JPH07143916A - 机、テーブル等の天板及びその製造方法 - Google Patents

机、テーブル等の天板及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07143916A
JPH07143916A JP29495793A JP29495793A JPH07143916A JP H07143916 A JPH07143916 A JP H07143916A JP 29495793 A JP29495793 A JP 29495793A JP 29495793 A JP29495793 A JP 29495793A JP H07143916 A JPH07143916 A JP H07143916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
inner shell
peripheral frame
back plate
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29495793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3120643B2 (ja
Inventor
Shoji Tsukahara
祥司 塚原
Shunichiro Sekiguchi
俊一郎 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOUKI OORUSUCHIILE KK
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
ITOUKI OORUSUCHIILE KK
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITOUKI OORUSUCHIILE KK, Itoki Crebio Corp filed Critical ITOUKI OORUSUCHIILE KK
Priority to JP05294957A priority Critical patent/JP3120643B2/ja
Publication of JPH07143916A publication Critical patent/JPH07143916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3120643B2 publication Critical patent/JP3120643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポット溶接することなく大型化に耐えられ
る強度を有し且つ脚部を取付けるための支持体の取付け
を可能とし、また外観性の向上と加工を容易にすること
が可能である机、テーブル等の天板及びその製造方法を
提供する。 【構成】 スチール製薄板からなる長方形の基板6の周
囲を下方へ折曲して周枠7を形成するとともに、該周枠
の下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁8を延設し、該
補強縁の四隅を切り欠いて切欠部9を形成してなる内殻
体1を有し、前記切欠部に脚部を取付けるためのナット
10を埋設した支持体2を嵌着するとともに、内殻体の
表裏面に表面板4と裏面板3とを接着し且つ前記周枠に
端部材5を接着し、前記内殻体の基板と裏面板で囲まれ
た空間内に発泡合成樹脂を充填してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強度が大きく大型化に
適した机、テーブル等の天板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内部空間に発泡合成樹脂を充填す
る構造の天板は既に提案されている。即ち、スチール製
の裏面板の周囲に、同じくスチール製の周枠を取付板を
介してスポット溶接により固定し、前記周枠に表面板を
接着するとともに、該周枠の周囲に弾性材からなる端部
材を嵌着し、内部に発泡合成樹脂を注入して発泡させた
構造のものである。尚、前記周枠及び取付板には多数の
透孔を形成し、発泡合成樹脂にて端部材も同時に接合す
るのである。
【0003】しかし、裏面板に取付板を介して周枠をス
ポット溶接する作業は手間がかかるばかりでなく、その
取付位置に寸法誤差やスポット溶接時に熱変形が生じ易
く、更に裏面板にはスポット溶接痕が残る欠点がある。
また、脚部を取付けるためには、スチール製の裏面板に
脚部の取付部材を別途溶接する必要があった。また、こ
の種の天板の端部材は予め所定の断面形状に合成樹脂又
は合成ゴム等で成形されているため、後加工により所望
形状に加工することは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、スチール製薄板から
なる内殻体の構造を工夫することで、スポット溶接する
ことなく大型化に耐えられる強度を有し且つ脚部を取付
けるための支持体の取付けを可能とし、また内殻体と表
面板、裏面板及び端部材との関係を工夫することで、外
観性の向上と加工を容易にすることが可能である机、テ
ーブル等の天板及びその製造方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、スチール製薄板からなる長方形の基板の周
囲を下方へ折曲して周枠を形成するとともに、該周枠の
下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁を延設し、該補強
