JPH10291306A - インクジェットプリント装置 - Google Patents

インクジェットプリント装置

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JPH10291306A
JPH10291306A JP10031225A JP3122598A JPH10291306A JP H10291306 A JPH10291306 A JP H10291306A JP 10031225 A JP10031225 A JP 10031225A JP 3122598 A JP3122598 A JP 3122598A JP H10291306 A JPH10291306 A JP H10291306A
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heat
ink
unit
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JP10031225A
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Nobuhiko Takekoshi
信彦 竹腰
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリント装置内部の各種部材
に対して熱付与処理部から発生した熱等がプリント品位
の低下を招くような不都合な影響を与えることのないイ
ンクジェットプリント装置を提供すること。 【解決手段】 インクジェットプリントヘッド31を用
いてプリント媒体1にインクジェットプリントが実行さ
れるインクジェットプリント部20と、インクジェット
プリント部におけるインクジェットプリント後のプリン
ト媒体に熱付与処理を行う熱付与処理部70、80と、
インクジェットプリント部と熱付与処理部との間に配さ
れた断熱部材61と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リントされたプリント媒体を熱付与処理する熱付与処理
部を備えたインクジェットプリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性層をプリント面側に有す
るプリント媒体としては、例えば、そのプリント面側に
多孔質高分子層が形成されたものが知られている(特開
平7−237348号)。その多孔質高分子層は、加熱
処理されることにより、プリント面を被覆する透明高分
子膜となってプリント面を保護している。また、特開平
8−2090号には、プリント面側に樹脂多孔質層が形
成されたプリント媒体が記載されており、その樹脂多孔
質層を加熱処理することにより、プリント面を被覆する
透明樹脂膜となってプリント面を保護している。
【0003】このようなプリント媒体の多孔質高分子層
の上に吐出されたインク液滴を多孔質高分子層の下に形
成されているインク保持層に浸透させた後に行う加熱処
理の際には、多量の熱やインク溶媒として含まれている
水分が蒸発した多量の水蒸気が発生する。このような現
象は上述のようなプリント媒体のときに限らず、普通紙
にインクジェットプリントを行った後の加熱定着の際に
も生じる現象である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記インクジェットプ
リント後の加熱定着によって発生した熱は、装置機内に
収納されているインクジェットプリントヘッド等のプリ
ント部や、あるいは装置機内にプリント媒体収納部を備
えている場合にはプリント媒体に対して好ましいもので
はない。例えば、インクジェットプリントヘッドに対し
てはインク吐出口内のインク液の乾燥によって吐出口の
詰まりを生じたり、あるいは機内にプリント媒体収納部
を備えている場合には収納されているプリント媒体の変
形を生じるといった問題を有していた。
【0005】特に、プリント装置の大型化を避けるため
にインクジェットプリント部の下方に加熱定着部を設け
た構造の場合には下方で発生した熱が上方へ移動するの
で、加熱定着部の上方に位置するインクジェットプリン
ト部は上述したような問題を生じ易いものであった。
【0006】更に、プリント媒体収容部に収容されるプ
リント媒体がロール紙の場合には、カールくせのついた
プリント媒体となり易く、インクジェットプリントを行
う際にプリント媒体とインクジェットプリントヘッドと
接触するという問題が生じるおそれがあった。
【0007】また更に、プリント媒体収容部に収容され
るプリント媒体がそのプリント面側に多孔質高分子層が
形成されたものである場合には、熱により多孔質性が劣
化するという問題が生じるおそれもあった。
【0008】更に加えて、加熱定着部においてインク溶
媒として含まれる水分の蒸発によって生じる水蒸気が、
これらインクジェットプリントヘッドやプリント媒体へ
及ぼす悪影響の問題もあった。
【0009】本発明は、上述したような問題を解決する
ものであって、インクジェットプリント装置内部の各種
部材に対して熱付与処理部から発生した熱がプリント品
位の低下を招くような不都合な影響を与えることのない
インクジェットプリント装置を提供するものである。
【0010】更に本発明は、インクジェットプリント装
置内部の各種部材に対して熱付与処理部から発生した水
蒸気がプリント品位の低下を招くような不都合な影響を
与えることのないインクジェットプリント装置を提供す
るものである。
【0011】更に本発明は、インクジェットプリント装
置内部のインクジェットプリント部あるいはプリント媒
体収容部に対して熱付与処理部から発生した熱がプリン
ト品位の低下を招くような不都合な影響を与えることの
ないインクジェットプリント装置を提供するものであ
る。
【0012】更に本発明は、インクジェットプリント装
置内部のインクジェットプリント部あるいはプリント媒
体収容部に対して熱付与処理部から発生した水蒸気がプ
リント品位の低下を招くような不都合な影響を与えるこ
とのないインクジェットプリント装置を提供するもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、インクジェットプリントヘッドを用
