JP3004866B2 - フォントキャッシュメモリの管理方法および装置 - Google Patents

フォントキャッシュメモリの管理方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトルフォントデー
タから任意の大きさの文字パターンを生成し出力する際
に使用するフォントキャッシュメモリの管理方法および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、任意の大きさの文字パターンを生
成し出力する情報処理装置(以下、装置という)におけ
る印字スピードを向上させる方法として、電源投入時以
降に印字した文字のビットマップ(文字パターン)をフ
ォントキャッシュメモリに記憶するか、あるいは予めフ
ォントキャッシュメモリに記憶すべき文字を指定してお
き、装置のアイドルタイム中に、この指定された文字の
ビットマップを生成し、フォントキャッシュメモリ内に
記憶させることにより印字スピードを向上させる方法が
ある。
【0003】また、特開平4−113866号公報に開
示されているように、印字処理と並行して印字した文字
の出現頻度履歴を管理記憶し、印字処理のアイドル状態
時に、この出現頻度履歴に基づいて印字した文字のうち
出現頻度の多い文字の文字パターンを優先的にフォント
キャッシュメモリ内に記憶させることにより、フォント
キャッシュメモリ内の文字パターンのヒット率を高めて
印字スピードを向上する技術が知られている。
【0004】ところで、日本語のように使用する文字数
が多く、かつベクトルフォントデータを使用して任意の
大きさ、任意の書体など、豊富な文字種をサポートする
装置においては、物理的に限られた領域のフォントキャ
ッシュメモリをいかに効率良く使用して、文字パターン
のヒット率を高めるかが課題となる。
【0005】このフォントキャッシュメモリ内の文字パ
ターンのヒット率を高める方法としての前記特開平4−
113866号公報に開示された技術による文字の出現
頻度、すなわちユーザによる使用頻度の高い文字パター
ンから優先してフォントキャッシュメモリ内に記憶させ
る方法は確かに有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字の
使用頻度は、ユーザの文章の癖や、OA文書、日記、あ
るいは研究報告書など対象となる使用目的等のユーザ個
別の使用環境によって異なるものである。従って、フォ
ントキャッシュメモリ内に記憶すべき文字パターンは、
個々のユーザ別、あるいは使用目的によって異なるもの
になる。
【0007】しかし、従来の装置においては、フォント
キャッシュメモリ内に記憶すべき文字パターンをユーザ
の使用環境別に設定できないために、個々の使用環境か
ら見た場合、フォントキャッシュメモリ内の文字パター
ンのヒット率が低いという問題がある。
【0008】また、装置の使用開始時におけるフォント
キャッシュメモリ内には、通常デフォルトとして一定の
文字パターンが記憶されており、使用時間の経過ととも
に、ユーザの癖や使用目的によるフォントキャッシュメ
モリ内に無い文字パターンが追加され、徐々に文字パタ
ーンのヒット率が向上していくことになる。
【0009】従って、装置の使用開始時においては、個
々の使用環境から見た場合のフォントキャッシュメモリ
内の文字パターンのヒット率が特に低いという問題があ
る。
【0010】本発明の目的は、装置の使用開始時から、
ユーザ個別の使用環境に応じた文字パターンのヒット率
を向上させることを可能とするフォントキャッシュメモ
リの管理方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、ベクトルフォントデータに基づいて生成さ
れる文字パターンを記憶するフォントキャッシュメモリ
の管理方法において、ユーザの保存操作に従って前記フ
ォントキャッシュメモリ内の文字パターンをフォントキ
ャッシュメモリとは異なる記憶手段にユーザから指定さ
れた識別情報を付加して登録保存しておき、前記識別情
報の入力によって対応する文字パターンをフォントキャ
ッシュメモリに再生するようにしたものである。
【0012】また、前記フォントキャッシュメモリ内の
各文字パターンの使用頻度を監視し、その使用頻度の高
いものを優先して常駐させ、かつ各文字パターン別の使
用頻度の情報を各文字パターンと対応させて前記記憶手
段に登録保存し、文字パターンのフォントキャッシュメ
