JPH07155262A - 製パン機 - Google Patents

製パン機

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JPH07155262A
JPH07155262A JP5305633A JP30563393A JPH07155262A JP H07155262 A JPH07155262 A JP H07155262A JP 5305633 A JP5305633 A JP 5305633A JP 30563393 A JP30563393 A JP 30563393A JP H07155262 A JPH07155262 A JP H07155262A
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bread making
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time
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Shinji Yoshida
晋治 吉田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S366/00Agitating
    • Y10S366/601Motor control

Abstract

(57)【要約】 【目的】製パン工程中に加工が必要となるジャムパン等
の菓子パンまたはクロワッサンなどのパンを製造する際
に別の加熱機器を使用せず、簡単な操作で製造すること
のできる様にする。 【構成】焼成工程より前で製パン動作を停止するために
制御部50に信号を出力する休止手段68と、該休止手
段によって停止した製パン動作を再開するための制御部
へ信号を出力する再開手段(比較手段)72と、一定時
間後に再開出力を出力できる様に経過時間をカウントす
る時計装置70を製パン機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製パン機に関し、詳し
くはパンケースに投入したパン材料に対して混練及び発
酵等の製パン工程動作を行うことでパン生地をつくり、
該パン生地を焼成しパンを製造する製パン機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平4−11630号公報に示
される如く、混練、発酵及び焼成工程動作を同一オーブ
ン室内にて連続的に行う技術があった。これは食パン及
びフランスパン等の複数のパン種類からメニューボタン
により一種類を選択し、材料をパンケースに投入した
後、スタートボタンが押されると混練から焼成までの各
工程動作を自動で行う構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、食パン又はフランスパン等の工程動作開始後は
製パン動作が終了するまで製パン機のプログラムがすべ
て行うものについては何ら不具合が生じないが、ジャム
パン、あんパン、クリームパン又はクロワッサン等のパ
ンの場合は、パン生地を作るまでを製パン機で行い、そ
の後パン生地を製パン機より取り出し加工を行った後、
オーブン等の加熱機器で焼成を行う必要があり、製造に
手間がかかるという不具合があった。また、焼成のため
に別機器である加熱機器が必要であり、加熱機器の温度
及び時間設定を行う必要があるという不具合もあった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、製パン
工程中に加工が必要となるジャムパン等の菓子パンまた
はクロワッサンなどのパンを製造する際に別の加熱機器
を使用せず、簡単な操作で製造することのできる製パン
機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーブン室に
着脱自在に設けられパン材料が投入されるパンケースを
備え、該パン材料の混練、発酵及び焼成の各工程を同一
オーブン室内で行う製パン機において、パン材料の混練
を行う混練手段と、パン生地の焼成を行う加熱手段と、
焼成工程より前で製パン動作を停止するために制御部へ
信号を出力する休止手段と、該休止手段によって停止し
た製パン動作を再開するために制御部へ信号を出力する
再開手段と、上記混練、発酵及び焼成工程の動作を制御
すると共に休止手段からの信号入力により製パン動作を
停止し、再開手段からの信号入力により製パン動作を再
開させる制御部とを設けることを提案するものである。
【0006】また、上記製パン機において、前記再開手
段が前記休止手段によって製パン動作が停止してからの
経過時間を計測する計測手段と、該計測手段によって計
測された時間と設定時間との比較を行う比較手段とを備
え、該比較手段により計測時間と設定時間とが一致する
場合に製パン動作を再開するために制御部へ信号を出力
するよう構成させることを提案するものである。更に、
上記製パン機において、前記休止手段によって製パン動