縁の四隅を切り欠いて切欠部を形成してなる内殻体を有
し、前記切欠部に脚部を取付けるナットを埋設するため
の支持体を嵌着するとともに、内殻体の表裏面に表面板
と裏面板とを接着し且つ前記周枠に端部材を接着し、前
記内殻体の基板と裏面板で囲まれた空間内に発泡合成樹
脂を充填してなる机、テーブル等の天板を構成した。
【0006】ここで、前記端部材の下部に傾斜面を形成
し、天板の周端面の上下幅を狭く設定してなることが好
ましい。
【0007】また、スチール製薄板をプレス抜き加工を
行った後、曲げ加工を行い、長方形の基板の周囲に周枠
を形成するとともに、該周枠の下端縁に内方へ向いた断
面略L字形の補強縁を延設し、該補強縁の四隅に切欠部
を形成してなる内殻体の加工工程と、前記切欠部に脚部
を取付けるナットを埋設するための支持体を嵌合し接着
するとともに、内殻体の裏面に裏面板を接着する裏面板
等の接着工程と、前記裏面板を接着した内殻体の表裏両
面をホットプレスでクランプする保持工程と、前記内殻
体の基板と裏面板で囲まれた空間内に発泡性合成樹脂を
充填し、発泡させてなる樹脂充填工程と、前記内殻体の
基板の表面に表面板を接着するとともに、周枠に端部材
を接着する表面板等の接着工程と、前記端部材を所望形
状に加工する仕上げ加工工程とよりなる机、テーブル等
の天板の製造方法を提供する。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の机、テーブル
等の天板は、スチール製の内殻体を、長方形の基板の周
囲を下方へ折曲して周枠を形成し、該周枠の下端縁に内
方へ断面略L字形の補強縁を延設した構造となしたの
で、スポット溶接によって他の部材を溶接しなくても周
枠と補強縁による構造的な強度を有するとともに、歪み
が少なく、また表面板や端部材も貼り易く、補強縁の四
隅を切り欠いて形成した切欠部に、脚部を取付けるナッ
トを埋設するための支持体を嵌着することで、支持体を
正確な位置に取付けることが可能となり、また内部に発
泡合成樹脂を充填した場合には、該樹脂によって支持体
が固定されるのである。そして、前記内殻体の周枠に端
部材を接着した構造であるので、該端部材を木質材で形
成した場合には、所望の形状に加工が可能である。例え
ば、端部材の下部に傾斜面を形成し、天板の周端面の上
下幅を狭く設定することも可能である。
【0009】また、製造方法においては、内殻体はプレ
ス抜き加工と曲げ加工で一体的に形成するので、手間の
かかるスポット溶接を不用とし、しかも周囲を表面板、
裏面板及び端部材で覆われるので、内殻体自体は塗装す
る必要がなく工程を簡略化でき、また内殻体に加工時に
多少の反りが生じても、裏面板を接着した後、それらを
ホットプレスでクランプして矯正した状態で、内部空間
に発泡性合成樹脂を充填して発泡させることで、該樹脂
が硬化した際には矯正状態で固定することが可能であ
る。また、内殻体の周枠に端部材を接着するものである
から、仕上げ加工によって所望の形状に加工することが
可能であるとともに、該端部材を、ナラ単材、ラミン単
材等のような外観性に優れた素材にすることや、その変
更も可能である。
【0010】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明に係る天板Tの全
体斜視図、図2はその分解斜視図を示し、図中1は内殻
体、2は支持体、3は裏面板、4は表面板、5は端部材
をそれぞれ示している。
【0011】本発明は、スチール製薄板からなる長方形
の基板6の周囲を下方へ折曲して周枠7を形成するとと
もに、該周枠7の下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁
8を延設し、該補強縁8の四隅を切り欠いて切欠部9を
形成してなる内殻体1を有し、前記切欠部9に脚部を取
付けるナット10を埋設するための支持体2を嵌着する
とともに、内殻体1の表裏面に表面板4と裏面板3とを
接着し且つ前記周枠7に端部材5を接着し、前記内殻体
1の基板6と裏面板3で囲まれた空間内に発泡合成樹脂
を充填してなることを要旨としている。
【0012】更に詳しくは、前記内殻体1は、スチール
製薄板をプレス抜き加工にて所定の形状に形成した後、
曲げ加工にて平面視長方形の基板6の周囲を下方へ直角
に折曲して周枠7を形成するとともに、該周枠7の下端
縁を内方へ直角に折曲し且つその内端縁を直角に立ち上
げて断面L字形の補強縁8を形成したものである。ここ
で、前述のプレス抜き加工の際に、内殻体1の裏面側の
四隅に対応する補強縁8を切り欠いておくことで、曲げ
加工した際に、この四隅に切欠部9,…が形成されるの
である。この切欠部9の形状は、平面視L字形となって
おり、支持体2を基板6に直交する方向から嵌着した際
に、該支持体2が基板6に平行な方向へ移動しないよう
にしている。
【0013】前記支持体2は、本実施例では木粉を接着
剤で固めた中質繊維板(MDF)製で形成した平面視正
方形のもので、厚みは前記内殻体1の基板6の内面から
補強縁8の外側面の距離に一致させている。そこで、当
該支持体2を前記切欠部9に嵌合した状態では、切欠縁
9aが支持体2の側面に当接するとともに、補強縁8の
立上り片8aの端縁9bが支持体2の側面に当接し、支
持体2の裏面は補強縁8の下面と面一となる。そして、
該支持体2の中央部には図示しない脚部を取付けるため
のナット10を埋設している。尚、このナット10は、
予め支持体2に埋設しても、また天板Tを組立てた後に
後加工によってアンカーを埋め込むことで形成しても良
く、更に本実施例ではナット10が支持体2の表面に現
