JPH07152958A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を確実に搬出することができると共に、
保守整備の手間を少なくすることのできる自動販売機の
商品搬出装置を提供する。 【構成】 本体１の前部に設けられた商品搬出装置１１
に下段の商品収納コラム３ａ，３ｂから送出された商品
４を横方向に移動させる下部商品搬出通路１２ａと、商
品４を商品取出口８まで上方移動させる上部商品搬出通
路１２ｂからなる商品搬出通路１２に沿って周回自在に
配されたチェーン１４を周回動作させることにより、こ
のチェーン１４に設けられ、商品搬出通路１２内に突出
する係止部材１６を商品４の後面に当接させて商品４を
商品取出口８に搬出する。また、上部商品搬出通路１２
ｂへの商品受入口２０に設けられると共に、チェーン１
４の周回動作に連動して回転するローラ２２に商品４を
当てることにより、商品４を商品受入口２０に搬入可能
な姿勢に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、商品収納コラムから下
方に送出した商品を上方に移動して前扉中央付近に設け
られた商品取出口に搬出する自動販売機の商品搬出装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動販売機の商品搬出装置におい
ては、特開平３−１５２６９０号公報、特開平３−４４
７８１号公報等に示されるもののように、商品を上下に
積み重ねて収納する商品収納コラムから下方に送出され
た商品を、本体前部に設けられた商品搬出装置の搬送ベ
ルトにより上方に移動して前扉中央付近に設けられた商
品取出口に搬出するようにしたものがある。

【０００３】ここで、この搬送ベルトには商品の背面に
当接して商品を送り出すための商品送り出し用の係止部
が所定の間隔を設けて立設されており、商品搬出装置に
て送出された商品は、搬送ベルトの周回動作に伴い何れ
かの係止部に係止された状態で商品搬出通路内を水平方
向に移動した後、商品取出口の上方まで上昇して行く。
そして、商品取出口の上方まで上昇した商品は、次に水
平方向に移動し、やがて商品取出口の上部に回動自在に
設けられている上部扉を下方に回動させながら商品取出
口に落下するようになっている。

【０００４】ところで、この搬送ベルトにより搬出され
る商品が通過する商品搬出通路は、商品を横方向に移動
させる下部商品搬出通路と、商品を商品取出口まで上方
移動させる上部商品搬出通路とから構成されるようにな
っているが、搬送ベルトにより商品を搬送する際、商品
が回転揺動し、この上部商品搬出通路の商品受入口でひ
っかかることがある。そして、このように商品がひっか
かった状態となっても商品搬出機構は搬出動作を続ける
ため、商品が商品受入口に無理に押し込まれて商品搬出
通路内に詰まったり破損したりするという不具合があっ
た。

【０００５】そこで、従来は、例えば本願出願人が先に
提出した特願平４−１９６４２１号明細書に開示したも
ののように、チェーンにて係止部材を周回動作させる一
方、この係止部材をコイルスプリングで形成し、商品を
無理に押そうとすると逆に係止部材が撓むようにして商
品を商品受入口に無理に押し込むことのないようにして
いる。

【０００６】また、上部商品搬出通路の商品受入口に
は、下方に折曲された先端部を有して商品が商品受入口
に搬入可能な姿勢となるように姿勢制御するための板バ
ネを設け、商品搬送時には、この板バネに商品を当てて
板バネの反発力及び先端部のバネ力によって商品を横倒
し状態として商品受入口を通過させるようにして商品の
詰まりや破損を防ぐようにしている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の自動販売機の商品搬出装置においては、板バネに
当るときの姿勢によっては商品の板バネから受ける反発
力等の大きさが大きく異なり、板バネからの反発力等が
大きい場合には、商品が横倒し状態となる前に係止部材
が撓んで商品から外れてしまうことがある。

【０００８】この場合、商品は一旦この板バネにより押
し戻され、再び次の係止部材に押されて商品受入口に向
かい、商品が横倒し状態となるまでこの動作が繰り返さ
れるようになる。しかし、このような動作が何度も続く
と搬送時間が長くなり、客が不安を覚えるという問題点
があった。また、販売頻度が多くなると、板バネに金属
疲労が起こるため定期的な点検や部品交換の必要があ
り、保守整備の手間が増えるという問題点があった。

