JPH04173163A - プリンタコントローラ - Google Patents

プリンタコントローラ

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JPH04173163A
JPH04173163A JP29822390A JP29822390A JPH04173163A JP H04173163 A JPH04173163 A JP H04173163A JP 29822390 A JP29822390 A JP 29822390A JP 29822390 A JP29822390 A JP 29822390A JP H04173163 A JPH04173163 A JP H04173163A
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Pending
Application number
JP29822390A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nakanishi
昌弘 中西
Keiji Izumi
恵治 泉
Yoshio Mogami
善雄 最上
Noriyuki Nakayama
則幸 中山
Toru Fujii
透 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はホストコンピュータよりダウンロードされる、
複数のフォントデータ、及び少なくとも1つのプリンタ
コマンドで構成されるコマンドセットをプリンタ内部に
登録し、これらのフォントやコマンドセットを選択使用
することで印字出力を行うプリンタコントローラに関す
る。
更に詳細には、ローカルエリアネットワーク等のマルチ
ユーザ環境で使用され、ダウンロードされたフォントや
コマンドセットをプリンタユーザ単位で管理することの
できるプリンタコントロー、うに関する。
[従来の技術] 一般にページプリンタは、複数種類のフォントを内部に
保有しており(以降プリンタ内部に格納されるこれらの
フォントをレジデントフォントと呼ぶ)、プリンタユー
ザはこの中から必要なフォントを選択し印字を行なうこ
とができる。しかし近年ワードプロセッサ、ページレイ
アウトソフトウェア等の各種アプリケーションソフトウ
ェアの発展が著しく、作成する書類の中で非常に多種の
フォントを使用するようになってきた。またページレイ
アウトソフトウェアなどにおいては、ホストコンピュー
タ上で作成されCRT表示されている画像と全く同一の
文書をプリンタで印字するといった(WY S I W
Y G : What You See Is Wha
tYou Get)ことが行なわれている。このような
ソフトウェアを使用する際には、たとえプリンタ内部の
レジデントフォントとして、使用する形状・サイズがほ
とんど同じフォントが用意されていても、例えばCRT
に表示しているフォント(ホストコンピュータ側が保有
している)と、プリンタのレジデントフォントの文字ピ
・ソチがわずかに異なっているだけで、印字された結果
はCRTに表示された画像とは異なってしまう。そこで
ワードプロセッサ等の各種ソフトウェアは、プリンタに
印字データを送出する前に当該書類の中で使用される全
てのフォントをプリンタにダウンロードし、印字には全
てこのダウンロードフォントを使用することで、前記の
不具合を解消している。
また多くのページプリンタはホストコンピュータより転
送されたビットイメージを印刷する機能を有するため、
印刷する書類の各ページに会社のロゴ等を印刷すること
も多い。このようなビ・ソトイメージを印刷するには数
キロバイトの情報量を転送しなければならず、各ページ
ごとにこのデータを転送することはプリントジョブ全体
のスループットを著しく落とすことになる。このため例
えばHP社のプリンタコマンド言語体系(以降PCL体
系と呼ぶ)では、マクロ機能をサポートしており、ホス
トコンピュータより転送された種々のコマンド群をマク
ロとして定義し、以後は数バイトのマクロ実行命令を転
送することで、定義されたマクロを実行することができ
る。この機能を使用することで、プリントジョブ全体の
スループットの低下を防ぐといった方法が使用されてい
る。
従来はこのような方法で、プリンタユーザは自分専用の
コンピュータ上のアプリケーションソフトウェアで所望
の書類を作成し、自分専用のページプリンタにデータを
