JPH07125736A - ヒートシールラベルの印字方法及びそのプリンター - Google Patents

ヒートシールラベルの印字方法及びそのプリンター

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JPH07125736A
JPH07125736A JP5287515A JP28751593A JPH07125736A JP H07125736 A JPH07125736 A JP H07125736A JP 5287515 A JP5287515 A JP 5287515A JP 28751593 A JP28751593 A JP 28751593A JP H07125736 A JPH07125736 A JP H07125736A
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    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/20Gluing the labels or articles
    • B65C9/24Gluing the labels or articles by heat
    • B65C9/25Gluing the labels or articles by heat by thermo-activating the glue
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ヒートシールラベルを、印字品質及び処理速度
を悪化させることなく使用できるので、経済性及び省資
源の点で有利なヒートシールラベルの印字方法及びその
プリンターを提供する。 【構成】印字面12Aと該印字面12Aの反対側に接着
剤12Dが固着された接着材面12Cを有する帯状のヒ
ートシールラベル12の印字面12Aにインクジェット
ヘッド30で印字した後、ヒートシールラベル12に印
字されたインクの乾燥及びヒートシールラベル12の接
着剤12Dの溶融を、80°C〜100°Cに加熱され
たヒートローラ46Aと、押圧ローラ46Bで挟持搬送
することにより、一度に行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベルプリンターのラベ
ルの印字方法及びその装置に係り、特に、ヒートシール
ラベルに商品名、日付、バーコード等を印字するのに最
適なヒートシールラベルの印字方法及びそのプリンター
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、接着剤が予め塗布されているラ
ベルとしては、その表面をシリコン処理された帯状台紙
に複数のラベルが仮着され、台紙からラベルを一枚ずつ
剥離して被貼付物に貼付するタイプの台紙仮着ラベル
と、ラベルの貼付面に接着剤が予め固着され、接着剤を
加熱装置で加熱溶融して被貼付物に貼付するタイプのヒ
ートシールラベルとがある。
【0003】そして、ヒートシールラベルは、台紙を必
要としないので台紙仮着ラベルに比べて安価であり、更
には、台紙仮着ラベルのようにラベルが剥離された後の
帯状台紙を廃棄物として処理する必要がないので省資源
の点で有利であるという大きな特長を有している。しか
し、従来、ヒートシールラベルの使用は、ヒートシール
ラベルに印刷機で予め印刷された印刷済みのものを、使
用時にヒートシールラベルの接着剤を加熱溶融して被貼
付物に貼付する使用方法に限られ、サーマル式又は熱転
写式の印字器を備えたラベルプリンター装置で印字する
ことは行われていなかった。この理由は、サーマル式又
は熱転写式の印字器の印字インキとして使用されるカー
ボンインキの溶融温度は60°C〜80°Cであり、接
着剤の溶融温度80°C〜100°Cより低い為であ
る。即ち、ヒートシールラベルの接着剤を加熱溶融する
時に、ヒートシールラベルに印字されたカーボンインク
も溶融されてしまい、その結果、ヒートシールラベルの
印字品質が悪化する。
【0004】更には、単一長さラベルに切断されたヒー
トシールラベルは、停止状態で面接触加熱して、その接
着剤を溶融する方式なので加熱時間を要する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、ヒートシールラベルは、台紙仮着ラベルに比
べて安価であり、更には、省資源の点で有利であるとい
う大きな特長を有しており、ヒートシールラベルを使用
できるヒートシールラベル用プリンターの開発が要望さ
れている。
【0006】ところで、最近、ワードプロセッサやコン