【０００９】本発明は、商品を確実に搬出することがで
きると共に、保守整備の手間を少なくすることのできる
自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする
ものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、商品を上下に
積み重ねて収納する商品収納コラムと、前扉の中央付近
に設けられた商品取出口と、前記商品収納コラムから送
出された商品を上方に移動して前記商品取出口に搬出す
るため本体前部に設けられた商品搬出装置とを備えた自
動販売機において、前記商品搬出装置には、搬出される
商品を横方向に移動させる下部商品搬出通路と、前記商
品を前記商品取出口にまで上方移動させる上部商品搬出
通路からなる商品搬出通路に沿って周回自在に配される
と共に、該商品搬出通路内に突出して商品の後面に当接
する商品送り出し用の係止部材を備える無端の搬送部材
が設けられる一方、前記上部商品搬出通路への商品受入
口の上端には、前記搬送部材の周回動作に連動して回転
すると共に前記商品に当って該商品を前記商品受入口に
搬入可能な姿勢に制御するローラが設けられているもの
である。

【００１１】

【作用】本体前部に設けられた商品搬出装置に商品収納
コラムから送出された商品を横方向に移動させる下部商
品搬出通路と、商品を商品取出口まで上方移動させる上
部商品搬出通路からなる商品搬出通路に沿って周回自在
に配された無端の搬送部材を周回動作させることによ
り、この搬送部材に設けられ、商品搬出通路内に突出す
る係止部材を商品の後面に当接させて商品を前扉の中央
付近に設けられた商品取出口に搬出することができる。
また、上部商品搬出通路への商品受入口に設けられると
共に、搬送部材の周回動作に連動して回転するローラに
商品を当てることにより、商品を商品受入口に搬入可能
な姿勢に制御することができる。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。

【００１３】図１は、本発明の一実施例に係る商品搬出
装置を備えた自動販売機の正面概略構成図、図２はその
側面概略構成図である。

【００１４】図１，２において、１は自動販売機本体
（以下本体という）であり、本体１内には複数の商品コ
ラム２，３が上下２段に、かつ前後２列で並設されてい
る。そして、上段後部の商品コラム２ａに収納されてい
る商品４ａは、図示しないセレクトボタンが押されると
商品送出装置５により送出された後、上段前部の商品コ
ラム２ｂの下方に設けられた上部商品シュート６に落下
し、前扉７の中央付近に設けられた商品取出口８まで滑
落して行くようになっている。

【００１５】また、上段前部の商品コラム２ｂに収納さ
れている商品４ａは本体１前部に形成された前部商品落
下通路９を通って商品取出口８に落下するようになって
いる。ところで、１０は商品取出口８の下部後端から本
体１内に突設されると共に上方に所定の長さだけ延びた
後壁部を有する商品ガイドであり、この後壁部の上端の
直上には上部商品シュート６の先端が位置するようにな
っている。なお、この商品ガイド１０の一側部は、後述
する商品搬出装置１１により上昇してくる商品４を受け
入れることができるよう開口されている。また、８ａは
商品取出口扉である。

【００１６】一方、下段後部の商品コラム３ａに収納さ
れた商品４は商品送出装置５により送出された後、下段
前部の商品コラム３ｂの下方に設けられた下部商品シュ
ート６ａに落下し、この下部商品シュート６ａを滑落し
て前扉７の下部に設けられた商品搬出装置１１に送出さ
れるようになっている。また、下段前部の商品コラム３
ｂに収納されている商品４は前部下部商品落下通路９ａ
を通って商品搬出装置１１に落下するようになってい
る。

【００１７】ここで、この商品搬出装置１１は、図３，
４，５に示すように送出された商品４を商品取出口８ま
で搬出するために形成されている商品搬出通路１２内に
設けられた駆動スプロケット１３ａ及び複数の従動スプ
ロケット１３により張設された無端の搬送部材であるチ
ェーン１４と、このチェーン１４を駆動するため、図４
に示すように駆動スプロケット１３ａに取り付けられた
モータ部１５とからなっている。

【００１８】そして、このモータ部１５は、セレクトボ
タンが押されて商品送出装置５により商品４が送出され
て、所定時間が経過した後、図示しない販売制御部から
の搬出指令によって駆動されるようになっている。な
お、１４ａはチェーン１４をガイドするローラである。