作が停止してからの経過時間及び/または前記再開手段
によって製パン動作が再開するまでの時間を表示する表
示手段を設けることを提案するものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、製パン機は焼成工程動作を
開始する前の所定の時点で製パン動作を停止することが
できる。その後、使用者はオーブン室内にあるパンケー
スよりパン生地を取り出し、加工を行った後、再び製パ
ン器のオーブン室内にパン生地を戻す。次に再開手段に
よって停止している製パン動作を再開し残りの製パン工
程動作を行うことで、ジャムパン等の菓子パンやクロワ
ッサン等の製パン途中で加工の必要なパンを製造するこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明を用いた一実施例である製パ
ン機の全体の構造を示す側面断面図である。図1に示す
製パン機1は略円筒形の製パン機本体2を備え、時間及
びプログラム等を設定するための操作盤4が該本体2の
正面中央に設けられると共に、透明なガラス製のドーム
形の蓋6が該本体2の上部に開閉可能に取付けられ、該
本体2と蓋6とによって密閉容器型の上記製パン機1が
構成される。上記蓋6はその後端を製パン機本体2に設
けたブラケット8に支点ピン10によって回転可能に取
付けられ、かつ、前端には開閉操作用の取手12が設け
られる。
【0009】上記の製パン機本体2の内部には、本体底
壁14から上方へ所定の空間16をおいた上部位置であ
って上記蓋3の直下位置となる位置に円筒形内ケース1
8が配置されると共に、空間16には上記操作盤4に対
応する状態や時間などの表示を行うディスプレイ(図示
せず)と入出力制御回路基板20と演算回路基板22と
が、該本体2の前部側に偏って設けられる。なお、操作
盤4にはポーズスイッチ66、メニュー選択キー60、
タイマ設定キー群62及びスタートスイッチ64等が設
けられる。
【0010】上記製パン機本体2内においては、本体底
壁14から支持板24が立設され、該支持板24の上端
には上記内ケース18が固定支持される。該内ケース1
8内周部には電熱部材である環状ヒータ26が固設さ
れ、該内ケース18と蓋6とによってオーブン室25が
構成される。また、該内ケース18内には上部開口円筒
形のパンケース28が内ケース18の底部中央から突出
している支持板24の一部24Aに嵌脱自在に取付けら
れる。パンケース28に投入されたパン材料を混練する
こね羽根30は、パンケース28の底部を貫通して設け
られる回転軸32に挿脱自在に取付けられている。
【0011】上端にこね羽根が取付けられる回転軸32
は上記支持板24に固定された軸受板34を貫通し、タ
イミングプーリ36に連結している。こね羽根30は空
間16に設けられたメインモータ38によって駆動され
る。メインモータ38はタイミングプーリ40と無端ベ
ルト42とタイミングプーリ36と回転軸32とによっ
て、こね羽根30に回転力を伝達している。
【0012】また、上記製パン機本体2の内部には外気
吸入通路44が設けられており、本体底壁14の開口部
よりファン45によって外気が吸入され、ダクト46か
らパンケース28内部に向けて送風がなされる。該ファ
ン45はファンモータ47によって駆動される。さら
に、オーブン室25内部の温度検出を行うセンサ48は
該内ケース18の外周面に取付けられており、オーブン
室25内部の温度を間接的に検出している。
【0013】図2は製パン機の制御を示すブロック図で
ある。図において、制御部50は各入出力手段等の制御
を行うブロックである。制御部50には入力部52であ
るスタートスイッチ64、メニュー選択キー60及びタ
イマ設定キー群62等が接続され、制御部50に入力情
報を出力している。また、入力部52の一つであるポー
ズスイッチ66は休止手段68に接続されており、ポー
ズキー66の入力情報を休止手段68に出力し、該休止
手段68は制御部50へ製パン動作停止または再開する
ための信号を出力している。制御部50には、表示部5
4であるディスプレイ(図示せず)、加熱手段58であ
る環状ヒータ26及び混練手段56であるメインモータ
38が接続されており、該制御部50は各ブロック5
4,56,58の動作を制御している。また、図2では
省略されているが、ファンモータ47及びセンサ48等
も制御部50に接続されている。制御部50は、入力部
52及び休止手段68からの入力情報に従って製パン動
作を制御すると共に表示部54に現在選択されている製
パンプログラム、製パン終了時間及び現在時間などの表
示を行う。また、制御部50は、上記入力部52及び休
止手段68からの入力情報とセンサ48からの温度情報
によって、混練手段56及び加熱手段58等の動作を制
御している。
【0014】図3は図1及び図2に示される製パン機の
動作を示すフロー図であり、図4は図3における製パン
機の製パン工程をを示す工程図である。以下、本実施例
における製パン機の動作を図3及び図4を用いて説明す