転送することで印刷を行なってきた。ところが近年ペー
ジプリンタ高速化、ローカルエリアネットワーク技術の
発展にともなって、複数のコンピュータを1つのネット
ワーク下で稼働させ、1台のプリンタを共用するといっ
た環境が増えている。このようなリモートプリント環境
、すなわちマルチユーザ環境でプリンタに前記のような
印刷を行なうためには、ユーザは一度ダウンロードした
フォントやマクロの来歴をユーザ自身で管理しなければ
ならない。
つまり先に述べたPCLC諸言語体系下いては、フォン
トのサイズや字体等の各種属性条件を指定することで、
フォントの選択が実行できる。
しかしながら、PCL言語体系ではフォントの細部構造
までは規定していないので、あるプリンタユーザがダウ
ンロードしたフォントと同一の属性条件を有する別のフ
ォントをプリンタにダウンロードした場合、フォントの
各種属性条件を指定し7ても条件比較に合致するフォン
トが複数個存在することになり、必ずしも所望のフォン
トの選択が実行されるとは限らない。
またPCLC諸言語体系下いては、フォントやマクロは
それぞれ単一のID番号を付加されており、このID番
号を指定することで所望のフォントやマクロを選択する
ことができる。また、あるID番号で一度フォントをダ
ウンロードした後で、同じID番号でフォントをダウン
ロードすると、以前にダウンロードされたフォントはプ
リンタ内部のメモリより消去され、新しいフォントのみ
プリンタに格納される。このためプリンタにフォントや
マクロを一度ダウンロードしても、その後に別のユーザ
によってプリンタが使用されると、以前にダウンロード
したフォントやマクロがプリンタ内に存在するとは限ら
ない。
そこでプリンタを再度使用する時には、以前にダウンロ
ードした情報が残っているかどうかを確認するか、ある
いは大量のフォントやマクロを再びダウンロードしなけ
ればならず、このことは各ユーザにとってのジョブの効
率を大きく低下させ= 6− る要因となっている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の問題を解決し、複数のプリンタユーザが
フォントやマクロなどのプリンタにダウンロードした情
報がプリンタコントローラ内に存在しても、ユーザ別に
プリンタにダウンロードした情報を正確に選択でき、し
かも、あるプリンタユーザがプリンタにダウンロードし
たフォントやマクロ等の情報を、別のユーザが不用意に
消去してしまうことのない、マルチユーザ環境のページ
プリンタコントローラを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、使用者識別情報を外部から指示登録するた
めの識別指示登録手段と、使用者識別を定義可能なフォ
ントならびに印字環境の印字情報を外部から登録するた
めの印字情報登録手段とを有し、前記識別指示登録手段
で指示登録さた使用者識別情報と前記印字情報登録手段
に登録された印字情報に定義された使用者識別情報が同
一であるとき、この同一条件の印字情報によるプリンタ
の使用を可能にするとともにこの条件にあるときの前記
印字情報を前記印字情報登録手段から消去することが可
能なことを特徴としている。
また、印字情報はダウンロードフォントまたは少なくと
も一つのプリンタコマンドから構成されるコマンドセッ
トであることを特徴としている。
[作 用] このように構成することにより、マルチユーザ環境のプ
リンタをユーザ単位で管理可能にし、かつ他のユーザに
より不用意に情報が消されてしまうことを防ぐことがで
きる。
[実施例コ 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。第1図はこの実施例のハードウェアおよびソフトウェ
アの概略構成を示している。同図において、1は当実施
例のプリンタコントローラの制御を行うためのCPUで
あり当該CPUのバスには次に記す要素を接続している
2は制御プログラムを格納した読み出し専用プログラム
ROM、3は各種制御情報の書き込み・読み出しを行う
ためのワークRAM、4はレジデント・フォントの幅・
高さ等のサイズ情報およびビットイメージパターンの形
状情報を格納したフォントROM、5はホストコンピュ
ータよりダウンロードされたフォントのビットイメージ
パターンを格納するためのフォントRAM、6はホスト
コンピュータより入力された各種コマンドに応じて、プ
