JPH09231110A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH09231110A
JPH09231110A JP8294952A JP29495296A JPH09231110A JP H09231110 A JPH09231110 A JP H09231110A JP 8294952 A JP8294952 A JP 8294952A JP 29495296 A JP29495296 A JP 29495296A JP H09231110 A JPH09231110 A JP H09231110A
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card
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data area
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JP8294952A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Irisawa
和義 入澤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ領域を最大限有効に活用できるよう
に、ファイルを削除することが可能なICカードを提供
する。 【解決手段】 ファイルを格納可能なメモリを有し、フ
ァイルのディレクトリ領域は、メモリの一方の端部から
未使用な領域が存在しないように順に格納され、ファイ
ルのデータ領域は、メモリの他方の端部から未使用な領
域が存在しないように順に格納されているICカードに
おいて、選択手段により選択されているファイルのデー
タ領域を消去する消去手段と、消去手段により消去され
たデータ領域よりメモリの一方の端部側に他のデータ領
域が存在する場合に、メモリの他方の端部側へ、消去さ
れたデータ領域のメモリ容量分だけ、他のデータ領域を
移動させる移動手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの命令に
より、メモリに格納されているファイルを削除すること
が可能なICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のICカードの構成、及び
そのICカードとリーダライタ装置との接続関係を示す
ブロック図である。従来のICカード10は、通常、I
/Oインタフェース11、CPU12、ROM13、R
AM14、EEPROM15を内蔵している。I/Oイ
ンタフェース11は、データを送受するための入出力回
路であり、CPU12はこのI/Oインタフェース11
を介してリーダライタ装置20と交信する。ROM13
内には、CPU12によって実行されるべきプログラム
が記憶されており、CPU12は、このプログラムに基
いてICカード10を統括制御する。RAM14は、C
PU12がこのような統括制御を行う上で作業領域とし
て使用するメモリである。一方、EEPROM15は、
このICカード10に記録すべき本来のデータを格納す
るメモリである。
【0003】図7は、図6に示すEEPROM15内の
ファイル構成を示す図である。本実施形態では、3種類
のファイルが階層構造を構成している。3種類のファイ
ルとは、MF(Master File) 、DF(Dedicated File)及
びEF(Elementary File) のことである。MFは、デー
タメモリ全体のファイルである。MFは、各アプリケー
ション(サービス)に共通したデータを格納するための
ファイルであり、例ば、ICカード10の所有者の氏
名、住所、電話番号などの情報が記録される。DFは、
専用ファイルであり、アプリケーションごとにDFの設
定がなされている。EFは、基礎ファイルであり、CP
UがICカードを管理・制御する際に解釈実行するデー
タを格納するIEFと、アプリケーションで使用するデ
ータを格納するWEFの2種類がある。
【0004】MF、DF及びEFは、図7(A)に示す
階層構造を構成する。MFは、階層構造の根幹であり、
その配下にDF又はEFを配置する。図7(A)の例で
は、MFはDF1及びWEF1をその配下に配置してお
り、DF1、WEF1の親ファイルとなっている。DF
は、MFを親ファイルとしてその配下に位置することが
できると同時に、自己の配下に他のDF又はEFを配置
