JPH0713973B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0713973B2
JPH0713973B2 JP1014238A JP1423889A JPH0713973B2 JP H0713973 B2 JPH0713973 B2 JP H0713973B2 JP 1014238 A JP1014238 A JP 1014238A JP 1423889 A JP1423889 A JP 1423889A JP H0713973 B2 JPH0713973 B2 JP H0713973B2
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silicon nitride
semiconductor device
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ヨハネス・ウィルヘルムス・アドリアヌス・ファン・デル・フェルデン
ヘンリカス・フォデフリダス・ラフェール・マース
マルクゥエリテ・マリア・カタリーナ・ファン・イエルセル―スヒッフマヒエル
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エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブリケン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、埋設酸化物層と、その上に配置され多量にド
ーピングされた珪素層とによって少なくとも部分的に横
方向で囲まれた単結晶珪素の表面隣接領域を具える半導
体本体を有する半導体装置であって、前記の珪素層は酸
化物層により横方向で前記の表面隣接領域からほぼ完全
に分離されており、前記の表面隣接領域は、この表面隣
接領域の少なくとも縁部に隣接する前記の珪素層と同じ
導電型の第1ドープ領域と、隣接の第2ドープ領域とを
具えており、前記の珪素層は前記の表面隣接領域の表面
の縁部で前記の第1ドープ領域に隣接し、前記の第2ド
ープ領域には電極が設けられている半導体装置の製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 上述した種類の半導体装置の製造方法は1987年に開催さ
れた会議ISSCC′87の会報の第58〜59頁の論文“E48ps E
CL in a Self-Aligned Bipolar Technology"に記載され
ており、既知である。
この論文には、珪素のメサ状半導体領域内に設けられた
バイポーラトランジスタが開示されている。メサ状領域
は多量にドーピングされた埋込み層上に位置し且つ埋設
酸化物層およびその上に配置された多結晶珪素層により
横方向で囲まれており、この多結晶珪素層はメサ状領域
の上側面上の多量にドーピングされたベース接点領域に
隣接するとともに酸化物層により横方向でほぼ完全にメ
サ状領域から分離されている。
この既知のトランジスタは、多結晶珪素層をメサ状領域
の極めて狭い縁部領域のみにセルフアライン法で隣接せ
しめる有効な手段を講じているという事実の為に極めて
小さな寸法となる。
(発明が解決しようとする課題) しかし上述した既知の構造では、多結晶ベース接続体と
ベース領域との間の接続が多結晶珪素から拡散したベー
ス接点領域を介してのみ達成されるにすぎないという欠
点がある。埋設酸化物層のいわゆる“鳥の口ばし”の縁
部構造が常に同じにならないという事実の為に、前記の
メサ状領域の縁部領域に生じるおそれのある不均一性に
よりベース接続を粗悪なもにするか或いは多結晶ベース
接続体とエミッタ領域との間の距離をあまりにも短くし
てしまうおそれがある。双方共多量にドーピングされた
ベース接点領域およびエミッタ領域が互いに接続さてい
るという事実の為に、エミッタ−ベース降服電圧が可成