リンタエンジンに転送する画像を作成するためのイメー
ジRAM、7はホストコンピュータ9からプリンタに各
種データを転送するためのホストI/F、8は前記イメ
ージRAMに生成したイメージデータ、及びプリンタエ
ンジン8aとの各種コマンド・スティタス情報をやり取
りするためのエンジンI/Fである。
これらのハードウェアに対して、ソフトウェアにより管
理される制御情報ブロック3aとフォントディスクリブ
タブロック3bおよびキャラクタディスクリブタブロッ
ク3cが用意される。
制御情報ブロック3aはワークRAM3に生成される情
報であり、次に示すようなホストコンピュータよりコマ
ンドにより指定された種々の情報が格納される。
・フォントを選択するための種々の属性情報であり、文
字高、文字ピッチ、タイプフェイス(字体)等のフォン
ト属性情報および各フォント各々が有するフォント識別
子情報等を有する。
・現在使用中のユーザを表すための使用者識別子。
・印字環境を規定するための情報であり、用紙内におけ
る上下左右の印字エリア端部(マージン)位置、印字す
る際の文字ピッチ、行ピッチ等を有する。
また、フォントディスクリブタブロック3bも第2図に
その構成が示されるような、ワークRAM3に生成され
る情報であり、前記のレジデントフォントやホストコン
ピュータからダウンロードされるフォントなどの当プリ
ンタコントローラで使用される全てのフォントについて
、各フォントセット単位の属性情報を格納するためのフ
ォー 1〇 − ントディスクリブタを複数連結させた情報ブロックであ
る。本実施例では128フオントセツトのフォントディ
スクリブタでフォントディスクリブタブロック3bを構
成する。
電源投入時に当プリンタコントローラはレジデントフォ
ントが格納されたフォントROM4を読み出し、各フォ
ントセット単位の属性情報をこのフォントディスクリブ
タブロック3bにアップロードする。またホストコンピ
ュータよりフォントがダウンロードされると、当プリン
タコントローラはダウンロードされたフォントの属性に
従って、当該フォントに対応するフォントディスクリブ
タを追加する。生成されたレジデントフォントに対する
フォントディスクリブタは、電源OFF時まで消去され
ない。またダウンロードフォントに対するフォントディ
スクリブタは、ホストコンピュータからダウンロードフ
ォントの消去命令が指示されるまで保持される。
各フォントディスクリブタは文字ピッチ、文字の高さ等
の属性条件によりフォントを選択する際に使用するため
の情報で構成されており、第2図に示すように下記の情
報が格納される。
・フォントディスクリブタ使用フラグ 個々のフォントディスクリブタそれぞれが使用されてい
るかどうかを示すためのフラグである。
・使用許可識別子 当該フォントを使用したり削除したりすることのできる
ユーザを規定するための識別子である。
・フォントID 当該フォントを規定するためのID番号であり、すべて
のダウンロードフォントにはこのフォントIDが付加さ
れる。
一シンボルセット 8ビツトの文字コードとそれぞれの文字形状とを対応付
けするための情報である。
8ビツトの文字コードで規定される文字の数は最大でも
256個であるのに対し、各国の文字、例えばドイツ語
のウムラウト付きの文字(eなど)、ギリシャ文字(σ
など)の総数はこれを超えている。そこで各国別のシン
ボルセ・ントを用意し、文字コードと実際の文字形状と
の対応をそれぞれのシンボルセットごとに定義すること
で、前記のような各国の独自の文字をサポートしている
−スペーシング 固定ピッチ用のフォントか、プロポーショナルスペーシ
ング用のフォントかを示す。
・CI”1 固定ピッチフォントの時に有効となる情報であり、当該
フォントが印字される際の推奨文字間隔を示す情報であ
り、1インチあたりの文字数で表される。
・ポイントサイズ フォントサイズの高さを示す情報であり、ポイント(1
/72インチ)を単位として表される。
・スタイル 正体フォントか斜体フォントかを示す。
・ストロークウェイト 当該フォントに属する文字の太さを示す。
・タイプフェイス 当該フォントに属する文字の字体を示す。
・キャラクタディスクリブタ先頭アドレス当該フォント
に対応するキャラクタディスクリブタの先頭アドレスを
示す。
キャラクタディスクリブタブロック3cは、ワークRA
M3に生成される情報であり、前記のレジデントフォン
