JPH07148997A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07148997A
JPH07148997A JP5298487A JP29848793A JPH07148997A JP H07148997 A JPH07148997 A JP H07148997A JP 5298487 A JP5298487 A JP 5298487A JP 29848793 A JP29848793 A JP 29848793A JP H07148997 A JPH07148997 A JP H07148997A
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JP5298487A
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English (en)
Inventor
Atsushi Konishi
淳 小西
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホストコンピュータ1などの外部装置から入
力される印字情報に基づいて可視像形成を行なうプリン
ター装置2などの画像形成装置において、制御部21
は、入力された印字情報の保存を行なうかどうかを判別
し、それによって判別した印字情報を保存し、保存した
印字情報の中から、可視像形成を行なう印字情報を設定
し、設定された可視像形成を行なう印字情報を、先に保
存した印字情報の中から判別する。 【効果】 複数のユーザに利用されている画像形成装置
においても、機密性を要する可視像を簡単に得ることが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力される印字情報に
基づいて可視像の形成を行なう画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているプリンター装置で
は、プリンター装置が可視像を形成し、用紙を出力する
時間については、入力された印字情報、および、コント
ローラ速度やエンジン速度などのプリンター装置の処理
速度によって決定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、プリンター装置が可視像を形成し、用紙を出力す
る時間については印字情報とプリンター装置の処理速度
とによって決定されていたため、ユーザがプリンター装
置に印字情報を入力した後、希望する任意の時間に可視
像を得るということが出来なかった。
【0004】このため、ネットワークに接続されている
など、複数のユーザに利用されているプリンター装置で
は機密性を要する可視像を得ることが難しく、これを行
なう場合は、印字情報をプリンター装置に入力した後、
プリンター装置から出力される全ての用紙のチェックを
行ない、自分の希望する用紙が出力されるのを待たなけ
ればならないという欠点があった。
【0005】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、複
数のユーザによって使用される場合にも、機密性を保持
することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、外部から供給される印字情報に基づいて
可視像の形成を行なう画像形成装置において、入力され
た印字情報の保存を行なうか否かを判別する判別手段
と、前記判別手段によって判別した印字情報を保存する
保存手段と、前記保存手段によって保存した印字情報の
中から、可視像形成を行なう印字情報を設定する設定手
段と、前記設定手段によって設定された可視像形成を行
なう印字情報を、前記保存手段によって保存した印字情
報の中から選択する選択手段とを具備したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ホストコンピュータなどの外
部装置から入力される印字情報に基づいて可視像形成を
行なうプリンター装置などの画像形成装置において、入
力された印字情報の保存を行なうかどうかを判別し、そ
れによって判別した印字情報を保存し、保存した印字情
報の中から、可視像形成を行なう印字情報を設定し、設
定された可視像形成を行なう印字情報を、先に保存した
印字情報の中から判別することにより、複数のユーザに
利用されている画像形成装置においても、機密性を要す
る可視像を簡単に得ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の各実施例を詳細
に説明する。
【0009】実施例1 図1は、本発明を適用したプリンター装置の構成を説明
するブロック図である。本図において、1はホストコン