り減少されるおそれがあり、しかも所定の条件の下では
エミッタ−ベース接合が部分的に多結晶材料中に延在す
るおそれもあり、これによりトランジスタ特性に悪影響
を及ぼすおそれがある。
ここに“多結晶珪素材料”とは単結晶珪素層でないいず
れの珪素材料をも意味するものであり、従って例えば非
晶質の珪素層をも意味するものである。
本発明の目的は特に、上述した欠点を無くすか或いは少
なくとも著しく低減せしめた改善した半導体装置を得る
ための製造方法を提供せんとするにある。本発明の他の
目的は、使用するマスク工程数を最少にする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、半導体装置を製造するに当り、 a.酸化珪素を含む絶縁中間層を単結晶珪素領域の表面上
に設け、この中間層上に第1窒化珪素層を設ける工程
と、 b.前記の第1窒化珪素層上に第1珪素層を設ける工程
と、 c.前記の第1珪素層から珪素パターンをエッチングによ
り形成する工程と、 d.前記の珪素パターンの少なくとも縁部に熱酸化により
酸化物層を設ける工程と、 e.前記の第1窒化珪素層の非被覆部分およびその下側の
中間層を除去する工程と、 f.前記の珪素領域の露出部分に凹所をエッチングにより
形成する工程と、 g.非被覆酸化物を除去する工程と、 h.非被覆珪素に熱酸化により他の層を設ける工程と、 i.前記の第1窒化珪素層および前記の中間層の残存する
露出部分を除去する工程と、 j.アセンブリの上に、多量にドーピングした第2珪素層
を設け、この第2珪素層を平坦化およびエッチング処理
により、前記の第1珪素層上に存在する酸化物のレベル
よりも低いレベルまで除去する工程と、 k.露出した珪素酸化物をエッチングにより選択的に除去
する工程と、 l.前記の第1窒化珪素層の露出部分を除去し、該除去部
分の下側にある前記の珪素領域の部分中にドーピングに
より少なくとも1つの接続領域を形成する工程と、 m.前記の第1珪素層をエッチングにより選択的に除去す
る工程と、 n.前記の第2珪素層および前記の接続領域に他の酸化物
層を設ける工程と、 o.前記の第2珪素層からの拡散により少なくとも1つの
第1領域を形成する工程と、 p.前記の第1窒化珪素層を除去する工程と、 q.これにより形成され前記の他の酸化物層により画成さ
れた窓内に位置する第2領域の表面上に電極を設ける工
程と を具えていることを特徴とする。
ドーピング濃度を自由に選択でき幅を極めて小さくしう
るセルフアライン接続領域を用いることにより、トラン
ジスタの寸法を著しく増大させることなく前述した欠点
を無くすことができる。
本発明の好適な第1実施例では、前記の第1領域がバイ
ポーラトランジスタのベース接点領域を構成し、前記の
第2領域がエミッタ領域を構成し、前記の第2珪素層が
前記のバイポーラトランジスタのベース接続体を構成す
るようにする。
他の好適な実施例では、前記の第1領域がバイポーラト
ランジスタのエミッタ領域を構成し、前記の第2領域が
ベース接点領域を構成し、前記の第2珪素層が前記のバ
イポーラトランジスタのエミッタ接続体を構成するよう
にする。これによれば、後に詳細に説明するように、サ
ブミクロン寸法のエミッタ領域を有するトランジスタを
実現しうる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体装置を
本質的にただ1回の単一のマスク工程により金属化工程
まで製造しうる。
本発明による半導体装置の製造方法は、前記の工程f後
で前記の工程gの前に非被覆珪素に酸化物層を設け、そ
の上に第2窒化珪素層を形成し、次にこの第2窒化珪素
層をプラズマエッチングにより前記の表面に平行な面か
ら除去し、且つ前記の工程h後で前記の工程iの前に前
記の第2窒化珪素層の残存する露出部分を除去し、これ
により露出された珪素表面を酸化するように行うのが好