モリへの再生時に継続して使用するようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】前記手段によれば、フォントキャッシュメモリ
内の文字パターンがユーザの保存操作によって、フォン
トキャッシュメモリとは異なる記憶手段にユーザから指
定された識別情報が付加されてユーザ別に登録保存され
る。
【0014】そして次回使用時に、前記識別情報を入力
することにより、前回ユーザ個別に登録保存されたフォ
ントキャッシュメモリ内の文字パターンが再生される。
【0015】さらに、このフォントキャッシュメモリ内
の各文字パターンは、ユーザによって使用された頻度が
監視され、その使用頻度の高い文字パターンから優先的
に常駐される。そして、各文字パターンに対応した使用
頻度情報もまた、前記前記記憶手段に登録保存され、文
字パターンのフォントキャッシュメモリへの再生時に前
回から継続して使用される。
【0016】これにより、次回以降、前回使用時から継
続した状態で、ユーザ個別の使用環境に適したフォント
キャシュメモリ内の文字パターンが再生され、装置の使
用開始時から、文字パターンの高いヒット率が実現され
ることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明を適用したフォントキャッ
シュメモリの管理方法および装置の一実施例の構成を示
すブロック構成図である。図1において、1はユーザが
文字を入力する入力部、2は装置全体を制御する制御部
(以下、CPUという)、3は制御手段を格納している
ROM(Read Only Memory)であり、この制御手段に従っ
てCPU2は各部を制御する。
【0019】4はビットマップとして展開された文字パ
ターンを一時記憶するフォントキャッシュメモリであ
る。5はフォント管理テーブルをロードするRAM(Ran
dom Access Memory)であり、ベクトルフォントをビット
マップに展開するワークエリアとしても使用される。
【0020】6はハードディスク(HD)であり、ベク
トルフォントデータと登録されたユーザ個別のフォント
キャッシュメモリ4の状態とが不揮発性のデータとして
格納される。
【0021】7は文字パターンの出力部であり、プリン
タエンジンなどの印刷機構あるいはディスプレイなどの
表示機構とのインタフェースである。
【0022】図2は本発明を適用したフォントキャッシ
ュメモリの管理方法および装置の機能ブロック図であ
る。
【0023】図2において、本発明に係るフォントキャ
ッシュメモリの管理装置は、入力部a1、制御部a2、
補助記憶部(ハードディスク)a6、フォントキャッシュ
メモリa11、主記憶部(RAM)a12、および出力
部a15から構成される。
【0024】ここで、制御部a2は、ユーザ個別の使用
環境を設定するフォント環境設定部a3、設定されたフ
ォント環境を管理するフォント情報管理部a4、ベクト
ルフォントデータから文字パターンを生成するラスタイ
メージ処理部a5から構成される。
【0025】また、補助記憶部(ハードディスク)a6
は、ユーザ個別の使用環境に対応するフォント環境の識
別子であるIDを登録するキャッシュフォント管理テー
ブル登録部a7、キャッシュフォントの実体b8(図示
していない)を保存するキャッシュフォント実体保存部
a8、ベクトルフォントデータ格納部a9、およびキャ
ッシュフォント管理テーブルa10から構成される。
【0026】さらに、主記憶部(RAM)a12は、ビ
ットマップフォントワークエリアa13およびキャッシ
ュフォント管理テーブルエリアa14から構成されてい
る。
【0027】次に、以上の構成から成る本発明を適用し
たフォントキャッシュメモリの管理方法および装置にお
けるフォントキャツシュメモリ内の文字パターンの再生
処理について説明する。
【0028】図3は装置の使用開始時の処理手順を示す
フローチャートである。図3において、まず、ユーザは
フォント環境の設定を入力部a1によって行う(S30
1)。
【0029】この設定を受けた制御部a2は以下の処理
を行う。まず、フォント環境設定部a3は、指定された
フォント環境の識別子であるID(識別情報)が補助記
憶部(ハードディスク)a6のキャッシュフォント管理テ
ーブル登録部a7に登録されているか否かを判定する
(S302)。
【0030】該当するIDが無い、あるいは新規設定の
場合(S302:No)、予め準備されたデフォルトの
キャッシュフォント管理テーブルa10を呼出し、RA
Ma12上のフォントキャッシュ管理テーブルエリアa
14にロードする(S303)。
