JPH07137478A - 文書最終処理装置 - Google Patents

文書最終処理装置

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JPH07137478A
JPH07137478A JP5185508A JP18550893A JPH07137478A JP H07137478 A JPH07137478 A JP H07137478A JP 5185508 A JP5185508 A JP 5185508A JP 18550893 A JP18550893 A JP 18550893A JP H07137478 A JPH07137478 A JP H07137478A
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JP
Japan
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tray
holder
top cover
roller
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Pending
Application number
JP5185508A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nagaoka
満雄 長岡
Kaname Nakamoto
最 中元
Shingo Furukawa
信悟 古川
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 整合部でジャムが生じた場合は、トップカバ
ーを開閉するだけで、ホルダが連動開閉するようにし
て、ジャム解消作業が簡単にでき、かつ、整合部の構成
部材の故障及び連結部材の破損の恐れを排除した文書最
終処理装置を提供する。 【構成】 整合部B3 の上方に、一端において装置本体
に回転自在に支持したトップカバー1を開閉自在に取付
け、整合機構の構成部材を保持するホルダ61をトップ
カバー1の支軸1aと同一側において回転自在に装置本
体に支持し、ホルダ61の自由端とトップカバー1の中
間部とを可撓性を有する連結部材70で連結した。ま
た、連結部材の長さを、閉状態におけるホルダの自由端
とトップカバーの中間部との最短距離よりも長くし、閉
状態で撓むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上流装置から排出され
る文書を取込み、整合した後、綴じ込み、孔開け、封緘
などの最終処理を択一的又は重畳的に行って、機外に排
出する文書最終処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ送受信機又はコンピュータ
に接続されたプリンタ等の画像記録装置は、排出する記
録紙(以下、文書という)を単に排出トレイ上に積載さ
せるに止まっている。すなわち、ファクシミリの送信宛
先別に、又はプリンタの印刷指令入力者別に文書を纏め
て区分する機構を備えていない。このため、複数の文書
の送信又は印刷が続くと、トレイ上には複数の宛先分の
受信文書又は複数の印刷文書が積載されるので、トレイ
から文書を取出す際は、その文書に他人宛ての文書又は
他人が印刷した文書が混在していないかを、目視確認
し、混在する場合は手で区分し、クリップなどで留め、
あるいはホチキスで綴じるなどの作業をする必要があっ
た。従って、手間と暇がかかるばかりでなく、作業中に
文書の向きを揃えたりする間に文書を脱落して、受取人
が受取った時には頁抜けとなっていることがしばしばあ
り、また、他人が文書の区分作業中に、文書の秘密にし
たい情報をその他人に見られて、秘密が漏れる不都合が
あった。
【0003】このことから、上記画像記録装置又は印刷
済みの文書を一枚ずつ指定された枚数まで順次排出する
文書排出装置等の上流装置から排出される文書を取込ん
で、一纏まりになるまでトレイ上に積載し整合して、そ
の整合された一纏まりの文書を、そのまま、又は、電動
ステープラで綴込んだ後、あるいは、一纏まりの文書の
端縁に孔開けをした後に、前記トレイを下流側に移動し
て文書を搬送ローラの間に移送し、その搬送ローラによ
り外部に排出するようにした文書最終処理装置、もしく
は、文書の搬送途中で、宛名窓を有する透視不能なフィ
ルムでその文書を封緘した後、外部に排出するようにし
た文書最終処理装置が提案されている。
【0004】上記文書最終処理が綴じ込み、孔開け、封
緘のいずれか一つ又は二つ以上の組合わせのいずれであ
る場合にも、画像記録装置から排出される文書は、トレ
イ上で整合部により整合積載される必要がある。そし
て、その整合部は、前記トレイ上面に積載される文書を
幅方向整合基準面及び長手方向整合基準面に向けて斜め
送りする整合ローラと、その整合ローラを一定方向に回
転させるモータと、トレイ上面に文書が一枚積載される
たびに前記整合ローラを前記トレイ上面に対して降下,
上昇させるソレノイドと、前記整合ローラ、モータ及び
ソレノイドを保持するホルダと、そのホルダの下面を覆
う位置に備えられ、画像記録装置から排出される文書が
トレイ上に飛翔して積載される際及び整合ローラにより