いてプリント媒体にインクジェットプリントが実行され
るインクジェットプリント部と、前記インクジェットプ
リント部の下方に配され、前記インクジェットプリント
部におけるインクジェットプリント後のプリント媒体に
熱付与処理を行う熱付与処理部と、前記インクジェット
プリント部と前記熱付与処理部との間に配された断熱部
材と、を有することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、インクジェットプリント
ヘッドを用いてプリント媒体にインクジェットプリント
が実行されるインクジェットプリント部と、前記インク
ジェットプリント部におけるインクジェットプリント後
のプリント媒体に熱付与処理を行う熱付与処理部と、前
記インクジェットプリント部と前記熱付与処理部との間
に配され、前記インクジェットプリント部側に設けられ
た断熱部と前記熱付与部側に設けられた防水部とを備え
た断熱部材と、を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(第1の実施形態)まず、本発明において
使用可能なプリント媒体1の構成例を図4により説明す
る。
【0017】1Aは、植物性繊維を主体とする紙やPE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどによっ
てなる基材であり、その上面に、インク吸収層1B、イ
ンク定着層1C、及び通液性若しくは液保持性を有し熱
可塑性の層1Dが順次塗工されている。層1Dは、例え
ば、多孔質かつ熱溶融性樹脂のラテックスによって形成
することができる。そこで、以下においては、その層1
Dを「ラテックス層」という。層1Dがラテックス層の
みに特定されないことは勿論である。
【0018】インクジェットプリントヘッドから吐出さ
れたインクは、ラテックス層1Dを通過してインク定着
層1Cおよびインク吸収層1Bに達する。インクは、イ
ンク定着層1Cに定着し、これにより画像が形成され
る。インク定着層1Cからインク吸収層1Bに移動した
インクは、そのインク吸収層1Bにおいて吸収される。
【0019】プリント媒体1に画像をプリントした後
に、最上面のラテックス層1Dを加熱しかつ加圧するこ
とによって、そのラテックス層1Dに多孔性を喪失する
ような非可逆的な変化を生じさせる。その場合には、例
えば図4のように、加熱された上下のローラR1、R2
の間にプリント媒体1を通すことにより、ラテックス層
1Dを加熱しつつ加圧することができる。ラテックス層
1Dは、加熱されることにより溶融してから凝固して透
明化する。このように多孔性を喪失するように非可逆的
に変化したラテックス層1Dは、プリントされた画像の
画質を損なうことなく、プリント媒体1の表面に高耐久
性保護層を構成する。
【0020】また、基材1Aの図4中の下面に、防湿性
などを向上させるためのバックコートを施してもよい。
基材1Aとしては、白色を出すための硫酸バリウムの層
が形成されたバライタ紙などを用いることもできる。さ
らに、プリント媒体1の表裏両面をプリント面とすべ
く、基材1Aの図4中の下面側にもインク吸収層1B、
インク定着層1C、およびラテックス層1Dを塗工して
もよい。この場合には、プリント媒体1の表裏両面に画
像をプリントすることができ、また、両面のラテックス
層1Dの多孔性は、同時に非可逆的に喪失させることが
できる。
【0021】図1は、本実施形態のプリント装置の概略
構成の説明図である。
【0022】図1において、10はプリント媒体の供給
手段であり、本実施形態の場合は、ロールRのように巻
回されたプリント媒体1を繰り出しながら供給する構成
となっている。そのプリント媒体1は、前述した図4の
ような構成とされており、ラテックス層1Dが形成され
たプリント面側を外側にしてRのようにロール状に巻回
されている。つまり、プリント媒体1は、そのプリント
面を外側にした外巻形態とされている。2はプリント媒
体1が巻き付けられる紙管であり、カートリッジ11の
内部に軸心O1を中心として回転自在に軸支されてい
る。このようにプリント媒体1を収容するカートリッジ
11は、図1のようにプリンタ本体100の定位位置に
セットされる。
【0023】プリント媒体1は、対のローラ12A、1
2B、および14A、14Bによってカートリッジ11
内から送り出され、そして、プリント手段を構成するプ
リントユニット20に供給される。この際、ローラ12
A、12Bとローラ14A、14Bとの間のプリント媒
体搬送路は、プリント媒体が自重で下方に凸状のループ
1Eを形成可能なものとなっている。このループ1E
は、プリントユニット20における精密な搬送精度を確
保するためロールRからプリント媒体を引き出す負荷か
らプリントユニットの搬送系を解放するための他、ロー
ルRの巻回方向に曲がりぐせのついたプリント媒体を逆
方向に曲げてロールRによる曲がりぐせを除去するであ
る。
【0024】プリント媒体1は、対のローラ21A、2
1B、およびローラ22A、22Bの間において、イン
クジェットヘッド31のインク吐出口から吐出されるイ
ンクによって画像が形成される。このプリントヘッド3
1は、インクタンク32とともにキャリッジユニット2
3に搭載されている。キャリッジユニット23は、プリ
ント媒体1の搬送方向と略直交する方向に延在する軸2
4にガイドされ、その軸24に沿う方向(以下、「主走
査方向」という。)に往復移動される。プリントヘッド
31とインクタンク32とは、例えば、一体化されたイ
ンクジェットカートリッジを構成するものであってもよ
い。キャリッジユニット23がプリントヘッド31と共
に主走査方向に往復移動して、そのプリントヘッド31
からインクが吐出されることによってプリント媒体1に
画像がプリントされる。そして、キャリッジユニット2
3が1往復する毎に、プリント媒体1が矢印B方向に一
定量ずつ送られる。プリント媒体1は、カセット11内
から順次供給される。
【0025】プリントヘッド31は、例えば、熱エネル
ギーを利用してインク吐出口からインクを吐出する構成