ピュータで、印字データ及び制御コードから成る印字情
報をプリンター2に送信する。プリンター2は、制御部
21、メモリー部22、永久メモリー部23、操作指示
部24、プリンター部25等から構成される。制御部2
1はさらにホストインターフェース制御部211、メモ
リー制御部212、永久メモリー制御部213、操作指
示部制御部214、プリンター制御部215等の各制御
部を含む。
【0010】制御部21は本プリンターの全体の制御、
ホストインターフェース制御部211を通して入力され
た印字情報を保存するかどうかの判別を行なう。また、
制御部21は永久メモリー部23に保存された印字情報
の中から、操作指示制御部214を通して設定された可
視像を形成する印字情報を判別する。
【0011】ホストインターフェース制御部211はホ
ストコンピュータからの印字情報を受信するためのホス
トコンピュータとの通信の制御を行なう。
【0012】メモリー制御部212はホストコンピュー
タから受信した印字情報および可視像となる印字パター
ンをメモリー部22に格納する。
【0013】永久メモリー制御部213はホストコンピ
ュータから受信した印字情報のうち、制御部21により
保存を行なうと判別された印字情報を永久メモリー部2
3に格納するとともに、制御部21により指定された印
字情報を永久メモリー部23から取り出す。
【0014】操作指示制御部214は操作指示部24に
よる設定を制御部21に送る。プリンター制御部215
はプリンター部25へ印字パターンを転送を行う。
【0015】メモリー部22は印字情報及び印字パター
ンの格納を行ない、永久メモリー部23は印字情報を格
納/保存する保存手段である。本実施例では、永久メモ
リー部としてハードディスクを採用する。
【0016】操作指示部24は永久メモリー部23にあ
る印字情報のうち、可視像を形成し、印字出力を行なう
印字情報を設定する設定手段である。操作指示部24に
よる設定は操作指示部制御部214によって制御部21
に送られる。プリンター部25は目的とする永久可視像
を記録紙に形成するための印字機構部を備える。
【0017】図2は、入力された印字情報をハードディ
スクに格納する際に必要となる印字情報管理テーブルを
示している。印字情報管理テーブルはユーザ定義識別I
D、ユーザ定義パスワード、印字情報格納領域ポインタ
ー、印字情報バイト数の各レコードによって構成され、
ハードディスクに格納されている全ての印字情報の管理
を行なう。印字情報管理テーブル自身もハードディスク
に格納されている。
【0018】入力した印字情報を可視像形成せずに保存
する場合、ユーザは保存する印字情報を入力する前にユ
ーザ定義識別ID、ユーザ定義パスワードを設定する保
存指定コマンドを入力しなければならない。ユーザ定義
識別IDはハードディスクに保存されている印字情報を
識別するためのIDであり、ユーザ定義パスワードは、
他のユーザによってハードディスクの保存されている印
字情報が可視像形成されるのを防ぐためのものである。
印字情報格納領域ポインターは印字情報が保存されてい
るハードディスクの領域の先頭アドレスを示しており、
印字情報バイト数はその印字情報の総バイト数を示して
いる。
【0019】また、テーブルポインターは次に印字情報
が保存される際に、印字情報に関するユーザ定義識別I
D、ユーザ定義パスワード、印字情報格納領域ポインタ
ー、印字情報バイト数が書き込まれる印字情報管理テー
ブルのレコード位置を指している。
【0020】図3ないし図5は、入力された印字情報に
ついて、可視像を形成する場合と保存する場合の制御の
アルゴリズムを示すフローチャートである。ホストより
入力された印字情報が保存指定コマンドであるかチェッ
クを行ない、保存指定コマンドの場合は印字情報管理テ
ーブルを更新した後、保存終了コマンドが入力されるま
で印字情報を中間言語にバッファリングしてハードディ
スクに格納する。
【0021】印字情報を保存せずに可視像を形成する場
合は印字情報を中間言語にバッファリングした後、展開
メモリーに印字パターンを展開した後、プリンター部に
転送して可視像形成を行なう。以下フローチャートに従
って詳細説明を行なう。
【0022】ステップ301で保存フラグをOFFにす
る。保存フラグは印字情報を保存するか可視像形成する
かを判別するフラグであり、ONの場合は印字情報を保
存する。ステップ302でホストインターフェース制御
部を通して印字情報を入力する。
【0023】ステップ303で保存フラグがONである
かOFFであるかの判別を行ない、OFFの場合ステッ
プ304に、ONの場合はステップ311に進む。
【0024】ステップ304では入力した印字情報が保
存指定コマンドかどうかの判別を行ない、保存指定コマ