トやホストコンピュータからダウンロードされるフォン
トなどの当プリンタコントローラで使用される全てのフ
ォントに従属するキャラクタディスクリブタを128フ
オントセツト分連結した情報ブロックである。
さらに各キャラクタディスクリブタは当該フォントセッ
トに従属する文字の1文字パターン単位の情報を、たと
えば256文字分、文字コード順に記述したディスクリ
ブタであり、実際にイメージパターンをイメージRAM
6に展開する際に使用される。
これらのキャラクタディスクリブタは第3図に示すよう
に、文字単位のディスクリブタには次に記す情報が格納
される。
・文字幅 当該キャラクタパターンの幅方向のサイズをドツト単位
で示す情報。
・文字高 当該キャラクタパターンの高さ方向のサイズをドツト単
位で示す情報。
・Xオフセット 当該文字のイメージパターンを前記のイメージRAM6
に展開する際に使用される情報であり、カレントのカー
ソル位置とイメージパターン展開開始位置とのX方向(
用紙幅方向)の長さを示すための情報。
φYオフセット 当該文字のイメージパターンを前記のイメージRAM6
に展開する際に使用される情報であり、カレントのカー
ソル位置とイメージパターン展開開始位置とのY方向(
用紙長さ方向)の長さを示すための情報。
・ピッチ プロポーショナルスペーシングの時に有効となる値であ
り、当該文字のイメージパターンを前記のイメージRA
M6に展開した後のカーソルの移動量を示した情報。
・イメージアドレス 当該文字のイメージパターンか格納されるレジデントフ
ォントROM4あるいはフォントRAM5上のアドレス
を示す。
これらの情報のほかフォントRAM5上に作成される情
報として、キャラクタイメージパターン情報があり、こ
の情報はホストコンピュータよりフォントをダウンロー
ドされることで生成され、ホストコンピュータからの各
種コマンドに従って、イメージRAM6上に画像を展開
する際に使用される、各文字ごとの形状を記憶するため
のエリアである。各フォントセットに従属する各文字ご
との形状格納アドレスは前記キャラクタディスクリブタ
によって、文字コード別に管理されている。
次にこのような構成になるプリンタコントローラの動作
を説明する。
動作の第1の実施例は、プリンタコントーラに電源を投
入した後で、プリンタコントーラに格納されているレジ
デントフォントを用いて印字を行なうための処理である
プリンタコントローラに電源が投入され第4図のフロチ
ャートに示すように、メモリ・Iloのチエツクおよび
初期化処理が終了すると、プリンタコントローラはレジ
デントフォントROM4内に格納されたレジデントフォ
ントディスクリブタを読み出し、フォント選択に必要な
情報をワークRAMB上のフォントディスクリブタブロ
ック3bにロードするための処理を実行する。レジデン
トフォントには使用許可識別子が付加されていないため
、生成された各フォントディスクリブタの使用許可識別
子情報にはたとえば0を格納する。
続いてプリンタコントローラはプログラムROM2内に
格納された、フォント選択用属性情報の初期値を読みだ
し、この値を前記制御情報ブロック3aに書き込む。こ
の時制御情報ブロック3a内の使用者識別子には、プリ
ンタユーザがまだ規定されていないため、例えば0を格
納する。
次に第5図のフローに示すように、プリンタコントロー
ラは前記制御情報ブロック3aに格納されたフォント選
択用属性情報に従って、次の手順で使用するフォントの
選択を行なう。
まずプリンタコントローラは128個の各フォントディ
スクリブタの中のフォントデ、fスクリプタ使用フラグ
を調べ、フォントが定義されているフォントディスクリ
ブタのみをピックアップする。
次にプリンタコントローラは前記制御ブロック3a内の
使用者識別子を調べ、プリンタユーザが既に規定されて
いるかどうかを調べる。プリンタユーザが規定されてい
る場合には、前記のピックアップされたフォントディス
クリブタの中の使用許可識別子を参照し、該使用許可識
別子が定義されていない(0に設定されている)フォン
トと、該使用許可識別子が使用者識別子と一致するフォ
ントのみを更にピックアップする。この場合またプリン
タコントローラ内部にダウンロードフォントが存在せず
、またプリンタユーザも規定されていないため、ここま
での過程でピックアップされたフォントはレジデントフ
ォントのみとなる。
引続きプリンタコントローラはシンボルセット、スペー