る。
【0015】まず小麦粉及び水等のパン材料をパンケー
ス28内に入れ、入力部52であるメニュー選択キー6
0及びタイマ設定キー群62等の操作によりメニュー選
択及びタイマ設定等の各種の設定入力を行う(ステップ
S−1)。この各種の設定入力のステップは入力部52
の一つであるスタートスイッチ64が押されるまで繰り
返される(ステップS−2)。次にタイマ設定がされて
いるかを判断し、タイマ設定がされている場合は設定さ
れた出来上り時間から製パン開始時間を算出し、製パン
器に内蔵された時計装置(図示せず)との比較を行い、
前記製パン開始時間と時計装置の時間との差が0となる
ことで次ステップに移る(ステップS−3)。タイマ設
定がされていない場合は、上記の様なループは行わず、
そのまま次ステップに移る。
【0016】次に焼成工程を開始する前に製パン動作を
停止するよう制御部50に信号を出力する休止手段68
の設定情報であるメモリRに初期値である0を代入する
(ステップS−4)。その後、第1の製パン工程動作に
入る(ステップS−5)。第1の製パン工程動作では図
4に示される工程図の1次混練工程から丸目工程までが
行われる。該第1の製パン工程動作では、休止手段68
の設定入力を行うポーズスイッチ66が押されたかを検
出し(ステップS−51)、ポーズスイッチ66が押さ
れた場合はメモリRの値と1の排他的論理和を計算し、
算出した値をメモリRへ代入する(ステップS−5
2)。なお、本ステップ(ステップS−5)は第1の製
パン工程動作が終了するまで繰り返される。
【0017】次に第1の製パン工程動作が終了すると、
休止手段68は設定情報であるRが1であるかを判断し
(ステップS−6)、R=1であれば休止手段68は制
御部50に停止信号を出力し、制御部50は該信号によ
り製パン動作を停止させる(ステップS−7)。製パン
動作の停止状態はポーズスイッチ66が再び押されるま
で継続し、ポーズスイッチ66が押されることで休止手
段68は制御部50へ製パン動作再開信号を出力し、制
御部50は該信号により製パン動作を再開させる(ステ
ップS−8)。第1の製パン工程動作が終了し、制御部
50に停止信号が入力されなかった場合、及び製パン動
作停止後、制御部50に製パン動作再開信号が入力され
た場合に制御部50は第2の製パン工程動作に入り、該
第2の製パン工程動作が終了した時点で製パン動作も終
了する(ステップS−9)。なお、第2の製パン工程で
は図4に示される工程図の成形発酵工程から冷却工程ま
でが行われる。
【0018】次に図4を用いて製パン工程の動作を説明
する。第1の製パン工程には一次混練、休止、二次混
練、発酵及び丸目の各工程が含まれ、これらの工程を順
次行うよう制御部50は制御を行っている。詳しく説明
すると一次混練工程では混練手段56を動作させ、こね
羽根30の回転によってパン材料を混練している。休止
工程では混練手段56を停止させ、二次混練工程では混
練手段56を動作させ、発酵工程では混練手段56を停
止させ、丸目工程では混練手段56を短時間動作させ
る。なお、これらの各工程動作において必要がある場
合、特にオーブン室25内部の温度がイースト菌の活動
を妨げる程の低温の場合は加熱手段58によってオーブ
ン室25の温度を一定に保つよう動作させても良い。該
第1の製パン工程期間t、中ではポーズスイッチ66が
累計で奇数回押されることにより、休止手段68にはR
=1が設定され該ポーススイッチ66が押されない又は
累計で偶数回押されることにより、休止手段68にはR
=0が設定される。R=1の場合は休止手段68が制御
部50に停止信号を出力し製パン動作を停止(以下、ポ
ーズと呼ぶ)させる。該ポーズ期間t2は製パン動作を
停止した時点からポーズスイッチ66が押され、休止手
段68から制御部50に再開信号を出力し、製パン動作
を再開させるまでの期間である。
【0019】使用者は該ポーズ期間t2でオーブン室2
5のパンケース28よりパン生地を取り出し、パン生地
の形を整えたり、表面にあわだてた卵を塗布したり、パ
ン生地内部にクリームやチョコレート等の菓子パンの具
を入れる等の加工を行う。加工後は再びパンケース28
内にパン生地を入れオーブン室25に該パンケース28
と共に戻す。その後、使用者がポーズスイッチ66を押
すことで該ポーズ期間t2が終了し、制御部50は第2
の製パン工程を行う。第2の製パン工程には成形発酵、
焼成及び冷却の各工程が含まれ、これらの工程を順次行
うよう制御部50は制御を行う。詳しく説明すると成形
発酵工程では加熱手段58を動作させオーブン室25の
温度をイースト菌の活動が活発となる所定の温度に保つ
ようにし、焼成工程では加熱手段58によってパン生地
を焼き上げ、冷却工程ではファンモータ47を動作させ
焼き上がったパンを冷却している。なお、成形発酵工程
はポーズ期間で成形発酵は終了していると見なして成形
発酵工程を行わず、次工程である焼成工程に入るように
しても良い。該第2の製パン工程期間t3が終了すると
製パン動作は終了する。