れているが、螺孔を除き完全に内部に隠れていても何ら
差し支えない。
【0014】前記裏面板3は、本実施例ではプリント合
板で形成し、四隅の前記支持体2のナット10に対応す
る位置に通孔11,…を形成している。
【0015】前記表面板4は、本実施例では外観性にお
いて木質感を出すために、厚さ4ミリのMDF板の表面
に突板を積層したものを用いているが、素材及び構造は
限定されない。
【0016】前記端部材5は、本実施例ではMDF製の
端材12と、ナラ又はラミンの単材13の二部材で構成
し、前記端材12を内殻体1の周枠7の表面に接着した
後、該端材12の側面に単材13を接着するようにして
いる。この単材13を用いる理由は、外観性において木
質感を出すためであり、従って単材13の厚みは必要最
小限で良い。
【0017】そして、前記内殻体1と裏面板3とで囲ま
れた空間内に充填する発泡性合成樹脂としては、本実施
例では発泡ウレタンを採用しているが、他の公知の発泡
性合成樹脂も採用可能であり、また発泡倍率も低発泡、
高発泡等、天板Tの大きさに応じて適宜設定される。低
発泡とした場合には、天板Tの強度が大きくなるが、重
量が重くなるので、強度が許す限り高い発泡倍率が好ま
しい。また、本実施例では、発泡性合成樹脂を充填する
ために、前記内殻体1の周枠7に注入口14を形成して
あり、この注入口14は複数設けることも可能である。
【0018】次に、本発明の天板Tの製造方法について
説明する。本発明の製造方法は、内殻体の加工工程A
と、裏面板等の接着工程Bと、保持工程Cと、樹脂充填
工程Dと、表面板等の接着工程Eと、仕上げ加工工程F
とからなる。
【0019】前記内殻体の加工工程Aは、スチール製薄
板をプレス抜き加工を行った後、曲げ加工を行い、長方
形の基板6の周囲に周枠7を形成するとともに、該周枠
7の下端縁に内方へ向いた断面略L字形の補強縁8を延
設し、該補強縁8の四隅に切欠部9,…を形成してなる
ものである。
【0020】前記裏面板等の接着工程Bは、前記切欠部
9に脚部を取付けるナット10を埋設するための支持体
2を嵌合し接着するとともに、内殻体1の裏面に裏面板
3を接着するものである。
【0021】前記保持工程Cは、前記裏面板3を接着し
た内殻体1の表裏両面をホットプレスでクランプするも
のであり、前記内殻体1に対する裏面板3の接着を加熱
によって促進するとともに、内殻体1の変形を矯正し且
つ後述の発泡性合成樹脂を充填する際に、基板6及び裏
面板3が圧力変形しないように平面的に保持するのであ
る。
【0022】前記樹脂充填工程Dは、前記内殻体1の基
板6と裏面板3で囲まれた空間内に発泡性合成樹脂を充
填し、前記ホットプレスによる加熱で発泡させてなるも
のである。ここで、前記樹脂の充填は、前記周枠7に形
成した注入口14から行うのである。この樹脂を充填す
る場合、周囲には周枠7を有し、該周枠7がコーナー部
で互いに接合しているとともに、該コーナー部には支持
体2を有し、該支持体2と周枠7との間隔が狭まってい
るので、コーナー部への樹脂の流動抵抗が増し、充填発
泡時に樹脂が外部に漏れることがなく、しかも内部空間
には何ら樹脂流動を遮る部材がないので、全体に均一に
充填できるのである。即ち、内殻体1のコーナー部にお
ける周枠7の接合部には、充填した発泡性合成樹脂によ
ってコーナーに追いやられたガスを外部に逃がし得る隙
間を有し且つ該樹脂が外部に漏れない程度の密封性を有
するのである。尚、図4及び図5中における符号15は
発泡合成樹脂を示している。
【0023】前記表面板等の接着工程Eは、前記内殻体
1の基板6の表面に表面板4を接着するとともに、周枠
7に端部材5を接着するものである。
【0024】前記仕上げ加工工程Fは、前記端部材5を
所望形状にNCルーター加工するものである。
【0025】更に詳しくは、本実施例では前記表面板等
の接着工程Eにおいて、図3〜図5に示すように、先ず
表面板4をその周囲を内殻体1から突出させて基板6に
接着した後、端材12を内殻体1の周枠7の表面と表面
板4の裏面に接着し、それから前記表面板4をトリーマ
ー加工して端材12の端面と面一にした後、該端材12
と表面板4の端縁に単材13を接着している。
【0026】そして、前記仕上げ加工工程Fによって、
前記端部材5を構成する端材12と単材13をルーター
加工し、端部材5の下部を約45度に切断して傾斜面1
6を形成し、天板Tの周端面の上下幅を狭く設定して、
当該天板Tが斜め上方から薄く見えるようにしている。
【0027】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の机、テーブル等
の天板によれば、スチール製薄板からなる長方形の基板
の周囲を下方へ折曲して周枠を形成するとともに、該周
枠の下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁を延設し、該
補強縁の四隅を切り欠いて切欠部を形成してなる内殻体
を有し、前記切欠部に脚部を取付けるナットを埋設する
ための支持体を嵌着するとともに、内殻体の表裏面に表
面板と裏面板とを接着し且つ前記周枠に端部材を接着
し、前記内殻体の基板と裏面板で囲まれた空間内に発泡
合成樹脂を充填してなるので、スチール製の内殻体を、
長方形の基板の周囲を下方へ折曲して周枠を形成し、該
周枠の下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁を延設した
構造となしたので、スポット溶接によって他の部材を溶
接しなくても周枠と補強縁によって大型化に耐えられる