斜め送りされる際に、ジャムの原因となる文書の湾曲を
防止するための押えシートとを有している。
【0005】しかしながら、画像記録装置から排出され
る文書は、様々な品質の紙が使用されるため、あるいは
排出時の状態が一様でないため、トレイ上に取込まれる
ときに、あるいはトレイ上で整合されるときに、前記整
合ローラ又はホルダとトレイ上面との間で文書が座屈し
てジャムする場合が生じることは、避けられない。
【0006】従って、上記整合部を有する文書最終処理
装置においては、ジャムした文書の排除を可能にするた
め、整合部の上方を覆うトップカバーを開閉自在に取付
ける必要があることは、複写機やファクシミリ送受信機
等の画像記録装置におけるトップカバーと同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】文書最終処理装置にお
いては、上記トップカバーに止まらず、上記整合ロー
ラ、ホルダ及び押えシートもまた、トレイとの間にジャ
ムした文書の取出を容易にするため、トレイ上面を開放
できるように開閉自在に取付けられる必要がある。
【0008】そうすると、結局、整合部を備えた文書最
終処理装置では、ジャム解消のためにトップカバーの
他、整合部のホルダ及び押えシートを開け、ジャム解消
後に、丁度逆の順序で、押えシート、ホルダ及びトップ
カバーを閉めなければならない。従って、ジャム発生の
たびに、複数の部材の開閉作業のために時間が奪われ、
繁雑であるばかりでなく、取扱順序を誤ると、それらの
部材を破損するおそれがあるなどの問題点がある。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、整合部でジャムが生じた場合は、トップカバー
を開閉するだけで、ホルダ及び押えシートが連動開閉す
るようにして、ジャム解消作業が簡単にでき、かつ、整
合部の構成部材の破損の恐れを排除した文書最終処理装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る文書最終処理装置は、前記整合部の上
方に、一端において装置本体に回転自在に支持したトッ
プカバーを開閉自在に取付け、前記ホルダを前記トップ
カバーの支軸と同一側において回転自在に前記装置本体
に支持し、前記ホルダと前記トップカバーとを可撓性を
有する連結部材で連結したことを特徴としている。
【0011】また、連結部材の長さを、トップカバー及
びホルダの閉状態において、連結部材が撓む程度に、ホ
ルダの自由端とトップカバーの中間部との最短距離より
も長くしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成により、トップカバーを開けると、
連結部材が引き上げられ、トップカバーの開放量が所定
量を越えると、その連結部材がホルダを引き上げる。押
えシートが備えてある場合は、その押えシートも連動し
て持ち上げられる。従って、トップカバーのみを所定位
置まで開放すると、トレイ上面が開放される。
【0013】トップカバーをある高さまで開放するとき
はトップカバーの移動速度が大きく、その後は開放終了
位置まで移動速度が漸減する。閉状態において連結部材
に撓みを持たせた場合は、速度が大きい、トップカバー
開放の初期動作の間はホルダを連動開放させず、速度低
下後に連動してホルダ又はホルダと押えシートを開放さ
せるので、連結部材及びホルダに取り付けられている整
合部の構成部材並びに押えシートに衝撃を与えない。
【0014】
【実施例】次に、本発明装置の実施例を、図面に基いて
説明する。図示の例は、整合部から下流側に搬送される
文書を、必要に応じて封緘して排出するように構成した
場合のものである。
【0015】図1は、トレイ上で整合された文書(綴込
み又は孔開けの有無は不問)を、トレイとともに下流側
に移動し、フィルム供給部から繰り出したフィルムで被
覆し、そのフィルムの文書の幅方向両端から外側に延出
する端縁を溶着し、文書の前後においてフィルムを溶着
切断して封緘した後、外部に排出するようにした文書最
終処理装置(以下、封緘機という)の概略構成を、主と
して駆動系を中心として示した模式図である。
【0016】図2は、封緘機の具体的構成の一例を示す
縦断面図であり、図3は図2の封緘機を下流側斜め後方
上部より見た斜視図である。図4は、整合部及び綴じ込
み部の移動機構を抽出して示す要部の平面図、図5は主
としてトレイの移動機構の分解斜視図、図6は図5のト
レイ取付け基板にトレイとクランパを取付けた状態の平
面図、図7はホルダ及び押えシートの取付構造の分解斜
視図、図8はトレイ及び構成要素の全てが備えられた整
合部の平面図、図9はクランパの非クランプ状態を説明
する図6のA−A線断面図、図10はクランパのクラン
プ状態を示す同様の断面図、図11は図10のB−B線
断面図である。図12は、本発明による構成を備えた封
緘機におけるジャム解消時の作用を説明する説明図であ
る。
【0017】図1におけるAは、上述された上流装置で
ある。文書最終処理装置Bは、上流装置Aに結合して用
いられる。文書最終処理装置Bは、概括的には、取込部
B1、上部排出部B2 、整合部B3 、フィルム供給部B4
、封緘部B5 、及び下部排出部B6 からなっている。