し、それらの親ファイルとなることも可能なファイルで
ある。これに対しEFは、他のファイルの親ファイルと
なることができないファイルである。
【0005】図8は、EEPROM15におけるファイ
ル格納イメージの一例を示す図である。EEPROM1
5には、例えば8000h〜9FFFhのアドレスが割
り当てられている。図8では、左上より右下へ向けてメ
モリの絶対アドレスが増大している。また、横幅は32
ビットに相当している。なお、本明細書では、絶対アド
レスが大なる方を上位アドレスと呼ぶこととする。図8
に示す例では、ファイルのディレクトリは全て32ビッ
トから構成され、上位アドレスから各ディレクトリ間に
空き領域が存在しないように、順に配置されている。一
方、ファイルのデータ格納エリアは、下位アドレスか
ら、これも各エリア間に空き容量の生じないように、順
に配置されている。
【0006】図示の状態では、ディレクトリは32バイ
トおきに規則的に配置されている。したがって、ディレ
クトリ又はディレクトリの内容を検索するときは、32
バイトおきのアドレスを検索すれば足り、演算処理能力
が比較的低いCPUを用いても迅速にディレクトリの検
索を行うことが可能となっている。また、一のWEFの
データ格納エリアは、必ず連続した1つのメモリ領域に
まとめて格納されており、例えば図9に示すWEF1の
データ格納エリアのように、2つの領域に分散して格納
されていない。これは、EEPROM15の限られたメ
モリ資源を最大限有効に利用するための処置である。つ
まり、図9に示すように、一つのデータ格納エリアを複
数の領域に分散して格納した場合には、それら分散した
各領域のアドレス情報を管理するファイル・アロケーシ
ョン・テーブル等が必要となり、余分にメモリを消費す
ることとなる。これに対し、図8の例では、ディレクト
リにおいて、一つのデータ格納エリアについてのアドレ
ス情報のみを管理すればよく、メモリの消費量が最小限
に抑制されるのである。また、メモリ上のエリアが連続
しているため、CPU12の制御プログラムも最小限に
抑えられ、この結果、アクセス処理が速く、プログラム
領域も小さくなる。
【0007】EEPROM15のファイル構造は、IC
カードの発行時に、ICカード発行者により構築され
る。すなわち、各種のDFやEFは、カード発行時にI
Cカードに既に格納されており、ICカード所有者は、
既に格納された各種ファイルの中から必要とするものを
選択して利用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のICカードでは、ICカード所有者の意図と無関係
に、ICカード発行者が各種のファイルを格納する。し
かも、ICカードの価値を高めるために、ICカード発
行者は、異なるアプリケーション等に対応した数多くの
ファイルを格納し、ICカードを多目的に利用可能とす
ることを希望する場合がある。ところが、ICカード所
有者は、それぞれにライフスタイル等が異なるため、必
ずしも提供されている全てのアプリケーションを利用す
るとは限らない。このために、ICカード所有者によっ
ては、格納されているファイルのうち一部のものは頻繁
に使用するが、他のファイルは全く使用しない場合が生
じる。このような場合には、使用されないファイルに割
り当てられているメモリが利用されず無駄となる。
【0009】一方、従来のICカードでは、単一の目的
(アプリケーション)に使用することを前提としてIC
カードの開発・設計を行っていた。このために、一度格
納されたファイルを消去しなければならない状況が想定
されておらず、ファイルを消去する機能はICカードに
付与されていなかった。したがって、上記のように、フ
ァイルが使用されないことが明らかな場合であっても、
その使用されないファイルを消去することはできなかっ
た。
【0010】また、ICカードにファイルを消去する機
能を付与した場合であっても、単にファイルを消去した
だけでは、その後に生じたメモリの空き領域を最大限有
効に活用できない場合がある。例えば、図8に示す例に
おいて、WEF2のディレクトリ及びデータ格納エリア
を消去し、その後にWEF2及び図中の未使用エリアの
いずれよりも大きなファイルを格納しようとする場合に
そのような場合が生じる。この場合には、新しいファイ
ルをWEF2を消去した後の空き領域と未使用エリアと
に分散して格納する以外にないが、先に説明したよう
に、ファイルを2以上の領域に分散して格納する場合に
は、ファイルのアドレス管理用の余分のメモリを必要と