【００１９】ここで、このチェーン１４には可撓性を有
するコイルスプリングで形成されて商品４の背面に当接
して商品４を送り出す商品送り出し用の係止部材１６
が、所定の間隔を設けて、図６に示すように取付部材１
６ａを介して取り付けられている。そして、商品搬出装
置１１に送出された商品４は、チェーン１４の周回動作
に伴い何れかの係止部材１６に係止された状態で商品搬
出通路１２内を水平方向に移動した後、商品取出口８の
上方まで上昇して行くようになっている。

【００２０】ところで、この商品搬出通路１２は、下段
の商品収納コラム３ａ，３ｂから送出された商品４を受
けると共に、この商品４を横方向に移動させる下部商品
搬出通路１２ａと、この下部商品搬出通路１２ａと連結
され、横方向に移動して来た商品４を商品ガイド１０ま
で上方に移動させる上部商品搬出通路１２ｂとからなっ
ている。

【００２１】なお、商品搬出通路１２には、商品４が従
動スプロケット１３及び駆動スプロケット１３ａにぶつ
かり、商品４及びこれらのスプロケット１３，１３ａが
破損することがないようカバー１７が設けられている。

【００２２】そして、上部商品搬出通路１２ｂは、図
３，４，５に示すように、このカバー１７と、仕切り板
１８と、上端が商品ガイド１０まで延びている商品搬出
装置１１の底面カバー１９ａと、一方の側面カバー１９
ｂとにより形成されている。また、下部商品搬出通路１
２ａは、仕切り板１８と、底面カバー１９ａと、一方の
側面カバー１９ｂとによって形成されている。

【００２３】ここで、この仕切り板１８は、下部商品搬
出通路１２ａ及び上部商品搬出通路１２ｂとチェーン１
４との間に設けられているので、搬出される商品４がチ
ェーン１４に接触して傷つくことがないようになってい
る。なお、仕切り板１８の一部は、下部商品シュート６
ａから落下してくる商品４がひっかかることのないよ
う、商品シュート６ａ側に折曲されている。

【００２４】また、この仕切り板１８には、図６に示す
ように係止部材１６がチェーン１４と共に移動すること
ができるような移動溝１８ａが形成されている。さら
に、この仕切り板１８は、下部商品搬出通路１２ａ及び
上部商品搬出通路１２ｂの幅を、搬出する商品４の幅に
応じて変更できるよう前後方向に移動することが可能と
なっている。

【００２５】一方、上部商品搬出通路１２ｂへ商品４を
受け入れる商品受入口２０の上端には、図６に示すよう
に外周をゴムややわらかい樹脂等の弾性部材２１で被覆
されたローラ２２が水平に、かつ回転自在に設けられて
いる。ここで、このローラ２２は商品受入口２０まで搬
送されてきた商品４に当って商品４を商品受入口２０に
搬入可能な姿勢に制御するためのものである。なお、ロ
ーラ２２の外周を弾性部材２１で被覆することにより、
衝突時の商品４に対する衝撃を少なくすることができ、
またローラ２２の耐久性を向上させることができるよう
にしている。

【００２６】ところで、このローラ２２の回転軸２２ａ
にはプーリ２３が取り付けられており、ローラ２２がチ
ェーン１４の周回運動に連動して回転するよう、このプ
ーリ２３と従動スプロケット１３とは連結ベルト２４に
て連結されるようになっている。これにより、同図の矢
印Ａに示すように係止部材１６がチェーン１４の周回運
動により移動し、このチェーン１４の周回運動に伴って
従動スプロケット１３及び連結ベルト２４を介してプー
リ２３が回転し、これによりローラ２２が矢印Ｂに示す
ように商品４を巻き込むような方向に回転するようにな
る。

【００２７】そして、このような方向に回転しているロ
ーラ２２に係止部材１６により押された商品４が当る
と、商品４は係止部材１６を支点として移動方向と反対
方向に傾斜し、この後ローラ２２の回転に伴ってさらに
商品受入口２０の高さ寸法に合わせて商品受入口２０に
搬入可能な姿勢である横倒し状態となって商品受入口２
０を通過して行くようになっている。また、商品４が横
倒しになる際、それまでこの商品４を係止していた係止
部材１９は商品４から外れるようになり、商品４は直後
の係止部材１９に係止されて商品受入口２０から上部商
品搬出通路１０ｂ内に移動して行く。