【0018】取込部B1 は、上流装置Aから排出される
文書Pを文書最終処理装置B内に取込むものであり、筐
体Hの取込口に近接して設けられた取込ローラ2と、こ
の取込ローラを所定方向に回転させるモータ2aと、取
込ローラの下流側に設けられ、進行方向を切換えるゲー
ト3と、このゲート3を上位と下位に回動させる駆動
部、例えばソレノイド3aとからなっている。取込部B
1 には取込まれる文書の有無を検出するセンサS1が設
けてある。ソレノイド3aは、通常は消磁状態にあって
ゲート3を上位側に保持し、励磁されるとゲート3を下
位側に回動させる。また、トップカバー1に設けてある
操作部1aの非封緘指令入力スイッチ及び非綴じ込み指
令スイッチを押した場合は、即時に励磁されてゲートを
下位側に回動させる。これに対して、非封緘指令入力ス
イッチを押下しない場合又は非綴じ込み指令スイッチを
押下しない場合は、上流装置Aから排出される文書が前
記センサS1 により検知されたときに、その文書の前半
部程度が取込みローラ2を通過するまでの間、励磁され
てゲート3を下位側に回動させるようになっている。
【0019】取込ローラ2が取込む文書Pは、ゲート3
が下位側にあるときは、上部排出部B2 を構成する上排
出ローラ4を介して上排出トレイ5に排出され積載され
る。また、ゲート3が上位側にあるときは文書は下流側
の整合部B3 に取込まれる。
【0020】上排出ローラ4と上排出トレイ5は、トッ
プカバー1に取付けられている。このトップカバー1
は、図4に示すように、その背面側端部においてヒンジ
1aにより文書最終処理装置Bの筐体Hの背面側におけ
る上端部に回転自在に取付けられて、そのトップカバー
の正面側端部を手で持ち上げてトレイ6の上方を開放す
ることができ、所定角度まで開放すると、周知の手段に
より開放方向に付勢され、かつ、最大開放角度に停止さ
れて開放状態を維持し、また、反対方向に回転すると、
トレイ6の上方を被覆した閉鎖状態を維持するようにな
っている。
【0021】取込ローラ2は回転軸方向に隔てられた複
数個のローラを有し、ゲート3は、取込ローラの各ロー
ラの間を回動する複数個の羽根を共通の支軸に連結して
なる櫛歯状のものが用いられている。従って、取込ロー
ラ2により文書が整合部B3側に取込中にゲート3が下
位側に回動されると、取込まれる文書が波状にコルゲー
トされるため、腰が強化されて、文書の飛翔性が向上さ
れる。
【0022】整合部B3 はレイ6と、トレイ移動機構7
と、整合機構8と、綴込み機構9とから構成されが設け
られている。トレイ6は、取り込みローラ2により取込
まれる文書を積載する積載面と、その積載面の一側で起
立して文書の幅方向整合基準面となる側壁6aを有す
る。トレイの幅は、これに積載される文書の幅よりも小
さくして、積載整合された文書をトレイの側壁6aと反
対側の辺から突出させて、その突出部分に後述される綴
込み機構9による綴込みを可能にしてある。
【0023】トレイ移動機構7は、トレイ6を前後方向
(図1,2においては左右方向)に往復移動させるもの
であり、図2,4に詳しく示すように、可逆モータ7
a、前後のプーリ7bに掛け回されたベルト7c、ベル
ト7cにトレイ6を連結する連結片7d、トレイを前方
に向って下り傾斜させて前後方向に案内する案内軸7e
及びトレイ6をその案内軸に係合する係合片7fからな
っている。
【0024】図4及び図5において、31はトレイ取付
け基板であり、その上にトレイ6を固定してある。3
2,33は、その間に案内軸7eを平行に掛け渡して固
定するフレームであり、トレイ6は、取付け基板31を
介して前記案内軸7eに前後方向に案内されている。こ
うして、モータ7aが図示されていない制御部により制
御駆動されて、トレイ6を図2に実線で示す後退位置
と、鎖線で示す前進位置との間で往復移動させるように
なっている。
【0025】整合機構8は、図1及び図8に示すよう
に、ホルダ61と、整合ローラ8aと、ソレノイド8b
と、モータ8cと、クランパ8dとを有する。整合ロー
ラ8aは、ソレノイド8bによりトレイ6の積載面に対
して近接した位置と離間された位置との間を移動され、
また、モータ8cにより一定方向に回転される。
【0026】ホルダ61は、図8に示すように、トレイ
6の上方に配置され、トレイ上面を開閉することができ
るように、装置本体に取付けられている。すなわち、ホ
ルダ61の一側端前後に設けた突片61aを連結片6に
連結し、その連結片の前後両側に設けた孔62aに支軸
63を挿通し、その軸の両端を装置本体フレーム64に
回転自在に支持してあり、ホルダ61は、その支軸63
を中心に回動してトレイ上面を開閉可能である。
【0027】前記支軸63は前記トップカバー1の支軸
1aと同一側に取付けられている。すなわち、トップカ
バー1とホルダ61は、この封緘機のオペレータ側に開
放され、又は遮閉されるように取付けられている。そし
て、ホルダ61をトレイ上面側に倒すと、その下面がト
レイ上面に所定距離まで近接した平行状態で停止される
ようになっている。
【0028】図7における70は、前記トップカバー1
とホルダ61とを連結する連結部材であり、プラスチッ
ク製フレキシブルシート又はベルトで作られており、可
