ302から処理を開始する。
ステップ308において、未調査のESSIDが存在しなかった場合、電界強度が検出されなかった旨を表示手段105に表示する(ステップ309)。
ここでは、ホットスポット事業者を識別する方法として、ESSIDを用いたが、本発明において、ホットスポット事業者を識別する方法は、この方法にのみ制限されるものでないことは勿論である。
また、表示手段105は、無線LANのステーションを構成するパーソナルコンピュータやPDAのディスプレイの場合もあれば、無線LANカードに取り付けられたLEDの場合であってもよい。LEDの場合には、例えばユーザの契約するホットスポットサービスの電界強度を検出した場合は緑色の光で点灯し、ローミング契約関係にある事業者の電界強度を検出した場合は、橙色の光で点灯する方法などが挙げられる。
実装方法として、パーソナルコンピュータ上のソフトウェアとして実装しても良いし、また、無線LANカード上で実行されるファームウェアとして実装しても良い。
[実施例2]
本発明の別の実施例について説明する。前記第1の実施例では、ユーザが契約しているホットスポット事業者、もしくはその事業者とローミング契約関係にある事業者のカバーエリア内にいるか否かを表示手段105に表示した。
本発明の第2の実施例では、混雑度合い(スループット予測値)を表示する。本発明の第2の実施例の基本構成は、図1に示した第1の実施例と同様であるためその説明は省略する。
混雑度合いは、データリンク層レベルのプロトコルの情報を収集することで得ることができる。具体的には、例えばIEEE802.11プロトコルでは、データ送信前にキャリアセンスを行い、他の端末がデータを送信していないことを確認してから、データの送信を開始する(CSMA/CA, Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)。このキャリアセンス機能を利用し、定期的にキャリアセンスを行うことで、混雑度合いの計測は行われる。
あるいは、端末がデータを送信すると、アクセスポイントはACKフレームを送信する。従って、このACKフレームの受信頻度を計測することにより、混雑度合いが計測される。
あるいは、他の端末がデータの送信を要求する際に送信するRTS(Request To Send)フレームの応答として、アクセスポイントから送信されるCTS(Clear To Send)フレームの受信頻度を計測することでも、混雑度合いが計測される。
本発明の第2の実施例においては、混雑度合いを表示手段105に表示することにより、ユーザは実際に通信を開始することなく、その場における通信のスループットを知ることができる。あらかじめスループットを知ることが出来るため、ユーザは通信を開始することなく、混雑していないエリアに移動したりするような選択を行うことができる。
表示手段105における表示方法は、例えば、パーソナルコンピュータやPDAのディスプレイ上に表示したり、もしくはパーソナルコンピュータやPDA、無線LANカード上のLEDを用いて表示する。LEDで表示する場合、例えば混雑していない場合には常時点灯し、混雑している場合は点滅させる等で通知される。混雑度合いに応じて、点滅周期を変化させる方法もある。
なお、混雑度合いを表示手段105に表示する際に、前記第1の実施例で説明したカバーエリア内にいるか否かも併せて表示しても良い。
この場合の表示方法として、例えば、2つのLEDを用意し、
(a)ユーザが契約している事業者のエリア内で混雑していない場合は、緑の常時点灯、
(b)ユーザが契約している事業者のエリア内で混雑している場合は、緑の点滅、
(c)ローミング契約関係にある事業者のエリアで混雑していない場合は、橙の常時点灯、
(d)ローミング契約関係にある事業者のエリアで混雑している場合は、橙の点滅、が行われる。
[実施例3]
前記第1の実施例において、ユーザの契約している事業者のESSID、およびその事業者とローミング契約関係にある事業者のESSIDは、ユーザ自身が入力手段104を用いて入力し、設定情報格納手段108に格納している。
本発明の第3の実施例では、ユーザ自身が入力するのではなく、フロッピー(登録商標)ディスクやRS−232C等の通信ケーブル、もしくはインターネット経由で、それらの情報を入力する。これ以外の構成は、前記第1の実施例と同一である。
[実施例4]
前記第1の実施例において、図2のステップ204、図3のステップ304において、受信したESSIDとユーザの契約している事業者のESSID、もしくはその事業者とローミング契約関係にある事業者のESSIDと完全に一致するかどうかを調べている。
本発明の第4の実施例では、各事業者がESSIDの割り当てに関し、ある程度の自由度を確保するために、各事業者にはESSIDの頭n文字が割り当てられていると仮定する。
この場合は、図2のステップ204、図3のステップ304において、ESSIDが完全に一致するかどうか調べるのではなく、例えば頭n文字について比較し、一致すれば良い。これ以外の構成は、前記第1の実施例と同一である。
[実施例5]
本発明の第5の実施例では、事業者の識別方法として、ESSIDが使用不可能であり、無線LANネットワークのアクセス認証に成功することによって、初めて、契約事業者のカバーエリア内であるか否かを判別できるシステム構成に、適用される。
本実施例では、前記第1の実施例の構成要素に加え、代理認証手段を用意する。
本発明の第5の実施例の動作としては、図2のステップ204、図3のステップ304において、受信したESSIDと設定されたessidを比較する代わりに、認証されることを試みる。
本発明の第5の実施例において、認証手段は、各事業者によって、個々に設定されるため、ユーザが契約しているホットスポット事業者から通知された認証手段、認証に必要な情報をユーザはあらかじめ設定しておく。
認証手段では、ユーザによって設定された情報を用いて、認証を遂行し、成功したか否かの情報を得ることにより、カバーエリア内にいるか否かを判断する。
このとき、もし、ローミング契約関係にある事業者における認証手段や認証に必要な情報が、ユーザが契約している事業者のそれと全く同じである場合、どちらのカバーエリア内にいるのか区別することが出来ない。
例えばWEB画面上にユーザID、パスワードを入力して認証する手段の場合には、入力画面は、両者(ユーザが契約しているホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者)の間で、通常異なるため、画面(すなわちHTMLドキュメント)を調査することにより、両者を区別する。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明によれば、以下に記載するような効果を奏する。
本発明においては、ユーザが今自分の契約しているホットスポット事業者のエリア内にいるか、ホットスポット事業者がローミング契約している事業者のエリア内にいるかを一目で区別することができる。
そして、ローミング契約事業者のエリア内で通信すると、通信料に割増料金が加算されるため、ユーザはあらかじめそのことを理解した上で通信を行うことが可能になる。このため、ユーザは、近所にユーザが契約している事業者のカバーエリアがあると、そこに移動したり、あるいは、通信に費やせる予算を勘案して通信時間を、通常よりも短めにする等の各種選択を、自在に行うことができる。
本発明の一実施例の構成を示す図である。 本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 入力手段
105 表示手段
106 インタフェース
107 無線通信手段
108 設定情報格納手段

Claims (2)

  1. ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の認証手段に関する情報、及び、それぞれの認証に必要な情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて認証を行う第1の認証手段と、
    前記第1の認証手段で行った認証が成功した場合に、サービスエリアは認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを表示する表示手段と、
    を含む、ことを特徴とする公衆無線LANサービスエリア内通知装置。
  2. ユーザが契約しているホットスポット事業者と、前記ホットスポット事業者とローミング契約関係にある事業者の認証手段に関する情報、及び、それぞれの認証に必要な情報を公衆無線LANサービスエリア内通知装置の記憶手段に記憶しておき、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて認証を行うステップと、
    認証が成功した場合に、サービスエリアは認証が成功したホットスポット事業者のサービスエリアであることを表示する表示するステップと、
    を含む、ことを特徴とする公衆無線LANサービスエリア内通知方法。
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