ピュータのプリンター等の印字器として、インクをノズ
ルから吐出して用紙に印字するインクジェット方式の印
字方法が採用されている。このインクジェット方式に使
用されるインクは、細いノズルから吐出され易いように
湿潤剤が添加され、インクの粘度を下げている。この湿
潤剤の添加により、印字されたインクは乾燥して固まる
までに時間がかかる為、用紙への滲みが発生し易く、印
字品質を悪化させ易い性質がある。
【0007】このことから、仮に、このインクジェット
方式の印字方法でラベルに商品名、日付、バーコード等
を印字した場合、インクが乾燥するまでに時間がかか
り、特に、バーコードは印字面積が大きいために文字に
比べて数倍の乾燥時間がかるので、ラベルを処理する処
理速度が低速になると共に、インクが滲み易く印字品質
を悪化させる欠点がある。
【0008】上記したヒートシールラベルの技術的背景
及びインクジェット方式の技術的背景から、本発明者
は、ヒートシールラベルとインクジェット方式の印字方
法を組み合わせることにより、夫々の欠点を補いあえる
ことを見いだし、本発明を完成した。更には、単一ラベ
ル長さに切断されるヒートシールラベルを、移動状態で
線市接触加熱する方式なので、その接着剤を溶融する加
熱時間が大幅に短縮でき、ラベル発行の所要時間を短縮
するものである。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ヒートシールラベルを、印字品質及び処理速度
を悪化させることなく使用できるので、経済性及び省資
源の点で有利なヒートシールラベルの印字方法及びその
プリンターを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、印字面と該印字面の反対側に接着剤が固着さ
れた接着剤面を有する帯状のヒートシールラベルの印字
面にインクジェット方式の印字方法で印字した後、前記
ヒートシールラベルの接着剤を溶融すると共にヒートシ
ールラベルに印字されたインクの乾燥を行うことを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、印字面と該印字面の反対側に
接着剤が固着された接着剤面を有する帯状のヒートシー
ルラベルの印字面にインクジェット方式の印字器で印字
した後、前記ヒートシールラベルの接着剤を溶融とヒー
トシールラベルに印字されたインクの乾燥を、加熱手段
で同時に行うようにした。
【0012】これにより、乾燥しにくいインクジェット
方式のインクの乾燥を早めてインクの滲みを防止できる
ので良好な印字品質を得ることができると共に、インク
の乾燥に新たな時間を必要としないので、ヒートシール
ラベルを使用してもプリンターの処理速度を従来の台紙
付きラベルを使用した時の処理速度に維持できる。ま
た、前記加熱手段として、ヒートローラと前記ヒートロ
ーラに押圧する押圧ローラで構成し、印字されたヒート
シールラベルをヒートローラと押圧ローラで挟持するよ
うにし、熱効率が良くなるようにした。これにより、バ
ーコードのように文字の印字に比べ数倍の乾燥時間を要
する場合にも対応させることができる。この際、前記ヒ
ートローラに接触してヒートロールに付着した接着剤を
除去する残留接着剤除去部材(クリーナパット)と、前
記押圧ローラに接触して押圧ローラに付着したインクを
除去する残留インク除去部材を設けたので、接着剤やイ
ンクが後続のラベルに付着して後続のラベルを汚すこと
がない。
【0013】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るヒートシ
ールラベルの印字方法及びそのプリンターの好ましい実
施例について詳説する。図1は、本発明のヒートシール
ラベル用プリンターの全体構成図である。ヒートシール
ラベル用プリンター10は主として、帯状のヒートシー
ルラベル12に印字するインクジェット方式の印字部1
4と、印字された帯状のヒートシールラベル12を単位
ラベルの長さに切断する切断部16と、切断されたヒー
トシールラベル12を加熱してヒートシールラベル12
の接着剤を溶融すると共にヒートシールラベル12に印
字されたインクを乾燥する加熱部18と、加熱処理され
たヒートシールラベル12を受けるラベル受台20とか
ら構成されている。また、印字部14と切断部16との
間にはヒートシールラベル12が通過する通過孔22を
有する熱遮断パネル24が設けられ、加熱部18の熱が
印字部14に影響しないようになっている。
【0014】尚、ヒートシールラベル12とは、図2に
示すように印字面12Aを形成するコート紙等の基材紙