シング等のそれぞれのフォント属性について、既定の順
序で前記制御情報ブロック内のフォント属性情報と、ピ
ックアップされている各フォントディスクリブタ内のフ
ォント属性情報との比較を行い、条件を満たすフォント
ディスクリブタ1個を最後に選び出す。
フォント選択が終了し、更に詳細は記述しない他の環境
条件の初期化処理が終了すると、プリンタコントローラ
はホストコンピュータに対して、ホストI/F7を通じ
てプリンタレディを伝える。
ホストコンピュータより印字情報(文字コード)が転送
されると、プリンタコントローラは選択されたフォトデ
ィスクリブタに対応するキャラクタディスクリブタを参
照し、個々の文字に対応する情報に従って、前記フォン
トROM4あるいはフォントRAM5から読みだしたイ
メージ情報を前記イメージRAM6に展開する。1ペ一
ジ分のイメージの生成が終了するとプリンタコントロー
ラは前記エンジンI/F8を通してプリンタエンジンに
データを転送する。プリンタエンジンはこのデータに従
って用紙に画像を形成し用紙をプリンタ外部に排出する
次に動作の第2実施例として、プリンタコントローラに
対してホストコンピュータよりフォントをダウンロード
し、さらにこのフォントを用いて印字を行なう処理を、
第6図に示すフローチャートにもとずいて実際の動作順
に説明する。
この実施例の動作は印字処理動作に先立って下記の処理
が行われる。
・フォントのダウンロード ホストコンピュータより既定のフォーマットのフォント
ダウンロードコマンド及びそれに続くフォントデータが
転送されると、プリンタコントローラはこのダウンロー
ドフォントに、先に転送されたフォントID設定コマン
ドによって規定されるフォントIDを付加する。
・フォントの消去 ホストコンピュータよりダウンロードフォント消去コマ
ンドが転送されると、プリンタコントローラは、先に転
送されたフォントID設定コマンドによって規定される
フォントを消去する。このフォント消去コマンドには、
指定したIDを有するフォントのみを消去するためのコ
マンド以外に、全てのダウンロードフォントを消去する
コマンドがある。
プリンタユーザはフォントデータのダウンロードに先だ
って、ステップ60においてホストコンピュータよりフ
ォントID設定コマンドを送出する。プリンタコントロ
ーラはこのIDを受けてステップ61で装置内に記憶す
る。
本実施例では全てのダウンロードフォントは各々を識別
するための単一のID番号を付加されており、次に述べ
るようなダウンロードフォントに対する各種処理を行な
うフォントを一義的に規定するためのコマンドである。
プリンタユーザはフォントIDコマンドの設定が終了す
ると、既定のフォーマットのフォントダウンロード開始
コマンド及びフォントデータをステップ62でホストコ
ンピュータより転送する。
プリンタコントローラはフォントダウンロード開始コマ
ンドを受は取ると、ステップ63〜65で前記フォント
ディスクリブタブロック3bに属する全てのフォントデ
ィスクリブタの使用許可識別子を使用者識別子と比較す
ることで、当該プリンタユーザにアクセスが許可された
フォントをピックアップする。次にピックアップされた
全てのフォントのフォントIDと、先に転送されたフォ
ノ)ID設定コマンドによって設定されたフォントID
とを比較することで、当該フォントIDを有するフォン
トが既に存在するかどうかをステップ66で調べる。同
一のフォントIDを有するフォントが既に存在している
と、プリンタコントローラはステップ67で以前に転送
されたこのフォントを消去する。
続いてプリンタコントローラは前記フォントディスクリ
ブタブロック3bの空きを調べ、ステップ68で1個の
フォントディスクリブタを獲得し、獲得したフォントデ
ィスクリブタ内の前記フォノトディスクリプタ使用フラ
グを設定する。次にプリンタコントローラは前記制御情
報ブロック3a内の使用者識別子を、ステップ69で当
該フォントディスクリブタ内の使用許可識別子エリアに
書き込む。この場合使用者識別子がまだ規定されていな
いためこのエリアには0が書き込まれる。次にプリンタ
コントローラはホストコンピュータより転送されたフォ
ントデータに従ってステップ70で当該フォントディス
クリブタに各種フォント属性情報を書き込む。さらに対
応するキャラクタディスクリブタに各文字ごとの情報を
書き込むとともに、ステップ71でプリンタユーザから