する。このために、単にファイルを消去しただけでは、
ICカードのメモリ資源が最大限有効に活用できないと
いう問題があった。
【0011】そこで、本発明の課題は、メモリ領域を最
大限有効に活用できるように、ファイルを削除すること
が可能なICカードを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、カレントファイルを削除す
ることを特徴とする。請求項2に係る発明は、1又は2
以上のファイルを格納可能なメモリを有し、前記ファイ
ルのディレクトリ領域は、前記メモリの一方の端部から
未使用な領域が存在しないように順に格納され、前記フ
ァイルのデータ領域は、前記メモリの他方の端部から未
使用な領域が存在しないように順に格納されているIC
カードにおいて、外部からの命令により前記ファイルの
1つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れているファイルのデータ領域を消去する消去手段と、
前記消去手段により消去されたデータ領域より前記メモ
リの一方の端部側に他の前記データ領域が存在する場合
に、前記メモリの他方の端部側へ、前記消去されたデー
タ領域のメモリ容量分だけ、前記他のデータ領域を移動
させる移動手段とを有することを特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明によれば、請求項2に
記載のICカードにおいて、前記消去手段は、前記選択
手段により選択されているファイルのディレクトリ領域
を消去し、前記移動手段は、前記消去手段により消去さ
れたディレクトリ領域より前記メモリの他方の端部側に
他の前記ディレクトリ領域が存在する場合に、前記メモ
リの一方の端部側へ、前記消去されたディレクトリ領域
のメモリ容量分だけ、前記他のディレクトリ領域を移動
させることを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明によれば、請求項2又
は請求項3に記載のICカードにおいて、前記ディレク
トリ領域は、自己の前記データ領域における空き容量を
記憶する空き容量記憶部を有し、前記消去手段は、前記
データ領域を消去したファイルを配下に有する親ファイ
ルの前記空き容量記憶部の内容を、前記消去したディレ
クトリ領域のメモリ容量又は前記消去したディレクトリ
領域及びデータ領域のメモリ容量を加算することによ
り、変更することを特徴とする。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
ICカードにおいて、前記ファイルには、前記データ領
域の空き容量が、前記親ファイルが管理する前記データ
領域の空き容量と同一である容量親依存ファイルがあ
り、前記消去手段は、前記空き容量記憶部の内容を変更
しようとする前記親ファイルが前記容量親依存ファイル
である場合は、前記親ファイルの上位階層にある前記親
ファイルの前記空き容量記憶部の内容を変更することを
特徴とする。
【0016】請求項6に係る発明によれば、請求項2か
ら請求項5までのいずれか1項に記載のICカードにお
いて、前記ディレクトリ領域は、前記データ領域が占有
するメモリ領域の位置に関する情報を記憶する位置情報
記憶部を有し、前記移動手段は、前記消去されたデータ
領域のメモリ容量に基づいて、前記位置情報記憶部の内
容を移動された前記データ領域の位置情報に変更するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7に係る発明によれば、請求項2か
ら請求項6までのいずれか1項に記載のICカードにお
いて、前記移動手段により移動されるファイルが可変長
レコード構造のファイルであるか否かを判断する判別手
段を有し、前記移動手段は、前記判別手段が前記ファイ
ルが可変長レコード構造のファイルであると判断したと
きは、前記ファイルのデータ領域に格納されている各レ
コードについてのアドレス情報を、前記消去されたデー
タ領域のメモリ容量に基づいて、移動された前記データ
領域における前記各レコードのアドレスに変更すること
を特徴とする。
【0018】請求項8に係る発明によれば、請求項7に
記載のICカードにおいて、前記移動手段は、前記アド
レス情報を変更した場合に、変更後の前記アドレス情報
に基づいて、前記データ領域に格納されている誤り検出
符号を変更することを特徴とする。請求項9に係る発明
によれば、請求項2から請求項8までのいずれか1項に