12Bの貼着面12Cに接着剤12Dが予め固着されて
おり、加熱により接着剤12Dが溶融して接着機能を発
揮するラベルである。また、図3に示すように、ヒート
シールラベル12の印字面12Aには単位ラベルの長さ
間隔で検出マーク12E、12E…が印刷され、後記す
る反射型センサで検出マーク12Eを検出することによ
りヒートシールラベル12の印字ステップごとの送り量
が決定されるようになっている。
【0015】先ず、図1に従って印字部14について説
明すると、供給リール26に巻回収納されたヒートシー
ルラベル12は、搬送ローラユニット28で搬送されて
インクジェットヘッド30に搬送される。インクジェッ
トヘッド30は後述する印字用コントローラ40に接続
された印字情報器32からの印字情報に基づいてインク
をヒートシールラベル12の印字面12Aに吐出し、商
品名、日付、バーコード等の印字を行う。また、搬送ロ
ーラユニット28は、駆動ローラ28Aと駆動ローラ2
8Aに押圧しながら駆動ローラ28Aの回転駆動に従動
して回転する従動ローラ28Bから成り、駆動ローラ2
8Aは無端状ベルト34を介してステッピングモータ3
6に連結している。また、供給リール26と搬送ローラ
ユニット28の間には、反射型センサ38が設けられて
いる。そして、反射型センサ38がヒートシールラベル
12に印刷された検出マーク12Eを検出し、検出信号
が印字用コントローラ40に出力される。印字用コント
ローラ40に検出信号が入力されると、印字用コントロ
ーラ40はステッピングモータ36を所定時間作動し、
ステッピングモータ36の回転動力が無端状ベルト34
を介して駆動ローラ28Aに伝達される。これにより、
ヒートシールラベル12は駆動ローラ28Aと従動ロー
ラ28Bとで印字ステップごとの送り量でインクジェッ
トヘッド30位置に搬送され、インクジェットヘッド3
0で印字される。
【0016】次に、切断部16について説明すると、イ
ンクジェットヘッド30で印字されたヒートシールラベ
ル12は、ロータリカッタユニット42に搬送される。
ロータリカッタユニット42は、ヒートシールラベル1
2を挟んで下側に固定刃42A、上側に回転刃42Bと
で構成されている。このロータリカッタユニット42
は、前記印字用コントローラ40に接続され制御される
もので、該印字用コントローラ40がヒートシールラベ
ル12に印刷された検出マーク12Eを検出すると、こ
のロータリカッタユニット42の固定刃42Aに対設さ
れたロータリカッタユニット42の回転刃42Bが回転
して、帯状ヒートシールラベル12を単位ラベル長さに
切断する。この切断時において、単位ラベルに切断され
たヒートシールラベル12の搬送方向先端部は、次に説
明する加熱部18の加熱ローラユニット46に挟持され
る。カッタ部42と加熱ローラユニット46とは近接し
ており印字出力後の早い時期にヒートシールラベル12
は加熱部のヒートローラ46Aと押圧ローラ46Bとに
挟持搬送される。
【0017】次に、加熱部18について説明すると、図
1及び図4に示すように、切断部16で単位ラベルの長
さに切断されたヒートシールラベル12は加熱ローラユ
ニット46に搬送される。加熱ローラユニット46は、
ヒートシールラベル12を挟んだ下側位置、即ちヒート
シールラベル12の貼着面12C側に、回転駆動するヒ
ートローラ46Aと、ヒートシールラベル12の上側位
置、即ち印字面12A側に、ヒートローラ46Aに押圧
すると共にヒートローラ46Aの回転駆動に従動して回
転する押圧ローラ46Bとで構成されている。また、図
4に示すように、ヒートローラ46Aは中空な筒状に形
成され、ヒートローラ46Aの内部には、その軸方向に
沿って電熱線46Cを有するヒータ管46Dが配設され
ている。また、電熱線46Cは側板46Eに固着された
中空な回転軸46F内を通って図示しない温度コントロ
ーラに接続され、温度コントローラによりヒートローラ
46Aの周面温度が80°C〜100°Cになるように
調整される。そして、切断部16で単位ラベルの長さに
切断されたヒートシールラベル12は、加熱されたヒー
トローラ46Aと押圧ローラ46Bで挟持搬送される。
尚、この加熱部18ではヒートシールラベル12の固着
された接着剤12Dを粘着性が出るように溶融すると共
に、その印字面12Aにインクジェット方式にて印字さ
れた未乾燥の印字を乾燥するもので、この印字は溶融し
ないものである。
【0018】また、ヒートローラ46A及び押圧ローラ
46Bの周面は、ヒートシールラベル12の接着剤12
Dや印字されたインクが付着しにくいようにテフロン加