撓性を有する。図12に示すように、連結部材71の一
端はトップカバー1の下面中間点に固着され、他端はホ
ルダ61の自由端側に固着されている。そして、連結部
材70は、トップカバー1をトレイ6上に倒して通常状
態に保持し、かつ、トップカバー1を閉めた状態におけ
る両端の固着点間最短距離の約2〜3倍程度の長さを有
し、両固着点を近付けると、図12(a)に示すよう
に、ホルダ61の上面より外側に湾曲するように、曲げ
癖が付けてある。
【0029】これにより、トツプカバー1をその自由端
側(オペレータにとって手前側)をもって持ち上げて開
放すると、最初は撓んでいる連結部材70が引き上げら
れ、図12(b)に示すように、連結部材70の全長が
直線状になったときに始めて、ホルダ61に引上げ力が
作用する。そして、さらにトップカバー1を開けると、
ホルダ61が連動して開けられ、ホルダ61とトレイ6
の間にジャム紙を取り出すことができる隙間が手前方向
に開放される。
【0030】ホルダ61の下面には、押えシート71が
固着されている。この押えシートは、プラスチックシー
トで、ホルダ61の下面の全てを覆う大きさの矩形に形
成してあり、ホルダ61の上流側端部の下面に、すなわ
ち、ホルダの支軸63に直角な線に沿った位置に挾持板
72により固定されている。この押えシート71にも、
ホルダ61の孔61bに対応する孔71bが設けある。
そして、ホルダ61をトレイ上面に近接させて停止する
と、押えシートは、その自重で撓み、トレイの上面に接
触する。これにより、押えシート71は、前記取込みロ
ーラ2によりトレイ上面に滑り込む文書の上面を軽く押
えるため、文書が上方に湾曲することが防止される。ま
た、整合ローラ8aにより文書がトレイ側壁6aに向か
って斜め送りされる際にも、文書の上方湾曲が防止され
る。73は、押え力を補助するためにシート71に固着
された重りである。
【0031】ホルダ61は、そのほぼ中央に切欠孔61
bを有する。図8に示すように、整合ローラ駆動用のモ
ータ8cは、ホルダ61に取付けてあり、そのモータの
駆動力はギヤ81,82,83を介して左右一対の整合
ローラ8aに伝達されるようになっている。84は整合
ローラ8aを支持するレバーである。このレバー84
は、ソレノイド8bがオンすると押下され、整合ローラ
8aをトレイ上面に下降させ、ソレノイド8bがオフの
時は、ばね85の付勢力で持ち上げられ、整合ローラ8
aをトレイ上面から離間させるようになっている。ホル
ダ61の中央の切欠孔63は整合ローラ8a及びギヤ8
1〜83を逃げるために設けてある。
【0032】こうして、上流装置Aより文書pが一枚取
込まれるたびに、整合ローラ8aがソレノイド8bによ
りトレイ6の積載面に降下されて近接するとともに、モ
ータ8cにより所定方向に回転されて、取込ローラ2か
らトレイ6上面に飛翔してきた文書を、トレイ6の側壁
6aに向けて斜め送りして、文書を幅方向に整合させる
ようになっている。
【0033】トレイ6の前端部の前方にゲート10が設
けてある。このゲート10は、トレイ6の下側における
支軸101回りに回転して起伏自在に取付けてあり、そ
の支軸に掛け回したバネ102により常に起立方向に付
勢してある。そして、トレイ6がホームポジション(後
退位置)にあるときは、ゲート10が起立して文書の長
手方向整合基準面となり、そのトレイ上面を整合ローラ
8aにより斜め送りされる文書の先端部を停止させて、
積載される全ての文書を幅方向及び長手方向に整合させ
る。
【0034】クランパ8dは、トレイ上に一枚の文書が
整合されるたびに、その文書をトレイ6の側壁6a側
で、前後においてトレイに挾持するための紙押え手段で
ありる。
【0035】図5,6に示すように、クランパ8dは文
書の前部と後部をそれぞれ押さえるように、軸35の前
後に設けられた2つの押圧片8d1 と、後述されるリン
ク機構を介して押圧片8d1 を作動させるソレノイド8
d2 とを有する。軸35はトレイ取付基板31に支持さ
れ、ソレノイド8d2 も取付基板31に取付けられてい
る。
【0036】図9の36は上端に長穴36aを有するリ
ンクであり、その下端は、中央のアーム支点37aを中
心に回動するアーム37の一端に軸支されている。アー
ム37の他端はソレノイド8d2 のプランジャに軸支さ
れている。また、リンク36の長穴36aには、押圧片
8d1 と一体的に設けた係止ピン38が嵌合されてお
り、この係止ピン38と、リンク36の側壁に設けた突
起39との間には引張りばね40が設けてある。
【0037】図9に示すように、非クランプ状態の時
は、ソレノイド8d2 がオフとなって押圧片8d1 がト
レイ6の積載面から上昇されているが、文書Pがトレイ
6の側壁6aに突き当てられた状態でソレノイド8d2
をオンすると、図10に示すように、アーム37がアー
ム支点37aを中心に時計方向に回動し、その結果、リ
ンク36が下方に移動する。
【0038】従って、引張りばね40が引張られて、係
止ピン38が押し下げられることで、押圧片8d1 は軸
35を中心に反時計方向に回動して、その先端で文書P
の束をクランプする。なお、この時、文書Pの束が厚い
場合は、リンク36が下方に移動しても、押圧片8d1
