JPH04288272A - ジョブ保全及び機密保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、概ね印刷機に関し、より詳細に
は、ジョブの保全及び機密保護を保つための装置並びに
方法に関するものである。

【０００２】米国特許第４，１６３，８９７号明細書は
、生産実行の間において用紙ジャムがコピー用紙を損傷
するときに複写されることが要求されることになる補充
コピーの総数を算定するようにした、コピー機のための
自動的なジョブ回復プロセスを開示している。このジョ
ブ回復プロセスには、１）各々の画像について作成され
るコピーの総数の独立したカウントを維持することと、
２）仕上げられたコピー用紙が用紙搬送経路を出るとき
にそのカウントを１つずつ減少させることと、３）再度
コピーされなければならない画像の枚数と生産において
各々の画像について再度複写されるべきコピーの総数と
を算定することとが包含される。

【０００３】米国特許第４，２２９，１００号明細書は
、複数の生産実行の間において用紙ジャムがコピー用紙
を損傷するときに複写されることが要求されることにな
る補充コピーの総数を算定する、コピー機のための自動
的なジョブ回復プロセスを開示している。

【０００４】米国特許第４，５１１，２４１号明細書は
、用紙ジャムが発生するときに用紙搬送経路から取り出
されて失われたコピー用紙の枚数を復元するようにした
、コピー機のためのジョブ回復方法を開示している。 このプロセスには、用紙搬送経路の中へ給紙された用紙
の枚数と用紙搬送経路から放棄された用紙の枚数を第１
及び第２のカウンタに記憶することが包含される。用紙
ジャムは、それらのカウンタに記憶された値が生産実行
の終了時において一致しないときに検出される。そして
、第１のカウンタが第２のカウンタに記憶された値を取
ると、ジャムの間に損傷を受けて失われたものを補充す
るために所定の値までの補足的な用紙がコピー機の中へ
給紙されることになる。

【０００５】米国特許明細書第４，５２１，１０２　号
は、コピー用紙を積算する段階と、計数値が所定の枚数
に等しくなるとコピー用紙の給紙を終了させる段階と、
排出されたコピー用紙を積算する段階と、用紙ジャムを
検出する段階とが包含される、コピー機のためのジョブ
回復方法を開示している。

【０００６】図１は、本発明の特徴を組み込んでいる電
子写真式印刷機を示す概略的正面図である。

【０００７】図２は、本発明の特徴を組み込んでいる印
刷機の概略ブロック図である。

【０００８】図３は、本発明の特徴を示している概略フ
ローチャートである。

【０００９】図１は、システムコントローラ５に取付け
られた処理ステーションＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、及びＦを
備えた従来通りの電子写真式印刷機を示している。シス
テムコントローラ５は、出力装置のコントローラ６を介
して電子写真式印刷機１０への命令を出力する。この電
子写真式印刷機１０は、光導電面１２を導電基体１３の
上に付着せしめたベルト１１を採用している。光導電面
１２はセレニウム合金によって形成され、導電基体１３
はアルミニウム合金によって形成されることが望ましい
。その他の適切な光導電物質及び導電基体もまた採用さ
れることが可能である。ベルト１１は、矢印１４の方向
に運動して、その運動通路の廻りに配設された様々な処
理ステーションを順次通過するように光導電面１２の連
続的な部分を前送りする。ベルト１１は、ストリップロ
ーラ１６、テンションローラ１８及びドライブローラ２
０の廻りに巻き込まれる。ストリップローラ１６は、ベ
ルト１１の運動と共に回転されるように回転可能に装着
される。テンションローラ１８は、ベルト１１に対して
弾力的に付勢され、ベルトを所望の緊張状態に維持する
。ドライブローラ２０は、ベルト駆動装置のような適切
な手段によってそこに連結されたモータ２２によって回
転される。ローラ２０が回転すると、それはベルト１１
を矢印１４の方向に前送りすることになる。

【００１０】初めに、光導電面１２の一部は、コロナ放
電発生装置２６が光導電面１２を比較的高くて実質的に
均一な電位に帯電させることになる帯電ステーションＡ
を通過する。

