JPS6067966A - ジャム検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は画像形成装置のジャム検知装置に係り。

特に用紙搬送路上に２個のジャム検知手段を用いその出
力信号によりジャム検知を行なう装置に関するものであ
る。

〔従来技術〕

電子写真複写機、電子写真技術を用いたプリンタ等の画
像形成装置において用紙等の複写材が１Ｍ送路で紙詰り
を起こすことがある。紙詰りを起ごずと感光体ドラム、
転写器等が損傷する為、迅速なジャム検知を行なうこと
のできるジャム検知装置が必要である。

第１図は従来のジャム検知装置を含む画像形成装置の構
成図である。

ジャム検知を行なう機構は用紙搬送路の給送ロール１及
び２の間に設けた第１の用紙検出手段３によりカセット
４から給紙コロ５により搬出された用紙の先端を検知し
、同時に標準時間を設定したタイマを作動する。タイマ
ーの設定時間内に定着器６の後方で用紙排出ロイ１近に
設けた第２の用紙検出手段７・に用紙の先端が到達して
いない場合にはジャムが発生したものと判断してジャム
検出信号を発生するものである。

他の検知装置としては用紙排出口付近に用紙検出手段７
を設け、用紙先端がこの検出手段を通過した時にタイマ
を作動させタイマ設定時間内に用紙の通過が終了しない
場合、ジャムが発生したものとしてジャム検出信号を発
生するものである。

また上記２つの機構を組合せた装置もある。

〔従蘂技術の問題点〕

画像先端と用紙先端を一致させる為に第１の用紙検出手
段により用紙が一旦停止する複写機においては、用紙の
サイズによってタイマ設定時間を変える必要があり９例
えば用紙サイズが大きい場合は設定時間を長クシ、用紙
サイズが短い場合は設定時間を短くしなげればならない
欠点を有する。

また用紙排出口付近に用紙検出手段を設は用紙先端によ
りタイマを動作させ、設定時間内に用紙終端が通過しな
いとジャム信号を発生させる場合にも、前述と同様に多
種類の用紙サイズに対応する為には各々の用紙サイズに
対しタイマ設定時間を可変する必要がある。

〔発明の目的〕 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは簡単グ機構で確実にジャム検知を行ない、用
紙サイズが異なった場合にもタイマーを可変することな
くジャム検知を行なうジャム検知装置を提供することに
ある。

〔発明の要点〕

本発明は上記目的を達成するために、用紙Ｉｌｌ送路中
に第１及び第２の用紙検出手段を設けると共に、用紙が
前記第１の用紙検出手段を通過した後にカウントを開始
するタイマと、用紙の先０１１１が前記第２の用紙検出
手段に到達した時七ソトされる記憶手段と、前記タイマ
のカウント終了時に前記第２の用紙検出手段及び前記記
憶手段の状態を確認する手段とを設け、用紙の搬送ジャ
ムを検知するようにしたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

第２図は本発明によるジャム検知装置を含む画像形成装
置の構成図である。

同図において感光体ドラム８に近接して現像器９、転写
器１０．清掃装置１１が設けられ、原稿ガラス１２の下
方には露光ランプ１３及びレンズ１４が設置されている
。一方給紙カセット１５の上部には用紙を用紙搬送路上
に搬出する為の給紙コロ１６が設けられ、給紙コロ１６
と転写器１０の間の用紙搬送路上には用紙を転写器１０
に送る為の給送ロール１７及び１８が設けられている。

給送ロール１７及び１８の間の用紙搬送路上には第１の
用紙検出スイッチ１９が設置されている。

一方転写器１０と定着器２０との間には用紙を搬送する
為の搬送ベル）２１が設けられ、定着器２０の後方には
第２の用紙検出スイ・ノチ２２が設けられている。

以上の構成の画像形成装置において用紙に像形成する動
作を以下で説明する。

複写開始スイッチがオンされると給紙コロ１６が回転を
始め、給紙カセット１５内に収められている用紙を用紙
１ｕｌｌ送路上に搬出する。さらに用紙は給送ロール１
７によって搬送され、第１の用紙検出スイッチ１９が用
紙先端を検出すると、一旦用紙の搬送を止め原稿ガラス
１２上の原稿を露光ランプ１３で照射するとともに光学
系の前進走査を開始する。露光ランプ１３で露光された
原稿像はミラー及びレンズ１４を通して感光体ドラム８
の露光部へ露光し、感光体ドラム８の表面に静電潜像を
形成する。次に感光体ドラム８は矢印方向に回転して感
光体ドラム８の表面の静電潜像を現像器９で現像し可視
像とする。ここで一旦停止した用紙は露光走査開始後９
画像先端と用紙先端が一致するタイミングで給送され転
写器１０において感光体ドラム８の表面の可視像が用紙
に転写される。