構造的な強度を有するとともに、歪みが少ないこと、当
然スポット溶接痕が全くないこと、また基板や周枠が平
面状であるので表面板や端部材も貼り易いこと、補強縁
の四隅を切り欠いて形成した切欠部に、脚部を取付ける
ナットを埋設するための支持体を嵌着することで、支持
体を正確な位置に簡単に取付けることができること、支
持体の大きさを小さくできること、また内部に発泡合成
樹脂を充填した場合には、該樹脂によって支持体が固定
されること、といった効果を有する。そして、前記内殻
体の周枠に端部材を接着した構造であるので、該端部材
を木質材で形成した場合には、所望の形状に加工するこ
とができ、例えば、端部材の下部に傾斜面を形成し、天
板の周端面の上下幅を狭く設定し、天板の厚みを薄く視
覚させることも可能である。
【0028】また、本発明の天板の製造方法によれば、
スチール製薄板をプレス抜き加工を行った後、曲げ加工
を行い、長方形の基板の周囲に周枠を形成するととも
に、該周枠の下端縁に内方へ向いた断面略L字形の補強
縁を延設し、該補強縁の四隅に切欠部を形成してなる内
殻体の加工工程と、前記切欠部に脚部を取付けるナット
を埋設するための支持体を嵌合し接着するとともに、内
殻体の裏面に裏面板を接着する裏面板等の接着工程と、
前記裏面板を接着した内殻体の表裏両面をホットプレス
でクランプする保持工程と、前記内殻体の基板と裏面板
で囲まれた空間内に発泡性合成樹脂を充填し、発泡させ
てなる樹脂充填工程と、前記内殻体の基板の表面に表面
板を接着するとともに、周枠に端部材を接着する表面板
等の接着工程と、前記端部材を所望形状に加工する仕上
げ加工工程とよりなるので、内殻体はプレス抜き加工と
曲げ加工で一体的に形成するので、手間のかかるスポッ
ト溶接が不用であること、しかも周囲を表面板、裏面板
及び端部材で覆われるので、内殻体自体は塗装する必要
がなく工程を簡略化できること、また内殻体に加工時に
多少の反りが生じても、裏面板を接着した後、それらを
ホットプレスでクランプして矯正した状態で、内部空間
に発泡性合成樹脂を充填して発泡させることで、該樹脂
が硬化した際には矯正状態で固定することができるこ
と、発泡性合成樹脂を内部に均一に充填できること、ま
た内殻体の周枠に端部材を接着するものであるから、仕
上げ加工によって端部材の外形を所望の形状に加工する
ことができること、該端部材をナラ単材、ラミン単材等
のような外観性に優れた素材にすることや、その変更も
可能であること、といった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天板の全体斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】天板コーナー部を破断して示した要部斜視図で
ある。
【図4】天板の中央部の部分断面図である。
【図5】天板のコーナー部の部分断面図である。
【符号の説明】
T 天板 1 内殻体 2 支持体 3 裏面板 4 表面板 5 端部材 6 基板 7 周枠 8 補強縁 9 切欠部 10 ナット 11 通孔 12 端材 13 単材 14 注入口 15 発泡合成樹脂 16 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール製薄板からなる長方形の基板の
    周囲を下方へ折曲して周枠を形成するとともに、該周枠
    の下端縁に内方へ断面略L字形の補強縁を延設し、該補
    強縁の四隅を切り欠いて切欠部を形成してなる内殻体を
    有し、前記切欠部に脚部を取付けるナットを埋設するた
    めの支持体を嵌着するとともに、内殻体の表裏面に表面
    板と裏面板とを接着し且つ前記周枠に端部材を接着し、
    前記内殻体の基板と裏面板で囲まれた空間内に発泡合成
    樹脂を充填してなることを特徴とする机、テーブル等の
    天板。
  2. 【請求項2】 前記端部材の下部に傾斜面を形成し、天
    板の周端面の上下幅を狭く設定してなる請求項1記載の
    机、テーブル等の天板。
  3. 【請求項3】 スチール製薄板をプレス抜き加工を行っ
    た後、曲げ加工を行い、長方形の基板の周囲に周枠を形
    成するとともに、該周枠の下端縁に内方へ向いた断面略
    L字形の補強縁を延設し、該補強縁の四隅に切欠部を形
    成してなる内殻体の加工工程と、 前記切欠部に脚部を取付けるナットを埋設するための支
    持体を嵌合し接着するとともに、内殻体の裏面に裏面板
    を接着する裏面板等の接着工程と、 前記裏面板を接着した内殻体の表裏両面をホットプレス
    でクランプする保持工程と、 前記内殻体の基板と裏面板で囲まれた空間内に発泡性合
    成樹脂を充填し、発泡させてなる樹脂充填工程と、 前記内殻体の基板の表面に表面板を接着するとともに、
    周枠に端部材を接着する表面板等の接着工程と、 前記端部材を所望形状に加工する仕上げ加工工程と、 よりなることを特徴とする机、テーブル等の天板の製造
    方法。
JP05294957A 1993-11-25 1993-11-25 机、テーブル等の天板及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3120643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05294957A JP3120643B2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 机、テーブル等の天板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05294957A JP3120643B2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 机、テーブル等の天板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07143916A true JPH07143916A (ja) 1995-06-06