【００２８】なお、商品４の移動時の姿勢によっては、
図３に示す商品４Ａのようにその先端上部がローラ２２
に当るようになる場合があるが、この場合でもローラ２
２は常に回転しているので、このような姿勢で当った商
品４Ａでも商品受入口２０でロックすることなく横倒し
状態となって商品受入口２０を通過して行くようになっ
ている。

【００２９】ところで、このローラ２２の後方には、所
定の範囲で揺動自在となるよう先端部が軸支された下部
姿勢制御部材２５が設けられている。ここで、この下部
姿勢制御部材２５は、その後端部を商品受入口２０から
移動してくる商品４に圧接させて、この商品４を底面カ
バー１９ａに抑えつけるようにして、係止部材１６によ
る係止をより確実にするためのものである。

【００３０】一方、上部商品搬出通路１２ｂのカバー１
７の上方の湾曲部には、所定の範囲で揺動自在となるよ
う後端部が軸支された上部姿勢制御部材２６が設けられ
ている。ここで、この上部姿勢制御部材２６は、この湾
曲部の前方に設けられた商品払出口２７に商品４がひっ
かかることのないようその先端部を商品４に圧接させ、
この商品４を底面カバー１９ａに抑えつけて、商品４を
確実に横倒しの姿勢にするためのものである。

【００３１】一方、この上部姿勢制御部材２６の下方に
は、商品通過時、この上部姿勢制御部材２６が商品４を
抑えつけて下方に揺動した際にオンとなり、販売制御部
に商品４が通過したことを知らせるためのマイクロスイ
ッチ２８が設けられている。そして、このマイクロスイ
ッチ２８がオンとなると、販売制御部は、この後、所定
時間経過するまでモータ部１５を引き続き駆動し、商品
４を商品払出口２７から商品ガイド１０に落下させた
後、モータ部１５の駆動を停止するようにしている。

【００３２】次に、このように構成された自動販売機の
商品搬出装置の商品搬出動作について説明する。

【００３３】まず、上段の商品収納コラム２ａ，２ｂに
収納されている商品４ａを搬出する場合について述べ
る。この場合、上段の商品収納コラム２ａ，２ｂに収納
されている商品４ａに対応するセレクトボタンが押され
ると、販売制御部は商品送出装置５を作動させ、図１に
示すように上段の商品収納コラム２ａ，２ｂから商品４
ａを矢印に示すように前方に送出する。そして、この送
出された商品４ａは、前部商品落下通路９又は上部商品
シュート６を通って商品ガイド１０に入り、この商品ガ
イド１０に沿って商品取出口８に搬出される。

【００３４】次に、下段の商品収納コラム３ａ，３ｂに
収納されている商品４を搬出する場合について述べる。
この場合、下段の商品収納コラム３ａ，３ｂに収納され
ている商品４に対応するセレクトボタンが押されると、
販売制御部は商品送出装置５を作動させ、下段の商品収
納コラム３ａ，３ｂから商品４を前方に送出する。

【００３５】そして、送出された商品４は、矢印に示す
ように前部下部商品落下通路９ａまたは下部商品シュー
ト６ａを通って本体１の内扉の裏面に取り付けられてい
る商品搬出装置１１の下部商品搬出通路１２ａに落下
し、この後所定の時間が経過すると、販売制御部はモー
タ部１５を駆動する。

【００３６】これにより、このモータ部１５の回転が駆
動スプロケット１３ａを介してチェーン１４に伝わって
チェーン１４が周回動作を開始し、これに伴い係止部材
１６が周回動作を始め、この係止部材１６に押されて商
品４は下部商品搬出通路１２ａ内を上部商品搬出通路１
２ｂに向かって水平に移動する。

【００３７】そして、この商品４が上部商品搬出通路１
２ｂの商品受入口２０まで移動すると、この商品４は商
品４を巻き込むような方向に回転しているローラ２２に
当って係止部材１６を支点として移動方向と逆方向に傾
斜し、この後ローラ２２の回転に伴ってさらに商品受入
口２０の高さ寸法に合わせて横倒し状態となる。この
後、この商品４は、次の係止部材１６に係止されて上部
商品搬出通路１２ｂ内に移動して行く。