ましい。
他の例による本発明の半導体装置の製造方法は、前記の
工程g後で前記の工程hの前に、アセンブリ上に前記の
第1窒化珪素層よりも薄肉の第2窒化珪素層を設け、こ
の第2窒化珪素層をプラズマエッチングにより前記の表
面に平行な面から除去し、且つ前記の工程h後で前記の
工程iの前に前記の第2窒化珪素層の残存する露出部分
を除去し、これにより露出された珪素表面を酸化するよ
うに行うのが好ましい。
(実施例) 以下図面につき本発明を説明する。
図面は線図的なものであり、実際のものに正比例して描
いていない。また各図間で対応する部分には同一符号を
付してあり、同じ導電型の半導体領域には同一方向の斜
線を付してある。
第1図は本発明による半導体装置を断面で示してある。
この半導体装置は半導体本体1を具え、この半導体本体
は、表面2に隣接し横方向で少なくとも部分的に埋設酸
化珪素層4により囲まれた珪素の単結晶半導体領域3
と、前記の埋設酸化珪素層4上に設けられ前記の多結晶
半導体領域3から横方向でほぼ完全に酸化物層6により
分離された高ドープ(多量にドーピングされた)珪素層
5とを有している。単結晶半導体領域3は本例ではこの
領域3とは反対の導電型の基板7上に成長させたエピタ
キシアル層の一部分を以て構成されている。領域3と基
板7との間には領域3と同じ導電型の高ドープ埋込み層
8が設けられている。
領域3は更に、この領域3の縁部に隣接し、珪素層5と
同じ導電型にドーピングされた第1ドープ領域9と、隣
接の第2ドープ領域10とを有する。本例では、領域3を
n導電型、珪素層5および第1ドープ領域9をp導電
型、第2ドープ領域10をn導電型とする。
珪素層5は半導体領域3の表面2の縁部上で第1ドープ
領域9に隣接し、第2ドープ領域10に隣接する電極層11
が表面2上に設けられている。
本発明によれば、珪素層5をセルフアライン的に形成し
た酸化物細条12Aにより電極層11から分離させ、前記の
酸化物細条12Aの下側に位置しドーピングされた少なく
とも1つの接続領域13を第1ドープ領域9と第2ドープ
領域10との間にこれらに隣接させて存在させ、この接続
領域13の幅は酸化物細条12Aによって決定する。
この接続領域13は極めて幅狭にすることができる。その
理由は、この接続領域はセルフアライン的に得られる為
である。ドーピングを自由に選択しうるこの接続領域を
用いることにより、埋設酸化物の縁部における前述した
問題を回避しうる。
本例では、第1ドープ領域9がバイポーラトランジスタ
のベース接点領域を構成する。第1ドープ領域9と同じ
導電型でこれよりもわずかにドーピングされたドープ領
域14は前記のトランジスタの能動ベース領域を構成する
(第1図参照)。この領域とは反対の導電型の第2ドー
プ領域10はエミッタ領域を構成し、珪素層5はベース接
続体を構成する。コレクタには埋込み層8を介してコレ
クタ接点(C)が接触されており、このコレクタ接点は
第1図の図面の平面の外部に位置する為に線図的にのみ
示してある。
上述した半導体装置は以下の通りにして製造しうる。
出発材料(第2図参照)は珪素より成るp導電型の基板
7であり、この基板にイオン注入により高ドープn型層
8を形成し、次にその上に厚さが例えば約1μmでドー
ピング濃度が例えば約1016原子/cm3としたエピタキシ
アル層3を成長させる。
本発明によれば次に、単結晶エピタキシアル層3の表面
上に、厚さが例えば50nmの酸化珪素或いはオキシ窒化珪
素より成る薄肉の珪素酸化物含有中間層20を形成し、こ
の中間層上に第1窒化珪素層21(厚さは約120nmであ
る)を形成する。この第1窒化珪素層21上には、厚さが
例えば約1.2μmでドーピングされていない多結晶珪素
層22を堆積する。
次に、写真食刻(フォトリソグラフィー)処理を用いて
この多結晶の第1珪素層22から例えば島の形態のパター
ンをエッチング形成する。この際、1000℃の温度での3.