記載のICカードにおいて、前記データ領域のうち、前
記メモリの一方の端部に最も近い位置に格納されている
ものの位置に関する情報を記憶する最終データ位置記憶
手段を有し、前記移動手段は、前記消去手段により消去
されたデータ領域の位置から、前記最終データ位置記憶
手段の記憶する情報に基づいて特定される位置までに存
在する前記データ領域を移動することを特徴とする。
【0019】請求項10に係る発明によれば、請求項2
から請求項9までのいずれか1項に記載のICカードに
おいて、前記ディレクトリ領域のうち、前記メモリの他
方の端部に最も近い位置に格納されているものの位置に
関する情報を記憶する最終ディレクトリ位置記憶手段を
有し、前記移動手段は、前記消去手段により消去された
ディレクトリ領域の位置から、前記最終ディレクトリ位
置記憶手段の記憶する情報に基づいて特定される位置ま
でに存在する前記ディレクトリ領域を移動することを特
徴とする。
【0020】請求項11に係る発明によれば、請求項2
から請求項10までのいずれか1項に記載のICカード
において、前記選択手段は、選択している前記ファイル
の前記ディレクトリ領域又は前記データ領域が消去され
たときは、前記選択していたファイルの前記親ファイル
を選択することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る一実施形態について、さらに詳しく説明する。本
実施形態は、ハードウェア構成において従来のICカー
ドと同一であるが、カレントファイルを削除するDEL
ETEコマンドを処理する機能を備える点において従来
のICカードと異なっている。図1は、DELETEの
コマンドAPDUを示す図である。また、図2は、DE
LETEコマンドを処理するICカード10の動作を示
す流れ図である。
【0022】リーダライタ装置20からDELETEコ
マンドがあった場合には、CPU12は、実行前チェッ
クを行い(S601)、エラーがあったときには、その
旨のメッセージ(S603)を送信する。次に、カレン
トEFが存在するか否かを判断し(S604)、存在す
る場合には、カレントEFを削除し(S605)、削除
後に、RAM14のカレントEFアドレスを0000h
に変更する(S606)。ここで、アドレス0000h
は、カレントEFが選択されていない状態を示す。カレ
ントEFアドレスがそれまで指し示していたEFが削除
されたので、カレントEFアドレスが実体のないファイ
ルを指定することを回避するための処理である。カレン
トDF下に、カレントEFが存在しない場合には、カレ
ントDFを削除し(S607)、削除後に、RAM14
のカレントDFアドレスは、削除対象となったファイル
の親DFに変更する(S608)。コマンドが正常に終
了した場合には(S609)、その旨のメッセージを送
信して(S612)、コマンドを終了する。
【0023】次に、ファイル削除の動作を更に詳細に説
明する。既に従来技術において説明したように、EEP
ROM15には、図7に示したような階層構造で各種の
ファイルが格納されている。また、図8に示したよう
に、ファイルのディレクトリは、EEPROM15内の
上位アドレス(254ページ)から下位置アドレス(0
ページ)に向かって作成されている。WEFのデータ格
納領域は、EEPROM15内のINITIAL−AP
(ポインタ)が指し示すページから上位アドレスに向か
って作成する。アロケーションの単位は、ディレクトリ
が1ページ(32Byte)、WEFのデータ格納領域
が1Byteである。つまり、ディレクトリは32バイ
ト固定であり、WEFのデータエリアは任意バイト数で
ある。
【0024】ファイルの削除は以下のようにして行う。
削除できるファイルの種別は、DF/WEF/IEFの
3種類であり、MFは削除できない。まず、エラーチェ
ックを行う。チェック項目は、1)削除対象ファイルが
MFでないこと、2)CRT−APとCRT−DPとM
Fディレクトリの空き容量の整合性があっていること、
3)ディレクトリテーブルの全エントリのCRCがあっ
ていること等である。1)は、カレントEFアドレスに
よって指定されるファイルディレクトリを参照すること
により判断される。2)は、MFファイルディレクトリ
に記録されているEEPROM15の空き容量と、CR
T−APとCRT−DPの差を比較することにより判断
される。なお、CRT−APは、新しいデータ格納エリ
アを格納することが可能な領域の先頭アドレスを指し示