となっている。その場合、プリントヘッド31には、イ
ンク吐出口のそれぞれに連通するインク路が形成され、
さらに、それぞれのインク路に対応する電気熱変換体が
形成される。電気熱変換体は、プリントデータに応じて
印加される駆動パルスによって熱を発生し、その熱によ
りインクに膜沸騰を生じさせ、その膜沸騰による気泡の
成長に伴って、対応するインク吐出口からインク滴を吐
出させる。
【0026】また、プリントヘッド31は、例えば、電
気エネルギーの印加により体積変化を生じるピエゾ素子
のような電気機械変換体を用いて、その体積変化により
インク吐出口からインクを吐出する構成としてもよい。
【0027】また、キャリッジユニット23に、異なる
インクを吐出可能な複数のプリントヘッド31を搭載す
ることによって、カラー画像をプリントすることができ
る。その場合には、例えば、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(B)などのインク
を用いたり、また同色の濃淡インクを用いることができ
る。例えば、シアン(C)、およびマゼンタ(M)のそ
れぞれインクとして、濃淡のインクを用いることもでき
る。
【0028】40は、切断手段としてのカッターユニッ
トである。このカッターユニット40には、プリントユ
ニット20にて画像がプリントされたプリント媒体1を
所定の長さにカットするためのカッターが備えられてい
る。
【0029】50は、ユニット間で異なるプリント媒体
搬送速度を調節するための緩衝手段であり、プリントユ
ニット20においてプリントされたプリント媒体1を導
入したのち、そのプリント媒体1を後述する定着ユニッ
ト70に導出する。
【0030】51は、軸51Aを中心として回動可能な
切換レバーであり、図中実線の回動位置と点線の回動位
置とに選択的に切り換えられる。プリント後のプリント
媒体1が矢印B方向から排出されるときは、切換レバー
51は図1中実線の回動位置に切り換えられている。
【0031】52は、断面D字状のDカットローラであ
り、軸52Aを中心として往復回動可能に軸支されてい
る。プリント後のプリント媒体1が矢印B方向から排出
されるとき、Dカットローラ52は図1の回動位置にあ
る。52Bは、Dカットローラ52に形成されたフラッ
トなカット面である。
【0032】53は、取り外しが可能な中間トレイであ
り、プリント後のプリント媒体1が載る。中間トレイ5
3の長さは、例えばA4サイズの紙の幅程度とされ、長
尺なプリント媒体1が載ったときは、図1中の2点鎖線
のように、そのプリント媒体1の一部が中間トレイ53
の先端から垂れ下がることになる。プリントユニット2
0でプリント後のプリント媒体1は、この中間トレイ上
に位置してから、切換レバー51の図中点線の回動位置
への回動と、Dカットローラ52の反時計回りの回動に
よって、後述する搬送路54内に送り込まれる。
【0033】緩衝手段50には、プリント媒体1を後述
する定着ユニット70に導く搬送路54が備えられてい
る。この搬送路54は、対を形成するローラ55A、5
5Bを5組と、同じく対を形成するガイド板56、56
とを備えている。ローラ55A、55Bは、図示しない
モータにより回転されることにより、プリント後のプリ
ント媒体1を矢印C方向に送る。ガイド板56には、通
気用の長穴が形成されている。また、搬送路54内にプ
リント媒体1のジャムが生じたときには、不図示の機構
によって、ガイド板56、56で挟まれた空間を開放す
るようにガイド板56、56を開くことができる。
【0034】61は断熱部材であり、例えば内部に断熱
のための空気層を含有し得るような空間を有する部材で
あって、プリント媒体を収容するカートリッジ11とプ
リント媒体1のループ1Eの部分とプリントユニット2
0を、後述する定着ユニット70及びデカールユニット
80から仕切るように配置されている。この断熱部材6
1は、定着ユニット70からの熱がプリント媒体1のル
ープ1Eの部分、プリントユニット20、及びカートリ
ッジ11などに伝わらないようにする。本実施例では、
プリント装置全体をよりコンパクト化するために、熱付
与処理部としての定着ユニット70及びデカールユニッ
ト80をインクジェットプリントユニット20の下方に
配置している。そのため、熱付与処理部から発生した熱
は熱付与処理部周囲の空気を暖めて上昇し、その位置に
あるインクジェットプリントユニット内に配されるイン
クジェットプリントヘッドの周囲の温度を上昇させるこ
とになる。その結果生じ得るような事態、即ち、インク
ジェットプリントヘッドのインク吐出口内のインクの溶
媒を蒸発させインクを固化させインクノズルを詰まらせ
ること、また、プリント媒体収容部を暖めて内部に収容
されるプリント媒体を乾燥させ、特にロール状に巻回さ
れている場合にはロールぐせをつけてしまうこと、更
に、ループ1Eのプリント媒体に熱が加わると、プリン
ト媒体にループ状の曲がりぐせを形成してしまうこと、
また更に、プリント媒体が熱可塑性樹脂層を備えている
場合には熱付与処理部からの熱によってその熱可塑性樹
脂層を変質してしまい、プリント品位の低下を招くこ
と、等の発生のおそれを未然に効果的に防止することが
できる。
【0035】図1において、断熱部材61の上側であっ
てプリントユニット20の下方又はその下方近傍には、
インクジェットプリントヘッドの吐出性能を維持するた
めの空吐出や吸引による回復処理によって生じた排イン
クを貯留するための排インク貯留部材25が設けられて
いる。この排インク貯留部材25に貯留されている排イ
ンクは、排インク貯留部25の排インク貯留能力を維持
するために、自然蒸発するのが望ましい。自然蒸発する
量を超えて過度に蒸発させることは、却って、上述した
ような多量の水蒸気、水滴によるインクジェットプリン
ト品位の低下という問題を生じ得るものとなってしま
う。そこで、排インク貯留部25を断熱部材61の上方
に設けることにより、熱付与処理部からの熱の影響を受
けることを無くし、過度な排インクの蒸発を防いでい
る。なお、この排インク貯留部材25は、排インク貯留
能力に限界がきた場合には取り替えることができるよう
に構成されている。