【００１１】次に、光導電面の帯電部分は、均一に帯電
した光導電面１２がラスター出力スキャナ２７によって
選択的に放電されて印刷されるべき情報の潜像を形成す
ることになる画像形成ステーションＢを通過するように
前送りされる。ラスター出力スキャナには、レーザ、多
面鏡、レンズ、及び鏡面が包含される。このレーザは、
ベルト１１を横断して走査するときレーザを断続するよ
うに切り換えることによって光導電面１２の表面に情報
を配置することになるレーザビームを生起する。光導電
面１２に記録された画像は、実際には、所望の情報に対
応するオン／オフ・ドットから成る非常に近いパターン
である。回転する多面鏡は、ベルトを横断してレーザビ
ームを掃引し、情報がオン／オフ・ドットのパターンで
印刷されることになる。これらのレンズは、ビーム形状
が円形であることと、ビーム走査がベルトに対して垂直
であることを保証する。これらの鏡面は、光学システム
が小さな空間に取付けられ得ることを保証する。その後
、ベルト１１は、記録された静電潜像を現像ステーショ
ンＣへ前送りすることになる。

【００１２】現像ステーションＣでは、磁気ブラシ現像
システム２８が、現像剤物質を静電潜像と接触するよう
に前送りする。磁気ブラシ現像システム２８には、２つ
の磁気ブラシ現像剤ローラ３０及び３１が包含されるこ
とが望ましい。これらのローラは、それぞれ、現像剤物
質を潜像と接触するように前送りする。各々の現像剤ロ
ーラは、キャリア粒剤及びトナー粒子から成るブラシを
形成する。潜像は、キャリア粒剤からトナー粒子を吸引
し、潜像の表面にトナー粉末画像を形成する。連続的な
潜像が現像されると、トナー粒子は現像剤から収奪され
ることになる。トナー粒子配給装置３２は、現像剤ロー
ラ３０及び３１のそれぞれによって連続して使用される
ために現像剤ハウジング３４へ追加のトナー粒子を補給
するように配置される。トナー配給装置３２には、トナ
ー粒子の一定の供給量を蓄えている容器が包含される。 この容器に連結されるサンプの中に配設された発泡体ロ
ーラは、トナー粒子をオーガの中へ配給する。トナー粒
子は、管内における開口部から現像剤ハウジング３４の
中へ配給される。ベルトは、続いて、用紙が粉末画像と
接触するように移動されることになる転写ステーション
Ｄへトナー粉末画像を前送りすることになる。

【００１３】転写ステーションＤには、用紙トレイ６０
又は６１から送られた用紙の裏側にイオンを吹き付ける
コロナ放電発生装置３６が包含される。これが、トナー
粉末画像を光導電面１２から用紙へ吸引するのである。 用紙への粉末画像の転写の後、コンベヤ４２が用紙を定
着ステーションＥへ前送りすることになる。

【００１４】定着ステーションＥには、転写された粉末
画像を用紙に対して永久的に定着させる定着器アセンブ
リ４４が包含される。定着器アセンブリには、加熱定着
ローラ４６と粉末画像を定着ローラ４６に接触させるバ
ックアップローラ４８とが包含されることが望ましい。 このようにして、粉末画像は、用紙に対して永久的に定
着されることになる。

【００１５】定着の後、用紙は、逆転器の選択装置とし
て機能することになるゲート５０へ給紙される。ゲート
５０の位置に依存して、用紙は、用紙逆転器５２の中へ
偏向され、或いは逆転器を迂回して第２の決定ゲート５
４へ直接に給紙されることになる。用紙逆転器５２を迂
回する用紙は、ゲート５４へ到達する前に用紙通路内の
９０度のコーナーを廻る。ゲート５４では、表を上にし
て定着された用紙は、画像形成された面を上に向けて位
置決めされている。逆転器通路５２が選択されると、そ
の反対のことが言えるのであり、即ち最後に印刷された
面が下に向けられることになる。決定ゲート５４は、用
紙を開放出力トレイ５５へ直接に偏向させ、或いは第３
の決定ゲート５６へ運び込むことになる搬送通路の中へ
偏向させる。ゲート５６は、用紙を出力ビン５８へ通し
、或いは両面印刷逆転ローラ６４へ偏向させる。ローラ
６４は、ゲート５６がそのように導くとき、両面印刷さ
れるべき用紙を逆転して両面印刷トレイ６６の中へ積重
ねることになる。両面印刷トレイ６６は、片面に印刷さ
れた後で第２の対向側面に画像が印刷される用紙即ち両
面印刷される用紙のための中間的即ち緩衝的な保管場所
を提供する。用紙はローラ５６によって逆転されるので
、緩衝的な用紙は、コピーされた順序において互いの上
に表を下に向けてトレイ６６の中に積重ねられることに
なる。

【００１６】両面印刷コピーを完成するため、トレイ６
６内における片面印刷用紙は、底部給紙装置６８によっ
てトレイ６６から転写ステーションＤへ戻るように連続
的に給紙され、トナー粉末画像が用紙の対向側面へ転写
されるのである。コンベヤ６９は、逆転を形成する通路
に沿って用紙を前送りする。しかし、両面印刷トレイ６
６から最低部の用紙が給紙される限りは、用紙の適切な
白紙側が転写ステーションＤにおいてベルト１１と接触
するように位置決めされるので、これに対してトナー粉
末画像が転写されることになる。両面印刷用紙は、続い
て、あたかも片面印刷用紙がトレイ５５又は出力ビン５
８の中へ積重ねられるかのようにして同じ通路を介して
給紙されるのである。

【００１７】用紙がベルト１１の光導電面１２から分離
された後では、不可避的に、幾分かの残留粒子がそこへ
付着したままに留まる。これらの残留粒子は、清掃ステ
ーションＦにおいて光導電面から取り除かれる。清掃ス
テーションＦには、ベルト１１の光導電面１２と接触す
るように回転可能に装着される繊維状のブラシ７０が包
含される。それらの粒子は、回転するブラシ７０と接触
するようにして光導電面を配置することによって光導電
面１２から除去されるのである。清掃に続いて、放電ラ
ンプ（図示されていない）が、次に続く画像形成サイク
ルのための帯電に先立って、光導電面１２に光を浴びせ
、表面に残っている残留静電荷を消失させることになる
。

【００１８】コントローラ７２は、以下に説明されるよ
うな装置の総ての機能を制御するプログラマブルマイク
ロプロセッサであることが望ましい。このコントローラ
は、送り出された用紙の搬送された用紙に対する比較、
再循環される用紙の枚数、オペレータによって選択され
る用紙の枚数、時間遅延、ジャムの補正等を提供する。 これまでに説明された例示的なシステムの総ての制御は
、オペレータによって選択される印刷機のコンソールか
らの従来型の制御スイッチ入力装置によって達成される
ことが可能である。従来通りの用紙通路センサ即ちスイ
ッチ７８は、用紙の位置を追跡するために利用され得る
。更に、コントローラ７２は、選択された運転モードに
依存する決定ゲートの様々な位置を調整することになる
。

【００１９】以上の記述は、本件出願のためには、本発
明の特徴を組み込んでいる電子写真式印刷機の一般的な
機能を説明するに足る十分なものであると信じられる。

【００２０】ここで本発明の固有の主題事項に注目する
と、その一般的な機能は、図２及び図３に関連して以下
に説明されることになる。

【００２１】図２は、図１に示された印刷機１０の概要
ブロック線図を示している。給紙モジュール８２は、用
紙トレイ６０及び補助的な用紙トレイ６１を含んで成る
。各々の用紙に印字を入力する印刷ステーション８４に
は、図１において概略的に示され既に説明されたような
処理ステーションＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、及びＦからの総
ての要素が包含される。用紙受取モジュール８６には、
出力トレイ５５及び出力ビン５８が包含される。図２は
、システムコントローラ５、キーボード９、ディスプレ
イ８、不揮発メモリ７、及び出力装置のコントローラ６
を更に含んで成る。

【００２２】機密保護印刷ジョブを開始するために、オ
ペレータは、ユーザーＩＤ番号及びパスワードをキーボ
ード９へ入力することによって印刷機に登録しなければ
ならない。コントローラ５は、入力されたＩＤ番号及び
パスワードを不揮発メモリ７に記憶された有効なＩＤ番
号及びパスワードと比較して、無資格のユーザーが印刷
機を利用することを防止することになる。入力されたＩ
Ｄ番号及びパスワードが有効でない場合、コントローラ
５は出力装置のコントローラ６を介して印刷を禁止する
。しかし、入力されたＩＤ番号及びパスワードが有効で
ある場合には、コントローラ５は出力装置のコントロー
ラ６を介して機密保護印刷ジョブを可能にする。有資格
のユーザーは、続いて、印刷ジョブを完了する責任を負
うことになる。

【００２３】印刷機１０が使用可能になると、カウンタ
９２は給紙モジュール８２から印刷ステーション８４へ
搬送される各々の用紙の印刷カウントを開始し、カウン
タ９３は印刷ステーションから用紙受取モジュール８６
へ送り出される用紙のカウントを開始する。カウンタ９
２の印刷カウントは各々の用紙が給紙モジュール８２か
ら印刷ステーション８４へ給紙される度に増加され、カ
ウンタ９３の送出しカウントは各々の用紙が印刷ステー
ションから用紙受取モジュール８６へ送り出される度に
増加されるのである。印刷カウント及び送出しカウント
は、印刷ジャム又は故障停止状態が発生して印刷機１０
のサイクルを休止させるまで、機密保護印刷ジョブの全
体を通じて維持されることになる。

【００２４】印刷ジャム又は故障停止状態は、図１に示
されたように印刷機内に配置されたセンサ７８によって
検出される。センサ７８は印刷機故障モードが存在する
という信号をコントローラ７２に対して送信し、続いて
、このコントローラが、印刷機のサイクルを休止させて
、機密保護印刷ジョブを中断させることになる。コント
ローラ７２は、印刷ジャム又は故障状態が存在するので
、ジャム又は故障状態が検出された区域が処理されるこ
とを要求するというオペレータに対するメッセージをデ
ィスプレイが発信することを可能にする。カウンタ９３
はオペレータによって取り出された用紙を計上しないの
で、送出しカウントは印刷ステーション８４へ実際に搬
送された用紙の正しい数量を反映しないことになる。 この不足に対処するため、ディスプレイは、印刷機から
取り出された用紙の枚数をオペレータがキーボードに入
力することを要求する。

【００２５】オペレータが印刷機１０から取り出された
用紙の枚数を入力した後、コントローラ５は、印刷ステ
ーション８４が総ての用紙をそこから用紙受取モジュー
ル８６へ排除することを可能にする。用紙が印刷ステー
ション８４から排除されると、カウンタ９３は排除され
た各々の用紙について送出しカウントを増加させ、印刷
ステーションから用紙受取モジュールへ送り出された用
紙の総計枚数が決定されることになる。用紙受取モジュ
ール８６には、用紙出力トレイ５５及び用紙出力ビン５
８が包含される。印刷ステーション８４が休止サイクル
に応じて総ての用紙を用紙受取モジュール８６へ排除す
ると、決定ゲート５４を通過していた用紙は出力ビン５
８へ送られ、決定ゲート５４に到達していなかった用紙
は出力トレイ５５へ送られる。カウンタ９２の印刷カウ
ントは休止サイクルの前に印刷ステーション８４へ搬送
された用紙の総計枚数を反映し、送出しカウントは用紙
受取モジュール８６へ送り出された用紙の枚数を表すこ
とになる。コントローラ５は、印刷ステーション８４へ
搬送された用紙の枚数を、オペレータによって印刷機１
０から取り出された用紙の枚数及び用紙受取モジュール
８６へ送り出された用紙の枚数と比較する。印刷ステー
ション８４へ搬送された用紙の枚数がオペレータによっ
て印刷機１０から取り出された用紙の枚数及び用紙受取
モジュール８６へ送り出された用紙の枚数と等しくない
場合、コントローラ５は、印刷機の運転を禁止し続ける
。その後、コントローラ５は、機密保護の問題が存在す
るというメッセージをディスプレイ８が発信することを
可能として、機密保護の検査を要求することになる。 機密保護検査は、資格のある機密保護要員がカウンタ９
２及び９３に記録された印刷カウント及び送出しカウン
トの総計を互いに等しくなるように調節することを容認
する。資格のある機密保護要員がカウントを調節するこ
とが可能であるために、前もって、機密保護コードがキ
ーボード９へ入力されていなければならない。コントロ
ーラ５は、入力された機密保護コードを不揮発メモリ７
に記憶された有効な機密保護コードと比較する。入力さ
れた機密保護コードが有効な機密保護コードと適合しな
いならば、資格のある機密保護要員はカウント総計を調
節することが不可能となり、印刷機１０は禁止されたま
まに留められる。逆に言えば、入力された機密保護コー
ドが不揮発メモリ７に記憶された有効な機密保護コード
と適合するときに、コントローラ５は、資格のある機密
保護要員がカウント総計を調節することを容認するので
ある。カウント総計が適切に調節された後、コントロー
ラ５は、印刷機１０が機密保護印刷ジョブを継続するこ
とを可能とする。

【００２６】印刷ステーション８４へ搬送された用紙の
枚数がオペレータによって印刷機１０から取り出された
用紙の枚数及び用紙受取モジュール８６へ送り出された
用紙の枚数と等しいならば、機密保護の検査は要求され
ない。このとき、コントローラ５は、印刷機の運転を可
能とするので、機密保護印刷ジョブが継続され得ること
になる。