すポインタである。また、CRT−DPは、新しいディ
レクトリを格納することが可能な領域の先頭アドレスを
指し示すポインタである。3)は、各ファイルディレク
トリが有するCRCコードを用いて行われる。これらの
エラーチェックは、EEPROM15の更新前にすべて
行う。
【0025】次に、削除分の領域を再使用するために、
削除するファイルの領域サイズを復帰させる。すなわ
ち、削除する領域のサイズを求める。#1:RAM:カ
レントEFが0000h以外の時、カレントEFを対象
アドレスとしてセットする、それ以外の時はカレントD
Fを対象アドレスとする。#2:それぞれ以下の処理を
行う。#2−1:親DFを検索する。親DFが容量親依
存の時は、実容量を確保している親まで検索する。な
お、容量親依存のファイルとは、データ格納エリアの大
きさが指定されていないファイルであって、親ファイル
のデータ格納エリアの空き容量を最大限として、そのデ
ータ格納エリアを拡大することが可能なファイルをい
う。つまり、容量親依存ファイルのデータ格納エリアの
空き容量は、実質的に、親ファイルのデータ格納エリア
の空き容量に一致している。#2−2:消去ファイルを
種別ごと処理する。つまり、消去するファイルがDFで
ある場合は、管理領域バイト数(親依存時は0)+32
バイトを親DF(MF)の管理領域内空きバイト数に加
算する。WEFである場合は、管理領域バイト数+32
バイトを親DF(MF)の管理領域内空きバイト数に加
算する。IEFである場合は、32バイトを親DF(M
F)の管理領域内空きバイト数に加算する。
【0026】さらに、削除ファイルの領域の消去と、既
存ファイルの移動を行う。#1:消去DIR−AD(対
象アドレス)で指し示されるDIRがWEFのときWE
F消去サイズ(WEFデータ格納エリアのサイズ)を保
存する。#2:移動処理は、(消去DIR−AD−3
2)から(CRT−DP+32)の指し示すDIRまで
順次以下の処理を行う。後述する<DIR移動処理>、
<WEFデータ部移動処理>によって行う。#3:CR
T−DPに32加算する。#4:CRT−DPによって
指し示されるアドレスに32バイトのFFhを書き込
む。これにより、ディレクトリが移動した後の領域がク
リアされる。
【0027】次に、<DIR移動処理>について説明す
る。図3、図4は、DIR移動処理を説明する図であ
る。<DIR移動処理>まず、「共通部分」について説
明する。#1:移動しようとする対象DIRの親DF格
納ページが、消去DIR−ADをページ変換したものよ
り小さいときに、対象DIRの親DF格納ページに1加
算する。例えば、図4(a)では、対象DIRの親DF
格納ページ「251」は、消去DIR−ADをページ変
換したもの「252」より小さい。よって、この場合に
は、対象DIRの親DF格納ページに1加算して「25
2」に修正する。なお、ページ変換とは、2バイトで表
されているメモリの実アドレスをページの概念を用いて
表すことをいう。
【0028】#2:対象DIRが「WEF」で、「WE
F消去サイズ」が0以外の両方を満たさないときに、
‘WEFデータ開始アドレス’を保存するエリアを0ク
リアして‘#4’ヘ進む。この場合には消去の対象とな
っているファイルがDF、IEF等、データ部を伴わな
いファイルだからである。次に、「WEF処理」につい
て説明する。#3:‘WEFデータ開始アドレス’を別
途保存し、移動しようとするディレクトリに保存されて
いるWEFデータ開始アドレス、ライトアペンドポイン
タ書込み可能最終アドレス、アドレステーブルポインタ
をWEF消去サイズ分減算した値に変更する。なお、ア
ドレステーブルポインタの内容を変更するのは、対象と
なっているWEFが可変長のレコードファイルである場
合である。#4:編集を行った対象DIRを32加算し
たアドレスに書き戻す。
【0029】次に、<WEFデータ部移動処理>につい
て説明する。図5は、WEFデータ部移動処理を説明す
る図である。#1:‘WEFデータ開始アドレス’の保
存エリアが0以外のときに、以下の処理を行う。#2:
保存したWEFデータ開始アドレスから、WEF管理領
域のバイト数分のデータを「保存したWEFデータ開始
アドレス−WEF消去サイズ」アドレスへ移動する。#
3:「保存したWEFデータ開始アドレス−WEF消去
サイズ+WEF管理領域バイト数」アドレスよりWEF
消去サイズ分「FFh」を書き込む。これにより、移動
後に生じた空き領域のデータがクリアされる。
【0030】ここで、WEFリニア可変長「アドレステ