JP3120643B2 JP3120643B2 (ja) 2000-12-25

Family

ID=17814487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05294957A Expired - Fee Related JP3120643B2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 机、テーブル等の天板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3120643B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010049951A (ko) * 1999-08-02 2001-06-15 톰슨 파트라시아 에이. 상부 테이블 제조 공정
JP2006102121A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Okamura Corp テーブルの天板構造
JP2012100948A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Kokuyo Co Ltd テーブル
JP2020110370A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社稲葉製作所 テーブル用天板
JP2020188928A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 コバヤシ産業株式会社 天板

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105852435A (zh) * 2016-04-14 2016-08-17 朱秀琴 一种多功能翻折挂壁置物架

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010049951A (ko) * 1999-08-02 2001-06-15 톰슨 파트라시아 에이. 상부 테이블 제조 공정
JP2006102121A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Okamura Corp テーブルの天板構造
JP4568073B2 (ja) * 2004-10-05 2010-10-27 株式会社岡村製作所 テーブルの天板構造
JP2012100948A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Kokuyo Co Ltd テーブル
JP2020110370A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社稲葉製作所 テーブル用天板
JP2020188928A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 コバヤシ産業株式会社 天板

Also Published As

Publication number Publication date
JP3120643B2 (ja) 2000-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07143916A (ja) 机、テーブル等の天板及びその製造方法
JP5545705B2 (ja) 二重床用の石貼り床パネル
JP2860485B2 (ja) ドアライニングの形成方法
JPH11131767A (ja) 鋼製床パネル
JPH10323233A (ja) パネル及びその製造方法
JP3030238U (ja) 天板材
JP2660668B2 (ja) 框組ドアーの製造方法
JPH10306544A (ja) 家屋構築用断熱パネル
JP2607318Y2 (ja) 側突クッション層の取付構造
KR200340549Y1 (ko) 방화문의 장식장치
JPS6145443B2 (ja)
JPH0616727Y2 (ja) パネル
JPH0474177B2 (ja)
JP3063486U (ja) ドア―などの面材用複合基材
JP2602371B2 (ja) 樹脂注型用基材および該基材を用いた樹脂注型成形品の製造方法
JPH0448816Y2 (ja)
JPH0225319Y2 (ja)
JPS6325811Y2 (ja)
JPH11221129A (ja) 棚 板
JPS5959771A (ja) 組立て芯材の製法
JPH0825532A (ja) 化粧パネルの製造方法
JPH071506Y2 (ja) ドアパネルの構造
JPH0213142Y2 (ja)
JPH08226285A (ja) 扉等のパネル部材
JPH0925770A (ja) 板状建材及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000919

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees