JPH05178469A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05178469A JPH05178469A JP3357306A JP35730691A JPH05178469A JP H05178469 A JPH05178469 A JP H05178469A JP 3357306 A JP3357306 A JP 3357306A JP 35730691 A JP35730691 A JP 35730691A JP H05178469 A JPH05178469 A JP H05178469A
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- Japan
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 封筒上に印字処理を実行する場合に，上下方
向が逆になるという印字処理ミスを防止し，上下方向を
逆方向に通紙する際に生じる封筒のシワ発生を排除或い
は低減して，封筒に対する印字処理の作業性を向上させ
る。 【構成】 画像形成処理のためにセットされた用紙が封
筒か否かを検知する紙サイズセンサ２０３と，封筒のセ
ット方向を検知する用紙センサ３０１とを具備し，紙サ
イズセンサ２０３により封筒がセットされていることを
検知し，且つ，用紙センサ３０１により封筒のセット方
向がフラップ側より搬送できる状態にあることを検知し
たときは画像形成処理を実行し，封筒のセット方向がフ
ラップ側より搬送できる状態にないこと検知したときは
画像形成処理を禁止する。
向が逆になるという印字処理ミスを防止し，上下方向を
逆方向に通紙する際に生じる封筒のシワ発生を排除或い
は低減して，封筒に対する印字処理の作業性を向上させ
る。 【構成】 画像形成処理のためにセットされた用紙が封
筒か否かを検知する紙サイズセンサ２０３と，封筒のセ
ット方向を検知する用紙センサ３０１とを具備し，紙サ
イズセンサ２０３により封筒がセットされていることを
検知し，且つ，用紙センサ３０１により封筒のセット方
向がフラップ側より搬送できる状態にあることを検知し
たときは画像形成処理を実行し，封筒のセット方向がフ
ラップ側より搬送できる状態にないこと検知したときは
画像形成処理を禁止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，レーザプリンタ，複写
機等の画像形成装置に関し，より詳細には，封筒のセッ
ト方向を検知し，正しい方向の宛て名印字処理とシワ発
生のない封筒印字処理が可能な画像形成装置に関する。
機等の画像形成装置に関し，より詳細には，封筒のセッ
ト方向を検知し，正しい方向の宛て名印字処理とシワ発
生のない封筒印字処理が可能な画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のレーザプリンタや複写機等の画像
形成装置において，手差し給紙を行う場合，手差し給紙
トレイにおける用紙サイズ検知は左右に移動可能に構成
したガイド板をセットする用紙の側端に当接させること
により，そのサイズを検知していた。このような装置に
おいては，例えば，封筒の表面に住所等の情報をプリン
トする場合は，封筒の上下と宛て名の印字方向とを合致
させるようにオペレータが注意を払ってセットするよう
にしていた。
形成装置において，手差し給紙を行う場合，手差し給紙
トレイにおける用紙サイズ検知は左右に移動可能に構成
したガイド板をセットする用紙の側端に当接させること
により，そのサイズを検知していた。このような装置に
おいては，例えば，封筒の表面に住所等の情報をプリン
トする場合は，封筒の上下と宛て名の印字方向とを合致
させるようにオペレータが注意を払ってセットするよう
にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上記に
示されるような従来の画像形成装置にあっては，封筒に
宛て名をプリントする際，オペレータが誤って封筒を上
下逆方向にセットすると宛て名が上下逆方向に印字され
るという不具合が生じた。また，封筒を上下逆方向にセ
ットすると，図６に示すように，画像情報が転写処理さ
れた封筒６０１を熱ローラ定着装置（図示せず）により
定着処理するに際し，フラップ６０２の位置によりシワ
６０３が発生する。この封筒６０１におけるシワ６０３
の発生が大きいときには，宛て名が判読できなくなるば
かりでなく，定着部或いは排紙部での紙詰まりを発生さ
せるという問題点もあった。
示されるような従来の画像形成装置にあっては，封筒に
宛て名をプリントする際，オペレータが誤って封筒を上
下逆方向にセットすると宛て名が上下逆方向に印字され
るという不具合が生じた。また，封筒を上下逆方向にセ
ットすると，図６に示すように，画像情報が転写処理さ
れた封筒６０１を熱ローラ定着装置（図示せず）により
定着処理するに際し，フラップ６０２の位置によりシワ
６０３が発生する。この封筒６０１におけるシワ６０３
の発生が大きいときには，宛て名が判読できなくなるば
かりでなく，定着部或いは排紙部での紙詰まりを発生さ
せるという問題点もあった。
【０００４】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て，封筒上に印字処理を実行する場合に，上下方向が逆
になるという印字処理ミスを防止し，上下方向を逆方向
に通紙する際に生じる封筒のシワ発生を排除或いは低減
して，封筒に対する印字処理の作業性を向上させること
を目的とする。
て，封筒上に印字処理を実行する場合に，上下方向が逆
になるという印字処理ミスを防止し，上下方向を逆方向
に通紙する際に生じる封筒のシワ発生を排除或いは低減
して，封筒に対する印字処理の作業性を向上させること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は，上記の目的を
達成するために，画像形成処理のためにセットされた用
紙が封筒か否かを検知する用紙検知手段と，前記封筒の
セット方向を検知するセット方向検知手段とを具備する
画像形成装置を提供するものである。
達成するために，画像形成処理のためにセットされた用
紙が封筒か否かを検知する用紙検知手段と，前記封筒の
セット方向を検知するセット方向検知手段とを具備する
画像形成装置を提供するものである。
【０００６】また，前記用紙検知手段により封筒がセッ
トされていることを検知し，且つ，前記セット方向検知
手段により封筒のセット方向がフラップ側より搬送でき
る状態にあることを検知したときは画像形成処理を実行
し，封筒のセット方向がフラップ側より搬送できる状態
にないこと検知したときは画像形成処理を禁止する画像
形成装置を提供するものである。
トされていることを検知し，且つ，前記セット方向検知
手段により封筒のセット方向がフラップ側より搬送でき
る状態にあることを検知したときは画像形成処理を実行
し，封筒のセット方向がフラップ側より搬送できる状態
にないこと検知したときは画像形成処理を禁止する画像
形成装置を提供するものである。
【０００７】また，前記セット方向検知手段は，用紙の
角部を検知するように配設され，封筒のフラップ端を検
知することによりセット方向を検知することが望まし
い。
角部を検知するように配設され，封筒のフラップ端を検
知することによりセット方向を検知することが望まし
い。
【０００８】
【作用】本発明による画像形成装置は，左右に移動自在
なサイドガイド板を用紙の側端に当接させることにより
セットされた用紙が封筒か他の種類の用紙かを検知し，
更に，封筒のセット方向を検知して，該検知情報に基づ
き画像形成装置における各部を制御する。
なサイドガイド板を用紙の側端に当接させることにより
セットされた用紙が封筒か他の種類の用紙かを検知し，
更に，封筒のセット方向を検知して，該検知情報に基づ
き画像形成装置における各部を制御する。
【０００９】
【実施例】以下，本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図１は，本発明を適用したレーザプリンタ
の概略構成を示す説明図である。図において，１０１は
レーザ出力装置や光学部品等から構成され，画像信号に
応じてレーザビームを変調して感光体ドラム１０２に照
射する光書込ユニット，１０２は電子写真プロセスによ
り静電潜像を形成する感光体ドラム，１０３は感光体ド
ラム１０２上の画像とタイミングを取りながら記録紙を
搬送するレジストローラ，１０４は感光体ドラム１０２
面を一様にコロナ放電して帯電処理を実行する帯電チャ
ージャ，１０５はトナーを収容して現像プロセスにより
現像処理を実行する現像ユニット，１０６はコロナ放電
により転写処理を行う転写チャージャ，１０７は感光体
ドラム１０２面上の残留トナーをクリーニング処理する
クリーニングユニット，１０８は内側にヒータを内蔵
し，表面を耐熱性及び離型性材料で構成され所定の温度
に制御された状態で回転する定着ローラ，１０９は定着
ローラ１０８と対向して所定の圧力で付勢された状態に
て回転する加圧ローラ，１１０は定着処理後の記録紙或
いは封筒１１５等を排出する排紙ローラである。
て説明する。図１は，本発明を適用したレーザプリンタ
の概略構成を示す説明図である。図において，１０１は
レーザ出力装置や光学部品等から構成され，画像信号に
応じてレーザビームを変調して感光体ドラム１０２に照
射する光書込ユニット，１０２は電子写真プロセスによ
り静電潜像を形成する感光体ドラム，１０３は感光体ド
ラム１０２上の画像とタイミングを取りながら記録紙を
搬送するレジストローラ，１０４は感光体ドラム１０２
面を一様にコロナ放電して帯電処理を実行する帯電チャ
ージャ，１０５はトナーを収容して現像プロセスにより
現像処理を実行する現像ユニット，１０６はコロナ放電
により転写処理を行う転写チャージャ，１０７は感光体
ドラム１０２面上の残留トナーをクリーニング処理する
クリーニングユニット，１０８は内側にヒータを内蔵
し，表面を耐熱性及び離型性材料で構成され所定の温度
に制御された状態で回転する定着ローラ，１０９は定着
ローラ１０８と対向して所定の圧力で付勢された状態に
て回転する加圧ローラ，１１０は定着処理後の記録紙或
いは封筒１１５等を排出する排紙ローラである。
【００１０】また，１１１は記録紙を複数枚セットする
給紙カセット，１１２は封筒１１５や特殊紙及び割り込
み紙等を１枚ずつセットする手差し給紙トレイ，１１３
は給紙カセット１１１或いは手差し給紙トレイ１１２に
セットされた記録紙を送り出す給紙ローラである。
給紙カセット，１１２は封筒１１５や特殊紙及び割り込
み紙等を１枚ずつセットする手差し給紙トレイ，１１３
は給紙カセット１１１或いは手差し給紙トレイ１１２に
セットされた記録紙を送り出す給紙ローラである。
【００１１】以上のように構成されたレーザプリンタに
おいて，手差し給紙トレイ１１２を使用して封筒１１５
に印字する動作について説明する。光書込ユニット１０
１は，書込画像データに応じて変調されたレーザビーム
を，高速で定速度回転している偏向ミラー（図示せず）
により偏向し，感光体ドラム１０２に照射する。一方，
これに先立ち帯電チャージャ１０４により感光体ドラム
１０２は，その表面を均一に帯電処理されているため，
感光体ドラム１０２表面は電位の分布により画像データ
に応じた静電潜像が形成される。この形成された静電潜
像は現像ユニット１０５のトナーによって顕像化され
る。
おいて，手差し給紙トレイ１１２を使用して封筒１１５
に印字する動作について説明する。光書込ユニット１０
１は，書込画像データに応じて変調されたレーザビーム
を，高速で定速度回転している偏向ミラー（図示せず）
により偏向し，感光体ドラム１０２に照射する。一方，
これに先立ち帯電チャージャ１０４により感光体ドラム
１０２は，その表面を均一に帯電処理されているため，
感光体ドラム１０２表面は電位の分布により画像データ
に応じた静電潜像が形成される。この形成された静電潜
像は現像ユニット１０５のトナーによって顕像化され
る。
【００１２】一方，手差し給紙トレイ１１２にセットし
た封筒１１５は，給紙ローラ１１３を介してレジストロ
ーラ１０３により転写部へ搬送される。このときレジス
トローラ１０３は，感光体ドラム１０２の前記トナー像
と位置合わせして転写部に封筒１１５を搬送する。次
に，この封筒１１５は転写チャージャ１０６のコロナ放
電により転写処理が行われる。トナー像が転写された封
筒１１５は，所定の温度で制御されている定着ローラ１
０８と加圧ローラ１０９のニップに送り込まれ，定着処
理された後，排紙ローラ１１０により機外に排出され
る。また，転写処理後の感光体ドラム１０２は，クリー
ニングユニット１０７により残留トナーを除去し，次の
画像処理指令があるまで待機状態となる。
た封筒１１５は，給紙ローラ１１３を介してレジストロ
ーラ１０３により転写部へ搬送される。このときレジス
トローラ１０３は，感光体ドラム１０２の前記トナー像
と位置合わせして転写部に封筒１１５を搬送する。次
に，この封筒１１５は転写チャージャ１０６のコロナ放
電により転写処理が行われる。トナー像が転写された封
筒１１５は，所定の温度で制御されている定着ローラ１
０８と加圧ローラ１０９のニップに送り込まれ，定着処
理された後，排紙ローラ１１０により機外に排出され
る。また，転写処理後の感光体ドラム１０２は，クリー
ニングユニット１０７により残留トナーを除去し，次の
画像処理指令があるまで待機状態となる。
【００１３】ここで，上記の如き，画像形成装置を用い
て，封筒１１５に住所等を印刷する場合，封筒１１５の
通紙に際し，封筒１１５をフラップ（裏蓋）側から搬送
した方が，逆（封筒１１５の底側）側から搬送したとき
と比較して，定着部を介することにより生じるシワの発
生が極端に少なくなることがわかっている。
て，封筒１１５に住所等を印刷する場合，封筒１１５の
通紙に際し，封筒１１５をフラップ（裏蓋）側から搬送
した方が，逆（封筒１１５の底側）側から搬送したとき
と比較して，定着部を介することにより生じるシワの発
生が極端に少なくなることがわかっている。
【００１４】図２は，本発明による手差し給紙トレイ１
１２を裏側から見た主要構成を示す説明図である。図に
おいて，２０１は図示の如くラック形状に構成され，こ
のラックにピニオン２０２を歯合させ，給紙方向に対し
て直角方向に摺動して封筒１１５等の記録紙側端を規制
するサイドガイド，２０３はサイドガイド２０１の移動
位置を抵抗値の変化により検知する紙サイズセンサであ
る。
１２を裏側から見た主要構成を示す説明図である。図に
おいて，２０１は図示の如くラック形状に構成され，こ
のラックにピニオン２０２を歯合させ，給紙方向に対し
て直角方向に摺動して封筒１１５等の記録紙側端を規制
するサイドガイド，２０３はサイドガイド２０１の移動
位置を抵抗値の変化により検知する紙サイズセンサであ
る。
【００１５】また，図３は，本発明による手差し給紙ト
レイ１１２をレーザプリンタ本体の給紙部に装着した状
態を示す説明図である。図において，３０１はサイドガ
イド２０１の先端部に配設され，例えば，反射型フォト
センサを用いて手差し給紙トレイ１１２にセットされる
記録紙の角（封筒１１５のフラップ端部の斜めカット
部）を検知して，記録紙の有無を判別する用紙センサで
ある。
レイ１１２をレーザプリンタ本体の給紙部に装着した状
態を示す説明図である。図において，３０１はサイドガ
イド２０１の先端部に配設され，例えば，反射型フォト
センサを用いて手差し給紙トレイ１１２にセットされる
記録紙の角（封筒１１５のフラップ端部の斜めカット
部）を検知して，記録紙の有無を判別する用紙センサで
ある。
【００１６】以上のように構成された手差し給紙トレイ
１１２の動作について説明する。手差し給紙トレイ１１
２のサイドガイド２０１が左右に移動すると，紙サイズ
センサ２０３により，移動された位置（サイズ）を検知
する。即ち，図示の矢印の如く，サイドガイド２０１の
位置が変化することによって紙サイズセンサ２０３に流
れる電流の経路が変化する。その経路内の抵抗値が変化
するためサイドガイド２０１に流れる電流値が変化す
る。この変化する電流値を読み取ることにより手差し給
紙トレイ１１２にセットされた記録紙のサイズを自動的
に検知する。例えば，封筒１１５のサイズ（幅）は，通
常使用される記録紙のサイズ（幅）とは異なるため，手
差し給紙トレイ１１２にセットされた場合に封筒１１５
か或いは通常の記録紙であるかが判別可能となる。
１１２の動作について説明する。手差し給紙トレイ１１
２のサイドガイド２０１が左右に移動すると，紙サイズ
センサ２０３により，移動された位置（サイズ）を検知
する。即ち，図示の矢印の如く，サイドガイド２０１の
位置が変化することによって紙サイズセンサ２０３に流
れる電流の経路が変化する。その経路内の抵抗値が変化
するためサイドガイド２０１に流れる電流値が変化す
る。この変化する電流値を読み取ることにより手差し給
紙トレイ１１２にセットされた記録紙のサイズを自動的
に検知する。例えば，封筒１１５のサイズ（幅）は，通
常使用される記録紙のサイズ（幅）とは異なるため，手
差し給紙トレイ１１２にセットされた場合に封筒１１５
か或いは通常の記録紙であるかが判別可能となる。
【００１７】また，用紙センサ３０１はサイドガイド２
０１の先端部に設けられているため，手差し給紙トレイ
１１２にセットされた記録紙における先端の角を検知す
ることにより，記録紙の有無を判別する。例えば，封筒
１１５の通紙の場合，封筒１１５のフラップ（裏蓋の部
分）端部の斜めカット部分が用紙センサ３０１により検
知されることにより，封筒１１５が正方向（フラップが
搬送方向の先端側となる方向）にセットされているか否
かを判別することが可能となる。本実施例では，紙サイ
ズセンサ２０３で封筒１１５であることを検知し，この
とき用紙センサ３０１で封筒１１５の角が検知されたと
きに，封筒１１５が逆方向（フラップが搬送方向の後端
側となる方向）にセットされていると判断する。
０１の先端部に設けられているため，手差し給紙トレイ
１１２にセットされた記録紙における先端の角を検知す
ることにより，記録紙の有無を判別する。例えば，封筒
１１５の通紙の場合，封筒１１５のフラップ（裏蓋の部
分）端部の斜めカット部分が用紙センサ３０１により検
知されることにより，封筒１１５が正方向（フラップが
搬送方向の先端側となる方向）にセットされているか否
かを判別することが可能となる。本実施例では，紙サイ
ズセンサ２０３で封筒１１５であることを検知し，この
とき用紙センサ３０１で封筒１１５の角が検知されたと
きに，封筒１１５が逆方向（フラップが搬送方向の後端
側となる方向）にセットされていると判断する。
【００１８】図４は，本発明による封筒印字処理時の動
作を示すフローチャートである。図において，先ず，紙
サイズセンサ２０３により手差し給紙トレイ１１２にセ
ットされた記録紙が通常の記録紙か或いは封筒１１５で
あるかを判断する（Ｓ４０１）。このとき封筒１１５で
あれば，次に，用紙センサ３０１により封筒１１５のフ
ラップが検知されているか否かを判断する（Ｓ４０
２）。このとき用紙センサ３０１からの検知信号がある
ときには封筒１１５の角が通紙方向先端側にセットされ
ている（逆方向に封筒１１５がセットされている）こと
を示すため，プリント処理を禁止する（Ｓ４０３）。反
対に，ステップＳ４０１において手差し給紙トレイ１１
２にセットされた記録紙が封筒１１５でない場合，ま
た，ステップＳ４０２において手差し給紙トレイ１１２
にセットされた封筒１１５のフラップが用紙センサ３０
１により検知されない場合は，封筒１１５のフラップが
正方向側にセットされていると判断して，プリント動作
を開始する（Ｓ４０４）。
作を示すフローチャートである。図において，先ず，紙
サイズセンサ２０３により手差し給紙トレイ１１２にセ
ットされた記録紙が通常の記録紙か或いは封筒１１５で
あるかを判断する（Ｓ４０１）。このとき封筒１１５で
あれば，次に，用紙センサ３０１により封筒１１５のフ
ラップが検知されているか否かを判断する（Ｓ４０
２）。このとき用紙センサ３０１からの検知信号がある
ときには封筒１１５の角が通紙方向先端側にセットされ
ている（逆方向に封筒１１５がセットされている）こと
を示すため，プリント処理を禁止する（Ｓ４０３）。反
対に，ステップＳ４０１において手差し給紙トレイ１１
２にセットされた記録紙が封筒１１５でない場合，ま
た，ステップＳ４０２において手差し給紙トレイ１１２
にセットされた封筒１１５のフラップが用紙センサ３０
１により検知されない場合は，封筒１１５のフラップが
正方向側にセットされていると判断して，プリント動作
を開始する（Ｓ４０４）。
【００１９】図５は，上記のように本発明を用いて封筒
印字処理を実行したときの封筒１１５のプリント例を示
すものである。図のように，封筒１１５のフラップ方向
から通紙を実行することにより，封筒１１５に対する印
字方向（宛て名方向）が常に正しい位置になると共に，
封筒１１５をフラップ側から通紙するために定着処理時
に発生する封筒１１５上のシワを排除或いは低減させる
ことができる。
印字処理を実行したときの封筒１１５のプリント例を示
すものである。図のように，封筒１１５のフラップ方向
から通紙を実行することにより，封筒１１５に対する印
字方向（宛て名方向）が常に正しい位置になると共に，
封筒１１５をフラップ側から通紙するために定着処理時
に発生する封筒１１５上のシワを排除或いは低減させる
ことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明による画像形
成装置によれば，画像形成処理のためにセットされた用
紙が封筒か否かを検知する用紙検知手段と，前記封筒の
セット方向を検知するセット方向検知手段とを具備し，
前記用紙検知手段により封筒がセットされていることを
検知し，且つ，前記セット方向検知手段により封筒のセ
ット方向がフラップ側より搬送できる状態にあることを
検知したときは画像形成処理を実行し，封筒のセット方
向がフラップ側より搬送できる状態にないこと検知した
ときは画像形成処理を禁止するため，封筒上に印字処理
を実行する場合に，上下方向が逆になるという印字処理
ミスを防止し，上下方向を逆方向に通紙する際に生じる
封筒のシワ発生を排除或いは低減して，封筒に対する印
字処理の作業性を向上させることができる。
成装置によれば，画像形成処理のためにセットされた用
紙が封筒か否かを検知する用紙検知手段と，前記封筒の
セット方向を検知するセット方向検知手段とを具備し，
前記用紙検知手段により封筒がセットされていることを
検知し，且つ，前記セット方向検知手段により封筒のセ
ット方向がフラップ側より搬送できる状態にあることを
検知したときは画像形成処理を実行し，封筒のセット方
向がフラップ側より搬送できる状態にないこと検知した
ときは画像形成処理を禁止するため，封筒上に印字処理
を実行する場合に，上下方向が逆になるという印字処理
ミスを防止し，上下方向を逆方向に通紙する際に生じる
封筒のシワ発生を排除或いは低減して，封筒に対する印
字処理の作業性を向上させることができる。
【図１】本発明によるレーザプリンタの概略構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図２】本発明による手差し給紙トレイを裏側から見た
主要構成を示す説明図である。
主要構成を示す説明図である。
【図３】本発明による手差し給紙トレイをレーザプリン
タ本体に装着した状態を示す説明図である。
タ本体に装着した状態を示す説明図である。
【図４】本発明による封筒印字処理時の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】本発明を用いたときに得られる封筒の印字例で
ある。
ある。
【図６】従来における封筒印字処理時において発生する
可能性のある印字例である。
可能性のある印字例である。
１０１ 光書込ユニット １０２ 感光
体ドラム １０５ 現像ユニット １０６ 転写
チャージャ １１２ 給紙トレイ １１３ 給紙
ローラ １１５ 封筒 ２０１ サイ
ドガイド ２０３ 紙サイズセンサ ３０１ 用紙
センサ
体ドラム １０５ 現像ユニット １０６ 転写
チャージャ １１２ 給紙トレイ １１３ 給紙
ローラ １１５ 封筒 ２０１ サイ
ドガイド ２０３ 紙サイズセンサ ３０１ 用紙
センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 １０９ 7369−2Ｈ
Claims (3)
- 【請求項１】 画像形成処理のためにセットされた用紙
が封筒か否かを検知する用紙検知手段と，前記封筒のセ
ット方向を検知するセット方向検知手段とを具備するこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記用紙検知手段により封筒がセットさ
れていることを検知し，且つ，前記セット方向検知手段
により封筒のセット方向がフラップ側より搬送できる状
態にあることを検知したときは画像形成処理を実行し，
封筒のセット方向がフラップ側より搬送できる状態にな
いこと検知したときは画像形成処理を禁止することを特
徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 前記セット方向検知手段は，用紙の角部
を検知するように配設され，封筒のフラップ端を検知す
ることによりセット方向を検知することを特徴とする請
求項１記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357306A JPH05178469A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357306A JPH05178469A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178469A true JPH05178469A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18453451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3357306A Pending JPH05178469A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05178469A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6213659B1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-04-10 | Hewlett-Packard Company | Print medium loading error detection for use in printing devices |
| US6648327B1 (en) * | 2001-12-31 | 2003-11-18 | Avision Inc. | Device for detecting a placement position of a document |
| JP2004136686A (ja) * | 2003-11-04 | 2004-05-13 | Canon Inc | 印刷システム、印刷方法、記憶媒体、情報処理装置、及び表示方法 |
| JP2009160814A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-23 | Weed Planning Co Ltd | 印刷物識別方法及び印刷ミス防止方法並びにこれに用いる袋 |
| US7578500B2 (en) * | 2006-03-27 | 2009-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
| JP2012106857A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Riso Kagaku Corp | 搬送装置 |
| US8368930B2 (en) | 2008-09-16 | 2013-02-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Job execution system, image processing apparatus, job execution method and recording medium |
| US20130134646A1 (en) * | 2011-11-25 | 2013-05-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Recording Apparatus |
| JP2018001572A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および制御方法 |
| JP2018062134A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 案内表示装置及びプログラム |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3357306A patent/JPH05178469A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6213659B1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-04-10 | Hewlett-Packard Company | Print medium loading error detection for use in printing devices |
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