JPH07127874A - 混合水栓ユニット - Google Patents

混合水栓ユニット

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Publication number
JPH07127874A
JPH07127874A JP30130993A JP30130993A JPH07127874A JP H07127874 A JPH07127874 A JP H07127874A JP 30130993 A JP30130993 A JP 30130993A JP 30130993 A JP30130993 A JP 30130993A JP H07127874 A JPH07127874 A JP H07127874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
nozzle
valve
bathroom
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30130993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ito
義彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で浴室の暖房を行うことができる
ようにする。 【構成】 混合水栓ユニット20は湯11と水12を混
合して設定温度の温水を作り出すサーモミキシング装置
13を備えている。ハウジングの前面には温度調節コッ
ク14とシャワーノズル15とカラン16とシャワー・
カラン切り替えコック17と流湯暖房用ノズル22が設
けられている。混合水栓ユニット20は更に、切り替え
コック17の操作により温水をシャワーノズル15また
はカラン16に供給する三方弁18と、サーモミキシン
グ装置13と流湯暖房用ノズル22の間に設けられた電
磁弁23と、電磁弁23を操作するリモートコントロー
ル装置24を備えている。リモートコントロール装置2
4により電磁弁23を開くと、サーモミキシング装置1
3からの温水が流湯暖房用ノズル22より浴室の洗い場
に放散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯と水を混合して適当
な温度の温水を作り出す浴室用の混合水栓ユニットに係
り、特に浴室の暖房を行う機能を有する混合水栓ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】浴室で用いられる水栓ユニットには、湯
と水を混合して設定された温度の温水を作り出すワック
スサーモ型の混合水栓ユニットがある。
【0003】図3は従来のワックスサーモ型の混合水栓
ユニットの構成を示す説明図である。この混合水栓ユニ
ット10は、図示しない温水熱源機で作られた湯11と
水道からの水12とを混合して設定された温度の温水を
作り出すサーモミキシング装置13を備えている。混合
水栓ユニット10のハウジングの前面には、サーモミキ
シング装置13で作り出す温水の温度を調節する温度調
節コック14と、シャワーノズル15と、カラン16
と、シャワー・カラン切り替えコック17とが設けられ
ている。また、混合水栓ユニット10は、サーモミキシ
ング装置13の吐出側とシャワーノズル15とカラン1
6とに接続され、シャワー・カラン切り替えコック17
の操作によって切り替えられる三方弁18を備えてい
る。
【0004】この混合水栓ユニット10では、サーモミ
キシング装置13において、温度調節コック14によっ
て設定された温度に応じて湯11と水12が混合され、
設定された温度の温水が作り出される。この温水は、シ
ャワー・カラン切り替えコック17の操作に応じて、三
方弁18を経て、シャワーノズル15またはカラン16
に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に冬期に
は、入浴に際して、浴室内や、浴室の洗い場の床面を予
め温めておくと、快適な入浴ができる。そこで、浴室の
洗い場の床下に、温水が通る通路を有する蓄熱パネルや
電気ヒータを組み込んで、蓄熱床暖房を行うことが提案
されている。
【0006】ところが、このような蓄熱パネルや電気ヒ
ータを組み込むことは、浴室自体の工事が必要になると
いう問題がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡単な構成で浴室の暖房を行うこと
ができるようにした混合水栓ユニットを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の混合水栓
ユニットは、湯と水を混合して設定された温度の温水を
作り出す混合手段と、この混合手段によって作り出され
た温水を吐出するための水栓と、混合手段によって作り
出された温水を浴室の床面に放散させるための流湯暖房
用ノズルと、混合手段によって作り出された温水を流湯
暖房用ノズルに選択的に供給するための流湯暖房用弁と
を備えたものである。
【0009】この混合水栓ユニットでは、流湯暖房用弁
を開けると、混合手段によって作り出された温水が流湯
暖房用ノズルに供給され、この流湯暖房用ノズルより温
水が浴室の床面に放散される。そして、この温水によ
り、浴室の床面が温められると共に、浴室内が暖められ
る。
【0010】請求項2記載の混合水栓ユニットは、請求
項1記載の混合水栓ユニットにおいて、前記流湯暖房用
弁を、リモートコントロール装置によって遠隔的に操作
される電磁弁としたものである。
【0011】この混合水栓ユニットでは、リモートコン
トロール装置によって、流湯暖房用弁である電磁弁が遠
隔的に操作される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0013】図1は本実施例の混合水栓ユニットの構造
を示す部分破断斜視図、図2は本実施例の混合水栓ユニ
ットの構成を示す説明図である。本実施例の混合水栓ユ
ニット20は、図示しない温水熱源機で作られた湯11
と水道からの水12とを混合して設定された温度の温水
を作り出すサーモミキシング装置13を備えている。ま
た、混合水栓ユニット20のハウジング21の前面に
は、サーモミキシング装置13で作り出す温水の温度を
調節する温度調節コック14と、水栓としてのシャワー
ノズル15およびカラン16と、シャワー・カラン切り
替えコック17と、温水を浴室の洗い場全面に放散させ