5時間の熱酸化によりこのパターンに約1μmの厚さの
酸化物層23を設ける。次に、熱燐酸中および水にHFを入
れた緩衝溶液中での順次の選択エッチングにより層21お
よび20の非被覆部分を除去する。これにより第2図に示
す構造が得られる。
次に珪素の露出(非被覆)部分に凹所をエッチング形成
し、メサ状領域を得る。本例(第3図参照)では、メサ
状領域がエピタキシアル層3の厚さの一部のみを有して
いる、すなわち凹所の下側にエピタキシアル層3の一部
が残存している。しかし、凹所を層3の厚さ全体に亘っ
てエッチング形成することができる。
上述した方法の例では、次に非被覆珪素に熱酸化により
酸化物層24を設け、その上に厚さが約50nmの第2窒化珪
素層25を形成する。次にこの層25をプラズマエッチング
により表面2に平行な水平面から選択的に除去し、この
層25を垂直面上で残存させる(第3図参照)。
次に、非被覆酸化物(本例では酸化物層23および24)を
エッチングにより除去し、その後に非被覆珪素に熱酸化
により新たな酸化物層4および26を設ける(第4図参
照)。酸化物層4は例えば1μmの厚さとし、多結晶珪
素22上の酸化物層26は約1.2μmの厚さとする。
次に、第2窒化珪素層25の残存する露出部分をエッチン
グ除去するも、第1窒化珪素層21の一部は残し、その後
厚さが例えば0.3μmの酸化物層6を熱酸化により形成
する(第5図参照)。
次に、第1窒化珪素層21および中間層20の残存露出部分
をエッチングにより除去する。次に、これにより得られ
たアセンブリの上に第2珪素層5を設ける。この第2珪
素層にはその形成中或いは形成後にp導電型のドーピン
グを多量に行う。次に、この第2珪素層5を、既知の技
術による平坦化およびエッチング処理により、第1珪素
層22上に存在する酸化物層26のレベルよりも低いレベル
まで除去する。これにより第6図に示す構造が得られ
る。
次に、露出した珪素酸化物層26を選択的にエッチング除
去し、その後に第1窒化珪素層21の露出部分を除去す
る。次に、硼素イオンの注入により、上記の除去を行っ
た部分の下方にある珪素領域の部分にp型接続領域13を
形成する。これにより得られた構造を第7図に示す。
本例では、接続領域13のドーピング濃度を1018原子/cm
3とし、その厚さを0.3μmとする。またイオン注入は、
30keVのエネルギーおよび3・1013硼素イオン/cm2のド
ーズ量で30nmの厚さの酸化物層20を介して行う。接触領
域は異なるようにして、例えば拡散により得ることもで
き、この場合拡散処理を行う前に酸化物層20を除去する
のが好ましい。
次に第1珪素層22を、KOH溶液中でのエッチングにより
選択的に除去する。この溶液中では、ドーピグされてい
ない(実際には領域13を形成する際にわずかにドーピン
グされている)珪素層22がp導電型に多量にドーピング
された多結晶珪素層5よりも可成り速い速度でエッチン
グされるという事実の為に、エッチングマスクを必要と
しない。
次に、第2珪素層5と接触領域13とを熱酸化し、これに
より層20よりも厚肉の酸化物層12を得る。多量にドーピ
ングされた多結晶珪素層5からの拡散により、p導電型
の強い第1ドープ領域9が得られる(第8図参照)。層
20がオキシ窒化珪素を以て構成されている場合には、こ
の層を熱酸化が行われる前に除去する必要があることに
注意すべきである。
次に(第9図参照)、第1窒化珪素層21をエッチングに
より選択的に除去する。これにより形成され、酸化物層
12の縁部(細条)12Aにより画成された窓内に、能動ベ
ース領域14を硼素イオンの注入により形成し、次にエミ
ッタ領域10(第2ドープ領域)を例えば燐或いは硼素イ
オンの注入により形成する。これらのイオン注入は層20
を介して或いは層20を除去した後のいずれでも行うこと
ができる。また他のドーピング方法、例えば拡散も用い
ることができる。
エミッタ領域10の表面を露出させた後、電極層11や(酸
化物層12にあけた接点窓を介する)層5への接続ライン
を設けることができる。コレクタ領域には、(酸化物層
4にあけた窓を介する)埋込み層8への接続ラインによ
り接点を形成しうる。これにより第1図のトランジスタ
構造が得られる。
上述した製造方法には種々に変更を加えることができ
る。
他の方法の例によれば、第2図に示す構造を得た場合と
同様にして開始する。
次に、上述した例と同様にして珪素領域の露出部分に凹
所をエッチング形成する。しかし上述した例と相違し
て、次に直ちに露出珪素酸化物層23をエッチング除去
し、その後アセンブリに窒化珪素層25を設け、この窒化
珪素層をプラズマエッチングにより水平面から除去し、
垂直面上には残しておく(第10図参照)。厚肉の第1窒
化珪素層21は完全には除去されない。次に熱酸化により
酸化物層4および26を形成する(第11図参照)。
次に、エッチング液、例えば熱燐酸中での等方性エッチ
ングにより窒化珪素層25を完全に除去するとともに露出
した厚肉の窒化珪素層21を部分的にのみ除去する。次
に、これにより露出された領域3および層22の珪素を熱
酸化させ、酸化物層6を形成する。これにより第5図に
示すのと同じ状態が得られ、この場合も第5〜9図につ
き説明したのと同様にして他の処理を行う。
製造方法の第3の例によれば、第2図に示す構造を得、
凹所を層3中にエッチング形成し、第2窒化珪素層を設
けることなく酸化物層23を除去した後、露出した珪素を
酸化する。これにより第12図の状態が得られる。この構
造は第5図に示す構造に類似している。唯一の相違点は
第12図の酸化物層6が実質的に酸化物層4と同じ厚さを
有しているということである。その理由は、耐酸化層が
メサ状部の垂直壁に設けられていなかった為である。そ
の変形例の他の処理は第6〜9図につき説明したのと同
じである。
上述した本発明の方法の各実施例では、第1図に線図的
な断面図で示す構造のものを形成した。従って、パイポ
ーラトランジスタが形成され、第1ドープ領域9がベー
ス接点領域として作用し、第2ドープ領域10がトランジ
スタのエミンタ領域を構成し、多結晶珪素層5がベース
接続体を構成した。
しかし、本発明による方法は他の半導体装置を製造する
のにも極めて適している。例えば、本発明を用いて、特
に“サブミクロン”の寸法のエミッタ領域を有するバイ
ポーラトランジスタを実現することができる。
この目的のために、第7図に示す構造から出発してまず
最初に多結晶珪素層22を選択的にエッチング除去する。
次に、砒素を注入し、珪素層5中に、多量にn型ドーピ
ングした層を形成する(第13図参照)。次に、中間層20
の露出部分をエッチングにより除去する。その後、熱酸
化を行う。この熱酸化中層5に酸化物層12が設けられる
も、これと同時に硼素および砒素が層5から領域3中に
拡散する。硼素は砒素よりも急速に拡散するという事実
の為に、極めて小さなn型エミンタ領域9と能動p型ベ
ース領域30とが形成される(第14図参照)。また、大き
なドーズ量の硼素を用いるという事実の為に、層5は完
全に多量にn型ドーピングされた珪素に変換され、これ
がエミッタ接続体を構成する。
最後に、層20および21の残存部分をエッチング除去し、
その後に硼素イオンの注入により多量にドーピングされ
たp型の第2ドープ領域10、すなわちベース接点領域を
形成し、次にその上に電極層11を設ける(第15図参
照)。これにより極めて小さなエミッタ領域9を有する
バイポーラトランジスタが得られる。
本発明はバイポーラ装置に限定されず、MOSトランジス
タの製造に用いても有利である。例えば、第8図におい
て領域9および13を(追加のマスク工程により)これら
領域9および13から分離された左側に形成する場合に
は、これら領域(9,13)は絶縁ゲート電界効果トランジ
スタのソースおよびドレイン領域を構成しうる。このト
ランジスタのゲートは、所望に応じ層20および21を新た
に形成したゲート酸化物層で置き換えた後にこれらの層
20および21の区域のみに或いは少なくともこの区域に設
ける必要がある。ある条件の下では多結晶珪素層22をゲ
ート電極としても用いることができる。この場合にも、
前述した例と同様に第1ドープ領域9を“中間領域"13
を経て第2ドープ領域に接続し、この第2ドープ領域は
この場合MOSトランジスタのチャネル領域を以て構成さ
れ、これに前述したゲート電極が設けられている。
更に、あらゆる例で、導電型を(すべて同時に)反対の
導電型と代えることができる。さらに、オキシ窒化珪素
/窒化珪素の組合せ以外の耐酸化層を用いることもでき
る。
また、導通度を改善するためには、珪素層5に通常の技
術により金属珪化物より成る表面層を設けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による半導体装置を示す線図的断面
図、 第2〜9図は、本発明による半導体装置を種々の製造工
程で示す線図的断面図、 第10および11図は、本発明による方法の第1変形例によ
る順次の製造工程を示す線図的断面図、 第12図は、本発明による方法の第2変形例の一工程を示
す線図的断面図、 第13〜15図は、本発明による方法の他の例での本発明に
よる半導体装置の順次の製造工程を示す線図的断面図で
ある。 1……半導体本体 2……表面 3……単結晶半導体領域 4……埋設酸化珪素層 5……高ドープ珪素層〔ベース接続体(1〜12図)、エ
ミッタ接続体(13〜15図)〕 6……酸化物層 7……基板 8……高ドープ埋込み層 9……第1ドープ領域〔ベース接点領域(1〜12図)、