【0036】62はファンであり、断熱部材の下方であ
って定着ユニット70の上方の熱せられた装置内の空気
を搬送路54側に吹き出す。搬送路54には、前述した
ように長穴が形成されているため、搬送路54内にプリ
ント媒体1がないときは、その長穴を通して熱せられた
空気が逃げやすくなる。一方、搬送路54内にプリント
媒体1があるときには、その長穴を通して熱せられた空
気がプリント媒体1の表面に当たり、後述する定着ユニ
ット70による加熱の前に、プリント媒体1が予め予備
加熱されることになる。この結果、プリント画像が濃い
場合などにおいてラテックス層1Dの表面上のインクを
乾かすことができる。63は、ルーパー部63Aが形成
された外装カバーであり、搬送路54の長穴を通過した
熱せられた空気がルーパー部63Aを通して機外にスム
ーズに排出されるようになっている。
【0037】70は定着ユニットであり、ヒータを内蔵
したローラ対71、72を回転可能に備えている。ロー
ラ71、72は、所定の圧力によってプリント媒体1を
加熱しかつ加圧しつつ、それを矢印D方向に送るように
なっている。プリント媒体1は、このローラ71、72
の間を加熱され、かつ加圧されながら通過することによ
り、前述したように、ラテックス層1Dが溶融してから
凝固して透明化する。このように溶融後に凝固・透明化
したラテックス層1Dは、プリントされた画像の画質を
損なうことなく、プリント媒体1の表面に高耐久性保護
層を構成する。以下、このようなラテックス層1Dの変
化を伴うプリント媒体1の変化を「熱定着」ともいう。
【0038】このように熱定着されたプリント媒体1
は、その平面性を向上させるためのデカール手段として
のデカールユニット80内を通されてから、機外の排出
口64に排出される。デカールユニット80は、対のロ
ーラ81A、81Bと、ヒータを内蔵した加熱ローラ8
2を備えており、ローラ81A、81Bは、加熱ローラ
83によって加熱される。
【0039】このデカールユニット80と定着ユニット
70とは、両ユニットを通過する間にプリント媒体1の
ジャムなどの搬送不良等が生じた場合に、それらのユニ
ット70、80をレール73、74に沿って機外に引き
出せるようになっている。この際に、デカールユニット
80と定着ユニット70とは別ユニット構成としても良
いのは勿論であるが、両ユニットを一体構成とした場合
には、プリント媒体1のジャムが両ユニット70、80
の間に渡って発生した場合に、そのプリント媒体1の切
断やローラの傷つきを回避しつつジャム処理等を容易に
行うことができる。
【0040】図2および図3は、熱付与処理部としての
定着ユニット70及びデカールユニット80の拡大構成
図である。
【0041】定着ユニット70において、75A、75
Bは一対の搬送ローラであり、これらのローラ75A、
75Bによって、搬送路54からのプリント媒体1が対
の搬送ガイド76A、76Bを通って、加圧ローラ71
と定着ローラ72との間に送られる。それらのローラ7
1、72には前述したようにヒータが内蔵され、後述す
るように温度制御手段によって温度制御されている。7
7は定着ローラ72の表面をクリーニングするためのク
リーニングローラである。
【0042】ところで、プリント媒体1のラテックス層
1Dが溶融後凝固して熱定着される際に、そのラテック
ス層1Dの表面に定着ローラ72の表面の凹凸が転写さ
れてしまうことになる。以下、熱定着されたラテックス
層1Dを「ラミネート層」ともいう。一般に、PET
(ポリエチレンテレフタレート)の押出成形時において
は、フィラーなどがない場合、その表面の十点平均粗さ
RZが5μm<RZ≦10μmでは粗粒感を与えること
になり、RZ≦5μmでは鏡面と感じられる。同様に、
プリント媒体1の場合もラミネート層の表面の光沢感が
画質の鮮明感につながるため、プリント媒体1のプリン
ト面に圧接する定着ローラ72の表面粗さは、十点平均
粗さRZを5μm以下とすることが好ましく、さらにR
Zを2.5μm以下とすることが望ましい。
【0043】デカールユニット80のベース83は、本
実施形態では定着ユニット70と一体に結合されてお
り、これにより定着ユニット70とデカールユニット8
0とは一体的に引き出せるように構成されている。ロー
ラ81Aは金属等の剛性の金属ローラであり、ローラ8
1Bはゴム等の弾性材による弾性のローラである。ここ
で、ローラ81Aを「金属ローラ」、ローラ81Bを
「ゴムローラ」ともいう。金属ローラ81Aはスライダ
84に軸支されており、そのスライダ84はベース83
に図2中の上下方向にスライド自在にガイドされてい
る。ベース83の定位置には、スライダ84を上下方向
に変位調整するためのカム85が回転可能に設けられて
いる。このカム85は、後述するようにデカール圧制御
手段によって制御される。
【0044】加熱ローラ82は、ゴムローラ81Bに接
することによって、そのゴムローラ81Bを加熱する。
加熱ローラ82に内蔵されたヒータ82Aは、後述する
温度制御手段によって制御される。プリント媒体1は、
このように加熱されたゴムローラ81Bと金属ローラ8
1Aとの間において、加熱されつつ加圧されて効果的に
デカールされる。ゴムローラ81B及び加熱ローラ82
はケース86に軸支されており、そのケース86は、図
2中の紙面の表裏方向に延在する軸心Oを中心としてベ
ース83に開閉自在に支持されている。図2はケース8
6を閉じた状態であり、図3はケース86を開いた状態
である。87はケース86と定着ユニット70との間に
張設されるスプリングであり、このスプリング87によ
って、ケース86が閉じた状態に保持される。ケース8
6を開く場合には、図3に示すように、そのスプリング
87を外せばよい。88は、ヒータ92Aの温度を検出
して温度制御手段にフィードバックするためのサーミス
タである。
【0045】ところで、このようなデカールユニット8
0において、加熱ローラ82を介して間接的にゴムロー
ラ81Bを加熱するようにした理由は次のとおりであ
る。すなわち、仮に、ゴムローラ81Bにヒータを内蔵
して熱の伝達効率を上げた場合には、ゴムローラ81B
が硬化してしまうことになる。一方、金属ローラ81A