ーブルポインタ」とCRCの書き換え動作について説明
する。#1:9F80hをチェック用DIRとしてセッ
トする。9F80hは、図8に示す例では、トランスポ
ートIEFディレクトリのアドレスであり、このアドレ
スより下位のアドレスにMF配下のDF、EFのディレ
クトリが格納されている。#2:チェック用DIRより
32減算する。#3:チェック用DIRがCRT−DP
と同じときに終了する。#4:チェック用DIRが「W
EFリニア可変長」以外のときに、‘#2:’へ戻る。
#5:後述する<アドレステーブルポインタ修正処理>
を実行する。#6:<アドレステーブルポインタCRC
修正処理>を実行する。#7:‘#2:’へ戻る。
【0031】次に、<アドレステーブルポインタ修正処
理>について説明する。#1:WEFデータエリア開始
アドレス+管理領域バイト数−2で指し示す内容を移動
前WEF先頭アドレスとして取得する。#2:移動前W
EF先頭アドレス−WEF消去サイズによって得た値を
「移動後差分アドレス」として保存する。#3:アドレ
ステーブルポインタ+1を修正アドレスとしてRAM1
4に保存する。#4:現在のレコード数を保存し、0の
ときに処理を終了する。#5:修正アドレスを含むペー
ジを読み込みページデータとして保持する。#6:修正
アドレスを32で割った余りを‘ページ位置’として保
持する。#7:修正アドレスより2バイトを読み込む。
#8:読み込んだデータを移動した後に、差分アドレス
を修正データとして保持する。#9:修正データ上位を
ページデータの‘ページ位置’番目にセットする。#1
0:‘ページ位置’に1加算し、32のときに、1ペー
ジの書き戻しを行い、‘ページ位置’を0クリアし、次
ページの読み込みを行う。#11:修正データの下位を
ページデータの‘ページ位置’番目にセットする。#1
2:‘ページ位置’に1加算し、32のときに、1ペー
ジの書き戻しを行い、‘ページ位置’を0クリアする。
#13:現在のレコード数より1減算し、0のときに処
理を終了する。
【0032】<アドレステーブルポインタCRC修正処
理>について説明する。#1:ファイル最終アドレスを
保持し、レコード登録個数を取得する。#2:レコード
登録個数0のときに、処理を終了する。#3:保持した
アドレスにより2減算する。#4:CRCチェック実行
し、実行結果を保持する。#5:レコード登録数を1減
算する。#6:‘#2:’へ戻る。
【0033】以上説明したように、本実施形態では、D
ELETEコマンドを用いてカレントファイルを削除す
ることが可能となっている。しかも、DELETEコマ
ンドを利用してファイルを削除した場合には、削除され
たディレクトリ(データ格納エリア)の存在した位置か
らCRT−DP(CRT−AP)の位置までに存在する
他のディレクトリ(データ格納エリア)が、削除された
ディレクトリ(データ格納エリア)の大きさの分だけ上
位アドレス(下位アドレス)の方向へ移動される。した
がって、不使用のファイルを必要に応じて削除し、EE
PROM15の空き容量を増大させることができるとと
もに、ファイルを削除した結果として、ディレクトリ
(データ格納エリア)の間に未使用領域が発生し、メモ
リの有効利用が阻害されるという事態が防止される。
【0034】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、不要なファイルを削除することにより、メモリ資
源を有効に活用することが可能である。請求項2又は請
求項3に係る発明によれば、ファイルを削除するのみな
らず、移動手段により、他のデータ領域又はディレクト
リ領域を移動するので、ファイルを削除した結果生じた
メモリの空き領域は、メモリの中央部において連続した
一の未使用領域を形成し、メモリを最大限有効に利用す
ることを可能にする。
【0035】請求項4によれば、消去手段は、データ領
域を消去したファイルの親ファイルが有する空き容量記
憶部に、消去したディレクトリ領域のメモリ容量等を加
算するので、親ファイルの空き容量記憶部には、ファイ
ルを消去した後にも適正な値が記憶される。請求項5に
係る発明によれば、削除したファイルの親ファイルが容
量親依存ファイルであるときは、ファイルを削除した結
果生じたメモリの空き容量は、さらに上位の階層にある
適切なファイルの空き容量記憶部に加算される。
【0036】請求項6に係る発明によれば、ディレクト
リ領域が有する位置情報記憶部の内容は、消去されたデ