エミッタ領域(13〜15図)〕 10……第2ドープ領域〔エミッタ領域(1〜12図)、ベ
ース接点領域(13〜15図)〕 11……電極層 12……酸化物層 12A……酸化物細条 13……接続領域 14……ドープ領域(能動ベース領域) 20……中間層(酸化物層) 21……第1窒化珪素層 22……多結晶珪素層 23,24,26……酸化物層 25……第2窒化珪素層 30……能動ベース領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクゥエリテ・マリア・カタリーナ・フ ァン・イエルセル―スヒッフマヒエル オランダ国5621 ベーアー アインドーフ ェン フルーネバウツウェッハ1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置を製造するに当り、 a.酸化珪素を含む絶縁中間層を単結晶珪素領域の表面上
    に設け、この中間層上に第1窒化珪素層を設ける工程
    と、 b.前記の第1窒化珪素層上に第1珪素層を設ける工程
    と、 c.前記の第1珪素層から珪素パターンをエッチングによ
    り形成する工程と、 d.前記の珪素パターンの少なくとも縁部に熱酸化により
    酸化物層を設ける工程と、 e.前記の第1窒化珪素層の非被覆部分およびその下側の
    中間層を除去する工程と、 f.前記の珪素領域の露出部分に凹所をエッチングにより
    形成する工程と、 g.非被覆酸化物を除去する工程と、 h.非被覆珪素に熱酸化により他の層を設ける工程と、 i.前記の第1窒化珪素層および前記の中間層の残存する
    露出部分を除去する工程と、 j.アセンブリの上に、多量にドーピングした第2珪素層
    を設け、この第2珪素層を平坦化およびエッチング処理
    により、前記の第1珪素層上に存在する酸化物のレベル
    よりも低いレベルまで除去する工程と、 k.露出した珪素酸化物をエッチングにより選択的に除去
    する工程と、 l.前記の第1窒化珪素層の露出部分を除去し、該除去部
    分の下側にある前記の珪素領域の部分中にドーピングに
    より少なくとも1つの接続領域を形成する工程と、 m.前記の第1珪素層をエッチングにより選択的に除去す
    る工程と、 n.前記の第2珪素層および前記の接続領域に他の酸化物
    層を設ける工程と、 o.前記の第2珪素からの拡散により少なくとも1つの第
    1領域を形成する工程と、 p.前記の第1窒化珪素層を除去する工程と、 q.これにより形成され前記の他の酸化物層により画成さ
    れた窓内に位置する第2領域の表面上に電極を設ける工
    程と を具えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記の工程f後で前記の工程gの前に非被覆珪
    素に酸化物層を設け、その上に第2窒化珪素層を形成
    し、次にこの第2窒化珪素層をプラズマエッチングによ
    り前記の表面に平行な面から除去し、且つ前記の工程h
    後で前記の工程iの前に前記の第2窒化珪素層の残存す
    る露出部分を除去し、これにより露出された珪素表面を
    酸化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記の工程g後で前記の工程hの前に、アセン
    ブリ上に前記の第1窒化珪素層よりも薄肉の第2窒化珪
    素層を設け、この第2窒化珪素層をプラズマエッチング
    により前記の表面に平行な面から除去し、且つ前記の工
    程h後で前記の工程iの前に前記の第2窒化珪素層の残
    存する露出部分を除去し、これにより露出された珪素表
    面を酸化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記の第1領域がバイポーラトランジスタのベ
    ース接点領域を構成し、前記の第2領域がエミッタ領域
    を構成し、前記の第2珪素層が前記のバイポーラトラン
    ジスタのベース接続体を構成するようにすることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記の第1領域がバイポーラトランジスタのエ
    ミッタ領域を構成し、前記の第2領域がベース接点領域
    を構成し、前記の第2珪素層が前記のバイポーラトラン
    ジスタのエミッタ接続体を構成するようにすることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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