を加熱した場合には、プリント媒体1をその裏面側から
加熱することになって、熱効率が悪化してしまうからで
ある。
【0046】次に、定着ユニット70およびデカールユ
ニット80の具体的制御について説明する。
【0047】まず、これらのユニット70、80におけ
るプリント媒体1の移動速度VA、VBと、搬送路54
におけるプリント媒体1の移動速度VCは、プリント媒
体1の定着速度と搬送速度の安定性を確保するために、
VC<VA<VBの関係となるように制御される。
【0048】このような速度制御により、定着ユニット
70の前後におけるプリント媒体1のループの発生が防
止される。仮に、ローラ71、72の間に入る前のプリ
ント媒体1に弛み等によりループが生じた場合には、プ
リント媒体1が定着ローラ72に当たって、定着ローラ
72の熱によりラミネート層の平滑性が損なわれてしま
う。また、定着ユニット70とデカールユニット80と
の間において、プリント媒体1に弛み等によりループが
生じた場合には、ローラ71、72の間から出たプリン
ト媒体1が定着ローラ72側に引っ張られて、そのロー
ラ72に巻き付くおそれがある。
【0049】一方、プリント媒体1の熱が充分に放熱さ
れていない間は、それを直線状態に保つことがカールの
発生を防止する上において好ましく、この点においても
上記のような速度制御は有効となる。仮に、ラテックス
層1Dが溶融した後に冷却・凝固する間に、プリント媒
体1が湾曲していた場合には、その湾曲形状を維持する
ようにラテックス層1Dが凝固して、プリント媒体1の
カール発生の原因となってしまう。
【0050】定着ユニット70の前後におけるプリント
媒体1のカールの発生を防止するためには、ローラ7
1、72の間にプリント媒体1が到達したときに、搬送
路54側の搬送力を解除して、ローラ71、72による
搬送力によってプリント媒体1を移動させるようにして
もよい。また、ユニット70、80と搬送路54におけ
るプリント媒体1の移動速度の速度差は特に限定され
ず、プリント媒体1がローラ71、72の間に支配され
ているときに、搬送路54およびデカールユニット80
におけるローラの駆動系中に滑りが生じるように構成す
ることができる。
【0051】定着ユニット70におけるローラ71、7
2の温度制御に際しては、以下の点を考慮して、その下
限温度と上限温度を設定する。
【0052】まず、ローラ71、72の下限温度は、プ
リント媒体1のラテックス層1Dのガラス転移温度付近
とする。つまり、加熱温度が低いためにラテックス層1
Dが溶融しない場合は、インクを充分に吸収するように
設計されたラレックス層1Dとシリコーンゴムなどによ
って形成された定着ローラ72との間に、大きな摩擦力
と親和力とが生じる。そのため、ラテックス層1Dが溶
融していないときのプリント媒体1は、定着ローラ72
に巻き付きやすいものであって、そのためプリント媒体
1の搬送不良が生じやすくなる。このような理由から、
ローラ71、72の温度制御の下限は、ラテックス層1
Dのガラス転移温度付近とする。
【0053】一方、ローラ71、72の温度制御の上限
については、加熱温度が200°Cを超えると熱定着後
のプリント媒体1に波打ちやカールが発生することがあ
り、更に一般にプリント装置に用いられているPET基
材のプリント媒体の場合、加熱温度が250°Cを超え
るとプリント媒体自体のこしがなくなり、プリント媒体
が定着ローラ72に巻き付きやすくなってしまう。
【0054】結局、ローラ71、72の温度制御の範囲
は、100°C以上かつ250°C以下、より好ましく
は、100°C以上かつ200°C以下とするのが好ま
しいものである。また、ローラ71、72の温度は、プ
リント媒体1の種類、つまり基材1Aやラテックス層1
Dの材質等に応じて制御することが望ましい。また、プ
リント媒体1に対する熱影響を考慮した場合、ローラ7
1、72のニップ幅を3mm〜8mmとし、プリント媒
体1の通過速度は、縦向きのA4サイズのプリント媒体
を15〜30秒で通過させる速度が好ましい。
【0055】デカールユニット80は、プリント媒体1
の種類に応じて温度制御される。以下、プリント媒体1
の例として、基材1Aが植物性繊維を主体とする坪量1
57g/m2 のバライタ紙のプリント媒体(以下、「紙
ベース」という)と、基材1Aが厚さ125μmのPE
Tであるプリント媒体(以下、「フィルムベース」とい
う)とを挙げて説明する。
【0056】紙ベースおよびフィルムベース共に、熱定
着時に加熱されてから常温に冷却されるまでの間におい
て直線状態に保たれていればカールは発生しない。この
ことは、特に、フィルムベースの場合に顕著である。し
かし、プリンタ本体100の内部において、このように
プリント媒体1を直線状態に長く保とうとした場合に
は、装置全体の大型化、および処理時間の長期化を招く
ことになり、好ましくないものである。そこで、デカー
ルユニット80によって、発生しやすいカールと逆方向
にプリント媒体1を湾曲させて矯正するようにした。デ
カールユニット80のローラ81A、81Bは、図2中
において下方に凸状態とするようにプリント媒体1を矯
正するものとする。また、熱定着後のプリント媒体1が
一旦冷えてしまった場合には、このようなデカール効果
は小さくなってしまうので、前述したように、ゴムロー
ラ81Bの表面温度を制御するようにした。
【0057】このようなデカールユニット80において
は、フィルムベースの場合、ゴムローラ81Bを90°
C以上とすることによってデカール効果が上がり、好ま
しくは100°C以上とするとよりがデカール効果が認
められた。しかしながら、その温度が高すぎた場合に
は、ラミネート層が再溶融して、プリント媒体1の表面
状態が乱れることになる。つまり、デカールユニット8
0の制御温度は、熱定着器ユニット70の制御温度より
も低いほうが好ましい。
【0058】ここで、紙ベースとフィルムベースを比較
した場合、前者よりも後者の方がデカール効果が大きく
現れる。それは、基材1A自体の配向性や熱収縮性に起
因している。そこで、紙ベースの場合には、ローラ81
A、81Bのニップ量を大きくし、フィルムベースの場