用紙が第１の用紙検出スイフチの通過を終了すると露光
ランプ１３は消灯し、光学系前進走査は終了し９次の複
写に備えホームポジションに戻る。

一方用紙は転写終了後感光体ドラム８から分離され、　
ｔｉｌ！送ベル上ベルト２１て搬送され、定着器２０に
よって用紙の転写像は定着され、第２の用紙検出スイッ
チ２２を通過して用紙排出口１から機外に排出される。

また感光体ドラム８の表面に付着した残留現像剤は転写
後、清掃装置１１によってクリーニングされ次の複写に
備える。

以上の複写動作中用１１ＥＩＭ送路上で用紙がジャムを
おこした場合、これを検知する機構を第３図〜第５図に
よって説明する。

第３図はマイクロコンピュータと表示部を示す図で、マ
イクロコンピュータ２３にはスイッチＳｏ”Ｓ＋ａ及び
プリントスイッチであるＳｐがダイオードを介してマト
リックス配線され、マイクロコンピュータ２３の各入力
端子に接続している。また第１の用紙検出スイッチ１９
はマイクロコンピュータ２３の入力端子ＰＢｏに接続し
、第２の用紙検出スーイソヂ２２はマイク１ココンビユ
ークの入力端子ＰＢ＋に接続していて各々のスイッチの
他端ば５ｖの電圧が印加されている。またジャム表示部
２４ａ、２４ｂはそれぞれマイクロコンピュータ２３の
出力端子ＰＧｏ、ＰＧ＋に接続し、スイッチＳ１１はト
ランジスタスイッチであり、そのベースα１１．１子に
はクロックパルス発生器２５が接続している。

第４図はフローチャート図でありＹはイエス。

Ｎばノーを示す。

第５図はタイムチャート図で各装置の状態はハイで動作
状態を示し、ローで停止状態を示す。

オペレータによってプリントスイッチＳｐが押されると
、この信号がマイクロコンピュータ２３に入力する。マ
イクロコンビュー−り２３がこの信号を検知すると駆動
モータをオンし同時に給紙コロ１６を回転させ給紙カセ
ット１５から用紙を用紙搬送路に搬出する。用紙は用紙
搬送路上を送られ第１の用紙検出スイッチ１９が用紙の
先端を検知するとマイクロコンピュータ２３の入力ｙｌ
：ｌ子ＰＢｏにハイの入力信号が入力され露光走査を開
始する。次に第１の用紙検出スイッチ１９が用紙通過終
了を確認（ＳＴ１）する。ここでＮであればコピー動作
処理（ＳＴ２）を続け、Ｙであれば。

すなわちマイクロコンピュータ２３の入力端子ＰＢｏが
ローならば露光走査を終了（Ｓ　’ｒ３　）させジャム
タイマーをセント（ＳＴ４）する。次に２枚目の用紙を
給送を確認（ＳＴ５）Ｌ、Ｙであればマイクロコンピュ
ータ２３は給紙コロ１６を回転（ＳＴ６）させる。

次にマイクロコンピュータ２３は第２の用紙検出スイッ
チ２２がオンしているか確認（Ｓ　’Ｉ”　７　）し、
Ｙであれば用紙検出フラグをセ・ノド（Ｓ　’ｌ’　８
　）する。Ｎであれば命令（ＳＴ８）を飛ばして次のス
テップに進み、マイク１ココンビユーク２３にクロック
パルス発生器２５から一定間隔のノイルレスを入力させ
ジャムタイマのカウント（ＳＴ９）を行なわせる。