の先端が動かない。すなわち、長穴36aとばね40に
より、文書Pの束の厚さのばらつきを吸収して、常に適
正な圧力でクランプすることが可能となっている。
【0039】綴込み機構9は、トレイ6の側壁6aと反
対側に設けられ、そのトレイ上に積載され、整合ローラ
8a及びゲート10により整合され、かつ、クランパ8
dの押圧片8d1 により押えられた文書Pを、綴込み指
令を入力した場合に綴じるためのものである。この綴込
み機構9は、電動ステープラ9aと、この電動ステープ
ラをトレイ6の側辺と平行に移動自在に支持するガイド
軸9bと、このステープラを綴込み位置に移動させる駆
動手段9cとを有する。ガイド軸9bは、フレーム3
2,33の間に懸架されている。
【0040】駆動手段9cは、図2,4に示すように、
モータ9c1 ,前後のプーリ9c2、ベルト9c3 、連
結片9c4 からなり、モータ9c1 の回転によりステー
プラ9aを前後に移動させる。そして、ステープラ9a
は、後退位置にあるトレイ6の前部にホームポジション
を有し、トレイ上で整合された文書の一側前部を綴じる
場合は、ステープラ9aを少し前方に移動して綴じ動作
をし、また、文書の一側中央部及び/又は後部で綴じる
場合は、モータ9c1 により所定位置まで後方に移動し
た後、綴じ動作を行う。この場合、トレイ移動機構7も
同時にトレイを前方に移動して、ステープラと相対移動
することにより、トレイ上での整合と、綴込みに要する
時間の可及的短縮化及び装置の小型化が図られている。
【0041】図2に戻って、整合部B3 の下流側には、
フィルム供給部B4 が設けられている。フィルム供給部
B4 は、封緘用フィルム11を装填したフィルムカート
リッジ12を有している。封緘用フィルム11は、巻芯
11c,11dにそれぞれ巻き取られたロールフィルム
11a,11bの先端を接合してなっている。
【0042】そして、カートリッジ12は、中央に開口
部12aを、その開口部の上下両側に下流方向に開口す
る半円筒状のロールフィルム収容部12b,12cをそ
れぞれ有して、フィルム11はカートリッジ12の開口
面側から装填され、前記ロールフィルム先端の接合部1
1cを開口部12aの中心に位置させた状態で、収容部
12b,12cの両端に形成された軸受部12d,12
eに前記ロールフィルムの巻芯に押入された軸を支持さ
せて回転自在に保持されている。
【0043】また、カートリッジ12は、その下端部に
形成してある係合部12fを、封緘機に取付けられたマ
ウンタ13の下端部に形成してある被係止部13aに係
合させ、かつ、カートリッジ12の上端部に形成してあ
る係止部12gを、前記マウンタ13の上端部に形成し
てある被係止部13bに係合して、着脱自在に装着され
る。
【0044】カートリッジ12には、上下のフィルム収
容部12b,12cに対応して複数本の固定ローラ14
aが適宜の間隔をもって配設され、また、マウンタ13
には、フィルムカートリッジの開口部12aに対応する
中央の開口部13cの両側至近に固定ローラ14bを有
するほか、その両側において、図示されていないばねに
より上流方向に付勢された複数本の可動ローラ14cが
前記各固定ローラ14aの間に遠近移動可能に配置され
ている。これらの固定ローラ14a,14b及び可動ロ
ーラ14cによりカートリッジ内のフィルムに緩衝作用
と緊張作用を与えるテンション機構14が構成されてい
る。これにより、フィルム11を装填したカートリッジ
12をマウンタ13に取付けると、封緘用フィルム11
は、トレイ6の前進移動により移送される文書の移送路
を直交遮断するように張設される。
【0045】マウンタ13は、筐体1に出し入れ自在に
装着されたドロワ15に固定されたカートリッジ保持部
材16に昇降自在に支持されている。カートリッジ保持
部材16は、フィルムカートリッジ12をこれに装填さ
れたフィルムが文書移送路を遮断する位置、すなわち封
緘位置と、カートリッジが文書移送路から下方に退避し
た位置、すなわち非封緘位置との間で上下動可能な長さ
を持っており、封緘機内の上部から下部まで延長して、
マウンタ13は、ドロワ15に設けられたモータ17を
介して、図3に実線で示されているように、カートリッ
ジの開口部12aの中心がトレイ6による文書搬送路と
合致する封緘位置と、図3に鎖線で示されているよう
に、カートリッジ12が文書搬送路の下方に退避する非
封緘位置との間を昇降されるようになっている。
【0046】フィルム供給部B4 の下流側には、封緘部
B5 が設けてある。この封緘部は、文書をその表裏から
被覆したフィルム11を挟持して搬送する搬送ローラ1
8と、そのフィルム11を文書の前後で溶着切断(ヒー
トカット)するためのヒートカッタ19と、文書を表裏
から被覆したフィルム11の文書より外側に延出する部
分を溶着(熱シール)するためのヒートローラ20とか
らなる。
【0047】封緘部の下流側に排出部B6 を有する。排
出部B6 は、前記ヒートカッタ19よるヒートカットと
ヒートローラ20による熱シールにより形成される封緘
物SMを筐体1の外に排出するための排出ローラ21
と、排出される封緘物を堆積する下排出トレイ22とか
らなっている。
【0048】そして、搬送ローラ18、ヒートローラ2
0及び排出ローラ21には、これらを所定方向に回転さ