合には、そのニップ量を小さくする。具体的には、前者
の場合は、ゴムローラ81Bの表面に対する金属ローラ
81Aの表面の進入量を3mmとし、後者の場合は、そ
の進入量を1mmとすることにより、良好な結果が得ら
れた。ゴムローラ81Bの表面に対する金属ローラ81
Aの表面の進入量は、カム85の回動位置に応じてスラ
イダ84を上下動させることにより制御できる。
【0059】さらに、このようなデカール効果は、定着
ユニット70およびデカールユニット80における熱の
付与量とも関連する。そこで、本実施形態では両ユニッ
トの制御温度の好ましい一例として、紙ベースの場合
は、ユニット70における制御温度(熱定着温度)を1
60°C、ユニット80における制御温度(デカール温
度)を110°Cとし、一方、フィルムベースの場合
は、ユニット70における制御温度(熱定着温度)を1
50°C、ユニット80における制御温度(デカール温
度)を80°Cとしている。また、紙ベースの熱定着温
度を110°C以上かつ210°C以下とし、またフィ
ルムベースの熱定着温度を100°C以上かつ200°
C以下としても同様の結果が得られた。さらに、紙ベー
スの熱定着温度は(170±20)°C、より好ましく
は(170±10)°Cの範囲に設定することが効果的
である。また、フィルムベースの熱定着温度は(160
±20)°C、より好ましくは(160±10)°Cの
範囲に設定することが効果的である。このような温度の
制御条件は、基材1Aやラテックス層1Dの種類などに
よっても変更する。紙ベースの場合、定着温度を上げた
ときに、過剰な加熱によってラミネート層が定着ローラ
72に転写することがある。その場合には、紙ベースの
定着温度をフィルムベースよりも下げると共に、その紙
ベースのデカール効果を上げるように、デカール温度、
またはゴムローラ81Bの表面に対する金属ローラ81
Aの表面の進入量をフィルムベースの場合よりも大きく
することが効果的である。また、ユニット70、80に
おけるプリント媒体1の通過速度に応じて、そのプリン
ト媒体1に対する加熱量を制御することもできる。
【0060】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のプリント装置の構成、特に断熱部材及びその
周囲の構成について説明する。尚、以下において特に述
べない場合は、第1の実施形態の構成をそのまま援用す
るものとする。
【0061】図5は、本発明に係る第2の実施形態のプ
リント装置の概略構成の説明図である。このプリント装
置は、図1に示したプリント装置に、排熱ファン62の
他に排熱ファン62A及び排熱ファン62Bを更に設け
たものである。。排熱ファン62で図5中左方向に送ら
れた熱風は、同じく排熱ファン62Aによって装置外に
排熱されるので、ヒーターによる温度上昇を抑えるとと
もに、図5において上部に位置するプリントユニット2
0の奥側に装置外に排熱するファン62Bを設けること
により、プリントユニット部20にも熱が蓄積されにく
いように構成されている。
【0062】更に、断熱部材161は、図6に示すよう
に、断熱材161aの下側、即ち、熱付与処理部(定着
ユニット70、デカールユニット80)側に、熱付与処
理部側からプリントユニット20側へ、あるいはプリン
ト媒体カートリッジ11側への水蒸気の移動を遮断する
ための防水材161bが設けられている。この防水材1
61bは、例えばアルミニューム、ステンレス、板金等
の金属類や硬質のプラスチック等であって、インクジェ
ットプリント後の加熱定着を行う定着ユニット70から
発生するインク溶媒の水分の蒸発による水蒸気がカート
リッジ11、ループ1Eの部分あるいはプリントユニッ
ト20に拡散することを未然に防止するものである。こ
れにより、インクジェットプリントヘッドのインク吐出
口周辺に水滴が付着することで発生し得る吐出インク滴
の吐出方向のずれや、あるいはプリント媒体が湿ってイ
ンクジェットプリント品位が低下するおそれを未然に防
止することができる。
【0063】また、この断熱材161aは、例えば、Fu
jilon 6000(登録商標)のような汎用の断熱材である。
【0064】更に、図7のように防水材161bの一方
面にパイル等の植毛を施したものであっても有効であっ
た。特に、防水材161bとしてのボンデ鋼板(厚さ約
1mm)の板の上方に断熱材161aとしての0.5m
mのパイルを植毛した場合、夏の常温稼働条件下でのプ
リントユニット20の温度上昇が、室温に対して10℃
以下に抑えることができた。
【0065】また、このような断熱部材161の上側で
あってプリントユニット20の下方又はその下方近傍に
排インク貯留部材25を設けたので、熱付与処理部から
の水蒸気の影響を受けることがないので、排インク貯留
部材25の周囲の雰囲気の湿度の上昇を招くことなく、
排インクの自然蒸発量を低下させることもない。
【0066】(その他)図8は、本発明に係る熱付与処
理部のその他の構成例としての定着ユニット70とデカ
ールユニット80の主要部の概略斜視図である。ローラ
71、72とローラ81A、81Bとの間の距離は、プ
リント媒体1が自重によって垂れ下がらない大きさに設
定されている。89は、プリント媒体1が垂れ下がらな
いようにガイドする搬送ガイドである。
【0067】また、前述の第1及び第2の実施形態で
は、熱付与処理部の上方にインクジェットプリント部が
配されている構成を基にして説明したが、本発明はこの
構成に限られず、インクジェットプリント部と熱付与処
理部との間に断熱部材が配されており、その断熱部材が
インクジェットプリント部側に設けられた断熱部と熱付
与部側に設けられた防水部とを備えていれば、熱付与処
理部から発生する熱若しくは水蒸気・湿気による画像の
品位の低下を防止するという所望の効果を奏することが
できるものである。
【0068】また、プリントヘッド31のその他の構成
例として、プリント媒体1の搬送方向と略直交する方向
に延在する長尺なヘッドを用いることもできる。この場
合には、そのヘッドのインク吐出口をプリント媒体1の
幅方向の全域に渡って対向させることにより、プリント