工が施されている。更に、図1に示すように、夫々のロ
ーラ46A、46B周面の略1/4周面に接触して、シ
リコンを浸み込ませたフェルト製のクリーナパッド4
8、50が夫々設けられている。
【0019】次に、上記の如く構成された本発明のヒー
トシールラベル用プリンター10の作用について説明す
る。供給リール26から搬送ローラユニット28で搬送
されたヒートシールラベル12は、反射型センサ38で
印字ステップごとの送り量が検出されてインクジェット
ヘッド30に搬送される。インクジェットヘッド30で
は、印字用コントローラ40からの検出信号により印字
情報器32からの印字情報に基づいてインクが吐出さ
れ、ヒートシールラベル12の印字面12Aに商品名、
日付、バーコード等の必要な印字が施される。
【0020】次に、印字の施されたヒートシールラベル
12は、熱遮断パネル24の通過孔22を通って切断部
16に搬送される。切断部16では、搬送ローラユニッ
ト28とカッタユニット42との間隔量を記憶した印字
用コントローラ40によって、ヒートシールラベル12
の切断位置が検出され、カッタユニット42により単位
ラベル長さに切断される。
【0021】次に、単位ラベルの長さに切断されたヒー
トシールラベル12は加熱部18に搬送される。加熱部
18では、ヒートシールラベル12をヒートローラ46
Aと押圧ローラ46Bで挟持搬送しながらヒートシール
ラベル12を加熱する。即ち、ヒートシールラベル12
の貼着面12C(接着剤12D面側)は、約80°C〜
100°Cに加熱されたヒートローラ46Aに接触し、
接着剤12Dが溶融される。また、ヒートシールラベル
12の印字面12A側は、ヒートローラ46Aの熱で温
められた押圧ローラ46Bに接触すると共に、ヒートロ
ーラ46Aからの熱がヒートシールラベル12を介して
印字面12Aに伝達されることにより、印字面12Aに
印字されたインクが乾燥される。
【0022】これにより、ヒートシールラベル12の接
着剤12Dを溶融するための加熱をインクの乾燥にも利
用したので、乾燥しにくいインクジェット方式のインク
の乾燥を早めてインクの滲みを防止し、良好な印字品質
を得ることができる。更に、インクの乾燥に新たな時間
を必要としないので、ヒートシールラベル12を使用し
てもプリンターの処理速度を従来の台紙付きラベルを使
用した時の処理速度に維持できる。
【0023】また、加熱部18に加熱ローラユニット4
6を用いて熱効率を良くしたので、バーコードのように
文字の印字に比べ数倍の乾燥時間を要する場合にも対応
させることができる。この際、ヒートローラ46Aに付
着されたヒートシールラベル12の裏面側に有する残留
接着剤12Dは、そのクリーナパッド50で、ヒートシ
ールラベル12の表面側の残留インクはそのクリーナパ
ッド48で、夫々拭き取るようにしたので、後続のヒー
トシールラベル12が接着剤12Dやインクで汚れるこ
とがない。尚、クリーナパッド48(残留インク除去部
材)、クリーナパッド50(残留接着剤除去部材)は汚
れ具合に応じて適宜交換する。
【0024】次に、加熱処理されたヒートシールラベル
12は、ラベル受台(ラベル発行)20に受け取られ、
図示しないラベル吸着にて被貼付物に貼付される。或い
は、手貼りにより被貼付物に貼付される。このように、
本発明のヒートシールラベル用プリンター10は、従来
のサーマル式や熱転写式のラベルプリンターでは使用で
きなかったヒートシールラベルを使用できるようにし、
しかもインクジェット方式の欠点である低速な処理速度
及びインクの滲みによる印字品質の悪化を解消した。
【0025】従って、本発明のヒートシールラベル用プ
リンター10を用いれば、安価で且つ省資源に役立つヒ
ートシールラベル12を使用しても、良好な印字品質が
得られ、且つ処理速度を低下させることもないので、ヒ
ートシールラベル12に最適なプリンター装置を提供で
き、経済性及び省資源の点で改良を図ることができる。
【0026】尚、本実施例では、加熱部18に加熱ロー
ラユニット46を用いたが、ヒートシールラベル12を
トンネル型の熱風乾燥器に通してもよい。要は、熱効率
の良い加熱方式で短時間で接着剤を溶融でき、且つイン
クを乾燥することができる加熱装置であれば種類を問わ
ない。また、接着剤12Dを溶融しないままで図示しな
い巻取リールに巻き取りたい場合には、ヒートロール4
6Aの加熱温度を下げればインクだけを乾燥することも
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のラベルプリ
ンター方法及びその装置によれば、ヒートシールラベル