【0020】なお、上記実施例において、表示部(5
4)に製パン動作を休止してからの経過時間t2を表示
するようにしても良い。
【0021】次に本発明を用いた第2の実施例について
説明する。図5は第2の実施例である製パン機の制御を
示すブロック図であり、前記第1の実施例のブロック図
(図2)に時間計測手段である時計装置70及び設定時
間と時計装置70の出力を比較する比較手段72が追加
された形となっている。ただし、この時計装置70はタ
イマ動作用の時計装置とは異なるものである。
【0022】図6は第2の実施例である製パン機の動作
を示すフロー図である。図において、ステップT−1か
らステップT−4までは前記第1の実施例のステップS
−1からステップS−4と全く同一であるため説明は省
略する。ステップT−4終了後、第1の製パン工程動作
に入る(ステップT−5)。第1の製パン工程動作では
図4に示される工程図の1次混練工程から丸目工程まで
が行われる。該第1の製パン工程動作では休止手段68
の設定入力を行うポーズスイッチ66が押されたかを検
出し(ステップT−51)、ポーズスイッチ66が押さ
れた場合はメモリRに1を加算する(ステップT−5
2)。なお、、本ステップ(ステップT−5)は第1の
製パン工程動作が終了するまで繰り返される。
【0023】上記第1の製パン工程動作が終了すると、
休止手段68はメモリRが4n(nは0を含む正の整
数)であるかを判断し(ステップT−6)、R=4n以
外であれば、休止手段68は制御部50に停止時間信号
を出力し、該制御部50は該信号に対応する設定時間デ
ータを内部記憶部(図示せず)より取り出し、製パン動
作を停止させる(ステップT−7)。取り出された設定
時間データは比較手段72に出力される。また、時計装
置70は製パン動作が停止したことを検出し経過時間を
カウントし、比較手段72に計測値を出力する。そし
て、比較手段72は制御部50からの設定時間値と時計
装置70からの計測値との比較を行い、両データが一致
するまで製パン工程動作の停止を維持し、両データが一
致した場合は制御部50に製パン動作再開信号を出力す
る(ステップT−8〜ステップT−10)。なお、上記
製パン動作停止中は表示部54に残りの停止時間を表示
する(ステップT−9)。
【0024】第1の製パン工程動作が終了し制御部50
に停止時間信号が入力されなかった場合、及び製パン動
作停止後、制御部50に製パン動作再開信号が入力され
た場合に、制御部50は第2の製パン工程動作を開始さ
せ、該第2の製パン工程が終了することにより製パン動
作が終了する(ステップT−11)。なお、第2の製パ
ン工程では図4に示される工程図の成形発酵工程から冷
却工程までが行われる。
【0025】次に図4を用いて本実施例の製パン工程動
作の説明を行う。ただし、前記第1の実施例と同じ動作
をする部分については説明を省略する。第1の製パン工
程期間t、中ではポーズスイッチ66が押される度にメ
モリRに1ずつ数値が加算されていく。そして第1の製
パン工程期間終了後、R=4nの場合は続けて第2の製
パン工程を開始する。またR=4nでない場合は、休止
手段68はRを4で割った余りの数だけパルス信号(停
止時間信号)を制御部50に出力する。制御部は、停止
時間信号が入力されると製パン動作を停止させると共
に、入力されたパルス信号に対応する設定時間データを
比較手段72に出力する(例えば、m=1のとき10
分、m=2のとき30分、m=3のとき60分。ただし
mはパルスの数)。比較手段72は時計装置70にカウ
ント開始命令を出力し、該時計装置70はカウント開始
命令が入力されると経過時間の計測を始め、該計測値を
比較手段72に出力する。該比較手段72は前記設定時
間データと前記計測値が一致した場合に制御部50に製
パン動作再開信号を出力する。製パン動作の停止してか
ら再開するまでのポーズ期間t2は前記設定時間データ
と同じとなるため、該ポーズ期間t2中は表示部54に
再開するまでの残り時間を表示するようにしている。な
お、使用者は該ポーズ期間t2の間に前記第1の実施例
と同様にパン生地に対して必要な加工が行える。制御部
50は比較手段72から製パン再開信号を入力されると
第2の製パン工程を開始する。そして、第2の製パン工
程期間t3が終了することで製パン動作が終了する。
【0026】なお、上記実施例ではポーズ期間t2には
3種類の時間データを持っているが、これに限定される
ものではなく、1種類だけであっても2種類以上の複数
の時間データであってもよい。また、時計装置70とタ
イマ動作用の時計装置とを兼用してもよい。
【0027】上記第1及び第2の実施例では混練等を行
う第1の製パン工程と焼成等を行う第2の製パン工程と
は同一のパン焼成ケースを用いたが、第2の製パン工程
の際にはオーブン加熱用の別のオーブンケースを用いる
ようにしても良い。また、第1の実施例では休止手段と
再開手段とを兼用しており、第2の実施例では再開手段
(比較手段)と休止手段とを別々に設けているが、これ