送られるイメージデータにもとずき、前記フォントRA
M5にフォントの形状を表すイメージデータをステップ
72で格納する。
次にプリンタユーザはここでダウンロードしたフォント
を使用するためにフォント選択コマンドをホストコンピ
ュータより転送する。フォントの選択方法には下記の2
種類の方法がある。
1、フォントIDを指定する方法 フォントをダウンロードする際に設定されたフォントI
Dを指定することで、フォントを選択する方法である。
2、フォントの各種属性を指定する方法フォントディス
クリブタの構成説明のところで述べた、シンボルセット
、スペーシング、ポイントサイズ等の各種フォント属性
を指定することで、フォントを選択する方法である。こ
の方法はダウンロードしたフォントのIDすべてをプリ
ンタユーザが覚えておく必要がないという利点を有する
が、各種属性比較に合致するフォントか複数個存在した
ときには、必ずしも所望のフォントを選択できないとい
う欠点を有している。
プリンタコントローラはフォント選択コマンドを受ける
と、第1の実施例の中のレジデントフォントを選択する
手順で説明したのと同様に前記のフォントディスクリブ
タブロック3bに属するすべてのフォントディスクリブ
タのフォントディスクリブタ使用フラグを調べ、フォン
トが定義されているフォントディスクリブタのみをピッ
クアップする。次にピックアップされたフォントの中か
ら、該使用許可識別子が定義されていない(Oに設定さ
れている)フォントと、使用許可識別子が使用者識別子
と一致するフォントをピックアップする。この場合使用
者識別子が未定義のため、全てのフォントがピックアッ
プされる。次に受信したフォント選択コマンドに従って
、ピックアップされたフォントの中から、フォントID
あるいはフォント属性に合致するフォント1個を選び出
す。
以降節1の実施例と同様に処理を行い、ホストコンピュ
ータから転送された情報に従って、用紙への印字を行な
う。
次に動作の第3の実施例として、ダウンロードしたフォ
ントをプリンタ内より消去する処理を、実際の動作順に
説明する。
プリンタユーザはフォントの消去コマンドに先だって、
ホストコンピュータよりフォントID設定コマンドを転
送する。続いてプリンタユーザは指定フォント消去コマ
ンドを転送する。
プリンタコントローラは指定フォント消去コマンドを受
は取ると、前記フォントディスクリブタブロック3bに
属する全てのフォントディスクリブタのフォントディス
クリブタ使用フラグを調べることで、現在プリンタに登
録されている全てのフォントをピックアップする。続い
てピックアップされた各フォントディスクリブタの使用
許可識別子と、前記制御情報ブロック3a内の使用者識
別子を比較することで、当該使用者がアクセスを許可さ
れている全てのフォントをピックアップする。この場合
使用者識別子、各フォントの使用許可識別子すべてがと
もにOであるため、実際には全てのフォントがピックア
ップされている。次にプリンタコントローラはピックア
ップされた全てのフォントディスクリブタのフォントI
Dを参照し、消去するフォント1個を選択する。最後に
プリンタコントローラはここまでの処理で選択されたフ
ォントに対応するフォントディスクリブタ、キャラクタ
ディスクリブタ、フォントイメージメモリを開放するこ
とで、指定したフォントをプリンタ内部より消去する。
次に動作の第4の実施例として、第1プリンタユーザ(
使用者識別子を1番とする。)がプリンタコントローラ
に対してホストコンピュータよりフォントをダウンロー
ドした後に、別の第2プリンタユーザ(使用者識別子を
2番とする。)がさらに別のフォントをダウンロードし
たときの処理を、実際の動作順に説明する。
第1プリンタユーザはプリントジョブの開始に先だって
、ホストコンピュータより使用許可識別子1番を出力す
る。プリンタコントローラはこのコマンドを受は取って
、転送された識別子を前記制御情報ブロック3aに格納
する。続いて第1プリンタユーザは第2の実施例と同様
に、ホストコンピュータよりフォントIDを100番と
して、フォントID設定コマンドを送出した後に、フォ
ントダウンロード開始コマンド及びフォントデータをホ
ストコンピュータより転送する。
プリンタコントローラはこれをうけ、第2の実施例で説
明したのと同様に、まずプリンタコントローラは128
個の各フォントディスクリブタの中のフォントディスク