ンドの場合はステップ309に、そうでない場合はステ
ップ305に進む。
【0025】ステップ305では入力した印字情報が可
視像を形成する印字情報であることから、入力した印字
情報が排紙コマンドであるかどうかの判別を行なう。排
紙コマンドの場合はステップ306に進んで、テンポラ
リー領域にバッファリングして格納してある印字情報の
印字パターンを展開メモリーに展開した後、ステップ3
07で展開メモリーの印字パターンをプリンター部に転
送して可視像の形成を行ない、ステップ317に進む。
【0026】排紙コマンドでない場合は、ステップ30
8で印字情報をバッファにリングしてテンポラリー領域
に格納した後、ステップ317に進む。
【0027】ステップ304の判別で入力した印字情報
が保存指定コマンドの場合はステップ309に進み、印
字情報管理テーブルの更新を行なう。印字情報管理デー
タの更新では、テーブルポインターが指す位置のレコー
ドに、印字情報に含まれるユーザ定義識別ID、ユーザ
定義パスワード、以後の印字情報が保存されるハードデ
ィスクの領域の先頭アドレスを示す印字情報格納領域ポ
インターを書き込み、印字情報バイト数のクリアを行な
う。
【0028】ステップ310で保存フラグをONにして
ステップ317に進む。
【0029】ステップ303で保存フラグがOFFであ
る場合は、ステップ311に進み入力した印字情報が保
存終了コマンドであるかどうか判別を行ない、終了の場
合はステップ315に、そうでない場合はステップ31
2に進む。
【0030】ステップ312では印字情報を保存する場
合であるので、印字情報のバッファにリングしてテンポ
ラリー領域に格納した後、ステップ313でハードディ
スクに格納し、ステップ314で印字情報管理テーブル
の印字バイト数に格納したバイト数を加算して、ステッ
プ317に進む。
【0031】ステップ313のハードディスクへの格納
では、1番最初の印字情報は印字情報管理テーブルにあ
る印字情報格納領域ポインターの指すアドレスに格納
し、以降の印字情報は印紙格納領域ポインターと印字情
報バイト数を足したアドレスに順次格納していく。
【0032】なお、入力した印字情報を一度バッファリ
ングしてから格納するのは、ハードディスクのメモリー
消費を軽減するためである。
【0033】ステップ315では印字情報が保存終了コ
マンドであった場合であるので、ハードディスクに格納
した印字情報の最終バイトの後にターミネータとしてN
ULLを追加格納した後、ステップ316で保存フラグ
のOFFとテーブルポインターの更新を行ない、ステッ
プ317に進む。
【0034】ステップ315で追加格納したNULL
は、保存した印字情報を呼び出す際にターミネータとし
て扱われる。ステップ317で印字情報の入力が終了し
たかどうかの判別を行ない、終了の場合はステップ31
8に進み、印字情報が続く場合はステップ302に戻っ
て印字情報の入力を行なう。
【0035】ステップ318で可視像の形成がされてい
ない印字情報があるかどうかの判別を行ない、未形成な
印字情報がある場合はステップ319、ステップ320
で、ステップ306、ステップ307の同様の処理によ
って可視像の形成行なった後ステップ321に進む。
【0036】ステップ321では保存フラグがOFFに
なっているかどうかの確認を行ない、ONのままの場合
にはステップ322でステップ315と同様に保存フラ
グのOFFとテーブルポインターの更新を行ない処理を
終了する。
【0037】図6は、ハードディスクに保存されている
印字情報の中から、可視像を形成する印字情報を判別す
る際のアルゴリズムを示すフローチャートである。操作
指示部より入力されたユーザ定義識別IDと同一のユー
ザ定義識別IDをもつ印字情報を印字情報管理テーブル
から検索をする。同一のユーザ定義識別IDをもつ印字
情報が存在する場合は、操作指示部より入力されたユー
ザ定義パスワードと該当する印字情報のユーザ定義パス
ワードのチェックを行ない、パスワードが一致している
場合は印字情報をハードディスクから呼び出して可視像
を形成する。
【0038】以下、図6に示したフローチャートに従っ
て詳細な説明を行なう。
【0039】ステップ401で操作指示部よりユーザ定
義識別IDを入力する。ステップ402でステップ40
1で入力したユーザ定義識別IDと同一のユーザ定義識
別IDをもつ印字情報を印字情報管理テーブルから検索
する。この検索は印字情報管理テーブルの先頭から、同
一のユーザ定義識別IDの見つかるか、または、テーブ
ルポインターの位置まで行なう。
【0040】ステップ403で同一のユーザ定義識別I
Dをもつ印字情報が存在するかどうかの判別を行ない、
同一のユーザ定義識別IDをもつ印字情報が存在する場