の接着剤を溶融するための加熱をインクの乾燥にも利用
するように構成したので、乾燥しにくいインクジェット
方式のインクの乾燥を早めてインクの滲みを防止し、良
好な印字品質を得ることができると共に、ヒートシール
ラベルを使用してもプリンターの処理速度を従来の台紙
付きラベルを使用した時の処理速度に維持できる。
【0028】このように、本発明のヒートシールラベル
用プリンターは、従来のサーマル式や熱転写式のラベル
プリンターでは使用できなかったヒートシールラベルを
使用できるようにし、しかもインクジェット方式の欠点
である低速な処理速度及びインクの滲みによる印字品質
の悪化を解消した。また、前記加熱手段として、ヒート
ローラと前記ヒートローラに押圧する押圧ローラから成
る加熱手段を用い、印字されたヒートシールラベルをヒ
ートローラと押圧ローラで挟持するようにし、熱効率が
良くなるようにしたのでバーコードのように文字の印字
に比べ数倍の乾燥時間を要する場合にも対応させること
ができる。この際、前記ヒートローラに当接してヒート
ロールに付着した接着剤を除去する残留接着剤除去部材
と、前記押圧ローラに当接して押圧ローラに付着したイ
ンクを除去する残留インク除去部材を設けたので、接着
剤やインクが後続のラベルに付着して後続のラベルを汚
すことがない。
【0029】従って、本発明のラベルプリンター装置を
用いれば、安価で且つ省資源に役立つヒートシールラベ
ルを使用できるので、経済性及び環境面での改良を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒートシールラベル用プリンター
の全体構成図
【図2】ヒートシールラベルを説明する拡大断面図
【図3】ヒートシールラベルの貼着面に印刷された検出
マークを説明する裏面図
【図4】本発明に係るヒートシールラベル用プリンター
の加熱ローラユニットを説明する部分断面図
【符号の説明】
10…ヒートシールラベル用プリンター 12…ヒートシールラベル 14…印字部 16…切断部 18…加熱部(乾燥) 20…ラベル受台 26…ヒートシールラベルの供給リール 28…搬送ローラユニット 30…インクジェットヘッド 32…印字情報器 36…ステッピングモータ 38…反射型センサ 40…印字用コントローラ 42…カッタユニット 46…加熱ローラユニット 46A…ヒートローラ 48…クリーナパッド(残留インク除去部材) 50…クリーナパッド(残留接着剤除去部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字面と該印字面の反対側に接着剤が固着
    された接着剤面を有する帯状のヒートシールラベルの印
    字面にインクジェット方式の印字方法で印字した後、前
    記ヒートシールラベルの接着剤を溶融すると共にヒート
    シールラベルに印字されたインクの乾燥を行うことを特
    徴とするヒートシールラベルの印字方法。
  2. 【請求項2】印字面と該印字面の反対側に接着剤が固着
    された接着剤面を有する帯状のヒートシールラベルの印
    字面にインクジェット方式で印字する印字器と、 前記ヒートシールラベルの接着剤の溶融及び前記印字器
    で印字されたヒートシールラベルのインクの乾燥とを同
    時に行う加熱手段と、 から成ることを特徴とするヒートシールラベル用プリン
    ター。
  3. 【請求項3】前記印字器と前記加熱手段の間に、前記帯
    状のヒートシールラベルを単位ラベルの長さに切断する
    切断手段を設けたことを特徴とする請求項2のヒートシ
    ールラベル用プリンター。
  4. 【請求項4】前記加熱手段はヒートローラと前記ヒート
    ローラに押圧する押圧ローラから成り、ヒートシールラ
    ベルをヒートローラと押圧ローラとの間で挟持すること
    を特徴とする請求項2のヒートシールラベル用プリンタ
    ー。
  5. 【請求項5】前記ヒートローラに接触してヒートロール
    に付着した接着剤を除去する残留接着剤除去部材と、前
    記押圧ローラに接触して押圧ローラに付着したインクを
    除去する残留インク除去部材を設けたことを特徴とする
    請求項4のヒートシールラベル用プリンター。
JP28751593A 1993-10-22 1993-10-22 ヒートシールラベルの印字方法及びそのプリンター Expired - Lifetime JP3394572B2 (ja)

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