リブタ使用フラグを調べ、フォントが定義されているフ
ォントディスクリブタのみをピックアップする。続いて
ピックアップされたフォントディスクリブタすべての使
用許可識別子を、あらかじめ指定された使用者識別子1
番と比較することで、当該プリンタユーザにアクセスが
許可されたフォントをピックアップする。
次にピックアップされた全てのフォントのフォントID
と、先に転送されたフォントID設定コマンドによって
設定されたフォントID、100番とを比較することで
、当該フォントIDを有するフォントが既に存在するか
どうかを調べ、該当するフォントが存在していればこの
フォントを消去する。この場合使用許可識別子に1が設
定されたフォントが存在しないため、フォントの消去は
行なわれない。
次に第1プリンタユーザはここでダウンロードしたフォ
ントを使用するためにフォント選択コマンドをホストコ
ンピュータより転送する。
プリンタコントローラはこれを受けて、前記のフォント
ディスクリブタブロック3bに属するすべてのフォント
ディスクリブタのフォントディスクリブタ使用フラグを
調べ、フォントが定義されているフォントディスクリブ
タのみをピックアップする。次に前記制御ブロック3a
内の使用者識別子を調ベプリンタユーザが既に規定され
ているかどうかを調べる。この場合プリンタユーザが既
に規定されているため、ピックアップされたフォントデ
ィスクリブタの中の使用許可識別子を参照し、該使用許
可識別子が定義されていないフォントと、該使用許可識
別子が使用者識別子と一致するフォントのみを更にピッ
クアップする。これまでに使用者識別子を設定した後に
ダウンロードされたフォントが存在しないため、ここま
での過程では全てのフォントがピックアップされること
になる。
引続きプリンタコントローラは前記同様の手順で指定さ
れた条件に合致するフォント1個の選択を終える。第1
プリンタユーザは所望のプリント−29= ジョブを実行後、プリンタの使用を終了する。
次に第2プリンタユーザはプリントジョブの開始に先だ
って、ホストコンピュータより使用許可識別子2番を出
力する。プリンタコントローラはこのコマンドを受は取
って、転送された識別子を前記制御情報ブロック3aに
格納することで、使用者識別子を1番から2番に変更す
る。続いて第2プリンタユーザは、第1プリンタユーザ
が設定したフォントIDと同じ値のフォントID、この
場合100番をフォントID設定コマンドを用いて送出
した後に、フォントダウンロード開始コマンド及びフォ
ントデータをホストコンピュータより転送する。
プリンタコントローラはこれをうけ前記同様に、まずプ
リンタコントローラは128個の各フォントディスクリ
ブタの中のフォントディスクリブタ使用フラグを調べ、
フォントが定義されているフォントディスクリブタのみ
をピックアップする。
続いてピックアップされたフォントディスクリブタすべ
ての、フォントディスクリブタの使用許可識別子を使用
者識別子と比較することで、当該プリンタユーザにアク
セスが許可されたフォントをピックアップする。この場
合光のプリンタユーザがダウンロードしたフォントは使
用許可識別子(1番)が使用者識別子(2番)と異なる
ため、ピックアップされていない。次にプリンタコント
ローラはピックアップされた全てのフォントのフォント
IDと、先に転送されたフォントID設定コマンドによ
って設定されたフォントID。
100番とを比較することで、当該フォントIDを有す
るフォントが既に存在するかどうかを調べ、該当するフ
ォントが存在していればこのフォントを消去する。この
場合第1プリンタユーザがフォントID100番として
ダウンロードしたフォントは、使用者識別子の参照によ
り、ピックアップから省かれているため、同一のフォン
トIDを有するフォントは存在しないことになり、第1
プリンタユーザのダウンロードしたフォントは保存され
た上で、第2プリンタユーザが転送したフォントが新た
にダウンロードされる。
次に第2プリンタユーザはダウンロードしたフォントを
使用するためにフォント選択コマンドをホストコンピュ
ータより転送する。
前記同様の手順でフォントの選択が実行されるが、使用
者識別子の参照により、第1プリンタユーザがダウンロ
ードしたフォントは選択範囲から外れ、レジデントフォ
ント及び第2プリンタユーザがダウンロードしたフォン
トの中から、指定したフォント属性を満たすフォントが