合はステップ404へ進み、存在しない場合はステップ
401に戻る。
【0041】ステップ404でユーザ定義パスワードを
操作指示部より入力し、ステップ405でユーザ定義識
別IDが一致した印字情報のユーザ定義パスワードとス
テップ404で操作指示部より入力したユーザ定義パス
ワードの判別を行なう。判別した結果、ユーザ定義パス
ワードが一致している場合はステップ410に、一致し
ていない場合はステップ406に進む。
【0042】ステップ406では、ステップ402で検
索した印字情報が可視像形成を行なう印字情報でなかっ
たことから、ユーザ定義識別IDの比較を行なっていな
い未検索の印字情報があるかどうかの判別を行ない、未
検索の印字情報が存在する場合はステップ407に進
み、存在しない場合はステップ401に戻る。
【0043】ステップ407以降はステップ403以降
と同様の処理を行なう。ステップ407で、入力したユ
ーザ定義識別IDと同一のユーザ定義識別IDをもつ印
字情報を印字情報管理テーブルから検索し、ステップ4
08で入力したユーザ定義識別IDと同一のユーザ定義
識別IDをもつ印字情報が存在するかどうかの判別を行
なう。
【0044】同一のユーザ定義識別IDをもつ印字情報
が存在する場合はステップ409へ進み、存在しない場
合はステップ401に戻る。
【0045】ステップ409でユーザ定義識別IDが一
致した印字情報のユーザ定義パスワードと操作指示部よ
り入力したユーザ定義パスワードの判別を行ない、ユー
ザ定義パスワードが一致している場合はステップ410
に、一致していない場合に戻る。
【0046】ステップ410では、ユーザ定義識別ID
とユーザ定義パスワードが一致している印字情報を、印
字情報管理テーブルからメモリー部のテンポラリー領域
に呼び出す。印字情報の呼び出しはターミネータである
NULLまで行なう。
【0047】ステップ411でテンポラリー領域にある
印字情報の印字パターンを展開メモリーに展開した後、
ステップ412で展開メモリーの印字パターンをプリン
ター部に転送して可視像の形成を行なう。
【0048】図7は、ハードディスクに保存されている
印字情報の中から、不必要となった印字情報を削除する
際のアルゴリズムを示すフローチャートである。操作指
示部より入力されたユーザ定義識別IDと同一のユーザ
定義識別IDをもつ印字情報を印字情報管理テーブルか
ら検索する。同一のユーザ定義識別IDをもつ印字情報
が存在する場合、操作指示部より入力されたユーザ定義
パスワードと該当する印字情報のユーザ定義パスワード
の判別を行ない、パスワードが一致している場合は、印
字情報および印字情報管理テーブルより該当する印字情
報に関する情報を削除する。以下フローチャートに従っ
て詳細説明を行なう。
【0049】ステップ501で操作指示部よりユーザ定
義識別IDを入力する。ステップ502でステップ50
1で入力したユーザ定義識別IDと同一のユーザ定義識
別IDをもつ印字情報を印字情報管理テーブルから検索
する。この検索は印字情報管理テーブルの先頭から、同
一のユーザ定義識別IDが見つかるか、または、テーブ
ルポインターの位置まで行なう。
【0050】ステップ503で同一のユーザ定義識別I
Dをもつ印字情報が存在するかどうかの判別を行ない、
同一のユーザ定義識別IDをもつ印字情報が存在する場
合はステップ504へ進み、存在しない場合はステップ
501に戻る。
【0051】ステップ504でユーザ定義パスワードを
操作指示部より入力し、ステップ505でユーザ定義識
別IDが一致した印字情報のユーザ定義パスワードとス
テップ504で操作指示部より入力したユーザ定義パス
ワードの判別を行なう。
【0052】判別した結果、ユーザ定義パスワードが一
致している場合はステップ510に、一致していない場
合はステップ506に進む。ステップ506では、ステ
ップ502で検索した印字情報が可視像形成を行なう印
字情報でなかったことから、ユーザ定義識別IDの比較
を行なっていない未検索の印字情報があるかどうかの判
別を行ない、未検索の印字情報が存在する場合はステッ
プ507に進み、存在しない場合はステップ501に戻
る。
【0053】ステップ507以降はステップ503以降
と同様の処理を行なう。ステップ507で、入力したユ
ーザ定義識別IDと同一のユーザ定義識別IDをもつ印
字情報を印字情報管理テーブルから検索し、ステップ5
08で入力したユーザ定義識別IDと同一のユーザ定義
識別IDをもつ印字情報が存在するかどうかの判別を行
なう。
【0054】同一のユーザ定義識別IDをもつ印字情報
が存在する場合はステップ509へ進み、存在しない場
合はステップ501に戻る。ステップ509でユーザ定
義識別IDが一致した印字情報のユーザ定義パスワード
