JPH071381Y2 - 床パネルの支持部構造 - Google Patents

床パネルの支持部構造

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JPH071381Y2
JPH071381Y2 JP1594089U JP1594089U JPH071381Y2 JP H071381 Y2 JPH071381 Y2 JP H071381Y2 JP 1594089 U JP1594089 U JP 1594089U JP 1594089 U JP1594089 U JP 1594089U JP H071381 Y2 JPH071381 Y2 JP H071381Y2
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floor panel
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floor
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功 小田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、住宅等において床を床パネルで形成する際
に用いる床パネルの支持部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、床を大型の床パネルで形成する場合、第5図に示
すように、一対の床パネル21,22を並設し、床パネル21,
22の周縁を連結具24を介して基礎23に固定していた。そ
して、一対の床パネル21,22を連設した際に互いに隣接
する辺の中央部を第6図に示すような不陸防止具25で連
結することにより、床パネル21,22間の不陸を防止して
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構造では、不陸防止具25を用いることによ
り床パネル21,22間の不陸を防止することはできるが、
床パネル21,22に荷重がかかった場合に下面が支持され
ていないために床パネル21,22が撓んだり振動したりし
ていた。また、不陸防止具25では床パネル21,22のレベ
ル調整を行うことができなかった。
したがって、この考案の目的は、床パネルの撓みや振動
が防止でき、床パネルのレベル調整が行える床パネルの
支持部構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の床パネルの支持部構造は、連設された一対の
床パネル間の下方に束を設け、この束で前記床パネルを
支持した床パネルの支持部構造において、前記束を、中
央に被螺合部が形成され前記床パネルが載置される支持
板と,この支持板の下面に固着した上部支持棒と,独立
基礎に設置されたベース材の上面に立設され前記上部支
持棒に対して伸縮自在に設けた下部支持棒と,前記支持
板に形成した被螺合部に螺合し前記床パネルの上面を押
圧するパネル押え板に挿通したボルトとで形成し、この
束を前記独立基礎に設置した状態で前記支持板に床パネ
ルを載置し、かつ前記パネル押え板で前記床パネルの上
面を押圧したことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、連設された一対の床パネル間
の下面に束を設置することにより床パネルを支持したの
で、床パネルが撓んだり振動したりするのを防止するこ
とができる。また、支持板に固定された上部支持棒と下
部支持棒とを伸縮自在に設けたので、上部支持棒を回転
させることにより支持板を昇降させることができ、床パ
ネルのレベル調整を行うことができる。また、支持板の
被螺合部にボルトを螺合させて締付けることにより、パ
ネル押え板で一対の床パネルの上面を押圧することがで
きるので、床パネル間に不陸が生じるのを防止すること
ができる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
床パネル1は、溝形鋼等からなる枠材1aで枠組を形成
し、この枠組内に桟材(図示せず)を設け、桟材間に断
熱材(図示せず)を設け、上面を床下地材1bで覆うこと
により形成したものである。床パネル1の下面は開放さ
れている。
束2は、第2図に示すように、支持板3,上部支持棒4,下
部支持棒5,連結材6,ベース材7,ボルト8とにより形成さ
れている。
支持板3は、角形に形成した鋼板からなり、中央の上面
に被螺合部3aとしてのナットが固着されている。この被
螺合部3aの位置に対応する支持板3の下面側には上部支
持棒4が垂設されている。
上部支持棒4は、頭部が切断されたボルトを用いてお
り、下部に施したねじ溝が螺合部4aを形成している。こ
の螺合部4aは連結材6の上端の被螺合部6aに螺合する。
下部支持棒5も同じく頭部が切断されたボルトからな
り、角形に形成された鋼板からなるベース材7の上面に
溶接によ立設されている。下部支持棒5の上部にはねじ
溝が施してあり、螺合部5aを形成している。この螺合部
5aは連結材6の下端に設けた被螺合部6bに螺合する。
連結材6は鋼管等からなり、上下端にナットからなる被
螺合部6a,6bが溶接により固着してある。各被螺合部6a,
6bには上部支持棒4および下部支持棒5の螺合部4a,5a
がそれぞれ螺合し、連結材6を回転させることにより上
部支持棒4,下部支持棒5が連結材6内に進退する。した
がって、上部支持棒4に連結された支持板3の昇降が可
能になり、床パネル1のレベル調整を行うことができ
る。
ボルト8は、下端部にねじ溝を施すことにより螺合部8a
が形成してあり、この螺合部8aは支持板3の被螺合部3a
に螺合する。また、角形の鋼板からなるパネル押え板9
にボルト8を挿通し、ボルト8を支持板3の被螺合部3a
に螺合した状態で、パネル押え板9にて床パネル1の枠