ータ領域のメモリ容量に基づいて変更されるので、デー
タ領域が移動された後にも適正な値を有する。請求項7
に係る発明によれば、移動手段により移動されるファイ
ルが可変長レコード構造のファイルである場合には、デ
ータ領域に格納されている各レコードのアドレス情報
は、消去されたデータ領域のメモリ容量に基づいて変更
されるので、上記アドレス情報は、データ領域が移動さ
れた後も適正な値を有する。
【0037】請求項8に係る発明によれば、移動手段に
より移動されるファイルが可変長レコード構造のファイ
ルであって、そのアドレス情報が変更された場合は、変
更後のアドレス情報に基づいてデータ領域に格納されて
いる誤り検出符号も変更されるので、データ領域が移動
された後も誤り検出符号が適正な値を有する。請求項9
に係る発明によれば、移動手段は、最終データ位置記憶
手段の記憶する情報に基づいて特定される位置までに存
在するデータ領域を移動するので、ファイルのデータ部
が格納されていない領域のデータを移動する不都合が回
避される。
【0038】請求項10に係る発明によれば、移動手段
は、最終ディレクトリ位置記憶手段の記憶する情報に基
づいて特定される位置までに存在するディレクトリ領域
を移動するので、ファイルのディレクトリが格納されて
いない領域のデータを移動する不都合が回避される。請
求項11に係る発明によれば、選択手段は、選択してい
るファイルのディレクトリ領域又はデータ領域が消去さ
れたときは、選択していたファイルの親ファイルを選択
するので、ファイルが消去されても、選択手段が実体の
ないファイルを選択する事態が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードに使用するDELET
EコマンドのAPDUを示す図である。
【図2】DELETEコマンドを処理するICカード1
0の動作を示す流れ図である。
【図3】DIR移動処理を説明する図である。
【図4】DIR移動処理を説明する図であって、図3に
説明された処理に続く処理を説明する図である。
【図5】WEFデータ部移動処理を説明する図である。
【図6】従来のICカードの構成、及びそのICカード
とリーダライタ装置との接続関係を示すブロック図であ
る。
【図7】EEPROM15内のファイル構成を示す図で
ある。
【図8】EEPROMのファイル格納イメージを示す図
である。
【図9】EEPROMのファイル格納イメージを示す図
であって、図8と異なるものを示す図である。
【符号の説明】
11 I/Oインタフェース12 CPU13 ROM
14 RAM15 EEPROM20 リーダライタ装

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カレントファイルを削除することを特徴
    とするICカード。
  2. 【請求項2】 1又は2以上のファイルを格納可能なメ
    モリを有し、前記ファイルのディレクトリ領域は、前記
    メモリの一方の端部から未使用な領域が存在しないよう
    に順に格納され、前記ファイルのデータ領域は、前記メ
    モリの他方の端部から未使用な領域が存在しないように
    順に格納されているICカードにおいて、外部からの命
    令により前記ファイルの1つを選択する選択手段と、前
    記選択手段により選択されているファイルのデータ領域
    を消去する消去手段と、前記消去手段により消去された
    データ領域より前記メモリの一方の端部側に他の前記デ
    ータ領域が存在する場合に、前記メモリの他方の端部側
    へ、前記消去されたデータ領域のメモリ容量分だけ、前
    記他のデータ領域を移動させる移動手段とを有すること
    を特徴とするICカード。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のICカードにおいて、
    前記消去手段は、前記選択手段により選択されているフ
    ァイルのディレクトリ領域を消去し、前記移動手段は、
    前記消去手段により消去されたディレクトリ領域より前
    記メモリの他方の端部側に他の前記ディレクトリ領域が
    存在する場合に、前記メモリの一方の端部側へ、前記消
    去されたディレクトリ領域のメモリ容量分だけ、前記他
    のディレクトリ領域を移動させることを特徴とするIC
    カード。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のICカー