【００２７】例え印刷機１０のサイクルが機密保護ジョ
ブの印刷の間において休止することがない場合でも、コ
ントローラ５は、印刷ステーション８４へ搬送された用
紙の枚数を、用紙受取モジュール８６へ送り出された用
紙の枚数と絶えず比較している。カウントが互いに等し
くないならば、このコントローラは、印刷機１０のサイ
クルを休止させ、既に述べたようにして機密保護検査を
促すことになる。カウントが互いに等しいならば、印刷
機１０は機密保護印刷ジョブを継続するのである。

【００２８】各々の機密保護印刷ジョブの終了の時点に
おいて、コントローラ５は、特定のユーザーＩＤ番号に
関する印刷レポートを作成する。このレポートは、少な
くとも、ユーザーＩＤ番号、印刷ステーションへ搬送さ
れた用紙の枚数、用紙受取モジュールへ送り出された用
紙の枚数、及びオペレータによって取り出された用紙の
枚数を包含することになる、その特定のジョブに関する
印刷パラメータについての一覧表を提示するのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明の特徴を組み込んでいる電子写真式
印刷機を示す概略的正面図である。

【図２】　　本発明の特徴を組み込んでいる印刷機の概
要ブロック図である。

【図３】　　本発明の特徴を示している概略フローチャ
ートである。

【符号の説明】

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　給紙モジュールと、各々の用紙に印字
   を入力する印刷部と、用紙受取モジュールとを有し、オ
   ペレータが用紙を取り出すことができるようにサイクル
   を休止せしめるようにした形式の電子写真式印刷機にお
   いて、次のものを含む、その改良：給紙モジュールから
   印刷ステーションへ搬送される各々の用紙を積算する第
   １の計数手段；印刷ステーションから用紙受取モジュー
   ルへ送り出される各々の用紙を積算する第２の計数手段
   ；休止サイクルの間に印刷機からオペレータによって取
   り出された用紙の枚数を入力するオペレータ入力手段；
   および前記第１の計数手段、前記第２の計数手段及び前
   記オペレータ入力手段に応答して、給紙モジュールから
   印刷ステーションへ搬送された用紙の枚数を印刷ステー
   ションから用紙受取モジュールへ送り出された用紙の枚
   数及び休止サイクルの間にオペレータによって取り出さ
   れた用紙の枚数と比較する比較手段であって、印刷ステ
   ーションへ搬送された用紙の枚数が用紙受取モジュール
   へ送り出された用紙の枚数及びオペレータによって取り
   出された用紙の枚数と等しくない場合には印刷機の運転
   を禁止して、印刷ステーションへ搬送された用紙の枚数
   が用紙受取モジュールへ送り出された用紙の枚数及びオ
   ペレータによって取り出された用紙の枚数と等しい場合
   に印刷機の運転を可能にするものである前記比較手段。
2. 【請求項２】　　休止サイクルの時点までに印刷ステー
   ションへ搬送された各々の用紙を用紙受取モジュールへ
   取り出すための手段を更に含む請求項１に記載の印刷機
   。
3. 【請求項３】　　用紙受取モジュールは、印刷ステーシ
   ョンから送り出された用紙及び用紙受取モジュールから
   送り出された用紙を受取る出力トレイ及び出力ビンを有
   する、請求項２に記載の印刷機。
4. 【請求項４】　　休止サイクルが発生したとき第１のエ
   ラー・メッセージを表示する表示手段を更に含む請求項
   １に記載の印刷機。
5. 【請求項５】　　表示手段は、機密保護の問題が検出さ
   れたという第２のエラーメッセージを発信して前記オペ
   レータ入力手段に機密保護ＩＤ番号が入力されることを
   要求するものであり、前記第２のエラー・メッセージは
   、前記比較手段が印刷ステーションの運転を禁止すると
   きに発信されるものである、請求項４に記載の印刷機。
6. 【請求項６】　　有効な機密保護コードを記憶する不揮
   発メモリを更に含む、請求項５に記載の印刷機。
7. 【請求項７】　　前記比較手段は、入力された機密保護
   ＩＤ番号を前記不揮発メモリに記憶された機密保護ＩＤ
   番号と比較して、入力された機密保護ＩＤ番号が記憶さ
   れた機密保護ＩＤ番号と適合しないときには印刷機の運
   転を禁止することを続け、入力された機密保護ＩＤ番号
   が記憶された機密保護コード照合内容と適合するときに
   印刷機の運転を可能にするものである、請求項６に記載
   の印刷機。