材1aの上面を押圧する。
この実施例による床パネル1の施工手順を説明する。下
部支持棒5が立設されたベース材7を独立基礎10の所定
の位置に設置する。この下部支持棒5に連結材6の下部
の被螺合部6bを螺合するとともに、連結材6の上部の被
螺合部6aに上部支持棒4を螺合することにより支持板3
を設置する。この状態で支持板3の上面に一対の床パネ
ル1を載置する。連結材6を回転させて床パネル1のレ
ベル調整を行う。一対の床パネル1の間の隙間からパネ
ル押え板9に挿通したボルト8を差し込み、支持板3の
被螺合部3aに螺合する。このとき、パネル押え板9を床
パネル1の枠材1aの上フランジに当接させておき、ボル
ト8の締付けにしたがってパネル押え板9で床パネル1
を押圧させる。
この実施例の構成によれば、連設された一対の床パネル
1の下方に束2を設けることにより床パネル1を支持し
たので、床パネル1が撓むのを防止することができる。
したがって、床パネル1に荷重がかかった際にも床パネ
ル1が振動するのを低減させることができる。また、床
パネル1を支持する支持板3を互いに螺合自在に設けた
上下部支持棒4,5,連結材6により昇降自在に設けたの
で、床パネル1のレベル調整を行うことができる。さら
に、支持板3の被螺合部3aに螺合するボルト8をパネル
押え板9に挿通したので、ボルト8を締付けることによ
りパネル押え板9で床パネル1の上面を押圧することが
でき、一対の床パネル1間に不陸が生じるのを防止する
ことができる。
この考案の第2の実施例を第3図および第4図に基づい
て説明する。
この例は、第1の実施例における支持板3の上面の両側
縁に床パネル1の枠材1aの長手方向と平行に防振材11を
設けるとともに、支持板3の上面に一対の位置決め部材
12を設けたものである。
防振材11は、ブチルゴム等の弾性のある材料からなり、
支持板3に接着剤等により固着されている。
位置決め部材12は、切断された山形鋼等からなり、支持
板3の被螺合部3aを挟んだ状態で支持板3の上面に溶接
により固着されている。位置決め部材12は、その垂直材
の外面が床パネル1の枠材1aの外面に当接するように配
置されている。
この実施例の構成によれば、支持板3の上面に防振材11
を設けたので、この防振材11が床パネル1に生じる振動
をより効果的に吸収し、低減させることができる。ま
た、支持板3の上面に位置決め部材12を設けたので、支
持板3の上面に床パネル1を設置する際に位置決めを容
易に行うことができ、施工性を向上させることができ
る。これ以外の効果は、第1の実施例の効果と同様であ
る。
なお、前記第1および第2の実施例においては、束2を
上部支持棒4と下部支持棒5との間に連結材6を設けて
伸縮自在に形成していたが、連結材6を設けずに直接上
部支持棒4と下部支持棒5とを螺合自在に設け、伸縮さ
せるようにしてもよい。
〔考案の効果〕 この考案の床パネルの支持部構造によれば、連設された
一対の床パネル間の下面に束を設置することにより床パ
ネルを支持したので、床パネルが撓んだり振動したりす
るのを防止することができる。また、支持板に固定され
た上部支持棒と下部支持棒とを伸縮自在に設けたので、
上部支持棒を回転させることにより支持板を昇降させる
ことができ、床パネルのレベル調整を行うことができ
る。また、支持板の被螺合部にボルトを螺合させて締付
けることにより、パネル押え板で一対の床パネルの上面
を押圧することができるので、床パネル間に不陸が生じ
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の部分断面図、第2図
はその束の分解斜視図、第3図はこの考案の第2の実施
例の部分断面図、第4図はその束の分解斜視図、第5図
は従来例の床パネルの平面配置図、第6図はその部分断
面図である。 1……床パネル、2……束、3……支持板、4……上部
支持棒、5……下部支持棒、6……連結材、7……ベー
ス材、8……ボルト、9……パネル押え板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連設された一対の床パネル間の下方に束を
    設け、この束で前記床パネルを支持した床パネルの支持
    部構造において、前記束を、中央に被螺合部が形成され
    前記床パネルが載置される支持板と,この支持板の下面
    に固着した上部支持棒と,独立基礎に設置されたベース
    材の上面に立設され前記上部支持棒に対して伸縮自在に
    設けた下部支持棒と,前記支持板に形成した被螺合部に
    螺合し前記床パネルの上面を押圧するパネル押え板に挿
    通したボルトとで形成し、この束を前記独立基礎に設置
    した状態で前記支持板に床パネルを載置し、かつ前記パ
    ネル押え板で前記床パネルの上面を押圧したことを特徴
    とする床パネルの支持部構造。
JP1594089U 1989-02-14 1989-02-14 床パネルの支持部構造 Expired - Lifetime JPH071381Y2 (ja)

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JP1594089U JPH071381Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 床パネルの支持部構造

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JPH02107618U JPH02107618U (ja) 1990-08-27
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JPH02107618U (ja) 1990-08-27

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