【0031】また、該当するIDが存在すれば(S30
2:Yes)、該当するキャッシュフォント管理テーブ
ルa10を呼出し、RAMa12上のキャッシュフォン
ト管理テーブルエリアa14にロードする(S30
4)。
【0032】続いて、ロードしたキャッシュフォント管
理テーブルa10にリンクした、キャッシュフォントの
実体b8(図示していない)を、ハードディスクa6よ
りフォントキャシュメモリa11にロードし(S30
5)、立ち上げ時のフォントキャシュ環境の構築を完了
する。
【0033】これにより、前回の使用時における文字パ
ターンがフォントキャッシュメモリa11内に再生され
ることになる。
【0034】次に、フォントキャシュ環境が構築された
後の文字出力についてフローチャートを用いて説明す
る。
【0035】図4は本発明を適用したフォントキャッシ
ュメモリの管理方法および装置の文字出力に対する処理
手順を示すフローチャートである。
【0036】図4において、まず、入力部a1より、文
字出力の要求を受けた制御部a2のフォント情報管理部
a4は、出力する文字の文字属性(書体、サイズなど)
ごとに出現頻度を記録管理する(S401)。
【0037】そして、当該文字パターンがフォントキャ
ッシュメモリa11上に存在するか否かをキャッシュフ
ォント管理テーブルエリアa14を検索することにより
判定する(S402)。
【0038】フォントキャッシュメモリa11上に存在
しない場合は(S402:No)、ハードディスクa6
のベクトルフォントデータ格納部a9より当該フォント
データを読み込む(S403)。
【0039】次に、当該フォントデータの文字パターン
をフォントキャッシュメモリa11にキャッシュするか
どうかの判定を行う。まずフォントキャッシュメモリa
11に当該文字パターンをキャッシュする空きスペース
が存在するか否かを調査する(S404)。
【0040】フォントキャッシュメモリa11内に空き
スペースが存在すれば(S404:Yes)、ラスタイ
メージ処理部a5によって、ベクトルフォントデータか
ら文字パターンのビットマップを直接フォントキャッシ
ュメモリa11上の空きエリアに展開させ(S40
5)、キャッシュフォント管理テーブルa10を更新す
る(S406)。
【0041】もし、フォントキャッシュメモリa11内
に充分な空きスペースがなければ(S404:No)、
フォント情報管理部a4によって当該文字パターンより
出現頻度が少ないかあるいは同じである文字パターンが
存在するか否かを調査する(S407)。
【0042】該当する文字パターンが存在する場合(S
407:Yes)、そのエリアを消去することで当該文
字パターンを展開するエリアが確保されるならば(S4
08:Yes)、そのエリアを消去し、当該文字パター
ンを展開するエリアを確保し(S409)、ラスタイメ
ージ処理部a5によって、ベクトルフォントデータから
文字パターンのビットマップをそのエリアに展開し(S
405)、キャッシュフォント管理テーブルa10を更
新する(S406)。
【0043】当該文字パターンより出現頻度が少ないか
あるいは同じである文字パターンが存在しない、あるい
は存在するが、それらをすべて消去しても当該文字パタ
ーンに必要なエリアが確保できない場合(S407:N
o)、ラスタイメージ処理部a5は、ビットマップフォ
ントワークエリアa13に文字パターンのビットマップ
を展開する(S410)。
【0044】出力要求された文字は、フォントキャッシ
ュメモリa11の該当するアドレスまたはビットマップ
フォントワークエリアa13から出力部a15に出力さ
れる。
【0045】これにより、出現頻度、すなわちユーザの
使用頻度に応じた文字パターンがフォントキッシュメモ
リa11あるいはビットマップフォントワークエリアa
13に常駐され、出力要求に応じて出力されることにな
る。
【0046】次に、フォントキャッシュメモリ内の文字
パターンの登録/保存処理について説明する(図2参
照)。
【0047】ユーザは、使用したフォントキャッシュメ
モリa11内の文字パターンを登録/保存することが可
能である。
【0048】ユーザは、使用したフォントキャッシュメ
モリa11内の文字パターンについて、(1)更新した
状態を前回から継続したフォント環境IDで保存する。
(2)更新した状態を別のフォント環境IDとして登録
/保存する。(3)保存しない。という3つの処理を選
択することができる。
【0049】まず、(1)の更新した状態を前回から継
続したフォント環境IDで保存する場合、ユーザは、入