せるための共通の搬送モータ23が接続され、駆動ロー
ラと従動ローラからなる搬送ローラ18には、これらを
搬送面に対して開閉させるためのニップ駆動手段、例え
ばモータ24とカム及びカロフォロワ(いずれも図示せ
ず)が連結され、ヒートカッタ19には、これを構成す
る切断刃19aと台座19bを相互に接近押圧させるた
めの駆動部、例えばモータ25とカム及びカロフォロワ
(いずれも図示せず)が連結され、さらに、ヒートロー
ラ20を搬送面に対して接離させるための駆動部、例え
ばモータ26とカム及びカムフォロワ(いずれも図示せ
ず)が連結されている。ヒートカッタの切断刃19a内
にはフィルム11を溶融しうる温度で発熱するヒータ2
7が内蔵され、また、ヒートローラ20の加熱ローラ2
0a内にもフィルムを溶着しうる温度に発熱するヒータ
28が内蔵されている。
【0049】上記自動封緘機Bには、上記取込部B1 の
センサS1 の他に、少なくとも2個のセンサS2 ,S3
が設けてある。センサS2 は、フィルムの先端検知と、
フィルムに設けてある後述の切断位置検出用マークの検
出を兼ねるものであり、搬送ローラ18とヒートカッタ
19の間に設けられ、フィルム供給部B4 からフィルム
11が搬送ローラ18により繰出され始めたことを検出
することができる。さらに、センサS3 は、搬送された
フィルム及び文書が封緘部B5 を通過したことを検出す
るためのものであり、排出ローラ21の至近に設けてあ
る。
【0050】続いて、上記の構成による動作を、封緘機
が封緘指令信号を入力した場合の動作について説明す
る。初期状態においては、トレイ6は後退位置にあり、
クランプ8dは非クランプ状態にあり、搬送ローラ1
8、ヒートカッタ19を構成する刃19aと台座19b
及びヒートローラ20はいずれも開放状態にある。ま
た、通常は封緘モードにあるので、カートリッジ14は
封緘位置に保持されている。始動されると、まず、上
流装置Aからの文書Pの取込、取込んだ文書の整合、
ヒートカッタ19及びヒートローラ20のウォームア
ップが行われる。
【0051】文書の取込過程においては、取込モータ2
aが回転され、上流装置から排出される文書をゲート3
により整合部B3 方向に取込む。センサS1 が文書の先
端を検知すると、ソレノイド3aを所定時間励磁させ
て、ゲート3を下位側に回動させるので、その文書はコ
ルゲートを形成されながらトレイ6上に飛翔して積載さ
れる。
【0052】そして、センサS1が文書の先端を検知し
てから所定時間後に整合モータ8aを回転させ、整合の
準備をするとともに、センサS1 が文書の後端を検知し
た後に整合ローラ8aをトレイ上面方向に下降させて、
トレイ上に積載された文書を斜め送りして整合させる。
整合ローラの上昇復帰前にクランパ8dを下降させ、整
合された文書をトレイに押える。この文書の取込・整合
は、上流装置Aから所定枚数の文書が排出され尽くすま
で、各文書が排出されるたびに行われる。ここで、ゲー
ト10は、起立状態に保たれて、整合される文書を止め
て、長手方向整合基準面として機能する。
【0053】所定枚数の文書の取込整合を終了すると、
綴込み指令が入力されている場合には、図10に示すよ
うにクランパ8dで押えた後、綴込み部のモータ9c1
が電動ステープラ9aを所定位置に移動して、文書の一
側の前部のみ、後部のみ又は双方において綴込みを行
う。一例を説明すると、前部を綴じる場合は、モータ9
c1 によりステープラ9aを若干後方に移動して停止
し、ステープラ9aを駆動させて綴じ込む。後部も綴じ
る場合は、モータ7a及び9c1 を回転させてトレイ6
を前進させて、ステープラ9aとトレイ6の相対移動に
より所定位置に達したときに両者を停止して、ステープ
ラ9aを駆動し、後部の綴じ込みを行う。所定の綴じ込
みを終了した後は、モータ9c1 を逆転させてステープ
ラ9aをホームシポジションである前方位置に復帰させ
る。
【0054】また、所定の綴込みを終了した時は、モー
タ7aが正転されて、トレイ6を前進させて文書の封緘
部方向の搬送を開始する。トレイ6は、その上の文書P
をクランパ8dにより整合状態に保持したまま、ゲート
10を倒しながら前進し、その文書を下流側のフィルム
供給部B4 に搬送する。綴込み指令が入力されていない
場合は、綴込み部9は駆動されず、トレイ6が前進され
て、文書の封緘部方向の搬送を開始する。
【0055】トレイ6はその前端部をフィルムカートリ
ッジ12の開口部12aの中心に前進させて、フィルム
11の表面側フィルム11aと裏面側フィルム11bの
接合部を前記開口部の中心に合致させて、テンション機
構14で軽くたぐられて緊張状態で待機しているフィル
ム11を下流方向に押し進め、そのフィルム11を繰り
出して、そのフィルムで文書の前部の表裏面を被覆させ
た状態で、そのフィルムと文書の前部を離間状態にある
搬送ローラ18の間まで移送して、前進位置で停止す
る。
【0056】この状態で、ニップ駆動手段24を介し
て、開放していた搬送ローラ18を閉じて、フィルムと
文書を挾持すると同時に、クランパ8dを開放させた
後、再びトレイ6がゲート10が起立しない中間位置ま
で復帰される。その後、トレイの後退開始とほぼ同時に