媒体1を連続的に搬送しつつ、そのプリント面に画像を
プリントすることができる。この場合の緩衝手段50
は、プリントユニット20において連続的に搬送される
プリント媒体1を導入して、それを定着ユニット70に
おける通過速度に合わせた上、そのプリント媒体を定着
ユニット70内に連続的に送ることになる。
【0069】また、プリント媒体はロール状のもののみ
に特定されず、所定の長さのシート状のものであっても
よい。また、カッターユニット40は必ずしも備える必
要はない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
インクジェットプリント装置内の各種部材、例えば、イ
ンクジェットプリント部やプリント媒体収容部あるいは
インクジェットプリント部とプリント媒体収容部との間
のプリント媒体の弛み部へ、熱付与処理部から発生した
熱がプリント品位の低下を招くような不都合な影響を与
えることのないインクジェットプリント装置を提供する
ことができた。
【0071】更に、インクジェットプリント後の熱付与
処理部による熱付与処理によって発生する水蒸気・湿気
がインクジェットプリント装置内の各種部材にプリント
品位の低下を招くような不都合な影響を与えることのな
いインクジェットプリント装置を提供することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像形成装置
全体の概略構成図である。
【図2】図1における定着器ユニットおよびデカールユ
ニットの拡大説明図である。
【図3】図2におけるデカールユニットのケースを開い
た状態における説明図である。
【図4】多孔質の熱可塑性樹脂層を有するプリント媒体
の構成例を説明するための断面図である。
【図5】本発明の第2実施例における画像形成装置全体
の概略構成図である。
【図6】第2実施形態における断熱部材の概略構成図で
ある。
【図7】図6の断熱部材の他の実施形態を示す概略構成
図である。
【図8】本発明のその他の構成例の熱付与処理部の概略
斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント媒体 1A 基材 1B インク吸収層 1C インク定着層 1D 層 10 供給手段 20 プリントユニット 31 プリントヘッド 40 カッターユニット 50 緩衝手段 54 搬送路 61 断熱部材 70 定着ユニット 80 デカールユニット 100 プリンタ本体 161 断熱部材

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリントヘッドを用いて
    プリント媒体にインクジェットプリントが実行されるイ
    ンクジェットプリント部と、 前記インクジェットプリント部の下方に配され、前記イ
    ンクジェットプリント部におけるインクジェットプリン
    ト後のプリント媒体に熱付与処理を行う熱付与処理部
    と、前記インクジェットプリント部と前記熱付与処理部
    との間に配された断熱部材と、を有することを特徴とす
    るインクジェットプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットプリント部へ供給す
    る前記プリント媒体を収容するプリント媒体収容部を備
    え、更に前記断熱部材を前記熱付与処理部と前記プリン
    ト媒体収容部との間にも配していることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェットプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記プリント媒体収容部は前記プリント
    媒体をロール状に巻回して収容するものであるとともに
    前記インクジェットプリント部と前記プリント媒体収容
    部との間には前記プリント媒体の弛みを許可する空間を
    備え、更に前記断熱部材を前記熱付与処理部と前記空間
    との間にも配していることを特徴とする請求項2に記載
    のインクジェットプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント媒体の弛みは、前記プリン
    ト媒体の自重を利用して前記プリント媒体収容部におけ
    る前記プリント媒体の巻回方向とは逆方向の曲げを形成
    するような弛みであることを特徴とする請求項3に記載
    のインクジェットプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記断熱部材と前記熱付与処理部との間
    には、前記熱付与処理部から発生した水蒸気の前記断熱
    部材側への移動を防止するための防水部材が配されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    インクジェットプリント装置。
  6. 【請求項6】 前記断熱部材の前記インクジェットプリ
    ント部側には排インク吸収部材が配されていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインクジェ
    ットプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記プリント媒体はインク通液性を備え
    た熱可塑性層を有することを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記プリント媒体はインク保持性を備え
    た熱可塑性層を有することを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記熱付与処理部は、インクジェットプ
    リント後の前記プリント媒体に熱の付与を行う第1熱付
    与部と該第1熱付与部による熱付与により生じる前記プ
    リント媒体のカールを除去するための熱の付与を行う第
    2熱付与部を有することを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記第2熱付与部は、前記プリント媒