と操作指示部より入力したユーザ定義パスワードのチェ
ックを行ない、ユーザ定義パスワードが一致している場
合はステップ510に進み、一致していない場合はステ
ップ506に戻る。
【0055】ステップ510以降はユーザ定義識別ID
とユーザ定義パスワードが一致している場合であり、こ
の場合は該当する印字情報、および印字情報のレコード
を印字情報管理テーブルから削除する。ステップ510
で削除するレコードが印字情報管理テーブルの最終レコ
ードであるかどうかの判別を行ない、最終レコードの場
合はステップ512に進み、そうでない場合はステップ
511に進む。
【0056】ステップ511では印字情報の削除と削除
する印字情報に関する印字情報管理テーブルの各レコー
ドの削除を行なう。印字情報の削除は、削除する印字情
報が保存されている領域の次の領域にある印字情報を、
削除する印字情報の領域に移動する。この際、印字情報
管理テーブルの印字領域格納ポインターの値を新たに移
動した領域の先頭アドレスに書き換える。
【0057】印字情報管理テーブルは削除する各レコー
ド以降の各レコードを順次1つ前のレコードに上書きし
ていく。
【0058】印字情報の移動を行なうのは、削除する印
字情報の領域に保存されている別の印字情報を移動する
ことにより、印字情報の削除によって未使用となったハ
ードディスクの領域を有効に使うためである。
【0059】ステップ512をテーブルポインターを1
減算して処理を終了する。
【0060】実施例2 上述した実施例では、印字情報を削除することによって
生じる空き領域に他の印字情報を順次移動することによ
り、ハードディスクの領域を有効に使用しているが、印
字情報管理テーブルに加えて、メモリー管理テーブルで
ハードディスクのメモリーを管理することにより同様の
ハードディスクの領域の有効活用が可能となる。以下、
その実施例の説明を行なう。
【0061】図8および図9は、印字情報管理テーブル
とメモリー管理テーブルを示している。情報管理テーブ
ルは本実施例の場合と同様である。ハードディスクの印
字情報を保存する全領域を256バイトのメモリーセル
に等分割し、このメモリーセルの使用/未使用をメモリ
ー管理テーブルで管理する。
【0062】メモリー管理テーブルの各ビットが各メモ
リーセルに相当しており、ONの場合はメモリーセルは
使用中であり、OFFの場合はメモリーセルは未使用で
空きのメモリーセルであることを表す。また、256バ
イトのセルの最終4バイトには印字情報を格納せず、次
の印字情報が格納されているメモリーセルへのポインタ
ーとする。
【0063】図10および図11は、メモリ管理テーブ
ルによってハードディスク領域を管理する場合の、印字
情報を保存する際の制御のアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。ここでは、図3〜図5との違いを中心
に、以下フローチャートに従って詳細説明を行なう。
【0064】ステップ708までは図3と同様である。
【0065】ステップ709で印字情報を最初にハード
ディスクに格納する場合、メモリー管理テーブルから空
いているメモリーセルを検索し、そのメモリーセルのア
ドレスを印字情報格納領域ポインターに書き込む。
【0066】ステップ710からステップ712までは
図3,図4と同様である。ステップ713でセルに印字
情報を書き込む領域があるかどうかのチェックを行な
い、ある場合はステップ715に進む。メモリーセルの
領域がない場合はステップ714に進む。
【0067】ステップ714では空きメモリーセルを確
保し、確保したメモリーセメに相当するメモリー管理テ
ーブルのビットをONにした後、前のメモリーセルの次
のメモリーセルへのポインターに、確保したメモリーセ
ルのアドレスを書き込む。
【0068】ステップ715で確保しているハードディ
スクのメモリーセルに、テンポラリー領域にある印字情
報を格納する。ハードディスクに保存されている印字情
報の中から、可視像を形成する印字情報を判別する場合
は、判別手順は図6で示したフローチャートと同様であ
るが、保存された印字情報を呼び出す際は、メモリーセ
ルの次のセルへのポインターを辿っていくことで、目的
とする印字情報を呼び出す。
【0069】また、ハードディスクに保存されている印
字情報の中から、不必要となった印字情報を削除する場
合は、前記の実施例のように印字情報の移動はせず、空
き領域となったメモリーセルに相当するメモリーテーブ
ルの管理テーブルのビットをOFFにする。
【0070】なお、本実施例ではメモリーセルの大きさ
を256バイトとしたが、256バイト以外、例えば1
28バイトや512バイトでも、同様に可能であるのは
言うまでもない。
【0071】実施例3 上述した実施例では、永久メモリー部としてハードディ