搬送モータ23が回転され、搬送ローラ18が回転され
て、フィルムと文書が搬送される。これに続き、先にウ
ォームアップされていたヒートローラ20の加圧ローラ
20aと加熱ローラ20bが閉じられ、搬送されてくる
フィルムの両サイドを連続的に熱シールする。
【0057】そして、その搬送される文書Pの後端がゲ
ート10を通過した時点で、トレイ6を後退位置まで完
全復帰させる。その時点で、ゲート10は復帰ばね10
1の作用により復帰し、起立状態に戻る。
【0058】そして、センサS2 がフィルムに形成して
ある切断位置検出用マークを検出したことに基づいて、
搬送モータ23の回転が停止され、また、停止中のフィ
ルムのヒートローラとの接触継続による過熱収縮を防止
するため、ヒートローラ20が開放され、引続き、ヒー
トカッタ19の切断刃19aと台座19bが閉じられ
て、その前記切断位置検出用マークの位置においてフィ
ルム11がヒートカットされる。
【0059】ヒートカット後に、それまで閉じられてい
た搬送ローラ18がニップ駆動手段24により開放され
た後、搬送モータ23が再度回転されるとともに、ヒー
トローラ20が再び閉じされて、ヒートカット時点にヒ
ートカッタとヒートローラとの間のフィルムの両サイド
の未シール部分がシールされる。
【0060】これにより、ヒートカッタ19の下流側
に、両サイドが熱シールされ、前後が切断位置検出用マ
ークの部分においてヒートカットされ、表面に宛名窓を
有するフィルム袋の中に文書Pを封緘した封緘物が得ら
れる。宛名窓の部分は透明であるが、それ以外の部分は
文書の印刷内容が外側から見えなように不透明である。
なお、フィルムの文書被覆面の全部が透明であっても良
い。ヒートローラから出される封緘物は、下部排出部B
6 の排出ローラ21により下排出トレイ22に排出され
る。
【0061】ヒートカットされたフィルム11のヒート
カッタ19よりも上流側の表側フィルム11aと裏側フ
ィルム11bとは、その先端部がヒートカッタ19で溶
着されており、フィルム供給部に設けてあるテンション
付与機構14によりバックテンションが掛けられるの
で、元位置に復帰する。
【0062】上流装置A又は封緘機Bに設けてある非封
緘指令入力スイッチ(図示せず)が、上流装置からの所
定枚数の文書の排出を終了する前に操作されて、制御部
に非封緘指令が入力すると、モータ17が正転され、マ
ウンタ13を介してカートリッジ12が図2に鎖線で示
す退避位置まで下降される。従って、取込部B1 により
整合部B3 に取込まれて整合された一纏まりの文書は、
ステープラ9aにより綴じられた後、トレイ6の前進に
より搬送ローラ18の間に移送され、搬送ローラが閉じ
られると同時に回転されて、その文書は開放状態のヒー
トカッタ19及び離間状態のヒートローラ20の間を経
て、排出ローラ21により排出トレイ22上に排出され
る。なお、非封緘指令が入力されたときは、ヒートロー
ラは加熱を停止される。
【0063】上記のように、本発明装置においては、ト
ップカバー1とホルダ61とが、同一側の一端において
回動自在に支持されて開閉自在に取付けられ、また、ト
ップカバー1の下面中間点とホルダ61の自由端との間
を、可撓性を有する連結部材70で連結してあるので、
トップカバーを開けると、これと連動してホルダも開放
されるため、一度の作業で、トレイの上面をジャム紙の
取出が可能な状態に開けることができる。また、トップ
カバー1を閉じれば、ホルダ61も連動して閉じられ
る。従って、ジャム解消作業が非常に簡単になった。
【0064】また、連結部材70は、いずれも閉じた状
態におけるトップカバー1の中間点とホルダ61の自由
端との最短距離よりも十分に大きい長さを有するので、
トップカバー1を連結部材70が外側から見える位置ま
で開放するまでは、連結部材70がホルダ61に引上げ
力が作用せず、また、その後は連結部材70が外側から
見えるため、トップカバーに加える開放力が軽減される
ので、初期作動時のトップカバー1の開放によりホルダ
61及び連結部材70に衝撃を加えることが予防される
ことが期待される。従って、整合機構の構成部材及び連
結部材の故障や破損が防止される。
【0065】さらに、整合部に文書が取込まれる際又は
整合部において整合ローラ8aにより斜め送りされる際
に文書の上方湾曲を防止する押えシート71をホルダ6
1に設けるに当たり、その押えシートを前記ホルダの上
流側端部にそのホルダの回転支軸に直角な線に沿って固
定した場合は、ホルダの開閉移動に連動して押えシート
が開閉できるとともに、特に閉じる際に、安定してトイ
レ上面に復帰することができる。ホルダに押えシートを
結合した場合は、トップカバーの開閉時に、その押えシ
ートも同様に衝撃から保護される。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上流装
置から排出される文書を取込んで整合し、各種の最終処
理をした後、排出する文書最終処理装置において、整合
部で文書がジャムした場合は、トップカバーを開閉する
だけでホルダも連動開閉するので、ジャム解消作業が非
常に簡単にできる。また、整合部の構成部材の故障や連