力部a1を使用して、前回と同じフォント環境IDで保
存操作を行う。すると、フォント環境設定部a3は、キ
ャッシュフォント管理テーブルa10の状態を、ハード
ディスクa6のキャッシュフォント管理テーブル登録部
a7に使用前の状態に上書きして退避する。
【0050】そして、現在記憶されているフォントキャ
ッシュメモリa11内の文字パターンをハードディスク
a6のキャッシュフォント実体保存部a8に使用前の状
態に上書きして退避する。
【0051】なおこの時、フォント情報管理部a4は、
前回から継続して使用した文字パターンの使用頻度履歴
を更新し、フォント環境IDとリンクして登録/保存す
る。
【0052】次に、(2)の更新した状態を別のフォン
ト環境IDとして登録/保存する場合、ユーザは、入力
部a1を使用して、前回とは別のフォント環境IDで保
存操作を行う。この場合、新規のフォント環境IDを指
示することにより、フォント環境設定部a3は、キャッ
シュフォント管理テーブルa10の状態を、ハードディ
スクa6のキャッシュフォント管理テーブル登録部a7
に新規のフォント環境IDにリンクした別のファイルと
して退避する。
【0053】そして、現在記憶されているフォントキャ
ッシュメモリa11内の文字パターンをハードディスク
a6のキャッシュフォント実体保存部a8に、新規のフ
ォント環境IDにリンクした別のファイルとして退避す
る。
【0054】なお、この場合も(1)と同様に、フォン
ト情報管理部a4は、今回使用した文字パターンの使用
頻度履歴を、新規のフォント環境IDとリンクして登録
/保存する。
【0055】また、ユーザは、装置の使用開始時に、使
用するフォント環境をデフォルトで立ち上げた場合、す
なわち、前回の使用目的に応じたフォント環境を再生せ
ずにデフォルトされた一定の文字パターンが記憶されて
いるフォントキャッシュメモリa11内の文字パターン
を使用し、今回の使用により更新されたフォントキャッ
シュメモリa11内の文字パターンを保存するために
は、必ず更新した状態を別のフォント環境IDとして登
録する。
【0056】また、(3)の保存しない場合は、ユーザ
による入力部a1からの指定により、フォント環境設定
部a3は、何もしない。結果として、キャッシュフォン
ト管理テーブル登録部a7およびキャッシュフォント実
体保存部a8は、使用前の状態のままである。
【0057】以上、本実施例における一連の処理を行う
ことにより、フォントキャッシュメモリa11内の文字
パターンが、ユーザ個別の使用環境に応じて登録/保存
される。
【0058】さらに、ユーザ個別の使用環境に応じた文
字パターンの使用頻度履歴も登録/保存される。
【0059】そして、次回使用時に、フォント環境ID
を入力することにより、ユーザ個別の使用環境に応じた
文字パターンがフォントキャッシュメモリa11内に再
生され、使用頻度履歴も再生されることになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
クトルフォントデータに基づいて生成される文字パター
ンを記憶するフォントキャッシュメモリの管理方法にお
いて、ユーザの保存操作に従って前記フォントキャッシ
ュメモリ内の文字パターンをフォントキャッシュメモリ
とは異なる記憶手段にユーザから指定された識別情報を
付加して登録保存しておき、前記識別情報の入力によっ
て対応する文字パターンをフォントキャッシュメモリに
再生するので、ユーザ個別の使用環境に応じて登録/保
存された文字パターンをフォントキャッシュメモリ内に
再生することにより、装置の使用開始時から、文字パタ
ーンの高いヒット率を実現することができる。
【0061】また、フォントキャッシュメモリ内の各文
字パターンの使用頻度を監視し、その使用頻度の高いも
のを優先して常駐させ、かつ各文字パターン別の使用頻
度情報を各文字パターンと対応させて前記記憶手段に登
録保存し、文字パターンのフォントキャッシュメモリへ
の再生時に継続して使用するので、使用頻度の低い文字
パターンが存在するにもかかわらず、使用頻度の高い文
字パターンが消去されてしまうという不具合がなくな
る。
【0062】すなわち、使用頻度の情報を継続しない場
合に、フォントキャッシュメモリ内に空きエリアが無い
時は、使用頻度に関係なくいずれかの文字パターンが消
去されることになるので、使用頻度の高い文字パターン
が消去されてしまう恐れがある。
【0063】しかし、使用頻度の情報を継続して使用す
れば、このようなことはなくなり、複数回の登録/再生
操作において、高い使用頻度を示している文字パターン