スクを採用したが、永久メモリー部がハードディスク以
外にあることは言うまでもない。不揮発性RAM、光磁
気ディスク、メモリーカードなど様々な媒体が永久メモ
リー部として採用可能である。
【0072】なお、永久メモリー部として光磁気ディス
ク、メモリーカードなどの抜き差しが可能な媒体を採用
した場合には、印字情報の保存、可視像を形成する印字
情報の判別、保存されている印字情報の削除を行なう際
に、媒体が存在するかどうかの判別が必要になる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のユーザに利用されている画像形成装置において
も、機密性を要する可視像を簡単に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例であるプリンター装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の印字情報を管理する印字情報管理テ
ーブルを示す図である。
【図3】本実施例に入力された印字情報について可視像
を形成する場合と保存する場合の制御のアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図4】本実施例に入力された印字情報について可視像
を形成する場合と保存する場合の制御のアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図5】本実施例に入力された印字情報について可視像
を形成する場合と保存する場合の制御のアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図6】本実施例のハードディスクに保存されている印
字情報の中から、可視像を形成する印字情報を判別する
際のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図7】本実施例のハードディスクに保存されている印
字情報の中から、不必要となった印字情報を削除する際
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図8】その他の実施例において印字情報を管理する印
字情報管理テーブルを示す図である。
【図9】その他の実施例において、メモリーを管理する
メモリー管理テーブルを示す図である。
【図10】その他実施例のメモリ管理テーブルによって
ハードディスク領域を管理する場合の印字情報を保存す
る際の制御のアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図11】その他実施例のメモリ管理テーブルによって
ハードディスク領域を管理する場合の印字情報を保存す
る際の制御のアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 印刷装置 21 制御部 22 メモリー部 23 永久メモリー部 24 操作指示部 25 プリンター部 211 ホストインターフェース制御部 212 メモリー制御部 213 永久メモリー制御部 214 操作指示制御部 215 プリンター制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される印字情報に基づいて
    可視像の形成を行なう画像形成装置において、 入力された印字情報の保存を行なうか否かを判別する判
    別手段と、 前記判別手段によって判別した印字情報を保存する保存
    手段と、 前記保存手段によって保存した印字情報の中から、可視
    像形成を行なう印字情報を設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された可視像形成を行なう印
    字情報を、前記保存手段によって保存した印字情報の中
    から選択する選択手段とを具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
JP5298487A 1993-11-29 1993-11-29 画像形成装置 Pending JPH07148997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298487A JPH07148997A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298487A JPH07148997A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 画像形成装置

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