    ドにおいて、前記ディレクトリ領域は、自己の前記デー
    タ領域における空き容量を記憶する空き容量記憶部を有
    し、前記消去手段は、前記データ領域を消去したファイ
    ルを配下に有する親ファイルの前記空き容量記憶部の内
    容を、前記消去したディレクトリ領域のメモリ容量又は
    前記消去したディレクトリ領域及びデータ領域のメモリ
    容量を加算することにより、変更することを特徴とする
    ICカード。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のICカードにおいて、
    前記ファイルには、前記データ領域の空き容量が、前記
    親ファイルが管理する前記データ領域の空き容量と同一
    である容量親依存ファイルがあり、前記消去手段は、前
    記空き容量記憶部の内容を変更しようとする前記親ファ
    イルが前記容量親依存ファイルである場合は、前記親フ
    ァイルの上位階層にある前記親ファイルの前記空き容量
    記憶部の内容を変更することを特徴とするICカード。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、前記ディレクトリ領域
    は、前記データ領域が占有するメモリ領域の位置に関す
    る情報を記憶する位置情報記憶部を有し、前記移動手段
    は、前記消去されたデータ領域のメモリ容量に基づい
    て、前記位置情報記憶部の内容を移動された前記データ
    領域の位置情報に変更することを特徴とするICカー
    ド。
  7. 【請求項7】 請求項2から請求項6までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、前記移動手段により移
    動されるファイルが可変長レコード構造のファイルであ
    るか否かを判断する判別手段を有し、前記移動手段は、
    前記判別手段が前記ファイルが可変長レコード構造のフ
    ァイルであると判断したときは、前記ファイルのデータ
    領域に格納されている各レコードについてのアドレス情
    報を、前記消去されたデータ領域のメモリ容量に基づい
    て、移動された前記データ領域における前記各レコード
    のアドレスに変更することを特徴とするICカード。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のICカードにおいて、
    前記移動手段は、前記アドレス情報を変更した場合に、
    変更後の前記アドレス情報に基づいて、前記データ領域
    に格納されている誤り検出符号を変更することを特徴と
    するICカード。
  9. 【請求項9】 請求項2から請求項8までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、前記データ領域のう
    ち、前記メモリの一方の端部に最も近い位置に格納され
    ているものの位置に関する情報を記憶する最終データ位
    置記憶手段を有し、前記移動手段は、前記消去手段によ
    り消去されたデータ領域の位置から、前記最終データ位
    置記憶手段の記憶する情報に基づいて特定される位置ま
    でに存在する前記データ領域を移動することを特徴とす
    るICカード。
  10. 【請求項10】 請求項2から請求項9までのいずれか
    1項に記載のICカードにおいて、前記ディレクトリ領
    域のうち、前記メモリの他方の端部に最も近い位置に格
    納されているものの位置に関する情報を記憶する最終デ
    ィレクトリ位置記憶手段を有し、前記移動手段は、前記
    消去手段により消去されたディレクトリ領域の位置か
    ら、前記最終ディレクトリ位置記憶手段の記憶する情報
    に基づいて特定される位置までに存在する前記ディレク
    トリ領域を移動することを特徴とするICカード。
  11. 【請求項11】 請求項2から請求項10までのいずれ
    か1項に記載のICカードにおいて、前記選択手段は、
    選択している前記ファイルの前記ディレクトリ領域又は
    前記データ領域が消去されたときは、前記選択していた
    ファイルの前記親ファイルを選択することを特徴とする
    ICカード。
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