結部材自体の破損の恐れも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書最終処理装置の概略構成を、
主として駆動系を中心として示した模式図である。
【図2】封緘機の具体的構成の一例を示す縦断面図であ
る。
【図3】図2の封緘機を下流側斜め後方上部より見た斜
視図である。
【図4】整合部及び綴じ込み部の移動機構を抽出して示
す要部の平面図である。
【図5】主としてトレイの移動機構の分解斜視図であ
る。
【図6】図5のトレイ取付け基板にトレイとクランパを
取付けた状態の平面図である。
【図7】ホルダ及び押えシートの取付構造の分解斜視図
である。
【図8】トレイ及び構成要素の全てが備えられた整合部
の平面図である。
【図9】クランパの非クランプ状態を説明する図6のA
−A線断面図である。
【図10】クランパのクランプ状態を示す同様の断面図
である。
【図11】図10のB−B線断面図である。
【図12】本発明による構成を備えた文書最終処理装置
におけるジャム解消時の作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
A 上流装置 B 文書最終処理装置 H 筐体 B3 整合部 8a 整合ローラ 1 トップカバー 6 トレイ 61 ホルダ 70 連結部材 71 押えシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 37/00 9037−3F G03G 15/00 534

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流装置から排出される文書を内部に取
    込む取込み部と、前記取込み部により内部に取込まれる
    文書が積載されるとともに、その文書の幅方向整合基準
    面となる側壁を有するトレイと、そのトレイの前端部に
    起伏自在に設けられ、起立方向に付勢されて、起立状態
    で前記トレイに積載される文書の長手方向整合基準面と
    なるゲートと、前記トレイ上面に一枚の文書が積載され
    る度に前記トレイの側壁に向けて斜め送りする整合ロー
    ラ、その整合ローラを一定方向に回転させるモータ、前
    記トレイ上面に一枚の文書が積載される度に前記整合ロ
    ーラを前記トレイ上面に対して降下上昇させる昇降手
    段、前記整合ローラ、モータ及び昇降手段を保持するホ
    ルダ、そのホルダの下面を覆う位置に備えられ、前記文
    書の前記トレイ上への積載時及び斜め送り時の上方湾曲
    を防止する押えシートからなる整合部とを有する文書最
    終処理装置において、 前記整合部の上方に、一端において装置本体に回転自在
    に支持したトップカバーを開閉自在に取付け、前記ホル
    ダを前記トップカバーの支軸と同一側において前記装置
    本体に回転自在に支持し、前記ホルダと前記トップカバ
    ーとを、可撓性を有する連結部材で連結したことを特徴
    とする文書最終処理装置。
  2. 【請求項2】 連結部材の長さを、閉状態におけるホル
    ダの自由端とトップカバーの中間部との最短距離よりも
    長くし、閉状態で撓むようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の文書最終処理装置。
JP5185508A 1993-06-29 1993-06-29 文書最終処理装置 Pending JPH07137478A (ja)

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JP5185508A JPH07137478A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 文書最終処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1215537A2 (en) * 2000-12-18 2002-06-19 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet post-processing device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1215537A2 (en) * 2000-12-18 2002-06-19 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet post-processing device
EP1215537A3 (en) * 2000-12-18 2005-05-04 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet post-processing device
US7284752B2 (en) 2000-12-18 2007-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Jam disposer for sheet post-processing device

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