    体の種類に応じて前記プリント媒体への加熱量を変化さ
    せることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット
    プリント装置。
  11. 【請求項11】 前記熱付与処理部の上方かつ前記断熱
    部材の下方には、該熱付与処理部から発生する熱を利用
    して該熱付与処理部に導入される前記プリント媒体を予
    熱するための予熱手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至10のいずれかに記載のインクジェットプリント
    装置。
  12. 【請求項12】 前記予熱手段は、所定の予熱位置に前
    記プリント媒体が存在しない場合には前記熱付与処理部
    から発生した熱を前記予熱位置を介して装置外へ排出す
    ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載
    のインクジェットプリント装置。
  13. 【請求項13】 前記インクジェットプリントヘッド
    は、電気熱変換体を備え、該電気熱変換体の発する熱エ
    ネルギーを用いて吐出口からインクを吐出することを特
    徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のインクジ
    ェットプリント装置。
  14. 【請求項14】 インクジェットプリントヘッドを用い
    てプリント媒体にインクジェットプリントが実行される
    インクジェットプリント部と、 前記インクジェットプリント部におけるインクジェット
    プリント後のプリント媒体に熱付与処理を行う熱付与処
    理部と、 前記インクジェットプリント部と前記熱付与処理部との
    間に配され、前記インクジェットプリント部側に設けら
    れた断熱部と前記熱付与部側に設けられた防水部とを備
    えた断熱部材と、 を有することを特徴とするインクジェットプリント装
    置。
  15. 【請求項15】 前記インクジェットプリント部へ供給
    する前記プリント媒体を収容するプリント媒体収容部を
    備え、更に前記断熱部材を前記熱付与処理部と前記プリ
    ント媒体収容部との間にも配していることを特徴とする
    請求項14に記載のインクジェットプリント装置。
  16. 【請求項16】 前記プリント媒体収容部は前記プリン
    ト媒体をロール状に巻回して収容するものであるととも
    に前記インクジェットプリント部と前記プリント媒体収
    容部との間には前記プリント媒体の弛みを許可する空間
    を備え、更に前記断熱部材を前記熱付与処理部と前記空
    間との間にも配していることを特徴とする請求項15に
    記載のインクジェットプリント装置。
  17. 【請求項17】 前記プリント媒体の弛みは、前記プリ
    ント媒体の自重を利用して前記プリント媒体収容部にお
    ける前記プリント媒体の巻回方向とは逆方向の曲げを形
    成するような弛みであることを特徴とする請求項16に
    記載のインクジェットプリント装置。
  18. 【請求項18】 前記断熱部材と前記熱付与処理部との
    間には、前記熱付与処理部から発生した水蒸気の前記断
    熱部材側への移動を防止するための防水部材が配されて
    いることを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに
    記載のインクジェットプリント装置。
  19. 【請求項19】 前記断熱部材の前記インクジェットプ
    リント部側には排インク吸収部材が配されていることを
    特徴とする請求項14乃至18のいずれかに記載のイン
    クジェットプリント装置。
  20. 【請求項20】 前記プリント媒体はインク通液性を備
    えた熱可塑性層を有することを特徴とする請求項14乃
    至20のいずれかに記載のインクジェットプリント装
    置。
  21. 【請求項21】 前記プリント媒体はインク保持性を備
    えた熱可塑性層を有することを特徴とする請求項14乃
    至20のいずれかに記載のインクジェットプリント装
    置。
  22. 【請求項22】 前記熱付与処理部は、インクジェット
    プリント後の前記プリント媒体に熱の付与を行う第1熱
    付与部と該第1熱付与部による熱付与により生じる前記
    プリント媒体のカールを除去するための熱の付与を行う
    第2熱付与部を有することを特徴とする請求項14乃至
    21のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  23. 【請求項23】 前記第2熱付与部は、前記プリント媒
    体の種類に応じて前記プリント媒体への加熱量を変化さ
    せることを特徴とする請求項22に記載のインクジェッ
    トプリント装置。
  24. 【請求項24】 前記熱付与処理部の上方かつ前記断熱
    部材の下方には、該熱付与処理部から発生する熱を利用
    して該熱付与処理部に導入される前記プリント媒体を予
    熱するための予熱手段を備えたことを特徴とする請求項
    14乃至23のいずれかに記載のインクジェットプリン
    ト装置。
  25. 【請求項25】 前記予熱手段は、所定の予熱位置に前
    記プリント媒体が存在しない場合には前記熱付与処理部
    から発生した熱を前記予熱位置を介して装置外へ排出す
    ることを特徴とする請求項14乃至24のいずれかに記
    載のインクジェットプリント装置。
  26. 【請求項26】 前記インクジェットプリントヘッド
    は、電気熱変換体を備え、該電気熱変換体の発する熱エ
    ネルギーを用いて吐出口からインクを吐出することを特
    徴とする請求項14乃至25のいずれかに記載のインク
    ジェットプリント装置。
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