に限定されるものではなく、使用者からの休止入力を他
のスイッチ(例えばスタートスイッチ)によって兼用さ
せ信号を直接マイコンに入力し、マイコン内で各種処理
を行いマイコン内の制御部に各信号を出力するようにし
ても良く、ポーズ設定入力時のデータをリセットするポ
ーズ解除ボタンを設け、該ポーズ解除ボタンを押すこと
でポーズ中の製パン動作の再開信号を出力するようにし
てもよい。更に上記第1及び第2の実施例では第2の製
パン工程として成形発酵工程と含めているが、この時間
はポーズ期間中に終わるものとして第2の製パン工程を
焼成工程から行う様にしてもよい。なお、上記第1及び
第2の実施例では記載しなかったが、ポーズが設定され
ている場合に表示部にポーズ設定がされていることの表
示を行ってもよい。また、ポーズ動作中にポーズ後の経
過時間を表示部に表示してもよい。更にポーズを開始し
た時点及び/または製パン動作が再開する直前にブサー
等の警告手段を動作させ使用者に警告を行うようにして
も良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成される
ので以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】製パン機に焼成工程を開始する前に製パン
動作を一時的に停止するよう制御部に信号を出力する休
止手段と該休止手段によって停止した製パン動作を再開
するよう制御部に信号を出力する再開手段とを設けたこ
とにより、製パン途中に加工が必要となるジャムパン等
の菓子パンまたはクロワッサン等のパンを別の加熱機器
を使用せず、簡単な操作で製造することができる。
【0030】また、再開手段を休止手段によって製パン
動作が停止してからの経過時間を計測する計測手段と該
計測手段によって計測された時間が設定時間と一致した
場合に製パン動作を再開するよう制御部に信号を出力す
る比較手段とから構成したことにより、パン材料の品質
が低下してしまうまでに強制的に製パン動作を再開させ
るため品質の悪いパンが製造されるのを未然に防止する
ことができる。
【0031】また、休止手段によって製パン動作が停止
してからの経過時間及び/または前記再開手段によって
製パン動作を再開するまでの時間を表示する表示手段を
備えたことにより、パン生地を加工している時間及び/
または製パン動作を再開するまでの時間がわかり、加工
が終わるまでに製パン動作を再開してしまい空炊きが行
われてしまうことを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の製パン機の全体構造を
示す側面断面図。
【図2】本発明に係る一実施例の製パン機の制御を示す
ブロック図。
【図3】本発明に係る一実施例の製パン機の動作を示す
フロー図。
【図4】製パン機の製パン工程を示す工程図。
【図5】本発明に係る第2の実施例の製パン機の制御を
示すブロック図。
【図6】本発明に係る第2の実施例の製パン機の動作を
示すフロー図。
【符号の説明】
(25)オーブン室 (50)制御部 (54)表示部 (56)混練手段 (58)加熱手段 (68)休止手段 (70)時計装置 (72)比較手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーブン室に着脱自在に設けられパン材料
    が投入されるパンケースを備え、該パン材料の混練、発
    酵及び焼成の各工程を同一オーブン室内で行う製パン機
    において、パン材料の混練を行う混練手段と、パン生地
    の焼成を行う加熱手段と、焼成工程より前で製パン動作
    を停止するために制御部へ信号を出力する休止手段と、
    該休止手段によって停止した製パン動作を再開するため
    に制御部へ信号を出力する再開手段と、上記混練、発酵
    及び焼成工程の動作を制御すると共に休止手段からの信
    号入力により製パン動作を停止し、再開手段からの信号
    入力により製パン動作を再開させる制御部とを設けたこ
    とを特徴とする製パン機。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の製パン機において、前
    記再開手段が、前記休止手段によって製パン動作が停止
    してからの経過時間を計測する計測手段と、該計測手段
    によって計測された時間と設定時間との比較を行う比較
    手段とを備え、該比較手段により計測時間と設定時間と
    が一致する場合に製パン動作を再開するために制御部へ
    信号を出力するよう構成したことを特徴とする製パン
    機。
  3. 【請求項3】前記請求項2記載の製パン機において、前
    記休止手段によって製パン動作が停止してからの経過時
    間及び/または前記再開手段によって製パン動作を再開
    するまでの時間を表示する表示手段を備えたことを特徴
    とする製パン機。
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