次にマイクロコンピュータ２３はジャムタイマの終了を
常に確認（ＳＴＩ　Ｏ）Ｌ、Ｎであればコピー動作処理
（ＳＴＩＩ）を行い（ＳＴ７）に戻り再度タイマカウン
トを繰返す。Ｙであれば第２の用紙検出スイッチのオン
を確認（ＳＴ１２）Ｌ。

これもＹであれば第２の用紙検出スイ・フチ２２上での
用紙ジャムと判断し”ご対応するジャム表示部２４ａの
表示体を駆動すると共に駆動モータを停止してジャム処
理を行なう。命令（ＳＴ１２）がＮであるならば、さら
に用紙検出フラグを確認（ＳＴ１３）ＬこれがＹであれ
ば用紙フラグをローにする命令（ＳＴ１４）を行ない２
枚目の用紙の処理に移設する。確認（ＳＴ１３）がＮで
あるならば、第１の用紙検出スイ・７チ１９より先で第
２の用紙検出スイッチ２２の間で用紙ジャムが発生した
と判断して対応するジャム表示部２４ｂの表示体を駆動
すると共に駆動モータを停止してジャム処理を行なう。

したがって用紙搬送路上では用紙が無事通過した場合と
ジャムを起こした場合の二通り考えられ。

さらにジャムを起こした場合にもそのジャムを起こした
箇所によって、第１の用紙検出スイッチ１９より後で第
２の用紙検出スイッチ２２の前の場合と第２の用紙検出
スイッチ２２上の場合に分けられる。すなわち用紙が無
事通過する場合は。

ジャムタイマがカウント終了時用紙検出フラグがハイで
第２の用紙検出スイッチがローの場合であり、第１の用
紙検出スイッチ１９より後で第２の用紙検出スイッチ２
２の前で用紙がジャムを起こした場合は、ジャムタイマ
がカラン（−終了時用紙検出フラグがローで第２の用紙
検出スイッチもローの場合であり、第２の用紙検出スイ
ッチ上で用紙がジャムを起こした場合は、ジャムタイマ
がカウント終了時用紙検出フラグがハイで第２の用紙検
出スイッチもハイの場合である。また用紙が用紙搬送路
上を無事通過した場合には２枚目の用紙についても同様
の処理を行なっていく。

以上の様に１個のジャムタイマによって第１の用紙検出
スイッチ１９より後の用紙搬送路上の用紙ジャムを検出
することができさらに用紙の後端によってジャムを検出
するのでジャムタイマの設定時間は用紙サイズとは無関
係になる。　・〔発明の効果〕 以上詳細に説明した様に本発明によれば簡単な機構で確
実にジャム検知を行なえ、しかも用紙サイズによってタ
イマーの設定時間を変える必要がなく、従来２個のタイ
マーで別々に行なっていたジャム検出も一括して一個の
タイマーで行なえるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のジャム検知装置を含む画像形成装置の構
成図、第２図は本発明によるジャム検知装置を含む画像
形成装置の構成図、第３図はマイクロコンピュータと表
示部を示す回路図、第４図はフローチャート図、第５図
はタイムチャート図である。 ８・・・感光体ドラム、−９・・・現像器。 １０・・・転写器、　１１・・・清掃装置。 Ｉ２・・・原稿ガラス、　１３・・・露光ランプ、　】
４・・・レンズ。 １５・・・給紙カセット　１６・・・給紙コロ、　１７
．１８・・・給送ロール。 Ｉ９・・・第１の用紙検出スイッチ。 ２０・・・定着器、　２１・・・搬送ヘルド。 ２２・・・第２の用紙検出スイフチ。 ２３・・・マイクロコンピュータ。 ２４ａ、２４ｂ−−−ジャム表示Ｏｔ＋、　２５・・・
クロックパルス発生器 特許出願人　カシオ計算機株式会社 同　上　アイ・ディ株式会社 代理人弁理士　大　菅　義　之 第１図 第２図 １り 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　用紙搬送路中に設けられた第１及び第２の用紙
   検出手段と、用紙が前記第１の用紙検出手段を通過した
   後にカウントを開始するタイマと。 用紙の先端が前記第２の用紙検出手段に到達した時セン
   トされる記憶手段と、前記タイマのカウント終了時に前
   記第２の用紙検出手段及び前記記憶手段の状態を確認す
   る手段とを′具備したことを特徴とするジャム検知装置
   。