のみが保存される。
【0064】この結果、各ユーザ別のヒット率をさらに
向上させることができるといった効果がある。
【0065】以上のことにより、ベクトルフォントデー
タから任意の大きさの文字パターンを生成し出力する情
報処理装置における文字の印字スピードが向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフォントキャッシュメモリの
管理方法および装置の一実施例の構成を示すブロック構
成図である。
【図2】実施例の機能を説明するための機能ブロック図
である。
【図3】実施例の装置立ち上げ時のフォントキャシュ環
境構築における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】実施例の文字出力時の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1、a1…入力部、2、a2…制御部(CPU)、3…
ROM、a3…フォントキャッシュ環境設定部、4、a
11…フォントキャッシュメモリ、a4…フォント情報
管理部、5、a12…主記憶部(RAM)、a5…ラス
タイメージ処理部、6、a6…補助記憶部(ハードディ
スク)、7、a15…出力部、a7…キャッシュフォン
ト管理テーブル登録部、a8…キャッシュフォント実体
保存部、a9…ベクトルフォントデータ格納部、a10
…キャッシュフォント管理テーブル、a13…ビットマ
ップフォントワークエリア、a14…キャッシュフォン
ト管理テーブルエリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/44 G06F 12/08 G06T 11/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベクトルフォントデータに基づいて生成
    される文字パターンを記憶するフォントキャッシュメモ
    リの管理方法において、前記フォントキャッシュメモリ内の文字パターンを該フ
    ォントキャッシュメモリとは異なる記憶手段にユーザ
    別情報を付加して登録保存するステップと、 前記ユーザ 識別情報の入力によって対応する文字パター
    ンを前記記憶手段から読み出して前記フォントキャッシ
    ュメモリに復帰させるステップとを備えることを特徴と
    するフォントキャッシュメモリの管理方法。
  2. 【請求項2】 前記フォントキャッシュメモリ内の各文
    字パターンの使用頻度を監視し、その使用頻度情報を各
    文字パターンと対応させて前記ユーザ識別情報毎に前記
    記憶手段に登録保存するステップと、 前記ユーザ識別情報の入力によって対応する前記使用頻
    度情報を前記記憶手段から復帰させ、前回使用時の使用
    頻度情報を継続して使用し更新するステップとを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のフォントキャッシュメ
    モリの管理方法。
  3. 【請求項3】 ベクトルフォントデータに基づいて生成
    される文字パターンを記憶するフォントキャッシュメモ
    リの管理装置であって、 記フォントキャッシュメモリ内の文字パターンを登録
    保存するフォントキャッシュメモリとは異なる記憶手段
    と、ユーザ識別情報を入力する入力手段と、 前記記憶手段に対し文字パターンを登録するに際し前記
    入力手段から入力されたユーザ識別情報を付加する識別
    情報付加手段と、 前記 入力手段から入力されたユーザ識別情報に対応する
    文字パターンを前記記憶手段から読み出して前記フォン
    トキャッシュメモリに復帰させる復帰手段とを備えるこ
    とを特徴とするフォントキャッシュメモリの管理装置。
  4. 【請求項4】 前記フォントキャッシュメモリ内の各文
    字パターンの使用頻度を監視し、その使用頻度情報を各
    文字パターンと対応させて前記ユーザ識別情報毎に前記
    記憶手段に登録保存し、前記ユーザ識別情報の入力によ
    って対応する前記使用頻度情報を前記記憶手段から復帰
    させ、前回使用時の使用頻度情報を継 続して使用および
    更新し、フォントキャッシュメモリ内の文字パターンを
    管理する管理手段を備えることを特徴とする請求項3記
    載のフォントキャッシュメモリの管理装置。
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