るための流湯暖房用ノズル22とが設けられている。ま
た、混合水栓ユニット20は、サーモミキシング装置1
3の吐出側とシャワーノズル15とカラン16とに接続
され、シャワー・カラン切り替えコック17の操作によ
って切り替えられる三方弁18を備えている。混合水栓
ユニット20は、更に、サーモミキシング装置13の吐
出側と流湯暖房用ノズル22との間に設けられた電磁弁
23と、この電磁弁23を遠隔的に操作するためのリモ
ートコントロール装置24とを備えている。リモートコ
ントロール装置24は、例えば脱衣室に設置される。
【0014】また、本実施例の混合水栓ユニット20
は、ユニット化されており、例えばユニットバスのカウ
ンタ内に収納することができる。
【0015】次に、本実施例の混合水栓ユニット20の
動作について説明する。通常の使用では、サーモミキシ
ング装置13において、温度調節コック14によって設
定された温度に応じて湯11と水12が混合され、設定
された温度の温水が作り出され、この温水が、シャワー
・カラン切り替えコック17の操作に応じて、三方弁1
8を経て、シャワーノズル15またはカラン16に供給
される。
【0016】予め浴室の暖房を行う場合には、脱衣前
に、例えば脱衣室に設置されたリモートコントロール装
置24の流湯暖房用スイッチをオンする。これにより、
電磁弁23が開き、サーモミキシング装置13によって
作り出された温水が、流湯暖房用ノズル22より、浴室
の洗い場全面に放散される。この温水による流湯暖房に
より、脱衣が終わり浴室に入る頃には、浴室の洗い場の
床面が温められていると共に、浴室内が暖められてお
り、浴室の快適性が向上する。
【0017】また、入浴前に上述のような流湯暖房を行
うことで、温水熱源機から混合水栓ユニット20までの
配管中の冷水がパージされ、シャワー等を使用する場合
における温水の待ち時間が無くなる。
【0018】また、浴室の暖房を行うための機能が、混
合水栓ユニット20内に設けられ、例えばユニットバス
のカウンタ内に収納されるので、大がかりな工事が不要
である。また、外見上は、浴室の暖房を行うための設備
として流湯暖房用ノズル23が追加されるだけなので、
浴室の美観を損ねることがない。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、タイマを設けて、リモートコントロール装置2
4によるオン操作の後、一定時間だけ電磁弁23を開く
ようにしても良い。あるいは定量止水機能を設け、一定
の水量だけ流湯暖房を行うようにしても良い。
【0020】また、流湯暖房用ノズル23を、混合水栓
ユニット20のハウジング21の前面より突没自在と
し、ソレノイドを用いて、あるいは、流湯暖房用ノズル
23に供給される温水の水圧を利用して、流湯暖房時に
のみ、流湯暖房用ノズル23が突出するようにしても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の混
合水栓ユニットによれば、混合手段によって作り出され
た温水を、流湯暖房用弁を介して流湯暖房用ノズルに供
給し、この流湯暖房用ノズルより温水を浴室の床面に放
散させるようにしたので、簡単な構成で浴室の暖房を行
うことができるという効果がある。
【0022】また、請求項2記載の混合水栓ユニットに
よれば、流湯暖房用弁を、リモートコントロール装置に
よって遠隔的に操作される電磁弁としたので、上記効果
に加え、流湯暖房用ノズルより温水を浴室の床面に放散
させるための操作を遠隔的に行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の混合水栓ユニットの構造を
示す部分破断斜視図である。
【図2】図1の混合水栓ユニットの構成を示す説明図で
ある。
【図3】従来の混合水栓ユニットの構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
13 サーモミキンシグ装置 14 温度調節コック 15 シャワーノズル 16 カラン 17 シャワー・カラン切り替えコック 20 混合水栓ユニット 22 流湯暖房用ノズル 23 電磁弁 24 リモートコントロール装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯と水を混合して設定された温度の温水
    を作り出す混合手段と、 この混合手段によって作り出された温水を吐出するため
    の水栓と、 前記混合手段によって作り出された温水を浴室の床面に
    放散させるための流湯暖房用ノズルと、 前記混合手段によって作り出された温水を前記流湯暖房
    用ノズルに選択的に供給するための流湯暖房用弁とを具
    備することを特徴とする混合水栓ユニット。
  2. 【請求項2】 前記流湯暖房用弁は、リモートコントロ
    ール装置によって遠隔的に操作される電磁弁であること
    を特徴とする請求項1記載の混合水栓ユニット。
JP30130993A 1993-11-05 1993-11-05 混合水栓ユニット Pending JPH07127874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30130993A JPH07127874A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 混合水栓ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30130993A JPH07127874A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 混合水栓ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH07127874A true JPH07127874A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17895301

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30130993A Pending JPH07127874A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 混合水栓ユニット

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