選択されることになる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変更しない範囲で変形して実施できる。
上記実施例ではホストコンピュータよりダウンロードし
たフォントの扱いについて説明したが、複数のコマンド
で構成されるコマンドセットであるマクロを管理する情
報ブロックに、フォントディスクリブタと同様に使用許
可識別子を設は使用者識別子と比較することで、使用可
能マクロおよび消去可能マクロを選択することで、フォ
ント同様マクロについても同じ効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したようにプリンタを使用するプリンタユーザ
を識別する情報と、プリンタユーザにより外部からプリ
ンタコントローラ内に設定される情報ブロック各々に使
用許可を表す識別情報を付加し、両者を比較することで
選択範囲を限定することが可能になり、マルチユーザ環
境で使用されるプリンタにおいても、各々の情報をプリ
ンタユーザ単位で扱うことが可能になる。
詳細にはマルチユーザ環境で使用されるプリンタにおい
て、他のプリンタユーザの登録した情報の有無やその種
類に関わらずに、プリンタを実際に使用中のプリンタユ
ーザが登録した情報を、正確に選択することができるよ
うになる。プリンタを実際に使用中のプリンタユーザが
登録した情報を、他のプリンタユーザが不用意に消去し
てしまうことが防げるため、プリントジョブを開始する
たびに必要な情報をプリンタに設定し直す必要がなくな
り、プリントジョブの大幅な効率向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のハードウェアおよびソフ
トウェアの血路構成を示すブロック回路図、第2図は同
実施例のフォントディスクリブタブロックの構成図、第
3図は同実施例のキャラクタディスクリブタブロックの
構成図、第4図は実施例のプリンタコントローラの初期
化処理を説明するフローチャート、第5図は同じくフォ
ント選択処理のフローチャート、第6図は印字処理の概
略を説明するフローチャートである。 1・・・・・・CPU      2・・・プログラム
ROM3・・・・・・ワークRAM 3a・・・制御情報ブロック 3b・・・フォントディスクリブタブロック3C・・・
キャラクタディスクリブタブロック4・・・・・・フォ
ントROM  5・・・フォントRAM6・・・・・・
イメージRAM  7・・・ホストI/F8・・・・・
・エンジンI/F 出願人代理人 弁理士 坪井  淳

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)使用者識別情報を外部から指示登録するための識
    別指示登録手段と、使用者識別を定義可能なフォントな
    らびに印字環境の印字情報を外部から登録するための印
    字情報登録手段とを有し、前記識別指示登録手段で指示
    登録された使用者識別情報と前記印字情報登録手段に登
    録された印字情報に定義された使用者識別情報が同一で
    あるとき、この同一条件の印字情報によるプリンタの使
    用を可能にするとともに前記同一条件にあるときの前記
    印字情報を前記印字情報登録手段から消去することが可
    能なプリンタコントローラ。
  2. (2)印字情報はダウンロードフォントまたは少なくと
    も一つのプリンタコマンドから構成されるコマンドセッ
    トであることを特徴とする請求項1記載のプリンタコン
    トローラ。
JP29822390A 1990-11-02 1990-11-02 プリンタコントローラ Pending JPH04173163A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732678A (ja) * 1993-07-22 1995-02-03 Nec Corp 文書出力装置
JPH07148997A (ja) * 1993-11-29 1995-06-13 Canon Inc 画像形成装置
US7808659B2 (en) 2003-09-19 2010-10-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming system

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