【００３８】そして、このようにして上部商品搬出通路
１２ｂ内に移動した商品４は、下部姿勢制御部材２５の
後端部により底面カバー１９ａに抑えつけられ、係止部
材１６に確実に係止されて上昇して行く。そして、この
商品４が上部商品搬出通路１２ｂの上方の湾曲部に達す
ると、この湾曲部の上部姿勢制御部材２６の先端部によ
り底面カバー１９ａに抑えつけられ、商品払出口２７に
商品４がひっかかることのないように横倒しの姿勢に制
御される。

【００３９】そして、横倒しとなった商品４は商品払出
口２７から商品ガイド１０に落下し、この商品ガイド１
０に沿って商品取出口８に搬出される。なお、この上部
姿勢制御部材２６が通過する商品４により下方に揺動し
てマイクロスイッチ２８がオンとなると、この後販売制
御部は所定時間経過するとモータ部１５の駆動を停止す
る。

【００４０】ところで、商品４の移動時の姿勢によって
は、図３に示す商品４Ａのようにその先端上部がローラ
２２に当ることもあるが、この場合でもローラ２２は常
に回転しているので商品４Ａは横倒し状態となって商品
受入口２０を通過して行くため商品受入口２０でロック
することはない。

【００４１】このように、チェーン１４を商品搬出通路
１２に沿って周回動作にさせることにより、このチェー
ン１４に設けられた係止部材１６を商品４の後面に当接
させ、この商品４を前扉７の商品取出口８に搬出するこ
とができる。また、上部商品搬出通路１２ｂの商品受入
口２０にチェーン１４の周回動作に連動して回転するロ
ーラ２２を設け、このローラ２２に商品４を当てること
により、商品４を商品受入口２０に搬入可能な姿勢に制
御することができる。

【００４２】なお、これまでの説明においては、無端の
搬送部材としてチェーンを用いた場合について述べてき
たが、本発明はこれに限らずベルトを用いるようにして
も良い。

【００４３】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、上部商品
搬出通路の商品受入口に搬送部材の周回動作に連動して
回転するローラを設け、このローラに商品を当てること
により商品を商品受入口に搬入可能な姿勢に制御するよ
うにしているので、商品を確実に搬出することができ
る。また、板バネの代わりに耐久性の良いローラを使用
するようにしているので、保守整備の手間を少なくする
ことができる。さらに、ローラの外周を弾性部材で被覆
して商品衝突時の衝撃を少なくしてローラの耐久性を向
上させることにより、保守整備の手間をさらに少なくす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る商品搬出装置を備えた
自動販売機の正面断面図。

【図２】上記自動販売機の側面断面図。

【図３】上記商品搬出装置の正面図。

【図４】上記商品搬出装置の側面図。

【図５】図３のＡ−Ａ断面図。

【図６】上記商品搬出装置の要部部分断面斜視図。

【符号の説明】

２，３ 商品コラム １１ 商品搬出装置 １２ 商品搬出通路 １４ チェーン １６ 係止部材 ２０ 商品受入口 ２２ ローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品を上下に積み重ねて収納する商品収
   納コラムと、前扉の中央付近に設けられた商品取出口
   と、前記商品収納コラムから送出された商品を上方に移
   動して前記商品取出口に搬出するため本体前部に設けら
   れた商品搬出装置とを備えた自動販売機において、 前記商品搬出装置には、搬出される商品を横方向に移動
   させる下部商品搬出通路と、前記商品を前記商品取出口
   まで上方移動させる上部商品搬出通路からなる商品搬出
   通路に沿って周回自在に配されると共に、該商品搬出通
   路内に突出して商品の後面に当接する商品送り出し用の
   係止部材を備える無端の搬送部材が設けられる一方、 前記上部商品搬出通路の商品受入口の上端には、前記搬
   送部材の周回動作に連動して回転すると共に前記商品に
   当って該商品を前記商品受入口に搬入可能な姿勢に制御
   するローラが設けられていることを特徴とする自動販売
   機の商品搬出装置。